JP2002326380A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP2002326380A
JP2002326380A JP2001135170A JP2001135170A JP2002326380A JP 2002326380 A JP2002326380 A JP 2002326380A JP 2001135170 A JP2001135170 A JP 2001135170A JP 2001135170 A JP2001135170 A JP 2001135170A JP 2002326380 A JP2002326380 A JP 2002326380A
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pixels
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JP2001135170A
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English (en)
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Takeo Miki
武郎 三木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交互駆動方法に対しても誤差拡散処理などの疑
似階調方式を適用でき、入力画像に忠実な多階調画像を
出力することができ、良好で階調性豊かなカラー画像を
得ることができる画像処理方法を提供する。 【解決手段】複数の発熱体をライン状に配列してなるラ
イン形のサーマルヘッドを用いて熱転写記録を行なう熱
転写記録方式に用いる画像処理方法であって、記録する
原画像データの各画素を千鳥状配列に並び換えた後、こ
の千鳥状配列に並べられた各画素を主走査方向、副走査
方向に一列のライン状に並び換え、この一列のライン状
に並び換えられた各画素に対し量子化処理・誤差拡散処
理を行ない、最後に誤差拡散処理を行なった各画素を元
の千鳥状配列に並び換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、複数の
発熱体をライン状に配列してなるライン形のサーマルヘ
ッドを用いて熱転写記録を行なう熱転写記録方式に用い
る画像処理方法に係り、特に免許証やパスポートなどの
個人認証用顔画像などの多階調画像を熱転写記録する溶
融型熱転写記録方式に用いる画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、免許証、パスポート、
クレジットカード、会員証などの個人認証用の顔画像が
入った画像表示体に顔画像を記録する方法としては、昇
華型熱転写記録方法が主流となっている。この昇華型熱
転写記録方法は、フィルム状支持体の上に昇華性(ある
いは、熱移行性)の染料を熱転写可能にコーティングし
てなる熱転写リボンと、昇華性染料を受容できる受容層
を有する被記録媒体とを重ね合わせ、サーマルヘッドな
どにより、記録する原画像データに基づき熱転写リボン
を選択的に加熱し、被記録媒体に所望の画像を昇華転写
記録するものである。
【0003】この昇華型熱転写記録方法によれば、階調
性豊かなカラー画像が手軽に記録できることは広く一般
的に知られている。しかし、昇華型熱転写記録方法で
は、昇華性材料で染色できる材料が限られており、限ら
れた被記録媒体に対してのみしか適応できないという欠
点がある。また、一般的に昇華性染料は、耐光性、耐溶
剤性などの画像耐久性が劣っているという欠点もある。
【0004】一方、溶融型熱転写記録方法は、フィルム
状支持体の上に着色顔料あるいは染料を樹脂やワックス
などのバインダに分散させたものをコーティングしてな
る熱転写リボンを選択的に加熱し、被記録媒体にバイン
ダごと転写し、所望の画像を記録するものである。
【0005】この溶融型熱転写記録方法によれば、着色
材料を一般的に耐光性の良いといわれる無機および有機
顔料を選択できる。また、バインダに用いる樹脂やワッ
クスなどを工夫することができるため、耐溶剤性を向上
させることができる。基本的にバインダに対する接着性
を有している被記録媒体であれば何でもよく、幅広い被
記録媒体を選択することができるなど、昇華型熱転写記
録方法に対して利点がある。
【0006】しかし、溶融型熱転写記録方法は、転写し
たドットのサイズを変化させて階調記録を行なうドット
面積階調法を用いているため、ドットサイズを正確にコ
ントロールして多階調記録を行なうのには、様々な工夫
が必要となる。たとえば、特公平6−59739号公報
において開示されているように、転写ドットの配列をい
わゆる千鳥状に並べて記録する方法(以降、これを交互
駆動方法と称す)がある。
【0007】この交互駆動方法を用いると、サーマルヘ
ッドの隣り合う発熱体の熱干渉が減らせられ、隣接画素
の影響を受けることなく、ドットサイズをコントロール
することができるため、良好な多階調記録を行なうこと
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法には
以下のような課題があった。
【0009】すなわち、ドット面積階調法により低階調
域を表現するためには、より小さなドットを形成しなけ
ればならないが、インク層厚、インクバインダ特性、サ
ーマルヘッドの発熱体形状を工夫しても、現状では30
μm前後が限界であり、画像の解像度にもよるが、反射
濃度で0.1以下を表現するのは非常に困難である。低
階調域を表現するために、疑似階調方法である誤差拡散
処理などを施すことが考えられるが、通常の誤差拡散処
理は画素が一列に並んだ画像に対して処理を施すもので
あり、交互駆動方法のように千鳥状に並べられた画素に
対しての誤差拡散処理はない。このため、交互駆動方法
で記録する画像には、疑似階調を施すことができず、低
階調領域を表現することができないという課題があっ
た。
【0010】そこで、本発明は、交互駆動方法に対して
も誤差拡散処理などの疑似階調方式を適用でき、入力画
像に忠実な多階調画像を出力することができ、良好で階
調性豊かなカラー画像を得ることができる画像処理方法
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理方法
は、複数の発熱体をライン状に配列してなるライン形の
サーマルヘッドを用いて熱転写記録を行なう熱転写記録
方式に用いる画像処理方法であって、記録する原画像デ
ータに対して、偶数番目と奇数番目の画素の濃度データ
を記録ラインごとに交互に記録しないデータに置き換え
る第1のステップと、この第1のステップにより処理さ
れた画像データに対して、前記記録しないデータに置き
換えた画素の前記サーマルヘッドの発熱体並び方向ある
いはそれと直行する方向に対する隣の画素を前記記録し
ないデータに置き換えた画素の位置に並び換えることに
より、ライン状に画素を並び換える第2のステップと、
この第2のステップにより処理された画像データに対し
て、各画素ごとに量子化し、あらかじめ設定された量子
化誤差を拡散する周辺画素の範囲と周辺画素ごとの拡散
係数とから、前記量子化した画素の周辺画素に対し誤差
拡散処理を行なう第3のステップと、この第3のステッ
プにより処理された画像データに対して、各画素の位置
を前記第1のステップで処理された後の位置に戻す処理
を行なう第4のステップとを具備している。
【0012】また、本発明の画像処理方法は、複数の発
熱体をライン状に配列してなるライン形のサーマルヘッ
ドを用いて熱転写記録を行なう熱転写記録方式に用いる
画像処理方法であって、記録する原画像データに対し
て、前記サーマルヘッドの発熱体並び方向あるいはそれ
と直行する方向に隣り合う2つの画素の濃度データの平
均値を1つの画素の濃度データに対応させ、もう1つの
画素の濃度データを記録しないデータに置き換え、前記
濃度データを記録しないデータに置き換えた画素の位置
を記録ラインごとに交互に偶数番目と奇数番目に割り振
る第1のステップと、この第1のステップにより処理さ
れた画像データに対して、前記記録しないデータに置き
換えた画素の前記隣り合う2つの画素と直行する方向に
対する隣りの画素を前記記録しないデータに置き換えた
画素の位置に並び換えることにより、ライン状に画素を
並び換える第2のステップと、この第2のステップによ
り処理された画像データに対して、各画素ごとに量子化
し、あらかじめ設定された量子化誤差を拡散する周辺画
素の範囲と周辺画素ごとの拡散係数とから、前記量子化
した画素の周辺画素に対し誤差拡散処理を行なう第3の
ステップと、この第3のステップにより処理された画像
データに対して、各画素の位置を前記第1のステップで
処理された後の位置に戻す処理を行なう第4のステップ
とを具備している。
【0013】また、本発明の画像処理方法は、複数の発
熱体をライン状に配列してなるライン形のサーマルヘッ
ドを用いて熱転写記録を行なう熱転写記録方式に用いる
画像処理方法であって、記録する原画像データに対し
て、偶数番目と奇数番目の画素の濃度データを記録ライ
ンごとに交互に記録しないデータに置き換える第1のス
テップと、この第1のステップにより処理された画像デ
ータに対して、画像の中心を軸として画像が所定の角度
回転するように各画素を並び換える第2のステップと、
この第2のステップにより処理された画像データに対し
て、あらかじめ設定された量子化閾値と量子化レベルと
に基づき各画素ごとに量子化し、あらかじめ設定された
量子化誤差を拡散する周辺画素の範囲と周辺画素ごとの
拡散係数とから、前記量子化した画素の周辺画素に対し
誤差拡散処理を行なう第3のステップと、この第3のス
テップにより処理された画像データに対して、前記回転
方向とは逆の方向に回転させることにより、各画素の位
置を前記第1のステップで処理された後の位置に戻す処
理を行なう第4のステップとを具備している。
【0014】さらに、本発明の画像処理方法は、複数の
発熱体をライン状に配列してなるライン形のサーマルヘ
ッドを用いて熱転写記録を行なう熱転写記録方式に用い
る画像処理方法であって、前記サーマルヘッドの発熱体
並び方向とそれに直行する方向とで、解像度を変えて読
込んだ原画像データに対して、あらかじめ設定された量
子化閾値と量子化レベルとに基づき各画素ごとに量子化
し、あらかじめ設定された量子化誤差を拡散する周辺画
素の範囲と周辺画素ごとの拡散係数とから、前記量子化
した画素の周辺画素に対し誤差拡散処理を行なう第1の
ステップと、この第1のステップにより処理された画像
データに対して、偶数番目と奇数番目の画素を読込み解
像度が低い方向に交互に移動させ、各画素が千鳥状配列
になるように並び換えることにより、前記並び換えた画
素の元の位置の濃度データを記録しないデータにする第
2のステップとを具備している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明に係る画像処理方法が適用
される画像処理装置の構成を概略的に示すものである。
画像を読取るためのスキャナ部(画像読取部)1から、
R(赤),G(緑),B(青)信号に分化され、たとえ
ば、カラー多階調画像(白黒多階調画像でもよい)が画
像信号として入力される。この入力された画像信号は、
入力補正部2、色補正部3を経て、C(シアン),M
(マゼンタ),Y(イエロー)、あるいは、CMYK
(ブラック)の各成分に分解された画像信号が生成され
る。
【0017】CMYまたはCMYKに分解された画像信
号は、図示しないフィルタ処理部を経て、階調再現処理
を行なうため、多値誤差拡散処理部4に送られ、ここで
多値誤差拡散処理を行なった後、複数の発熱体をライン
状に配列してなるライン形のサーマルヘッドを用いた溶
融型熱転写記録方式の画像出力部からなるエンジン部5
に送られ、ここで記録媒体への画像出力が行なわれる。
【0018】以下、説明を簡単にするため、多階調画像
がモノクロ画像である場合について説明するが、カラー
画像の場合でも同様に適用できる。
【0019】まず、多値誤差拡散処理部4における多値
誤差拡散処理について、詳しくは、誤差拡散処理が4値
である場合、すなわち、4値誤差拡散処理の場合につい
て説明する。
【0020】4値誤差拡散処理の場合、多値量子化レベ
ル、すなわち、設定濃度値は0、85、170、25
5、多値閾値は50、128、210、誤差拡散の拡散
係数は図2に示す通り、注目画素に対しa位置(主走査
方向の隣り)は9/16、b位置(副走査方向下)は4
/16、c位置は3/16と拡散させればよい。
【0021】なお、ここでは誤差拡散処理が4値であ
り、上述のような閾値と量子化レベルをとるように構成
しているが、その他の値であってもよい。また、量子化
の分解能が0〜255に設定されているが、この他の値
であってもよい。
【0022】このようにして、上記得られたパラメータ
値を基に、量子化処理手段により多値量子化処理を行な
い、ついで、量子化処理の過程で発生した量子化誤差
は、誤差拡散処理により拡散係数を乗算され、量子化処
理が行なわれていない周辺の画像領域に拡散される。量
子化および誤差拡散処理は、注目画素を主走査方向に順
次スキャンしていき(ラスタスキャン)、1ライン分の
処理が終わると、副走査方向の次のラインにスキャンが
移り、同様に主走査方向に順次スキャンしていく。
【0023】たとえば、図3に示すような画像を考え
る。同図(a)は、主走査方向1ライン分の4つの画素
データを示している。4つの画素データは、共に量子化
レベル値「85」の約半分の「43」であるとする。ま
ず、1番目の入力画素に対して、閾値と入力画素データ
値とを比較し、この場合は「0」以上「50」未満であ
るので、量子化レベル値は「0」に変換され、量子化誤
差は「43−0=43」となり、この値に図2で示した
拡散係数が周辺画素に乗算され、拡散される。この結
果、同図(b)に示すように2番目の画素データは拡散
誤差を足し合わせた「59」となる。
【0024】次に、1番目の画素と同様に2番目の画素
が量子化され、量子化誤差を周辺画素に拡散される。そ
の結果は、同図(c)に示すように、2番目の画素の量
子化レベル値は「85」に変換され、量子化誤差「59
−85=−26」となり、3番目の画素データは「2
4」となる。ついで、順次3番目、4番目の画素が量子
化され、誤差拡散される。その結果は、同図(d)、
(e)に示す通りである。同図(e)のように、量子化
レベル値「85」の半分の画素データを有する画素の集
まりは、2つに1つが量子化レベル値「85」に変換さ
れている。
【0025】すなわち、1番目と2番目の画素をマクロ
的に見ると、その部分の濃度は「85」の半分の「4
3」程度に見えることになる。多値誤差拡散処理を行な
った結果、マクロ領域として捉えた場合の画像の階調は
維持され、入力画像データに準拠した画像が得られるこ
とになる。
【0026】次に、本発明に係るエンジン部5における
サーマルヘッドの発熱体の交互駆動、詳しくは転写ドッ
トを千鳥状に配列させて記録する方法について説明す
る。
【0027】サーマルヘッドの発熱体の交互駆動は、奇
数ラインの奇数番目の発熱体と偶数ラインの偶数番目の
発熱体とを記録ラインごとに交互に駆動する方法であ
る。このように交互駆動した場合、記録されたドット6
は、図4に示すように、千鳥状に配列されて画像を形成
する。ここで、主走査方向は、サーマルヘッドの発熱体
並び方向であり、副走査方向はそれと直交する方向であ
る。
【0028】図5は、サーマルヘッドの発熱体と熱転写
インクリボンのインク層内での温度分布を示すもので、
図中の符号7はサーマルヘッドの発熱体を示している。
交互駆動ではなく、全部の発熱体7を駆動して記録する
場合は、図5(a)に示すように、隣接する発熱体7間
の距離が狭いため、熱干渉を起こし、温度分布が平坦な
形状になっている(図中の実線a)。すなわち、隣接す
る発熱体7間で温度コントラストがない状態になってい
る。このため、正確なドットサイズ変調が行なえず、多
階調記録が困難になる。
【0029】一方、図5(b)に示すように、記録ライ
ンごとに隣接する発熱体7を駆動しない交互駆動の場
合、駆動している発熱体7間の距離が広いこと(詳しく
は発熱体並びピッチの2倍の距離)、サーマルヘッド内
では駆動していない発熱体7に熱が逃げるため、熱干渉
をほとんど起こすことがなく、温度分布は急峻な形状に
なっている(図中の実線b)。すなわち、隣接する発熱
体7間で温度コントラストを取ることができている。
【0030】このように、交互駆動を行なうことによ
り、孤立ドットを確実に形成でき、さらに、ドットサイ
ズを隣接ドットの影響を受けることなく、確実に変調す
ることができ、面積階調を利用した多階調記録が可能に
なる。
【0031】次に、本発明に係る画像処理方法について
詳細に説明する。
【0032】図6は、スキャナ部1により読込んだ画像
データの画素配列を示しており、図中の数字は画素の主
走査方向、副走査方向のライン数である。この副走査方
向の1ライン(たとえば、図中の副走査ライン番号1−
主走査ライン番号1〜512)の記録は、図示しないサ
ーマルヘッド駆動回路に1ライン分のデータを転送し、
サーマルヘッド駆動用データに展開した後、サーマルヘ
ッドを駆動して行なわれる。
【0033】サーマルヘッドの発熱体の交互駆動は、副
走査方向の奇数ラインの奇数番目の発熱体と偶数ライン
の偶数番目の発熱体を記録ラインごとに交互に駆動する
ため、画像データは図7に示すように、記録しない(発
熱体を駆動しない)データ、この例では0データを千鳥
状に配列し、画像データに応じて記録を行なう画素デー
タを0データではない部分に配列したものになっていな
ければならない。
【0034】ここで、前述の通り、従来の誤差拡散処理
は、注目画素を主走査方向にラスタスキャンして行き、
誤差拡散する周辺画素は注目画素の周り(1画素の隙間
もない)の画素となっている。交互駆動方式に用いる画
像の記録するための各画素は、主走査方向の隣の画素は
0データになっていなければならず、誤差を拡散すべき
画素が隣りではないことになってしまう。
【0035】また、交互駆動方式に用いる画像の記録す
るための各画素の最も隣接する画素は、注目画素の斜め
下の画素となり、誤差を最も拡散する画素は、注目画素
のスキャン方向の画素ではなくなってしまう。このた
め、交互駆動方式を適用する記録エンジンに入力する画
素データに従来の誤差拡散処理を行なった場合、量子化
誤差がうまく拡散されず、マクロ領域として捉えた画像
の階調は維持されなくなってしまう。
【0036】次に、本発明の第1、第2の実施の形態に
ついて詳細に説明する。
【0037】図8は、第1の実施の形態に係る画像処理
方法の流れを概略的に示したフローチャートである。ま
ず、スキャナ部1、入力補正部2、色補正部3を経て、
YMCあるいはYMCKに分解された単色の原画像デー
タの各画素を、所望のデータ処理を行なった後、千鳥状
配列に並び換える(ステップS1)。次に、千鳥状配列
に並べられた各画素を主走査方向、副走査方向に一列の
ライン状に並び換える処理を行ない(ステップS2)、
その後、前述したような量子化処理・誤差拡散処理を行
なう(ステップS3)。最後に、誤差拡散処理を行なっ
た各画素を元の千鳥状配列に並び換えて(ステップS
4)、処理を終了する。
【0038】ここで、第2の実施の形態に係る画像処理
方法の流れは、図8の流れとほぼ同じであり、画素を千
鳥状配列に並び換える前のデータ処理が違うのみである
ので、同じ例を使って説明する。なお、図9には、第2
の実施の形態に係る画像処理方法の流れを概略的に示し
たフローチャートを示してある。
【0039】図10は、図8および図9の処理を画素に
適用した場合の一例を示してある。図中の小さな四角
は、各画素を示してあり、その四角内の数字記号は、副
走査方向のライン番号と主走査方向の画素番号を示して
いる。たとえば、「11」は副走査方向1番目のライン
の主走査方向1番目の画素を示す。
【0040】同図(a)の原画像データの各画素を同図
(b)のように千鳥状配列に並び換えを行なう。このと
き、奇数番目の副走査方向ラインの偶数番目の主走査方
向画素と、偶数番目の副走査方向ラインの奇数番目の主
走査方向画素のデータを「0」にすることで千鳥状配列
を実現している。
【0041】また、奇数番目の副走査方向ラインの奇数
番目の主走査方向画素のデータは、第1、第2の実施の
形態で異なった処理を行なっている。第1の実施の形態
の画像処理方法では、奇数番目の副走査ラインの奇数番
目の主走査方向画素のデータ値は、元の画像の画素と同
じ値となるようにする。たとえば、処理後の画素「1
1」のデータ値「11′」は、元の画像の画素「11」
のデータ値「11」と同じにする。すなわち、「1
2」、「14」、「21」、「23」の画素の情報は破
棄される。
【0042】また、第2の実施の形態の画像処理方法で
は、奇数番目の副走査方向ラインの奇数番目の主走査方
向画素のデータ値は、その主走査方向の隣りの画素のデ
ータとの平均値とする。すなわち、処理後の画素「1
1」のデータ値「11′」は、元の画像の画素「1
1」、「12」のデータ値を足し合わせて、「2」で割
った値(11′=(11+12)/2)とする。こうす
ることで、画素「12」の情報が画素「11」に半分残
されることになる。
【0043】次に、千鳥状に配列された各画素を1列に
並び換える処理を行なうが、0データとした奇数番目の
副走査方向ラインの偶数番目の主走査方向画素に、その
副走査方向の下の画素を並び換えることにより実現す
る。たとえば、同図(c)のように、画素「12」には
画素「22」、画素「21」には画素「31」、という
ように、画素が一列に並ぶように配列する。同図(c)
のように、主走査方向、副走査方向共に1列にライン状
に並んだ画素データに対しては、前述の誤差拡散処理を
行なうことができる。処理後の各画素を同図(d)に示
した。
【0044】最後に、誤差拡散処理を行なった同図
(d)の画素を、同図(e)のように、元の千鳥状配列
に並び換えを行ない、一連の処理が終了する。
【0045】上述のように、各画素を千鳥状に配列した
後、ライン状に一列に並び換え、誤差拡散処理行なった
後、千鳥状配列に戻すという簡単な処理を行なうことに
より、量子化誤差が周辺画素にうまく拡散し、マクロ領
域として捉えた場合の画像の階調が維持され、入力画像
に忠実な多階調画像を出力することができる。
【0046】次に、本発明の第3の実施の形態について
詳細に説明する。
【0047】図11は、第3の実施の形態に係る画像処
理方法の流れを概略的に示したフローチャートである。
まず、スキャナ部1、入力補正部2、色補正部3を経
て、YMCあるいはYMCKに分解された単色の原画像
データの各画素を、所望のデータ処理を行なった後、千
鳥状配列に並び換える(ステップS11)。このとき、
千鳥状に配列する前の画素への処理は、上述の第1の実
施の形態または第2の実施の形態のどちらの方法を用い
てもよい。すなわち、奇数番目の副走査方向ラインの偶
数番目の主走査方向画素のデータ値は、その主走査方向
に隣りの画素のデータ値との平均値でもよいし、その画
素の値そのままでもよい。
【0048】次に、各画素が千鳥状配列に並べられた画
像データに対して、画像の中心を軸として、本例では時
計回り方向に45度回転するように各画素を並び換え、
副走査方向の反対側に、本例では偶数番目の副走査方向
ラインを奇数番目の副走査方向ラインに置き換えて、千
鳥状に並べられた各画素を主走査方向、副走査方向に一
列のライン状に並び換える処理を行なう(ステップS1
2)。
【0049】次に、前述したような量子化処理・誤差拡
散処理を行なう(ステップS13)。最後に、誤差拡散
処理を行なった画像データを45度逆回転、つまり反時
計回り方向に45度回転させることにより、各画素を元
の千鳥状配列に並び換えて(ステップS14)、処理を
終了する。
【0050】図12、図13は、図11の処理を画素に
適用した場合の一例を示してある。まず、図12(a)
の原画像データの各画素を図12(b)のように千鳥状
配列に並び換えを行なう。次に、図12(c)のよう
に、画像の中心を軸として時計回り方向に45度回転す
るように各画素を並び換える。これにより、画素「1
1」は、画像を45度回転したときの主走査方向幅の中
心位置に移動する。「31」、「22」、「13」の画
素は副走査方向の2ライン目に、画素「22」を画素
「11」と同じ位置として、画素「31」と画素「1
3」を左右に割り振る。すなわち、[(副走査方向ライ
ン番号+主走査方向ライン番号)/2]の副走査方向ラ
インに画素を移動する。
【0051】このような画素の並び換えを行なうと、図
12(c)のように、画素が1列にライン状に並び換え
ることができ、前述の誤差拡散処理を行なうことができ
る。処理後の各画素を図13(a)に示した。最後に、
誤差拡散処理を行なった図13(a)の画素を図13
(b)のように、図12(c)とは逆方向に45度回転
させることにより、元の千鳥状配列に並び換えを行な
い、一連の処理が終了する。
【0052】上述のように、画素を千鳥状に配列した
後、画像を45度回転して、画素をライン状に一列に並
び換え、誤差拡散処理を行なった後、45度逆回転させ
ることにより、千鳥状配列に戻すという簡単な処理を行
なうことにより、量子化誤差が周辺画素にうまく拡散
し、マクロ領域として捉えた場合の画像の階調が維持さ
れ、入力画像に忠実な多階調画像を出力することができ
る。
【0053】次に、本発明の第4の実施の形態について
詳細に説明する。
【0054】第4の実施の形態は、スキャナ部1で画像
を読取る際に、主走査方向と副走査方向の解像度を例え
ば2対1として読込みを行なう。詳しくは、主走査方向
を400dpiの解像度としたとき、副走査方向はその
半分の200dpiの解像度で読取る。ここで、本実施
の形態では、主走査方向の解像度を高くしているが、副
走査方向の解像度を高くしてもよい。その場合は、後述
する千鳥状配列に並び換えをする方向を逆にすればよ
い。
【0055】図14は、主走査方向の解像度を副走査方
向の解像度の倍にしたときの画像の画素データ配列を示
している。副走査方向の解像度を半分にしているため、
ライン数が主走査方向の画素数の半分になっている。こ
の画素配列に対して、第4の実施の形態に係る画像処理
方法を適用する。
【0056】図15は、第4の実施の形態に係る画像処
理方法の流れを概略的に示したフローチャートである。
本実施の形態では、原画像の画素に直接、誤差拡散処理
を行なった後、千鳥状配列に並び換えを行なう。すなわ
ち、まず、スキャナ部1、入力補正部2、色補正部3を
経て、YMCあるいはYMCKに分解された単色の原画
像データの各画素に対して、前述の量子化処理および誤
差拡散処理を行なう(ステップS21)。
【0057】次に、各画素を千鳥状配列に並び換えを行
なうが、奇数番目の副走査方向ラインの偶数番目の主走
査方向画素を、低い解像度で読込んだ方向、本実施の形
態では副走査方向に移動して、実現する(ステップS2
2)。
【0058】図16は、図15の処理を画素に適用した
場合の一例を示してある。まず、同図(a)の原画像デ
ータの各画素を同図(b)のように量子化処理および誤
差拡散処理を行なう。次に、同図(c)に示すように、
副走査方向ラインを1ライン移動して、1ライン間隔に
並べ、空白のライン部に、主走査方向1画素おきにドッ
トを下げていく。
【0059】たとえば、画素「2X」は画素「3X」
へ、画素「3X」は画素「4X」へと移動した後、画素
「12」は画素「22」、画素「14」は画素「2
4」、というように移動して千鳥状配列にする。このと
き、図17に示すように、副走査方向ライン数は、原画
像のライン数の2倍となってしまうが、記録する解像度
を高い方に合わせてやれば(本実施の形態では主走査方
向解像度の400dpi)、画像サイズが変化すること
はない。
【0060】このような千鳥状配列方法にすることで、
情報を失う画素がなくなるため、たとえば、電子透かし
などの画像データに情報を埋め込むようなものに対して
も、その情報を失うことなく、保存することができる。
【0061】また、原画像は1列のライン状に配列され
ているため、上述の量子化・誤差拡散処理を行なえる。
したがって、交互駆動であっても、量子化誤差が周辺画
素にうまく拡散し、マクロ領域として捉えた場合の画像
の階調が維持され、入力画像に忠実な多階調画像を出力
することができる。
【0062】上述のように、原画像の画素に直接、誤差
拡散処理を行なった後、千鳥状配列に並び換えを行なう
という簡単な処理を行なうことにより、交互駆動であっ
ても量子化誤差が周辺画素にうまく拡散し、マクロ領域
として捉えた場合の画像の階調が維持され、入力画像に
忠実な多階調画像を出力することができる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、交
互駆動方法に対しても誤差拡散処理などの疑似階調方式
を適用でき、入力画像に忠実な多階調画像を出力するこ
とができ、良好で階調性豊かなカラー画像を得ることが
できる画像処理方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理方法が適用される画像処
理装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】本発明に係る誤差拡散の拡散係数を説明する
図。
【図3】本発明に係る量子化処理・誤差拡散処理を行な
った場合の画素データの一例を示す図。
【図4】サーマルヘッドの発熱体を交互駆動したときの
ドットの配置例を示す概略図。
【図5】サーマルヘッドの発熱体と熱転写インクリボン
のインク層内での温度分布を示す概略図。
【図6】本発明に係る画像データの画素配列を示す概略
図。
【図7】本発明に係る画像データの画素配列を示す概略
図。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理方法
の流れを概略的に示したフローチャート。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る画像処理方法
の流れを概略的に示したフローチャート。
【図10】本発明の第1、第2の実施の形態に係る画像
処理を画素に適用した場合の画素配列を示す概略図。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る画像処理方
法の流れを概略的に示したフローチャート。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る画像処理を
画素に適用した場合の画素配列を示す概略図。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る画像処理を
画素に適用した場合の画素配列を示す概略図。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係る画像データ
の画素配列を示す概略図。
【図15】本発明の第4の実施の形態に係る画像処理方
法の流れを概略的に示したフローチャート。
【図16】本発明の第4の実施の形態に係る画像処理を
画素に適用した場合の画素配列を示す概略図。
【図17】本発明の第4の実施の形態に係る画像データ
の画素配列を示す概略図。
【符号の説明】
1…スキャナ部、2…入力補正部、3…色補正部、4…
多値誤差拡散処理部、5…エンジン部、6…ドット、7
…発熱体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C066 AB03 AC01 CC05 CC06 CC14 CD04 CD10 CD19 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CC01 CE13 CH08 5C074 AA02 BB13 DD04 DD06 FF05 HH02 HH04 5C077 LL09 LL19 MP01 MP08 NN11 PP46 PQ12 SS02 TT04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発熱体をライン状に配列してなる
    ライン形のサーマルヘッドを用いて熱転写記録を行なう
    熱転写記録方式に用いる画像処理方法であって、 記録する原画像データに対して、偶数番目と奇数番目の
    画素の濃度データを記録ラインごとに交互に記録しない
    データに置き換える第1のステップと、 この第1のステップにより処理された画像データに対し
    て、前記記録しないデータに置き換えた画素の前記サー
    マルヘッドの発熱体並び方向あるいはそれと直行する方
    向に対する隣の画素を前記記録しないデータに置き換え
    た画素の位置に並び換えることにより、ライン状に画素
    を並び換える第2のステップと、 この第2のステップにより処理された画像データに対し
    て、各画素ごとに量子化し、あらかじめ設定された量子
    化誤差を拡散する周辺画素の範囲と周辺画素ごとの拡散
    係数とから、前記量子化した画素の周辺画素に対し誤差
    拡散処理を行なう第3のステップと、 この第3のステップにより処理された画像データに対し
    て、各画素の位置を前記第1のステップで処理された後
    の位置に戻す処理を行なう第4のステップと、を具備し
    たことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 複数の発熱体をライン状に配列してなる
    ライン形のサーマルヘッドを用いて熱転写記録を行なう
    熱転写記録方式に用いる画像処理方法であって、 記録する原画像データに対して、前記サーマルヘッドの
    発熱体並び方向あるいはそれと直行する方向に隣り合う
    2つの画素の濃度データの平均値を1つの画素の濃度デ
    ータに対応させ、もう1つの画素の濃度データを記録し
    ないデータに置き換え、前記濃度データを記録しないデ
    ータに置き換えた画素の位置を記録ラインごとに交互に
    偶数番目と奇数番目に割り振る第1のステップと、 この第1のステップにより処理された画像データに対し
    て、前記記録しないデータに置き換えた画素の前記隣り
    合う2つの画素と直行する方向に対する隣りの画素を前
    記記録しないデータに置き換えた画素の位置に並び換え
    ることにより、ライン状に画素を並び換える第2のステ
    ップと、 この第2のステップにより処理された画像データに対し
    て、各画素ごとに量子化し、あらかじめ設定された量子
    化誤差を拡散する周辺画素の範囲と周辺画素ごとの拡散
    係数とから、前記量子化した画素の周辺画素に対し誤差
    拡散処理を行なう第3のステップと、 この第3のステップにより処理された画像データに対し
    て、各画素の位置を前記第1のステップで処理された後
    の位置に戻す処理を行なう第4のステップと、 を具備したことを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 複数の発熱体をライン状に配列してなる
    ライン形のサーマルヘッドを用いて熱転写記録を行なう
    熱転写記録方式に用いる画像処理方法であって、 記録する原画像データに対して、偶数番目と奇数番目の
    画素の濃度データを記録ラインごとに交互に記録しない
    データに置き換える第1のステップと、 この第1のステップにより処理された画像データに対し
    て、画像の中心を軸として画像が所定の角度回転するよ
    うに各画素を並び換える第2のステップと、 この第2のステップにより処理された画像データに対し
    て、あらかじめ設定された量子化閾値と量子化レベルと
    に基づき各画素ごとに量子化し、あらかじめ設定された
    量子化誤差を拡散する周辺画素の範囲と周辺画素ごとの
    拡散係数とから、前記量子化した画素の周辺画素に対し
    誤差拡散処理を行なう第3のステップと、 この第3のステップにより処理された画像データに対し
    て、前記回転方向とは逆の方向に回転させることによ
    り、各画素の位置を前記第1のステップで処理された後
    の位置に戻す処理を行なう第4のステップと、 を具備したことを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の角度は45度であることを特
    徴とする請求項3記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 複数の発熱体をライン状に配列してなる
    ライン形のサーマルヘッドを用いて熱転写記録を行なう
    熱転写記録方式に用いる画像処理方法であって、 前記サーマルヘッドの発熱体並び方向とそれに直行する
    方向とで、解像度を変えて読込んだ原画像データに対し
    て、あらかじめ設定された量子化閾値と量子化レベルと
    に基づき各画素ごとに量子化し、あらかじめ設定された
    量子化誤差を拡散する周辺画素の範囲と周辺画素ごとの
    拡散係数とから、前記量子化した画素の周辺画素に対し
    誤差拡散処理を行なう第1のステップと、 この第1のステップにより処理された画像データに対し
    て、偶数番目と奇数番目の画素を読込み解像度が低い方
    向に交互に移動させ、各画素が千鳥状配列になるように
    並び換えることにより、前記並び換えた画素の元の位置
    の濃度データを記録しないデータにする第2のステップ
    と、 を具備したことを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記原画像データは、前記サーマルヘッ
    ドの発熱体並び方向とそれに直行する方向とで解像度を
    1対2として読込んだものであることを特徴とする請求
    項5記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 前記記録しないデータとは「0」のデー
    タであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のい
    ずれか1つに記載の画像処理方法。
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