JP2002330628A - ゲル状人工培地及び該培地を用いた鉢植え - Google Patents
ゲル状人工培地及び該培地を用いた鉢植えInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鮮明な着色を有し、異なる着色樹脂を混ぜて
使った場合の色濁りそのものが美観を生じ、インテリア
性のみならず、芸術性に優れたゲル状人工培地及び該培
地を用いた鉢植えを提供する。 【解決手段】 アクリル酸系樹脂に水溶性染料で着色し
た水を含水させた含水ゲルに、肥料分及び防藻剤を含有
させたことを特徴とするゲル状人工培地。
使った場合の色濁りそのものが美観を生じ、インテリア
性のみならず、芸術性に優れたゲル状人工培地及び該培
地を用いた鉢植えを提供する。 【解決手段】 アクリル酸系樹脂に水溶性染料で着色し
た水を含水させた含水ゲルに、肥料分及び防藻剤を含有
させたことを特徴とするゲル状人工培地。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色された含水ゲ
ルを用いたゲル状人工培地及び該培地を用いた鉢植えに
関する。
ルを用いたゲル状人工培地及び該培地を用いた鉢植えに
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
園芸用培地には、各種の土壌やゼオライト、腐葉土及び
ピートモス等が用いられている。
園芸用培地には、各種の土壌やゼオライト、腐葉土及び
ピートモス等が用いられている。
【0003】一方、屋内観賞用植物は、葉及び花の形状
や色彩、枝ぶり等を鑑賞するのが一般的であった。
や色彩、枝ぶり等を鑑賞するのが一般的であった。
【0004】しかし、昨今では植物のみならず、栽培容
器や培地等も鑑賞の対象とされ、これらにインテリア性
があるものが要求されている。
器や培地等も鑑賞の対象とされ、これらにインテリア性
があるものが要求されている。
【0005】そこで、栽培容器の形状に装飾性を持たせ
たり、栽培容器を透明にし、人工培地に肥料分と共に、
着色剤を加え培地を着色したものが種々提案されている
(例えば登録実用新案第3057622号公報、特開昭
63−22618号公報、特開平6−169637号公
報、実開平6−52424号公報等)。
たり、栽培容器を透明にし、人工培地に肥料分と共に、
着色剤を加え培地を着色したものが種々提案されている
(例えば登録実用新案第3057622号公報、特開昭
63−22618号公報、特開平6−169637号公
報、実開平6−52424号公報等)。
【0006】ここで用いられる人工培地としては、吸水
性樹脂、例えばシリコーンゲル、熱可塑性ノニオン型樹
脂、ビニルアルコール−アクリル酸系樹脂が挙げられて
いる。また、着色剤としてカラメル、食用赤色102
号、食用青色1号等の食用色素が用いられることが示さ
れている。
性樹脂、例えばシリコーンゲル、熱可塑性ノニオン型樹
脂、ビニルアルコール−アクリル酸系樹脂が挙げられて
いる。また、着色剤としてカラメル、食用赤色102
号、食用青色1号等の食用色素が用いられることが示さ
れている。
【0007】しかしながら、上記のような吸水性樹脂を
使用した人工培地は、着色の鮮明度に劣るものであっ
た。また、異なる着色樹脂を混ぜて使うと、ゲル全体が
流動性を有するために、色濁りが生じインテリア性に問
題があるとされていた。
使用した人工培地は、着色の鮮明度に劣るものであっ
た。また、異なる着色樹脂を混ぜて使うと、ゲル全体が
流動性を有するために、色濁りが生じインテリア性に問
題があるとされていた。
【0008】従って、本発明の目的は、鮮明な着色を有
し、異なる着色樹脂を混ぜて使った場合の色濁りそのも
のが美観を生じ、インテリア性のみならず、芸術性に優
れたゲル状人工培地及び該培地を用いた鉢植えを提供す
ることにある。
し、異なる着色樹脂を混ぜて使った場合の色濁りそのも
のが美観を生じ、インテリア性のみならず、芸術性に優
れたゲル状人工培地及び該培地を用いた鉢植えを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、検討の結
果、特定の吸水性樹脂に水溶性染料を含水させることに
よって、上記目的を達成し得ることを知見した。
果、特定の吸水性樹脂に水溶性染料を含水させることに
よって、上記目的を達成し得ることを知見した。
【0010】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、アクリル酸系樹脂に水溶性染料で着色した水を含水
させた含水ゲルに、肥料分及び防藻剤を含有させたこと
を特徴とするゲル状人工培地を提供するものである。
で、アクリル酸系樹脂に水溶性染料で着色した水を含水
させた含水ゲルに、肥料分及び防藻剤を含有させたこと
を特徴とするゲル状人工培地を提供するものである。
【0011】また、本発明は、上記ゲル状人工培地に植
物を植えたことを特徴とする鉢植えを提供するものであ
る。
物を植えたことを特徴とする鉢植えを提供するものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施
形態を示し、ゲル状人工培地を透明容器に充填した状態
を示す断面図である。
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施
形態を示し、ゲル状人工培地を透明容器に充填した状態
を示す断面図である。
【0013】本発明のゲル状人工培地1は、アクリル酸
系樹脂に繊維系色素で着色した水を含水させた含水ゲル
からなるものである。この含水ゲルの含水率は、アクリ
ル酸系樹脂に対して、好ましくは50〜200%、さら
に好ましくは75〜125%であり、この範囲を外れる
と良好なゲル状態や鮮明な着色、良好な色濁りが得られ
ない。このゲル状人工培地は0.5〜2cm程度の立方
体形状の集合体である。
系樹脂に繊維系色素で着色した水を含水させた含水ゲル
からなるものである。この含水ゲルの含水率は、アクリ
ル酸系樹脂に対して、好ましくは50〜200%、さら
に好ましくは75〜125%であり、この範囲を外れる
と良好なゲル状態や鮮明な着色、良好な色濁りが得られ
ない。このゲル状人工培地は0.5〜2cm程度の立方
体形状の集合体である。
【0014】また、本発明では、着色剤として水溶性染
料を用いる。水溶性染料を用いることによって、食用色
素等を着色剤として用いた場合に比べて鮮明な色彩が得
られる。水溶性染料による着色によってゲル状人工培地
に、例えば12色の着色を施すことができる。このよう
な水溶性染料としては、色によっても異なるが、反応性
染料、直接染料及び酸性染料が挙げられ、染料色素が含
水ゲルに固着してブリードしない反応性染料が好ましく
用いられ、とりわけプロシオン染料が好適に用いられ
る。
料を用いる。水溶性染料を用いることによって、食用色
素等を着色剤として用いた場合に比べて鮮明な色彩が得
られる。水溶性染料による着色によってゲル状人工培地
に、例えば12色の着色を施すことができる。このよう
な水溶性染料としては、色によっても異なるが、反応性
染料、直接染料及び酸性染料が挙げられ、染料色素が含
水ゲルに固着してブリードしない反応性染料が好ましく
用いられ、とりわけプロシオン染料が好適に用いられ
る。
【0015】この水溶性染料の使用量は、アクリル酸系
樹脂100重量部に対して、好ましくは0.1〜1.0
重量部、さらに好ましくは0.12〜0.72重量部で
あり、この範囲を外れると鮮明な着色、良好な色濁りが
得られない。
樹脂100重量部に対して、好ましくは0.1〜1.0
重量部、さらに好ましくは0.12〜0.72重量部で
あり、この範囲を外れると鮮明な着色、良好な色濁りが
得られない。
【0016】本発明のゲル状人工培地1には、肥料分及
び防藻剤が含有される。肥料分としては窒素系肥料、リ
ン酸系肥料、アンモニア系肥料、その他の公知の肥料が
挙げられる。ゲル状人工培地1には、肥料分として、例
えば全窒素0.5重量%(アンモニア態窒素0.15重
量%、硝酸態窒素0.35重量%)、水溶性リン酸0.
8重量%、水溶性カリ0.2重量%、水溶性苦土0.0
3重量%が含まれている。また、防藻剤は公知のもの、
例えばペンタクロロフェノール、次亜塩素酸ナトリウム
等の塩素系化合物、ジメチルジアルキルアンモニウム等
の四級アンモニウム化合物等が使用される。肥料分はゲ
ル状人工培地に植物を植えた際の植物の生育に用いら
れ、また防藻剤はアオコ等の藻類の発生、生育を防止す
る。
び防藻剤が含有される。肥料分としては窒素系肥料、リ
ン酸系肥料、アンモニア系肥料、その他の公知の肥料が
挙げられる。ゲル状人工培地1には、肥料分として、例
えば全窒素0.5重量%(アンモニア態窒素0.15重
量%、硝酸態窒素0.35重量%)、水溶性リン酸0.
8重量%、水溶性カリ0.2重量%、水溶性苦土0.0
3重量%が含まれている。また、防藻剤は公知のもの、
例えばペンタクロロフェノール、次亜塩素酸ナトリウム
等の塩素系化合物、ジメチルジアルキルアンモニウム等
の四級アンモニウム化合物等が使用される。肥料分はゲ
ル状人工培地に植物を植えた際の植物の生育に用いら
れ、また防藻剤はアオコ等の藻類の発生、生育を防止す
る。
【0017】次に、本発明のゲル状人工培地1の製造方
法の一例を説明する。先ず、肥料分を含んだアクリル酸
系樹脂を、一定の養分、防藻剤及び水溶性染料を溶解し
た水で特定範囲に吸水膨潤させ、一片が0.5〜2cm
の立方体形状のゲル体を得ることによりなされる。
法の一例を説明する。先ず、肥料分を含んだアクリル酸
系樹脂を、一定の養分、防藻剤及び水溶性染料を溶解し
た水で特定範囲に吸水膨潤させ、一片が0.5〜2cm
の立方体形状のゲル体を得ることによりなされる。
【0018】透明容器2は、ガラス製又はプラスチック
製であり、その形状は任意であるが、図1に示されるよ
うな装飾性のある透明容器2を用い、これにゲル状人工
培地1を充填することによって、そのまま観賞用インテ
リアとして用いることができる。また、この透明容器2
は、そのまま植木鉢として用いることができる。
製であり、その形状は任意であるが、図1に示されるよ
うな装飾性のある透明容器2を用い、これにゲル状人工
培地1を充填することによって、そのまま観賞用インテ
リアとして用いることができる。また、この透明容器2
は、そのまま植木鉢として用いることができる。
【0019】図2は、本発明の第2実施形態を示し、複
数のゲル状人工培地を透明容器に充填した状態を示す断
面図である。図2においては、異なる水溶性染料で着色
されたゲル状人工培地1a、1b及び1cを透明容器2
に充填したものであり、例えば赤色に着色されたゲル状
人工培地1a、及び青色に着色されたゲル状人工培地1
b、黄色に着色されたゲル状人工培地1cによってグラ
デーションを形成し、鮮明な色彩を鑑賞するのみなら
ず、数色の色が混ざり合う変化を鑑賞することができ
る。ゲル状人工培地1a、1b及び1cの各々の間に透
明なゲル状人工培地を入れると色の混ざり合う時間が長
くなる。そして、ゲル状人工培地1a、1b及び1cの
各々の間は色が混じり合い、混じり合う色の中間色が形
成される。
数のゲル状人工培地を透明容器に充填した状態を示す断
面図である。図2においては、異なる水溶性染料で着色
されたゲル状人工培地1a、1b及び1cを透明容器2
に充填したものであり、例えば赤色に着色されたゲル状
人工培地1a、及び青色に着色されたゲル状人工培地1
b、黄色に着色されたゲル状人工培地1cによってグラ
デーションを形成し、鮮明な色彩を鑑賞するのみなら
ず、数色の色が混ざり合う変化を鑑賞することができ
る。ゲル状人工培地1a、1b及び1cの各々の間に透
明なゲル状人工培地を入れると色の混ざり合う時間が長
くなる。そして、ゲル状人工培地1a、1b及び1cの
各々の間は色が混じり合い、混じり合う色の中間色が形
成される。
【0020】また、図1に示されるような単色や図2に
示されるようなグラデーションが同系色の場合には、表
面に透明のゲル状人工培地を用いると光反射により輝
き、インテリア性がより向上する。
示されるようなグラデーションが同系色の場合には、表
面に透明のゲル状人工培地を用いると光反射により輝
き、インテリア性がより向上する。
【0021】図3は、本発明の第3実施形態を示し、ゲ
ル状人工培地を透明容器に収納し、開口部を蓋体によっ
て閉じた状態を示す断面図である。この図3において
は、ゲル状人工培地1を透明容器2中に収納し、蓋体3
によって閉じたものであり、このゲル状人工培地1を収
納した透明容器2をそのまま販売容器とし、商品として
供試することができる。また、販売容器としての透明容
器2はそのまま植木鉢として使用することができる。ま
た、この透明容器2に紫外線吸収剤等を含有させること
によって、紫外線によるゲル状人工培地1の退色が防止
されることから、着色が長期に維持され、保存安定性が
向上する。
ル状人工培地を透明容器に収納し、開口部を蓋体によっ
て閉じた状態を示す断面図である。この図3において
は、ゲル状人工培地1を透明容器2中に収納し、蓋体3
によって閉じたものであり、このゲル状人工培地1を収
納した透明容器2をそのまま販売容器とし、商品として
供試することができる。また、販売容器としての透明容
器2はそのまま植木鉢として使用することができる。ま
た、この透明容器2に紫外線吸収剤等を含有させること
によって、紫外線によるゲル状人工培地1の退色が防止
されることから、着色が長期に維持され、保存安定性が
向上する。
【0022】図4は、本発明の第4実施形態を示し、複
数のゲル状人工培地を透明容器に収納し、開口部を蓋体
によって閉じた状態を示す断面図である。この図4にお
いては、異なる水溶性染料で着色されたゲル状人工培地
1a、1b及び1cを透明容器2に収納してグラデーシ
ョンを形成し、蓋体3によって閉じたものであり、この
ゲル状人工培地1a及び1bを収納した透明容器2をそ
のまま販売容器とし、商品として供試することができ
る。
数のゲル状人工培地を透明容器に収納し、開口部を蓋体
によって閉じた状態を示す断面図である。この図4にお
いては、異なる水溶性染料で着色されたゲル状人工培地
1a、1b及び1cを透明容器2に収納してグラデーシ
ョンを形成し、蓋体3によって閉じたものであり、この
ゲル状人工培地1a及び1bを収納した透明容器2をそ
のまま販売容器とし、商品として供試することができ
る。
【0023】図5は、本発明の第5実施形態を示し、ゲ
ル状人工培地を透明容器に充填し、該培地に植物を植え
た状態を示す断面図である。
ル状人工培地を透明容器に充填し、該培地に植物を植え
た状態を示す断面図である。
【0024】この図5は、透明容器2中に充填されたゲ
ル状人工培地1に植物4を植えた鉢植えであり、透明容
器2は植木鉢として用いられる。ここに用いられる植物
4としては特に制限されず、観葉植物等が一般的である
が、切り花等でもよい。また、植物4は、ゲル状人工培
地1で発根したものも好ましく用いられる。この図5で
は、植物の葉及び花の形状や色彩、枝ぶり、発根状態等
を鑑賞するのみならず、ゲル状人工培地1の鮮明な色彩
を鑑賞することができる。
ル状人工培地1に植物4を植えた鉢植えであり、透明容
器2は植木鉢として用いられる。ここに用いられる植物
4としては特に制限されず、観葉植物等が一般的である
が、切り花等でもよい。また、植物4は、ゲル状人工培
地1で発根したものも好ましく用いられる。この図5で
は、植物の葉及び花の形状や色彩、枝ぶり、発根状態等
を鑑賞するのみならず、ゲル状人工培地1の鮮明な色彩
を鑑賞することができる。
【0025】植物4は、ゲル状人工培地1に含まれる肥
料分によって生育される。また、ゲル状人工培地1に含
まれる防藻剤によって透明容器2内のアオコ等の藻類の
発生、生育が防止される。
料分によって生育される。また、ゲル状人工培地1に含
まれる防藻剤によって透明容器2内のアオコ等の藻類の
発生、生育が防止される。
【0026】図6は、本発明の第6実施形態を示し、複
数のゲル状人工培地を透明容器に充填し、該培地に植物
を植えた状態を示す断面図である。
数のゲル状人工培地を透明容器に充填し、該培地に植物
を植えた状態を示す断面図である。
【0027】この図6は、透明容器1中に充填された異
なる水溶性染料で着色されたゲル状人工培地1a、1b
及び1cを透明容器2に収納してグラデーションを形成
し、ゲル状人工培地1a、1b及び1cに植物4を植え
た鉢植えであり、透明容器2は植木鉢として用いられ
る。この図6では、植物の葉及び花の形状や色彩、枝ぶ
り、発根状態等を鑑賞するのみならず、ゲル状人工培地
1の鮮明な色彩や数色の色が混ざり合う変化を鑑賞する
ことができる。
なる水溶性染料で着色されたゲル状人工培地1a、1b
及び1cを透明容器2に収納してグラデーションを形成
し、ゲル状人工培地1a、1b及び1cに植物4を植え
た鉢植えであり、透明容器2は植木鉢として用いられ
る。この図6では、植物の葉及び花の形状や色彩、枝ぶ
り、発根状態等を鑑賞するのみならず、ゲル状人工培地
1の鮮明な色彩や数色の色が混ざり合う変化を鑑賞する
ことができる。
【0028】図7は、図5の鉢植えを包装フィルムで包
装した状態を示す断面図であり、また図8は、図6の鉢
植えを包装フィルムで包装した状態を示す断面図であ
る。図7及び図8においては、鉢植えの透明容器2部分
を包装フィルム5で包装し、透明容器2の開口部におい
て、植物が傷まず、かつ水分が蒸発しないように封止材
6により封止したものであり、このものをそのまま商品
として供試することができる。包装フィルム5としては
ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチックフィル
ムが用いられる。また、封止材6としてはゴム、ひも、
接着テープ等が用いられる。
装した状態を示す断面図であり、また図8は、図6の鉢
植えを包装フィルムで包装した状態を示す断面図であ
る。図7及び図8においては、鉢植えの透明容器2部分
を包装フィルム5で包装し、透明容器2の開口部におい
て、植物が傷まず、かつ水分が蒸発しないように封止材
6により封止したものであり、このものをそのまま商品
として供試することができる。包装フィルム5としては
ポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチックフィル
ムが用いられる。また、封止材6としてはゴム、ひも、
接着テープ等が用いられる。
【0029】図9は、植物が植えられたゲル状人工培地
を包装フィルムで包装した状態を示す断面図である。図
9では、植物4が植えられたゲル状人工培地1そのもの
を包装フィルム5で包装し、封止材6で封止したもので
あり、このものをそのまま商品として供試することがで
きる。植物4としては上記と同様のものが用いられ、例
えばゲル状人工培地1で発根した植物4をそのまま苗と
して用いることができる。包装フィルム5及び封止材6
としては、上記と同様のものが用いられる。
を包装フィルムで包装した状態を示す断面図である。図
9では、植物4が植えられたゲル状人工培地1そのもの
を包装フィルム5で包装し、封止材6で封止したもので
あり、このものをそのまま商品として供試することがで
きる。植物4としては上記と同様のものが用いられ、例
えばゲル状人工培地1で発根した植物4をそのまま苗と
して用いることができる。包装フィルム5及び封止材6
としては、上記と同様のものが用いられる。
【0030】
【発明の効果】本発明のゲル状人工培地は、鮮明な着色
を有し、異なる着色樹脂を混ぜて使った場合の色濁りそ
のものが美観を生じ、インテリア性のみならず、芸術性
に優れる。そして、上記ゲル状人工培地を用いた鉢植え
は、植物を鑑賞すると共に、鮮明な着色や数色の色が混
ざり合う変化を鑑賞することができるため、インテリア
性と芸術性を兼ね備えたものとなる。
を有し、異なる着色樹脂を混ぜて使った場合の色濁りそ
のものが美観を生じ、インテリア性のみならず、芸術性
に優れる。そして、上記ゲル状人工培地を用いた鉢植え
は、植物を鑑賞すると共に、鮮明な着色や数色の色が混
ざり合う変化を鑑賞することができるため、インテリア
性と芸術性を兼ね備えたものとなる。
【図1】図1は、本発明の第1実施形態を示し、ゲル状
人工培地を透明容器に充填した状態を示す断面図であ
る。
人工培地を透明容器に充填した状態を示す断面図であ
る。
【図2】図2は、本発明の第2実施形態を示し、複数の
ゲル状人工培地を透明容器に充填した状態を示す断面図
である。
ゲル状人工培地を透明容器に充填した状態を示す断面図
である。
【図3】図3は、本発明の第3実施形態を示し、ゲル状
人工培地を透明容器に収納し、開口部を蓋体によって閉
じた状態を示す断面図である。
人工培地を透明容器に収納し、開口部を蓋体によって閉
じた状態を示す断面図である。
【図4】図4は、本発明の第4実施形態を示し、複数の
ゲル状人工培地を透明容器に収納し、開口部を蓋体によ
って閉じた状態を示す断面図である。
ゲル状人工培地を透明容器に収納し、開口部を蓋体によ
って閉じた状態を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明の第5実施形態を示し、ゲル状
人工培地を透明容器に充填し、該培地に植物を植えた状
態を示す断面図である。
人工培地を透明容器に充填し、該培地に植物を植えた状
態を示す断面図である。
【図6】図6は、本発明の第6実施形態を示し、複数の
ゲル状人工培地を透明容器に充填し、該培地に植物を植
えた状態を示す断面図である。
ゲル状人工培地を透明容器に充填し、該培地に植物を植
えた状態を示す断面図である。
【図7】図7は、図5の鉢植えを包装フィルムで包装し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図8】図8は、図6の鉢植えを包装フィルムで包装し
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図9】図9は、本発明のゲル状人工培地を包装フィル
ムで包装した状態を示す断面図である。
ムで包装した状態を示す断面図である。
1、1a、1b、1c:ゲル状人工培地 2:透明容器 3:蓋 4:植物 5:包装フィルム 6:封止材
Claims (7)
- 【請求項1】 アクリル酸系樹脂に水溶性染料で着色し
た水を含水させた含水ゲルに、肥料分及び防藻剤を含有
させたことを特徴とするゲル状人工培地。 - 【請求項2】 上記水溶性染料が反応性染料である請求
項1記載のゲル状人工培地。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のゲル状人工培地
の1種又は2種以上を透明容器に充填した請求項1記載
のゲル状人工培地。 - 【請求項4】 上記2種以上のゲル状人工培地が異なる
水溶性染料で着色され、上記透明容器中でグラデーショ
ン形成する請求項3記載のゲル状人工培地。 - 【請求項5】 上記透明容器を植木鉢として用いる請求
項3又は4記載のゲル状人工培地。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のゲル状
人工培地に植物を植えたことを特徴とする鉢植え。 - 【請求項7】 上記植物が上記ゲル状人工培地で発根し
たものである請求項6記載の鉢植え。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001138190A JP2002330628A (ja) | 2001-05-09 | 2001-05-09 | ゲル状人工培地及び該培地を用いた鉢植え |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001138190A JP2002330628A (ja) | 2001-05-09 | 2001-05-09 | ゲル状人工培地及び該培地を用いた鉢植え |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002330628A true JP2002330628A (ja) | 2002-11-19 |
Family
ID=18985165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001138190A Pending JP2002330628A (ja) | 2001-05-09 | 2001-05-09 | ゲル状人工培地及び該培地を用いた鉢植え |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002330628A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008054526A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Flowery Net Inc | 植物容器および植物ディスプレイ |
JP2009207471A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Iej:Kk | 教材用の植物生長観察システムおよびその教材 |
JP2013111024A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Excel Clean Techno Co Ltd | 植物栽培用ゲル培地および植物栽培方法 |
-
2001
- 2001-05-09 JP JP2001138190A patent/JP2002330628A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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