JP2002330911A - 食器洗浄装置 - Google Patents

食器洗浄装置

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JP2002330911A
JP2002330911A JP2001142108A JP2001142108A JP2002330911A JP 2002330911 A JP2002330911 A JP 2002330911A JP 2001142108 A JP2001142108 A JP 2001142108A JP 2001142108 A JP2001142108 A JP 2001142108A JP 2002330911 A JP2002330911 A JP 2002330911A
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cleaning
washing
tableware
tank
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JP2001142108A
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Eishin Yaku
英信 夜久
Yasuhito Takahashi
康仁 高橋
Yoshitaka Kawasaki
良隆 川▲さき▼
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解水を用いた食器の洗浄方法において、洗
剤を用いずに、特に蛋白質汚れおよび澱粉汚れに対する
洗浄効果をより向上させることができる食器洗浄装置を
提供する。 【解決手段】 食器を載置するための食器カゴ17及び
と、その食器カゴ17に載置された食器を洗浄するため
の洗浄液を食器に噴射する洗浄ノズル2を有するととも
に、洗浄液を溜めることができる洗浄槽1と、洗浄液を
構成するアルカリ性水を貯蔵するアルカリ性水用タンク
15と、洗浄液を構成する酸性水を貯蔵する酸性水用タ
ンク16と、アルカリ性水用タンク15から洗浄槽1に
アルカリ性水を追加供給することができるとともに、酸
性水用タンク16から洗浄槽1に酸性水を追加供給する
ことができる制御部25とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解水を用いた食
器の食器洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食品の残渣で汚れた食器の洗浄手段の一
つとして、食器洗い機が使用されている。図4に従来の
食器洗い機の一般的な構成を示す。図4において、1は
洗浄槽で、2は洗浄ノズル、3は給水経路、6は給水
弁、11は洗浄ポンプ、13はヒータ、14は排水経
路、17は食器カゴ、18は食器、19は排水ポンプで
ある。
【0003】次に、従来の食器洗い機における運転プロ
グラムについて説明する。図5に従来の食器洗い機にお
ける運転プログラムの一例をフローチャートで示す。ま
ず洗浄カゴ17の所定の位置に汚染された食器18を積
載し、第1工程において、洗浄槽1内に食器洗い機用専
用洗剤を投入し(操作30)、給水弁6を制御すること
によって所定量の水道水を給水経路3から洗浄槽1内に
給水する(操作31)。
【0004】洗浄槽1内に給水された水道水と上記専用
洗剤からなる洗浄水は、ヒータ13によって最終60℃
になるように加温されながら、洗浄ポンプ11によって
吸入・加圧され、洗浄ノズル2によって汚染された食器
18へ噴射され、洗浄が20分間行われる(操作3
2)。操作32後、操作32に使用された洗浄水は、排
水ポンプ19によって吸入・加圧され、排水経路14か
ら排水される(操作33)ことで第1工程は終了する。
【0005】第1工程終了後、第2工程において、操作
31と同様の操作で所定量の水道水が洗浄槽1内に給水
される(操作34)。操作34後、洗浄槽1内に給水さ
れた水道水は、常温で1分間、洗浄ポンプ11によって
吸入・加圧され、洗浄ノズル2によって食器18へ噴射
され、常温すすぎが行われる(操作35)。操作35
後、操作35に使用されたすすぎ水は、操作33と同様
の操作で排水される(操作36)ことで第2工程は終了
する。
【0006】第2工程終了後、第3工程および第4工程
において、基本的に第2工程と同様の操作で、水道水の
洗浄槽1内への給水(それぞれ操作37、40)、およ
び食器18の常温すすぎ(それぞれ操作38、41)、
および使用されたすすぎ水の排水が行われる(それぞれ
操作39、42)。ただしこれらの場合、すすぎ時間は
それぞれ2分間である。
【0007】第4工程終了後、第5工程において、操作
31と同様の操作で所定量の水道水が洗浄槽1内に給水
される(操作43)。操作43後、洗浄槽1内に給水さ
れた水道水は、ヒータ13によって最終80℃になるよ
うに加温されながら、洗浄ポンプ11によって吸入・加
圧され、洗浄ノズル2によって食器18へ噴射され、加
熱すすぎが20分間行われる(操作44)。操作44
後、操作44に使用されたすすぎ水は、操作33と同様
の操作で排水される(操作45)ことで第5工程は終了
し、一連の洗浄運転プログラムは終了する。その後、乾
燥工程に入る(操作46)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の食器洗浄方
法では、食器を洗浄するために使用者が毎回食器洗い機
用専用洗剤を投入する必要があり、また使用する洗剤そ
のものの人体や自然環境に対する影響について留意が必
要である。すなわち、例えば食器洗い機用専用洗剤中に
含まれる界面活性剤は、人体の皮膚へ障害を与えたり、
自然界の生態系を破壊したりするといった影響をおよぼ
す可能性がある。
【0009】このような理由から、近年、洗剤をできる
だけ少量で、あるいは一切使用しない条件で洗浄を行う
技術が提案されている。例えば、洗浄水として水道水等
の原水にNaCl等の電解質を添加し、これを電気分解
することによって得られたアルカリ性水と酸性水のいず
れか一方または両方を用いる食器洗い機の提案が多数あ
る(例えば特開平6−319673、特開平8−474
71、特開平9−108490、特開平9−7038
1、特開平9−173268、特開平10−3344
8、特開平9−215651、特開2000−2331
60、特開2000−237112等)。
【0010】これら両電解水における洗浄効果について
説明すると、まずアルカリ性水は油脂汚れに対しては鹸
化反応を起こすことで洗浄効果を発揮し、また蛋白質汚
れに対しては蛋白質のイオン化および加水分解反応を起
こすことで洗浄効果を発揮し、また澱粉汚れに対しては
膨潤効果を起こすことで洗浄効果を発揮する。一方、酸
性水は澱粉汚れに対して酸化分解を起こすことで洗浄効
果を発揮するし、同時に酸性水は殺菌効果も有する。
【0011】そしてアルカリ性水および酸性水による上
記の洗浄効果は、それぞれのpHに強く依存している。
しかしながら上記の方法では、特に蛋白質汚れと澱粉汚
れに対して十分な洗浄効果が得られないことが多々あっ
た。その原因は、アルカリ性水および酸性水の両電解水
とも、食器洗い機内で汚染物と混合された場合、混合初
期の段階で上記の汚染物との反応によって自身のpHを
維持することができなくなり、より中性へと変化し、急
激にその洗浄性能を失っていくためである。
【0012】さらに上記の方法では、適度のpHの電解
水を多量に用いる必要があり、この電解水を貯蔵する容
器を別途備えることになるため、機器としての容量が拡
大化するという課題がある。その解決方法として、例え
ばpH10のアルカリ性水を洗浄水として使用する際
に、電解装置ではpH10より高いpH値のアルカリ性
水を少量調製して貯蔵容器に貯蔵し、洗浄時に水道水と
混合・希釈することで、装置の容量を縮小する方法の提
案もされているが(特開2000−233160)、こ
の解決方法の場合、pHの異なる二種類の液体を混合す
るため、その混合水中のpHが一様でない場合があり、
汚染食器に必要以上に高いpHのアルカリ性水や、ある
いは必要以上に低いpHの酸性水が触れ、食器の変色、
くもり、破損等の原因になることがあった。
【0013】本発明はかかる従来の欠点を解消し、洗剤
を用いずに電解水を用い、汚れた食器に対する洗浄効果
をより向上させることができる食器洗浄装置を提供する
ことを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の本発明(請求項1に対応)は、食器を載置す
るための食器載置部と、その食器載置部に載置された食
器を洗浄するための洗浄液を前記食器に噴射する洗浄液
噴射部とを有し、前記洗浄液を溜めることができる洗浄
槽と、前記洗浄液を構成するアルカリ性水を貯蔵するア
ルカリ性水用タンクと、そのアルカリ性水用タンクから
前記洗浄槽に前記アルカリ性水を追加供給する制御部と
を備えた食器洗浄装置である。
【0015】第1の本発明の食器洗浄装置が前記洗浄槽
内の前記洗浄液のpHを検出するpH検出部をさらに備
え、前記pH検出部が検出した前記洗浄液のpHの値
が、前記食器を洗浄し始める前の値より中性側の所定の
基準値に達した場合に、前記制御部が前記アルカリ性水
用タンクから前記洗浄槽に前記アルカリ性水を追加供給
するとしてもよい。
【0016】第2の本発明(請求項2に対応)は、食器
を載置するための食器載置部と、その食器載置部に載置
された食器を洗浄するための洗浄液を前記食器に噴射す
る洗浄液噴射部とを有し、前記洗浄液を溜めることがで
きる洗浄槽と、前記洗浄液を構成する酸性水を貯蔵する
酸性水用タンクと、その酸性水用タンクから前記洗浄槽
に前記酸性水を追加供給する制御部とを備えた食器洗浄
装置である。
【0017】第2の本発明の食器洗浄装置が前記洗浄槽
内の前記洗浄液のpHを検出するpH検出部をさらに備
え、前記pH検出部が検出した前記洗浄液のpHの値
が、前記食器を洗浄し始める前の値より中性側の所定の
基準値に達した場合に、前記制御部が前記酸性水用タン
クから前記洗浄槽に前記酸性水を追加供給するとしても
よい。
【0018】第3の本発明(請求項3に対応)は、前記
制御部が、追加供給しようとする前記アルカリ性水又は
前記酸性水の量と実質上等しい量の前記洗浄液を、前記
アルカリ性水又は前記酸性水を追加供給する前に前記洗
浄槽から除去し、その後に、前記アルカリ性水又は前記
酸性水を追加供給する第1又は第2の本発明に記載の食
器洗浄装置である。
【0019】第4の本発明(請求項4に対応)は、原水
を電気分解することによってアルカリ性水及び酸性水を
製造する電解装置を備えた第1から第3のいずれかの本
発明に記載の食器洗浄装置である。
【0020】第5の本発明(請求項5に対応)は、前記
洗浄槽に溜められた前記洗浄液に気泡を供給する気泡供
給部を備えた第1から第4のいずれかの本発明に記載の
食器洗浄装置である。
【0021】第6の本発明(請求項6に対応)は、食器
を載置するための食器載置部と、その食器載置部に載置
された食器を洗浄するための洗浄液を前記食器に噴射す
る洗浄液噴射部とを有し、前記洗浄液を溜めることがで
きる洗浄槽と、前記洗浄槽に溜められた前記洗浄液に気
泡を供給する気泡供給部を備えた食器洗浄装置である。
【0022】第7の本発明(請求項7に対応)は、前記
洗浄槽が、その洗浄槽に溜められた前記洗浄液を攪拌す
る攪拌部を有する第1から第5のいずれかの本発明に記
載の食器洗浄装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0024】なお、本発明の実施の形態で用いた洗浄試
験は、基本的に社団法人日本電機工業会によって定めら
れた「自主基準 JEMA-HD 84 食器洗い乾燥機の性
能測定方法」に従った。すなわち、以下の表1に示した
内容の汚染食器を作成し、1時間放置後それらの汚染食
器を食器洗浄装置にセットし洗浄を行った。また洗浄能
力の評価は、上記基準に示される方法に従った。すなわ
ち、以下の表2に示した判定基準に基づいて官能評価を
行い、その官能評価をもとに以下に示す数1により求ま
る値を洗浄率とし、洗浄力の指標とした。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【数1】 (実施の形態1)図1に本実施の形態1の食器洗浄装置
の構成を示す。本実施の形態1の食器洗浄装置は、基本
的に図4に示した従来の食器洗い機の構成と同様である
が、さらに、水道水等の原水を電気分解することによっ
て得られるアルカリ性水を貯蔵するアルカリ性水用タン
ク15、および酸性水を貯蔵する酸性水用タンク16を
有している点と、アルカリ性水用タンク15および酸性
水用タンク16から洗浄槽1内へ、両電解水を給水する
ための給水経路5が連通されている点と、給水経路5中
において、給水経路5から給水されるアルカリ性水の給
水量を制御するアルカリ性水給水弁7、および酸性水の
給水量を制御する酸性水給水弁8を有する点が異なる。
また、アルカリ性水給水弁7、および酸性水給水弁8の
開閉を制御することによって、洗浄槽1へのアルカリ性
水および酸性水の追加供給を制御する制御部25が設け
られている点も異なる。
【0028】次に本実施の形態1の食器洗浄装置の洗浄
運転プログラムについて説明する。本実施の形態1の食
器洗浄装置の洗浄運転プログラムは、基本的に図5のフ
ローチャートに示した従来の食器洗い機における洗浄運
転プログラムの一例と同様であるが、必要に応じて操作
30の洗剤投入を省略でき、また給水弁7および8を制
御することによって、必要に応じて操作31および操作
43において電解水を給水でき、また給水弁6、7、8
を制御することによって操作32中および操作44中に
おいても自由に水道水および電解水を追加給水できる点
が異なる。
【0029】表3に、本実施の形態1の食器洗浄装置を
用いた各種の洗浄試験結果を示す。
【0030】
【表3】 試験記号Aの洗浄試験では、操作30において食器洗い
機用専用洗剤((株)エヌシーシー製「ハイ・ウォッシ
ュA」)を4.5g投入し、また水に関しては全工程で
水道水のみを使用し、追加給水は行わなかった。すなわ
ち、従来の一般的な洗浄方法に相当する。ここでの洗浄
率は93%であった。
【0031】また試験記号Bの洗浄試験では、操作30
による食器洗い機用専用洗剤の投入は行わず、操作31
においてpH10のアルカリ性水を、操作34、37、
40において水道水を、操作43においてpH4の酸性
水をそれぞれ給水し、追加給水は行わなかった。ここで
の洗浄率は70%であり、スプーンおよびフォーク上に
蛋白質汚れが、茶碗内に澱粉汚れが残存していた。
【0032】また試験記号Cの洗浄試験は、基本的に試
験記号Bと同様であるが、操作32の10分経過後に水
道水300mlを追加給水した。ここでの洗浄率は72
%であり、試験記号Bの洗浄試験同様に蛋白質汚れと澱
粉汚れが残存していた。
【0033】また試験記号Dの洗浄試験は、基本的に試
験記号Bと同様であるが、操作32の10分経過後にp
H11のアルカリ性水300mlを追加給水した。ここ
での洗浄率は85%であり、洗浄記号BやCの洗浄試験
と比べスプーンおよびフォーク上の蛋白質汚れに対する
洗浄効果と茶碗内の澱粉汚れに対する洗浄効果が上昇し
ていた。以上試験記号B、C、Dの洗浄試験結果を比較
すると、アルカリ性水を使用した操作32中においてあ
らたにアルカリ性水を追加給水することによって、蛋白
質汚れと澱粉汚れに対する洗浄力を向上できることが確
認された。
【0034】また試験記号Eの洗浄試験は、基本的に試
験記号Bと同様であるが、操作44の10分経過後に水
道水300mlを追加給水した。洗浄率は72%であ
り、試験記号Bの洗浄試験同様に蛋白質汚れと澱粉汚れ
が残存していた。
【0035】また試験記号Fの洗浄試験は、基本的に試
験記号Bと同様であるが、操作44の10分経過後にp
H3の酸性水300mlを追加給水した。洗浄率は80
%であり、洗浄記号BやEの洗浄試験と比べ茶碗内の澱
粉汚れに対する洗浄効果が上昇していた。すなわち試験
記号B、E、Fの洗浄試験結果を比較すると、酸性水を
使用した操作44中において、あらたに酸性水を追加給
水することによって澱粉汚れに対して洗浄力を向上でき
ることが確認された。
【0036】また試験記号Gの洗浄試験は、基本的に試
験記号Bと同様であるが、操作32の10分経過後と操
作44の10分経過後のそれぞれの場合に、水道水30
0mlを追加給水した。洗浄率は72%であり、試験記
号Bの洗浄試験同様に蛋白質汚れと澱粉汚れが残存して
いた。
【0037】また試験記号Hの洗浄試験は、基本的に試
験記号Bと同様であるが、操作32の10分経過後にp
H11のアルカリ性水300mlを、操作44の10分
経過後にpH3の酸性水300mlを追加給水した。洗
浄率は95%であり、洗浄記号Aの洗浄試験と同程度の
洗浄効果が得られた。以上試験記号B、G、Hの洗浄試
験結果を比較すると、電解水を使用した工程途中におい
て、あらたに電解水を追加供給することによって、洗剤
を用いた従来の食器洗い機の洗浄運転と同程度の洗浄力
が発揮されることが確認された。
【0038】これらの結果より、洗浄効果を発揮する電
解水(アルカリ性水および酸性水)が、共存する汚染物
との反応によって洗浄途中で効力を減衰させており、こ
こに電解水を追加給水することによって、本来の作用効
果を発揮するpH状態を回復し、高い洗浄能力を発揮で
きることが示されている。
【0039】かくして、食器洗浄に電解水を用い、その
使用工程中に同種の電解水を追加給水して混合すること
により、十分な洗浄作用を発揮する洗浄水のpHを維持
確保して高い洗浄能力を発揮でき、人体や環境への汚染
源となり得る洗剤を使用せずに、かつ食器への悪影響を
及ぼすことなく簡易に食器を洗浄する方法および装置を
提供することができるものである。
【0040】なお試験記号DおよびHの洗浄試験では、
pH10のアルカリ性水を使用した操作32の10分経
過後にpH11のアルカリ性水を300mlあらたに追
加給水した。しかし、詳細な洗浄試験結果は記載しない
が、これらの操作番号、pH値、追加給水を行う時期や
その量、および追加給水回数は上記方法に限定されるこ
とはなく、アルカリ性水を使用している操作中におい
て、少なくとも一度以上あらたにアルカリ性水を追加給
水することによって、初期に給水したアルカリ性水のp
Hの中性側への変化を防ぐことができれば、洗浄効果を
維持向上することが可能であった。
【0041】同様に試験記号FおよびHの洗浄試験で
は、pH4の酸性水を操作44の10分経過後にpH3
の酸性水を300mlあらたに追加給水したが、詳細な
洗浄試験結果は記載しないが、ここでもこれらの操作番
号、pH値、追加給水を行う時期やその量、および追加
給水回数は上記方法に限定されることはなく、酸性水を
使用している操作中において、少なくとも一度以上あら
たに酸性水を給水することによって、初期に給水した酸
性水のpHの中性側への変化を防ぐことができれば、洗
浄効果を維持向上することが可能であった。
【0042】なお、上述した実施の形態では、制御部2
5が洗浄槽1へのアルカリ性水または酸性水の追加供給
を制御するものとする。
【0043】また、その制御部25は、電解水を用いた
洗浄工程については、その洗浄工程の初めから所定時間
経過後に同種の電解水を追加供給するように制御すると
してもよい。例えば、アルカリ性水を用いた洗浄工程で
あれば、その洗浄工程の初めから5分経過後に、または
5分経過毎に、アルカリ性水を所定量追加供給するよう
に制御するとしてもよい。
【0044】また、上述した実施の形態の食器洗浄装置
は、洗浄槽1内の洗浄液のpHを検出するpH検出手段
を備えているとし、そのpH検出手段によって検出され
た洗浄液のpHの値が、その工程の初めの洗浄液のpH
の値より中性側の所定の基準値に達したときに、制御部
25が洗浄槽1への電解水の追加供給を制御するとして
もよい。例えば、アルカリ性水を用いた洗浄工程であれ
ば、その洗浄工程の初めのアルカリ性水のpH値が10
であって、食器洗浄中にアルカリ性水のpH値が8にな
ったときに、制御部25は洗浄槽1へアルカリ性水を所
定量追加供給するように制御するとしてもよい。
【0045】また、制御部25は、洗浄槽1へのアルカ
リ性水または酸性水の追加供給を行う前に、追加供給し
ようとするアルカリ性水または酸性水の量と実質上同一
の量の洗浄液を洗浄槽1から除去するとしてもよい。
【0046】(実施の形態2)図2に本実施の形態2の
食器洗浄装置の構成を示す。本実施の形態2の食器洗浄
装置は、基本的に図1に示した本実施の形態1の食器洗
浄装置の構成と同様であるが、さらに、NaCl等の電
解質が添加された水道水等の原水をアルカリ性水用タン
ク15および酸性水用タンク16内において電解し、両
電解水を調製する電解装置20と、洗浄ポンプ11のす
ぐ下流に、洗浄ポンプ11によって吸入・加圧された洗
浄水あるいはすすぎ水に気泡を混合させる気液混合装置
9を備えている点と、食器洗浄装置外部の空気を気液混
合装置9に吸気するための吸気管10が、気液混合装置
9から食器洗浄装置外部へ延伸している点と、吸気管1
0中に吸気を制御するための吸気弁12が備えられてい
る点が異なる。
【0047】なお気液混合装置9の構成は、詳細は図示
していないが、洗浄ポンプ11で吸引・加圧された水流
の噴出力を利用し、そのベンチュリー効果によって生ず
る減圧で吸気管10から空気を吸引するアスピレーター
状構造となっている。したがって吸引流入した空気は、
洗浄水中あるいはすすぎ水中に細かい気泡となって混合
され、洗浄ノズル2に送られることになる。
【0048】次に本実施の形態2の食器洗浄装置の洗浄
運転プログラムについて説明する。本実施の形態2の食
器洗浄装置の洗浄運転プログラムは、基本的に図5のフ
ローチャートに示した従来の食器洗い機における洗浄運
転プログラムの一例と同様であるが、必要に応じて操作
30の洗剤投入を省略でき、また必要に応じて電解装置
20によって調製され、アルカリ性水用タンク15およ
び酸性水用タンク16に貯留された両電解水を給水弁7
および8を制御することによって、操作31および操作
43において給水でき、また吸気弁12を制御すること
によって、必要に応じて操作32中および操作44中に
おいて吸気できる点が異なる。
【0049】表4に、本実施の形態2の食器洗浄装置に
よる洗浄試験結果を示す。
【0050】
【表4】 試験記号Iの洗浄試験では、操作30において食器洗い
機用専用洗剤((株)エヌシーシー製「ハイ・ウォッシ
ュA」)を4.5g投入し、また水に関しては全工程で
水道水のみを使用し、全工程において吸気は行わなかっ
た。すなわち、従来の一般的な洗浄方法に相当する。こ
こでの洗浄率は93%であった。
【0051】また試験記号Jの洗浄試験では、操作31
においてpH10のアルカリ性水を、操作34、37、
40において水道水を、操作43においてpH4の酸性
水をそれぞれ給水した。また全工程において吸気は行わ
なかった。その結果、洗浄率は70%であり、スプーン
およびフォーク上に蛋白質汚れが、茶碗内に澱粉汚れが
残存していた。
【0052】また試験記号Kの洗浄試験では、基本的に
試験記号Jの洗浄試験と同様であるが、操作32中にお
いて吸気を行った。その結果、洗浄率は82%であり、
洗浄記号Jの洗浄試験と比べスプーンおよびフォーク上
の蛋白質汚れに対する洗浄効果と茶碗内における澱粉汚
れに対する洗浄効果が上昇していた。以上試験記号Jお
よびKの洗浄試験結果を比較すると、アルカリ性水を使
用した操作32中において吸気することによって、蛋白
質汚れと澱粉汚れに対する洗浄力を向上できることが確
認された。
【0053】また試験記号Lの洗浄試験では、基本的に
試験記号Jの洗浄試験と同様であるが、操作44中にお
いて吸気を行った。その結果、洗浄率は78%であり、
洗浄記号Jの洗浄試験と比べ茶碗内における澱粉汚れに
対する洗浄効果が上昇していた。以上試験記号Jおよび
Kの洗浄試験結果を比較すると、酸性水を使用した操作
44中において吸気することによって、澱粉汚れに対す
る洗浄力を向上できることが確認された。
【0054】また試験記号Mの洗浄試験では、基本的に
試験記号Jの洗浄試験と同様であるが、操作32中およ
び操作44中において吸気を行った。その結果、洗浄率
は92%であり、洗浄記号Iにおいて示された従来の洗
浄と同程度の洗浄効果が得られた。
【0055】このように、洗浄あるいはすすぎ中におい
て吸気し、電解水に気泡を混合することで、混合しない
場合に比べ、特に蛋白質汚れと澱粉汚れに対してより洗
浄効果が上昇することが明らかになった。すなわち、ア
ルカリ性水あるいは酸性水が汚染物と反応すると同時
に、これら洗浄水中に混合された気泡が、破壊する際の
衝撃力で、あるいは汚染物に対して付着して浮揚しよう
とする力で、食器18から汚染物を剥離する作用を及ぼ
しているもので、食器18への悪影響を生じない程度の
pHに濃度緩和された電解水では十分に分解除去できな
い蛋白質や澱粉汚れに対して、極めて効果的な洗浄補助
作用をもたらし得るものである。
【0056】なお試験記号KおよびMの洗浄試験では、
pH10のアルカリ性水を使用した操作32中において
吸気を行った。しかし、詳細な洗浄試験結果は記載しな
いが、特にこれらの操作番号、pH値に限定されること
はなく、アルカリ性水を使用している操作中において、
吸気すれば洗浄効果は上昇した。
【0057】なお試験記号LおよびMの洗浄試験では、
pH4の酸性水を使用した操作44中において吸気を行
った。しかし、詳細な洗浄試験結果は記載しないが、特
にこれらの操作番号、pH値に限定されることはなく、
酸性水を使用している操作中において、吸気すれば洗浄
効果は上昇した。
【0058】また、表5に本実施の形態2の食器洗浄装
置を用いて吸気操作と電解水の追加給水を併用した別の
洗浄試験結果を示す。
【0059】
【表5】 ここでの洗浄試験は、前記表4に示す実験同様に、基本
的に社団法人日本電機工業会によって定められた「自主
基準 JEMA-HD 84 食器洗い乾燥機の性能測定方
法」に従ったが、汚染食器作成後の放置時間を5時間と
した。
【0060】試験記号Nの洗浄試験では、操作31にお
いてpH10のアルカリ性水を、操作34、37、40
において水道水を、操作43においてpH4の酸性水を
それぞれ給水し、操作32の10分経過後においてpH
11のアルカリ性水300mlを、操作44の10分経
過後においてpH3の酸性水300mlを追加給水し
た。全工程において吸気は行わなかった。その結果、洗
浄率は81%であり、スプーンおよびフォーク上の蛋白
質汚れに対する洗浄効果が不十分であった。
【0061】また試験記号Oの洗浄試験では、操作31
においてpH10のアルカリ性水を、操作34、37、
40において水道水を、操作43においてpH4の酸性
水をそれぞれ給水し、操作32中および操作44中にお
いて吸気を行った。その結果、洗浄率は80%であり、
試験記号Nの洗浄試験と同程度の蛋白質汚れがスプーン
およびフォーク上に残存していた。
【0062】以上のように前記表3の試験記号Hに相当
する本試験の試験記号Nの洗浄試験や、前記表3の試験
記号Mに相当する本試験の試験記号Oの洗浄試験におい
て十分な洗浄効果が認められなかったのは、本試験の洗
浄試験方法において汚染食器放置時間を5時間と延長し
た結果、蛋白質汚れの固化がより促進されたためであ
る。
【0063】しかし試験記号Pの洗浄試験では、上記の
試験記号NおよびOの場合と比べ、洗浄後に残存してい
る蛋白質汚れの量が明らかに少なく、その結果洗浄率は
90%であった。試験記号Pの洗浄試験では、操作31
においてpH10のアルカリ性水を、操作34、37、
40において水道水を、操作43においてpH4の酸性
水をそれぞれ給水し、操作32の10分経過後において
pH11のアルカリ性水300mlを、操作44の10
分経過後においてpH3の酸性水300mlを追加給水
した。また操作32中および操作44中において吸気を
行った。すなわち、電解水を用いた操作32中および操
作44中において、あらたな電解水の追加給水と吸気を
同時に行うことによってさらに洗浄効果が上昇すること
が認められた。
【0064】かくして、電解水のpHを所定値付近に維
持するよう電解水を追加給水し、混合するとともに、空
気を吸引して気泡を混合させることにより、強固に付着
した汚染に対して洗剤を用いることなく、単に電解水を
追加給水し、混合したのみの場合や、あるいは単に気泡
を混合したのみの場合に比べ、さらに洗浄効果を上昇す
ることができる洗浄方法および装置を提供することが可
能となるものである。
【0065】なおこの場合も、使用するアルカリ性水や
酸性水のpH、使用する順序、追加給水する量や時期お
よび回数などは、適宜設定することが可能であり、上記
工程に限定されるものではない。
【0066】また本実施の形態2では、気泡を混合する
手段として前述したような気液混合装置9を備えている
が、必ずしもこの手段に限定されず、コンプレッサー等
によって気泡を混合してもよい。
【0067】また実施の形態1および2の洗浄試験にお
いて、電解水は使用条件を満たすpHの電解水を必要な
量だけアルカリ性水用タンク15および酸性水用タンク
16内に貯蔵して洗浄槽1に給水したが、例えば使用条
件のpHより、アルカリ性水の場合はより高いpHの、
酸性水の場合はより低いpHの電解水を少量調製して貯
蔵し、別途給水経路3より給水される水道水と混合して
使用しても同様の効果が得られ、アルカリ性水用タンク
15および酸性水用タンク16を小容量化して装置全体
をコンパクトにすることもできる。またこれら両電解水
は、実施の形態1においてはあらかじめ他の装置で調製
したものをそれぞれのタンクに供給し、使用したのに対
して、実施の形態2においては食器洗浄装置に備えられ
た電解装置20によってタンク内で調製し、使用した。
しかし、実施の形態1および2のいずれにおいても、上
記のいずれの方法で電解水を調製し、使用してもその効
果を損なうものではない。
【0068】(実施の形態3)図3に本実施の形態3の
食器洗浄装置の構成を示す。本実施の形態3の食器洗浄
装置の構成および作用は、基本的に前実施の形態2と同
様であるが、さらに、洗浄槽1内において洗浄水あるい
はすすぎ水を攪拌混合するための手段が備えられている
点が異なる。したがってこの相違点を中心に説明する。
【0069】洗浄槽1内の洗浄水あるいはすすぎ水が貯
留される底部には、回転翼の回転駆動によって洗浄水あ
るいはすすぎ水を攪拌する攪拌手段4が備えられてい
る。すなわち、攪拌手段4を使用することによって電解
水を含む洗浄水あるいはすすぎ水中のpHを一様化する
ことができる。そのため、例えば前実施の形態1および
2のように、追加給水を行うことによってpHの異なる
二種類の電解水を混合して使用する場合や、あるいは電
解装置を省容量化するなどの目的のために使用条件のp
Hより、アルカリ性水の場合はより高い、酸性水の場合
はより低い電解水を少量調製し水道水と混合して使用す
る場合など、十分な攪拌混合がなされず食器に対して噴
射されると、pHが一様とならないため部分的に食器を
傷つけることがあるが、上記攪拌手段4を使用すればそ
のような影響を防ぐことができる。
【0070】また攪拌方法としては、本実施の形態3に
おいては洗浄槽1内においてプロペラ状の攪拌手段4を
使用することとしているが、電解水を含む洗浄水あるい
はすすぎ水のpHを一様化することができればその具体
的手段は限定されず、例えば気液混合装置9において、
吸入された空気の気泡による攪拌効果を利用したり、あ
るいは洗浄ノズル2へ圧送する水流を旋回させて混合を
促進することも可能である。
【0071】上述したように、本発明の各実施の形態の
食器洗浄装置、および食器洗浄方法は、電解水による洗
浄あるいはすすぎ中に電解水を追加給水し、洗浄水ある
いはすすぎ水のpH変化を緩和修復することにより、洗
剤を用いずに、特に蛋白質汚れおよび澱粉汚れに対する
洗浄効果をより向上させることができるものである。
【0072】また、電解水による洗浄あるいはすすぎ中
に、気泡を混合することにより、電解水による洗浄作用
を補完し、あるいは増幅して、強固な汚染に対してもよ
り高い洗浄効果を発揮し得るものである。
【0073】さらに、pHの異なる少なくとも二種類の
水を混合使用する際に、混合促進手段を備えることによ
り、食器への負荷を軽減できるものである。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明は、洗
剤を用いずに電解水を用い、汚れた食器に対する洗浄効
果をより向上させることができる食器洗浄装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における食器洗浄装置の
概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態2における食器洗浄装置の
概略構成図である。
【図3】本発明の実施の形態3における食器洗浄装置の
概略構成図である。
【図4】従来の食器洗浄機の概略構成図である。
【図5】本発明の実施の形態1〜3における食器洗浄装
置及び従来の食器洗浄機の洗浄運転プログラムのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 洗浄ノズル 3 給水経路 4 攪拌手段 5 給水経路 6 給水弁 7 給水弁 8 給水弁 9 気液混合装置 10 吸気管 11 洗浄ポンプ 12 吸気弁 13 ヒータ 14 排水経路 15 アルカリ性水用タンク 16 酸性水用タンク 17 食器カゴ 18 食器 19 排水ポンプ 20 電解装置 25 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川▲さき▼ 良隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を載置するための食器載置部と、そ
    の食器載置部に載置された食器を洗浄するための洗浄液
    を前記食器に噴射する洗浄液噴射部とを有し、前記洗浄
    液を溜めることができる洗浄槽と、 前記洗浄液を構成するアルカリ性水を貯蔵するアルカリ
    性水用タンクと、 そのアルカリ性水用タンクから前記洗浄槽に前記アルカ
    リ性水を追加供給する制御部とを備えた食器洗浄装置。
  2. 【請求項2】 食器を載置するための食器載置部と、そ
    の食器載置部に載置された食器を洗浄するための洗浄液
    を前記食器に噴射する洗浄液噴射部とを有し、前記洗浄
    液を溜めることができる洗浄槽と、 前記洗浄液を構成する酸性水を貯蔵する酸性水用タンク
    と、 その酸性水用タンクから前記洗浄槽に前記酸性水を追加
    供給する制御部とを備えた食器洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、追加供給しようとする前
    記アルカリ性水又は前記酸性水の量と実質上等しい量の
    前記洗浄液を、前記アルカリ性水又は前記酸性水を追加
    供給する前に前記洗浄槽から除去し、その後に、前記ア
    ルカリ性水又は前記酸性水を追加供給する請求項1又は
    2に記載の食器洗浄装置。
  4. 【請求項4】 原水を電気分解することによってアルカ
    リ性水及び酸性水を製造する電解装置を備えた請求項1
    から3のいずれかに記載の食器洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記洗浄槽に溜められた前記洗浄液に気
    泡を供給する気泡供給部を備えた請求項1から4のいず
    れかに記載の食器洗浄装置。
  6. 【請求項6】 食器を載置するための食器載置部と、そ
    の食器載置部に載置された食器を洗浄するための洗浄液
    を前記食器に噴射する洗浄液噴射部とを有し、前記洗浄
    液を溜めることができる洗浄槽と、 前記洗浄槽に溜められた前記洗浄液に気泡を供給する気
    泡供給部を備えた食器洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄槽が、その洗浄槽に溜められた
    前記洗浄液を攪拌する攪拌部を有する請求項1から6の
    いずれかに記載の食器洗浄装置。
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JP2007117315A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 食器洗浄機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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