JP2002330835A - バイオによる生ごみ分解消滅装置付きシステムキッチン - Google Patents
バイオによる生ごみ分解消滅装置付きシステムキッチンInfo
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- JP2002330835A JP2002330835A JP2001173175A JP2001173175A JP2002330835A JP 2002330835 A JP2002330835 A JP 2002330835A JP 2001173175 A JP2001173175 A JP 2001173175A JP 2001173175 A JP2001173175 A JP 2001173175A JP 2002330835 A JP2002330835 A JP 2002330835A
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- processing tank
- treatment tank
- garbage
- small
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Abstract
(57)【要約】
【課題】バイオによる生ごみ分解消滅装置の有効性を十
分に生かしながら、処理槽を小型にすることによって生
ごみ分解消滅装置を設置してもキッチン収納部の空間を
有効に利用でき、しかも防振、防音対策を施したバイオ
による生ごみ分解消滅装置付きシステムキッチンの提供
を課題とする。 【解決手段】本発明は、小型処理槽８内部に多孔性無機
質生ごみ分解媒体材２２を装填し、その処理槽８内部の
撹拌作用、温度調節作用、給気作用により破砕生ごみの
分解消滅を行い、前記小型処理槽８は処理槽蓋９で密閉
し、処理槽本体と蓋９との間に薄い防音ゴム９’を挟み
込み、小型処理槽８の底部脚１０には、床との間に防振
ゴム１０’をかませ、前記小型処理槽８の手前に仕切り
板２５を配設し、これによってキッチン用具の収納をさ
らに可能とした、バイオによる生ごみ分解消滅装置付き
システムキッチンである。
分に生かしながら、処理槽を小型にすることによって生
ごみ分解消滅装置を設置してもキッチン収納部の空間を
有効に利用でき、しかも防振、防音対策を施したバイオ
による生ごみ分解消滅装置付きシステムキッチンの提供
を課題とする。 【解決手段】本発明は、小型処理槽８内部に多孔性無機
質生ごみ分解媒体材２２を装填し、その処理槽８内部の
撹拌作用、温度調節作用、給気作用により破砕生ごみの
分解消滅を行い、前記小型処理槽８は処理槽蓋９で密閉
し、処理槽本体と蓋９との間に薄い防音ゴム９’を挟み
込み、小型処理槽８の底部脚１０には、床との間に防振
ゴム１０’をかませ、前記小型処理槽８の手前に仕切り
板２５を配設し、これによってキッチン用具の収納をさ
らに可能とした、バイオによる生ごみ分解消滅装置付き
システムキッチンである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバイオによる生ごみ分解
消滅装置付きシステムキッチンに関し、特に処理槽を小
型にすることによって生ごみ分解消滅装置を設置しても
キッチン収納部の空間を有効に利用でき、しかも防振、
防音対策を施した今までにないバイオによる生ごみ分解
消滅装置付きシステムキッチンに関する。
消滅装置付きシステムキッチンに関し、特に処理槽を小
型にすることによって生ごみ分解消滅装置を設置しても
キッチン収納部の空間を有効に利用でき、しかも防振、
防音対策を施した今までにないバイオによる生ごみ分解
消滅装置付きシステムキッチンに関する。
【０００２】
【従来の技術】多孔性無機質生ごみ分解媒体材に微生物
を着床させて、そのバイオにより生ごみを無臭かつ衛生
的に分解消滅処理することのできる生ごみ分解消滅装置
は特開平１１−３１４０８３に示されている。この装置
は一般家庭用の流し台に使用することが示されている
が、それは流し台下の収納空間部をほとんど占有し、調
理器具や調味料などを収納する空間を犠牲にせざるを得
なかった。さらに、処理槽内部で撹拌が行われるので処
理槽の振動と振動音が周囲に伝達し易い欠点があった。
を着床させて、そのバイオにより生ごみを無臭かつ衛生
的に分解消滅処理することのできる生ごみ分解消滅装置
は特開平１１−３１４０８３に示されている。この装置
は一般家庭用の流し台に使用することが示されている
が、それは流し台下の収納空間部をほとんど占有し、調
理器具や調味料などを収納する空間を犠牲にせざるを得
なかった。さらに、処理槽内部で撹拌が行われるので処
理槽の振動と振動音が周囲に伝達し易い欠点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、バイオによる
生ごみ分解消滅装置の有効性を十分に生かしながら、シ
ステムキッチン下の収納空間を有効に利用できるように
することを本発明の第１の課題とする。この課題は、単
なる流し台という枠組みの中ではなくその機能を含めて
全体でのシステム作りの過程、行程から考え出したもの
である。バイオによる生ごみ分解消滅装置に防振、防音
対策を施すことを本発明の第２の課題とする。
生ごみ分解消滅装置の有効性を十分に生かしながら、シ
ステムキッチン下の収納空間を有効に利用できるように
することを本発明の第１の課題とする。この課題は、単
なる流し台という枠組みの中ではなくその機能を含めて
全体でのシステム作りの過程、行程から考え出したもの
である。バイオによる生ごみ分解消滅装置に防振、防音
対策を施すことを本発明の第２の課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、キッチン天板
２にそのシンク３に隣接してディスポーザー取付開口５
を設け、その開口５にディスポーザー６を下から取付
け、そのディスポーザー６の破砕物排出Ｕ字管７は、シ
ンク３下方且つキッチン収納部の奥部に配設された小型
処理槽８の上部分に貫通連結され、この小型処理槽８の
底部排水口に多孔性無機質生ごみ分解媒体材付きパンチ
ングメタル２３を配設し、その下に排水処理槽２７を連
結させてこれを排水管２１に連通させ、この排水管２１
を流し台排水管４に連結させ、液体バイオを容れた容器
１１に液体バイオ添加管１２を接続してその添加管１２
の他端を小型処理槽８に連結させ、液体バイオを一定
量、添加ポンプ１３の作動により小型処理槽８に自動添
加するようにし、給水管２０をディスポーザー６と排水
処理槽２７に接続させてそれぞれに自動給水を可能に
し、小型処理槽８内部には多孔性無機質生ごみ分解媒体
材２２を装填し、その処理槽８内部の撹拌作用、温度調
節作用、給気作用により破砕生ごみの分解消滅を行い、
前記小型処理槽８は処理槽蓋９で密閉し、処理槽本体と
蓋９との間に薄い防音ゴム９’を挟み込み、 小型処理
槽８の底部脚１０には、床との間に防振ゴム１０’をか
ませ、前記小型処理槽８の手前に仕切り板２５を配設
し、れによってキッチン用具の収納をさらに可能とし
た、バイオによる生ごみ分解消滅装置付きシステムキッ
チンである。
２にそのシンク３に隣接してディスポーザー取付開口５
を設け、その開口５にディスポーザー６を下から取付
け、そのディスポーザー６の破砕物排出Ｕ字管７は、シ
ンク３下方且つキッチン収納部の奥部に配設された小型
処理槽８の上部分に貫通連結され、この小型処理槽８の
底部排水口に多孔性無機質生ごみ分解媒体材付きパンチ
ングメタル２３を配設し、その下に排水処理槽２７を連
結させてこれを排水管２１に連通させ、この排水管２１
を流し台排水管４に連結させ、液体バイオを容れた容器
１１に液体バイオ添加管１２を接続してその添加管１２
の他端を小型処理槽８に連結させ、液体バイオを一定
量、添加ポンプ１３の作動により小型処理槽８に自動添
加するようにし、給水管２０をディスポーザー６と排水
処理槽２７に接続させてそれぞれに自動給水を可能に
し、小型処理槽８内部には多孔性無機質生ごみ分解媒体
材２２を装填し、その処理槽８内部の撹拌作用、温度調
節作用、給気作用により破砕生ごみの分解消滅を行い、
前記小型処理槽８は処理槽蓋９で密閉し、処理槽本体と
蓋９との間に薄い防音ゴム９’を挟み込み、 小型処理
槽８の底部脚１０には、床との間に防振ゴム１０’をか
ませ、前記小型処理槽８の手前に仕切り板２５を配設
し、れによってキッチン用具の収納をさらに可能とし
た、バイオによる生ごみ分解消滅装置付きシステムキッ
チンである。
【０００５】
【作用】自然界に存在する好気性有機物分解作用を有す
る土壌菌を採用し、ゼオライト系多孔性無機質生ごみ分
解媒体材に着床させたものを処理槽内で濾過材として使
用する。システムキッチンのディスポーザースイッチ２
６をＯＮにして生ごみを投入すれば、自動的に一定量８
リットルの給水とともにディスポーザー内で生ごみは破
砕される。加水破砕された生ごみは破砕物排出Ｕ字管７
を通って小型処理槽８内へ流動圧入される。生ごみの投
入量は１日平均１．５Ｋｇである。破砕生ごみは小型処
理槽８内のゼオライト系多孔性無機質生ごみ分解媒体材
で濾過され、破砕水のみパンチングメタルの網付排水口
から排水処理槽２７、排水管２１を通って排水管４へ放
出される。ディスポーザー可動と同時に排水処理槽２７
へ一定量が給水され、ディスポーザーへの給水停止後も
約３０秒間給水する。小型処理槽８内では、液体バイオ
が自動添加され、撹拌翼により微生物、ゼオライト系多
孔性無機質生ごみ分解媒体材と破砕生ごみが撹拌され、
分解消滅作用が促進される。撹拌はディスポーザー停止
後、約４０秒から２分正転、２分逆転し、２６分停止、
以後もそれを繰り返す。液体バイオの添加は、ディスポ
ーザーへの給水停止後、撹拌翼正転２分終了後に自動的
に添加ポンプ１３で約５ｃｃ添加される。処理槽内は土
壌菌（微生物）の活動が最も行われ易い環境に自動調整
が行われている。つまり、処理槽には新鮮な空気が給気
管より供給されるために無臭分解が継続して行なわれ
る。尚、新鮮な空気が常に供給されるため嫌気性微生物
の発生や存在が不能となり、好気性微生物の繁殖が旺盛
となり、生ごみの酸化無臭分解消滅が完全に行なわれ
る。また、微生物の働きを１００％引き出すために槽内
温度を３０〜３５℃にさせる加温装置を使用する。バイ
オによる生ごみの分解消滅時間は６〜２４時間である。
処理槽内で発生する水分は排水管へ排出され、生ごみ分
解時に発生するガスや腐敗物投入時の臭気などはバイオ
による無臭分解が行われ、かつ破砕物排出Ｕ字管７によ
り室内へ逆流しないようになっている。処理槽内にアン
モニアが生じた場合はアンモニア分解バイオを始め、多
性無機質分解媒体材にゼオライト系材料を使用すること
により、ｐＨに関係なくそのイオン交換樹脂機能が発揮
され、ガスは無臭化する。ディスポーザー可動と同時に
排水処理槽２７へ一定量が給水され、デイスポーザーへ
の給水停止後も約３０秒間給水する。以後は３０分間隔
で、一定量の給水をし、ＢＯＤ、ｓｓの調整を行う。さ
らに、排水口から排出される水は多孔性無機質分解消滅
媒体材により洗浄されているので排水ＢＯＤ及びＳＳは
各自治体の定める排水基準値（一般的に６００ｐｐｍ）
を大幅に下回り、ＢＯＤは３００ｐｐｍ以下となり、公
共下水処理施設の負担を軽減することになる。本発明は
以上の機能を有する生ごみ無臭分解消滅処理装置をキッ
チン、特に流し台シンク下で奥部分に内蔵したシステム
キッチンである。
る土壌菌を採用し、ゼオライト系多孔性無機質生ごみ分
解媒体材に着床させたものを処理槽内で濾過材として使
用する。システムキッチンのディスポーザースイッチ２
６をＯＮにして生ごみを投入すれば、自動的に一定量８
リットルの給水とともにディスポーザー内で生ごみは破
砕される。加水破砕された生ごみは破砕物排出Ｕ字管７
を通って小型処理槽８内へ流動圧入される。生ごみの投
入量は１日平均１．５Ｋｇである。破砕生ごみは小型処
理槽８内のゼオライト系多孔性無機質生ごみ分解媒体材
で濾過され、破砕水のみパンチングメタルの網付排水口
から排水処理槽２７、排水管２１を通って排水管４へ放
出される。ディスポーザー可動と同時に排水処理槽２７
へ一定量が給水され、ディスポーザーへの給水停止後も
約３０秒間給水する。小型処理槽８内では、液体バイオ
が自動添加され、撹拌翼により微生物、ゼオライト系多
孔性無機質生ごみ分解媒体材と破砕生ごみが撹拌され、
分解消滅作用が促進される。撹拌はディスポーザー停止
後、約４０秒から２分正転、２分逆転し、２６分停止、
以後もそれを繰り返す。液体バイオの添加は、ディスポ
ーザーへの給水停止後、撹拌翼正転２分終了後に自動的
に添加ポンプ１３で約５ｃｃ添加される。処理槽内は土
壌菌（微生物）の活動が最も行われ易い環境に自動調整
が行われている。つまり、処理槽には新鮮な空気が給気
管より供給されるために無臭分解が継続して行なわれ
る。尚、新鮮な空気が常に供給されるため嫌気性微生物
の発生や存在が不能となり、好気性微生物の繁殖が旺盛
となり、生ごみの酸化無臭分解消滅が完全に行なわれ
る。また、微生物の働きを１００％引き出すために槽内
温度を３０〜３５℃にさせる加温装置を使用する。バイ
オによる生ごみの分解消滅時間は６〜２４時間である。
処理槽内で発生する水分は排水管へ排出され、生ごみ分
解時に発生するガスや腐敗物投入時の臭気などはバイオ
による無臭分解が行われ、かつ破砕物排出Ｕ字管７によ
り室内へ逆流しないようになっている。処理槽内にアン
モニアが生じた場合はアンモニア分解バイオを始め、多
性無機質分解媒体材にゼオライト系材料を使用すること
により、ｐＨに関係なくそのイオン交換樹脂機能が発揮
され、ガスは無臭化する。ディスポーザー可動と同時に
排水処理槽２７へ一定量が給水され、デイスポーザーへ
の給水停止後も約３０秒間給水する。以後は３０分間隔
で、一定量の給水をし、ＢＯＤ、ｓｓの調整を行う。さ
らに、排水口から排出される水は多孔性無機質分解消滅
媒体材により洗浄されているので排水ＢＯＤ及びＳＳは
各自治体の定める排水基準値（一般的に６００ｐｐｍ）
を大幅に下回り、ＢＯＤは３００ｐｐｍ以下となり、公
共下水処理施設の負担を軽減することになる。本発明は
以上の機能を有する生ごみ無臭分解消滅処理装置をキッ
チン、特に流し台シンク下で奥部分に内蔵したシステム
キッチンである。
【０００６】
【実施例１】本発明は図１〜６に示すように、バイオに
よる生ごみ分解消滅装置付きシステムキッチンである。
特に、図１及び図６から明らかなように、処理槽８は小
型に作られていて、流し台シンク３下でしかも収納空間
部の奥の方に配設されるので、その手前に仕切り板２５
を取りはずし可能に設置し、それによって内部の点検を
可能にし、またその仕切り板の手前を収納部分とし、そ
こに調理用具等を収納することができる。このように、
システムキッチンに本発明の生ごみ分解消滅装置を設置
してもキッチン収納部の空間を有効に利用することがで
きる。さらに、小型処理槽８は処理槽蓋９で密閉し、処
理槽本体と蓋９との間に薄い防音ゴム９’を挟み込むこ
とによって処理槽８内の撹拌装置の作動音の漏れを防
ぎ、小型処理槽８の底部脚１０には、床との間に防振ゴ
ム１０’をかませることによって、撹拌装置の作動時の
振動が床へ伝達するのを防ぐことができる。本発明のシ
ステムキッチンに使用するバイオによる生ごみ分解消滅
装置は、図示していないものもあるが、主要な構成要素
として撹拌軸、撹拌翼、撹拌駆動機、スプロケット・チ
エーン、槽加温装置、液体バイオ容器、バイオ自動添加
ポンプ、給水量制御弁、自動給水電磁弁、電気制御盤を
使用している。
よる生ごみ分解消滅装置付きシステムキッチンである。
特に、図１及び図６から明らかなように、処理槽８は小
型に作られていて、流し台シンク３下でしかも収納空間
部の奥の方に配設されるので、その手前に仕切り板２５
を取りはずし可能に設置し、それによって内部の点検を
可能にし、またその仕切り板の手前を収納部分とし、そ
こに調理用具等を収納することができる。このように、
システムキッチンに本発明の生ごみ分解消滅装置を設置
してもキッチン収納部の空間を有効に利用することがで
きる。さらに、小型処理槽８は処理槽蓋９で密閉し、処
理槽本体と蓋９との間に薄い防音ゴム９’を挟み込むこ
とによって処理槽８内の撹拌装置の作動音の漏れを防
ぎ、小型処理槽８の底部脚１０には、床との間に防振ゴ
ム１０’をかませることによって、撹拌装置の作動時の
振動が床へ伝達するのを防ぐことができる。本発明のシ
ステムキッチンに使用するバイオによる生ごみ分解消滅
装置は、図示していないものもあるが、主要な構成要素
として撹拌軸、撹拌翼、撹拌駆動機、スプロケット・チ
エーン、槽加温装置、液体バイオ容器、バイオ自動添加
ポンプ、給水量制御弁、自動給水電磁弁、電気制御盤を
使用している。
【０００７】
【効果】本発明は上述のように構成したので次のような
効果がある。ゼオライト系多孔性無機質分解消滅媒体材
は基本的に半永久的に使用が可能であり、イオン交換機
能が低下した場合にも簡単に再生することが可能であ
り、リサイクルの点から非常に有益である。また、排水
口から排出される水は多孔性無機質分解消滅媒体材によ
り洗浄されているので排水ＢＯＤ及びＳＳは各自治体の
定める排水基準値を大幅に下回る。また、処理槽が小型
であるためにシステムキッチンのシンク下で奥に収納で
きるのでそのシステムキツチン収納空間を大いに活用で
きるとともに、小型処理槽のデザイン及び形状などの設
計が自由になる一方で、装置のコスト低減が可能となっ
た。また、小型処理槽に防振、防音対策を施すことによ
り床への振動を防ぎ、撹拌による音の発生も防止でき
る。また、調理上の生ごみ発生の直近位置に生ごみ投入
口があるので主婦の調理作業に関する労働の大幅な省力
化が実現できる。また、臭気、残渣取り出し及び生ごみ
分解媒体材交換などの取り扱い上の煩わしさが解消でき
る。また、鉄筋コンクリートの集合住宅では、住宅の壁
や床下にダクトなどの設備が困難な場合があるが、この
方式では一戸建住宅はもとより集合住宅にはきわめて有
効な方式といえる。また、多孔性無機質分解媒体材を使
用することにより、従来の有機物分解媒体材は経時変化
により当初の基本形状が崩壊し、微生物着床度合が低下
し、悪臭発生の原因となったが、多孔性無機質分解媒体
材を使用することによりこれらすべての問題が解消され
る。
効果がある。ゼオライト系多孔性無機質分解消滅媒体材
は基本的に半永久的に使用が可能であり、イオン交換機
能が低下した場合にも簡単に再生することが可能であ
り、リサイクルの点から非常に有益である。また、排水
口から排出される水は多孔性無機質分解消滅媒体材によ
り洗浄されているので排水ＢＯＤ及びＳＳは各自治体の
定める排水基準値を大幅に下回る。また、処理槽が小型
であるためにシステムキッチンのシンク下で奥に収納で
きるのでそのシステムキツチン収納空間を大いに活用で
きるとともに、小型処理槽のデザイン及び形状などの設
計が自由になる一方で、装置のコスト低減が可能となっ
た。また、小型処理槽に防振、防音対策を施すことによ
り床への振動を防ぎ、撹拌による音の発生も防止でき
る。また、調理上の生ごみ発生の直近位置に生ごみ投入
口があるので主婦の調理作業に関する労働の大幅な省力
化が実現できる。また、臭気、残渣取り出し及び生ごみ
分解媒体材交換などの取り扱い上の煩わしさが解消でき
る。また、鉄筋コンクリートの集合住宅では、住宅の壁
や床下にダクトなどの設備が困難な場合があるが、この
方式では一戸建住宅はもとより集合住宅にはきわめて有
効な方式といえる。また、多孔性無機質分解媒体材を使
用することにより、従来の有機物分解媒体材は経時変化
により当初の基本形状が崩壊し、微生物着床度合が低下
し、悪臭発生の原因となったが、多孔性無機質分解媒体
材を使用することによりこれらすべての問題が解消され
る。
【図１】本発明のバイオによる生ごみ分解消滅装置付き
システムキッチンの斜視図であり、内部の配置が見える
ように透明にした状態で示した図である。
システムキッチンの斜視図であり、内部の配置が見える
ように透明にした状態で示した図である。
【図２】本発明のガス台部分を除いたシステムキッチン
の平面図である。
の平面図である。
【図３】図２の前扉を除いた状態で示した正面図であ
る。
る。
【図４】図２のキッチン天板を除いた状態で示した正面
図である。
図である。
【図５】図４のＡ線で取ったシステムキッチンの断面図
である。
である。
【図６】図４のＢ線で取ったシステムキッチンの断面図
である。
である。
１ システムキッチン ２ キッチ
ン天板 ３ キッチンシンク ４ 流し台
排水管 ５ ディスポーザー取付天板開口 ６ ディス
ポーザー ７ 破砕物排出Ｕ字管 ８ 小型処
理槽 ９ 処理槽蓋 １０ 処理槽
脚 ９’ 防音ゴム １０’ 防振ゴ
ム １１ 液体バイオ容器 １２ 液体バ
イオ添加管 １３ 液体バイオ添加ポンプ １４ 給水用
取付穴 １５ 給湯用取付穴 １６ 浄水器 １６’ 浄水器蛇口 １７ 水栓 １８ ブレー
カー １９ 制御板 ２０ 給水管 ２１ 排水管 ２２ 多孔性
無機質生ごみ分解媒体材 ２３ ゼオライト系多孔性無機質生ごみ分解媒体材付
きパンチングメタル ２４ 前扉 ２５ 仕切り
板 ２６ ディスポーザースイッチ ２７ 排水処
理槽
ン天板 ３ キッチンシンク ４ 流し台
排水管 ５ ディスポーザー取付天板開口 ６ ディス
ポーザー ７ 破砕物排出Ｕ字管 ８ 小型処
理槽 ９ 処理槽蓋 １０ 処理槽
脚 ９’ 防音ゴム １０’ 防振ゴ
ム １１ 液体バイオ容器 １２ 液体バ
イオ添加管 １３ 液体バイオ添加ポンプ １４ 給水用
取付穴 １５ 給湯用取付穴 １６ 浄水器 １６’ 浄水器蛇口 １７ 水栓 １８ ブレー
カー １９ 制御板 ２０ 給水管 ２１ 排水管 ２２ 多孔性
無機質生ごみ分解媒体材 ２３ ゼオライト系多孔性無機質生ごみ分解媒体材付
きパンチングメタル ２４ 前扉 ２５ 仕切り
板 ２６ ディスポーザースイッチ ２７ 排水処
理槽
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｅ０３Ｃ 1/18 Ｂ０９Ｂ 3/00 ＺＡＢＤ 1/266 Ｚ Ｆターム(参考） 2D061 BA04 BC16 DA03 DE21 DE23 3E023 DA07 DA10 LA02 4D004 AA03 AC02 CA04 CA15 CA19 CA48 CB04 CB13 CB28 CB31 CB43 CC08 4D059 AA07 BA03 BA27 BA48 BJ00 BK11 CB25 CB27
Claims (1)
- 【請求項１】キッチン天板２にそのシンク３に隣接して
ディスポーザー取付開口５を設け、その開口５にディス
ポーザー６を下から取付け、そのディスポーザー６の破
砕物排出Ｕ字管７は、シンク３下方且つキッチン収納部
の奥部に配設された小型処理槽８の上部分に貫通連結さ
れ、この小型処理槽８の底部排水口に多孔性無機質生ご
み分解媒体材付きパンチングメタル２３を配設し、その
下に排水処理槽２７を連結させてこれを排水管２１に連
通させ、この排水管２１を流し台排水管４に連結させ、
液体バイオを入れた容器１１に液体バイオ添加管１２を
接続してその添加管１２の他端を小型処理槽８に連結さ
せ、液体バイオを一定量、添加ポンプ１３の作動により
小型処理槽８に自動添加するようにし、給水管２０をデ
ィスポーザー６と排水処理槽２７に接続させてそれぞれ
に自動給水を可能にし、小型処理槽８内部には多孔性無
機質生ごみ分解媒体材２２を装填し、その処理槽８内部
の撹拌作用、温度調節作用、給気作用により破砕生ごみ
の分解消滅を行い、前記小型処理槽８は処理槽蓋９で密
閉し、 処理槽本体と蓋９との間に薄い防音ゴム９’を
挟み込み、小型処理槽８の底部脚１０には、床との間に
防振ゴム１０’をかませ、前記小型処理槽８の手前に仕
切り板２５を配設し、これによってキッチン用具の収納
をさらに可能とした、バイオによる生ごみ分解消滅装置
付きシステムキッチン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001173175A JP2002330835A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | バイオによる生ごみ分解消滅装置付きシステムキッチン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001173175A JP2002330835A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | バイオによる生ごみ分解消滅装置付きシステムキッチン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002330835A true JP2002330835A (ja) | 2002-11-19 |
Family
ID=19014683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001173175A Pending JP2002330835A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | バイオによる生ごみ分解消滅装置付きシステムキッチン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002330835A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105003935A (zh) * | 2015-08-13 | 2015-10-28 | 浙江爱尔卡厨卫科技有限公司 | 一种改进的集成灶 |
| CN105133709A (zh) * | 2015-08-13 | 2015-12-09 | 浙江爱尔卡厨卫科技有限公司 | 一体式多功能集成水槽及其运作方法 |
| CN109356236A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-02-19 | 徐州超越工具制造有限公司 | 一种多功能抑菌消毒水槽 |
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2001
- 2001-05-07 JP JP2001173175A patent/JP2002330835A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105003935A (zh) * | 2015-08-13 | 2015-10-28 | 浙江爱尔卡厨卫科技有限公司 | 一种改进的集成灶 |
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| CN105133709B (zh) * | 2015-08-13 | 2017-03-15 | 浙江爱尔卡厨卫科技有限公司 | 一体式多功能集成水槽及其运作方法 |
| CN109356236A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-02-19 | 徐州超越工具制造有限公司 | 一种多功能抑菌消毒水槽 |
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