JP2002328624A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2002328624A
JP2002328624A JP2001130178A JP2001130178A JP2002328624A JP 2002328624 A JP2002328624 A JP 2002328624A JP 2001130178 A JP2001130178 A JP 2001130178A JP 2001130178 A JP2001130178 A JP 2001130178A JP 2002328624 A JP2002328624 A JP 2002328624A
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ceiling
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Kunitake Ando
国威 安藤
Satoru Shinada
哲 品田
Kenji Matsumura
謙司 松村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現在の位置から本来見えるであろう天空図を例
えば3〜6等星程度まで表示できるようにした車両用表
示装置を提供する。 【解決手段】車室のルーフパネル10の内側であって天
井の部分に有機エレクトロルミネッセンス素子シート2
6から成る表示装置11を取付けるようにし、衛星17
からの電波によって車両の位置を検出するGPS測位装
置15を用いて車両の現在位置を検出し、DVDドライ
ブ14によって読出される星座情報を映像処理装置22
によって補正して表示装置11に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用表示装置に係
り、とくに車両の車室の天井の内表面に設けられた表示
手段によって所定の表示を行なうようにした車両用表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば実開平6−16953号公報に
は、閉鎖された略箱形の居室空間である車の外壁面にサ
ンルーフを取外して開口部を形成し、この開口部より外
側に所定間隔をおいて映像スクリーンを設置し、この映
像スクリーンに対してプロジェクタから映像光を投写し
て上記スクリーン上に映像を形成するとともに、開口部
の周縁と映像スクリーンの周縁との間に形成された隙間
から換気を行なうようにしたものであって、狭い居室空
間でも見やすく、かつ換気を行なうことができる映像ス
クリーン装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実開平6−16953
号公報に開示されている車両用表示装置は、車室の上部
であって天井部に大きな開口を有する車両にしか適用で
きない。しかもここで支持手段を介して車両の上部にス
クリーンを取付けるようにしているために、走行中には
映像を投写することができない。すなわち車両を停車し
た状態で天井の開口部を開放し、支持手段を介して映像
スクリーンを取付ける必要があり、準備に手間取る。ま
た走行を行なう場合には、映像スクリーンと支持手段と
を車両のルーフパネルの上から取外す必要があり、映像
スクリーンの着脱が非常に面倒である。
【0004】また平坦状の映像スクリーンを用いたとし
ても、プロジェクタの光像の光軸とスクリーンの中心部
を通る垂直線とがほぼ一致しないと、映像が歪んでしま
い、しかも歪んだ画像補正が非常に困難である。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、ルーフパネルの部分に開口を形成する
ことを要せず。プロジェクタが不要で、しかも各種の画
像を形成することが可能な車両用表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の一発明は、車両の
車室の天井の内表面に設けられた表示手段を具備し、該
表示手段が柔軟なシートであって天井の内表面にならう
ように湾曲していることを特徴とする車両用表示装置に
関するものである。ここで前記表示手段が有機エレクト
ロルミネッセンス素子シートから成り、その透明基板が
柔軟なフィルムから構成されていてよい。
【0007】本願の別の主要な発明は、車両の車室の天
井の内表面に設けられた表示手段と、車両のそのときの
位置を検出する測位システムと、前記測位システムによ
って得られる車両の位置に関連した映像信号を形成する
映像信号形成手段と、を具備し、前記映像信号形成手段
で形成された信号を前記表示手段によって表示すること
を特徴とする車両用表示装置に関する。
【0008】ここで表示手段が柔軟な有機エレクトロル
ミネッセンス素子フィルムから構成され、車室の天井の
内表面に沿って取付けられていること好ましい。また前
記測位システムによって得られる車両の位置と方向に関
する情報を用いてそのときに見える天体の映像を前記映
像信号形成手段が形成するとともに、前記表示手段によ
って表示するようにしてよい。このときにとくに季節お
よび時間に関する情報を加味して天体の映像を前記映像
信号形成手段が形成するようにしてよい。また前記天体
の映像に加えて、天体に関する付加情報を前記表示手段
によって表示するようにしてよい。あるいはまた出発位
置または現在位置から目的地までの地図と、該地図上に
おける車両の位置とを前記映像信号形成手段が形成する
とともに、前記表示手段によって表示することも可能で
ある。
【0009】本願のさらに別の主要な発明は、車両の車
室の天井の内表面に設けられた表示手段と、所定の映像
信号を形成する映像信号形成手段と、を具備し、前記映
像信号形成手段で形成された信号を前記表示手段で表示
することを特徴とする車両用表示装置に関する。
【0010】ここでムード映像を前記映像信号形成手段
が形成するとともに、前記表示手段によって表示してよ
い。あるいはまた車両の走行に応じて変化する周囲の映
像を前記映像信号形成手段が形成するとともに、前記表
示手段によって表示することができる。このときに車両
のサイドミラーの筐体にカメラが設けられ、該カメラに
よって車両の走行時に周囲の映像を取込むことようにす
ればよい。
【0011】本願に含まれる発明の好ましい態様は、車
両の車室の天井の内側に、例えば有機エレクトロルミネ
ッセンス素子等の表示装置を有し、この表示装置に例え
ば星空を映すための星空情報を記憶するCD−ROM等
の記憶装置と、現在の車両位置を知るGPSおよび自立
航法のナビゲーションシステム等を有する車両におい
て、現在の車両位置、車両が向いている方向、日時およ
び時間から、晴天であったら見えるであろう星座を天井
の表示装置に映し出すようにしたエンターテイメント装
置に関する。
【0012】ここで上記星座に代えて、車両の走行時に
おける出発位置または現在位置から目的地までの大きな
地図を上記の表示装置に表示するとともに、この地図上
で車両の位置を重畳して表示することができる。あるい
はまた表示装置にオーロラのような動く映像を表示し、
ムードを演出するようにしたエンターテイメント装置と
することができる。あるいはまた車両の走行に応じて前
から後に過ぎ行く映像を上記の表示装置によって表示す
るようにしたエンターテイメント装置とすることができ
る。このようなエンターテイメント装置を構成する表示
装置によれば、移動体としての車両の特性と、天井のほ
ぼ全面を使った大規模な表示装置との結合によって、新
たな映像表示あるいはエンターテイメントの世界を創出
することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の一実施の形態
によって説明する。この実施の形態は自動車のルーフパ
ネルの天井の内表面に沿って設けられた表示手段を利用
した表示装置に関するものである。すなわち図1に示す
ようにルーフパネル10の内側であって天井の内表面に
沿ってシート状をなす表示装置11が設けられている。
この表示装置11は有機エレクトロルミネッセンス素子
シートから構成されており、柔軟であって上記天井の湾
曲する曲面に沿うように取付けられている。
【0014】車室内には映像信号形成装置13が設けら
れ、この映像信号形成装置13とインターフェース12
を介して表示装置11が接続されている。また映像信号
形成装置13には大容量の光ディスク、すなわちDVD
からの信号の読出しを行なうDVDドライブ14と、カ
ーナビゲーション用のGPS(Global posi
tioning system)を構成する測位装置1
5とが接続されている。上記測位装置15はアンテナ1
6に接続され、このアンテナ16によって衛星17から
の電波を受信し、車両の現在位置および方位の検出を行
なうものである。
【0015】ここでとくに上記映像信号形成装置13は
図2に示すようにCPU20、キーボードから成る入力
装置21、および画像処理装置22を備えている。そし
てCPU20がインターフェース12を介して表示装置
11に接続され、画像処理装置22が測位装置15およ
びDVDドライブ14に接続されている。
【0016】このような車両表示装置の顕著な特徴は、
車両のルーフパネル10の内側に設けられている柔軟な
フィルムから成る表示装置11にある。この表示装置1
1は有機エレクトロルミネッセンス素子シートを用いた
ものであって、それ自身が直接映像を表示するために、
外部から映像光を投写するプロジェクタを必要とせず、
しかも柔軟であるために天井の内側に沿って湾曲した状
態で取付けられるようになっている。
【0017】このような有機エレクトロルミネッセンス
素子26は1μm以下の膜厚であって電圧を印加して電
流を注入すると、電気エネルギが光エネルギに変化して
それ自身が面状に発光する自発光型の表示デバイスであ
る。
【0018】図3Aに示すように有機エレクトロルミネ
ッセンス素子シート26は透明基板27上にITO(I
ndium tin oxide)透明電極28、ホー
ル輸送層29、発光層30、電子輸送層31、アルミニ
ウム電極等の陰極32を例えば真空蒸着法で順次成膜し
たものである。
【0019】ここで陽極である透明電極28と陰極32
との間に直流電源33によって電圧を選択的に印加する
ことにより、透明電極28から注入されたホールがホー
ル輸送層29を経て、また陰極32から注入された電子
が電子輸送層31を経て、それぞれ発光層30に到達
し、この発光層30内において電子−ホールの再結合が
生じ、このような結合によって所定波長の発光34を生
じ、透明基板27側から観察できる。
【0020】発光層30には、例えば亜鉛錯体を含有さ
せることもできるが、実質的に亜鉛錯体のみから成る層
(但し複数種の亜鉛錯体の併用が可能)であってよい
し、あるいは亜鉛錯体に蛍光物質を添加した層であって
もよい。また亜鉛錯体と他の発光物質であるアントラセ
ン、ナフタリン、フェナントレン、ピレン、クリセン、
ペリレン、ブタジエン、クマリン、アクリジン、スチル
ベン等を併用してよい。このような亜鉛錯体または蛍光
物質等との混合物は、電子輸送層31に含有させること
ができる。
【0021】図3Bは別の構成を示している。ここでは
発光層30を省略し、電子輸送層31上に上記の亜鉛錯
体または蛍光物質との混合物を含有させ、電子輸送層3
1とホール輸送層29との界面から所定波長の発光34
が生ずるように構成した有機エレクトロルミネッセンス
素子シート26を示している。
【0022】図4は上記有機エレクトロルミネッセンス
素子の具体例を示す。すなわちホール輸送層29、発光
層30、および電子輸送層31から成る積層体を陽極2
8と陰極32との間に配する。ここで陽極28と陰極3
2とをそれらが互いに直交するようにし、マトリックス
状に交差させてストライプ状に設ける。そして陽極28
にシフトレジスタを内蔵する制御回路35によって時系
列に信号電圧を印加するとともに、陰極32に対して輝
度信号回路36から輝度信号に応じた電圧を印加する。
すると陽極28と陰極32との交差位置が発光する。従
ってこのような構成によって、ディスプレイとしては勿
論のこと、画像再生装置としても使用できる。とくに上
記電極28、32のストライプパターンを赤(R)、緑
(G)、青(B)の各色毎に配し、フルカラーまたはマ
ルチカラーとすることによってカラーディスプレイが可
能になる。
【0023】とくにこのような有機エレクトロルミネッ
センス素子シート26において、透明基板27として例
えばポリアクリレート等の透明な高分子フィルムを用い
るとともに、その上に上記の各層28〜32を成膜する
ことによって、柔軟な有機エレクトロルミネッセンス素
子シートが得られる。すなわちこのようなシートは、図
1に示す車両のルーフパネル10の下側の天井の表面に
ならうように取付けることが可能になり、これによって
図1に示すような曲面に対応した表示装置11が形成さ
れる。
【0024】このような表示装置11を用いて表示を行
なう場合には、図1および図2に示す映像信号形成装置
13によって映像信号を形成し、この映像信号をインタ
ーフェース12を通して表示装置11に供給することに
より、所定の表示が行なわれる。しかもここでは測位装
置15と映像信号形成装置13とが接続されているため
に、カーナビゲーションの表示装置としても用いること
が可能になる。この場合にDVDドライブ14によって
光ディスクから地図情報を読出し、この地図情報によっ
て得られる地図映像の上に車両位置を重畳して表示する
ことができるようになる。その他測位装置15とDVD
ドライブ14によって読出す光ディスクの情報との合成
によって各種の映像の表示が可能になる。
【0025】図5は表示装置11によって天体の映像を
表示するようにしたものである。すなわち表示装置11
を用いた車内プラネタリウムを創出するものである。こ
こではDVDドライブ14によって読出されるDVDに
天空のとくに星座に関する情報を記録しておく。そして
このようなDVDの内容をDVDドライブ14によって
読出すとともに、そのときの車両の位置や方位、季節、
時間等に応じてあたかも実際に空で見たのと同じ映像が
表示装置11に表示されるようにしている。
【0026】図6はとくに図2に示す映像形成装置13
の図2に示すCPU20の動作を示しており、ここでは
星座表示の選択が行なわれると、GPSから成る測位装
置15によってそのときの車両の位置情報を抽出する。
さらにCPUはそれ自身のカレンダおよび時計から、季
節と時間に関する情報を抽出する。そしてDVDドライ
ブ14によって読出されるDVDの情報を基にして、そ
のときの位置情報、季節、時間を加味した天空の映像を
形成するように画像補正を行なう。そして補正を行なっ
た画像を表示装置11によって表示する。
【0027】このように本実施の形態の車両表示装置
は、車両のルーフパネル10の天井の内側に有機エレク
トロルミネッセンス素子シートから成る表示装置11を
天井の曲面に設けて3次元構造で形成している。なお表
示装置11の曲面の曲率が著しい場合にはインターフェ
ース12によって3次元表示の視覚補正を行なうように
する。また映像信号形成装置13は表示のコントローラ
を構成し、表示装置11のドライバ等を含めたRGB入
力やコンポジット入力等の処理を行なう。
【0028】そしてこのような表示装置11によって上
述の如く車内プラネタリウムを作動させる場合には、図
6に示すように星座表示を選択した段階でナビゲーショ
ン用の測位装置15から車両に関する情報を受取り、車
両の進行方向、位置、および年月日、時間を抽出する。
そしてそれらの情報をキーワードとして、予め記録され
た天体の推移情報から、どの星座がどの辺にあるかを計
算し、天井にある表示装置11に表示データをインター
フェース12を通して送出する。なおこのときに同時に
星座の名前を表示してもよい。さらには星同士を互いに
線で結んで星座を連想させるような表示とすることもで
きる。
【0029】また例えば図7に示すように、こん棒を持
ったオリオンの像をオリオン座に重ねて表示したり、獅
子の像をしし座に重ねて表示してもよい。すなわち星座
を示す画像を星座に重ねて表示してもよい。このように
天体に関する付加情報を星と一緒に表示してよく、さら
には例えば、ベテルギウス、リゲル、レグルスといった
恒星の名前をその星と一緒に表示してもよい。また金
星、土星のような惑星の名前を、その星の近傍に必要に
応じて矢印等を用いて表示してもよい。また月の近傍に
月例情報を表示することもできる。
【0030】測位装置15を用いた別の表示は例えば図
8に示すような車両の位置表示である。この表示は出発
位置または現在位置から目的地までの一本道を表示する
とともに、その中で車両がどの位置にあるのかを表示す
ることによって、感覚的にどの程度走ったかを天井の表
示装置11によって確認できるようにするものである。
【0031】図9は測位装置15を用いることなく、D
VDドライブ14によって読出される映像信号を画像処
理装置22によって処理し、インターフェース12によ
って表示装置11に送出するものであって、例えばオー
ロラのような刻一刻と変化する映像を表示することもで
きる。これによって天井の表示装置11による車内エン
ターテイメントが可能になる。
【0032】図10はさらに別の実施の形態を示してい
る。ここでは車両のサイドミラー40の筐体の外表面に
CCDカメラ41を取付けておき、このCCDカメラ4
1によって車両の側方の映像を取込む。そしてこのよう
な映像を図2に示す画像処理装置22に供給し、ここで
画像処理してインターフェース12に通して表示装置1
1に供給することにより、車両の側方の映像を天井の表
示装置11によって表示することが可能になる。
【0033】以上本発明を図示の実施の形態によって説
明したが、本発明は上記実施の形態によって限定される
ことなく、本願に含まれる発明の技術的思想の範囲内で
各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態におい
て表示装置11で星座の表示を行なう場合に、測位装置
15によって検出される位置情報を用いて、その位置で
見ることができる星座を表示装置11に表示するように
しているが、このような構成に代えて位置に関する情報
をキーボード21によって入力し、他の地域、例えばシ
ドニー、カルフォルニア等から見る星座を表示装置11
によって表示することができる。またそのときの天気の
情報をキーボード21によって入力することにより、例
えば少し雲がかかった月を表示することもできる。また
表示装置11は車室の天井の部分に設けられているが、
ここで表示する星座の仰角がキーボード21によって任
意に調整できるようにし、これによって通常の姿勢で眺
めたときの星座が表示装置11によって表示されるよう
にしてもよい。
【0034】
【発明の効果】本願の主要な発明は、車両の車室の天井
の内表面に設けられた表示手段を具備し、該表示手段が
柔軟なシートであって天井の内表面にならうように湾曲
させたものである。
【0035】従ってこのような車両用表示装置によれ
ば、天井の内表面にならうように湾曲して取付けられて
いる柔軟なシートから成る表示装置によって各種の表示
を行なうことが可能になり、とくに車室の天井の部分に
開口を形成することなくしかも大きな表示を行なうこと
が可能になる。
【0036】本願の別の主要な発明は、車両の車室の天
井の内表面に設けられた表示手段と、車両のそのときの
位置を検出する測位システムと、測位システムによって
得られる車両の位置に関連した映像信号を形成する映像
信号形成手段と、を具備し、映像信号形成手段で形成さ
れた信号を表示手段によって表示するようにしたもので
ある。
【0037】従ってこのような車両用表示装置によれ
ば、測位システムによって得られる車両の位置に関連し
た映像を表示装置によって表示することが可能になり、
車両の現在位置と因果関係を有する映像を表示装置で表
示できるようになる。
【0038】本願のさらに別の主要な発明は、車両の車
室の天井の内表面に設けられた表示手段と、所定の映像
信号を形成する映像信号形成手段と、を具備し、映像信
号形成手段で形成された信号を表示手段で表示するよう
にしたものである。
【0039】従ってこのような車両用表示装置によれ
ば、映像信号形成手段によって形成された映像を表示手
段によって表示することが可能になり、車両の車室の天
井の内表面に設けられた表示手段を用いて各種の表示を
行なうことが可能になり、ムード映像等を表示すること
によって、表示装置がエンターテーメント装置として機
能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用表示装置の構成を示す車室の要部断面図
である。
【図2】車両用表示装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】有機エレクトロルミネッセンス素子の構造を示
す要部拡大縦断面図である。
【図4】有機エレクトロルミネッセンス素子の要部分解
斜視図である。
【図5】表示装置による表示を示す平面図である。
【図6】同表示装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】表示装置による表示の変形例の平面図である。
【図8】表示装置による別の表示を示す平面図である。
【図9】表示装置によるさらに別の表示を示す平面図で
ある。
【図10】CCDカメラの配置を示す車両の平面図であ
る。
【符号の説明】 10‥‥ルーフパネル、11‥‥表示装置、12‥‥イ
ンターフェース、13‥‥映像信号形成装置、14‥‥
DVDドライブ、15‥‥測位装置(GPS)、16‥
‥アンテナ、17‥‥衛星、20‥‥CPU、21‥‥
入力装置(キーボード)、22‥‥画像処理装置、26
‥‥有機エレクトロルミネッセンス素子シート、27‥
‥透明基板、28‥‥ITO透明電極、29‥‥ホール
輸送層、30‥‥発光層、31‥‥電子輸送層、32‥
‥陰極、33‥‥直流電源、34‥‥発光、35‥‥制
御回路、36‥‥輝度信号回路、40‥‥サイドミラ
ー、41‥‥CCDカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/14 H05B 33/14 A // H04N 5/64 501 H04N 5/64 501Z 521 521F (72)発明者 松村 謙司 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB17 BA07 CA06 DA01 DB03 EB00 5C094 AA14 AA51 BA29 CA19 DA06 DA14 DA15 EA04 EA07 EB02 HA05 5G435 AA00 BB05 CC12 EE12 LL17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の車室の天井の内表面に設けられた表
    示手段を具備し、該表示手段が柔軟なシートであって天
    井の内表面にならうように湾曲していることを特徴とす
    る車両用表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示手段が有機エレクトロルミネッセ
    ンス素子シートから成り、その透明基板が柔軟なフィル
    ムから構成されることを特徴とする請求項1に記載の車
    両用表示装置。
  3. 【請求項3】車両の車室の天井の内表面に設けられた表
    示手段と、 車両のそのときの位置を検出する測位システムと、 前記測位システムによって得られる車両の位置に関連し
    た映像信号を形成する映像信号形成手段と、 を具備し、前記映像信号形成手段で形成された信号を前
    記表示手段によって表示することを特徴とする車両用表
    示装置。
  4. 【請求項4】表示手段が柔軟な有機エレクトロルミネッ
    センス素子フィルムから構成され、車室の天井の内表面
    に沿って取付けられていることを特徴とする請求項3に
    記載の車両用表示装置。
  5. 【請求項5】前記測位システムによって得られる車両の
    位置と方向に関する情報を用いてそのときに見える天体
    の映像を前記映像信号形成手段が形成するとともに、前
    記表示手段によって表示することを特徴とする請求項3
    に記載の車両用表示装置。
  6. 【請求項6】季節および時間に関する情報を加味して天
    体の映像を前記映像信号形成手段が形成することを特徴
    とする請求項5に記載の車両用表示装置。
  7. 【請求項7】前記天体の情報に加えて、天体に関する付
    加情報を前記表示手段によって表示することを特徴とす
    る請求項5に記載の車両用表示装置。
  8. 【請求項8】出発位置または現在位置から目的地までの
    地図と、該地図上における車両の位置とを前記映像信号
    形成手段が形成するとともに、前記表示手段によって表
    示することを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装
    置。
  9. 【請求項9】車両の車室の天井の内表面に設けられた表
    示手段と、 所定の映像信号を形成する映像信号形成手段と、 を具備し、前記映像信号形成手段で形成された信号を前
    記表示手段で表示することを特徴とする車両用表示装
    置。
  10. 【請求項10】ムード映像を前記映像信号形成手段が形
    成するとともに、前記表示手段によって表示することを
    特徴とする請求項9に記載の車両用表示装置。
  11. 【請求項11】車両の走行に応じて変化する周囲の映像
    を前記映像信号形成手段が形成するとともに、前記表示
    手段によって表示することを特徴とする請求項10に記
    載の車両用表示装置。
  12. 【請求項12】車両のサイドミラーの筐体にカメラが設
    けられ、該カメラによって車両の走行時に周囲の映像を
    取込むことを特徴とする請求項11に記載の車両用表示
    装置。
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Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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