JP2002328661A - 液晶表示装置の駆動方法及び液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置の駆動方法及び液晶表示装置

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JP2002328661A
JP2002328661A JP2001133189A JP2001133189A JP2002328661A JP 2002328661 A JP2002328661 A JP 2002328661A JP 2001133189 A JP2001133189 A JP 2001133189A JP 2001133189 A JP2001133189 A JP 2001133189A JP 2002328661 A JP2002328661 A JP 2002328661A
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pixel electrode
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digital memory
video data
liquid crystal
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Hiroyoshi Hayashi
宏宜 林
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルメモリとその制御信号発生回路を
アレイ基板上に形成した液晶表示装置において、消費電
力の低減を実現する。 【解決手段】 静止画表示期間では、ディジタルメモリ
(DM)18に供給される電源電位SVDD、SVSS
を、対向電極15と補助容量素子26に供給される電位
と同電位とすることにより、インバータ回路23,24
に貫通電流が流れないようにして、消費電力の低減を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話や電子
ブック等のディスプレイとして使用される液晶表示装置
に関し、詳しくは、表示画素内に記憶回路としてのディ
ジタルメモリを備えた液晶表示装置の駆動方法及び液晶
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は、軽量、薄型、低
消費電力という利点を活かして携帯電話や電子ブック等
の小型情報端末のディスプレイとして主流になりつつあ
る。これらの小型情報端末は一般にバッテリー駆動であ
るため、低消費電力が重要な課題となっている。
【0003】例えば携帯電話では、待ち受け期間中は低
消費電力で静止画表示できることが求められており、こ
れを実現するための技術として、表示画素内にデジタル
メモリを備えた液晶表示装置(例えば、特開昭58−2
3091号など)が提案されている。
【0004】この種の液晶表示装置においては、通常表
示期間では外部から供給された映像データを使って表示
画素を駆動し、この間はディジタルメモリを駆動する回
路を止め、また静止画表示期間(待ち受け期間)ではデ
ィジタルメモリに保持された映像データを使って表示画
素を駆動し、この間は他の周辺駆動回路の動作を停止す
ることで、静止画表示期間における大幅な消費電力の低
減を図っている。ちなみに、通常表示期間と静止画表示
期間におけるディジタルメモリの駆動は、外部コントロ
ールICから供給される制御信号により切り替えられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近では、従来のアモ
ルファスシリコンに比べて電子移動度が高いポリシリコ
ン薄膜トランジスタ(以下、p−siTFT)を比較的
低温のプロセスで形成する技術が確立したことにより、
アレイ基板上に表示画素部と駆動回路部とを一体に形成
した駆動回路内蔵型の液晶表示装置も出現している。
【0006】上記のようなデジタルメモリを備えた液晶
表示装置においては、駆動回路部のほかに、外部コント
ロールICから前記ディジタルメモリの制御信号を発生
する回路(以下、制御信号発生回路)を取り出し、これ
をアレイ基板上に形成する試みもなされている。しかし
ながら、制御信号発生回路を内蔵すると、アレイ基板上
に搭載されるトランジスタの数が増加するため、消費電
力の増加を招くという問題点があった。
【0007】また、ディジタルメモリに保持された映像
データを使って表示画素を駆動する際に、所定周期で映
像データの極性を反転させる交流駆動を行った場合、全
てのディジタルメモリを一度に極性反転させると、ディ
ジタルメモリの電源電位に電圧低下を生じるため、映像
データの電圧値を正しく保持することができなくなり、
表示不良を招くという問題点があった。
【0008】この発明の目的は、ディジタルメモリとそ
の制御信号発生回路をアレイ基板上に形成した液晶表示
装置において、消費電力の低減を実現した液晶表示装置
の駆動方法を提供することにある。
【0009】この発明の他の目的は、ディジタルメモリ
に保持された映像データを交流駆動した際のディジタル
メモリの電源電位低下を防止して、表示不良をなくした
液晶表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、互いに交差して配置された複数
の走査線及び複数の信号線、これら両線の各交差部に配
置された画素電極、前記画素電極と電気的に並列に接続
された補助容量素子、前記補助容量素子に所定の電圧を
供給する補助容量線、前記走査線から供給される走査信
号によりオン/オフ制御され、オン時に前記信号線に供
給された映像データを前記画素電極に書き込む第1スイ
ッチ部、前記画素電極と電気的に接続され、前記信号線
に供給された映像データを保持可能なディジタルメモ
リ、前記画素電極と前記ディジタルメモリ間の導通を制
御する第2スイッチ部を含む第1電極基板と、前記画素
電極に対し所定間隔をもって対向配置された対向電極を
含む第2電極基板と、前記第1電極基板と第2電極基板
の間に保持された液晶層とを備えた液晶表示装置の駆動
方法であって、第1表示期間では、前記第2スイッチ部
により前記画素電極と前記ディジタルメモリ間の導通を
オフする一方、前記第1スイッチ部を所定間隔でオンし
て、前記信号線に供給された映像データを前記画素電極
に書き込むことで表示を行い、第2表示期間では、前記
第2スイッチ部をオンして、前記信号線に供給された映
像データを前記ディジタルメモリに保持させた後、前記
第1スイッチ部により前記信号線と前記画素電極間の導
通をオフして、前記ディジタルメモリに保持されている
映像データを前記画素電極に書き込むことで表示を行
い、前記ディジタルメモリに供給される電源電位は、前
記第1表示期間と前記第2表示期間とで異なることを特
徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、前
記ディジタルメモリに供給される電源電位は、前記第1
表示期間では前記対向電極と前記補助容量素子に供給さ
れる電位と同一電位或いは所定の電位差が保たれるよう
な電位にし、前記第2表示期間では所定値に固定するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1において、前
記第1表示期間と前記第2表示期間では、前記画素電極
に書き込まれる映像データの電位と前記対向電極に供給
される電位を、所定期間ごとに互いに逆極性に反転する
ことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項3において、前
記第1表示期間では、前記画素電極に書き込まれる映像
データの電位と前記対向電極に供給される電位を、所定
の水平走査期間ごとに互いに逆極性に反転することを特
徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項1において、前
記第1表示期間と前記第2表示期間において、前記対向
電極と前記補助容量素子には同一電位が供給されること
を特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1において、前
記第2スイッチ部は、前記ディジタルメモリの出力端子
に接続する第1スイッチ素子と、前記ディジタルメモリ
の反転出力端子に接続する第2スイッチ素子とを備え、
前記第2表示期間では、所定期間毎に前記第1スイッチ
素子と第2スイッチ素子の導通を交互にオンして、前記
画素電極に所定期間毎に極性の異なる映像データを供給
し、且つ前記所定周期に同期して前記対向電極の電位を
前記映像データの電位と逆極性とすることを特徴とす
る。
【0016】また、上記他の目的を達成するため、請求
項7の発明は、互いに交差して配置された複数の走査線
及び複数の信号線、これら両線の各交差部に配置された
画素電極、前記画素電極と電気的に並列に接続された補
助容量素子、前記補助容量素子に所定の電圧を供給する
補助容量線、前記走査線から供給される走査信号により
オン/オフ制御され、オン時に前記信号線に供給された
映像データを前記画素電極に書き込む第1スイッチ部、
前記画素電極と電気的に接続され、前記信号線に供給さ
れた映像データを保持可能なディジタルメモリ、前記画
素電極と前記ディジタルメモリ間の導通を制御する第2
スイッチ部を含む第1電極基板と、前記画素電極に対し
所定間隔をもって対向配置された対向電極を含む第2電
極基板と、前記第1電極基板と第2電極基板の間に保持
された液晶層とを備え、前記ディジタルメモリの導通を
制御する制御信号は、前記ディジタルメモリの配置領域
に応じて配線された、少なくとも2系統の制御信号線に
より供給されることを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項7において、前
記ディジタルメモリの導通を制御する制御信号は、前記
ディジタルメモリの配置領域に応じて配線された前記各
制御信号線を通じて、それぞれ異なる時期に供給が開始
されることを特徴とする。
【0018】さらに、上記他の目的を達成するため、請
求項9の発明は、互いに交差して配置された複数の走査
線及び複数の信号線、これら両線の各交差部に配置され
た画素電極、前記画素電極と電気的に並列に接続された
補助容量素子、前記補助容量素子に所定の電圧を供給す
る補助容量線、前記走査線から供給される走査信号によ
りオン/オフ制御され、オン時に前記信号線に供給され
た映像データを前記画素電極に書き込む第1スイッチ
部、前記画素電極と電気的に接続され、前記信号線に供
給された映像データを保持可能なディジタルメモリ、前
記画素電極と前記ディジタルメモリ間の導通を制御する
第2スイッチ部を含む第1電極基板と、前記画素電極に
対し所定間隔をもって対向配置された対向電極を含む第
2電極基板と、前記第1電極基板と第2電極基板の間に
保持された液晶層とを備えた液晶表示装置において、前
記第2スイッチ部の導通を制御する制御信号が供給され
る制御信号線の配線抵抗が、前記ディジタルメモリに電
源電位を供給する電源配線の配線抵抗よりも少なくとも
2倍大きいことを特徴とする。
【0019】好ましい態様として、前記第1基板は、所
定期間毎に前記複数の信号線に映像データをサンプリン
グする信号線駆動回路と、前記所定期間に対応して前記
複数の走査線に走査信号を順次供給する走査線駆動回路
と、前記ディジタルメモリを制御するための制御信号を
発生する制御信号発生回路とを、更に含むことを特徴と
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる液晶表示
装置の駆動方法及び液晶表示装置の一実施形態について
説明する。なお、本実施形態において映像データとは、
動画データと静止画データという少なくとも2つの意味
が含まれている。動画データとは、通常表示期間に供給
される映像データである。すなわち、通常表示期間にフ
ルカラーによる中間調/動画表示を行う場合の映像デー
タである。静止画データとは、静止画表示期間に供給さ
れる映像データである。すなわち、静止画表示期間に8
色のマルチカラー表示を行うための2値の映像データで
ある。
【0021】まず、本実施形態に係わる液晶表示装置の
全体構成について説明する。図2は、本実施形態に係わ
る液晶表示装置の回路構成図である。また図3は、図2
の概略断面図である。
【0022】図2に示すように、液晶表示装置100
は、複数の表示画素10が形成された表示画素部110
と、この表示画素部110を駆動するための走査線駆動
回路120及び信号線駆動回路130と、外部コントロ
ールICの一部回路である制御信号発生回路140とか
ら構成されている。
【0023】まず、表示画素部110について説明す
る。アレイ基板101(図3参照)上には、複数本の信
号線11と複数本の走査線12が、図示しない絶縁膜を
介して互いに交差するように配線されている。また、各
走査線12と並行するように制御信号線19が配線され
ている。図2に示す制御信号線19は、図面を簡略化す
るために象徴的に描いたものである。実際には制御信号
線19a及び19bの2本が配線されている。この2本
の制御信号線は、後に説明する図1の中に示されてい
る。
【0024】信号線11と走査線12の各交差部には表
示画素10が形成されている。各信号線11の一方の端
部は信号線駆動回路130に接続され、各走査線12の
一方の端部は走査線駆動回路120に接続されている。
更に、各制御信号線19の端部は制御信号発生回路14
0に接続されている。
【0025】表示画素10は、画素電極13、第1スイ
ッチ部14、対向電極15、液晶層16、第2スイッチ
部17及びディジタルメモリ(以下、DM)18により
構成されている。
【0026】第1スイッチ部14のソースは信号線11
に、ゲートは走査線12に、ドレインは画素電極13に
接続されている。また画素電極13は第2スイッチ部1
7を介してDM18に接続されている。第2スイッチ部
17のゲートは制御信号線19に、ソースは画素電極1
3に、ドレインはDM18に接続されている。第2スイ
ッチ部17及びDM18の構成については後に説明す
る。また、図2では示していないが、画素電極13には
電気的に並列に補助容量素子(26)が接続されてい
る。補助容量素子については後に説明する。
【0027】図3の概略断面図に示すように、画素電極
13はアレイ基板101上に形成されている。そして、
画素電極13と相対する対向電極15は対向基板102
上に形成されている。対向電極15には、図示しない外
部コントロールICから所定の対向電位が与えられてい
る。さらに、画素電極13と対向電極15の間には液晶
層16が充填され、アレイ基板101及び対向基板10
2の周囲はシール材103により封止されている。
【0028】なお、アレイ基板101は本実施形態にお
ける第1電極基板を構成し、対向基板102は本実施形
態における第2電極基板を構成する。
【0029】次に、走査線駆動回路120、信号線駆動
回路130及び制御信号発生回路140について説明す
る。
【0030】走査線駆動回路120は、シフトレジスタ
121及び図示しないバッファ回路などで構成され、図
示しない外部コントロールICから供給されるコントロ
ール信号(垂直のクロック/スタート信号)に基づいて
走査信号を出力し、走査線12の電位をオン又はオフレ
ベルとする。
【0031】信号線駆動回路130は、シフトレジスタ
131、アナログスイッチ132などで構成されてい
る。この回路には、図示しない外部コントロールICか
らコントロール信号(水平のクロック/スタート信号)
が供給されるとともに、ビデオバス133を通じて映像
データが供給されている。信号線駆動回路130では、
水平のクロック/スタート信号に基づいて、シフトレジ
スタ131からアナログスイッチ132の開閉信号を供
給する。これにより、ビデオバス133に供給された映
像データは所定のタイミングで信号線11にサンプリン
グされる。
【0032】制御信号発生回路140は、所定のタイミ
ングで制御信号を出力し、すべての制御信号線19の電
位を同時にオンレベル又はオフレベルとする。具体的に
は、フルカラーによる中間調表示や動画表示期間(以
下、中間調/動画表示期間)は、すべての制御信号線1
9の電位を同時にオフレベルとし、静止画表示期間は、
すべての制御信号線19の電位を交互にオンレベルとす
る。
【0033】本実施形態の液晶表示装置100におい
て、表示画素部110、走査線駆動回路120、信号線
駆動回路130及び制御信号発生回路140は、アレイ
基板101上に一体に形成されている。
【0034】ここで、液晶表示装置100を、通常のア
クティブマトリクス型の液晶表示装置として駆動する場
合について簡単に説明する。
【0035】走査線駆動回路120からオンレベルの走
査信号が順に出力されると、各走査線12に接続する第
1スイッチ部14は1水平走査期間だけオン状態とな
る。この期間中に、信号線駆動回路130から信号線1
1サンプリングされた映像データは第1スイッチ部14
を通じて画素電極13に書き込まれる。この映像データ
は画素電極13と対向電極15との間に信号電圧として
充電され、この信号電圧の大きさに応じて液晶層16が
応答することで表示画素からの透過光量が制御される。
このような書き込み動作を1又は数フレーム繰り返すこ
とにより、一画面分の表示画像が出来上がる。
【0036】次に、表示画素10の回路構成を図1を用
いて説明する。図1は、図2における表示画素10の任
意の一つを示している。
【0037】第1スイッチ部14のドレイン側には、画
素電極13と、これに電気的に並列に補助容量素子26
が接続されている。補助容量素子26は、画素電極13
と図示しない補助容量線との間に補助容量Csを形成し
ている。補助容量素子26は、画素電極13に書き込ま
れた映像データを安定して保持するためのものであり、
画素電極13に書き込まれた映像データは、液晶容量C
lcと補助容量Csとにそれぞれ充電電荷として保持さ
れる。補助容量素子26には、図示しない外部コントロ
ールICから補助容量電位が供給されている。
【0038】本実施形態では、中間調/動画表示期間、
静止画表示期間のいずれにおいても、外部コントロール
ICからは対向電極15と補助容量素子26に同一電位
が供給されている。すなわち、後述するコモン反転/H
ライン反転駆動において、対向電極15に与えられる対
向電位は1水平走査期間ごとに極性反転するが、本実施
形態においては、補助容量素子26に供給される補助容
量電位も、対向電極15に供給される対向電位と同一電
位であり、且つ1水平走査期間ごとに同一極性に反転す
る。
【0039】第2スイッチ部17はスイッチ素子21,
22で構成されている。そして、第1スイッチ部14と
DM18との間に接続されている。スイッチ素子21の
ゲートは制御信号線19aに接続され、スイッチ素子2
2のゲートは制御信号線19bに接続されている。制御
信号線19a,19bの電位は制御信号発生回路140
から供給される制御信号により、表示期間に応じてそれ
ぞれ独立に制御される。すなわち、通常表示期間では制
御信号線19a,19bともにオフレベルとなり、静止
画表示期間では例えば1フレームごとに交互にオンレベ
ルとなる。第2スイッチ部17と第1スイッチ部14
は、ともにMOSトランジスタで構成されている。
【0040】DM18は、映像データ保持用のインバー
タ回路23,24と、第3スイッチ部25とで構成され
ている。第3スイッチ部25は、第1スイッチ部14と
は逆チャネルのスイッチ素子であり、第1スイッチ部1
4と相補型のMOSトランジスタで構成されている。図
1では、第1スイッチ部14がN型、第3スイッチ部2
5がP型でそれぞれ構成されている。第3スイッチ部2
5のゲートは、第1スイッチ部14のゲートと同じ走査
線12に接続されている。このため、走査線12から供
給される1つの走査信号により、第1スイッチ部14と
第3スイッチ部25は同時にオン/オフ制御される。す
なわち、中間調/動画表示期間では、走査線駆動回路1
20からの走査信号により第1スイッチ部14がオンし
ている間、第3スイッチ部25はオフとなる。また静止
画表示期間では、走査線駆動回路120(及び信号線駆
動回路130)の動作が停止するため、第1スイッチ部
14がオフするのに対して第3スイッチ部25はオンと
なる。
【0041】DM18では、静止画表示期間での交流駆
動において、極性の異なる映像データが出力される。例
えば、対向電極15と補助容量素子26に0Vが供給さ
れているときは、出力端子31から正極性の映像データ
が出力され、オン状態のスイッチ素子21を通じて画素
電極13に書き込まれる。また対向電極15と補助容量
素子26に5Vが供給されているときは、反転出力端子
32から負極性の映像データが出力され、オン状態のス
イッチ素子22を通じて画素電極13に書き込まれる。
【0042】また、インバータ回路23,24の図示し
ない正電源端子には電源配線27aが接続され、負電源
端子には電源配線27bが接続されている。図示しない
外部コントロールICからは、電源配線27aを通じて
正の直流電圧である電源電位SVDDが、また電源配線
27bを通じて負の直流電圧である電源電位SVSSが
それぞれ供給されている。
【0043】本実施形態では、中間調/動画表示期間に
おいては、電源電位SVDD/SVSSとして、対向電
極15及び補助容量素子26に供給される電位と同電位
が供給される。例えば、対向電極15及び補助容量素子
26に0Vが供給されているときは、電源電位SVDD
/SVSSにも0Vが供給される。また、対向電極15
及び補助容量素子26に5Vが供給されているときは、
電源電位SVDD/SVSSにも5Vが供給される。一
方、静止画表示期間では、電源電位SVDD/SVSS
にそれぞれHIGH/LOWレベルの固定電位が供給さ
れる。例えば、対向電極15及び補助容量素子26に0
Vと5Vとが交互(1水平走査期間毎)に供給されてい
るとすると、電源電位SVDDには5V、SVSSには
0Vの固定電位がそれぞれ供給される。
【0044】次に、上記ように構成された液晶表示装置
100の動作を、図4に示す信号波形のタイミングチャ
ートを参照しながら説明する。ここで、中間調/動画表
示期間は本実施形態における第1表示期間であり、静止
画表示期間は本実施形態における第2表示期間である。
また、図4は、コモン反転/Hライン反転駆動における
信号波形を示している。
【0045】図4において、XCK及び/XCK(XC
Kの反転)は水平のクロック信号、XSTは水平のスタ
ート信号、DATAはビデオバス133から入力される
映像データ、YCKは垂直のクロック信号、YSTは垂
直のスタート信号、SPOLAは制御信号線19aに供
給される制御信号の電位、SPOLBは制御信号線19
bに供給される制御信号の電位、COMは対向電極15
の対向電位、VCSは補助容量素子26に供給される補
助容量電位、SVDD,SVSSはDM18に供給され
る電源電位を示している。
【0046】通常表示期間では、走査線駆動回路120
により制御信号線19a,19bをともにオフレベルと
し、第2スイッチ部17の機能を停止する。この間は、
走査線駆動回路120及び信号線駆動回路130に対
し、それぞれ水平/垂直のクロック信号、スタート信号
及び映像データを供給する。これにより、通常のアクテ
ィブマトリクス型の液晶表示装置と同様に駆動を行うこ
とできる。すなわち、通常表示期間では、フルカラーに
よる高画質な中間調/動画表示を行うことができる。
【0047】また、通常表示期間中は、対向電位COM
と補助容量電位VCSとして、1水平走査期間毎にHI
GH又はLOWレベルの同一電位を供給する。また、電
源電位SVDDとSVSSについても同様に、1水平走
査期間毎にHIGH又はLOWレベルの同一電位を供給
する。
【0048】この期間、従来の駆動方法では、電源電位
SVDDをHIGHレベル、SVSSをLOWレベルに
固定していたため、DM18を構成するインバータ回路
23,24には貫通電流が流れ、これが余分な電力消費
となっていた。しかし、本実施形態では、通常表示期間
中にDM18に供給される電源電位SVDDとSVSS
を、対向電位COMと補助容量電位VCSに供給される
電位と同電位としているため、インバータ回路23,2
4に貫通電流が流れることがなく、表示画素部110で
の消費電力の低減を図ることができる。
【0049】また、アレイ基板上には、図示しない補助
容量線と、DM18の電源配線27a及び27bが平行
して配線されている。このようなレイアウト構成におい
て、通常表示期間中も電源電位SVDDをHIGHレベ
ル、SVSSをLOWレベルに固定していると、図示し
ない補助容量線と、電源配線27a及び27bとの間で
カップリング容量が生じ、この影響で液晶層16に保持
されている映像データの信号電圧が変動して、表示不良
を起こすこともある。しかし、本実施形態においては、
補助容量電位VCSと電源電位SVDD、SVSSとが
同電位であるため、カップリング容量の影響により液晶
層16に保持されている映像データの信号電圧に変動を
生じることがなく、表示不良を招くことはない。なお、
電源電位SVDD,SVSSは必ずしも補助容量電位V
CSと同電位である必要はなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲内で変更(例えば補助容量電位VCSと一定の
電位差を保つような電位或いはフローティング)が可能
であることは言うまでもない。
【0050】一方、通常表示から静止画表示に切り替え
る際は、静止画書き込みフレームにおいて制御信号線1
9aをオンレベルとする。そして、第1スイッチ部14
がオンレベルの走査信号によりオンしている間に、信号
線11に静止画データをサンプリングし、これを第1ス
イッチ部14及びスイッチ素子21を通じてDM18に
書き込む。
【0051】DM18に書き込まれた静止画データは、
短時間であればこの状態で保持することもできるが、直
流成分が長時間印加されると液晶層16が劣化するた
め、静止画表示期間中も交流駆動する必要がある。本実
施形態では、1フレーム毎に制御信号線19a,19b
を交互にオンレベルとすることによって、スイッチ素子
21,22の導通を交互にオンし、同時に対向電極15
の電位を逆極性に反転させることで交流駆動を実現して
いる。したがって、液晶に直流成分が長時間印加される
ことによる劣化を抑えることができる。
【0052】静止画表示期間では、スイッチ素子21,
22の導通を交互にオンすることで、画素電極13に
は、静止画データとしてDM18に保持されていたHI
GH電源電位又はLOW電源電位が交互に出力される。
そして、これと同期させて対向電極15の電位をHIG
H電源電位/LOW電源電位間でシフトする。これによ
ると、対向電極15と画素電極13の極性が同じとなる
表示画素10では液晶層16に電圧がかからず、逆極性
となる表示画素10では液晶層16に電圧がかかる。こ
うした選択的な画素への書き込みにより、2値の静止画
データによるマルチカラー表示を行うことができる。ま
た、この期間中は、走査線駆動回路120及び信号線駆
動回路130に対し、それぞれ水平/垂直のクロック信
号、スタート信号及び映像データの供給を停止するた
め、表示画素部110で動作しているのは、低周波数の
制御信号線19a,19bと対向電極15だけとなるた
め、静止画表示期間には、低消費電力でマルチカラー表
示を行うことができる。
【0053】また、静止画表示から通常表示に切り替え
る際は、静止画最終フレームの後、制御信号線19a,
19bをともにオフレベルとし、走査線駆動回路120
及び信号線駆動回路130に対し、それぞれ水平/垂直
のクロック信号、スタート信号及び映像データを供給す
る。これにより、再びフルカラーによる高画質な中間調
/動画表示を行うことができる。
【0054】次に、静止画表示期間中において、静止画
データを交流駆動する際の好ましい実施形態について説
明する。なお、以下の実施形態において、DMを極性反
転するとは、図1に示す第2スイッチ部17のスイッチ
素子21,22を交互にオンすることにより、DM18
の出力端子31から正極性の映像データを、また反転出
力端子32から負極性の映像データを出力することをい
う。すなわち、極性の異なる映像データを出力させるこ
とをいう。
【0055】図1に示す制御信号線19a,19bは、
制御信号発生回路140と全表示画素10との間を接続
する信号線であり、アレイ基板上のほぼ全域に電極配線
として形成されている。このため、静止画表示期間にお
いて、全表示画素10のDM18を1フレーム毎に一度
に極性反転して、極性の異なる静止画データを出力させ
ると、インバータ回路23,24を駆動するための電源
電位SVDD,SVSSに電圧低下を生じる。この結
果、インバータ回路23,24では静止画データの電圧
値を正しく保持することができなくなり、表示不良を招
くおそれがある。
【0056】図5は、DM18を配置領域ごとに極性反
転させる場合の配線構造を示す説明図である。この例で
は、表示画素部110を第1領域111と第2領域11
2とに分割し、第1領域111には制御信号線119
を、また第2領域112には制御信号線129を割り当
てている。図5に示す制御信号線119及び129は、
図面を簡略化するために象徴的に描いたものであり、実
際には、例えば制御信号線119a及び119bという
ように2本が配線されている。ここでは、便宜上、制御
信号線119に供給される制御信号をSPOLA1,S
POLB1とし、制御信号線129に供給される制御信
号をSPOLA2,SPOLB2とする。制御信号SP
OLA1,SPOLB1によって、第1領域111に配
置されている図示しない各DMに接続する第2スイッチ
部17のスイッチ素子21,22の導通が交互にオン
し、制御信号SPOLA2,SPOLB2によって、第
2領域112に配置されている図示しない各DMに接続
する第2スイッチ部17のスイッチ素子21,22の導
通が交互にオンする。
【0057】上記のような配線構造を有する液晶表示装
置において、静止画表示期間に静止画データを交流駆動
する場合は、最初に、制御信号線119に制御信号SP
OLA1,SPOLB1を供給して、第1領域111に
配置されている図示しない各DMを極性反転する。次い
で、制御信号線129に制御信号SPOLA2,SPO
LB2を供給して、第2領域112に配置されている図
示しない各DMを極性反転する。ここで、第1領域11
1に配置されたDM18の極性反転と第2領域112に
配置されたDM18の極性反転は、1フレーム内に終了
するように駆動される。
【0058】このように、DM18のスイッチ素子27
aとスイッチ素子27bの導通を交互にオンするタイミ
ング、すなわち制御信号SPOLA,SPOLBの供給
を開始する時期を、DM18の配置されている領域に応
じて異なるように駆動した場合は、各DMの電源電位S
VDD,SVSSに電圧低下を生じることがないので、
これによる表示不良をなくすことができる。
【0059】なお、図5では、表示画素部110を2つ
の領域に分割した例について示しているが、分割する領
域の形状や分割数は適宜に変更可能である。
【0060】次に、静止画表示期間中において、静止画
データを交流駆動する際の好ましい他の実施形態につい
て説明する。
【0061】図6は、DM18が配置された全領域にお
いて、DM18を一方向に順に極性反転させる場合の配
線構造を示す説明図である。この例では、表示画素部1
10の全域に対し一つの制御信号線139を割り当てて
いる。図6に示す制御信号線139は、図面を簡略化す
るために象徴的に描いたものであり、例えば制御信号線
139a及び139bというように2本が配線されてい
る。制御信号線139に供給される制御信号SPOL
A,SPOLBによって、表示画素部110に配置され
ている図示しない各DMに接続する第2スイッチ部17
のスイッチ素子21,22の導通が交互にオンする。こ
こで、表示画素部110に配置された全てのDM18
は、1フレーム毎に極性反転される。
【0062】また、制御信号線139と平行して、DM
18の電源配線127が配線されている。この電源配線
127も図面を簡略化するために象徴的に描いたもので
あり、実際には、例えば電源配線127a,127bと
いうように2本が配線されている。本実施形態では、制
御信号線139の配線抵抗を、電源配線127の配線抵
抗よりも2倍大きくしている。
【0063】上記のような配線構造を有する液晶表示装
置において、静止画表示期間に静止画データを交流駆動
した場合、制御信号線139の配線抵抗が高いために、
各DM18は全域で一度に極性反転することがなく、図
6の矢印方向に向かって順に極性反転される。したがっ
て、全表示画素10のDM18を一度に極性反転する場
合に比べて、各DMにおける電源電位SVDD,SVS
Sの電圧低下を低減することができるので、表示不良の
発生を抑えることができる。
【0064】なお、制御信号線139の配線抵抗は、電
源配線127の配線抵抗よりも少なくとも2倍大きくす
ることにより、上記のような効果を得ることができる。
また、制御信号線139と電源配線127のレイアウト
構成は図6の例に限定されるものではなく、適宜に変更
可能である。
【0065】さらに、図5のレイアウト構成に図6のレ
イアウト構成を組み合わせることもできる。この場合
は、各DMの電源電位SVDD,SVSSに生じる電圧
低下をより少なくすることが可能となる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
液晶表示装置の駆動方法においては、通常表示期間にお
けるディジタルメモリでの貫通電流をなくすことができ
るので、制御信号発生回路をアレイ基板上に形成した場
合でも、消費電力の低減を実現することができる。
【0067】また、この発明に係わる液晶表示装置にお
いては、ディジタルメモリに保持された映像データを交
流駆動した際のディジタルメモリの電源電位低下を防止
することができるので、表示不良をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示す表示画素の回路構成図。
【図2】実施形態に係わる液晶表示装置の回路構成図。
【図3】図2の概略断面図。
【図4】液晶表示装置の動作を示す信号波形のタイミン
グチャート。
【図5】DMを配置領域ごとに極性反転させる場合の配
線構造を示す説明図。
【図6】DMを配置全領域において一方向に順に極性反
転させる場合の配線構造を示す説明図。
【符号の説明】
10…液晶表示装置、11…信号線、12…走査線、1
3…画素電極、14…第1スイッチ部、15…対向電
極、17…第2スイッチ部、18…ディジタルメモリ
(DM)、19,119,129,139…制御信号
線、21,22…スイッチ素子、23,24…インバー
タ回路、25…第3スイッチ部、26…補助容量素子、
27,127…電源配線、110…表示画素部、120
…走査線駆動回路、130…信号線駆動回路、140…
制御信号発生回路、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 624 G09G 3/20 624B Fターム(参考) 2H093 NA32 NA34 NC03 NC22 NC28 NC35 ND06 ND35 ND39 5C006 AC26 BB16 BC06 BF09 BF27 FA47 5C080 AA10 BB05 CC03 DD26 FF11 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差して配置された複数の走査線
    及び複数の信号線、これら両線の各交差部に配置された
    画素電極、前記画素電極と電気的に並列に接続された補
    助容量素子、前記補助容量素子に所定の電圧を供給する
    補助容量線、前記走査線から供給される走査信号により
    オン/オフ制御され、オン時に前記信号線に供給された
    映像データを前記画素電極に書き込む第1スイッチ部、
    前記画素電極と電気的に接続され、前記信号線に供給さ
    れた映像データを保持可能なディジタルメモリ、前記画
    素電極と前記ディジタルメモリ間の導通を制御する第2
    スイッチ部を含む第1電極基板と、前記画素電極に対し
    所定間隔をもって対向配置された対向電極を含む第2電
    極基板と、前記第1電極基板と第2電極基板の間に保持
    された液晶層とを備えた液晶表示装置の駆動方法であっ
    て、 第1表示期間では、前記第2スイッチ部により前記画素
    電極と前記ディジタルメモリ間の導通をオフする一方、
    前記第1スイッチ部を所定間隔でオンして、前記信号線
    に供給された映像データを前記画素電極に書き込むこと
    で表示を行い、 第2表示期間では、前記第2スイッチ部をオンして、前
    記信号線に供給された映像データを前記ディジタルメモ
    リに保持させた後、前記第1スイッチ部により前記信号
    線と前記画素電極間の導通をオフして、前記ディジタル
    メモリに保持されている映像データを前記画素電極に書
    き込むことで表示を行い、 前記ディジタルメモリに供給される電源電位は、前記第
    1表示期間と前記第2表示期間とで異なることを特徴と
    する液晶表示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記ディジタルメモリに供給される電源
    電位は、前記第1表示期間では前記対向電極と前記補助
    容量素子に供給される電位と同一電位或いは所定の電位
    差が保たれるような電位にし、前記第2表示期間では所
    定値に固定することを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 前記第1表示期間と前記第2表示期間に
    おいて、前記画素電極に書き込まれる映像データの電位
    と前記対向電極に供給される電位は、所定期間ごとに互
    いに逆極性に反転することを特徴とする請求項1記載の
    液晶表示装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記第1表示期間において、前記画素電
    極に書き込まれる映像データの電位と前記対向電極に供
    給される電位は、所定の水平走査期間ごとに互いに逆極
    性に反転することを特徴とする請求項3記載の液晶表示
    装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記第1表示期間と前記第2表示期間に
    おいて、前記対向電極と前記補助容量素子には同一電位
    が供給されることを特徴とする請求項1記載の液晶表示
    装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記第2スイッチ部は、前記ディジタル
    メモリの出力端子に接続する第1スイッチ素子と、前記
    ディジタルメモリの反転出力端子に接続する第2スイッ
    チ素子とを備え、 前記第2表示期間では、所定期間毎に前記第1スイッチ
    素子と第2スイッチ素子の導通を交互にオンして、前記
    画素電極に所定期間毎に極性の異なる映像データを供給
    し、且つ前記所定周期に同期して前記対向電極の電位を
    前記映像データの電位と逆極性とすることを特徴とする
    請求項1記載の液晶表示装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】 互いに交差して配置された複数の走査線
    及び複数の信号線、これら両線の各交差部に配置された
    画素電極、前記画素電極と電気的に並列に接続された補
    助容量素子、前記補助容量素子に所定の電圧を供給する
    補助容量線、前記走査線から供給される走査信号により
    オン/オフ制御され、オン時に前記信号線に供給された
    映像データを前記画素電極に書き込む第1スイッチ部、
    前記画素電極と電気的に接続され、前記信号線に供給さ
    れた映像データを保持可能なディジタルメモリ、前記画
    素電極と前記ディジタルメモリ間の導通を制御する第2
    スイッチ部を含む第1電極基板と、前記画素電極に対し
    所定間隔をもって対向配置された対向電極を含む第2電
    極基板と、前記第1電極基板と第2電極基板の間に保持
    された液晶層とを備え、 前記ディジタルメモリの導通を制御する制御信号は、前
    記ディジタルメモリの配置領域に応じて配線された、少
    なくとも2系統の制御信号線により供給されることを特
    徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記ディジタルメモリの導通を制御する
    制御信号は、前記ディジタルメモリの配置領域に応じて
    配線された前記各制御信号線を通じて、それぞれ異なる
    時期に供給が開始されることを特徴とする請求項7記載
    の液晶表示装置の駆動方法。
  9. 【請求項9】 互いに交差して配置された複数の走査線
    及び複数の信号線、これら両線の各交差部に配置された
    画素電極、前記画素電極と電気的に並列に接続された補
    助容量素子、前記補助容量素子に所定の電圧を供給する
    補助容量線、前記走査線から供給される走査信号により
    オン/オフ制御され、オン時に前記信号線に供給された
    映像データを前記画素電極に書き込む第1スイッチ部、
    前記画素電極と電気的に接続され、前記信号線に供給さ
    れた映像データを保持可能なディジタルメモリ、前記画
    素電極と前記ディジタルメモリ間の導通を制御する第2
    スイッチ部を含む第1電極基板と、前記画素電極に対し
    所定間隔をもって対向配置された対向電極を含む第2電
    極基板と、前記第1電極基板と第2電極基板の間に保持
    された液晶層とを備えた液晶表示装置において、 前記第2スイッチ部の導通を制御する制御信号が供給さ
    れる制御信号線の配線抵抗が、前記ディジタルメモリに
    電源電位を供給する電源配線の配線抵抗よりも少なくと
    も2倍大きいことを特徴とする液晶表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006178430A (ja) * 2004-11-24 2006-07-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置、電子機器
US8310433B2 (en) 2004-11-24 2012-11-13 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and electronic apparatus
JP2017102477A (ja) * 2010-05-21 2017-06-08 株式会社半導体エネルギー研究所 液晶表示装置の作製方法
JP2022097563A (ja) * 2009-10-16 2022-06-30 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置

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