JP2002329016A - 儀式参列代行サービス方法 - Google Patents

儀式参列代行サービス方法

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JP2002329016A
JP2002329016A JP2001132759A JP2001132759A JP2002329016A JP 2002329016 A JP2002329016 A JP 2002329016A JP 2001132759 A JP2001132759 A JP 2001132759A JP 2001132759 A JP2001132759 A JP 2001132759A JP 2002329016 A JP2002329016 A JP 2002329016A
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Mitsuyoshi Ogura
三津義 小倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 参列代行者を儀式に参列させることにより、
儀式への参列に関する種々の負担を軽減する儀式参列代
行サービス方法の提供。 【解決手段】 地域ごとに配置されたサービス実行部2
と、インターネット4を介してアクセス可能なサーバ装
置3とで行なう儀式参列代行サービス方法であって、サ
ーバ装置3にアクセスしたインターネット端末5のディ
スプレイに、儀式参列代行サービスに係る依頼内容及び
依頼者を特定するデータの入力フィールドが含まれるデ
ータ入力画面を表示して、依頼者にデータの入力を促す
段階と、入力フィールドに入力されたデータに基づき、
儀式の式場9に最寄りのサービス実行部2に対して、依
頼内容に応じたサービス実行指令を通知する段階と、サ
ービス実行指令の通知を受けたサービス実行部2の参列
代行者が、指定された日時に指定された式場9に出向い
て儀式に参列する段階とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、告別式や結婚式等
の儀式に、何らかの事情により参列することができない
依頼者からの依頼を受けて、参列代行者をその儀式に参
列させる儀式参列代行サービス方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】特に冠婚葬祭に関して、日本には様々な
儀式があり、例えば弔事では故人と関係のあった人が通
夜や告別式に参列し、また、慶事では新郎新婦と関係の
ある人が結婚式に参列している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に弔
事に係る通夜や告別式等の儀式は、前もって日時がわか
っておらず、せいぜい儀式の2日前に、場合によっては
儀式当日に訃報を通知されることもあって、予め仕事の
予定が入っている等の理由により、参列したくてもでき
ないことが多々あった。また、儀式の式場が遠方である
場合は、式場へ行くために多額の交通費と長い移動時間
とを要することになり、その金銭的負担及び肉体的負担
の大きさから、参列が躊躇されることもあった。そし
て、以上のような理由により、例えば訃報を通知された
にも関わらず通夜や告別式に参列しない人は、参列する
代わりに喪主宛てに現金書留で香典を送ったりしていた
が、こうした場合には、参列しなかったことが故人もし
くは喪主に対して失礼ではなかったかという懸念(精神
的負担)が生じることもあった。
【0004】本発明は以上のような背景に鑑みてなされ
たものであって、諸般の事情により儀式に参列すること
ができない依頼者からの依頼を受けて、参列代行者を儀
式に参列させることにより、儀式への参列に関して従来
感じられていた種々の負担を軽減することが可能な儀式
参列代行サービス方法の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、地域ごとに配置され、告別式や結婚式等
の儀式へ依頼者に代わって参列する参列代行者がそれぞ
れ所属する複数のサービス実行部と、これら複数のサー
ビス実行部を統括するサービスセンタとにより行なう儀
式参列代行サービス方法であって、依頼者からの儀式参
列代行サービスに係る依頼を電話、ファクシミリ、電子
メール等の通信手段を介してサービスセンタで受け付け
る段階と、前記受け付けた依頼の内容に応じたサービス
実行指令を、サービスセンタから儀式の式場に最寄りの
サービス実行部に対して通知する段階と、前記サービス
実行指令の通知を受けたサービス実行部の参列代行者
が、指定された日時に指定された式場に出向いて儀式に
参列する段階とを備えることを特徴としている。
【0006】また、地域ごとに配置され、告別式や結婚
式等の儀式へ依頼者に代わって参列する参列代行者がそ
れぞれ所属する複数のサービス実行部と、インターネッ
トを介してアクセス可能なサーバ装置とにより行なう儀
式参列代行サービス方法であって、前記サーバ装置にア
クセスしたインターネット端末のディスプレイに、儀式
参列代行サービスに係る依頼内容及び依頼者を特定する
データの入力フィールドが含まれるデータ入力画面を表
示して、依頼者にデータの入力を促す段階と、前記デー
タ入力画面の入力フィールドに入力されたデータに基づ
き、儀式の式場に最寄りのサービス実行部に対して、依
頼内容に応じたサービス実行指令を通知する段階と、前
記サービス実行指令の通知を受けたサービス実行部の参
列代行者が、指定された日時に指定された式場に出向い
て儀式に参列する段階とを備えることを特徴としてい
る。
【0007】また、前記構成に加えて、データ入力画面
の入力フィールドに入力されたデータに基づいてサービ
ス費用の見積金額を算出し、この見積金額を依頼者が用
いるインターネット端末のディスプレイに表示し、依頼
者にサービスを依頼するか否かの入力を促す段階を備え
ることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
儀式参列代行サービス方法を図面を参照しつつ説明す
る。図1は、この儀式参列代行サービス方法の概略構成
を示すブロック図であり、図中、符号1はサービスセン
タを、符号2,2,…はサービス実行部を、それぞれ示
している。各サービス実行部2は、例えば市町村という
ような適宜な広さ(そのサービス実行部2から自動車に
より数時間以内で到達できる範囲であることが望まし
い)を有する地域ごとに配置され、それぞれに割り当て
られた地域(担当エリア)内の儀式参列代行サービスを
担当している。一方、サービスセンタ1は、複数のサー
ビス実行部2を統括する業務を行なう機関(部署)であ
り、当然ながら、各サービス実行部2が担当する地域よ
りも広い地域(例えば日本全国、もしくは関東や関西と
いった地方ごと)に1箇所が設けられている。
【0009】なお、サービス依頼者の利便性を考える
と、サービスセンタ1が日本国内に複数箇所存在する場
合であっても、日本全国共通の電話番号(例えば「01
20」で始まるフリーダイヤル(登録商標)の電話番
号)をダイヤルすればいずれかのサービスセンタ1に電
話が繋がる、全国共通番号制を採用しておくことが望ま
しい。この実施形態では、以下、サービスセンタ1が日
本国内に1箇所のみ設けられ、全国各地域に散在する全
てのサービス実行部2を統括しているものとして説明す
る。
【0010】サービスセンタ1にはサーバ装置3が設け
られている。また、符号4はインターネットを、符号
5,5,…は各家庭や会社の事務所等に設けられた(す
なわちサービスの依頼者が使用する)インターネット端
末を、それぞれ示しており、サーバ装置3は所定のUR
L(インターネットアドレス)に基づいて、各インター
ネット端末5からインターセット4を介してアクセスす
ることができるように構成されている。なお、図1には
インターネット端末5として一般的なパーソナルコンピ
ュータを示したが、本発明にいうインターネット端末
は、無線通信手段によりインターネットにアクセスする
機能を備えた携帯電話等のモバイル型端末であっても構
わない。
【0011】符号6,6,…は、各サービス実行部2ご
とに設けられて、サーバ装置3との間でデータの送受信
を行なうネットワーク端末を示している。図1にはネッ
トワーク端末6が、前記インターネット端末5と同様、
インターセット4を介してサーバ装置3にアクセス可能
なパーソナルコンピュータである例を示したが、このネ
ットワーク端末6は無線通信手段を備えた携帯電話等の
モバイル型端末であっても良く、また、インターセット
4を介さずに、専用の通信回線を用いてサーバ装置3に
アクセスする端末装置であっても構わない。要するに、
サーバ装置3と各サービス実行部2のネットワーク端末
6とにより、データの送受信が可能な通信ネットワーク
が構成されていれば良く、その具体的手段は限定されな
い。
【0012】また、図示を省略するが、サーバ装置3
は、アクセスしてきたインターネット端末5のディスプ
レイに表示すべき儀式参列代行サービスに係る各種画面
(後述するデータ入力画面を含む)のデータを記憶した
画面データ記憶部、依頼者によりデータ入力画面の入力
フィールドに入力されたデータを記憶する入力データ記
憶部、前記入力フィールドに入力されたデータが所定の
要件を満たすか否かを判定するデータ判定部、日本全国
の地名をそれぞれの地名に対応した経度・緯度のデータ
と関連付けて記憶するとともに各サービス実行部2の所
在地(地名)を記憶した地図データ記憶部、依頼者によ
り前記入力フィールドに入力されたデータ及び前記地図
データ記憶部から読み出したデータ等に基づいてサービ
ス費用の見積金額を算出する見積金額算出部、依頼者か
らサービスを依頼する旨の入力があった場合に依頼内容
に応じたサービス実行指令メールをそのサービスを実行
すべきサービス実行部2のネットワーク端末6へ送信す
る実行指令通知部、及びサーバ装置3のハードウェア資
源(CPU,メモリ等)を用いて画面表示からサービス
実行指令メール送信までの一連の動作を実現する制御プ
ログラムを記憶したプログラム記憶部等を備えている。
また、サービスセンタ1内には、接続手段(いわゆるL
AN等)を介してサーバ装置3に接続された端末装置が
設けられている。
【0013】他方、各サービス実行部2には、少なくと
も1名ずつの参列代行者が所属している。サービス実行
部2は、必ずしもこの儀式参列代行サービスに係る業務
のみを取り扱う部署や組織である必要がなく、例えば、
主として別の業務を行なう会社の営業所や出張所等に業
務委託をして、そこをサービス実行部2としても構わな
い。また、参列代行者(個人)の自宅をサービス実行部
2としても構わない。参列代行者は、サービス実行部2
に常駐している必要はないが、そのサービス実行部2の
担当地域外へ出張するような機会が少なく、且つ、自分
で自動車を運転することができて、携帯電話等で連絡を
取れば、速やかに儀式の式場へ出向くことができるよう
な立場にある人を参列代行者に選定するのが望ましい。
この場合、儀式参列の際に着用する礼服一式を予め自動
車に搭載しておくと良い。
【0014】次いで、図1〜図5(特に図2及び図3の
フローチャート)を参照しつつ、この儀式参列代行サー
ビス方法の具体的手順を説明する。先ず、このサービス
の運営者は、予め広告等をすることにより、サーバ装置
3にアクセスするために必要なURLの周知を図ってお
く。そして、サービスを依頼しようとする者(以下、単
に「依頼者」という)が、インターネット端末5を用い
て、前記URLをブラウザから入力した場合、あるいは
検索エンジンを用いた検索等により探し出してディスプ
レイに表示させた前記URLへのリンクをマウスでクリ
ックした場合、サーバ装置3はインターネット4を介し
てインターネット端末5にアクセスされる。すると、前
記制御プログラムが起動して、サーバ装置3の前記画面
データ記憶部から画面に係るデータが読み出されて送出
され、アクセス元のインターネット端末5のディスプレ
イに、図4に示すようなホームページ画面、すなわちサ
ービス選択画面40が表示される(図2のステップS1
01)。このサービス選択画面40には、それぞれに異
なる儀式の名称が表示された計7個のボタン41〜47
が表示されて、依頼者に希望するサービスの選択を促し
ており、いずれかのボタンをマウスでクリックすること
により、そのボタンに表示された儀式への参列代行サー
ビスに対応した依頼内容入力画面へジャンプするように
なっている。
【0015】ここで、例えば依頼者が「告別式」と表示
されたボタン44をクリックした場合には、図5に示す
ような、告別式に対応した依頼内容入力画面50(デー
タ入力画面の一例)がインターネット端末5のディスプ
レイに表示される(ステップS102)。この依頼内容
入力画面50は、依頼者が依頼しようとする告別式への
参列代行サービスの依頼内容を特定するためのデータの
入力フィールドを含み、依頼者にデータの入力を促すも
のである。すなわち、図から明らかなように、その告別
式が行なわれる日時、式場名称、式場の住所、式場の電
話番号、故人の氏名、喪主の氏名、葬儀社の名称、及び
葬儀社の電話番号をそれぞれ入力するための入力フィー
ルド51〜58と、香典及び供花が必要か否かをそれぞ
れ選択入力するための選択窓59,60と、香典が必要
な場合にその金額及び表書を入力するための入力フィー
ルド61,62と、供花が必要な場合にその金額を入力
するための入力フィールド63と、必要とされる全ての
入力フィールドへのデータ入力が済んだ後に次の段階へ
進むためのOKボタン64と、が表示されている。な
お、図中、入力フィールドを示す枠の右端に下向きの三
角印が付いたボタンが示されている箇所は、そのボタン
を押すことにより複数の入力データが表示され、そのい
ずれかを選択して入力する「プルダウン形式」の入力フ
ィールドとなっている。また、選択窓59,60は、そ
れぞれ「不要」又は「必要」のいずれかに選択的にチェ
ックが入れられるようになっていて、香典に係る入力フ
ィールド61,62は選択窓59で「必要」にチェック
を入れた場合にのみ入力可能となり、同様に、供花に係
る入力フィールド63は選択窓60で「必要」にチェッ
クを入れた場合にのみ入力可能となるように構成されて
いる。因みに、香典の「表書」を入力する入力フィール
ド62は、告別式の形式(仏式、神式、キリスト教式と
いった宗教(宗派)ごとに異なる)に応じて、「御霊
前」、「御香典」、「御香料」、「御華料」、「ご神前」、「御玉
串料」、「御神饌料」、「御榊料」、「御花料」、「御花輪
料」、「御弥撒料」というような各種の文字データが選択
入力できるようになっている。
【0016】依頼者が必要な入力フィールドへのデータ
入力を済ませた後、OKボタン64をマウスでクリック
すると、図2のステップS103へ進み、前記入力され
たデータが所定の要件を満たすか否か(入力漏れや入力
ミス等が無いか否か)が判定され、問題があればステッ
プS102へ戻って訂正入力を促す一方、問題が無けれ
ばステップS104へ進んで、「依頼者情報入力画面」
(データ入力画面の一例)がインターネット端末5のデ
ィスプレイに表示される。(この依頼者情報入力画面以
下の各画面については図示を省略する。) 依頼者情報入力画面には、依頼者を特定するための住
所、氏名、年齢、性別、電話番号、電子メールアドレス
等のデータの入力フィールドが表示され、依頼者に各デ
ータの入力を促す。依頼者が全てのデータを入力した
後、その画面内に表示されている「OK」ボタンをクリ
ックすると、ステップS105で前記と同様に入力デー
タが判定され、問題があればステップS104へ戻って
訂正入力を促し、問題が無ければステップS106へ進
む。
【0017】ステップS106では、サーバ装置3が自
動的に参列代行サービス費用の見積金額を算出し、その
算出した金額等を示す「見積金額提示画面」をインター
ネット端末5のディスプレイに表示する。すなわち、こ
こではステップS102で入力フィールド53に入力さ
れた式場の住所と、予めサーバ装置3に記憶されている
各サービス実行部2の所在地情報及び地図データとに基
づいて、式場に最寄りのサービス実行部2が特定され、
このサービス実行部2から式場までの距離が導出され
る。そして、所定の計算方式に基づき、予め設定されて
いる基本料金に、前記距離に応じた追加料金、及び依頼
者が指定した香典及び/又は供花に係る追加料金等を加
算して、参列代行サービス全体の見積金額が算出され
る。「見積金額提示画面」では、この見積金額が、当該
見積金額を了解した上でサービスを依頼するか否かの選
択入力を促す「依頼」ボタン及び「キャンセル」ボタン
とともに、インターネット端末5のディスプレイに表示
される。
【0018】ここで、依頼者が「キャンセル」ボタンを
クリックした場合には、ステップS101へ戻り、一
方、依頼者が「依頼」ボタンをクリックした場合には、
ステップS108へ進んで、「支払方法選択画面」がイ
ンターネット端末5のディスプレイに表示される。この
支払方法選択画面は、依頼者に、このサービスの費用の
支払い方法の選択を促すものであって、画面内には「ク
レジットカード」ボタンと「振込」ボタンとが表示され
ている。
【0019】支払方法選択画面から「クレジットカー
ド」ボタンがクリックされた場合は、ステップS109
を経てステップS110へ進み、依頼者が所有するクレ
ジットカードのカード会社及びカード番号の入力を促す
「カード会社・番号入力画面」がインターネット端末5
のディスプレイに表示される。ここで依頼者が所定の入
力フィールドに入力し、画面内の「OK」ボタンを押す
と、ステップS111で入力漏れ等がチェックされた
後、ステップS112へ進んでインターネット端末5の
ディスプレイに「メッセージ画面」が表示される。ここ
で表示されるメッセージは、例えば、「ご依頼有難うご
ざいました。今後の状況は電子メールにてご連絡いたし
ますので、約10分後にご確認下さいますようお願い申
し上げます」というような内容である。この画面が表示
された段階で、依頼者は、インターネット端末5からサ
ーバ装置3へのアクセスを中断する。サーバ装置3はス
テップS113へ進み、カード会社7(図1参照)に対
して、前記で入力されたカードが有効であるか否か(例
えばカードの有効期限が切れていないか、依頼者氏名と
カード名義とが一致しているか等)の照会を行なう。そ
して、ステップS114でカード会社7からの返答を確
認し、カードが有効であった場合にはステップS119
へ進み、一方、カードが無効であった場合にはステップ
S120へ進み、依頼者の電子メールアドレスに宛てて
「受付謝絶メール」を送信する。ここで送信するメール
は、例えば、「お客様のクレジットカードが有効でない
ために、ご依頼をお引き受けすることができません」と
いうような内容のものである。
【0020】他方、支払方法選択画面から「振込」ボタ
ンがクリックされた場合は、ステップS109を経てス
テップS115へ進み、このサービスの運営者が指定す
る金融機関名及び口座名義・口座番号を示す「振込口座
提示画面」がインターネット端末5のディスプレイに表
示される。この振込口座提示画面には、「お間違えのな
いようにメモを取るか、もしくはこの画面を印刷した後
に、下の『OK』ボタンをクリックして下さい」という
メッセージと、「OK」ボタンとが同時に表示される。
そして、ステップS116にて依頼者が「OK」ボタン
をクリックしたことが確認されれば、ステップS117
へ進んでインターネット端末5のディスプレイに「メッ
セージ画面」が表示される。ここで表示されるメッセー
ジは、例えば、「ご依頼有難うございました。下記の金
額を本日の午後2時までに『電信扱い』でお振り込み下
さい」というような内容である。また、このメッセージ
の下方に、前記ステップS106で表示した見積金額が
再表示される。この画面が表示された段階で、依頼者
は、インターネット端末5からサーバ装置3へのアクセ
スを中断する。サーバ装置3はステップS118へ進
み、依頼人から所定金額が振り込まれたことが、金融機
関8(図1参照)から通知されるのを待つ。そして、所
定日時までに振込があった旨の通知を受けた場合にはス
テップS119へ進み、一方、通知を受けなかった場合
にはステップS121へ進んで、依頼者の電子メールア
ドレスに宛てて「受付謝絶メール」を送信する。ここで
送信するメールは、例えば、「お客様からサービス代金
をお振り込み頂けないために、ご依頼をお引き受けする
ことができません」というような内容のものである。
【0021】クレジットカードの有効が確認された場
合、又は依頼者からの振込が確認された場合、ステップ
S119において、サーバ装置3から依頼者の電子メー
ルアドレスに宛てて「受付確認メール」が送信される。
また、ステップ122では、前記ステップS106で特
定された「式場に最寄りのサービス実行部2」の電子メ
ールアドレスに宛てて、「サービス実行指令メール」が
送信される。このサービス実行指令メールには、依頼者
が依頼内容入力画面及び依頼者情報入力画面で各入力フ
ィールドに入力したデータが全て記載されており、この
メールを受信したサービス実行部2は、受信した旨の
「指令了解メール」を速やかにサーバ装置3の電子メー
ルアドレスに宛てて返信する決まりとなっている。
【0022】サーバ装置3側では、ステップS123に
おいて、「サービス実行指令メール」を送信後、所定時
間内に「指令了解メール」が返信されたか否かを判定す
る。そして、所定時間内に返信がない場合はステップS
124へ進み、返信がない旨の「警告メッセージ」を警
告灯、警報ブザー等の出力手段から出力する。このメッ
セージが出力された場合は、サービスセンタ1の担当者
が、「式場に最寄りのサービス実行部2」に対し、例え
ば携帯電話等で連絡を取って、サービス実行指令を口頭
で伝えたり、また、どうしても当該サービス実行部2と
連絡が取れない場合には、隣接する別のサービス実行部
2に対してサービスの実行を指示する等の、代替措置を
講じる(ステップS125)。
【0023】ステップS126では、サーバ装置3(又
はサービスセンタ1)からサービス実行指令を受けたサ
ービス実行部2が、その指令内容に従って、代行サービ
スを実行する。すなわち、例えば依頼者から供花の依頼
があった場合には、前記入力フィールド58に入力され
た電話番号に基づき葬儀社に電話を掛けて、供花の手配
をする。また、依頼者から香典の依頼があった場合に
は、指定された金額の香典を、指定された表書を記入し
た不祝儀袋に入れる。そして、喪服を着用した参列代行
者が前記の香典を持ち、自動車10(図1参照)等の交
通手段により、指定された日時に指定された式場9へ出
向き、告別式に参列する。すなわち、受付の芳名録に依
頼者の住所・氏名を記入し、香典を手渡し、焼香等の所
定の所作を行なった後、喪主からの礼状(御会葬御礼)
及び返礼品を受け取る。そして、ステップS222でサ
ーバ装置3(サービスセンタ1)に対して「サービス実
行済み報告メール」を送信するとともに、ステップS2
23では配達業者11(郵便局、宅配便等)に依頼し
て、前記礼状及び返礼品を参列サービス実行報告書とと
もに依頼者宛てに発送する。以上により、一連の儀式参
列サービスの全段階が完了したこととなる。
【0024】なお、本発明が以上で説明した実施形態に
よって限定されないことは言うまでもなく、例えば前記
ではサーバ装置3をサービスセンタ1内に設置したが、
サーバ装置3の設置場所はサービスセンタ1外であって
も良く、例えばインターネットサービスプロバイダ等が
所有するサーバの一部を用いて本発明にいうサーバ装置
を構成する実施態様も考えられる。
【0025】また、前記では依頼者が告別式への参列代
行サービスを依頼した事例を説明したが、これと同様に
して、結婚式等の告別式以外の儀式に対する参列代行サ
ービスを実施できるのも勿論のことである。
【0026】また、前記ではインターネット4を介して
サーバ装置3でサービスの依頼を受け付け、その後の各
段階もできるだけサーバ装置3が自動的に実行するよう
に構成したが、インターネット端末5を所有していない
依頼者からの依頼を、電話やファクシミリ等の通信手段
を介してサービスセンタ1で受け付ける実施態様も考え
られる。以下、サービス依頼を電話で受け付ける場合の
サービスの手順を図6及び図7のフローチャートを参照
しつつ説明する。先ず、依頼者がサービスセンタ1に電
話を掛けると、電話受付担当者は依頼者に、依頼したい
サービスの種別(すなわち、どのような種類の儀式への
代行参列を依頼したいのか)を質問する(ステップS2
01)。次いで、依頼者の住所、氏名、電話番号等の、
依頼者を特定できる情報を依頼者から聞き出す(ステッ
プS202)。
【0027】そして、ステップS203では、依頼の内
容を、前記実施形態で依頼内容入力画面50へ入力した
程度に詳しく聞き出し、その聞き出した依頼内容に基づ
いて見積金額を算出し、口頭で通知する(ステップS2
04)。そして、ステップS205では、その金額で代
行サービスを依頼するか否かを訊ね、依頼者が「依頼す
る」と答えた場合にはステップS206へ進んで、支払
方法はクレジットカードと振込とのいずれを選択するか
を訊ねる。依頼者がクレジットカードを選択した場合に
は、依頼者が所有するカードのカード会社及びカード番
号を訊ね(ステップS207)、今後のサービスの流れ
を説明(ステップS208)した後、いったん電話を切
る。そして、前記カードが有効か否かをカード会社に照
会し(ステップS209)、ステップS210で、前記
カードが有効であった場合にはステップS214へ進
み、一方、有効でなかった場合にはステップS215へ
進んで、依頼者に電話を掛け、サービス依頼を受け付け
できない旨の説明をする。
【0028】ステップS206で依頼者が振込を選択し
た場合には、ステップS211へ進んで振込口座を通知
するとともに、所定日時までに前記見積金額をその口座
に振り込んでもらいたい旨の説明をし、さらに、今後の
サービスの流れを説明(ステップS212)した後、い
ったん電話を切る。そして、ステップS213では金融
機関からの振込通知を待ち、所定日時までに振込通知が
あった場合にはステップS214へ進み、一方、振込通
知がなかった場合にはステップS216へ進んで、依頼
者に電話を掛け、サービス依頼を受け付けできない旨の
説明をする。ステップS214では、依頼者に電話を掛
け、サービス依頼を正式に受け付けたことを通知する。
ステップS217以降の段階は前記実施形態におけるス
テップS122以降と同様であるため、説明を省略す
る。このような実施形態であっても、前記実施形態とほ
ぼ同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る儀
式参列代行サービス方法によれば、参列代行者が所属す
る複数のサービス実行部を地域ごとに配置し、依頼者か
らの依頼に基づき、儀式の式場に最寄りのサービス実行
部から参列代行者が式場へ出向いて参列するので、依頼
者の住所から遠く離れた式場で儀式が行なわれても、依
頼者が自ら参列する場合に比べて交通費が少なくて済
み、また、依頼者が諸般の事情により参列できない場合
でも参列代行者を参列させることで儀式の主宰者に対し
て礼を失するおそれがなくなる等の利点が得られるた
め、儀式参列に係る種々の負担を軽減することが可能と
なる。
【0030】また、インターネット端末のディスプレイ
に、データの入力フィールドが含まれるデータ入力画面
を表示し、ここに入力された依頼内容及び依頼者に係る
データをサーバ装置が読み込むので、電話等で依頼を受
け付ける場合に比べて、迅速且つ正確な受け付けが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る儀式参列代行サー
ビス方法の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 儀式参列代行サービス方法の手順を説明する
フローチャートである。
【図3】 図2に引き続き、儀式参列代行サービス方法
の手順を説明するフローチャートである。
【図4】 サービス選択画面を示す説明図である。
【図5】 依頼内容入力画面を示す説明図である。
【図6】 本発明の別の実施形態に係る儀式参列代行サ
ービス方法の手順を説明するフローチャートである。
【図7】 図6に引き続き、儀式参列代行サービス方法
の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 サービスセンタ 2 サービス実行部 3 サーバ装置 4 インターネット 5 インターネット端末

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地域ごとに配置され、告別式や結婚式等
    の儀式へ依頼者に代わって参列する参列代行者がそれぞ
    れ所属する複数のサービス実行部と、これら複数のサー
    ビス実行部を統括するサービスセンタとにより行なう儀
    式参列代行サービス方法であって、 依頼者からの儀式参列代行サービスに係る依頼を電話、
    ファクシミリ、電子メール等の通信手段を介してサービ
    スセンタで受け付ける段階と、 前記受け付けた依頼の内容に応じたサービス実行指令
    を、サービスセンタから儀式の式場に最寄りのサービス
    実行部に対して通知する段階と、 前記サービス実行指令の通知を受けたサービス実行部の
    参列代行者が、指定された日時に指定された式場に出向
    いて儀式に参列する段階とを備えることを特徴とする儀
    式参列代行サービス方法。
  2. 【請求項2】 地域ごとに配置され、告別式や結婚式等
    の儀式へ依頼者に代わって参列する参列代行者がそれぞ
    れ所属する複数のサービス実行部と、インターネットを
    介してアクセス可能なサーバ装置とにより行なう儀式参
    列代行サービス方法であって、 前記サーバ装置にアクセスしたインターネット端末のデ
    ィスプレイに、儀式参列代行サービスに係る依頼内容及
    び依頼者を特定するデータの入力フィールドが含まれる
    データ入力画面を表示して、依頼者にデータの入力を促
    す段階と、 前記データ入力画面の入力フィールドに入力されたデー
    タに基づき、儀式の式場に最寄りのサービス実行部に対
    して、依頼内容に応じたサービス実行指令を通知する段
    階と、 前記サービス実行指令の通知を受けたサービス実行部の
    参列代行者が、指定された日時に指定された式場に出向
    いて儀式に参列する段階とを備えることを特徴とする儀
    式参列代行サービス方法。
  3. 【請求項3】 データ入力画面の入力フィールドに入力
    されたデータに基づいてサービス費用の見積金額を算出
    し、この見積金額を依頼者が用いるインターネット端末
    のディスプレイに表示し、依頼者にサービスを依頼する
    か否かの入力を促す段階を備える請求項2に記載の儀式
    参列代行サービス方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020201873A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社共立アイコム 香典等代行システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020201873A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社共立アイコム 香典等代行システム
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