JP2002329161A - データ入出力装置及び方法並びにデータ入出力プログラム - Google Patents

データ入出力装置及び方法並びにデータ入出力プログラム

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JP2002329161A
JP2002329161A JP2001132801A JP2001132801A JP2002329161A JP 2002329161 A JP2002329161 A JP 2002329161A JP 2001132801 A JP2001132801 A JP 2001132801A JP 2001132801 A JP2001132801 A JP 2001132801A JP 2002329161 A JP2002329161 A JP 2002329161A
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Takehiko Kumade
剛彦 熊手
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置毎に個別のマトリクスシートを用いた構
成であるため、新たな入出力項目が生じると、処理プロ
グラムの変更が必要となり、容易にシステム変更するこ
とができないなどの課題があった。 【解決手段】 入力手段と、マトリクステーブルの種類
毎に必要な縦軸及び横軸の各表設定項目の関連が設定さ
れた画面構成マスターと、縦軸マスターと、横軸マスタ
ーと、入出力テーブルと、マトリクステーブルを登録保
持するデータベースと、データ出力する出力手段とを備
え、項目データと共に作成された表設定項目を添付して
格納するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マトリクステー
ブルを用いた表形式の帳票データ等をデータベースに入
出力処理するデータ入出力装置及び方法並びにデータ入
出力プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のデータ入出力装置を示す図
である。入出力される項目データが企業の経営データを
例に説明する。図において、21は必要な項目データが
操作入力される入力部、22は項目データを帳票等に印
字出力する帳票出力部、23は入力された項目データを
入出力処理する入出力処理部、24は入出力処理部23
の入出力制御を実行する際に参照される各種帳票作成用
のマトリクスシートを格納するマスターファイル、25
は入出力処理された項目データを格納する格納部であ
る。マトリクスシートは、縦軸及び横軸で複数のセルを
有し、各セルには該当する金額等の項目データが入力す
ることができる。
【0003】次に動作について説明する。入出力処理部
23は、マスターファイル24を参照して必要なマトリ
クスシート(例えば損益計算書)を得て入力部21の操
作画面に表示する。入力部21では画面上に表示された
各セルに該当する金額等の項目データを入力する。入力
により作成された損益計算書は、帳票出力部22から帳
票に印字出力することができると共に、格納部25に格
納登録できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ入出力装
置は以上のように構成されているので、装置毎に個別の
マトリクスシートを用いた構成であるため、新たな入出
力項目が生じるとシステムの再構築、具体的には新たな
マスターファイル24の作成及び入出力処理部23の処
理プログラムの変更が必要となり、容易にシステム変更
することができないなどの課題があった。
【0005】また、異なる装置間で格納部25に格納さ
れている帳票データをそのまま共有して用いることがで
きなかった。特に、連結決算等で親会社が子会社の経営
データを収集し処理する場合、各子会社で異なる帳票形
式であるため、データ処理に膨大な手間と時間がかかっ
ていた。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、各種表形式のマトリクステーブル
を容易に作成でき、各種表形式の入出力及び登録を簡単
に行えるデータ入出力装置及び方法並びにデータ入出力
プログラムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ入
出力装置は、マトリクステーブルの選択項目、及びセル
内に埋め込む項目データを入力するための入力手段と、
マトリクステーブルの種類毎に必要な縦軸及び横軸の各
表設定項目の関連が設定された画面構成マスターと、画
面構成マスターの縦軸に関する表設定項目が格納された
縦軸マスターと、画面構成マスターの横軸に関する表設
定項目が格納された横軸マスターと、入力手段から入力
された選択項目に基づき画面構成マスターから該当する
縦軸及び横軸の表設定項目を取得し、選択項目に対応し
たマトリクステーブルを作成する入出力テーブルと、作
成されたマトリクステーブルの該当セルに入力手段から
入力される項目データを埋め込み設定するデータ入出力
手段と、データ入出力手段で設定されたマトリクステー
ブルを登録保持するデータベースと、項目データが埋め
込み作成されたマトリクステーブルをデータ出力する出
力手段とを備え、データ入出力手段は、データベースに
登録するマトリクステーブルとして項目データと共に作
成された表設定項目を添付して格納するものである。
【0008】この発明に係るデータ入出力装置は、デー
タ入出力手段が、データベースに登録された項目データ
の出力時に該項目データと共に得られる表作成項目を入
出力テーブルに出力し、入出力テーブルは、該当する縦
軸及び横軸の表設定項目を縦軸マスター及び横軸マスタ
ーから取得し、項目データが埋め込まれたマトリクステ
ーブルを出力手段からデータ出力するものである。
【0009】この発明に係るデータ入出力方法は、所望
する種類のマトリクステーブルを選択するステップと、
マトリクステーブルの種類毎に必要な縦軸及び横軸の各
表設定項目の関連を画面構成マスターから取得するステ
ップと、画面構成マスターの縦軸に関する表設定項目を
縦軸マスターから取得するステップと、画面構成マスタ
ーの横軸に関する表設定項目を横軸マスターから取得す
るステップと、取得した縦軸及び横軸の表設定項目に基
づき選択されたマトリクステーブルを作成するステップ
と、作成されたマトリクステーブルの該当セルに所望の
項目データを埋め込み設定するステップと、設定された
マトリクステーブルの各項目データと共に表設定項目を
添付してデータベースに登録するステップとを備えたも
のである。
【0010】この発明に係るデータ入出力プログラム
は、コンピュータに、所望する種類のマトリクステーブ
ルに必要な縦軸及び横軸の各表設定項目の関連を画面構
成マスターから取得させ、画面構成マスターの縦軸に関
する表設定項目を縦軸マスターから取得させ、画面構成
マスターの横軸に関する表設定項目を横軸マスターから
取得させ、取得した縦軸及び横軸の表設定項目に基づき
選択項目に対応したマトリクステーブルを作成させ、作
成されたマトリクステーブルの該当セルに所望の項目デ
ータの埋め込み設定に基づき、該各項目データと共に表
設定項目を添付してデータベースに登録させるものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。この発明のデータ入出力装置は、データを縦
横のマトリクス表に展開して格納し、また帳票データと
して出力するものであり、以下、企業の経営データを入
出力する装置を例に説明する。
【0012】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1によるデータ入出力装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、1は入出力データを演算処理するデ
ータ入出力手段、2はデータ入出力手段1のデータ入出
力時に参照され、データ入出力の形式を格納したマスタ
ーファイル、3はデータが入力される入力手段、4はデ
ータを出力する出力手段、5はデータ入出力手段1に対
するデータの入出力を所定のテーブル形式で展開処理す
る入出力テーブル、6はデータ入出力手段1で入力処理
された後のデータを格納登録し、再度データ入出力手段
1に出力可能なデータベースである。
【0013】このデータ入出力装置は、汎用のコンピュ
ータ装置で構成できるもので、所定のデータ入出力制御
プログラムを演算実行させることにより後述するデータ
入出力制御を行う。そして、データ入出力手段1及び入
出力テーブル5は、コンピュータ装置の演算処理部の機
能で構成でき、データ入出力手段1はデータ入出力を統
括制御するデータ入出力プログラム(メインプログラ
ム)の機能である。入出力テーブル5については便宜
上、機能別の為に別構成としたが、同演算処理部が実行
するマトリクステーブル作成の機能である。マスターフ
ァイル2は、データ入出力実行時の表形式を設定する表
作成用データの表設定項目を格納保持する機能を有す
る。
【0014】マスターファイル2は、画面構成マスター
2a、縦軸マスター2b、横軸マスター2cで構成され
る。図2はマスターファイル2の各マスター内容を示す
図である。
【0015】図2(a)は画面構成マスター2aを示す
図であり、複数の収集コードが設定され、各収集コード
別の表設定項目(様式コード、画面ID、様式名称、縦
軸コード、横軸コード等)を設定保持している。図2
(b)は縦軸マスター2bを示す図であり、複数の縦軸
コードが設定され、各縦軸コード別の表設定項目(表示
順位、設定コード、勘定名称等)を設定保持している。
図2(c)は横軸マスター2cを示す図であり、複数の
横軸コードが設定され、各横軸コード別の表設定項目
(表示順位、相対年度、時点名称、データ種別等)を設
定保持している。
【0016】入力手段3は、収集コード、及び作成する
表の様式(縦軸コード、横軸コード)を選択するための
操作部からなる。また、この操作部を介してデータベー
ス6に格納するための項目データ(上記各表設定項目別
の設定値)を入力できる。この場合、入力手段3には、
項目データを記録したFD、CD等の記録媒体をリード
/ライトするドライブ装置や、項目データを送受信する
データ通信装置を備えてなる。
【0017】出力手段4は、入力手段3の操作入力を表
示し、データ入出力手段1で所定の表形式で作成された
帳票データを画面表示するディスプレイ装置や、印字出
力するプリンタで構成される。この他、上記ドライブ装
置やデータ通信装置を介して帳票データを外部出力する
構成を含む構成にもできる。
【0018】入出力テーブル5は、入力手段3から入力
される収集コード、縦軸コード、横軸コードに基づき、
マスターファイル2の各マスター2a〜2cにより、該
当するマトリクス表を作成してデータ入出力手段1に送
出する。また、データ入出力手段1で表作成後の帳票デ
ータを出力手段4に出力する。
【0019】図3は、データベース6に登録される項目
データの内容を示す図である。データベース6は、HD
D等の記録媒体からなり、表作成後の項目データを格納
登録する。データ入出力手段1は、このデータベース6
に対する項目データの格納時、各項目データにはそれぞ
れ作成した表形式に該当する収集コード、縦軸コード、
横軸コード、その他必要な表設定項目を一連のキーとし
て項目データに添付して登録させる。図示の例では、項
目データ「金額」について、表示順位、勘定コード、デ
ータ種別が添付されている。なお、図にはある1つの収
集コードについて、データ種別を基準としてソートした
状態を図示してある。
【0020】次に動作について説明する。 1.データ入力処理 データ入力処理の処理内容として、以下の説明では具体
的な事例として、損益計算書の作成のための処理につい
て併記する。
【0021】画面構成マスター2aには、図2(a)に
示すように、上記の損益計算書の他、貸借対照表(資
産)、貸借対照表(負債・資本)作成のための3つの様
式が設定されている。損益計算書は、収集コードが「C
P01」、様式コードが「CT01」、縦軸コードが
「PL」、横軸コードが「CP0101」である。な
お、貸借対照表(資産)及び貸借対照表(負債・資本)
は、いずれも同様の収集コード「CP01」、画面I
D、横軸コード「CP0101」を有する。また、様式
コード、縦軸コードはそれぞれ様式別に異なる。
【0022】縦軸マスター2bは、図2(b)に示すよ
うに、画面構成マスター2aに設定された損益計算書に
対応した縦軸コード「PL」に関する表設定項目が設定
されており、各勘定名称として、「総売上高、売上値引
及び戻り高、うち受取販売手数料、純売上高、売上原
価、販売直接費、うち支払い販売手数料、最終粗利益」
が設定され、これらの表示順位「001〜008」と、
対応する勘定コード「4000〜4142」が設定され
ている。表示順位は表作成時の縦軸方向の表示順序を示
す。
【0023】横軸マスター2cは、図2(c)に示すよ
うに、画面構成マスター2aに設定された損益計算書に
対応した横軸コード「CP0101」に関する表設定項
目が設定されており、相対年度「0〜+2」と、時点名
称「上期計画、下期計画、目標」、データ種別「P1〜
P4」が設定される。相対年度0は、今年度、−は過去
年度、+は未来年度を示し時点名称と組み合わせて該当
年度の名称を設定する。表示順位は表作成時の横軸方向
の表示順序を示す。
【0024】図4は、データ入力処理の処理内容を示す
フローチャート、図5は、データ入力処理時における表
作成状態を説明するための図である。 入力可能様式の表示 まず、入力手段3で所望する収集コードを入力する(ス
テップST1)。そして、入力された収集コードにより
画面構成マスター2aを参照し、収集コードと一致する
様式の様式名称を選択し、入力様式選択画面に表示させ
る(ステップST2)。
【0025】事例として経営データを示す収集コード
「CP01」が選択入力されると、画面構成マスター2
aの「CP01」と一致する各様式名称(損益計算書/
貸借対照表(資産)/貸借対照表(負債・資本))を出
力手段4の表示画面上に表示させる(図5(a))。
【0026】入力画面情報の取得 次に、データ入出力手段1は、画面構成マスター2aの
様式名称の一覧から所望する様式のレコード(横軸コー
ド及び縦軸コード)を取得する(ステップST3)。
【0027】事例として「損益計算書」が選択される
と、図5(a)に示す画面構成マスター2aの該当する
表設定項目A1.画面ID「CABD01」と様式名称
「損益計算書」、B1.縦軸コード「PL」、C1.横
軸コード「CP0101」を取得する。
【0028】縦軸の展開 次に、入出力テーブル5は、取得した縦軸コードで縦軸
マスター2bを検索し、縦軸コードのレコードをマトリ
クステーブルの縦軸部分に展開する(ステップST
4)。
【0029】事例として、図5(b)に示す縦軸コード
B1.「PL」に一致する表設定項目B2.「勘定コー
ド」と「勘定名称」を縦軸マスター2bから取得し、図
5(d)に示すマトリクステーブル5aの縦軸上に設定
する。勘定名称は、表示順位に従って縦軸に設定され
る。
【0030】横軸の展開 次に、入出力テーブル5は、取得した横軸コードに一致
するレコードで横軸マスター2cを検索し、必要な情報
をマトリクステーブルの横軸部分に展開する(ステップ
ST5)。
【0031】事例として、図5(c)に示す横軸コード
C1.「CP0101」に一致する表設定項目C2.
「時点名称」を横軸マスター2cから取得し、図5
(d)に示すマトリクステーブル5aの横軸上に設定す
る。この際、時点名称は、相対年度に合わせてそれぞれ
の年度が求められ、各年度の時点名称が表示順位に従っ
て横軸に設定される。
【0032】これにより、図5(d)に示すように損益
計算書のマトリクスシートが作成され、出力手段4のデ
ィスプレイ装置上に表示される(ステップST6)。こ
の際、表題としてA1.様式名称「損益計算書」が所定
箇所に表示され、また、縦軸にB2.「勘定コード」と
「勘定名称」、横軸にC2.「時点名称」を展開した所
定のセルを有する損益計算書が表形式で表示される。こ
の段階では、D.項目設定用セルの「金額」欄は空白の
ままである。
【0033】項目データの取得及びセル埋め込み 次に、入力手段3を介して「金額」を示す項目データが
入力されると、データ入出力手段1は、空白の各セル部
分に該当する項目データ「金額」を埋め込み損益計算書
を作成できる(ステップST7)。
【0034】事例として、図5(d)に示すD.項目設
定用セルにおいて縦軸と横軸の交差箇所にそれぞれ該当
する「金額」を入力して損益計算書が作成される。例え
ば、縦4−横2のセルには2000年度下期計画の純売
上高が設定入力される。項目データである「金額」の入
力は、記憶媒体あるいは通信を介して入力手段3に取り
込んだ後、各セルを指定して埋め込み操作することもで
きる。
【0035】データベース登録 次に、入力手段3で図5(d)の表示画面に表示されて
いる登録ボタン5bを選択操作することにより、マトリ
クステーブル5a内の各セルに入力された「金額」に各
表設定項目を添付してデータベース6に登録する(ステ
ップST8)。また、出力手段4からこの損益計算書を
印字出力できる。
【0036】事例として、このデータベース登録時に
は、図3に示すように、データ入出力手段1は、損益計
算書作成で用いた収集コード「CP01」、縦軸コード
「PL」、横軸コード「CP0101」で構成される各
セルの「金額」と共に、データ種別、表示順位、勘定コ
ードからなる一連のコードを添付してデータベース6に
登録する。図3は便宜上、データベース6の内容を表形
式で記載してある。例えば、1列目のデータは収集コー
ド「CP01」、縦軸コード「PL」、表示順位「00
1」、勘定コード「4000」、横軸コード「CP01
01」、データ種別「P1」、金額「1000」であ
る。
【0037】2.データ出力処理 上記のデータ入力処理によりデータベース6に登録され
た項目データは、データ入出力手段1の読み出しによっ
て出力手段4に帳票データとして出力される。この際、
入出力テーブル5は、データベース6からの読み出した
項目データに基づき、登録されている損益計算書作成で
用いた一連のコード、収集コード「CP01」、縦軸コ
ード「PL」、横軸コード「CP0101」と、各セル
の「金額」と、データ種別、表示順位、勘定コードに基
づき、図5(d)に示すマトリクステーブル5aを作成
して出力手段4に出力する。出力手段4はこの損益計算
書の帳票データをディスプレイ装置に表示する。また、
必要に応じてプリンタから帳票として印字出力する。
【0038】出力手段4のディスプレイ装置上に画面表
示されたマトリクステーブル5a(図5(d)参照)を
見ながら、入力手段3の操作部によりD.項目設定用セ
ルの金額を修正することができる。また、出力手段4を
介して作成された帳票データを他のコンピュータ装置に
転送することもでき、他のコンピュータ装置の表作成プ
ログラムで取り込み、上記のマトリクステーブルを再現
することもできる。
【0039】上記実施の形態の説明では、損益計算書の
データ入出力について説明したが、これに限らず、貸借
対照表(資産)、貸借対照表(負債・資本)等について
も同様の手順で作成することができる。この場合、図2
(a)に示す如く、画面構成マスター2aに各収集コー
ドと表設定項目を設定し、図2(b)、(c)の縦軸マ
スター2b、横軸マスター2cにそれぞれ縦軸、横軸の
表設定項目を設定しておけば同様に異なる表(マトリク
ステーブル5a)を作成でき、データベース6に登録で
きる。
【0040】また、データベース6に登録したマトリク
ステーブル5a(項目データ)は、入力手段3の操作に
より他の種類のマトリクステーブルに変更して出力手段
4からの出力することもできる。この場合、他の表形式
の画面構成マスター2aを選択することにより、入出力
テーブル5は縦軸マスター2b、横軸マスター2cから
対応した縦軸、横軸の表設定項目を読み出して変更され
たマトリクステーブルを出力手段4から表示出力させ
る。
【0041】そして、作成する表の縦軸、あるいは横軸
の項目が変更になった場合には、縦軸、あるいは横軸の
表設定項目を変更するだけで異なる表(マトリクステー
ブル5a)を作成することができる。また、同じ表(上
記例では損益計算書)であっても例えば会社別に表設定
項目が異なる場合には、画面構成マスター2aに会社別
の異なる収集コードを設定しておくことにより、異なる
表形式の損益計算書を容易に作成することができる。そ
して、これら異なる表であっても、横軸及び縦軸におい
て同様の表設定項目を使用する場合には、同一の縦軸コ
ード、横軸コードを使用でき、表設定項目を共通にで
き、データ容量を低減化できるようになる。
【0042】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、画面構成を決定する画面構成マスターと、画面構成
マスターで選択された縦軸、横軸の各マスターを備え、
入出力処理部がこれらのマスターを参照して所望する表
を作成する構成であるため、入出力処理部のプログラム
を変更することなく、各種異なる表を作成しデータベー
スに登録できるようになる。また、表作成のマスターが
機能別に分割されているため、異なる表作成時、例えば
表設定項目(上記レコード)や、入力単位の変更、追加
時においても該当するマスターを変更するのみで対応す
ることができ、仕様変更を容易かつ低コストで行えるよ
うになる。
【0043】これにより、例えば、経営データ(上記例
の損益計算書等)を関連会社や子会社から集めて親会社
で連結決算する場合、上記のマスターファイル2だけを
これら関連会社や子会社に配布すれば、親会社では上記
データ入力処理を実行することによって各関連会社や子
会社から収集した経営データを容易に取り込み処理でき
るようになる。また、関連会社や子会社別に異なる経営
データの表であっても親会社で容易に展開表示、及びデ
ータベース登録でき、親会社において複数の関連会社や
子会社の経営データを容易に統合管理できるようにな
る。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、マト
リクステーブルの選択項目、及びセル内に埋め込む項目
データを入力するための入力手段と、マトリクステーブ
ルの種類毎に必要な縦軸及び横軸の各表設定項目の関連
が設定された画面構成マスターと、画面構成マスターの
縦軸に関する表設定項目が格納された縦軸マスターと、
画面構成マスターの横軸に関する表設定項目が格納され
た横軸マスターと、入力手段から入力された選択項目に
基づき画面構成マスターから該当する縦軸及び横軸の表
設定項目を取得し、選択項目に対応したマトリクステー
ブルを作成する入出力テーブルと、作成されたマトリク
ステーブルの該当セルに入力手段から入力される項目デ
ータを埋め込み設定するデータ入出力手段と、データ入
出力手段で設定されたマトリクステーブルを登録保持す
るデータベースと、項目データが埋め込み作成されたマ
トリクステーブルをデータ出力する出力手段とを備え、
データ入出力手段は、データベースに登録するマトリク
ステーブルとして項目データと共に作成された表設定項
目を添付して格納するように構成したので、各種表形式
のマトリクステーブルを作成及び登録できるとともに、
各種表形式の項目データの入力が可能となり、データ入
力の汎用性を向上できる効果がある。また、マトリクス
テーブルを画面構成マスターと縦軸マスターと横軸マス
ターで構成したので、表形式の変更を該当するマスター
のみ変更すればよく、表形式を簡単に変更及び追加でき
る効果がある。
【0045】この発明によれば、データ入出力手段が、
データベースに登録された項目データの出力時に該項目
データと共に得られる表作成項目を入出力テーブルに出
力し、入出力テーブルは、該当する縦軸及び横軸の表設
定項目を縦軸マスター及び横軸マスターから取得し、項
目データが埋め込まれたマトリクステーブルを出力手段
から帳票データとして出力するように構成したので、作
成後のマトリクステーブルを作成後であっても同様に再
現することができる効果がある。また、外部のコンピュ
ータ装置等に作成した状態のマトリクステーブルを出力
してデータ出力の汎用性を向上できる効果がある。
【0046】この発明によれば、所望する種類のマトリ
クステーブルを選択するステップと、マトリクステーブ
ルの種類毎に必要な縦軸及び横軸の各表設定項目の関連
を画面構成マスターから取得するステップと、画面構成
マスターの縦軸に関する表設定項目を縦軸マスターから
取得するステップと、画面構成マスターの横軸に関する
表設定項目を横軸マスターから取得するステップと、取
得した縦軸及び横軸の表設定項目に基づき選択されたマ
トリクステーブルを作成するステップと、作成されたマ
トリクステーブルの該当セルに所望の項目データを埋め
込み設定するステップと、設定されたマトリクステーブ
ルの各項目データと共に表設定項目を添付してデータベ
ースに登録するステップとを備えた構成としたので、所
望する種類のマトリクステーブルを選択するだけで各種
表形式のマトリクステーブルを容易に作成及び登録で
き、データ入力の汎用性を向上できる効果がある。ま
た、画面構成マスターに縦軸マスターと横軸マスターの
関連を設定し、これらマスターを機能別に分離構成した
ので、所望する表形式のマトリクステーブルを容易に得
ることができ、かつ表形式の変更、追加を手間がかから
ず容易に行える効果がある。
【0047】この発明によれば、コンピュータに、所望
する種類のマトリクステーブルに必要な縦軸及び横軸の
各表設定項目の関連を画面構成マスターから取得させ、
画面構成マスターの縦軸に関する表設定項目を縦軸マス
ターから取得させ、画面構成マスターの横軸に関する表
設定項目を横軸マスターから取得させ、取得した縦軸及
び横軸の表設定項目に基づき選択項目に対応したマトリ
クステーブルを作成させ、作成されたマトリクステーブ
ルの該当セルに所望の項目データの埋め込み設定に基づ
き、該各項目データと共に表設定項目を添付してデータ
ベースに登録させる構成としたので、汎用のコンピュー
タ装置を用いて各種表形式のマトリクステーブルを作成
及び登録できるとともに、各種表形式の項目データの入
力が可能となり、汎用的なデータ入力が可能となる効果
がある。また、画面構成マスターに縦軸マスターと横軸
マスターの関連を設定し、これらマスターを機能別に分
離構成したので、所望する表形式のマトリクステーブル
を容易に得ることができ、かつ表形式の変更、追加をメ
インプログラムの変更無しに必要なマスター変更のみで
対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるデータ入出力
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 マスターファイルの各マスター内容を示す図
である。
【図3】 データベースに登録される項目データの内容
を示す図である。
【図4】 データ入力処理の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図5】 データ入力処理時における表作成状態を説明
するための図である。
【図6】 従来のデータ入出力装置を示す図である。
【符号の説明】
1 データ入出力手段、2 マスターファイル、2a
画面構成マスター、2b 縦軸マスター、2c 横軸マ
スター、3 入力手段、4 出力手段、5 入出力テー
ブル、6 データベース。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望する種類のマトリクステーブルを選
    択の為の選択項目、及び作成されたマトリクステーブル
    のセル内に埋め込む項目データを入力するための入力手
    段と、 前記マトリクステーブルの種類毎に必要な縦軸及び横軸
    の各表設定項目の関連が設定された画面構成マスター
    と、 前記画面構成マスターの縦軸に関する表設定項目が格納
    された縦軸マスターと、 前記画面構成マスターの横軸に関する表設定項目が格納
    された横軸マスターと、 前記入力手段から入力された選択項目に基づき画面構成
    マスターから該当する縦軸及び横軸の表設定項目を前記
    縦軸マスター及び横軸マスターから取得し、前記選択項
    目に対応したマトリクステーブルを作成する入出力テー
    ブルと、 前記作成されたマトリクステーブルの該当セルに前記入
    力手段から入力される項目データを埋め込み設定するデ
    ータ入出力手段と、 前記データ入出力手段で設定されたマトリクステーブル
    を登録保持するデータベースと、 前記項目データが埋め込み作成されたマトリクステーブ
    ルをデータ出力する出力手段とを備え、 前記データ入出力手段は、前記データベースに登録する
    マトリクステーブルとして項目データと共に作成された
    表設定項目を添付して格納することを特徴とするデータ
    入出力装置。
  2. 【請求項2】 データ入出力手段は、データベースに登
    録された項目データの出力時に該項目データと共に得ら
    れる表作成項目を入出力テーブルに出力し、 入出力テーブルは、該当する縦軸及び横軸の表設定項目
    を縦軸マスター及び横軸マスターから取得し、項目デー
    タが埋め込まれたマトリクステーブルを出力手段からデ
    ータ出力することを特徴とする請求項1記載のデータ入
    出力装置。
  3. 【請求項3】 所望する種類のマトリクステーブルを選
    択するステップと、 前記マトリクステーブルの種類毎に必要な縦軸及び横軸
    の各表設定項目の関連を画面構成マスターから取得する
    ステップと、 前記画面構成マスターの縦軸に関する表設定項目を縦軸
    マスターから取得するステップと、 前記画面構成マスターの横軸に関する表設定項目を横軸
    マスターから取得するステップと、 前記取得した縦軸及び横軸の表設定項目に基づき選択さ
    れたマトリクステーブルを作成するステップと、 前記作成されたマトリクステーブルの該当セルに所望の
    項目データを埋め込み設定するステップと、 前記設定されたマトリクステーブルの各項目データと共
    に表設定項目を添付してデータベースに登録するステッ
    プとを備えたことを特徴とするデータ入出力方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータに所望する種類別のマトリ
    クステーブルを作表させ、該マトリクステーブルの各セ
    ルに項目データを入力してデータベースに登録処理する
    データ入出力プログラムであって、 データ入出力プログラムは、コンピュータに、所望する
    種類のマトリクステーブルの選択に基づき必要な縦軸及
    び横軸の各表設定項目の関連を画面構成マスターから取
    得させ、 前記画面構成マスターの縦軸に関する表設定項目を縦軸
    マスターから取得させ、 前記画面構成マスターの横軸に関する表設定項目を横軸
    マスターから取得させ、 前記取得した縦軸及び横軸の表設定項目に基づき前記選
    択項目に対応したマトリクステーブルを作成させ、 前記作成されたマトリクステーブルの該当セルに所望の
    項目データの埋め込み設定に基づき、該各項目データと
    共に表設定項目を添付してデータベースに登録させるこ
    とを特徴とするデータ入出力プログラム。
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JPH09259202A (ja) * 1996-03-26 1997-10-03 Hitachi Software Eng Co Ltd 表計算処理装置

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