JP2002325760A5

JP2002325760A5 -

Info

Publication number: JP2002325760A5
Application number: JP2001396041A
Authority: JP
Filing date: 2001-12-27
Publication date: 2005-07-21

Claims

回転ガントリー（１２）で相互に対向しており、放射線源から患者を通過する放射線が検出器アレイに衝突するように機器構成されている放射線源（１４）および検出器アレイ（１８）を有するコンピュータ断層（ＣＴ）撮像システム（１０）により、患者（２２）の容積を撮像するためにコンピュータを制御する方法であって、この方法は、
第１の投影データを取得するために第１の全視野（ＦＯＶ）スキャンにより患者の容積をスキャンする工程と、
第２の投影データを取得するために第２の限定ＦＯＶスキャンにより患者の小容積をスキャンする工程と、
患者の動きに起因する第１の投影データと第２の投影データとの間のシフト量を評価する工程と、
前記評価されたシフト量に従って第１の投影データを第２の投影データとブレンディングして前記第２のスキャンの投影を評価する工程とを含むことを特徴とするＣＴの撮像方法。
第１のスキャンと第２のスキャンとの間に患者（２２）に造影剤を注入する工程をさらに含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
コンピュータ断層撮像システム（１０）はプレペイシャントコリメータをさらに備えており、患者（２２）の小容積をスキャンする前記工程は、患者の領域Ｒ_ｃだけが放射線に被曝されるように放射線源（１４）からの放射線（１６）をコリメートする工程を含み、領域Ｒ_ｃは第１の全視野スキャンの間に被曝される患者の領域よりも小さいことを特徴とする請求項１記載の方法。
第１の投影データと第２の投影データとの間のシフト量を評価する工程は、第１の投影データおよび第２の投影データのモーメントを決定することを含むことを特徴とする請求項３記載の方法。
モーメントを決定する前記工程は、限定されたＦＯＶの内側の第１の投影データの第１のモーメントおよび第２のモーメントを決定し、第２の投影データの第１のモーメントおよび第２のモーメントを決定する工程を含むことを特徴とする請求項４記載の方法。
第１の投影データは第１の数の検出器チャネルに対応するデータよりなり、第２の投影データは第２の数の検出器チャネルに対応するデータよりなり、
さらに、モーメントを決定する前記工程は、第２の投影データおよび第１の投影データについて同じ数のチャネルについて実行されることを特徴とする請求項５記載の方法。
領域Ｒ_ｃは検出器チャネルγ_Ｌ≦γ＜γ_Ｈによって定義され、第２のスキャンについてのモーメントを決定する前記工程は、領域γ_Ｌ＋η≦γ＜γ_Ｈ＋ηについて一連の第１および第２のモーメントを決定することを含み、ここで、−η_Ｓ≦η≦η_Ｓであり、η_Ｓはサーチ領域を定義するパラメータであることを特徴とする請求項５記載の方法。
ビューごとのηの変化に所定の限界を置く工程をさらに含むことを特徴とする請求項７記載の方法。
第１の投影データを第２の投影データとブレンディングする前記工程は、

ここに、

そして、

であり、δはブレンディング領域の幅を定義するパラメータである、として記述される投影Ｐ（γ）を生成するためにブレンディングする工程を含むことを特徴とする請求項７記載の方法。
第１のスキャンと第２のスキャンとの間に患者（２２）に造影剤を注入する工程をさらに含むことを特徴とする請求項９記載の方法。
領域Ｒ_ｃが患者（２２）の心臓を含むことを特徴とする請求項１０記載の方法。
回転ガントリー（１２）で相互に対向しており、放射線源から患者（２２）を通過する放射線（１６）が検出器アレイに衝突するように機器構成されている放射線源（１４）および検出器アレイ（１８）を有するコンピュータ断層（ＣＴ）撮像システム（１０）であって、前記撮像システムは、さらに、請求項１、３、４、５、６、７、９のいずれか一に記載の工程を実行するように機器構成されていることを特徴とする撮像システム。