JP2002329806A - 電気回路部品 - Google Patents

電気回路部品

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JP2002329806A
JP2002329806A JP2001132944A JP2001132944A JP2002329806A JP 2002329806 A JP2002329806 A JP 2002329806A JP 2001132944 A JP2001132944 A JP 2001132944A JP 2001132944 A JP2001132944 A JP 2001132944A JP 2002329806 A JP2002329806 A JP 2002329806A
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JP
Japan
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electric circuit
circuit component
wiring board
printed wiring
mounting
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JP2001132944A
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Akira Kuzuhara
晃 葛原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量の接合材料や導電接着素材により十分な
接合強度を得ることを可能とする。 【解決手段】 リードレスタイプのパッケージ11の外
面にて実装時に実装先のプリント配線基板2に対向し、
かつ電極12,13が配置されていない位置に溝14を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードレスパッケ
ージを採用した電気回路部品に関する。
【0002】
【従来の技術】パッケージの外形から電極が突出しな
い、いわゆるリードレスパッケージを採用した電気回路
部品は、プリント配線基板に対する実装を半田付けによ
り行う場合、電気的な接合のみならず、機械的な接合も
半田付けが担うこととなる。このため、機械的な接合強
度が十分ではなく、プリント配線基板の反りや曲がり、
あるいは外部的な振動や衝撃などにより、半田付けの剥
離による電気的な接触不良や部品の外れなどが生じるお
それがある。
【0003】そこで、絶縁性の接合素材をプリント配線
基板に実装された電気回路部品の周囲に塗布し、これに
より機械的な接合強度を向上することが行われている。
【0004】この場合、電気回路部品の周囲を覆うよう
に十分に接合素材を塗布することができれば効果的に接
合強度を向上することが可能である。しかし、例えば携
帯電話端末のように電気回路部品の高密度実装がなされ
る場合には、十分な量の接合素材を塗布することが困難
な場合があり、必要な接合強度を得ることができない場
合がある。また、十分な量の接合素材を塗布することが
可能であっても、塗布する接合素材を増やすほどコスト
や重量の増加を来たすことになるため、接合素材の量を
増やすことは好ましいことではない。
【0005】一方、リードレスパッケージを採用した電
気回路部品をプリント配線基板に実装するための別の方
法として、導電接着素材を用いる方法がある。この方法
は、プリント配線基板上にフィルム状や液状の導電接着
素材を塗布しておき、ここに電気回路部品の電極と基板
パターンとの間の距離が所定距離以下となるように電気
回路部品を押圧して取り付ける。
【0006】この場合、電気回路部品のプリント配線基
板への機械的な接合は導電接着素材によりなされるので
あるが、この導電接着素材は十分な接合強度を保証でき
ず、プリント配線基板の反りや曲がり、あるいは外部的
な振動や衝撃などにより、半田付けの剥離による電気的
な接触不良や部品の外れなどが生じるおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の電
気回路部品では、接合材料を少量とする場合や、導電接
着素材を用いる場合には、プリント配線基板に対する機
械的な接合強度を十分に確保することが困難であるとい
う不具合があった。
【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、少量の接合材
料や導電接着素材により十分な接合強度を得ることがで
きる電気回路部品を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、リードレスタイプのパッケージにより電
気素子を封止してなり、前記パッケージの外面にて実装
時に実装先の基板に対向し、かつ電極が配置されていな
い位置に凹部を形成した。
【0010】このような手段を講じたことにより、実装
時には実装先の基板に対向して凹部が位置することとな
る。このため、実装先の基板との間に接合素材を充填し
たり、あるいは基板への実装を実装先の基板との間に導
電接着素材を配置して行う場合には、これら接合素材や
導電接着素材が凹部へと入り込むこととなり、接合素材
や導電接着素材に対するパッケージの接触面積、すなわ
ち接着面積が拡大される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
【0012】図1は本実施形態に係る電気回路部品をプ
リント配線基板に対して実装した状態を示す図である。
図1(a)および図1(b)はいずれも側面図であっ
て、図1(b)は図1(a)の図中右方向から見た様子
を示す。図1(c)は、図1(b)のA−A矢視断面図
である。
【0013】この図において、符号1を付して示される
ものが本実施形態の電気回路部品である。この電気回路
部品1は、図示しない電気素子を例えば樹脂よりなるパ
ッケージ11で封止したものである。電気回路部品1
は、パッケージ11の外部に露出した電極12,13を
有するが、この電極12,13はパッケージ11の外形
からは突出していない。すなわちパッケージ11は、い
わゆるリードレスパッケージをなしている。そしてこの
パッケージ11には、実装時にプリント配線基板と対向
する側の外面に、電極12,13の配置位置を避けて凹
部としての溝14が形成されている。この溝14は、断
面が半円形状をなしている。
【0014】この電気回路部品1は、プリント配線基板
2に対して半田付けにより実装されている。すなわち、
プリント配線基板2に近接させた電気回路部品1の電極
12,13と、プリント配線基板2の樹脂板21に形成
された配線パターン22との間を半田3により電気的お
よび機械的に接合される。なお、符号23を付して示さ
れるものは、樹脂板21に形成されたソルダーレジスト
である。
【0015】そして電気回路部品1とプリント配線基板
2との間隙および電気回路部品1の周囲には、絶縁性の
接合素材4が塗布される。
【0016】さて、このような実装形態において、プリ
ント配線基板2に対する電気回路部品1の機械的な接合
は、上述のように半田3により行われるとともに、接合
素材4により補強される。
【0017】このとき、電気回路部品1とプリント配線
基板2との間隙へと充填された接合素材4は、毛細管現
象により溝14に引き込まれる。この結果、図1(c)
に示すように、溝14も接合素材4により充填されるこ
ととなる。この結果、電気回路部品1のプリント配線基
板2に面する側の外面における接合素材4との接触面積
が大きくなっており、これにより大きな接合強度が得ら
れる。そしてこのように電気回路部品1とプリント配線
基板2との間隙へと充填された接合素材4により大きな
接合強度を得ることが可能であるので、電気回路部品1
の周囲におよぶ接合素材4の量は少なくすることが可能
である。従って、接合素材4のはみ出し量を小さくする
ことができることから、接合素材4が周囲の他の部品の
実装などに影響することを防止することが可能で、ま
た、接合素材4の使用量を減少することが可能である。
【0018】図2は前述の電気回路部品1をプリント配
線基板2に対して図1とは別の方法で実装した状態を示
す図である。図2(a)および図2(b)はいずれも側
面図であって、図2(b)は図2(a)の図中右方向か
ら見た様子を示す。図2(c)は、図2(b)のB−B
矢視断面図である。
【0019】この例では、プリント配線基板2に塗布し
た液状の、あるいはプリント配線基板2に貼付したフィ
ルム状の導電接着素材5に対して電気回路部品1を押し
つけることで、導電接着素材5により電気回路部品1と
プリント配線基板2とを機械的に接合する。導電接着素
材5は、電気回路部品1の装着時における加圧、あるい
は装着後の付加的な加圧により、電極12,13と配線
パターン22との距離を所要の距離とすることで、この
電極12,13と配線パターン22との間において導電
性を発揮する性質を持たせたもので、これにより電気的
にも接合される。
【0020】さて、導電接着素材5は、電気回路部品1
が押しつけられることにより圧縮または押し退けられる
が、この際に図2(c)に示すように、溝14に導電接
着素材5が入り込むこととなる。この結果、電気回路部
品1のプリント配線基板2に面する側の外面における導
電接着素材5との接触面積が大きくなっており、これに
より大きな接合強度が得られる。そしてこのように電気
回路部品1とプリント配線基板2との間隙における導電
接着素材5により大きな接合強度を得ることが可能であ
るので、電気回路部品1の周囲におよぶ導電接着素材5
の量は少なくすることが可能である。従って、導電接着
素材5のはみ出し量を小さくすることができることか
ら、導電接着素材5が周囲の他の部品の実装などに影響
することを防止することが可能で、また、導電接着素材
5の使用量を減少することが可能である。
【0021】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、溝14の断面
形状を半円形状としているが、この形状は任意であって
良い。
【0022】また上記実施形態では、溝14は直線状の
ものを1本だけ形成しているが、曲線状あるいは曲折し
たものであっても良いし、また複数本を設けるようにし
ても良い。
【0023】また上記実施形態では、凹部としての溝1
4を設けているが、窪みを1つまたは複数配置するよう
にしても良い。
【0024】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、実装時には実装先の基
板に対向するごとく凹部を形成したので、このため、実
装先の基板との間に接合素材を充填したり、あるいは基
板への実装を実装先の基板との間に導電接着素材を配置
して行う場合には、これら接合素材や導電接着素材が凹
部へと入り込むこととなり、接合素材や導電接着素材に
対するパッケージの接触面積、すなわち接着面積が拡大
され、この結果、少量の接合材料や導電接着素材により
十分な接合強度を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電気回路部品をプリ
ント配線基板に対して実装した状態を示す図。
【図2】図1に示す電気回路部品1をプリント配線基板
2に対して図1とは別の方法で実装した状態を示す図。
【符号の説明】
1…電気回路部品 11…パッケージ 12,13…電極 14…溝 2…プリント配線基板 21…樹脂板 22…配線パターン 23…ソルダーレジスト 3…半田 4…接合素材 5…導電接着素材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードレスタイプのパッケージにより電
    気素子を封止してなり、 前記パッケージの外面にて実装時に実装先の基板に対向
    し、かつ電極が配置されていない位置に凹部を形成した
    ことを特徴とする電気回路部品。
JP2001132944A 2001-04-27 2001-04-27 電気回路部品 Pending JP2002329806A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006032622A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Mitsubishi Electric Corp リードレスパッケージの実装構造
JP2017175093A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 デクセリアルズ株式会社 電子部品、接続体、電子部品の設計方法

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