JP2002330097A - 移動体選択接続システム及び方法並びに通信回線接続装置 - Google Patents

移動体選択接続システム及び方法並びに通信回線接続装置

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JP2002330097A
JP2002330097A JP2001133121A JP2001133121A JP2002330097A JP 2002330097 A JP2002330097 A JP 2002330097A JP 2001133121 A JP2001133121 A JP 2001133121A JP 2001133121 A JP2001133121 A JP 2001133121A JP 2002330097 A JP2002330097 A JP 2002330097A
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Masahiro Ito
昌宏 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者が携帯型端末を利用して電話を掛けるこ
とにより、最も近いタクシーと直接通話を可能にして、
利用者、タクシー会社双方の利便性を向上させる。 【解決手段】 タクシー位置情報取得部11は、1台以
上のタクシーT1 ,T2,…の位置データを取得する。
携帯型端末位置情報取得部12は、アクセス要求があっ
た携帯型端末Kの位置データを取得する。データ比較部
13は、携帯型端末Kの位置データと各タクシーT1 ,
T2 ,…の位置データとを比較することによって、携帯
型端末Kに最も近い位置のタクシーを検出し、このタク
シーを配車タクシーとして指定する回線接続指令信号を
通信制御部14に出力する。通信制御部14は、回線接
続指令信号によって指定されたタクシーと携帯型端末K
との回線同士を接続して、直接通話を可能にする。これ
により、携帯型端末Kを携帯する利用者は、自分の位置
に最も近い位置のタクシーと直接会話をして乗車契約を
結ぶことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシー等の乗用
旅客自動車の乗車契約に好適な移動体選択接続システム
及び方法並びに通信回線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タクシーを利用しようとする場合
には、乗客がタクシー乗り場に出向くか、走行中の空車
のタクシーに合図して停車させるか、又は電話によって
乗車契約を行う方法がある。近くにタクシー乗り場がな
い場合やタクシー乗り場に乗車待ちタクシーがいない場
合において、ある時間内に乗車を希望するときには、電
話によって乗車契約を行う方法が確実である。
【0003】即ち、乗客は、希望するタクシー会社に電
話して、自分の現在位置又は乗車希望位置を伝える。タ
クシー会杜は、自社タクシーからの無線連絡に基づいて
各タクシーの位置と空車状況を判断し、空車であって且
つ乗客の乗車希望位置近傍に位置するタクシーを配車タ
クシーとして決定し、この配車タクシーに対して無線で
業務指示を与えると共に、乗客に対して配車タクシーの
到着時刻等を伝える。配車タクシーは、指示された場所
まで走行して乗客を発見し、乗車契約を確認して乗客を
乗車させる。
【0004】しかしながら、乗客が電話による乗車契約
を行った後に、乗車契約を行ったタクシー会社以外のタ
クシー会社に属する空車タクシーが目前を走行したり、
乗車希望位置近傍に停車することがある。この場合で
も、これらのタクシーに対しては電話による乗車契約は
有効ではなく、乗客は乗車契約に基づいてこれらのタク
シーに乗車することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、電
話による乗車契約は、所定時間以内の乗車を略々確実に
することが可能であるが、必ずしも最も早い乗車を可能
にするものではなく、乗客の利便性が十分に高いとは言
えない。また、乗客の近くに空車タクシーが存在するに
も拘わらず、電話が掛けられなかったタクシー会社で
は、乗客にサービスを提供することができず、乗客及び
タクシー会社双方にとって、十分に有効なシステムが構
築されていないという問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、複数のタクシー会社のタクシーを統括的に
管理し、乗客及びタクシーの位置、或いは乗客の希望に
応じて適応的に配車タクシーを決定することにより、乗
客及びタクシー会社側の利便性を著しく向上させること
ができる移動体選択接続システム及び方法並びに通信回
線接続装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
通信回線接続装置は、所定の通信回線を介して通信が可
能な通信端末から位置データを取得する通信端末位置デ
ータ取得手段と、所定の通信回線を介して通信が可能な
1つ以上の移動体から位置データを取得する移動体位置
データ取得手段と、前記通信端末位置データ取得手段が
取得した位置データと前記移動体位置データ取得手段が
取得した1つ以上の位置データとの比較によって、前記
アクセス元の通信端末の位置と前記1つ以上の移動体と
の各位置関係を検出する位置比較手段と、前記位置比較
手段の検出結果に基づいて前記1つ以上の移動体のうち
の1つを選択し選択した移動体の通信回線と前記通信端
末の通信回線とを相互に接続する通信制御手段とを具備
したものであり、本発明の請求項13に係る移動体選択
接続システムは、所定の通信回線を介して通信が可能な
1つ以上の移動体と、所定の通信回線を介して通信が可
能な通信端末からアクセス要求が発生すると、前記通信
端末の位置データを取得すると共に、取得した前記通信
端末の位置データと前記1つ以上の移動体から取得した
位置データとの比較によって、前記1つ以上の移動体と
前記通信端末との各位置関係を検出し、検出結果に基づ
いて前記1つ以上の移動体のうちの1つを選択して選択
した移動体の通信回線と前記通信端末の通信回線とを相
互に接続する通信回線接続装置とを具備したものであ
り、本発明の請求項14に係る移動体選択接続方法は、
所定の通信回線を介して通信が可能な1つ以上の移動体
から位置データを取得する手順と、所定の通信回線を介
して通信が可能な通信端末からアクセス要求が発生する
と、前記通信端末の位置データを取得する手順と、前記
通信端末の位置データと前記1つ以上の移動体から取得
した位置データとの比較によって、前記1つ以上の移動
体と前記通信端末との各位置関係を検出する手順と、検
出した各位置関係に基づいて前記1つ以上の移動体のう
ちの1つを選択して選択した移動体の通信回線と前記通
信端末の通信回線とを相互に接続する手順とを具備した
ものである。
【0008】本発明の請求項1において、通信端末位置
データ取得手段は、所定の通信回線を介して通信が可能
な通信端末から位置データを取得する。移動体位置デー
タ取得手段は、所定の通信回線を介して通信が可能な1
つ以上の移動体から位置データを取得する。通信端末か
らアクセス要求が発生すると、位置比較手段は、通信端
末位置データ取得手段が取得した位置データと移動体位
置データ取得手段が取得した1つ以上の位置データとの
比較によって、通信端末の位置と1つ以上の移動体との
各位置関係を検出する。通信制御手段は、位置比較手段
の検出結果に基づいて、1つ以上の移動体のうちの1つ
を選択し、選択した移動体の通信回線と通信端末の通信
回線とを相互に接続する。こうして、通信端末は、その
位置関係に応じて選択された移動体と直接通信する。
【0009】本発明の請求項13において、1つ以上の
移動体は、所定の通信回線を介して通信回線接続装置と
の間で通信可能であり、通信回線接続装置は1つ以上の
移動体の位置データを取得する。所定の通信回線を介し
て通信が可能な通信端末から通信回線接続装置にアクセ
ス要求が発生すると、通信回線接続装置は、通信端末の
位置データを取得し、取得した通信端末の位置データと
1つ以上の移動体から取得した位置データとの比較によ
って、1つ以上の移動体と通信端末との各位置関係を検
出する。通信回線接続装置は、検出結果に基づいて1つ
以上の移動体のうちの1つを選択して選択した移動体の
通信回線と通信端末の通信回線とを相互に接続する。
【0010】本発明の請求項14においては、1つ以上
の移動体から位置データが取得される。通信端末からア
クセス要求が発生すると、この通信端末の位置データが
取得され、通信端末の位置データと1つ以上の移動体か
ら取得した位置データとの比較が行われて、1つ以上の
移動体と通信端末との各位置関係が検出される。検出さ
れた各位置関係に基づいて、1つ以上の移動体のうちの
1つが選択され、選択された移動体の通信回線と通信端
末の通信回線とが相互に接続される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
移動体選択接続システムの一実施の形態を示す説明図で
ある。
【0012】通信端末としての携帯型端末K1 ,K2 ,
…(以下、代表して携帯型端末Kという)は、例えば、
携帯電話、PHS及びPDA(Persona1 Digital Assis
tance )等の携帯可能な情報処理端末であり、公衆回線
を介して通信が可能である。携帯型端末Kは自機の位置
データを送信することができるようになっている。例え
ば、PHSの位置提供サービスやGPS(Global Posit
ioning System )等を利用することによって、携帯型端
末Kは、自機の位置データを送信可能である。なお、携
帯型端末1の通信時に、携帯型端末Kが属する電話会社
が携帯型端末Kの位置データを送信するようにしてもよ
い。
【0013】通信回線接続装置2は、公衆回線を介して
携帯型端末Kと通信が可能であると共に、契約している
1つ以上のタクシー会社に所属するタクシーT1 ,T2
,…(以下、代表してタクシーTという)との間で所
定の通信回線を介して通信が可能である。
【0014】移動体としてのタクシーTは、例えば、自
動車電話、携帯電話、PHS、タクシー無線等によって
通信が可能である。タクシーTは自機の位置データを送
信することができるようになっている。例えば、GPS
を利用することによって、自機の位置データを送信可能
である。なお、タクシーTの通信時に、タクシーTが属
する通信会社がタクシーTの位置データを送信するよう
にしてもよい。
【0015】なお、タクシーTは、通信回線接続装置2
からの要求に応じて、位置データを送信するようにして
もよく、また、所定の周期でGPS等による位置データ
を自動的に送信するようにしてもよい。更に、タクシー
Tは、乗務員の手動操作によって、位置データを送信す
るようにしてもよい。
【0016】本実施の形態においては、通信回線接続装
置2は、携帯型端末Kからの乗車契約のための発信(ア
クセス要求)が発生すると、この携帯型端末Kと携帯型
端末Kの最も近くに位置するタクシーTとの通信回線同
士を接続し、携帯型端末KとタクシーTとの間の直接通
話を可能にすることができるようになっている。
【0017】図2は図1中の通信回線接続装置2の具体
的な構成を示すブロック図である。
【0018】通信制御部14は、所定のタイミング又は
携帯型端末Kから乗車契約のための発信を受信すると、
制御信号をタクシー位置情報取得部11に出力する。ま
た、通信制御部14は、携帯型端末Kから乗車契約のた
めの発信を受信すると、トリガ信号を携帯型端末位置情
報取得部12に出力する。タクシー位置情報取得部11
は、制御信号が入力されると、タクシーTとの間で通信
を行ってその位置データを取得し、取得した位置データ
をデータ比較部13に出力する。携帯型端末位置情報取
得部12は、トリガ信号が入力されると、携帯型端末K
との間で通信を行ってその位置データを取得し、取得し
た位置データをデータ比較部13に出力する。
【0019】通信制御部14は、携帯型端末Kから乗車
契約のための発信を受信すると、移動体アクセス信号を
データ比較部13に出力する。データ比較部13は移動
体アクセス信号が入力されると、各タクシーTの位置デ
ータと乗車契約のための発信を行った携帯型端末Kの位
置データとの比較によって、アクセス要求を行った携帯
型端末Kに最も近い位置に位置するタクシーを判定し、
そのタクシーを配車タクシーとして、アクセス要求を行
った携帯型端末Kと配車タクシーとの通信回線同士を接
続するための回線接続指令信号を通信制御部14に出力
する。
【0020】通信制御部14は各タクシーTと各携帯型
端末Kとの通信回線同士を接続可能であり、乗車契約の
ための発信を行った携帯型端末Kの通信回線を回線接続
指令信号によって指定されたタクシーTの通信回線に接
続する。
【0021】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
【0022】タクシーT1 ,T2 ,…は、時々刻々変化
する自車の位置データをGPSの利用等によって取得
し、例えば、通信回線接続装置2からの要求に従って、
定期的に通信回線接続装置2に対して送信する。通信回
線接続装置2の通信制御部14は、制御信号をタクシー
位置情報取得部11に出力して、タクシーからの位置デ
ータを取込ませる。タクシー位置情報取得部11は、取
得した位置データをデータ比較部13に出力する。な
お、通信回線接続装置2は、携帯型端末Kからのアクセ
ス毎に、タクシーTに位置データを送信させるようにし
てもよい。
【0023】ここで、携帯型端末K2 を携帯中の利用者
が、携帯型端末K2 によって通信回線接続装置2を指定
する所定の電話番号宛に電話を掛けるものとする。通信
制御部14は、携帯型端末K2 からの通信信号を受信す
ると、トリガ信号を発生して携帯型端末位置情報取得部
12に携帯型端末K2 の位置データを取込ませる。携帯
型端末K2 は、GPSの利用等によって取得した位置デ
ータを通信回線接続装置2に送信する。この位置データ
は、携帯型端末位置情報取得部12によって取込まれて
データ比較部13に供給される。
【0024】通信制御部14は、携帯型端末K2 からの
通信信号を受信することによって、携帯型端末K2 の使
用者が乗車契約のための発信を行ったものと判断して、
移動体アクセス信号をデータ比較部13に出力する。こ
れにより、データ比較部13は、携帯型端末K2 の位置
を示す位置データと各タクシーTから取得した位置デー
タとの比較によって、携帯型端末K2 の位置に最も近い
位置のタクシーTを検出する。
【0025】いま、携帯型端末K2 の通信回線接続装置
2に対するアクセス要求時において、タクシーT1 が携
帯型端末K2 に最も近い位置に位置するものとする。デ
ータ比較部13は、位置データの比較によってタクシー
T1 が携帯型端末K2 に最も近いことを検出すると、タ
クシーT1 の回線と携帯型端末K2 の回線とを接続する
ための回線接続指令信号を通信制御部14に出力する。
これにより、通信制御部14は、回線接続指令信号によ
って指定されたタクシーT1 の回線と携帯型端末K2 の
回線とを接続する。
【0026】即ち、携帯型端末K2 を用いて通信回線接
続装置2に電話を掛けた利用者は、自分の位置に最も近
い位置で走行中又は停止中のタクシーT1 との間で通信
回線が接続され、タクシーT1 の乗務員と直接会話をす
ることが可能となる。こうして、携帯型端末K2 を利用
して乗車契約を結ぶことができる。
【0027】タクシーT1 は、利用者が携帯型端末K2
を用いて通信回線接続装置2に対してアクセスした時点
において、通信回線接続装置2に登録された全てのタク
シー会社に属する全タクシーのうちで、最も近接した位
置に位置しており、携帯型端末K2 を携帯する利用者の
位置まで最も早く到達可能である可能性が極めて高い。
【0028】このように本実施の形態においては、各タ
クシーTの位置データ及び通信回線接続装置2にアクセ
スを行った携帯型端末Kの位置データを取得して、携帯
型端末Kに最も近い位置のタクシーを検出して回線の接
続を行っており、携帯型端末Kを所持している利用者
は、通信回線接続装置2に対して電話を掛けるだけで、
全てのタクシー会社の全タクシーの中から自分の位置に
最も近い位置のタクシーの乗務員と直接会話をして乗車
契約を成立させることができる。従って、タクシー待ち
の利用者は、比較的短時間にタクシーに乗車することが
でき、極めて利便性に優れている。また、タクシー会社
側も比較的近い位置に回送することによってタクシー待
ちの利用者を乗車させることができ、業務効率を向上さ
せることができる。
【0029】図3は本発明の他の実施の形態を示す説明
図である。図3において図1と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。
【0030】図1の実施の形態では、通信回線接続装置
2にアクセスを行った携帯型端末Kに最も近い位置のタ
クシーが空車であるとは限らない。本実施の形態は、タ
クシーの空車,実車,回送の状態を検出することによっ
て、乗車契約のためのアクセスを行った携帯型端末Kと
空車のタクシーとの回線を接続するようにしたものであ
る。
【0031】本実施の形態はタクシーT1 ,T2 ,…に
代えて、タクシーT1 ′,T2 ′,…(以下、代表して
タクシーT′という)を採用すると共に、通信回線接続
装置2に代えて通信回線接続装置5を採用した点が図1
の実施の形態と異なる。
【0032】タクシーT1 ′,T2 ′…は、図1のタク
シーT1 ,T2 ,と同様に、通信回線接続装置5との間
で通信が可能であり、自車の位置データを通信回線接続
装置5に送信することができる。更に、タクシーT1
′,T2 ′,…は、自車が空車であるか否かを示す状
態信号を通信回線接続装置5に送信することができるよ
うになっている。
【0033】図4は図3中の通信回線接続装置5の具体
的な構成を示すブロック図である。図4において図2と
同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0034】図4の通信回線接続装置5は状態設定情報
取得部16が付加され、データ比較部13に代えてデー
タ比較部17を採用した点が図2の通信回線接続装置2
と異なる。状態設定情報取得部16は、通信制御部14
から制御信号が与えられると、タクシーT′からの状態
信号を取込んでデータ比較部17に供給するようになっ
ている。
【0035】データ比較部17は、データ比較部13と
同様に、移動体アクセス信号が入力されると、各タクシ
ーT′の位置データと乗車契約のための発信を行った携
帯型端末Kの位置データとの比較によって、乗車契約の
ための発信を行った携帯型端末Kに最も近い位置に位置
するタクシーを判定する。この場合には、データ比較部
17は、状態設定情報取得部16からの状態信号によっ
て空車と判断されたタクシーT′についてのみ比較を行
うようになっている。
【0036】データ比較部17は、空車タクシーT′の
うち通信回線接続装置5にアクセスを行った携帯型端末
Kに最も近い位置のタクシーを配車タクシーとして、乗
車契約のための発信を行った携帯型端末Kと配車タクシ
ーとの通信回線同士を接続するための回線接続指令信号
を通信制御部14に出力する。
【0037】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
【0038】通信回線接続装置5は、各タクシーT′か
ら位置データを取得すると共に、空車か否かの状態を示
す状態信号を取得する。通信回線接続装置5の通信制御
部14は、携帯型端末Kによってアクセス要求が行われ
ると、制御信号及びトリガ信号を発生して、アクセスを
行った携帯型端末Kの位置データ及び各タクシーの位置
データを取得させる。
【0039】本実施の形態においては、状態設定情報取
得部16は、各タクシーT′の状態信号を取得する。デ
ータ比較部17は、状態信号が空車を示すタクシーにつ
いてのみ、位置データの比較を行う。これにより、デー
タ比較部17は、空車のタクシーのうちアクセス要求を
行った携帯型端末Kに最も近い位置のタクシーT′をア
クセス要求を行った携帯型端末Kに接続させるための回
線接続指令信号を通信制御部14に出力する。
【0040】こうして、携帯型端末Kによって通信回線
接続装置5に電話を掛けた利用者は、空車タクシーのう
ち最も近い位置のタクシーの乗務員と直接会話して、乗
車契約を結ぶことかできる。
【0041】このように、本実施の形態においては、タ
クシーへの乗車を希望する利用者に最も近い位置の空車
のタクシーを確実に選択可能にして、利用者、タクシー
会社等の利便に供することができる。
【0042】図5は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。図5において図4と同一の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。
【0043】本実施の形態は空車から実車への状態の変
化を通信回線接続装置側で検出して設定するものであ
る。本実施の形態における通信回線接続装置は、設定変
更部19を付加した点が図4の通信回線接続装置5と異
なる。
【0044】設定変更部19は、通信制御部14によっ
て携帯型端末KとタクシーT′との間で通信回線の接続
が行われたことを検出すると、接続が行われたタクシー
T′が空車状態から実車状態に変化したものと判断し
て、データ比較部17に対して空車状態ではないことを
示す状態変更信号を出力するようになっている。
【0045】データ比較部17は、設定変更部19から
状態変更信号が入力されると、状態変更信号によって示
されるタクシーT′については、空車状態ではないもの
として位置データの比較を行わないようになっている。
【0046】このように構成された実施の形態において
は、携帯型端末KとタクシーT′との通信回線が接続さ
れると、設定変更部19は、通信回線が接続されたタク
シーT′が空車状態ではないことを示す状態変更信号を
データ比較部17に出力する。これにより、データ比較
部17は、タクシーT′については以後空車状態ではな
いものとして、位置データの比較に用いない。
【0047】従って、携帯型端末Kとの通信が確立して
乗車契約が結ばれたタクシーT′が、空車として誤判断
されて他の携帯型端末Kと回線が接続されてしまうこと
が防止される。
【0048】なお、一旦携帯型端末Kとの通信が確立し
たタクシーT′については、例えば乗務員の操作によっ
て、空車状態を示す状態信号が通信回線接続装置に送信
されることによって、以後空車状態であるものとして、
再び位置の比較が行われる。
【0049】このように本実施の形態においては、携帯
型端末Kとの通信が確立したタクシーT′については、
空車状態でないことを示す状態設定信号によって位置の
比較を行わないようになっており、実車中のタクシーに
再び乗車を希望する他の利用者から電話が掛けられてし
まうことが防止される。
【0050】図6は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。本実施の形態は携帯型端末Kを携帯して
いる利用者が近くに位置するタクシーを容易に把握可能
にするものであり、更に、利用者が乗車契約の締結を希
望するタクシー会社のタクシーを指定することを可能に
するものである。
【0051】本実施の形態は通信回線接続装置の構成が
図3の実施の形態と異なる。本実施の形態における通信
回線接続装置は、図4と同様の構成を備えると共に、空
車タクシー案内表示生成装置21を備える。通信制御部
20は、図4の通信制御部14と同様に、携帯型端末K
とタクシーTとの間で通信回線の接続が可能であると共
に、この通信回線の接続確立に先立って、空車タクシー
案内表示を携帯型端末Kに送信すると共に、空車タクシ
ー案内表示に対応した携帯型端末Kの利用者操作に基づ
く通信信号を受け付けて、この通信信号に応じて通信回
線を接続するタクシーを選択することができるようにな
っている。
【0052】図7は図6中の空車タクシー案内表示生成
装置21の具体的な構成を示すブロック図である。空車
タクシー案内表示生成装置21は、表示地域選択部2
2、タクシー位置情報生成部23、地図データ出力部2
4及び地図情報合成部25によって構成されている。
【0053】地図データ出力部24は、少なくとも通信
回線接続装置に登録されているタクシー会社の営業地域
に関する地図のデータを保持している。表示地域選択部
22は、携帯型端末位置情報取得部12から携帯型端末
Kの位置データが与えられ、通信回線接続装置にアクセ
スした携帯型端末Kの位置を含む所定範囲地域を選択し
て、選択した地域を地図データ出力部24に指示するよ
うになっている。
【0054】地図データ出力部24は、表示地域選択部
22の指示に従って、携帯型端末Kの現在位置を含む所
定範囲の地図データを地図情報合成部25に出力するよ
うになっている。
【0055】一方、タクシー位置情報生成部23には、
携帯型端末位置情報取得部12からの位置データが入力
されると共に、タクシー位置情報取得部11から空車状
態の各タクシーT′の位置データが入力される。タクシ
ー位置情報生成部23は、空車の各タクシーTを、所属
するタクシー会社毎に分類し、通信回線接続装置にアク
セス要求した携帯型端末Kの位置に近い位置から順に順
位を付し、携帯型端末Kから所定範囲内に位置するタク
シーT′について、その位置データ、順位及び所属する
タクシー会社についての情報を地図情報合成部25に出
力する。
【0056】地図情報合成部25は、地図データ出力部
24からの地図データとタクシー位置情報生成部23の
出力とに基づいて、通信回線接続装置にアクセスした携
帯型端末Kから所定範囲の地図上に、現在の空車タクシ
ーの位置を示すマークを、所属するタクシー会社毎の形
状で、携帯型端末Kからの位置の順位と共に表示させる
ための空車タクシー案内表示の表示データを生成する。
この表示データは、携帯型端末Kの表示画面上に表示可
能なフォーマットを有する。
【0057】地図情報合成部25は、生成した空車タク
シー案内表示の表示データを通信制御部20に出力す
る。また、通信制御部20には、タクシー位置情報生成
部23から地図情報合成部25を介して、空車タクシー
案内表示内で表示する各空車タクシー毎に、所属する会
社の情報及び携帯型端末Kからの位置の順位の情報も供
給されるようになっている。
【0058】通信制御部20は、携帯型端末Kからのア
クセスが発生すると、この携帯型端末Kに対して、先
ず、その表示画面上に空車タクシー案内表示を表示させ
るための表示データを送信する。通信制御部20は、空
車タクシー案内表示の表示データを送信すると、次に利
用者操作に基づく通信信号の待ち受け状態となる。例え
ば、通信制御部20は携帯型端末Kの数字キーによる操
作に基づく通信信号によって、携帯型端末Kの通信先の
タクシーを選択する。即ち、通信制御部20は、空車タ
クシー案内表示に対する利用者の携帯型端末Kの操作に
よって指定されたタクシーを携帯型端末Kの通信相手と
して両者の通信回線を接続することができるようになっ
ている。
【0059】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図8の説明図を参照して説明する。図8は
携帯型端末Kの表示画面上に表示される空車タクシー案
内表示の例を示している。
【0060】いま、携帯型端末K2 (図3参照)から乗
車契約のために通信回線接続装置内の通信制御部20に
電話が掛けられるものとする。通信制御部20は、制御
信号及びトリガ信号を発生させて、携帯型端末K2 の位
置データ及び各空車タクシーT′の位置データを取得さ
せると共に、空車タクシー案内表示生成装置21に空車
タクシー案内表示の表示データを生成させる。
【0061】即ち、空車タクシー案内表示生成装置21
の表示地域選択部22は、携帯型端末位置情報取得部1
2の出力に基づいて、携帯型端末K2 の位置を含む所定
範囲の領域を地図データ出力部24に指示する。また、
タクシー位置情報生成部23は、空車タクシーの各位置
データと携帯型端末K2 の位置データとの比較によっ
て、空車タクシー毎に、携帯型端末K2 に近い順に順位
を付し、所属する会社の情報と共に、その位置データを
地図情報合成部25に出力する。
【0062】地図情報合成部25は、携帯型端末K2 の
現在位置周辺の地図に、空車タクシーのマークを、会社
毎の形状で、携帯型端末K2 に近い順に順位を付して表
示させるように、地図データと各空車タクシーの情報と
を合成して、空車タクシー案内表示の表示データを生成
する。
【0063】空車タクシー案内表示は、通信制御部20
に供給されて、携帯型端末K2 に送信される。携帯型端
末K2 は空車タクシー案内表示の表示データを受信し
て、表示画面上に空車タクシー案内表示を表示させる。
図8は携帯型端末K2 の表示画面上に表示される空車タ
クシー案内表示の例を示している。
【0064】図8の例は、携帯型端末K2 近傍の地図を
示しており、携帯型端末K2 の近傍に、斜線○印で示す
日本タクシーと斜線□印で示す東京タクシーとが各3台
ずつ空車状態で位置していることが分かる。また、各タ
クシーのマーク近傍には、携帯型端末K2 からの距離が
近い順に順位を示す数字が付されている。
【0065】利用者は、地図上のタクシーの位置及び会
社の種別等を判断して、乗車契約を結ぶタクシーを選択
する。例えば、距離的には近くても、道路の混雑状況や
道順等を考慮して、最も早くたどり着けるタクシーを選
択することもでき、また、所属するタクシー会社のサー
ビスに応じて選択することもできる。
【0066】利用者は、携帯型端末K2 上の例えばキー
を操作して、タクシーの選択操作を行う。例えば、最も
近い位置のタクシーを選択するものとすると、利用者は
数字キー“1”を押せばよい。なお、利用者の選択操作
を容易とするために、その操作方法を説明するためのメ
ッセージ表示を別途通信制御部20が送信しておくよう
にしてもよい。
【0067】携帯型端末K2 のキー操作に基づく通信信
号は通信制御部20に供給される。通信制御部20は、
距離の順位の情報が空車タクシー案内表示生成装置21
から与えられており、携帯型端末K2 によって指定され
たタクシーと携帯型端末K2との通信回線同士を接続す
る。これにより、携帯型端末K2 を携帯している利用者
は、最も近い位置のタクシー(日本タクシー)との間で
直接会話が可能となる。
【0068】なお、通信制御部20は、データ比較部1
3の比較結果に基づいて、アクセスする携帯型端末とタ
クシーとの通信回線同士を接続することも可能であり、
例えば、タクシー案内表示の表示データの送信から所定
時間経過しても携帯型端末K2 から応答がない場合に
は、データ比較部13の比較結果に基づいて回線の接続
を行うようにしてもよい。
【0069】このように本実施の形態においては、携帯
型端末のモニター画面上に空車状態のタクシーの位置、
所属する会社及び距離の順位等の情報を表示させ、この
表示を利用してタクシーの選択が可能であり、極めて利
便性に優れている。
【0070】なお、図8の例では、特に説明していない
が、空車タクシー案内表示をカラーで表示することがで
きることは明らかである。例えば、この場合には、所属
するタクシー会社毎に色や形を変えて表示させたり、タ
クシー以外の交通手段を色や形を変えて表示させること
が可能である。
【0071】更に、通信制御部20は、空車タクシー案
内表示の送信後に、携帯型端末Kの操作に応答して各種
操作を実行することも可能である。例えば、携帯型端末
Kの操作によって、空車タクシー案内表示の表示内容を
変更することもできる。即ち、携帯型端末Kからの通信
信号に応じて空車タクシー案内表示生成装置21に指示
を与えて表示内容を変更する。携帯型端末Kの操作によ
って、表示するタクシーの所属会社を特定すること等も
可能である。
【0072】図8の例において、携帯型端末Kによって
日本タクシーのみを表示させる操作を行うと、通信制御
部20は空車タクシー案内表示生成装置21の地図情報
合成部25に指示を与えて、東京タクシーについてのマ
ーク等の情報を合成させない。これにより、日本タクシ
ーのみが表示された空車タクシー案内表示の表示データ
が生成され、通信制御部20から再度携帯型端末Kに送
信される。こうして、この場合には、利用者は、日本タ
クシーのみが表示された空車タクシー案内表示を参照し
て、乗車を希望するタクシーを選択することができる。
【0073】なお、図6の実施の形態では、空車タクシ
ー案内表示を携帯型端末Kの表示画面上に表示させた
が、通信回線接続装置に設けたモニタ画面上に空車タク
シー案内表示を表示させることができることも明らかで
ある。
【0074】図9は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。図9において図6と同一の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態は乗車
契約を結ぶ利用者の位置を、タクシーに備えたモニタ画
面上に表示させるようにしたものである。
【0075】本実施の形態は空車タクシー案内表示生成
装置21及び通信制御部20に代えて夫々乗客位置表示
生成装置31及び通信制御部30を設けた点のみが図6
の実施の形態と異なる。
【0076】通信制御部30は、図4の通信制御部14
と同様に、携帯型端末KとタクシーTとの間で通信回線
の接続が可能であると共に、利用者の現在位置を示す乗
客位置表示の表示データをタクシーTに送信することが
できるようになっている。
【0077】なお、通信制御部30が乗客位置表示の表
示データを送信するタイミングは適宜設定可能である。
例えば、利用者からアクセス要求が発生して、利用者の
携帯型端末Kの位置データを取得後に、アクセス要求が
あった携帯型端末Kの位置近傍の複数のタクシーに順次
乗客位置表示の表示データを送信してもよい。この場合
には、通信制御部30は、乗客位置表示の表示データを
受信した複数のタクシーからの応答に従って、利用者の
携帯型端末Kとの間で通信回線の接続を行うタクシーを
決定することも可能である。
【0078】また、通信制御部30は、利用者からアク
セス要求が発生して、利用者の携帯型端末Kの位置に最
も近い位置のタクシーの位置を検出した後に、このタク
シー宛に乗客位置表示の表示データを送信するようにし
てもよい。更に、利用者の携帯型端末Kに最も近い位置
のタクシーとこの携帯型端末Kとの間の通信回線同士を
接続して、利用者とタクシー乗務員との間で直接会話を
行って乗車契約が締結された後、自動的に又は配車タク
シー側からの要求に応じて乗客位置表示の表示データを
送信するようにしてもよい。
【0079】図10は図9中の乗客位置表示生成装置3
1の具体的な構成を示すブロック図である。図10にお
いて図7と同一の構成要素には同一符号を付して説明を
省略する。
【0080】図10の乗客位置表示生成装置31は、タ
クシー位置情報生成部23に代えて乗客位置情報生成部
35を設けた点が図7の空車タクシー案内表示生成装置
21と異なる。乗客位置情報生成部35は、携帯型端末
位置情報取得部12が取得した携帯型端末Kの位置デー
タが入力されると共に、この携帯型端末Kの電話番号の
情報が入力される。乗客位置情報生成部35は、携帯型
端末Kの位置データ及び電話番号の情報を地図情報合成
部25に出力する。
【0081】地図情報合成部25は地図データ出力部2
4の出力と乗客位置情報生成部35の出力とを合成し
て、地図上にアクセスを行った携帯型端末Kの位置を示
すマークをその電話番号の表示と共に表示した乗客位置
表示の表示データを生成して、通信制御部30に出力す
るようになっている。
【0082】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図11の説明図を参照して説明する。図1
1はタクシーT′のモニタ画面上に表示される乗客位置
表示の例を示している。
【0083】いま、携帯型端末K2 (図3参照)から乗
車契約のために通信回線接続装置内の通信制御部30に
電話が掛けられるものとする。通信制御部30は、制御
信号及びトリガ信号を発生させて、携帯型端末K2 の位
置データ及び各空車タクシーT′の位置データを取得さ
せると共に、乗客位置表示生成装置31に乗客位置表示
の表示データを生成させる。
【0084】乗客位置表示生成装置31の地図データ出
力部24によって、携帯型端末K2近傍の所定範囲の地
図データが地図情報合成部25に供給される。また、乗
客位置情報生成部35は、携帯型端末K2 の位置データ
及びその電話番号の情報を地図情報合成部25に出力す
る。
【0085】地図情報合成部25は、地図データ出力部
24の出力と乗客位置情報生成部35の出力との合成処
理によって、携帯型端末K2 の現在位置周辺の地図に、
携帯型端末K2 の位置を示すマークを表示し、そのマー
ク近傍に携帯型端末K2 の電話番号の表示する乗客位置
表示の表示データを生成して、通信制御部30に出力す
る。
【0086】いま、通信制御部30は、乗車契約の締結
後に、乗客位置表示の表示データを配車タクシーに送信
するものとする。即ち、通信制御部30は、データ比較
部13の回線接続指令信号に基づいて、携帯型端末K2
とこの携帯型端末K2 に最も近い位置のタクシーを配車
タクシーとして、両者の回線を接続する。これにより、
携帯型端末K2 を携帯している利用者と配車タクシーの
乗務員との間で直接会話が行われて、乗車契約が締結さ
れる。
【0087】配車タクシーの乗務員は、図示しない送信
装置によって、通信制御部30に対して乗客位置表示の
表示データの送信を依頼する。通信制御部30は乗客位
置表示生成装置31によって生成された携帯型端末K2
についての乗客位置表示の表示データを配車タクシー宛
に送信する。これにより、配車タクシーのモニタ上に、
図11に示す乗客位置表示が表示される。
【0088】図11の例では、携帯型端末K2 の位置周
辺の地図が表示され、斜線楕円のマークによって携帯型
端末K2 の位置が示されている。また、携帯型端末K2
の電話番号が“090−123−4567”であること
が示されている。
【0089】配車タクシー側では、乗客位置表示を見て
乗客の位置を確認することで、確実に乗客が待っている
場所に到達することができる。また、何らかの理由によ
って乗客と連絡を取る必要が生じた場合には、乗客位置
表示上の電話番号に電話を掛けることで、直接又は通信
制御部30を介して携帯型端末K2 と通信を行って、乗
客との直接会話が可能である。
【0090】また、通信制御部30は、上述したよう
に、配車タクシーの決定前に、携帯型端末K2 の近くの
複数のタクシーT′に乗客位置表示の表示データを送信
することも可能である。乗客位置表示の表示データを受
信した空車タクシー又は空車予定のタクシーは、乗客位
置表示の表示を参照することで、自車が携帯型端末K2
近傍に位置することを通信制御部30に通知することが
可能である。この場合には、通信制御部30は、この通
知を考慮して、携帯型端末K2 と回線を接続するタクシ
ーを決定するようにしてもよい。
【0091】なお、この場合には、同時刻に乗車契約の
希望が複数発生したときには、乗客位置表示上に複数の
携帯型端末Kの位置及び電話番号を表示させることもで
きる。
【0092】このように本実施の形態においては、タク
シーのモニター画面上に乗車を希望する携帯型端末Kの
位置及びその電話番号を表示させており、利用者の現在
位置まで到達することを容易にして、利便性の向上を図
ることができる。
【0093】なお、図9の実施の形態では、乗客位置表
示をタクシーT′の表示画面上に表示させたが、通信回
線接続装置に設けたモニタ画面上に乗客位置表示を表示
させることができることも明らかである。
【0094】図12は本発明の他の実施の形態を示すブ
ロック図である。図12において図1と同一の構成要素
には同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態は
タクシー側において回線接続の拒否を可能にする構成を
付加すると共に、タクシー側で通信回線の接続が拒否さ
れた場合には、接続条件を満たす次の候補のタクシーを
通信回線接続装置が選択可能にしたものである。
【0095】本実施の形態はタクシーT1 ,T2 ,…に
代えて、タクシーT1 ″,T2 ″,…(以下、代表して
タクシーT″という)を採用すると共に、通信回線接続
装置2に代えて通信回線接続装置41を採用した点が図
1の実施の形態と異なる。
【0096】タクシーT1 ″,T2 ″…は、図1のタク
シーT1 ,T2 ,と同様に、通信回線接続装置41との
間で通信が可能であり、自車の位置データを通信回線接
続装置41に送信することができる。更に、タクシーT
1 ″,T2 ″,…は、携帯型端末Kとの通信回線の接続
を拒否することを可能にする接続拒否信号を通信回線接
続装置41に送信することができるようになっている。
【0097】図13は図12中のタクシーT1 ″,T2
″,…の通信装置部分の具体的な構成を示すブロック
図である。
【0098】現在位置検出部46は、上述したように、
GPSの利用等の各種手段によって自車の位置を検出し
て、位置データを通信情報作成部48に出力する。通信
情報作成部48は、位置データ及び自車のID等の登録
情報が含む通信情報を作成する。
【0099】本実施の形態においては、接続拒否モード
設定部47が設けられている。接続拒否モード設定部4
7は、例えば乗務員の手動操作によって、回線接続拒否
を可能にする接続拒否信号を発生して通信情報作成部4
8に出力するようになっている。
【0100】通信情報作成部48は、接続拒否モード設
定部47によって回線接続拒否信号が出力された場合に
は、回線接続拒否信号を含む通信情報を作成して通信情
報送出部49に出力する。送信情報送出部49は、通信
回線接続装置41に通信情報を送信する。
【0101】図14は図12中の通信回線接続装置41
の具体的な構成を示すブロック図である。図14におい
て図2と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省
略する。
【0102】図4の通信回線接続装置41は通信制御部
14に代えて通信制御部45を設けた点が図2の通信回
線接続装置2と異なる。通信回線接続装置41は、タク
シーT″から接続拒否信号を含む通信情報を受信した場
合には、このタクシーT″を配車タクシーの候補から除
外するようになっている。データ比較部13によって、
接続拒否信号を発したタクシーT″と携帯型端末Kとの
回線を接続するための回線接続指令信号が通信制御部4
5に入力された場合には、通信制御部45は、アクセス
要求した携帯型端末Kに次に近いタクシーを選択するた
めに、次候補選択信号をデータ比較部13に出力する。
データ比較部13は、次候補選択信号が入力されると、
前回回線接続指令信号によって指定したタクシーの次に
携帯型端末Kに近いタクシーを検出して、このタクシー
を配車タクシーとする回線接続指令信号を通信制御部4
5に出力するようになっている。
【0103】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
【0104】各タクシーT″の乗務員は、利用者からの
携帯型端末Kを利用した乗車契約を拒否する場合には、
手動操作によって接続拒否モード設定部47から接続拒
否信号を発生させる。接続拒否信号は通信情報送出部4
9から通信制御部45に送信される。
【0105】通信回線接続装置41の通信制御部45
は、接続拒否信号を発したタクシーについては、配車タ
クシーの候補から除外する。即ち、接続拒否信号を発し
たタクシーについての回線接続指令信号が入力された場
合には、通信制御部45は次候補選択信号をデータ比較
部13に出力して、次に携帯型端末Kに近い位置のタク
シーを選択させる。
【0106】データ比較部13は、次に携帯型端末Kに
近い位置のタクシーを検出して、このタクシーと携帯型
端末Kとの回線を接続するための回線接続指令信号を出
力する。こうして、携帯型端末Kの利用者は、接続拒否
信号を発していないタクシーのうち最も近い位置のタク
シーの乗務員と直接会話をすることができる。
【0107】このように、本実施の形態においては、タ
クシー側で回線接続の拒否が可能である。例えば、タク
シー側の何からの理由によって乗車契約を結ぶことがで
きない場合において、利用者が乗車契約を結ぶことがで
きないタクシーに回線が無駄に接続されてしまうことを
防止することができる。
【0108】なお、本実施の形態においては図1の実施
の形態に適用した例を説明したが、上述した他の各実施
の形態においても同様に適用可能であることは明らかで
ある。
【0109】本発明は上記各実施の形態に限定されるも
のではない。例えば、上記各実施の形態においては、移
動体としてタクシーを例に説明したが、各種乗用旅客自
動車に適用可能であることは明らかである。更に、タク
シーの乗車のためのシステムだけでなく、貨物車による
集配等のシステムにも適用することができることは明ら
かである。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のタクシー会社のタクシーを統括的に管理し、乗客及
びタクシーの位置、或いは乗客の希望に応じて適応的に
配車タクシーを決定することにより、乗客及びタクシー
会社側の利便性を著しく向上させることができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動体選択接続システムの一実施
の形態を示す説明図。
【図2】図1中の通信回線接続装置2の具体的な構成を
示すブロック図。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す説明図。
【図4】図3中の通信回線接続装置5の具体的な構成を
示すブロック図。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図7】図6中の空車タクシー案内表示生成装置21の
具体的な構成を示すブロック図。
【図8】空車タクシー案内表示の表示例を示す説明図。
【図9】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図10】図9中の乗客位置表示生成装置31の具体的
な構成を示すブロック図。
【図11】乗客位置表示の表示例を示す説明図。
【図12】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図13】図12中のタクシーT1 ″,T2 ″,…の通
信装置部分の具体的な構成を示すブロック図。
【図14】図12中の通信回線接続装置41の具体的な
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
K1 ,K2 ,…携帯型端末、2…通信回線接続装置、T
1 ,T2 ,…タクシー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/34 H04B 7/26 106A Fターム(参考) 5H180 AA14 AA21 BB04 BB05 EE03 FF01 FF05 FF10 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33 5K067 AA21 BB04 BB14 BB26 DD19 DD20 EE02 EE16 FF02 FF03 FF23 HH23 JJ52 JJ54 JJ56 KK15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信回線を介して通信が可能な通
    信端末から位置データを取得する通信端末位置データ取
    得手段と、 所定の通信回線を介して通信が可能な1つ以上の移動体
    から位置データを取得する移動体位置データ取得手段
    と、 前記通信端末位置データ取得手段が取得した位置データ
    と前記移動体位置データ取得手段が取得した1つ以上の
    位置データとの比較によって、前記アクセス元の通信端
    末の位置と前記1つ以上の移動体との各位置関係を検出
    する位置比較手段と、 前記位置比較手段の検出結果に基づいて前記1つ以上の
    移動体のうちの1つを選択し選択した移動体の通信回線
    と前記通信端末の通信回線とを相互に接続する通信制御
    手段とを具備したことを特徴とする通信回線接続装置。
  2. 【請求項2】 前記通信制御手段は、前記位置比較手段
    の検出結果に基づいて、前記1つ以上の移動体のうち前
    記通信端末と最も近い位置に位置する移動体との間で通
    信回線同士を接続することを特徴とする請求項1に記載
    の通信回線接続装置。
  3. 【請求項3】 前記通信端末位置データ取得手段及び前
    記移動体位置データ取得手段は、夫々前記通信端末及び
    前記1つ以上の移動体が送信した位置データを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信回線接続装置。
  4. 【請求項4】 前記1つ以上の移動体の状態を示す状態
    設定情報を取得する状態設定情報取得部を更に具備し、 前記通信制御手段は、前記位置比較手段の比較結果及び
    前記状態設定情報に基づいて前記1つ以上の移動体のう
    ちの1つを選択し、選択した移動体の通信回線と前記通
    信端末の通信回線とを相互に接続することを特徴とする
    請求項1に記載の通信回線接続装置。
  5. 【請求項5】 前記通信制御手段は、前記通信端末との
    間で通信回線を接続した移動体については、重複選択さ
    れないように前記位置比較手段を制御することを特徴と
    する請求項1に記載の通信回線接続装置。
  6. 【請求項6】 前記通信端末位置データ取得手段が取得
    した位置データに基づいて前記通信端末の現在位置を含
    む所定範囲の地図データを生成する地図データ生成手段
    と、 前記通信端末位置データ取得手段及び前記移動体位置デ
    ータ取得手段が取得した位置データに基づいて前記通信
    端末の現在位置に対する前記1つ以上の移動体の位置の
    関係を示す情報を生成する移動体位置情報生成手段と、 前記地図データ生成手段の出力と前記移動体位置情報生
    成手段の出力との合成によって、前記通信端末の現在位
    置を含む所定範囲の地図上に前記1つ以上の移動体の位
    置を表示するための移動体位置表示データを生成する合
    成手段とを更に具備し、 前記通信制御手段は、前記移動体位置表示データを前記
    通信端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の
    通信回線接続装置。
  7. 【請求項7】 前記移動体位置情報生成手段は、前記1
    つ以上の移動体の位置に関する情報と共に、所属する団
    体の情報及び前記通信端末からの距離の順位を示す情報
    の少なくとも一方の情報を出力し、 前記合成手段は、前記移動体位置表示データに、前記移
    動体の位置に対応させて所属する団体の情報及び前記通
    信端末からの距離の順位を示す情報の少なくとも一方の
    情報を表示するためのデータを含ませることを特徴とす
    る請求項6に記載の通信回線接続装置。
  8. 【請求項8】 前記通信制御手段は、前記移動体位置表
    示の表示データを送信した通信端末からの応答に基づい
    て、前記1つ以上の移動体のうちの1つを選択し選択し
    た移動体の通信回線と前記通信端末の通信回線とを相互
    に接続することを特徴とする請求項6に記載の通信回線
    接続装置。
  9. 【請求項9】 前記通信端末位置データ取得手段が取得
    した位置データに基づいて前記通信端末の現在位置を含
    む所定範囲の地図データを生成する地図データ生成手段
    と、 前記通信端末位置データ取得手段が取得した位置データ
    に基づいて前記通信端末の現在位置の情報を生成する通
    信端末位置情報生成手段と、 前記地図データ生成手段の出力と前記通信端末位置情報
    生成手段の出力との合成によって、前記通信端末の現在
    位置を含む所定範囲の地図上に前記通信端末の位置を表
    示するための通信端末位置表示データを生成する合成手
    段とを更に具備し、 前記通信制御手段は、前記通信端末位置表示の表示デー
    タを前記1つ以上の移動体に送信することを特徴とする
    請求項1に記載の通信回線接続装置。
  10. 【請求項10】 前記通信端末位置情報生成手段は、前
    記通信端末の位置に関する情報と共に、通信端末との回
    線接続を可能にする回線番号の情報を出力し、 前記合成手段は、前記通信端末位置情報生成手段の出力
    に基づいて、前記通信端末位置表示データに、通信端末
    の位置に対応させて、回線番号を表示するデータを含ま
    せることを特徴とする請求項9に記載の通信回線接続装
    置。
  11. 【請求項11】 前記通信制御手段は、前記通信端末位
    置表示の表示データを前記1つ以上の移動体のうち前記
    通信端末に最も近い位置の移動体に送信することを特徴
    とする請求項9に記載の通信回線接続装置。
  12. 【請求項12】 前記通信制御手段は、前記移動体位置
    表示の表示データを送信した移動体からの応答に基づい
    て、前記1つ以上の移動体のうちの1つを選択し選択し
    た移動体の通信回線と前記通信端末の通信回線とを相互
    に接続することを特徴とする請求項9に記載の通信回線
    接続装置。
  13. 【請求項13】 所定の通信回線を介して通信が可能な
    1つ以上の移動体と、 所定の通信回線を介して通信が可能な通信端末からアク
    セス要求が発生すると、前記通信端末の位置データを取
    得すると共に、取得した前記通信端末の位置データと前
    記1つ以上の移動体から取得した位置データとの比較に
    よって、前記1つ以上の移動体と前記通信端末との各位
    置関係を検出し、検出結果に基づいて前記1つ以上の移
    動体のうちの1つを選択して選択した移動体の通信回線
    と前記通信端末の通信回線とを相互に接続する通信回線
    接続装置とを具備したことを特徴とする移動体選択接続
    システム。
  14. 【請求項14】 所定の通信回線を介して通信が可能な
    1つ以上の移動体から位置データを取得する手順と、 所定の通信回線を介して通信が可能な通信端末からアク
    セス要求が発生すると、前記通信端末の位置データを取
    得する手順と、 前記通信端末の位置データと前記1つ以上の移動体から
    取得した位置データとの比較によって、前記1つ以上の
    移動体と前記通信端末との各位置関係を検出する手順
    と、 検出した各位置関係に基づいて前記1つ以上の移動体の
    うちの1つを選択して選択した移動体の通信回線と前記
    通信端末の通信回線とを相互に接続する手順とを具備し
    たことを特徴とする移動体選択接続方法。
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