JP2002327927A - 電子レンジおよびそれに用いる窓用ガラス板およびその製造方法 - Google Patents

電子レンジおよびそれに用いる窓用ガラス板およびその製造方法

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JP2002327927A JP2002041079A JP2002041079A JP2002327927A JP 2002327927 A JP2002327927 A JP 2002327927A JP 2002041079 A JP2002041079 A JP 2002041079A JP 2002041079 A JP2002041079 A JP 2002041079A JP 2002327927 A JP2002327927 A JP 2002327927A
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conductive film
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Kazufumi Ogawa
小川  一文
Yukio Nomura
幸生 野村
Mamoru Isoya
守 礒谷
Toshimitsu Kurumisawa
利光 胡桃沢
Tsuneo Shibata
恒雄 柴田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/76Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
    • H05B6/766Microwave radiation screens for windows

Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認性および防曇機能を高めた窓ガラスを備
えた電子レンジを提供することを目的としている。 【解決手段】 少なくとも可視光域において透明で且つ
面積抵抗が数十キロ〜数メガオーム/cm2の導電性膜
3と防汚性膜5の両方を形成した防曇ガラス窓を備えた
電子レンジとするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調理物の視認性を改良
した電子レンジに関するものである。さらに詳しくは、
透明で電磁波遮蔽機能および防汚機能を持った窓ガラス
を備えた電子レンジおよびそれに用いる窓用ガラス板お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子レンジには調理中の食品の
加熱状態を確認するための窓を備えている。しかし電子
レンジの窓には、マグネトロンが発生する2.45GHzのマ
イクロ波が機外に漏洩することを防止するために、全面
にパンチングメタルをはめ込んでいる。このパンチング
メタルの孔径は数ミリ程度であり、孔以外の金属部分は
光を全く透さないものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の電子
レンジは、調理中に食品の調理状態を確認することは可
能であるが、オーブンなどに比べると視認性の悪いもの
である。
【0004】また従来の電子レンジでは、庫内はセルフ
クリーニング(SC)ホーローやフッ素樹脂塗装が施さ
れており防汚機能がかなり付加されているが、覗き窓の
窓ガラスには何等この防汚対策が施されていないもので
ある。このため、ガラス板の表面に油などが付着すると
除去が極めて困難となるものである。つまり、使用して
いると次第に汚れが堆積して視認性が劣化してくるもの
である。とくに、オーブン電子レンジの場合にはこの欠
点が甚だしいものである。
【0005】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決するもので、視認性を高めた窓ガラスを備
えた電子レンジを提供することを第一の目的としてい
る。また、更に防曇機能を備えた電子レンジを提供する
ことを第二の目的としている。更に、前記第一の目的或
いは第二の目的を達成できる窓用ガラス板を提供するこ
とを第三の目的としている。また、第三の目的を達成で
きる窓用ガラス板の製造方法を提供することを第四の目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、少なくとも可視光域におい
て透明で且つ面積抵抗が数十キロ〜数メガオーム/cm
2の導電性膜と防汚性膜の両方を形成した防曇ガラス窓
を備えた電子レンジとするものである。
【0007】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、少なくとも可視光域において透明な導電性膜
を2重に設置した防曇ガラス窓を有し、少なくとも食品
加熱側に最も近い前記導電性膜を筐体と電気的に接続し
た電子レンジとするものである。
【0008】また第三の目的を達成するための本発明の
第三の手段は、少なくともガラス基板の表裏両面に可視
光域において透明で且つ面積抵抗が数十キロ〜数メガオ
ーム/cm2の導電性膜を形成した電子レンジ窓用防曇
ガラス板とするものである。
【0009】第四の目的を達成するための本発明の第四
の手段は、少なくともガラス基板の片面に可視光域にお
いて透明な導電性膜を形成する工程と、風冷強化する工
程と、防汚性膜を形成する工程を順番に行うことを特徴
とした電子レンジの窓用防曇ガラス板の製造方法とする
ものである。
【0010】
【作用】本発明の第一の手段は、可視光域において透明
で且つ面積抵抗が数十キロ〜数メガオーム/cm2の導
電性膜と防汚性膜の両方を設けた防曇ガラス窓を使用す
ることによって、防曇効果を有し、視認性を高めた電子
レンジとしている。
【0011】本発明の第二の手段は、2重に設けた導電
性膜の食品加熱側に最も近い部分を筐体と電気的に接続
して、特に防曇効果を有する電子レンジとしている。
【0012】本発明の第三の手段は、ガラス基板の表裏
両面に可視光域において透明で且つ面積抵抗が数十キロ
〜数メガオーム/cm2の導電性膜を形成した防曇ガラ
ス板として、電子レンジに使用した場合に視認性に優れ
た窓用ガラス板として作用するものである。
【0013】また本発明の第四の手段は、少なくともガ
ラス基板の片面に可視光域において透明な導電性膜を形
成する工程と、風冷強化する工程と、防汚性膜を形成す
る工程を順番に行うことで、透明導電性膜の焼成とガラ
ス強化を同時に行える電子レンジの窓用防曇ガラス板の
製造方法としている。
【0014】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第一の実施例につ
いて図1に基づいて説明する。本実施例は防汚性と導電
性とを有する電子レンジの窓用ガラス板に関するもので
ある。
【0015】あらかじめ脱脂洗浄した200×300cm2、厚
み3.2mmのガラス基板1の両面に、ゾルゲル法を用いて
アルミナシリカよりなるアルカリバリヤー膜2を0.5μm
の厚みで形成している。このときの焼性温度は250℃〜4
00℃としている。さらに、その上にフッ素をドープした
酸化錫よりなる導電性無機薄膜を導電性膜3として化学
反応気相成長法(以下単にCVD法と称す)によって両
面に0.5μmの厚みで形成している。この導電性膜3は、
少なくとも可視光域においては透明となっているもので
ある。さらに650℃程度で前記処理を施したガラス板4
を加熱して、風冷強化するものである。
【0016】このとき、アルカリバリヤー膜2に代え
て、シリカを使用したシリカ膜を使用しても良いが、ピ
ンホールがアルミナシリカを使用したものに比べると多
くなる欠点を有している。またアルカリバリヤー膜2の
厚さは0.5μmとしているが、目的とする耐久性に応じて
厚みは任意に選択することができる。なお、CVD法に
代えて、ゾルゲル法または蒸着法を用いても支障はない
ものである。また、ドーパントとしてアンチモンやイン
ジュウムを添加した酸化錫よりなる導電性無機薄膜を導
電性膜3として使用することも可能である。
【0017】こうして形成したガラス板4は、面積抵抗
が9.5Ω/cm2で、500nmの波長の可視光に対する透過率
は74%を示している。なおこの可視光の透過率は、導
電性膜3の厚さを0.3〜0.9μmの範囲で変えると、83〜7
1%の範囲で変化するものである。またこのガラス板4
は、耐熱性が350℃以上(耐熱衝撃性では230℃以上)
で、耐衝撃性は600gの鋼球を1.0m以上の高さから落下
させても異常を示さないものである。また反りは、0.5m
m以下である。
【0018】またこのときの面積抵抗は、導電性膜3の
厚さ0.3〜0.9μmに応じて10〜5Ω/cm2となっており、
可視光透過率をある程度維持した状態で任意に調整は可
能であった。しかしながら、片面のみでマイクロ波を完
全に反射しようとすると、0.1〜1Ω/cm2のシート抵抗
が必要であり、1Ω/cm2のものを作製すると可視光透
過率が30%以下になってしまうため、実用性のないも
のである。
【0019】なお、ガラス基板1の表面にCVD法を用
いて酸化錫よりなる導電性無機薄膜を形成する代わり
に、金や銀、白金あるいはニッケル等の金属を薄く真空
蒸着して金属薄膜としたものも可視光域で透明な導電性
膜3とすることができる。この金属薄膜は、蒸着によっ
て簡単に製造可能であるという利点を有している。しか
し、同じ面積抵抗のCVD法を用いて酸化錫よりなる導
電性膜3と比較すると、光透過率が低く視認性はやや悪
くなるものである。例えば、ニッケルを真空蒸着して8
Ω/cm2の金属薄膜としたものと、8Ω/cm2の酸化錫膜
を比較した場合、ニッケル薄膜はやや褐色をおびており
酸化錫膜に比べて表面反射が大きく、光透過率が低く視
認性はやや悪くなるものである。
【0020】次に、この導電性膜3の上に防汚性膜5を
形成している。表面エネルギーが小さい防汚性膜5とし
ては、フッ化炭素基を含むフッ素樹脂を有機溶媒で溶解
して塗布する方法や、フッ素系の界面活性剤を化学吸着
する方法があるが、本実施例では密着性及び透明性に優
れた化学吸着法による膜形成を試みている。
【0021】まず、導電性膜3を形成したガラス板4を
フッ化炭素基及びクロロシラン基を含む物質を混ぜた非
水系の溶媒、例えば、CF3(CF2)7(CH2)2SiCl3を使用し
て、10%程度の濃度で溶かした80%nーヘキサデカ
ン(トルエン、キシレン、ジシクロヘキシルでもよ
い)、12%四塩化炭素、8%クロロホルム溶液を調整
し、前記ガラス板4を2時間程度浸漬する。このとき、
ガラス板4の表面には水酸基が多数含まれているので、
フッ化炭素基及びクロロシラン基を含む物質のSiCl
基と前記水酸基が反応して、ガラス板4の表面全面に
(化1)に示す脱塩酸反応が生じる。
【0022】
【化1】
【0023】この脱塩酸反応によってガラス板4の表面
には、図1(b)に示しているように、フッ素を含む単
分子膜5がおよそ1.5nmの膜厚で形成できる。この単分
子膜5はフッ素を含んでいるため防汚性を有しており、
ガラス板5の表面と強固に化学結合している。なお、吸
着時間を短縮して反応途中で空気に接触させると化学吸
着ポリマ−膜となる。このとき、単分子膜もポリマ−膜
も共有結合を介してガラス板表面と結合している点では
同じであるが、撥水撥油性は−CF3基が表面に並んで
いる単分子膜の方がより高い。
【0024】こうして作成した単分子膜5の耐剥離強度
を確認するため、クロスカットしてテープ剥離テストを
行った。このテストの結果、本実施例の単分子膜5はき
わめて強固に化学結合しているため、全く剥離すること
がなかった。また、導電性膜3と単分子膜5を形成した
ガラス板4の可視光透過率は、500nmの波長の光に対し
て74%であった。このことは、単分子膜5が全くこの波
長の光を吸収しないことを示している。
【0025】なお本実施例では、フッ化炭素系界面活性
剤として、CF3(CF2)7(CH2)2SiCl3を用いているが、フッ
化炭素系界面活性剤として上記以外にも、CF3CH2O(CH2)
15SiCl3、CF3(CH2)2Si(CH3)2(CH2)15SiCl3,F(CF2)4(CH
2)2Si(CH3)2(CH2)9SiCl3,CF3COO(CH2)15SiCl3、CF3(CF
2)5(CH2)2SiCl3、CF3(CF2)5(CH2)2SiCl3、CF3(CF2)7(CH
2)2Si(OCH3)3、CF3(CF2)5(CH2)2Si(OC2H5)3等が利用で
きるものである。ここで、クロロシリル基の代わりにメ
トキシ基やエトキシ基を組み込んだ界面活性剤を用いる
場合には、膜作製時に酸触媒を用いたり加熱処理をする
必要がある。
【0026】なおマイクロ波の遮蔽効果を期待する場合
には、導電性膜3の面積抵抗を5〜10Ω/cm2のものを2
重に設け、この内の食品加熱側に設けた導電性膜を電子
レンジの筺体と電気的に接続する構成とするものであ
る。このとき、前記2重の導電性膜3は図1(a)に示
しているように、1枚のガラス基板1の表裏の両面に形
成しても良いし、ガラス基板1の片面だけに導電性膜3
を形成したガラス板4を2枚使用するようにしても構わ
ないものである。しかし、電気的に導通を取るためには
1枚のガラス基板1の両面に導電性膜3を形成したもの
を用いる方が都合がよいものである。前記構成とするこ
とによって、調理中にマグネトロンから発生するマイク
ロ波の大部分は内側に反射できる。また一部吸収したマ
イクロ波がガラス板4自体を加熱するため、防曇効果も
有するものとなっている。
【0027】つまり少なくとも可視光域において透明な
導電性膜3を2重に設置したガラス窓を有し、少なくと
も食品加熱側に面する導電性膜3を筐体と電気的に接続
した構成としマイクロ波の遮蔽効果に加えて防曇効果も
付与でき、視認性を高めた電子レンジを実現するもので
ある。
【0028】またマイクロ波の遮蔽効果を期待しない場
合には、導電性膜3の少なくとも片面の面積抵抗を数1
0kΩ〜数MΩ/cm2に設定しておくものである。こう
すると、マイクロ波の大部分は透過して、一部吸収した
マイクロ波によって防曇効果のみを発揮できるものとな
る。
【0029】なお、一枚のガラス基板の表裏両面に可視
光域において透明な導電性膜を形成した電子レンジの窓
用ガラス板では、一枚で電磁波をほぼ完全に遮蔽できる
効果がある。
【0030】また、ガラス基材と導電性膜との間に、シ
リカまたはアルミナシリカよりなるアルカリバリヤー膜
を形成した電子レンジの窓用ガラス板では、昇温時のガ
ラス基材から導電性膜へのアルカリ拡散が防止されて、
導電性膜の導電性の劣化を防止できる効果があり、ガラ
ス窓の温度が高くなるオーブン電子レンジの窓ガラス板
として特に有効である。
【0031】さらに、導電性膜の上に防汚性膜を形成し
た電子レンジの窓用ガラス板では、付着した調理物の拭
き取りが容易になったり付着したものの焼き付きを防止
できる効果がある、ガラス窓の温度が高くなるオーブン
電子レンジの窓ガラス板として特に有効である。
【0032】一方、洗浄したガラス基板の少なくとも片
面に可視光域において透明な導電性膜を形成し、この後
全体を風冷強化する電子レンジの窓用ガラス板の製造方
法を用いれば、透明な導電膜の焼成と風冷強化が同時に
行える効果がある。
【0033】また、導電性膜を形成する前にシリカまた
はアルミナシリカよりなるアルカリバリヤー膜を形成す
る電子レンジの窓用ガラス板の製造方法を用いるとガラ
ス基板に対する導電性膜の密着性を向上できる効果があ
る。
【0034】さらに、風冷強化工程の後、導電性膜上に
フッ化炭素基を含む防汚性膜を形成する電子レンジの窓
用ガラス板の製造方法を用いると有機物汚れがほとんど
ないので洗浄が極めて容易になる効果がある。
【0035】さらにまた、防汚性被膜として、化学吸着
法を用いて吸着させたフッ化炭素基を含む化学吸着膜を
使用する電子レンジの窓用ガラス板の製造方法では、基
材表面に強固に結合した表面エネルギーが極めて小さな
被膜を形成出来る効果がある。
【0036】(実施例2)続いて本発明の第二の実施例
について説明する。本実施例は、前記実施例1によって
作成したガラス板4をガラス窓として用いた電子レンジ
(以下単に電子レンジと称する)についてのものであ
る。
【0037】ガラス板4をオーブン電子レンジの窓ガラ
スとしてはめ込み、導電膜3の外周部を完全にアースし
てマイクロ波の漏洩量を確認する実験結果について報告
する。このときの実験条件は、電子レンジの調理庫内に
275mlの水をいれたビーカーをセットし、600Wの設定
でマイクロ波を放射するものとしている。このとき、ガ
ラス窓の表面でのマイクロ波の漏洩による電界強度は0.
01mW/cm2以下であった。参考に、このマイクロ波
の漏洩による電界強度の法定値は5mW/cm2となっ
ているものである。また、スイッチをいれて1分間後に
ガラス表面の温度を測定すると41℃となっており、一
部吸収したマイクロ波がガラス窓自体を加熱しているも
のである。このため、発生する蒸気がガラス窓に付着し
ても結露せず、防曇効果も有するものとなっている。な
お、調理庫内に水を置かずに加熱した場合には、いわゆ
る空だき状態でのマイクロ波の漏れは、0.05mW/cm
2であり、実用に充分耐え得る遮蔽能力を有しているも
のである。
【0038】また窓ガラスとして、実施例1と同一条件
で片面にのみ導電膜3を形成したガラス板4を用いた場
合には、窓ガラスの表面でのマイクロ波の漏洩による電
界強度は3.8mW/cm2であり、法定仕様ぎりぎりであ
った。
【0039】またこの窓ガラスの赤外光領域の光の反射
能力は、2μmの波長のものでおよそ50%であった。
したがって、この導電膜3を食品加熱側に面して設けた
窓ガラスを使用することによってエネルギーロスを大幅
に改善できるものである。
【0040】なお、図1に示した防汚性膜5を設けてい
ないガラス板4であっても、マイクロ波の遮蔽効果はあ
り、さらに導電膜3を電子レンジの筐体から電気的に絶
縁して設置しておくと、前記実施例で説明しているよう
に調理中のマイクロ波を一部吸収して窓ガラス自体が発
熱し、防曇効果を有したものとなって視認性が向上す
る。
【0041】また窓ガラスとして、図1に示しているよ
うにアルカリバリヤー膜2の上に可視光域において透明
な導電膜3を形成し、さらにその上に防汚性膜5を形成
したガラス板4を用いると、さらにアルカリバリヤー能
が向上するので防汚性膜5の耐久性を向上させる上で好
都合である。このガラス板4を組み込んだ電子レンジの
食品加熱側のガラス面の防汚テストをしてみると、処理
しないものに比べ汚物の焼着量を大幅に低減できるもの
である。また付着した汚物は、布巾で拭う程度で簡単に
除去できるものである。なお、この窓ガラスを300g/
cm2の加圧で濡れ布巾を用いて5万回の擦りテストを
行ったが、傷は全く付かず撥水効果も全く劣化しないも
のである。また、油脂分による汚れでも除去は拭き取り
のみで容易に行えて、光沢や透明性が回復する。水に対
する濡れ性は、接触角で120度であり、ノルマルヘキサ
ンに対する濡れ性は、接触角で85度である。
【0042】以上のように本実施例によれば、従来使用
していたマイクロ波の漏洩を防止するためのパンチング
メタルに代えて、表面に可視光域において透明な導電性
膜を形成したガラス板を使用することによって、マイク
ロ波の漏洩防止機能と良好な視認性とを有する窓を有す
る電子レンジを実現できるものである。さらに導電性膜
の表面をフッ化炭素基を含む防汚性膜で被うことによ
り、覗き窓の視認性が向上した電子レンジを提供するも
のである。
【0043】このとき、少なくとも可視光域において透
明な導電性膜を2重に設置したガラス窓を製作し、少な
くとも食品加熱側に面して設置された前記導電性膜をレ
ンジの筐体と電気的に接続しておくと、調理中の電磁波
の大部分を内側に反射し、さらに一部吸収してガラス板
自体も発熱するので電波遮蔽効果に加えて防曇効果も付
与でき、視認性を向上する上でさらに望ましい。なお、
電波遮蔽効果を期待する場合には、透明導電性膜の面積
抵抗を5〜10Ω/cm2にする必要があるが、期待しな
い場合には、面積抵抗を数十キロ〜数MΩ/cm2にして
おくと、電磁波の大部分は透過してしまい、一部分のみ
が吸収されて発熱し防曇効果のみを発揮できる。
【0044】また、少なくとも可視光域において透明な
面積抵抗を5〜10Ω/cm2の導電性膜を形成し、さら
にその上に防汚性被膜を形成したガラス板を用いると視
認性を向上する上でさらに好都合である。
【0045】さらに、 可視光域において透明な導電性
膜をガラスの表裏両面に形成しておくと、ガラスを風冷
強化する際生じる歪を小さくできるとともに、電波遮蔽
効果も片面だけのものに比べ数百倍向上できて好都合で
ある。
【0046】さらにまた、可視光域において透明な導電
性膜を酸化錫を主成分とする導電性無機薄膜または金属
薄膜で作製しておくと熱線反射機能が付与できる。さら
に、ガラス表面に形成された赤外光領域の光を反射し且
つ可視光域において透明な導電性膜を、食品加熱側に面
して設置しておくと戸外に逃げる熱を少なくでき、加熱
効率を向上する上で好ましい。
【0047】なお、この際あらかじめ可視光域において
透明な導電性無機薄膜または金属薄膜が形成された透明
フィルムをガラス窓外面に貼り付けて電磁波を遮蔽して
も同用の機能が発揮できる。
【0048】また、防汚性被膜にはフッ化炭素基を含ま
せておくと表面エネルギを小さくできるので好ましい。
さらに、防汚性被膜がフッ化炭素基を含む化学吸着単分
子膜であると基材との接着性をより向上できて防汚膜の
耐久性および透光性を向上させる上で好都合である。
【0049】一方、 ガラス基材と導電性膜の間にシリ
カまたはアルミナシリカよりなるアルカリバリヤー膜を
形成しておくと透明導電性膜や防汚性膜の耐久性を向上
させる上で好都合である。また、化学吸着単分子膜を形
成する場合導電性被膜の上に形成されているとさらに耐
久性をを向上できる。
【0050】また、洗浄したガラス基板の少なくとも片
面に可視光域において透明な導電性膜形成した後ガラス
基材全体を風冷強化すること透明導電性膜の焼成とガラ
ス強化を一緒に行えるので効果が高い。
【0051】さらにまた、 風冷強化の工程の後、すぐ
導電性膜上にフッ化炭素基を含む防汚性膜を形成すると
有機物のコンタミがないので防汚膜を塗布する上で好都
合である。
【0052】防汚性被膜として化学吸着法を用いてフッ
化炭素基を含む化学吸着単分子膜を形成すると極めて透
明な耐久性に優れた防汚膜を形成できる。
【0053】なお、 少なくとも可視光域において透明
な導電性膜と防汚性膜の両方を設けたガラス窓を備え、
従来用いられていたパンチングメタルを除去した電子レ
ンジは、調理中の食品の視認性を向上出来る効果があ
る。
【0054】また、 少なくとも可視光域において透明
な導電性膜を2重に設置したガラス窓を有し、少なくと
も食品加熱側に面する導電性膜を筐体と電気的に接続し
た電子レンジでは、ガラスと筐体とのすき間から漏れる
マイクロ波を安定して最少量に出来る効果がある。
【0055】さらに、 可視光域において透明な導電性
膜を表裏両面に形成した窓用ガラスを用いた電子レンジ
では、視認性を確保した上でドアを軽くできる効果があ
る。
【0056】さらにまた、酸化錫を主成分とする導電性
無機薄膜または金属薄膜で作製した可視光域において透
明な導電性膜を形成した窓用ガラスを用いパンチングメ
タルを取り払った電子レンジでは、調理中の食品の色調
を損なうことなく視認性を向上出来る効果がある。
【0057】また、 ガラス表面に形成した可視光域に
おいて透明な導電性膜が、赤外光領域の光を反射し且つ
食品加熱側に面して窓ガラスとして設置されている電子
レンジでは、窓からの熱輻射をより小さくでき加熱効率
を上げれる効果がある。
【0058】さらに、あらかじめ可視光域において透明
な導電性無機薄膜または金属薄膜を形成した透明フィル
ムをガラス窓の外側に貼り付けた構造の電子レンジで
は、ガラス破損時のガラスのとびちりを防止でき安全性
を向上できる効果がある。
【0059】さらにまた、ガラス窓の内面最表面にフッ
化炭素基を含む防汚性被膜を形成した電子レンジでは、
食品汚れの付着力を小さくでき掃除をしやすくできる効
果がある。
【0060】このとき、防汚性膜がフッ化炭素基を含む
化学吸着単分子膜であると、ガラス表面と化学結合して
いるのでけっして剥がれることがない。したがって、防
汚効果が高く且つ耐久性が高い電子レンジを提供できる
効果がある。
【0061】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、少なくとも可視
光域において透明で且つ面積抵抗が数十キロ〜数メガオ
ーム/cm2の導電性膜と防汚性膜の両方を設けた防曇
ガラス窓を備えた構成として、視認性を高めた窓ガラス
を備えた電子レンジを実現するものである。
【0062】本発明の第二の手段は、少なくとも可視光
域において透明な導電性膜を2重に設置したガラス窓を
有し、少なくとも食品加熱側に最も近い前記導電性膜を
筐体と電気的に接続する構成として、更に防曇機能を備
えた電子レンジを実現するものである。
【0063】本発明の第三の手段は、ガラス基板の表裏
両面に可視光域において透明で且つ面積抵抗が数十キロ
〜数メガオーム/cm2の導電性膜を形成した構成とし
て、電子レンジに使用した場合に視認性に優れた窓用防
曇ガラス板を実現するものである。
【0064】また本発明の第四の手段は、少なくともガ
ラス基板の面に可視光域において透明な導電性膜を形成
する工程と、風冷強化する工程と、防汚性膜を形成する
工程を順番に行う手順として、透明導電性膜の焼成とガ
ラス強化とを同時に行える電子レンジの窓用防曇ガラス
板の製造方法を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例であるガラス板を示す断
面図 (b)同、防汚性膜を示す模式断面図
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 アルカリバリヤー膜 3 導電性膜 4 ガラス板 5 防汚性膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 礒谷 守 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 胡桃沢 利光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 柴田 恒雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K090 GC05 GC09 3L086 AA01 BC01 DA24 4G059 AA01 AC06 AC11 AC22 AC24 DA01 DA02 DA03 DA06 DB02 EA02 EA05 EA07 EB01 EB05 EB07 FA05 FA11 FA30 FB05 GA02 GA04 GA16

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも可視光域において透明で且つ
    面積抵抗が数十キロ〜数メガオーム/cm2の導電性膜
    と防汚性膜の両方を形成した防曇ガラス窓を備えた電子
    レンジ。
  2. 【請求項2】 少なくとも可視光域において透明でか
    つ、面積抵抗が数十キロ〜数メガオーム/cm2の導電
    性膜を2重に設置した防曇ガラス窓を有し、少なくとも
    食品加熱側に最も近い前記導電性膜を筐体と電気的に接
    続した電子レンジ。
  3. 【請求項3】 可視光域において透明な導電性膜を窓用
    ガラスの表裏両面に形成した請求項1または2に記載し
    た電子レンジ。
  4. 【請求項4】 可視光域において透明な導電性膜が、酸
    化錫を主成分とする導電性無機薄膜または金属薄膜であ
    る請求項1または2に記載した電子レンジ。
  5. 【請求項5】 ガラス表面に形成した可視光域において
    透明な導電性膜が、赤外光領域の光を反射し且つ食品加
    熱側に面して設置されている請求項1または2に記載し
    た電子レンジ。
  6. 【請求項6】 あらかじめ可視光域において透明な導電
    性無機薄膜または金属薄膜を形成した透明フィルムを、
    ガラス窓の外側に貼り付けた請求項1または2に記載し
    た電子レンジ。
  7. 【請求項7】 防汚性膜がフッ化炭素基を含む請求項1
    に記載した電子レンジ。
  8. 【請求項8】 防汚性膜がフッ化炭素基を含む化学吸着
    単分子膜である請求項7記載の電子レンジ。
  9. 【請求項9】 少なくともガラス基板の表面に可視光域
    において透明で且つ面積抵抗が数十キロ〜数メガオーム
    /cm2の導電性膜を形成した電子レンジの窓用防曇ガ
    ラス板。
  10. 【請求項10】 ガラス基材と導電性膜との間に、シリ
    カまたはアルミナシリカよりなるアルカリバリヤー膜を
    形成した請求項9記載の電子レンジの窓用ガラス板。
  11. 【請求項11】 導電性膜の上に防汚性膜を形成した請
    求項9記載の電子レンジの窓用ガラス板。
  12. 【請求項12】 少なくともガラス基板の片面に可視光
    域において透明で、かつ面積抵抗が数十キロ〜数メガオ
    ーム/cm2の導電性膜を形成する工程と、風冷強化す
    る工程と、防汚性膜を形成する工程を順番に行うことを
    特徴とした電子レンジの窓用防曇ガラス板の製造方法。
  13. 【請求項13】 導電性膜を形成する前にシリカまたは
    アルミナシリカよりなるアルカリバリヤー膜を形成する
    請求項12に記載の電子レンジの窓用ガラス板の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 風冷強化工程の後、導電性膜上にフッ
    化炭素基を含む防汚性膜を形成する請求項12または1
    3に記載した電子レンジの窓用ガラス板の製造方法。
  15. 【請求項15】 防汚性被膜として、化学吸着法を用い
    て吸着させたフッ化炭素基を含む化学吸着膜を使用する
    請求項14に記載の電子レンジの窓用ガラス板の製造方
    法。
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