JP2002327409A - 車線変更システムおよび車線変更装置、並びに車線変更方法 - Google Patents

車線変更システムおよび車線変更装置、並びに車線変更方法

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JP2002327409A
JP2002327409A JP2001134514A JP2001134514A JP2002327409A JP 2002327409 A JP2002327409 A JP 2002327409A JP 2001134514 A JP2001134514 A JP 2001134514A JP 2001134514 A JP2001134514 A JP 2001134514A JP 2002327409 A JP2002327409 A JP 2002327409A
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Japan
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lane
lane changing
control signal
road
work vehicle
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Tokumi Satake
徳己 佐竹
Manabu Tamura
学 田村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全に車線変更作業を行うこと。 【解決手段】 車線変更装置を白線Lの一部を構成する
ように埋設し、車線変更作業車102のアーム130に
設置したホーンアンテナ131から発信した制御信号に
基づき、車線変更装置の反射板107が起立し或いは倒
れる。車線変更作業車102のルーフには、作業を周囲
の車両の運転者に報知する表示装置133が設置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速道路や一般
道路において上り車線と下り車線の数を安全に変更する
ことができる車線変更システムおよび車線変更装置、並
びに車線変更方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の車線可変構造の一例を
示す説明図である。道路1は、複数の車線11〜16を
有し、それぞれの車線は車線境界線31〜35により区
切られている。道路1の両端は、路側帯21、22とな
り且つ路側帯21に近い車線が上り車線であり、路側帯
22に近い車線が下り車線となる。また、道路1の中央
部付近の車線13、14には、中央分離帯形成装置2
a、2bが設けられている。中央分離帯形成装置2a、
2bは、道路1の連続方向に所定の間隔をおいて配置さ
れた複数の分離装置3からなる。分離装置3は、上り車
線と下り車線とを仕切るための仕切り部4と、この仕切
り部4を上下動させる昇降装置5とから構成されてい
る。
【0003】前記仕切り部4はコンクリート等の強固な
もので作られ、全体として四角形状をしており、仕切り
部4の幅の長さは一車線の幅の長さよりもわずかに短
く、且つその高さは、一般的な乗用車の屋根程度の高さ
となる。仕切り部4の上面は、平面状であり仕切り部4
が下降した状態のとき上面を車が走行可能となる。昇降
装置5は、遠隔操作が可能な油圧ジャッキで構成され、
仕切り部4を上下動させるもので、道路1の地下に掘ら
れた穴の中に設置してある。
【0004】下り車線の数を増加させるときは、図11
(a)に示すように、中央分離帯装置2aを上昇させて
車線14を走行可能にする。そして、車線13を中央分
離帯とすべく中央分離帯装置2aを上昇させる。これに
より、上り車線11、12が2車線となり下り車線14
〜16が3車線となる。一方、上り車線の数を増加させ
るときは、図11(b)に示すように、中央分離帯装置
2aを下げて、中央分離帯装置2bを上昇される。これ
により、上り車線11〜13が3車線となり下り車線1
5、16が2車線となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の道路の車線可変構造では、次のような問題点があ
る。 仕切り部4が車線の幅よりわずかに短い程度である
から、車線を分離する場合にスペースを取ってしまう。 仕切り部4により物理的に車線を分離するときは道
路上の車両の流れを規制してから行わなければならな
い。具体的には、信号などによって一旦車両を止め、車
線分離する道路上に車両がいないようにする必要があ
り、車線分離作業が大変面倒である。 仕切り部4を上昇させて車線を分離する際、車両の
運転者が分離動作に気づかない可能性があり、事故原因
となる。また、運転が混乱するおそれがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に係る車線変更システムは、道路上を走
行する車線変更作業車と、上面が道路面と略面一になる
ように埋設されると共に長尺部材を起立させることで車
線を物理的に分離する複数の車線変更装置と、から構成
され、車線変更作業車は、長尺部材の起立動作および倒
し動作を制御する信号を生成する制御信号生成手段と、
この制御信号を送信する送信手段とを有し、車線変更装
置は、制御信号生成手段により生成した制御信号を受信
する制御信号受信手段と、長尺部材の起立動作および倒
し動作を行う駆動制御手段とを有し、車線変更作業車が
道路を移動しながら制御信号を送信することで、長尺部
材の起立動作および倒し動作を行い、車線の進行方向を
物理的に分離することを特徴とする。
【0007】すなわち、この発明は、車線変更作業車が
道路を移動することによりその送信手段から制御信号を
発信し、車線変更作業車の後方または前方に位置する車
線変更装置の長尺部材の動作を行う。車線変更作業車を
基準として車線変更を行うことで、物理的に車線規制す
る場合であっても周囲の車両の運転者が車線の変更作業
を認識しやすく、当該作業によって交通が混乱したり、
事故が発生したりするのを効果的に防止できる。また、
この車線変更装置は道路に埋設され、上面が道路面と略
面一となるので、車両が通過することが可能である。
【0008】また、請求項2に係る車線変更システム
は、上記車線変更システムにおいて、さらに、前記車線
変更装置の長尺部材の上面が道路の線の一部を構成する
ように一定間隔で複数埋設されると共に、その長尺部材
の幅が道路の線幅と略同じであることを特徴とする。
【0009】長尺部材の上面が道路の線、例えば白線や
黄線などの一部を構成するようにすることで、同一進行
方向の車線を規制する機能と、進行方向を分ける分離帯
としての機能とを兼用できる。さらに、長尺部材の幅が
線幅と略同じであることから、従来のような仕切り部に
比べて、車線を狭くするようなことはない。
【0010】また、請求項3に係る車線変更システム
は、上記車線変更システムにおいて、さらに、前記複数
の車線変更装置は、道路に設けた溝に一定間隔をもって
嵌め込んで着脱自在に固定可能であり、溝に敷設した電
源ケーブルから電力の供給を受けるようにした構造であ
ることを特徴とする。
【0011】車線変更装置を道路に設けた溝に嵌め込
み、着脱自在に固定することで、故障等の際に修理・交
換しやすい。このため極めてメンテナンス性が高いもの
となる。また、電源ケーブルを溝内に敷設して複数の車
線変更装置に電力を供給するようにするので、車線変更
装置毎に電源が不要になり安価に構成できる。
【0012】また、請求項4に係る車線変更システム
は、上記車線変更システムにおいて、前記駆動制御手段
は、長尺部材の起立動作を、前記送信手段からの制御信
号を受信してから一定時間経過後に行うことを特徴とす
る。
【0013】この発明では、送信手段からの制御信号を
受信して直ぐに長尺部材を起立させた場合、送信手段や
車両の一部に長尺部材が接触する可能性があるので、一
定時間経過後に起立動作を行うようにした。一定時間の
決定は、送信手段の指向性、車両の寸法や速度、送信手
段の設置位置等の条件に基づいて、少なくとも長尺部材
が何らかと干渉しないような十分な時間とする。
【0014】また、請求項5に係る車線変更装置は、長
尺部材の上面が道路面と略面一になるように埋設される
と共に、当該長尺部材の上面が道路に設けた白線等の線
と同色であって且つ当該線の一部を構成し、さらに外部
からの制御信号を受信する制御信号受信手段と、長尺部
材の起立動作および倒し動作を行う駆動制御手段とを有
し、前記長尺部材を起立させることで車線の進行方向を
物理的に分離することを特徴とする。
【0015】この車線変更装置は、長尺部材の上面が道
路面と略面一になるように埋設されることで、車両の通
過を可能とし、長尺部材の上面を道路に設けた白線等の
線と同色としその一部を構成するようにすることで、同
一進行方向の車線を規制する機能と、進行方向を分ける
分離帯としての機能とを兼用できる。さらに、制御信号
受信手段は、外部からの制御信号を受信し、駆動制御手
段はその制御信号に基づいて長尺部材の起立動作および
倒し動作を行う。
【0016】また、請求項6に係る車線変更装置は、上
記車線変更装置において、さらに、前記長尺部材が可撓
性材料により構成されていることを特徴とする。長尺部
材が可撓性材料により構成することで、車両が長尺部材
に接触しても車両を損傷させにくい。可撓性材料として
は、例えば硬質ゴム、プラスチック等を挙げることがで
きる。
【0017】また、請求項7に係る車線変更装置は、上
記車線変更装置において、さらに、前記長尺部材が回転
して起立するものであり、長尺部材が回転軸に対して弾
性部材によって取り付けられていることを特徴とする。
長尺部材を回転軸に対して弾性部材によって取り付ける
ことで、長尺部材に車両がぶつかっても、当該弾性部材
が弾性変形することで長尺部材を逃がすと共に、車両の
損傷を抑制することができる。弾性部材としては、円筒
コイルバネや板バネ等を用いることができる。
【0018】また、請求項8に係る車線変更方法は、車
線変更装置の長尺部材を起立させ又は倒すことで車線を
物理的に分離するにあたり、道路の一車線に車線変更作
業車を走行させ、この車線変更作業車から制御信号を送
信し、車線変更装置側では、この制御信号を受信して当
該制御信号に基づき車線変更作業車の一方側に配置した
車線変更装置の長尺部材の起立動作を行い、他方側に配
置した車線変更装置の長尺部材の倒し動作を行い、走行
している車線変更作業車を基準として、車線の進行方向
を物理的に分離することを特徴とする。
【0019】このように、車線変更を、車線変更作業車
を基準として、その車線変更作業車から送信される制御
信号に基づき、長尺部材の起立動作または倒し動作を行
うようにする。これにより、車線変更作業車の前後で車
線の進行方向の分離帯が物理的に変更され、周囲の車両
の運転者は、車線変更作業車が走行していることから、
車線変更作業を認識することができる。このため、車線
変更作業を安全に行うことができるうえ、周囲の交通の
流れを止めることなく車線変更を行うことができる。
【0020】また、請求項8に係る車線変更方法は、上
記車線変更方法において、さらに、前記長尺部材の起立
動作を、車線変更作業車から制御信号を受信してから一
定時間経過後に行うようにしたことを特徴とする。
【0021】すなわち、制御信号を受信して直ぐに長尺
部材を起立させた場合、車両の一部に長尺部材が接触す
る可能性があるので、一定時間経過後に起立動作を行う
ようにすることで、干渉を回避できるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の車線変更システ
ムおよび車線変更装置並びに車線変更方法につき図面を
参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によ
りこの発明が限定されるものではない。
【0023】図1および図2は、この発明の実施の形態
にかかる車線変更システムの適用例を示す説明図であ
る。図3は、図1に示した車線変更システムの車線変更
装置を示す断面図である。図4は、図3に示した車線変
更装置の上面図である。図5は、図3のA−A断面図で
ある。この車線変更システム100は、道路Rの白線L
に沿って一定間隔で埋設した複数の車線変更装置101
と、この車線変更作業車102とから構成されている。
【0024】車線変更装置101は、図3〜図5に示す
ように、ボックス状の筐体103内にモータ104を内
蔵した電動パワーシリンダー105と、コントロールボ
ックス106とを配置しており、電動パワーシリンダー
105の動作により起立し且つ倒れる反射板107を備
えている。反射板107は、可撓性を有する硬質ゴム製
であり、道路面と略面一となる上面107aは白色に着
色されており、側面107bおよび裏面107cはゼブ
ラ模様が形成されている。ゼブラ模様は反射塗料により
形成されており、車両のヘッドライトや太陽光に反射し
て、運転者からの視認性を高める。
【0025】反射板107は、倒れて筐体103内に収
納されている状態で上面107aが道路面と略面一とな
り、筐体103の支持板108上に載置状態となる。さ
らに、反射板107の幅は道路R上の白線Lと略同一の
幅となる。これにより、反射板107の白色上面107
aが道路R上の白線Lの一部を形成することになり、ま
た反射板107の上を車両が通過することが可能にな
る。また、車線の幅をとらない。この反射板107は回
転軸109を中心として回転すると共に、当該回転軸1
09に対して円筒コイルバネ110をもって支持されて
いる。円筒コイルバネ110により支持することで、車
両が反射板107にぶつかっても円筒コイルバネ110
の弾性力によって車両に損傷を与えることなく、逃げる
ことができる。また、硬質ゴム製であるため、車両が上
面を通過してもさして弾性変形することなく、走行に支
障をきたすことはない。
【0026】また、前記回転軸109からはレバー11
1が延出しており、その先端部にはクランクピン112
が設けられている。一方、シリンダー軸113の先端に
は鍵状の係止部材114が設けられ、前記レバー111
のクランクピン112が係止部材114の長穴115内
で往復自在になるように係止している。また、回転軸1
09の周囲には蛇腹シール116が設けられ、可動部に
埃や水が進入するのを防止するようにしている。
【0027】また、電動パワーシリンダー105は、コ
ントロールボックス106によってその動作を制御され
る。コントロールボックス106の上部には、平面アン
テナ118が設置されており、その上面118aは道路
面と略面一となっている。このため、車両が平面アンテ
ナ118上を通過することが可能になる。なお、平面ア
ンテナ118とコントロールボックス106上面との間
に弾性体を介在させるようにしてもよい(図示省略)。
これにより、弾性体が車両の通過による荷重を吸収しす
るので、平面アンテナ118の損傷をある程度防止する
ことができる。
【0028】なお、平面アンテナ118は、後述する車
線変更作業車102のアンテナから送信される電波を拾
うことができれば、道路Rと略面一になっている必要は
ない。すなわち、平面アンテナ118上に非金属の硬質
材料を張り付けるにようにしてもよいし、反射板107
内に埋め込むようにしてもよい。
【0029】また、筐体103の長手方向側面には電源
ケーブル119を通す開口部120が設けられており、
筐体103内にはこの穴を通じて共通の電源ケーブル1
19が貫通している。コントロールボックス106は、
この電源ケーブル119から駆動用の電力を取得する。
なお、車線変更装置101を道路Rに設置する際、電源
ケーブル119から分岐して設けたコンセント121
に、コントロールボックス106からの電源線のプラグ
122を差し込むことで電気的な導通を取ることができ
る。また、各車線変更装置101は、近くの信号機Sか
ら電力供給を受けるようにする。具体的には、信号機S
から電源ケーブル119を延ばし、停止線SLの下に埋
め込むと共に、白線Lに設けた溝枠123内に敷設す
る。
【0030】車線変更装置101は、車道の白線Lに沿
って一定寸法の溝枠123を埋め込み、この溝枠123
内に電源ケーブル119を敷設すると共に筐体103を
溝枠123に嵌め込むことで着脱自在に設置できる。ま
た、筐体103を溝枠123に入れる際には、コントロ
ールボックス106の電源線のプラグ122を、電源ケ
ーブル119のコンセント121に差し込むだけでセッ
ティングが完了する。このため、当該車線変更装置10
1は既存の道路Rに設置しやすく、故障等の原因による
着脱作業も極めて容易であり、メンテナンスしやすいも
のとなる。
【0031】なお、各車線変更装置101への電力供給
は、電源ケーブル119を敷設する方式が安価である
が、マイクロ波送電技術によるエネルギー供給エリアが
形成されている場合は、マイクロ波受信用アンテナを筐
体内に設置してマイクロ波を電気変換し、車線変更装置
101の電源として用いることもできる。このようにす
れば、送電線の有無にかかわらず設置地域を選択でき
る。例えば市街地の道路Rのみならず、山奥の道路など
にも適用可能となる。
【0032】つぎに、車線変更作業車102は、そのバ
ンパー下に伸縮自在のアーム130を備えており、その
アーム130の先端にはホーンアンテナ131が取り付
けられている。また、アーム130は、電動パワーシリ
ンダー132によって揺動し、車両の幅方向にアンテナ
幅を調整することができる。アンテナ幅は、隣接する白
線同士の間隔に略等しくし、その誤差はホーンアンテナ
131の指向性によって決定する。なお、ホーンアンテ
ナ131以外であっても、車両両側の白線方向に指向性
を有するアンテナであれば公知のものから適宜選択して
用いることができる。
【0033】また、白線Lを認識する画像処理手段をホ
ーンアンテナ131に設置してもよい。図示しないが、
具体的にはホーンアンテナ131の先端にCCDカメラ
を設置して白線Lの画像を取得し、この白線Lの画像を
処理することで位置を認識すると共に、この認識したデ
ータに基づいて電動パワーシリンダー132を制御す
る。これにより、車線変更作業車102が移動していて
もホーンアンテナ131が白線上を追従することができ
る。
【0034】さらに、車線変更作業車102のルーフ上
には、「車線変更作業中」等の内容を表示する表示装置
133が設置されている。この表示装置133は、安価
に構成する場合は内部に光源を設置した透過型の固定表
示装置であってもよいし、LEDを用いた表示装置を用
いて各種の注意表示を周囲の車両の運転者に報知するよ
うにしてもよい。また、車線変更作業車102の前後側
で異なる表示を行うようにしてもよい。例えば図1に示
した対向車に対しては「車線変更中、ここから右車線も
通過可能」等の注意表示をし、同一方向に走行している
車両に対しては「車線変更中、車線狭まります」等の注
意表示を行う。
【0035】図6は、この車線変更システムの構成図で
ある。各車線変更装置101のコントロールボックス1
06内には、受信器141、復調器142および制御部
143が設けられている。各制御部143は、電源に接
続され道路R内に敷設された電源ケーブル119から電
力の供給を受ける。一方、車線変更作業車102には、
変調器144、コード発生器145、発振器146およ
びこれらの電源147が設けられている。コード発生器
145は、反射板107を起立させ、倒すための制御信
号を発信する。発振器146は一定振幅の高周波を生成
し、変調器144は制御信号に基づいて振幅変調する。
【0036】この変調された電流はホーンアンテナ13
1から、平面アンテナ118に対して電波を発射する。
平面アンテナ118を介して受信器141で受信した電
波は前記復調器142によって復調され、制御部143
に対して制御信号を送出する。制御部143は、制御信
号に基づいて電動パワーシリンダー105のモータ10
4を駆動制御し、反射板107の起立および倒す動作を
行う。
【0037】そして、車線変更作業車102が車線を移
動することによって、次々に進行方向の車線変更装置1
01に制御信号を発信し、この制御信号に基づき連続的
に車線変更装置101の反射板107が起立または倒さ
れる。また、反射板107の起立動作をホーンアンテナ
131が反射板107の真上にあるときに行うと当該反
射板107がホーンアンテナ131或いはアーム130
に接触するため、制御信号を受信してから一定時間(例
えば、3秒程度)を経過した時点で起立動作を行うよう
に制御するのが好ましい。
【0038】また、倒れる動作については制御信号を受
信してから直ぐに動作に移行させるように制御する。例
えばホーンアンテナ131の送信範囲はアンテナ中心か
ら数m程度であるので、倒す制御信号を受信した時点で
直ちに反射板107を倒す動作を行う。これにより、反
射板107とホーンアンテナ131或いはアーム130
との接触が防止される。なお、これらの起立および倒れ
るタイミングの制御は、ホーンアンテナ131或いはア
ーム130が反射板107に接触し得ない場合には、必
須ではない。
【0039】図7は、反射板を起立させた状態を示す断
面図である。反射板107を起立させることでゼブラ模
様が片側車線の車両の運転者から見えるようになる。ま
た、ゼブラ模様は反射板107の側面にも形成されてい
るので、白線Lを見ることになる運転者であってもこれ
と合わせてゼブラ模様を視認することが可能になる。ま
た、図示しないが、カム機構を取り付けて反射板107
が起立してから90度回転し、また90度回転して戻
り、倒れるような構造を採用することもできる。このよ
うにすれば、対向する両車線の車両の運転者が正面から
ゼブラ模様を視認することができる。
【0040】図1および図2に戻り、この車線変更シス
テム100の動作を説明する。3車線の道路Rにおい
て、車線変更作業車102が中央の車線を一方向に10
km/h程度でゆっくり走行する。このとき、表示装置
133には「車線変更作業中」の表示を行い、周囲の車
両にその旨を報知する。夜間であれば表示装置133の
表示内容が見えやすいように点灯させる等して表示を行
う。つぎに、車線変更作業車102は車線変更を行う地
点から、ホーンアンテナ131を車両の幅方向であって
且つ略白線L上に位置するように延ばす。
【0041】そして、コード発生器145から、車両右
側の反射板107が倒れ、左側の反射板107が起立す
るような制御信号を出力し、この制御信号を搬送波の載
せて送信する。各車線変更装置101では、ホーンアン
テナ131から放射された電波を平面アンテナ118で
受信し、復調することで制御信号を制御部143に送
る。制御部143は制御信号に従って電動パワーシリン
ダー105のモータ104を制御する。
【0042】このとき、車両の左側に位置する車線変更
装置101は、制御信号を受信して直ぐに反射板107
を起立させず、約3秒経過してから起立動作を行う。そ
して、このような動作を行うことで、車線変更作業車1
02が通過した後方の反射板107が順次起立すること
になる。一方、車両の右側に位置する車線変更装置10
1は、制御信号を受信して直ぐに反射板107を倒すよ
うに動作する。このような動作を行うことで、車線変更
作業車102が通過した後方の反射板107が順次倒れ
ることになる。
【0043】また、図中の車両Aは、進行方向を分ける
分離帯となる車線の変更が行われていることをゼブラ模
様の反射板107が次々と倒れていることで認識し、さ
らに車線変更作業車102の存在を基準としてその後方
から通行できる車線が増えることを認識できる。運転者
はこれらの認識を行うことで、車線変更作業車102の
後方から中央車線に車線変更して走行することができ
る。一方、反対車線の車両Bは、白線Lが正面となり側
面がゼブラ模様に見える反射板107の起立により車線
が一車線に規制されたことを認識すると共に、規制の先
頭が車線変更作業車102であることを認識できる。ま
た、車線変更作業車102の表示装置133にて車線変
更作業中であると判る。
【0044】また、必ず反射板107によって物理的に
車線が変更されて分離されており、その変更位置では車
線変更作業車102が周囲に注意喚起しつつ走行してい
るため、対向する車両Aおよび車両Bの両運転者が混乱
することなくスムーズに運行することができる。また、
車線変更作業車102が注意喚起しつつ車線変更するの
で、従来のように突然現れた仕切り部に衝突したりする
ことなく、安全に走行できる。
【0045】また、上記反射板107の上面107aは
白色ではなく、道路の黄色線の一部を構成するため黄色
にしてもよいし、線を構成しない場合には道路色であっ
てもよい。また、前記反射板107のゼブラ模様は、白
黒のみならず黄黒であってもよい。さらに、反射板10
7の裏面にLEDを設けてもよい(図示省略)。このよ
うにすれば、さらに中央分離帯の視認性が向上して、交
通安全に寄与するものとなる。
【0046】以上、この発明の車線変更システム100
によれば、次のような効果がある。 車線変更装置101が白線Lなどの道路上の線の一部
を構成するようにしたので、車線を狭くすることがな
い。車線変更作業車102により連続して車線変更を
行うので、道路上の車両の流れを規制する必要がない。
車線変更作業車12と共に車線の変更を行うので、周
囲の車両が変更状態を把握しやすく、安全に走行できる
ようになる。
【0047】また、上記車線変更システム100の変形
例として、図8に示すような車線変更作業車150を用
いてもよい。この車線変更作業車150は、車両前後方
向に可倒する可倒式アーム151と、可倒式アーム駆動
用であって車両のルーフに設けたウインチ152と、可
倒式アーム151から車両の幅方向に延出するアーム1
53と、アーム先端に設けたホーンアンテナ154とを
備えている。また、可倒式アーム151の先端には補助
タイヤ155が設けられており、車両側面にはエアノズ
ル156が設けられている。
【0048】車線変更作業車150は、車線変更作業を
行うとき、ウインチ152のワイヤ157を開放して可
倒式アーム151を前方に倒す。可倒式アーム151を
倒すと補助タイヤ155が路面に設置して、当該可倒式
アーム151が支持される。そして、アーム153を車
両の側方に延出して、ホーンアンテナ154を白線L上
に位置させる。車線変更作業が終了したときは、アーム
153を閉じ、ウインチ152により可倒式アーム15
1を吊り上げる。
【0049】これにより、車線変更作業車150は通常
の速度で運転しても、ホーンアンテナ154が邪魔にな
らない。また、可倒式アーム151が補助タイヤ155
によって支持されているので、移動中でもホーンアンテ
ナ154の高さ位置をある程度維持することができる。
エアノズル156はゴム製であって、反射板107との
接触により、車線変更作業車150の運転者に車両が片
側に寄っていることを認識させる。
【0050】また、上記実施の形態では、3車線の道路
を例示して説明したが、5車線の道路の2車線分を車線
変更する場合、1台の車線変更作業車ではその車幅が足
りないため、2台の車線変更作業車によって車線変更す
るようにできる。すなわち、一つの車線変更作業車が一
方の車線変更装置の反射板の起立または倒し作業を行
い、もう一つの車線変更作業車が他方の車線変更装置の
反射板の倒しまたは起立作業を行う。このようにすれ
ば、2車線分の車線変更を行うことができる。
【0051】また、1台の車線変更作業車により2車線
分の車線変更を行う場合には、アーム130を延長して
ホーンアンテナ131の間隔が2車線分の幅となるよう
にしてもよい。さらに、5車線の道路において中央の3
本の白線部分に、車線変更装置を設置することもでき
る。このときは、1台の車線変更作業車により1車線分
の車線変更を行うようにしても、2台の車線変更作業車
により2車線分の車線変更を行うようにしてもよい。
【0052】図9は、車線変更装置の変形例を示す断面
図である。このように、電力供給を車線変更装置101
に個別に設置したバッテリー201によって行うように
してもよい。このようにすれば、電源ケーブル119の
敷設作業がなくなるので、車線変更装置101の設置が
簡単になる。また、同図に示すように、電動パワーシリ
ンダー105のシリンダー軸202を複数の反射板10
7と係合させ、これらを同時に起立および倒すことがで
きるようにしてもよい。具体的には、シリンダー軸20
2に複数の係止部材114を設け、反射板107に設け
たレバー111のクランクピン112を係止部材114
の長穴115内で往復自在になるように係止する(一部
参照符号省略)。これにより、シリンダー軸202の伸
縮動作によって3つの反射板107を起立させ又は倒す
ことができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の車線変
更システム(請求項1)では、道路上を走行する車線変
更作業車と、上面が道路面と略面一になるように埋設さ
れると共に長尺部材を起立させることで車線を物理的に
分離する複数の車線変更装置と、から構成され、車線変
更作業車は、長尺部材の起立動作および倒し動作を制御
する信号を生成する制御信号生成手段と、この制御信号
を送信する送信手段とを有し、車線変更装置は、制御信
号生成手段により生成した制御信号を受信する制御信号
受信手段と、長尺部材の起立動作および倒し動作を行う
駆動制御手段とを有し、車線変更作業車が道路を移動し
ながら制御信号を送信することで、長尺部材の起立動作
および倒し動作を行い、車線の進行方向を物理的に分離
するので、周囲の運転者に車線変更作業を認識させやす
い。このため、車線変更作業に起因した危険を防止して
安全に作業を行うことができる。
【0054】また、この発明の車線変更システム(請求
項2)では、車線変更装置の長尺部材の上面が道路の線
の一部を構成するように一定間隔で複数埋設されると共
に、その長尺部材の幅が道路の線幅と略同じであるの
で、同一進行方向の車線を規制する機能と、進行方向を
分ける分離帯としての機能とを兼用でき、無駄のないも
のとなる。また、長尺部材により車線を分離しても、車
線を狭めることはない。
【0055】また、この発明の車線変更システム(請求
項3)では、複数の車線変更装置は、道路に設けた溝に
一定間隔をもって嵌め込んで着脱自在に固定可能であ
り、溝に敷設した電源ケーブルから電力の供給を受ける
ようにしたので、メンテナンス性が向上すると共に安価
に製造できる。
【0056】また、この発明の車線変更システム(請求
項4)では、駆動制御手段は、長尺部材の起立動作を、
前記送信手段からの制御信号を受信してから一定時間経
過後に行うようにしたので、車線を分離する長尺部材と
の干渉を防止できるので、より安全に車線変更作業を行
うことができる。
【0057】また、この発明の車線変更装置(請求項
5)では、長尺部材の上面が道路面と略面一になるよう
に埋設されると共に、当該長尺部材の上面が道路に設け
た白線等の線と同色であって且つ当該線の一部を構成
し、さらに外部からの制御信号を受信する制御信号受信
手段と、長尺部材の起立動作および倒し動作を行う駆動
制御手段とを有し、前記長尺部材を起立させることで車
線の進行方向を物理的に分離するので、同一進行方向の
車線を規制する機能と、進行方向を分ける分離帯として
の機能とを兼用できる。
【0058】また、この発明の車線変更装置(請求項
6)では、長尺部材を可撓性材料により構成したので、
車両が長尺部材に接触しても車両を損傷させにくい。
【0059】また、この発明の車線変更装置(請求項
7)では、長尺部材が回転して起立するものであり、長
尺部材が回転軸に対して弾性部材によって取り付けられ
ているため、長尺部材に車両がぶつかっても、当該弾性
部材が弾性変形することで長尺部材を逃がすと共に、車
両の損傷を抑制することができる。
【0060】また、この発明の車線変更方法(請求項
8)では、車線変更装置の長尺部材を起立させ又は倒す
ことで車線を物理的に分離するにあたり、道路の一車線
に車線変更作業車を走行させ、この車線変更作業車から
制御信号を送信し、車線変更装置側では、この制御信号
を受信して当該制御信号に基づき車線変更作業車の一方
側に配置した車線変更装置の長尺部材の起立動作を行
い、他方側に配置した車線変更装置の長尺部材の倒し動
作を行い、走行している車線変更作業車を基準として、
車線の進行方向を物理的に分離するので、車線変更作業
を安全に行うことができ、周囲の交通の流れを止めるこ
となく車線変更を行うことができる。
【0061】また、この発明の車線変更方法(請求項
9)では、長尺部材の起立動作を、車線変更作業車から
制御信号を受信してから一定時間経過後に行うようにし
たので、車線を分離する長尺部材との干渉を防止できる
ので、より安全に車線変更作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる車線変更シス
テムの適用例を示す説明図である。
【図2】この発明の実施の形態1にかかる車線変更シス
テムの適用例を示す説明図である。
【図3】図1に示した車線変更システムの車線変更装置
を示す断面図である。
【図4】図3に示した車線変更装置の上面図である。
【図5】図3のA−A断面図である。
【図6】図1に示した車線変更システムの構成図であ
る。
【図7】反射板が起立した状態を示す断面図である。
【図8】車線変更作業車の変形例を示す説明図である。
【図9】車線変更装置の変形例を示す断面図である。
【図10】従来の車線可変構造の一例を示す説明図であ
る。
【図11】従来の車線可変構造の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
100 車線変更システム 101 車線変更装置 102 車線変更作業車 103 筐体 105 電動パワーシリンダー 106 コントロールボックス 107 反射板 108 支持板 109 回転軸 110 円筒コイルバネ 113 シリンダー軸 118 平面アンテナ 119 電源ケーブル 121 コンセント 122 プラグ 123 溝枠 130 アーム 131 ホーンアンテナ 132 電動パワーシリンダー 133 表示装置 141 受信器 142 復調器 143 制御部 144 変調器 145 コード発生器 146 発振器 147 電源
フロントページの続き Fターム(参考) 2D064 AA02 BA05 BA06 BA09 CA02 EA01 EA03 EA25 FA06 GA01 JA01 JA02 5H180 AA01 BB04 FF13 HH24 JJ15 JJ25 LL06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路上を走行する車線変更作業車と、上
    面が道路面と略面一になるように埋設されると共に長尺
    部材を起立させることで車線を物理的に分離する複数の
    車線変更装置と、から構成され、 車線変更作業車は、長尺部材の起立動作および倒し動作
    を制御する信号を生成する制御信号生成手段と、この制
    御信号を送信する送信手段とを有し、 車線変更装置は、制御信号生成手段により生成した制御
    信号を受信する制御信号受信手段と、長尺部材の起立動
    作および倒し動作を行う駆動制御手段とを有し、 車線変更作業車が道路を移動しながら制御信号を送信す
    ることで、長尺部材の起立動作および倒し動作を行い、
    車線の進行方向を物理的に分離することを特徴とする車
    線変更システム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記車線変更装置の長尺部材の
    上面が道路の線の一部を構成するように一定間隔で複数
    埋設されると共に、その長尺部材の幅が道路の線幅と略
    同じであることを特徴とする請求項1に記載の車線変更
    システム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記複数の車線変更装置は、道
    路に設けた溝に一定間隔をもって嵌め込んで着脱自在に
    固定可能であり、溝に敷設した電源ケーブルから電力の
    供給を受けるようにした構造であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の車線変更システム。
  4. 【請求項4】 前記駆動制御手段は、長尺部材の起立動
    作を、前記送信手段からの制御信号を受信してから一定
    時間経過後に行うことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか一つに記載の車線変更システム。
  5. 【請求項5】 長尺部材の上面が道路面と略面一になる
    ように埋設されると共に、当該長尺部材の上面が道路に
    設けた白線等の線と同色であって且つ当該線の一部を構
    成し、 さらに外部からの制御信号を受信する制御信号受信手段
    と、長尺部材の起立動作および倒し動作を行う駆動制御
    手段とを有し、 前記長尺部材を起立させることで車線の進行方向を物理
    的に分離することを特徴とする車線変更装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記長尺部材が可撓性材料によ
    り構成されていることを特徴とする請求項5に記載の車
    線変更装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記長尺部材が回転して起立す
    るものであり、長尺部材が回転軸に対して弾性部材によ
    って取り付けられていることを特徴とする請求項5また
    は6に記載の車線変更装置。
  8. 【請求項8】 車線変更装置の長尺部材を起立させ又は
    倒すことで車線を物理的に分離するにあたり、道路の一
    車線に車線変更作業車を走行させ、この車線変更作業車
    から制御信号を送信し、車線変更装置側では、この制御
    信号を受信して当該制御信号に基づき車線変更作業車の
    一方側に配置した車線変更装置の長尺部材の起立動作を
    行い、他方側に配置した車線変更装置の長尺部材の倒し
    動作を行い、走行している車線変更作業車を基準とし
    て、車線の進行方向を物理的に分離することを特徴とす
    る車線変更方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記長尺部材の起立動作を、車
    線変更作業車から制御信号を受信してから一定時間経過
    後に行うようにしたことを特徴とする請求項8に記載の
    車線変更方法。
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