JP2002327426A - 制水扉付きゲートポンプ設備 - Google Patents

制水扉付きゲートポンプ設備

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道明 前山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゲートに制水扉を設けたゲートポンプ設備の提
供にある。 【解決手段】本発明のゲートポンプ設備は、排水樋門1
に設置され開閉装置3により開閉可能でポンプ9を有す
るゲート4に制水扉を設けたものである。ゲート4の開
閉と独立して制水扉14は開閉可能である。ゲート4に
設けられたポンプ9は、自然排水または、強制排水が可
能であり、吐出口側に逆止弁12を有している。前記ポ
ンプ9の吸い込み口13側ゲート4に上下方向に摺動し
て開閉可能に制水扉14を設けている。ポンプ9側にト
ラブルが生じ、また、逆止弁12が機能しない等の場合
にこの制水扉14を閉じて逆流を防止する。また、この
制水扉14の下端に刃部材31を設けたり、制水扉14
の開閉を自動で行ったり、ゲートと同じ開閉装置43で
開閉させること等が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川、水路等の排
水樋門に設置されるゲートポンプ設備に関する。更に詳
しくは、川表(外水側、海側、本川側)に設けられるポ
ンプの塵芥類の噛み込み、また、ポンプの破損による逆
流を防止し、内水地域内を保護する構成にしたゲートポ
ンプ設備に関する。
【0002】
【従来の技術】海と河川の境界部あるいは本川と支川と
の境界部に設けられる排水樋門のゲートは、通常は水位
が高い上流の水を下流に流すため開放されているが、例
えば下流の本川の水位が高くなって逆流する場合は閉じ
なければならない。通常はこのように支川側(内水側)
の水位が本川側(外水側)の水位より高くなっており、
支川側から本川側に向かって自然排水が行われる。
【0003】また、逆に本川側の水位が支川側の水位よ
り高くなり逆流する場合は、排水樋門のゲートを閉じ逆
流を防止している。また、排水樋門のゲートにポンプを
組み込んだゲートポンプがある。その場合は、本川側の
水位が支川側の水位より高くなり逆流する場合は、排水
樋門のゲートポンプを閉じ、ポンプで強制的に排水を行
っている。従来から自然排水はゲートを開いて行い、逆
流(内水側水位が規定以上になるとき)のときはポンプ
で強制排水を行っている。また、ゲートポンプにおいて
は、排水ポンプの逆止弁が、排水運転操作を停止した場
合に、吐出口から逆流しないようにゲートポンプに設け
られている。
【0004】しかし、強制排水を行った直後に、この逆
止弁に塵芥類が絡まったりするおそれがあり、また、ポ
ンプ部分に外的な力が働き部分的に破損するおそれもあ
る。このようなことを避けるため、特に堤防の一部とさ
れている樋門のゲートについては、高い水準の止水性が
要求されている。従来実施されているゲートポンプは、
ポンプをゲートに取り付けることで開口部を有している
が、運転停止時に外水の逆流を防止する装置として、前
述のようにポンプの吐出側に上部ヒンジでフラップ形式
の逆止弁が取り付けられるのみであった。止水性能を完
全にするため、これのみでは不安が残り、ゲートポンプ
設置の適用範囲が制約され問題であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述のような
背景のもとに問題点を解決するために創案されたもの
で、以下の目的を達する。本発明の目的は、ポンプまた
は逆止弁に塵芥類が絡んで外水の逆流を防止できない事
態になっても、他に逆流を防止する機能を持ち、止水性
能の高いゲートポンプ設備の提供にある。本発明の他の
目的は、ポンプに異常が生じたとき制水扉の開閉により
逆流を防止し、高水による被害から内水側地域を保護す
るゲートポンプ設備の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により前記課題を解決する。即ち、本発明の制
水扉付きゲートポンプ設備は、前記排水樋門に開閉可能
に設置されるゲートと、このゲートに設けられ自然排
水、又は強制排水可能なポンプと、このポンプの吐出口
側に設けられ自然排水時は開状態になって流水通過可能
となり、強制排水時の前記ポンプ運転休止時は閉状態に
なって前記ポンプ内の流水通過を防止する逆止弁と、前
記ポンプの吸い込み口側位置に設けられ開閉自在な制水
扉を有する制水装置とからなっている。
【0007】また、前記制水扉は、前記ポンプの吸い込
み口側位置のゲート壁面に設けて、前記ゲートと同様に
上下方向に開閉させるようにしてもよい。更に、前記制
水扉の下端に、この制水扉が閉じたときポンプの吸い込
み口にからみつく塵芥類を切断可能にする刃部を設ける
とよい。更に、前記制水装置は、油圧駆動により制水扉
を摺動させ開閉させる構成にしてもよい。更に、前記制
水装置は、前記ゲートと前記制水扉を同じ駆動体で開閉
させる構成にしてもよい。更に、前記制水装置は、前記
制水扉と一体で動作する開閉装置が前記制水扉との相対
動作で前記ゲートを開閉させる構成にしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明のゲートポンプ設備
の全体構成を示した正面図である。図2は、その側面図
である。また、図3から図5はその詳細を示した図であ
る。図3の左側(a)は、図4のX矢視図で制水扉の設
置状態を、また、図3の右側(b)は、図4のY矢視図
で逆止弁の取り付け状態をそれぞれ部分的に示してい
る。さらに、図5の左側(c)は、図4のU矢視図を、
また、図5の右側(d)は、図4のW矢視図をそれぞれ
部分的に示している。
【0009】ゲートポンプ設備の基体である排水樋門1
に各装置が設けられている。コンクリートで構成される
門体2の上部には、扉体4(ゲート)を開閉する開閉装
置3が取り付けられている。扉体4は上下方向に移動し
て開閉されるように構成され、ラック棒5を介して開閉
される。通常、扉体4は、河川等の支川側の水路イと、
本川側ロの境界部に設置されている。通常水はイからロ
の方向に自然流として排水される。門体2は略四角形状
の門を構成し、中が排水口6になっている。扉体4は矩
形状の排水口6を有するこの門体2に収まる状態で設け
られている。
【0010】この門体2に扉体4のガイド及び水密のた
めの戸当金具7と下部戸当金具8がコンクリートに埋設
されている。また、扉体4には、ポンプ9が搭載されて
いる。ポンプ9を搭載した扉体4の上部には、吊り金具
10が取り付けられている。開閉装置3と吊り金具10
の吊りピンとは、ラック棒5により連結されている。
【0011】扉体4の開閉操作は、開閉装置3によりラ
ック棒5を介して行われる。また、支川側の水路イの上
流には、図示しない除塵機が設けられ、支川の上流から
流れてくる流木等の塵芥類を除去し、ポンプ9への塵芥
類の侵入を防止している。扉体4は2つのラック棒5に
より支持され、門体2の戸当金具7に沿って上下方向に
移動可能に設置されている。
【0012】ラック棒5は、門体2の上部に固定されて
いる開閉装置3により駆動され上下方向に移動する。こ
のラック棒5の移動構造は詳細に図示していないが、公
知の手段、例えば歯車等で構成される駆動手段をハンド
ルで操作、あるいはモータ駆動等で行う。このラック棒
5の上端部は門体2の上部に設けられたカバー11に被
覆されている。扉体4の吐出側に横形水中ポンプで構成
される2つのポンプ9が取り付けられている。
【0013】通常の流水は上流のイ側(内水側)から下
流のロ側(外水側)に流れており、この場合の扉体4
は、開閉装置3によって開放状態になっている。台風等
によりロ側の水位がイ側より異常に高くなって逆流する
場合は、扉体4が開閉装置3により閉じられる。ポンプ
9の吐出側には、水平軸を支点に上下方向に揺動するフ
ラップ型の逆止弁12が設けられている。
【0014】イ側とロ側の水位に高低差があまりないよ
うな場合は、扉体4を閉じた状態でポンプ9のみで、自
然排水を行うことも可能である。この場合、逆止弁12
は流水の圧力で揺動し上方に持ち上げられ開放状態とな
る。ロ側の水位がイ側より高くなり逆流するときは、こ
のフラップ型の逆止弁12が流水の圧力で、逆に揺動し
てポンプ9の吐出口を塞ぎ、流水がポンプ9内を逆流す
るのを防止している。
【0015】流水には、流木やビニール等の塵芥類が流
れており、この塵芥類がポンプ9により強制排水を行っ
た直後にポンプ吐出口の逆止弁12に噛み込むことがあ
る。また、外水側に浮遊している塵芥類による衝突等に
よって、ポンプ9部分に異常が発生することもある。こ
のようにゲートポンプ設備のトラブルで逆止弁等の装置
が機能せず、外水側の流水が内水側に継続して流れ込む
おそれがある。本発明は、このトラブルを避けるために
開発されたもので、ポンプ9の吸い込み口側に水流を遮
断するための制水扉を設けた点にある。
【0016】本発明を理解するために、従来との比較で
その違いを明確にする。図21は、従来の基本構成で、
本川側(ロ)に第1の排水ゲート50を設け、支川側
(イ)に第2のゲート51が設けられ、これにポンプ5
2が付随しゲートポンプ53の形態をなした構成のもの
である。この構成によれば、第2のゲート51におい
て、ポンプ52の吐出側が第2のゲート51に取り付け
られ、ポンプ52は支川側に向けて設置されている。従
って、ポンプ52は支川側の流れにさらされている。ポ
ンプ52の取り付け側と反対側の第2のゲート51面に
は、逆流防止をより確実にするため、逆止弁54が設け
られている。他の例としてバルブを設けることもある。
【0017】この場合、第1の排水ゲート50を設けな
いこともある。ポンプ52を支川側に設けていること
で、この構成を川裏タイプとする。この川裏タイプの問
題点は、樋管内部にポンプ52の吐出圧あるいは外水位
水頭圧がかかることである。このため、老朽化した樋管
等にクラック55を生じさせ、堤防内部に浸水・漏水し
て堤防を破壊に導くおそれがあること、また、漏水等に
より土粒子の移動(クイックサンド現象)が起こりやす
く、堤防の健全性を損なうおそれがあることである。ま
た、ポンプ52の吐出圧は、脈動があるため、樋管への
悪影響を避けるためにサージタンク56、即ち吐出水槽
を設置しなければならないことで、脈動を避ける対策と
してこのサージタンク56を堤防から離れた場所に設置
することもある。
【0018】さらに、樋門の川裏側に構造物を造る場合
は、堤防機能を損ねないように、堤防を切り欠くような
構造物は設けられない規定がある。このため、都市部な
どでは、その用地確保が難しく敷地を確保できないこと
から、サージタンク56付きのゲートポンプ53を設置
することが困難になっている。このような問題点を解決
して構成したのが図22または、図23の構成であり、
本発明の特徴とするものである。図23は、図22と同
構成のものを支川側に設置した例である。図に示すよう
に、本川側にポンプ60本体を向けてポンプ60の設置
されたゲート61即ちゲートポンプ62が設けられてい
る。
【0019】このポンプ60は吸い込み口側がゲート6
1に取り付けられて、吐出口側は本川側に開放されてい
るが、ポンプ60の吐出口に逆止弁63が設けられて本
川側からの逆流を防止している。ポンプ60を本川側に
設けていることで、この構成を川表タイプとする。本発
明は、この川表タイプに制水扉64をポンプの吸い込み
口側に設け、前述の問題点を解決した。本発明に係る川
表タイプの特徴を説明すると、樋管への外水位水頭圧を
避けられ安全な構造であること、また、住宅地域であっ
てもこのような排水施設を造ることが可能であることで
ある。この結果、緊急時にも、制水扉64を外水にさら
すことなく確実で安全に開閉を行うことで、樋管水路の
制水ができるようにしたことである。
【0020】次にこのような問題点を解決するための本
発明の具体的な構成について説明する。扉体4の吸い込
み口13側に、上下方向に移動可能な制水扉14が設け
られている。即ち、扉体4に第2の扉体に相当する制水
扉14が搭載され、言い換えると親子扉の形態をなして
いる。この制水扉14は、扉体4に設けられた案内溝1
5(図3,6参照)に沿って上下方向に移動する。この
移動は開閉動作であり、この動作は門体2の上部に設け
られた第2の開閉装置16によって、スピンドル17を
介して操作されている。
【0021】このスピンドル17は回転自在のねじ体を
構成している。図7で示すように、扉体4の上部にスピ
ンドル受け部材18が設けられており、このスピンドル
受け部材18はスピンドル17に設けられたスラスト受
け19をスラストケース20内のスラストメタル21で
支持した構成のものである。一方、制水扉14の上端に
は雌ねじ体22が設けられていて、スピンドル17のね
じ部17aと噛み合っている。
【0022】即ち、このスピンドル17のねじ部17a
は台形ねじで、スラスト受け19から下方に設けられて
いて、このねじ部17aの端部は制水扉14の上部に設
けられた雌ねじ体22の雌ねじケース23内の雌ねじ2
4に噛み合っている。制水扉14の中央部は、円筒状の
スピンドルケース25が設けられていて、制水扉14の
上下方向の開閉動作に伴いスピンドル17のねじ部17
aが通過するための空間部25aを形成している。
【0023】また、スピンドル17のスラスト受け19
から上部は、ねじ部17aは形成されていない。スピン
ドル17のスラスト受け19から上部の断面は、四角形
あるいは六角形の形状をなしている。制水扉14が扉体
4とともに移動するときは、扉体4に搭載されているス
ピンドル17も一緒に移動する。門体2の上部には、ス
ピンドル17を回転させる装置が、例えば図示していな
いが公知のステムブッシュ等を有する装置が固定されて
おり、このスピンドル17は、この装置との間で相対的
に摺動しまた回転するようになっている。
【0024】このスピンドル17の上部部分は、四角形
あるいは六角形の形状以外に、丸棒形状にキー溝が設け
られた構成でもよい。ハンドル等の操作側のキーを回転
させ、キー溝との相対摺動動作でスピンドル17を相対
移動させてもよい。また、このスピンドル17には、ラ
ック棒5との間に振れ止め部材17bが設けられている
が、この振れ止め部材17bは、ラック棒5,スピンド
ル17の長さが長い場合に、座屈を防止するために、通
常の場合には設けられない。扉体4上においてスピンド
ル17は軸方向には移動せず回転のみ行う構成になって
いるので、スピンドル17が回転すると、雌ねじ体22
との螺合で制水扉14は上下方向に相対移動する。
【0025】図4及び図7の状態は、制水扉14が下方
に下がって吸い込み口13を塞ぎ閉じた状態を示してい
る。制水扉14を開放するときは、スピンドル17を逆
に回転させ制水扉14を上方に移動させる。図7の鎖線
位置が開放状態の位置を示している。制水扉14は各ポ
ンプ9毎に設けられ、この制水扉14の上部中央にそれ
ぞれスピンドル17が設けられている。
【0026】このスピンドル17の上部が第2の開閉装
置16に連結しており、扉体4の開閉と同様な開閉動作
をこの制水扉14に対しても行う。この制水扉14の開
閉操作は、ポンプ9に付随する個々の制水扉14に対し
単独に行うこともでき、また、2つの制水扉14を同時
に開閉させることも可能である。スピンドル17の上端
部は、ラック棒5の場合と同様に門体2上部に設けられ
たカバー26により被覆されている。
【0027】制水装置はこのような構成で、制水扉14
が扉体4に取り付けられており、もしポンプ9側にトラ
ブルが生じ塵芥類がからみつき逆流になるときは、ポン
プ9の操作でからみつきの解除を試みどうしても不可能
なとき、直ちにこの制水扉14を閉じ逆流を防ぐ。閉じ
た後は流れが生じていないので、安全な作業ができる。
塵芥類を逆止弁12等から取り除くか、または、ポンプ
9の修理等を行う。この処置が済んだ後、再び制水扉1
4を開き、ポンプ9の排水運転を再び行う。
【0028】次に水密装置27について説明する。制水
扉14の水密は、ポンプ9側のポンプ吸い込み口13よ
り流入する水圧に対して行われる。制水扉14は、図6
に示すように、スキンプレート28に横桁29と縦桁3
0を溶接した構造体で、スキンプレート28がポンプ9
側に相対している。また、制水扉14の下端には、図7
に示すように、この制水扉14が下方に移動したとき、
からみついた塵芥類を切断できるように刃部材31が取
り付けられている。
【0029】この刃部材31は、先端が尖った刃を構成
していて長い流木等の塵芥類にくい込み、制水扉14が
下方向へ移動する過程で切断する構成のものである。こ
の刃部材31は、部品として単独に作られたものを制水
扉14の下端に取り付けた構成になっているが、制水扉
14の下端自体が刃部構成になっていてもよい。このよ
うに刃部材31を設けることにより、制水扉14が塵芥
類のために不完全に閉じ、逆流を防ぐことが出来ない事
態は避けられる。
【0030】扉体4には制水扉14を昇降させる案内溝
15が戸当たり金具32で補強された状態で設けられて
いて、この案内溝15には摺動板33が取り付けられ、
制水扉14の一部を挟持する状態で案内するようになっ
ている。この摺動板33とスキンプレート28との間に
水密ゴム34が設けられている。この水密ゴム34がス
キンプレート28に押さえ金具35を介してボルト36
締めされ、制水扉14のサイドの水密装置27を構成し
ている。
【0031】また、この水密装置27を完全なものとす
るため、制水扉14を摺動板33側に押圧するクサビ3
7が設けられている。一方、図7及び図7のA矢視図で
ある図8に示すように、制水扉14の上下端部にも水密
ゴム38a、38bが取り付けられており、前述のサイ
ドの水密装置27と合わせ、この制水扉14の吸い込み
口13側周囲が全て水密される構成になっている。
【0032】さらに、扉体4にも水密装置39が設けら
れていて、図7及び図7のB矢視図である図9に示すよ
うに門体2の排水口6上部を水密している。図示はされ
ていないが、排水口6のサイドの部分も水密されてい
る。
【0033】[実施の形態2]次に制水装置の他の例を
説明する。図10から図14に示すものは、制水扉14
を油圧駆動により開閉させる例を示した図で、油圧シリ
ンダー40により制水扉14を上下動させる。図10か
ら図12に示すものは、油圧シリンダー40側を制水扉
14に取り付け、シリンダーロッド41側を扉体4上部
に吊り金具42を介して固定する構成のものである。油
圧シリンダー40側が制水扉14内に内蔵され、シリン
ダーロッド41に吊された構成になっている。
【0034】図示していないが、油圧シリンダー40の
ポートへの油圧供給で、制水扉14は上下方向に移動し
前述同様開閉動作する。図11は、油圧シリンダー40
が作動して制水扉14を閉じた状態を示している。制水
扉14が開放すると二点鎖線の位置になる。図12は、
図10のC−C断面図で、案内形態、水密構成等の基本
構成は前述の実施の形態と同様である。図13及び図1
4は、油圧シリンダー40側を扉体4に固定し、シリン
ダーロッド41側を制水扉14に固定した構成のもので
ある。図13は、制水扉14が閉じた状態、図14は、
制水扉14が開き開放状態を示している。油圧シリンダ
ー40は扉体4の上方に張り出した状態で設置される。
【0035】油圧シリンダー40を使用して制水扉14
を開閉させることは、開閉動作を自動運転で行うことが
できることであるが、開閉装置が電動式であっても、自
動で開閉操作は行える。手元の操作装置で開閉指令を出
し開閉動作を行うことができるので、現場に出向かない
で操作ができる。また、制水扉14及び開閉装置は全て
扉体4に集中しているので、制水装置が簡素化され、メ
ンテナンスもし易い構成となる。制水扉14そのもの
は、前述の実施の形態と全く同様の構成である。
【0036】[実施の形態3]図15から図18は、制
水扉を扉体と同じ開閉装置で開閉させる方法の実施の形
態を示したものである。図15はゲートポンプが2台設
置された構成を示した正面図で、図16は図15の側面
図である。又図16は、前述の実施の形態と比べ水路に
配置したポンプ9の向きが異なっているが、図に対して
右方向を支川側イとし、左方向が本川側ロとしている。
従って水の流れに対してのゲートポンプ配置は前述の実
施の形態と同じである。各々のポンプ9は単独または同
時に操作することが可能である。
【0037】扉体4と制水扉の構成は、前述の形態と同
様であるが、本実施の形態においては、これら扉体4及
び制水扉14を各々ポンプ毎に配置された1つの開閉装
置43で、開閉操作を行うようにしている。扉体4は、
門体2の排水口6上部に設けられた開閉装置43により
2つのラック棒44を介して吊り下げられた状態になっ
ている。外水位が内水位より高くなる前にこの扉体4を
降下させて排水口を閉じなければならないが、この扉体
4を降下させる場合、2台の開閉装置43を同調させ開
閉する。図15及び図16の状態は、扉体4及び制水扉
14が共に閉じた状態を示している。扉体4及び制水扉
14の開閉に伴う水流に対する機能、即ち排水処理等に
ついては前述と同様である。
【0038】次に図17及び図18において詳細な構成
を説明する。図17は、図16の部分詳細図で、図18
は、図15のD−D断面図である。樋門上部に2つの開
閉装置43が固定されている。この開閉装置43の詳細
構造は図示していないが、ラック棒44を介して扉体4
を上下方向に開閉させるものである。ラック棒44は上
方部分がラックになっていて、開閉装置43のピニオン
に噛み合い、ピニオンの回転に伴い上下方向に移動す
る。このピニオンは電動機により駆動される。開閉装置
43は単独式のものであるが、複数台同時に操作する場
合は、電動機の同調装置を使用する。
【0039】これにより開閉装置43は単独使用、連動
使用のどちらの使用も可能である。扉体4上部に2つの
リフティングビームガイド47aが設けられている。ラ
ック棒44の下端には、吊金具47bが取り付けられて
いて、この吊金具47bはリフティングビーム47に吊
ボルト47dを介して連結している。従って、リフティ
ングビーム47は、ラック棒44の移動に伴い上下方向
に移動可能である。リフティングビーム47は、リフテ
ィングビームガイド47aに姿勢を規制され案内され
る。
【0040】又リフティングビーム47の一部は、図1
8に示すようにリフティングビームガイド47aから張
り出している。この張り出し部分に昇降ロッド45が固
定されている。この昇降ロッド45の先端部分は雄ねじ
が設けられ、リフティングビーム47にナット45aを
介して長さ方向を調整し固定される。昇降ロッド45は
扉体4内に挿入され、昇降ロッド45の他端は、制水扉
14の吊金具48にピン49を介して接続されている。
又、扉体4には、昇降ロッド45が通過する部分を水密
するためのロッド部水密装置46が設けられている。制
水扉14は、扉体に案内され上下方向に移動するが、こ
の案内構成は、前述の実施の形態と同様であるので、詳
細説明は省略する。
【0041】リフティングビームガイド47aの上部
は、扉体吊金具47cの構成となっていて、リフティン
グビーム47が上方に移動したときの突き当て部となっ
ている。リフティングビームガイド47aの下部、即ち
扉体4の上部は、扉体押え台47eとなっていて、リフ
ティングビーム47が下降したときの突き当て部となっ
ている。従って、リフティングビーム47は、リフティ
ングビームガイド47aの扉体吊金具47cと扉体押え
台47eの間を規制され移動する。
【0042】扉体4を引き上げて排水口6を開放する場
合(自然排水の場合)、開閉装置43を操作しラック棒
44を上方へ移動させるが、このときラック棒44と一
体になって移動する制水扉14が先に引き上げられ、ポ
ンプ9の吸い込み口13を開放する。尚もラック棒44
が上昇し、リフティングビーム47が扉体吊金具47c
に当接すると、扉体4はリフティングビーム47を介し
て制水扉14とともに上方へ引き上げられ、排水口6が
開放される。制水扉14のみを開放するときは、ラック
棒44を途中まで引き上げればよい。排水の状況に応じ
て1つ又は2つの制水扉14を選択的に開放すればよ
い。排水口6を開放する場合は、2つの開閉装置43を
同調装置により同調させ駆動するようにして行う。本実
施の形態においては1つの扉体4になっているが、扉体
4が開閉装置43に応じて分割された構成のものであれ
ば、各々の扉体を独立して開閉動作させることもでき
る。
【0043】このように制水扉14と扉体4の開閉動作
が連動して行われる。排水口6等を閉じる場合は、前述
の逆の操作によって行われる。ラック棒44が下降する
と、それに伴って扉体4が自重で下り先ず排水口6が閉
じる。続いて制水扉14によりポンプ吸い込み口13が
閉じる。即ち、リフティングビーム47が移動し、扉体
押え台47eに当接することにより、制水扉14を強制
的に下げ、ポンプ吸い込み口13を閉じる。本実施の形
態の場合は、このように連動して扉体4及び制水扉14
の2つのゲートを1つの駆動体で開閉動作をさせること
ができ、結果的に開閉のための構成が簡素化され、コス
トダウンになる。
【0044】[実施の形態4]図19及び図20は、制
水扉を扉体と同じ開閉装置で開閉させる方法の他の実施
の形態4を示したものである。図19はゲートポンプが
1台設置された構成を示した正面図である。又図19の
側面図は、図16及び図17と同じになるので、この実
施の形態4のための説明は図16及び図17で代用す
る。扉体4と制水扉の構成は、前述の形態と同様である
が、本実施の形態においては、1台のポンプに付随する
扉体4及び制水扉14を1つの開閉装置43で、開閉操
作を行うようにしている。
【0045】扉体4は、門体2の排水口6上部に設けら
れた開閉装置43によりラック棒44を介して吊り下げ
られた状態になっている。外水位が内水位より高くなる
前にこの扉体4を降下させて排水口を閉じなければなら
ないが、この扉体4を降下させる場合にこの開閉装置4
3を操作して開閉する。図19及び図16の状態は、扉
体4及び制水扉14が共に閉じた状態を示している。扉
体4及び制水扉14の開閉に伴う水流に対する機能、即
ち排水処理等については前述と同様である。
【0046】図17は、図16の部分詳細図である。こ
の図における構成は、前述の実施の形態3と同様である
ので、共通部分の詳細説明は省略する。前述の場合と異
なるのは、対象となるゲートポンプは1台であるので、
リフティングビーム47の形状が前述の場合と異なるこ
とと、開閉装置が1台であることである。図20は、図
19のE−E断面図であるが、図に示すようにリフティ
ングビーム47の形状に合わせリフティングビームガイ
ド47aの形状が異なっており、リフティングビーム4
7の張り出し部分は、1つのゲートポンプに対応してい
る。リフティングビームガイド47aは2つのラック棒
44に跨って設置された構成である。
【0047】本実施の形態は、1つの扉体4に1つの制
水扉14を設けた構成である。ラック棒44は、開閉動
作のバランスと前述の実施の形態との共通性を考慮し
て、前述同様に2つ設けられている。この2つのラック
棒44の1つに開閉装置43が連結している。他のラッ
ク棒44に対しては、連結装置43aを介して連結して
おり、2つのラック棒44が同調して動作できるように
なっている。連結装置43aは、樋門上部に開閉装置4
3と並列して設置されていて、開閉装置43の駆動力が
ラック棒44に伝達できる構成のものである。この連結
装置43aの上部には、ラック棒44を覆うためのカバ
ー11が開閉装置43の場合と同様に設けられている。
ゲートの動作については、前述の場合と全く同じであ
る。
【0048】扉体4を引き上げて排水口6を開放する場
合(自然排水の場合)、開閉装置43を操作しラック棒
44を上方へ移動させるが、このときラック棒44と一
体になって移動する制水扉14が先に引き上げられ、ポ
ンプ9の吸い込み口13を開放する。尚もラック棒44
が上昇し、リフティングビーム47が扉体吊金具47c
に当接すると、扉体4はリフティングビーム47を介し
て制水扉14とともに上方へ引き上げられ、排水口6が
開放される。
【0049】このように制水扉14と扉体4の開閉が連
動して行われる。排水口6等を閉じる場合は、前述の逆
の操作によって行われる。ラック棒44が下降すると、
それに伴って扉体4が自重で下り先ず排水口6が閉じ
る。続いて制水扉14によりポンプ吸い込み口13が閉
じる。即ち、リフティングビーム47が移動し、扉体押
え台47eに当接することにより、制水扉14を強制的
に下げ、ポンプ吸い込み口13を閉じる。本実施の形態
の場合も、このように連動して扉体4及び制水扉14の
2つのゲートを1つの駆動体で開閉動作をさせることが
でき、結果的に開閉のための構成が簡素化され、コスト
ダウンになる。
【0050】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明の対象はこれに限定されるものではない。例え
ば、制水扉を上下方向に摺動して移動する扉として説明
したが、フラップ弁のように上下あるいは左右に揺動し
て、開閉する制水扉であってもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はポンプの
吸い込み口側に制水扉を設けたことで、ポンプ側にトラ
ブルが生じても逆流を防止することができ、内水地域内
を逆流による高水より保護することができるゲートポン
プ設備である。また、完全に流れを止めれば、安全にメ
ンテナンスができ、維持のし易い構成の設備となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の制水扉付きゲートポンプ設備
の全体を示す正面図である。
【図2】図2は、図1の側面図である。
【図3】図3は、本発明の制水扉付きゲートポンプ設備
の詳細を示す正面図である。
【図4】図4は、図3の側面図である。
【図5】図5は、図3の平面図である。
【図6】図6は、制水扉側部の水密装置を示す部分断面
図である。
【図7】図7は、制水扉の詳細を示す断面図である。
【図8】図8は、図7のA矢視図である。
【図9】図9は、図7のB矢視図である。
【図10】図10は、油圧シリンダーを制水扉に取り付
けた他の例を示す正面図である。
【図11】図11は、図10の側面図である。
【図12】図12は、図10のC矢視図である。
【図13】図13は、油圧シリンダーを扉体に取り付け
た他の例を示し、制水扉が閉じた状態の側面図である。
【図14】図14は、図13に示す他の例で、制水扉が
開いた状態の側面図である。
【図15】図15は、制水扉と扉体の開閉を一つの開閉
装置で行う構成を示した正面図である。
【図16】図16は、図15の側面図である。
【図17】図17は、図16の部分詳細図である。
【図18】図18は、図15のD−D断面図である。
【図19】図19は、制水扉と扉体の開閉を一つの開閉
装置で行う他の構成を示した正面図である。
【図20】図20は、図19のE−E断面図である。
【図21】図21は、従来のゲートポンプ設備を示す全
体図である。
【図22】図22は、本発明の制水扉付きゲートポンプ
設備を示す全体図である。
【図23】図23は、本発明の制水扉付きゲートポンプ
設備の他の例を示す全体図である。
【符号の説明】
1…排水樋門 2…門体 3…開閉装置 4…扉体 9…ポンプ 12…逆止弁 13…吸い込み口 14…制水扉 17…スピンドル 17a…ねじ部 22…雌ねじ体 27…水密装置 28…スキンプレート 30…刃部材 33…摺動板 34、38a、38b…水密ゴム 40…油圧シリンダー 43…開閉装置 44…ラック棒 45…昇降ロッド 47…リフティングビーム
フロントページの続き (71)出願人 301003159 国土交通省 九州地方整備局長 福岡県福岡市博多区博多駅東二丁目10番7 号 (72)発明者 梶田 洋規 鹿児島県川内市東大小路町20番2号 国土 交通省川内川工事事務所内 (72)発明者 福島 秀明 鹿児島県川内市東大小路町20番2号 国土 交通省川内川工事事務所内 (72)発明者 井手 勲 鹿児島県川内市東大小路町20番2号 国土 交通省川内川工事事務所内 (72)発明者 久野 晴生 鹿児島県鹿児島市下伊敷1丁目52番地2号 国土交通省鹿児島国道工事事務所内 (72)発明者 中島 英喜 佐賀県佐賀市伊勢町15番地1号 株式会社 ミゾタ内 (72)発明者 前山 道明 佐賀県佐賀市伊勢町15番地1号 株式会社 ミゾタ内 (72)発明者 千綿 国久 佐賀県佐賀市伊勢町15番地1号 株式会社 ミゾタ内 Fターム(参考) 2D019 AA11 AA41

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排水口を有する水路の排水樋門に設置され
    るポンプ設備であって、 前記排水樋門に設置され開閉装置により開閉可能なゲー
    トと、 このゲートに設けられ自然排水、又は強制排水可能なポ
    ンプと、 このポンプの吐出口側に設けられ自然排水時は開状態に
    なって流水通過可能となり、強制排水時の前記ポンプ運
    転休止時は閉状態になって前記ポンプ内の流水通過を防
    止する逆止弁と、 前記ポンプの吸い込み口側位置に設けられ開閉自在な制
    水扉を有する制水装置とからなることを特徴とする制水
    扉付きゲートポンプ設備。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の制水扉付きゲートポンプ
    設備において、 前記制水装置は、前記ポンプの吸い込み口側の前記ゲー
    ト壁面に制水扉を摺動させ開閉させる構成にしたことを
    特徴とする制水扉付きゲートポンプ設備。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の制水扉付きゲートポンプ
    設備において、 前記制水扉の下端に、この制水扉が閉じたとき流れ込む
    塵芥類を切断可能にする刃部が設けられていることを特
    徴とする制水扉付きゲートポンプ設備。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の制水扉付きゲートポンプ
    設備において、 前記制水装置は、油圧駆動により前記制水扉を摺動させ
    開閉させる構成にしたことを特徴とする制水扉付きゲー
    トポンプ設備。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の制水扉付きゲートポンプ
    設備において、 前記制水装置は、前記ゲートと前記制水扉を同じ駆動体
    で開閉させる構成にしたことを特徴とする制水扉付きゲ
    ートポンプ設備。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の制水扉付きゲートポンプ
    設備において、 前記制水装置は、前記制水扉と一体で動作する開閉装置
    が前記制水扉との相対動作で前記ゲートを開閉させる構
    成にしたことを特徴とする制水扉付きゲートポンプ設
    備。
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KR101161856B1 (ko) 2009-02-24 2012-07-03 주식회사 제일기공 이중수문

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