JP2002331369A - 回転軸アーム機構付溶接用ガン - Google Patents

回転軸アーム機構付溶接用ガン

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JP2002331369A
JP2002331369A JP2001135821A JP2001135821A JP2002331369A JP 2002331369 A JP2002331369 A JP 2002331369A JP 2001135821 A JP2001135821 A JP 2001135821A JP 2001135821 A JP2001135821 A JP 2001135821A JP 2002331369 A JP2002331369 A JP 2002331369A
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JP
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gun
arm
rotating shaft
welding
welding gun
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JP2001135821A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kato
仁之 加藤
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Dengensha Toa Co Ltd
Original Assignee
Dengensha Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗スポット溶接機のガンアームと回転軸と
を別体とし,ガンアームの変更を容易にすることを課題
とする。 【解決手段】 加圧用アクチュエータで一方の電極チッ
プを駆動し他方の電極チップとの間にワームを挟み付け
て加圧溶接を行う抵抗スポット溶接機において,電極チ
ップを支持するガンアームを回転軸に組付ける事で開放
側への大ストロークを不要とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する利用分野】本発明は,抵抗溶接機とりわ
けスポット溶接機(たとえばロボットガン及びポータブ
ルガンなどの機種を問わず)に関し,さらに詳しくは,
C型スポットガンのガンアームを回転軸に結合すること
で開放側の大ストロークを不要とした抵抗スポット溶接
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転アーム軸機構を持つスポット
溶接ガンはガンアームと軸が一体構造となっている。ま
た,ガンアームを回転させる(横向きに振る)には手動
のみで行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアーム一体
型回転軸には下記の欠点がある。 A)ガンアームを交換する場合にガンアームを軸受けか
ら抜き取らなければならな いため,そのロック機構
が複雑となり変更が困難である。 B)回転軸に電流を流す為,電蝕などが発生し易く耐久
性に難が有る。 C)ガンアームの回転は必ず人間が行わなければなら
ず,作業者の身体に過度の負 担をかける事になる。 D)ガンアーム全長が長くなり大型旋盤など必要となる
場合が多く,加工が困難で ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するための手段として,次のような技術的手段を講じ
てある。すなわち,請求項1の発明によれば,加圧用ア
クチュエータで一方の電極チップを駆動し他方の電極チ
ップとの間にワームを挟み付けて加圧溶接を行う抵抗ス
ポット溶接機において,電極チップを支持するガンアー
ムを回転軸に組付ける事で開放側への大ストロークを不
要としたことを特徴とする。
【0005】また請求項2の発明は,前記回転軸とガン
アームを別体とすることで本体は一定でアーム高さを容
易に変更する事を可能としたことを特徴とする。
【0006】次に請求項3の発明はガンアームをアクチ
ュエータで回転駆動することを特徴とする。
【0007】さらに請求項4によれば,アクチュエータ
は流体圧シリンダ又は電動モータであることを特徴とす
る。
【0008】また請求項5によれば,回転軸に電流を流
さずに溶接を可能としたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。図1は第一実施例であって,
回転機構を手動で揺動させるCタイプのポータブルスポ
ット溶接ガンの構造を示す全体図である。図2はその平
面図である。図3はA−A断面図である。
【0010】本発明の溶接ガンの構成は電極加圧シリン
ダユニット15に絶縁物8を挿んで中間アーム3(又は
ベース)が組付けられており,さらに前記中間アームに
絶縁物24を挿んでハウジング4が組付けられている。
【0011】ハウジング4の貫通穴には前後にベアリン
グ14が対峙する格好で内蔵され,その中は回転を可能
とした回転軸2が挿入され,後部のベアリングから後方
へ突き出したネジ部にナットを締め付けられている。そ
れによって回転軸2は揺動可能な状態で加圧力に対して
十分に耐え得る力で固定されている。
【0012】前記回転軸2はタップ加工が施されている
フランジFを有し,そのフランジにはガンアーム1が複
数のボルトBによって一体的に組付けられている。また
ハウジング4にはヒンジピン12を介しストッパー13
が組付けられている。
【0013】前記ストッパー13は断面コの字形の止め
具を有し,この止め具は回転軸の両側が平坦に形成され
た二面幅に嵌り込み回転角度を規制するものである。
【0014】つまり,前記回転軸2には前記ストッパー
13の受け板として交換可能な受板11がサイドに組付
けられている他,前記ストッパー13の受け駒としてス
トッパー駒10が組付けられている。
【0015】ストッパーピン6は回転部側に設けたスト
ッパーピンに当接し回転角度が停止したところで電極加
圧中心を一致させるためのもので,ハウジングに組付け
られている。
【0016】溶接電流は前記中間アーム3の二次端子部
より給電され,溶接電流がケーブル5を通ってガンアー
ム1から電極チップ間に流れ,ピストンロッドを通って
ロッドの二次端子部より溶接トランス(図省略)へ戻
る。この間溶接が行われる。
【0017】−第一実施例の回転のプロセス− 溶接時はスプリング17によってストッパー13が引き
寄せられ回転軸2にはまり込み回転軸2が回転するのを
防いでいる。
【0018】ガンアーム1を回転させる時は,ヒンジピ
ン12を支点としたストッパー13をスプリングの引張
り力と反発する方向へ引き上げ回転軸2をフリー回転可
能とさせた後,ハンドル16を持って回転させる。この
時ストッパーピン7によって回転方向が規制されている
ので一方向側しか回転は出来ない。ただしこれを取り外
せば両方向の回転が可能になる。
【0019】回転時から溶接位置にするのは上記の逆を
辿れば良い。前記回転軸2に組付けられているストッパ
ーピン6がハウジング4に組付けられているストッパー
ピン7に当接する位置が電極のセンター精度をある程度
まで出しているので,容易にストッパー13を挿入しロ
ックする事が出来る。
【0020】図4及び図6は第二実施例であって,回転
機構をエアーシリンダーで揺動させるCタイプのポータ
ブルスポット溶接ガンの構造を示す全体図である。
【0021】本発明の溶接ガンの構成は手動タイプと基
本的には同じであるが,回転動作をエアーシリンダーに
て行っている。
【0022】回転動作を行うシリンダーユニット18が
中間アーム3に絶縁物22を挿んで組付けられている。
シリンダーユニット18はリンク19を介し回転軸2に
繋がっている。
【0023】−第二実施例の回転のプロセス− 溶接時はシリンダーユニット18のポート21にエアー
が送られシリンダーの推力により溶接可能状態のガンア
ーム位置で回転軸2が回転するのを防いでいる。
【0024】ガンアーム1を回転させる時は,シリンダ
ーユニット18のポート20にエアーを送りシリンダー
ユニットの戻しの推力により溶接可能状態のガンアーム
位置より90度回転させた位置で回転軸2が回転するの
を防いでいる。
【0025】図5は第三実施例であって,回転機構を電
動モータで揺動させるCタイプのポータブルスポット溶
接ガンの構造を示す全体図である。
【0026】本発明の溶接ガンの構成は手動タイプと基
本的には同じであるが,回転動作をモータにて行ってい
るところが特長である。
【0027】回転動作を行うモータユニット23は中間
アーム3に組み付けられており,モータ軸が回転軸2に
ジョイントを介し組付けられている。モータユニットは
減速機構を有している。
【0028】−第三実施例の回転プロセス− モーター軸の回転運動によりガンアームの回転部を電極
加圧中心位置から揺動させることによって大きく電極ス
トロークを開放する。そしてガンアームを開放位置から
加圧位置に揺動する場合は,モーター軸の回転運動によ
りストッパーピン6は回転部側に設けたストッパーピン
7に当接する。
【0029】前記ストッパピンが当接したときのモータ
トルクの変化を検出して,その検出信号でモーター回転
を停止する。前記モーターの回転角度が停止したところ
で電極加圧中心を一致させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は次のよう
な効果を奏する。 1)本発明はガンアームと回転軸とを別体とし,簡易な
ストッパー(ロック機構) により前記アームの変更が
容易に行える。したがって,ユーザー納入後,ガンア
ームを変更したい場合,容易に交換作業が行える。また
ガンアームを回転軸に組 付ける事で揺動可能とし,そ
れによって開放側の大ストロークが不要となり,ガ ン
アームの長さを必要最小限に短縮することができ,軽量
小型化を実現できる。 2)回転軸に電流は流れないので電蝕は起こらず,また
ベアリングを介して回転す るため耐久性が飛躍的に延
び,尚且つ手動で回転作業を行う場合でも最小限の力
で作業を行える。 3)回転作業が手動でも容易に行えるほか,アクチュエ
ータにて行う事によって身 体の負担を大幅に軽減する
事が出来る。 4)回転作業をアクチュエータにて行う事によってロボ
ットガンにも展開すること が容易にできる。 5)ガンアームと回転軸を分割した事でハウジングの本
体構造が一定となり標準化 が容易にできる。したがっ
て構成部品がコンパクトで加工が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例であって,回転機構を手動
で揺動させるCタイプのポータブルスポット溶接ガンの
構造を示す全体図である。
【図2】図1の平面図を示す。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【図4】本発明の第二実施例であって,回転機構をエア
ーシリンダーで揺動させるCタイプのポータブルスポッ
ト溶接ガンの構造を示す全体図である。
【図5】本発明の第三実施例であって,回転機構を電動
モータで揺動させるCタイプのポータブルスポット溶接
ガンの構造を示す全体図である。
【図6】図4のC−C矢視図である。
【符号の説明】
1 ガンアーム 2 回転軸 3 中間アーム
4 ハウジング 5 ケーブル 6 ストッパーピン 7 ストッパ
ーピン 8 絶縁物 9 ストッパー駒 10 ストッパー駒 11 受
板 12 ヒンジピン 13 ストッパー 14 ベア
リング 15 シリンダーユニット 16 ハンドル 17
スプリング 18 シリンダユニット 19 リンク 20 ポ
ート口 21 ポート口 22 絶縁物 23 モータユニ
ット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧用アクチュエータで一方の電極チッ
    プを駆動し他方の電極チップとの間にワームを挟み付け
    て加圧溶接を行う抵抗スポット溶接機において,電極チ
    ップを支持するガンアームを回転軸に組付ける事で開放
    側への大ストロークを不要とした回転軸アーム機構付溶
    接用ガン。
  2. 【請求項2】 回転軸とガンアームを別体とすることで
    本体は一定でアーム高さを容易に変更する事を可能とし
    た回転軸アーム機構付溶接用ガン。
  3. 【請求項3】 ガンアームをアクチュエータで回転駆動
    する請求項1又は2の回転軸アーム機構付溶接用ガン。
  4. 【請求項4】 アクチュエータは流体圧又は電動モータ
    である請求項1,2または3の回転軸アーム機構付溶接
    用ガン。
  5. 【請求項5】 回転軸に電流を流さずに溶接を可能とし
    た請求項1から4のいずれか一つの回転軸アーム機構付
    溶接用ガン。
JP2001135821A 2001-05-07 2001-05-07 回転軸アーム機構付溶接用ガン Pending JP2002331369A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058153A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Honda Motor Co Ltd ポータブルガン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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