JP2002330328A - 電子撮像カメラ - Google Patents

電子撮像カメラ

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JP2002330328A
JP2002330328A JP2001333128A JP2001333128A JP2002330328A JP 2002330328 A JP2002330328 A JP 2002330328A JP 2001333128 A JP2001333128 A JP 2001333128A JP 2001333128 A JP2001333128 A JP 2001333128A JP 2002330328 A JP2002330328 A JP 2002330328A
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image
cpu
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JP2001333128A
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English (en)
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Takashi Kindaichi
剛史 金田一
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無線通信伝送した電子画像データを記憶手段か
ら消去することにより、記憶手段の記憶容量を余裕のあ
る状態にする電子撮像カメラを提供する。 【解決手段】記憶手段4に記憶されている画像データを
無線通信手段6を用いて外部記憶手段8に無線通信伝送
する。この際、CPU2において自動消去が有効である
と判定されると、無線通信伝送した当該電子画像データ
を記憶手段4から消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子撮像カメラで
撮像記憶された画像データを外部の記憶装置に無線転送
可能とする電子撮像カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子撮像カメラは、電子撮像素子
で撮像生成した画像信号を、所定の圧縮圧縮データに変
換した後、カメラ内部に配置された半導体記憶素子に記
憶している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
記憶素子の記憶容量を鑑みるに、画像データの記憶には
限界がある。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑み、電子カメラ
から外部記憶装置へ電子カメラの記憶手段に記憶されて
いる電子画像データを無線伝送し、または、外部記憶装
置から電子画像データの伝送する電子撮像カメラにおい
て、記憶手段の記憶容量を余裕のある状態にすることが
できる電子撮像カメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の電子撮像
カメラは、被写体撮影時に、被写体像を光電変換して画
像信号を生成する電子撮像素子を有し、この電子撮像素
子で生成された画像信号をデジタル画像データに変換す
る画像信号処理機能を備える撮像手段と、前記撮像手段
で生成された画像データを記憶する不揮発性の記憶手段
と、撮像した被写体像、及び、予め設定された画像を表
示する表示手段と、各種データの記憶機能とその各種デ
ータの送受信機能を有する外部記憶装置との間で、無線
通信による各種データを通信伝送する無線通信手段と、
前記外部記憶装置との間での無線通信において、通信エ
ラーの有無を検出し、当該検出結果に基づいて、画像デ
ータの無線通信伝送が完了したか否かを判定する判定手
段と、前記無線通信手段によって前記外部記憶装置に無
線通信伝送し、かつ、前記判定手段により無線通信伝送
が完了したと判定された画像データを前記記憶手段から
消去するよう制御する手段と、を具備することを特徴と
する。
【0006】本発明の第2の電子撮像カメラは、上記第
1の電子撮像カメラにおいて、前記制御手段は無線通信
伝送されていない、または無線通信伝送が完了していな
い画像データの消去を禁止するとともに、予め設定され
た画像を前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0007】本発明の第3の電子撮像カメラは、上記第
2の電子撮像カメラにおいて、前記予め設定された画像
は、少なくとも消去禁止あるいは無線通信伝送失敗の情
報を告知するための画像であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
電子撮像カメラの一実施の形態の構成を示すブロック図
で、図2は本発明の係る電子撮像カメラの撮像動作を説
明するフローチャートで、図3は本発明に係る電子撮像
カメラの電子画像データの伝送動作を説明するフローチ
ャートである。
【0009】本発明の電子撮像カメラは、被写体光を光
電変換してアナログ画像信号を生成する固定撮像素子
と、この固体撮像素子で生成されたアナログ画像信号を
デジタル画像信号に変換し、かつ、そのデジタル画像信
号を所定の圧縮画像データに変換生成する画像信号処理
機能を有する撮像手段1、前記撮像手段1及び後述する
各種手段を駆動制御する制御手段であるマイクロプロセ
ッサ(以下、CPUと称する)2、前記CPU2で駆動
制御され、かつ、前記撮像手段1で生成された画像デー
タを基に撮像画像を表示する液晶素子で生成された表示
手段3、前記CPU2で駆動制御され、かつ、前記撮像
手段1で生成された画像データを記憶する不揮発性半導
体メモリの記憶手段4、前記CPU2に対して、各種駆
動制御指示を行うスイッチからなる入力手段5、前記C
PU2の駆動制御の基で前記記憶手段4に記憶されてい
る画像データを無線通信伝送する第一の無線通信手段
6、及び前記撮像手段1、CPU2、表示手段3、及び
第一の無線通信手段6を駆動する電源を供給する電源手
段7からなっている。
【0010】この電子撮像カメラは、前記第一の無線通
信手段6と無線通信可能な第二の無線通信手段9を有す
る外部記憶手段8と無線接続されるようになっている。
【0011】前記入力手段5は、前記撮像手段1を駆動
して、被写体撮像を指示するレリーズスイッチ、前記撮
像手段1に設けられている図示していない被写体光取り
込みようの撮影光学系のレンズを電子撮像カメラ本体に
沈胴させたり、沈胴位置から撮像可能な広角端位置に繰
り出し制御すると共に、前記電源手段7から撮像手段
1、CPU2、表示手段3、及び第一の無線通信手段6
に電源供給のオン/オフする電源スイッチ、前記撮影光
学系をズーミング駆動するズームスイッチ、及び前記第
1の無線通信手段6を介して、外部記憶手段8に画像デ
ータの伝送指示する画像データ自動伝送スイッチ等から
なっている。
【0012】また、前記電源手段7には、電池が用いら
れ、前記入力手段5の電源スイッチがオフされた際で
も、前記CPU2と第一の無線通信手段6には駆動電源
が常時供給されるようになっている。
【0013】前記第一の無線通信手段6と第二の無線通
信手段9は、携帯電話、PDA(Personal D
igital Assistants)、ノート型パソ
コン、デジタルカメラ、プリンタ等の各種デジタル機器
間を接続するBluetooth標準化団体で設定され
た近距離無線通信方式であるBluetooth(登録
商標)を採用した無線通信方式である。
【0014】また、前記外部記憶手段は、ノート型パソ
コンを始めとする各種パソコンや、PDA等で、それら
パソコンとPDAに前記Bluetooth(登録商
標)が採用された第二の無線通信手段9を備えたもので
ある。また、前記第二の無線通信手段9は、Bluet
ooth(登録商標)対応の携帯電話で、その携帯電話
を介して、前記パソコンやPDA等にデータ伝送するよ
うにしても良い。
【0015】このような構成の電子撮像カメラの撮像露
光動作と撮像画像データの記憶等の撮像動作について図
2を用いて説明する。
【0016】前記入力手段5の図示していない電源スイ
ッチがオンされると、ステップS1で前記電源手段7か
ら前記撮像手段1、CPU2、表示手段3、及び第一の
無線通信手段6に駆動電源が供給されると共に、前記C
PU2は、前記電源スイッチオンの入力の基で、図示し
ていない撮影光学系を電子撮像カメラの本体の沈胴位置
から撮影可能な広角端位置まで繰り出し駆動制御して、
電子撮像カメラを撮像可能な状態とするイニシャライズ
動作を行う。
【0017】このステップS1のイニシャライズ動作が
終了すると、ステップS2で、CPU2は、CPU2に
内蔵されている図示していないタイマー機能をスタート
させて、経過時間を計測する。このタイマーは、タイマ
ースタート後、所定時間の間に前記入力手段5の何らか
のスイッチ操作がされない場合に、前記電源手段7から
供給される駆動電源を節電するために、電子撮像カメラ
を節電モードに設定するもので、前記入力手段5の何ら
かのスイッチが操作されると、速やかに電子撮像カメラ
を撮影可能状態に復帰可能とするスタンバイ状態とす
る。
【0018】前記ステップS2のタイマースタートが終
了すると、前記CPU2は、図示していないストロボ発
光用電源コンデンサの充電電荷をチェックするように、
図示していない充電チェック機能を駆動させ、その充電
チェック機能でチェックの結果、前記充電コンデンサの
充電電荷が所定の電荷に満たない場合は、図示していな
い充電機能を駆動させて、充電動作を行う。
【0019】前記ステップS3で、充電コンデンサの充
電電荷が所定の値である場合、または充電機能の駆動に
より、前記充電コンデンサが所定の値に充電されると、
ステップS4で、前記CPU2は、前記入力手段5に設
けられている図示していないズームアップまたはダウン
スイッチが操作されたか判定する。
【0020】前記ステップS4で、ズームアップまたは
ダウンスイッチが操作されたと判定されると、前記CP
U2は、図示していないズーム駆動機能を駆動制御し
て、ステップS5で、前記撮影光学系をズームアップま
たはダウン駆動させる。つまり、ズームアップスイッチ
がオンされると、前記撮影光学系を広角端側から望遠端
側方向に繰り出すようにズーム駆動機能を駆動させ、ズ
ームダウンスイッチがオンされると、前記撮影光学系を
望遠端側から広角端側方向に繰り込むようにズーム駆動
機能を駆動させる。
【0021】前記ステップS4でズームアップまたはダ
ウンスイッチのいずれも操作されていないと判定された
場合、または前記ステップS5のズーム駆動が終了する
と、ステップS6で、前記入力手段5のレリーズスイッ
チがオンされたか判定する。
【0022】このレリーズスイッチは、2段回操作可能
なスイッチで、半押し状態で第1レリーズスイッチ(1
R)がオンされ、全押し状態で第2レリーズスイッチ
(2R)がオンする。この半押し状態の第1レリーズス
イッチ(1R)がオンされると、CPU2は、図示して
いない被写体輝度を計測する測光機能と被写体までの距
離を計測する測距機能を駆動制御する。また、全押し状
態の第2レリーズスイッチ(2R)がオンされると、C
PU2は、前記測距結果の基で図示していない撮影光学
系の焦点調整と、前記測光結果の基で前記撮影光学系の
絞り値設定、及び前記撮像手段1の撮像素子の電子シャ
ッタ秒時の設定を行い、前記撮像手段1を駆動させて、
前記撮像素子に露光させた被写体像の電子画像信号及び
画像データの生成駆動を行う。
【0023】前記ステップS4で、第1レリーズスイッ
チ(1R)がオンされたと判定されると、ステップS7
で、CPU2は、図示していない測光機能を駆動させ
て、被写体輝度を計測駆動させる。なお、測光機能は公
知の測光計測方法が用いられ、前記撮像手段1の撮像素
子で露光光電変換された被写体像信号から輝度値を演算
する方法と、測光素子に入射された被写体光により生じ
る光電流を基に被写体輝度値を演算する方法がある。
【0024】前記ステップS7の測光動作が終了する
と、ステップS8で、CPU2は、図示していない被写
体までの距離を計測する公知の測距機能を駆動させて、
被写体までの距離計測を行う。なお、測距機能は公知の
測距計測方式の主として三角測量方式が用いられてい
る。
【0025】この三角測量方式には、パッシブ方式とア
クティブ方式とが有り、パッシブ方式は、被写体からの
光を分離受光し、それぞれの被写体像信号に変換する一
対のラインセンサを有して構成されている。さらに、被
写体の輝度やコントラストが低い場合に、当該被写体に
向けて照明光を照射するストロボ等の補助光源を備える
こともある。
【0026】また、上記アクティブ方式は、被写体に向
けて赤外ビーム光を投光する赤外発光素子と、この赤外
発光素子と基線長をもって配設され、赤外ビーム光が照
射された被写体からの反射光を受光する位置検出素子と
を有して構成されている。
【0027】前記ステップS8で、前述のパッシブ方式
とアクティブ方式のいずれか、または両方式を組み合わ
せたハイブリット方式等の三角測量での測距が終了する
と、ステップS9で、CPU2は、第2レリーズスイッ
チ(2R)がオンされたか判定する。第2レリーズスイ
ッチ(2R)がオフであると判定されると、CPU2
は、ステップS10で、再度第1レリーズスイッチ(1
R)がオンされているか判定し、オンであると前記ステ
ップS9に戻り再度第2レリーズスイッチ(2R)のオ
ン判定を行う。第1レリーズ(1R)がオフであると判
定されると、ステップS17以降が実行される。
【0028】前記ステップS9で第2レリーズスイッチ
(2R)がオンであると判定されると、前記CPU2
は、ステップS11で、前記ステップS8で計測した測
距値の基で、図示していない撮影光学系の焦点調整機能
を駆動させて、撮影光学系を焦点位置に調整する。
【0029】次に、ステップS12で、CPU2は、前
記撮像手段1を駆動制御して、前記ステップS7で測光
した測光値の基で、前記撮像手段1の撮像素子の露光時
間、つまり電子シャッタを駆動制御して、撮像素子に露
光した被写体像を光電変換して、アナログ被写体像信号
を生成する。なお、前記ステップS7の測光結果で、被
写体が暗いと判定された場合は、ストロボ発光させて被
写体をストロボ照明して露光することもある。このアナ
ログ被写体像信号をデジタル被写体像信号に変換し、か
つ、所定の圧縮デジタル画像データに変換する。この圧
縮デジタル画像データは、画像信号の圧縮方式のJPE
G方式等が用いられる。
【0030】前記ステップS12の撮像動作が終了する
と、ステップS13で、前記撮像手段1で生成された圧
縮デジタル画像データを基に、前記CPU2は、デジタ
ル画像信号に変換し、そのデジタル画像信号を前記表示
手段3に供給して、撮像被写体像の画像を表示させる。
【0031】このステップS13の前記表示手段3での
撮像被写体像の画像が表示されると共に、前記CPU2
の内蔵タイマーをスタートして、前記表示手段3におけ
る画像表示開始時間の計測スタートを行う。
【0032】前記ステップS13の表示手段3による画
像表示が開始されると、ステップS14で、CPU2
は、前記撮像手段1で生成されたデジタル圧縮画像デー
タを前記記憶手段4に記憶保存させる制御を行う。この
記憶手段4へ画像データを記憶させる際には、記憶手段
4内の画像データ記憶保存のアドレスデータ、及び記憶
された画像データの消去、または消去不可等の符号デー
タが共に記憶される。
【0033】前記ステップS14の記憶手段4への画像
データの記憶が終了すると、ステップS15で、CPU
2は、前記ステップS13で表示手段3に撮像画像を表
示させた際にスタートさせたタイマーの経過時間を判定
し、前記表示手段3に表示した撮像画像の表示が所定時
間経過するまで表示時間の判定を行い、前記表示手段3
の撮像画像の表示が所定時間経過すると、ステップS1
6で、CPU2は、前記表示手段3における撮像画像の
表示駆動を停止させる制御を行い、ステップS17以降
が実行される。
【0034】前記ステップS6、またはステップS10
で、第1レリーズスイッチ(1R)がオフであると判定
されたり、あるいは、前記ステップS16で、前記表示
手段3における撮像画像の表示を終了させると、ステッ
プS17でCPU2は、前記電源スイッチが前記ステッ
プS1のイニシャライズ時のオン状態であるか判定す
る。このステップS17の電源スイッチのオン状態が確
認されると、ステップS18でCPU2は、前記ステッ
プS2でタイマースタートしてから事前設定されている
所定の時間が経過されているか判定し、所定時間経過し
ていない場合は、ステップS3に戻り、再度ストロボ充
電チェック以降が実行され、継続して行われる被写体撮
像の撮像動作が実行される。
【0035】前記ステップS17で電源スイッチがオフ
であると判定され、または前記ステップS18で、タイ
マースタートから事前設定された所定の時間が経過され
たと判定されると、ステップS19でCPI2は、電子
撮像カメラの終了処理を行う。
【0036】このステップS19の終了処理は、前記撮
影光学系を沈胴位置へ繰り込み、かつ、前記電源手段7
を制御して、前記撮像手段1と表示手段3への駆動電源
供給を停止し、少なくとも前記CPU2で前記記憶手段
4に記憶されている画像データの読み出しと、その読み
出した画像データを前記第1の無線通信手段6を用いて
外部記憶手段8に伝送する機能を駆動する電源供給のみ
を行う。
【0037】前記ステップS19の終了処理が終了する
と、ステップS20で、CPU2は前記記憶手段4に記
憶されている画像データの外部記憶手段8へ自動伝送を
行うか否か設定する前記入力手段5に設けられている図
示しない自動転送設定スイッチのオン/オフ状態判定を
行う。
【0038】前記自動転送設定スイッチが画像データの
自動伝送を行うオンであると、ステップS21で、CP
U2は前記記憶手段4に記憶されている画像データを読
み出し、前記第1の無線通信手段6を駆動制御して、前
記外部記憶手段8の第2の無線通信手段9と無線通信を
行い、画像データの転送動作を行う。なお、このステッ
プS21の画像データの転送動作の詳細動作は後述す
る。
【0039】前記ステップS20で前記自動転送設定ス
イッチが画像データの自動転送を行わないオフであると
判定されたり、または前記ステップS21の画像データ
の自動伝送が終了すると、ステップS22で、前記電子
撮像カメラをHalt(停止)状態にする。
【0040】このHalt状態とは、前記第1の無線通
信手段6が前記第2の無線通信手段9からの画像データ
転送要求信号を受信可能で、かつ、前記第2の無線通信
手段9から画像データ転送要求信号を受信すると、前記
CPU2が前記記憶手段4から画像データを読み出し、
かつ、前記第1の無線通信手段6を駆動制御して画像デ
ータを転送させる動作に戻れるスタンバイ状態である。
【0041】前記ステップS22のHalt状態で、前
記外部記憶手段8が第2の無線通信手段9を駆動させ
て、画像データ転送要求信号を送信し、前記第1の無線
通信手段6が画像データ転送要求信号を受信して、その
受信情報を前記CPU2に伝達されると、ステップS2
3で、前記CPU2は、前記画像データ転送要求を前記
第1の無線通信手段6が受信したか判定され、前記画像
データ転送信号を受信したと判定すると、ステップS2
4で、CPU2は前記入力手段5の自動転送設定スイッ
チが自動伝送するオンであるか判定し、自動転送するオ
ンであると判定されると、前記ステップS21に戻り、
画像データ転送動作が実行される。
【0042】前記ステップS23で、CPU2が前記第
2の無線通信手段9からの画像データ転送要求信号が受
信されていないと判定されると、前記ステップS1に戻
り、電子撮像カメラの電源スイッチがオフされた撮影不
可状態となり、ステップS1のイニシャライズのスタン
バイ状態となる。
【0043】また、前記ステップS24で、CPU2で
前記自動転送設定スイッチが自動転送を行わないオフで
あると判定されると、前記ステップS22に戻り、Ha
lt状態に設定する。
【0044】つまり、電子撮像カメラの電源スイッチが
オンされて、ステップS1〜S16の電子撮像の動作に
従い撮像手段1で電子撮像され、その電子撮像され記憶
手段4に記憶された画像データは、撮像動作が終了し
て、電子撮像カメラの電源スイッチがオフとなると、画
像データの自動転送スイッチがオンされていると、電子
撮像された画像データは自動的に電子撮像カメラから外
部記憶手段8に第1の無線通信手段6を用いて前記外部
記憶手段8の第2無線通信手段9との間で無線通信転送
する。また、電子撮像カメラの電源スイッチオフ後、外
部記憶手段8からの画像データ転送要求により転送可能
とした。
【0045】次に、前記ステップS21の画像データ転
送の詳細動作について図3を用いて説明する。ステップ
S25で、CPU2は前記記憶手段4に未転送画像デー
タが記憶されているかチェックし、未転送画像データは
ないと判定されると、リターンを介して、前記ステップ
S22のHalt以降が実行され、未転送画像データが
あると判定されると、ステップS26で前記外部記憶手
段8の第2の無線通信手段9からの画像データ転送要求
信号を前記第1の無線通信手段6が受信したかCPU2
で判定される。
【0046】前記ステップS26で、前記第1の無線通
信手段6は前記第2の無線通信手段9からの画像データ
転送要求信号を受信していないと判定されると、ステッ
プS27で、CPU2は第1の無線通信手段6をマスタ
ーとして、前記記憶手段4に記憶されている画像データ
を前記第2の無線通信手段9を介して前記外部記憶手段
8に画像データ転送する準備駆動させ、ステップS28
で前記第1の無線通信手段8を駆動させて、前記第2の
無線通信手段9と無線通信するための要求信号を発信す
る。
【0047】前記第1の無線通信手段6から画像データ
転送要求信号を第2の無線通信手段9が受信すると、こ
の第2の無線通信手段9で受信した画像データ転送要求
信号に対して、前記外部記憶手段8は画像データ転送受
け入れ可能か、または受け入れ準備ができているか判定
し、画像データ受け入れ可能であると前記外部記憶手段
8は、第2の無線通信手段9を駆動制御して、前記第1
の無線通信手段6に対して、画像データ受け入れ応答信
号を出力する。
【0048】前記ステップS28の第1の無線通信手段
6からの画像データ伝送要求に対して、前記ステップS
29で、前記外部記憶手段8の駆動制御の基で、第2の
無線通信手段9から画像データ受け入れ可能応答信号が
出力され、前記第1の無線通信手段6で受信したか前記
CPU2で判定する。
【0049】このステップS29で、前記外部記憶手段
8からの画像データの伝送受け入れの応答がないと判定
されると、リターンを介して、前記ステップS22以降
が実行され、画像データの転送受け入れの応答がある
と、ステップS31以降が実行される。
【0050】前記ステップS26で、前記第1の無線通
信手段6は前記第2の無線通信手段9からの画像データ
転送要求信号を受信していると判定されると、ステップ
S30で、CPU2は第1の無線通信手段6をスレーブ
として、前記外部記憶手段8の要求により、前記記憶手
段4に記憶されている画像データを前記第2の無線通信
手段9を介して前記外部記憶手段8に画像データ転送す
る準備駆動を行う。
【0051】つまり、前記第1と第2の無線通手段6,
9は、Bluetoth(登録商標)を採用すること
で、いずれもマスターとスレーブとなることが可能とな
る。
【0052】前記ステップS29で、前記外部記憶手段
8から画像データの受け入れ応答があり、また、前記ス
テップS30で、前記外部記憶手段8からの画像データ
転送要求により画像データ転送準備が終了すると、ステ
ップS31で、CPU2は前記記憶手段4の未転送画像
データを読み出し、前記第1の無線通信手段6を駆動制
御して、前記未転送画像データをBluetooth
(登録商標)仕様の無線信号として第2の無線通信手段
9へ無線通信伝送し、外部記憶手段8に記憶させる。
【0053】次に、ステップS32で、CPU2は前記
ステップS31で無線通信伝送した未転送画像データの
転送通信エラーがないか判定する。このステップS32
で無線通信エラーがあると判定されると、ステップS3
4で、CPU2は転送通信エラーが生じた画像データを
前記第1の無線通信手段6を駆動制御して再転送通信す
る。
【0054】前記ステップS34で再転送通信した画像
データの転送通信エラーがないかステップS35でCP
U2で再判定する。このステップS35の転送通信エラ
ーの判定で、再度転送通信エラーがあると判定される
と、ステップS36で、CPU2は転送通信エラーが生
じた画像データの前記記憶手段4からの消去禁止設定ま
たは前記表示手段3に消去禁止警告表示等の設定を行
う。
【0055】前記ステップS32とS35の転送通信エ
ラー判定で転送通信エラーがないと判定されると、ステ
ップS33で、CPU2は前記記憶手段4に記憶されて
いて、かつ、前記ステップS31とS34で転送通信さ
れた画像データを前記記憶手段4からの消去禁止または
消去禁止警告表示等の設定を解除させる。
【0056】次に、ステップS37でCPU2は前記記
憶手段4に記憶されている画像データ毎に自動消去可能
か判定する。この自動消去の判定は、前記ステップS3
3で消去禁止と消去禁止警告表示等の設定が解除され
て、自動消去が有効であるか、また、前記ステップS3
6で消去禁止または消去禁止警告表示が設定されて、自
動消去を無効としているかである。
【0057】前記ステップS37で自動消去有効である
と判定されると、ステップS38でCPU2は前記記憶
手段4に記憶され、かつ、前記ステップS31またはS
34で転送通信し、前記ステップS32またはS35で
転送通信エラーがないと判定され、さらに、前記ステッ
プS33で消去禁止または消去禁止警告表示の設定が解
除された画像データを消去する。
【0058】前記ステップS37で自動消去無効である
と判定されると、前記記憶手段4に記憶され、かつ、前
記ステップS31またはS34で転送通信し、前記ステ
ップS32またはS35で転送通信エラーが生じたと判
定され、さらに、前記ステップS36で消去禁止または
消去禁止警告表示が設定された画像データを消去させず
残存させる。
【0059】前記ステップS37で自動消去無効と判定
されたり、または自動消去有効と判定され、ステップS
38で自動消去が許可された画像データの消去が終了す
ると、リターンを介して、前記ステップS22のHal
t以降が実行される。
【0060】つまり、前記電子撮像カメラが撮影動作を
終了して、入力手段5の電源スイッチがオフされると、
電源手段7からは、CPU2と第1の無線通信手段6に
のみ駆動電源を供給して駆動動作させている。この電源
スイッチのオフ状態になると、CPU2は記憶手段4に
記憶されている撮像画像データで、外部記憶手段8に転
送されていない画像データ(すなわち、過去の画像デー
タ転送時に、転送エラーが生じて、消去されていない撮
影画像データ、及び新たに記憶された画像データ)があ
るか判定し、未転送画像データがあると、CPU2は外
部記憶手段8に対して画像データ転送要求を行い、外部
記憶手段8から転送受け入れ許可が得られると記憶手段
4の記憶されている未転送画像データを転送通信を行
う。
【0061】また、電子撮像カメラの電源スイッチオフ
状態で、かつ、記憶手段4に未転送画像データがある場
合に、外部記憶手段8から画像データ転送要求がある
と、電子撮像カメラのCPU2は、記憶手段4に記憶さ
れている未転送画像データを外部記憶手段8に転送通信
する。
【0062】このようにして、外部記憶手段8に転送通
信された画像データは、記憶手段4から自動消去するこ
とで、記憶手段4に新たな画像データの記憶が可能とな
る。
【0063】さらに、外部記憶手段8をBluetoo
th(登録商標)対応の携帯電話またはPDA等の場合
は、電子撮像カメラの第1の無線通信手段6と前記携帯
電話またはPDAを接続して、その携帯電話とPDAを
介して、パーソナルコンピュータに画像データ転送を行
うことも可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明の電子撮像カメラによると、記憶
手段に記憶されている画像データを無線通信手段を用い
て外部記憶装置に無線通信伝送でき、かつ、無線通信伝
送した電子画像データは記憶手段から消去することによ
り、記憶手段の記憶容量を余裕のある状態にすることが
可能となり、また、電子カメラの小型化が維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子撮像カメラの一実施の形態の
構成を示すブロック図。
【図2】本発明の係る電子撮像カメラの撮像動作を説明
するフローチャート。
【図3】本発明に係る電子撮像カメラの電子画像データ
の伝送動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…撮像手段 2…マイクロプロセッサ(CPU) 3…表示手段 4…記憶手段 5…入力手段 6…第1の無線通信手段 7…電源手段 8…外部記憶手段 9…第2の無線通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/907 H04N 101:00 5C073 5/91 5/91 J // H04N 101:00 L Fターム(参考) 2H054 AA01 5C022 AA13 AB15 AB66 AC41 AC52 AC69 5C052 AA16 AC02 AC08 CC11 CC12 DD02 DD04 5C053 FA08 FA14 FA30 GA11 GB06 GB14 GB36 HA22 HA29 JA21 KA01 KA24 LA01 LA11 LA14 5C062 AA01 AB10 AB38 AB42 AC22 AC23 AC34 AE01 BB03 5C073 AA06 BC04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体撮影時に、被写体像を光電変換し
    て画像信号を生成する電子撮像素子を有し、この電子撮
    像素子で生成された画像信号をデジタル画像データに変
    換する画像信号処理機能を備える撮像手段と、 前記撮像手段で生成された画像データを記憶する不揮発
    性の記憶手段と、 撮像した被写体像、及び、予め設定された画像を表示す
    る表示手段と、 各種データの記憶機能とその各種データの送受信機能を
    有する外部記憶装置との間で、無線通信による各種デー
    タを通信伝送する無線通信手段と、 前記外部記憶装置との間での無線通信において、通信エ
    ラーの有無を検出し、当該検出結果に基づいて、画像デ
    ータの無線通信伝送が完了したか否かを判定する判定手
    段と、 前記無線通信手段によって前記外部記憶装置に無線通信
    伝送し、かつ、前記判定手段により無線通信伝送が完了
    したと判定された画像データを前記記憶手段から消去す
    るよう制御する手段と、 を具備することを特徴とした電子撮像カメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は無線通信伝送されていな
    い、または無線通信伝送が完了していない画像データの
    消去を禁止するとともに、予め設定された画像を前記表
    示手段に表示することを特徴とした請求項1に記載の電
    子撮像カメラ。
  3. 【請求項3】 前記予め設定された画像は、少なくとも
    消去禁止あるいは無線通信伝送失敗の情報を告知するた
    めの画像であることを特徴とする請求項2に記載の電子
    撮像カメラ。
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