JP2002326601A - ドライアイスペレットの包装方法 - Google Patents
ドライアイスペレットの包装方法Info
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Abstract
アイスペレットを袋包装できるドライアイスペレットの
包装方法を提供する。 【解決手段】 ドライアイスペレットの包装方法は、ド
ライアイスペレットを排出口から投下可能な定量供給装
置を使用し、袋にドライアイスペレットを収容するドラ
イアイスペレットの包装方法であり、袋として、吊下げ
用の手提部が袋口の両側に設けられた袋(8)を使用す
る。そして、定量供給装置の排出口(シューター
(6))の両側に付設されたフック(7)に袋(8)の
手提部を掛止することにより排出口の直下に袋(8)を
位置させ、袋(8)にドライアイスペレットを装填した
後、袋(8)の手提部をフック(7)から取り外して袋
口を結束する。
Description
の包装方法に関するものであり、詳しくは、所謂レジ袋
などの汎用の袋を使用し、ドライアイスペレットを簡便
に袋包装できるドライアイスペレットの包装方法に関す
るものである。
ライアイス)は、直径が6mm程度、長さが5〜50m
m程度のチョーク状のドライアイスであり、0.3〜2
5kgと言った塊で使用される薄板状またはブロック状
の塊状ドライアイスに比べて質量に対する表面積が大き
いため、食品などの被冷却物をある程度急速に冷却でき
る特性を有する。また、ドライアイスペレットは、固形
状であるために粉体状ドライアイスに比べると昇華時間
が長く、さほど長時間でない限り、蓄冷材として保管や
輸送にも適しているため、昨今、スーパーマーケット等
においては、冷蔵食品や冷凍食品の持ち帰りの際、予め
定型の袋にピロー包装などした上記の様なドライアイス
ペレットを蓄冷材として配付している。
スペレットは、前述の通り、形状の小さな成形品であ
り、保管中の昇華ロスが大きいため、予め一定量を包装
しておいた場合でも、持ち帰り用などに配付した際に袋
内の残存量に大きな差異を生じる。従って、店頭などで
配付する直前、すなわち、使用する直前に包装されるの
が好ましい。しかしながら、ドライアイスペレットも通
常の塊状ドライアイスと同様に低温物であり、手先で直
接触れるのは好ましくなく、また、店頭などに包装機を
設置するのは、実際、設備が大掛かりであり且つ設置場
所を必要とするために困難である。
たものであり、その目的は、所謂レジ袋などの汎用の袋
を使用し、店頭などで簡便にドライアイスペレットを袋
包装できるドライアイスペレットの包装方法を提供する
ことにある。
め、本発明に係るドライアイスペレットの包装方法は、
貯留したドライアイスペレットを排出口から投下可能な
定量供給装置を使用し、袋にドライアイスペレットを収
容するドライアイスペレットの包装方法であって、袋と
して、吊下げ用の手提部が袋口の両側に設けられた袋を
使用すると共に、前記定量供給装置の排出口の両側に付
設されたフックに袋の手提部を掛止することにより前記
排出口の直下に袋を位置させ、前記定量供給装置によっ
て袋にドライアイスペレットを装填した後、袋の手提部
を前記フックから取り外して袋口を結束することを特徴
とする。
定の形態の袋を使用し、そして、定量供給装置の排出口
の直下に袋を吊り下げた状態でドライアイスペレットを
袋に装填する。
トの包装方法の実施形態を図面に基づいて説明する。図
1〜図2は本発明に適用される定量供給装置の基本構造
を示す縦断面図であり、図1は正面側から視た図、図2
は側面側から視た図である。以下、実施形態の説明にお
いては、ドライアイスペレットを「ペレット」と略記す
る。
したドライアイスペレットを排出口から投下可能な図1
及び図2に示す様な定量供給装置を使用し、所定の形態
の袋にドライアイスペレットを収容する包装方法であ
る。
状ドライアイス、ペレットドライアイス、チョーク状ド
ライアイス又は粒状ドライアイスとも言われる従来公知
の形態のドライアイスを指す。一般的には、ペレット
は、適当なオリフィス径のノズルから液化炭酸ガスを噴
射、断熱膨張させることにより、粉体状ドライアイスを
製造した後、粉体状ドライアイスをチョーク状に圧縮成
形して製造される。
昭46−1162号および特開昭51−111499号
の各公報には、周面に多数の押出し用小孔が設けられた
リング状の押出ダイと、押出ダイの内側に粉体状ドライ
アイスを堆積させるスノー生成機構と、押出ダイの内周
に歯合する回転押出器としての歯車とを備え、堆積させ
た粉体状ドライアイスを歯車の駆動によって順次圧縮し
て押出ダイの小孔から押し出すことによりドライアイス
ペレットに成形する「ドライアイスペレット製造機」が
記載されている。
は、押出通路を有するダイス装置と、押出通路の入口部
分に粉体状ドライアイスを供給するスノーの噴射装置
と、押出通路に粉体状ドライアイスを押し詰めて押出通
路の出口まで突出する棒状押出器とを備えた「固形二酸
化炭素の成形ペレットを製造する装置」、および、粉体
状ドライアイスを生成した後、これを押出通路から棒状
の成形品として押し出す「固形二酸化炭素の成形ペレッ
トを製造する方法」が記載されている。
な定量供給装置が使用される。斯かる定量供給装置は、
フレーム(1)とこれに組み付けられた幾つかの部材、
すなわち、ペレットを収容するホッパー(2)と、当該
ホッパーの下端出口に略水平に配置された振動樋(3)
と、当該振動樋の一端の下方に配置された筒状のペレッ
ト供給枡(4)と、当該ペレット供給枡の下方に水平方
向に往復移動可能に配置された計量枡(5)と、当該計
量枡の移動終端に設けられたシューター(排出口)
(6)とから主に構成される。
貯留するための容器であり、上端からペレットを供給す
る様になされ、下端が振動樋(3)の内側に開放されて
いる。ホッパー(2)の内容積は、包装量によって決定
されるが、通常は5〜30リットル程度に設定される。
また、ホッパー(2)の周囲は断熱材によって保冷され
ている。
動させるための部材であり、その上面および一端側が開
放された構造を有する。振動樋(3)は、ペレット同士
の氷結を防止して連続的に定量搬送するため、電磁振動
装置(31)(図2参照)に搭載されている。
状の物品を搬送する場合に使用されるいわゆる電磁フィ
ーダーとして知られた装置であり、斯かる装置は、電磁
石の吸引力と板ばねの反発力を利用すると共に、半坡整
流した電流を電磁石に印加して電源周波数に共振させる
ことにより、上記の振動樋(3)の様な搬送路に一定振
幅の振動を与える様になされている。すなわち、振動樋
(3)は、電磁振動装置(31)によって微細に振動
し、斯かる振動によってペレット供給枡(4)にペレッ
トを搬送する様に構成されている。
トを貯留し且つ計量枡(5)に1袋分のペレットを供給
するための部材であり、少なくとも1袋の包装量以上、
通常は凡そ2袋の包装量に相当するペレット収容空間を
備えている。ペレット供給枡(4)におけるペレット収
容空間は、例えば円筒状に形成される。また、ペレット
供給枡(4)のペレット収容空間には、一定範囲内の量
のペレットドライアイスを収容するため、振動樋(3)
の電磁振動装置(31)を作動を制御するリミットスイ
ッチが設けられている。なお、図中の符号(41)はペ
レットの飛散防止用のガイド部材を示す。
ら供給されるペレットを計量してシューター(6)へ排
出するための部材であり、例えば直方体状のブロックに
ペレット供給枡(4)と同径の円筒状のペレット収容穴
を鉛直に開口して構成される。計量枡(5)のペレット
収容穴は、上下端が開放された穴であり、その内容積
は、1袋に収容するペレットの見かけ体積に相当する容
積、具体的には80〜200cm3程度に設定される。
参照)によってペレット供給枡(4)とシューター
(6)の間を移動可能に構成される。駆動装置(51)
としては、例えば、モーターの回転力を減速ギヤで増幅
し、ラック・ピニオンギアで直線運動に変換するリニア
ドモーター装置が使用される。駆動装置(51)のモー
ターは、正逆回転可能なレバーシブル型のACモーター
やステッピングモータによって構成され、センサやリミ
ットスイッチによりラックの移動端を検出し、リレーや
プログラマブルコントローラーによってモーターの回転
方向を切り替える様になされている。
する計量枡(5)の下端側には、計量枡(5)の底面側
のペレット収容穴を封止する支持板が配置されており、
計量枡(5)は、ペレット供給枡(4)の下方に位置す
る場合にはペレット収容穴の下端が閉止され、シュータ
ー(6)の上方に位置する場合にはペレット収容穴の下
端が開放される様になされている。また、シューター
(6)は、その先端を斜め下方に向けて本体の前面側に
配置される。そして、シューター(6)の左右両側に
は、後述する袋を吊持するための1組のフック(7)が
付設される。
(2)に収容されたペレットを振動樋(3)に供給した
後、電磁振動装置(31)によって振動する振動樋
(3)によりペレット供給枡(4)へペレットを移送
し、ペレット供給枡(4)のペレット収容空間および計
量枡(5)のペレット収容穴によって構成される1つの
空間にペレット落下させる。次いで、計量枡(5)を移
動させることにより、計量枡(5)のペレット収容穴に
ペレットを一定量だけ収容し、すなわち、擦り切り状態
に収容し、そして、収容したペレットを移動終端におい
てシューター(6)へ投下する。上記の定量供給装置に
おいては、通常、外部に設けられたスイッチの1回の操
作により、計量枡(5)が1往復し、ペレット収容穴の
1袋分のペレットをシューター(6)から排出する。
手提部が袋口の両側に設けられた袋(8)を使用する。
斯かる袋(8)は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
フィルムによって形成された耐水性の袋であり、食品を
はじめとする種々の物品を簡易包装するために所謂レジ
袋などと称して汎用されているものである。
供給装置の排出口、すなわち、シューター(6)の両側
に付設されたフック(7)に袋(8)の手提部を掛止す
ることによりシューター(6)(排出口)の直下に袋を
位置させる。そして、定量供給装置を上記の様に作動さ
せることにより、定量供給装置によって袋(8)にペレ
ットを装填した後、袋(8)の手提部をフック(7)か
ら取り外し、次いで、袋(8)の袋口を結束する。
法は、袋口の両側の手提部を紐状に絞った状態で互いに
縛る方法である。また、他の結束方法としては、袋
(8)の袋口全体を紐状に絞った状態で袋口を結ぶ方法
である。更に他の結束方法としては、所謂「パックシー
ラー」と称する合成樹脂製の帯状のクリップを使用し、
袋(8)の袋口を絞った状態で止める方法が挙げられ
る。この様な結束方法によって、気化した炭酸ガスによ
って袋は幾分膨張するが、袋口の結束部分から適当に炭
酸ガスが漏れるため、袋を破損する虞がない。
特定の形態の袋(8)を使用し、そして、定量供給装置
の排出口(シューター(6))の直下に袋(8)を吊り
下げた状態でペレットを装填する。従って、手先を使用
することなく安全にペレットを袋(8)に収容すること
が出来る。しかも、本発明の包装方法においては、上記
の様な汎用の袋(8)を使用し、結束して袋口を閉じる
だけであるため、ピロー包装などの溶着によって製袋さ
れる袋と異なり、ガス抜きの穴を設ける必要がなく、店
頭などで極めて簡便にペレットを袋包装できる。
装方法によれば、手提部が袋口の両側に設けられた袋を
使用すると共に、定量供給装置の排出口の直下に袋を吊
り下げた状態でペレットを袋に装填するため、手先を使
用することなく安全にペレットを袋に収容することが出
来、しかも、結束して袋口を閉じるだけであるため、ガ
ス抜きの穴を設ける必要がなく、店頭などで極めて簡便
にペレットを袋包装できる。
示す正面側から視た縦断面図
示す側面側から視た縦断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 貯留したドライアイスペレットを排出口
から投下可能な定量供給装置を使用し、袋にドライアイ
スペレットを収容するドライアイスペレットの包装方法
であって、袋として、吊下げ用の手提部が袋口の両側に
設けられた袋を使用すると共に、前記定量供給装置の排
出口の両側に付設されたフックに袋の手提部を掛止する
ことにより前記排出口の直下に袋を位置させ、前記定量
供給装置によって袋にドライアイスペレットを装填した
後、袋の手提部を前記フックから取り外して袋口を結束
することを特徴とするドライアイスペレットの包装方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131746A JP2002326601A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | ドライアイスペレットの包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131746A JP2002326601A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | ドライアイスペレットの包装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002326601A true JP2002326601A (ja) | 2002-11-12 |
Family
ID=18979880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001131746A Pending JP2002326601A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | ドライアイスペレットの包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002326601A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006095601A1 (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-14 | Kakubayashi Shoji Co., Ltd. | ドライアイス供給装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0726301U (ja) * | 1993-10-25 | 1995-05-16 | 秋田県経済農業協同組合連合会 | 精米大量袋詰め装置 |
JP2000290010A (ja) * | 1999-02-03 | 2000-10-17 | Kakubayashi Shoji Kk | ドライアイス生成装置 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001131746A patent/JP2002326601A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0726301U (ja) * | 1993-10-25 | 1995-05-16 | 秋田県経済農業協同組合連合会 | 精米大量袋詰め装置 |
JP2000290010A (ja) * | 1999-02-03 | 2000-10-17 | Kakubayashi Shoji Kk | ドライアイス生成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006095601A1 (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-14 | Kakubayashi Shoji Co., Ltd. | ドライアイス供給装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080214 |
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