JP2002324734A - アルミ電解コンデンサー用ゲル状電解質形成組成物及びアルミ電解コンデンサー用ゲル状電解質の製造方法 - Google Patents

アルミ電解コンデンサー用ゲル状電解質形成組成物及びアルミ電解コンデンサー用ゲル状電解質の製造方法

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JP2002324734A
JP2002324734A JP2001127951A JP2001127951A JP2002324734A JP 2002324734 A JP2002324734 A JP 2002324734A JP 2001127951 A JP2001127951 A JP 2001127951A JP 2001127951 A JP2001127951 A JP 2001127951A JP 2002324734 A JP2002324734 A JP 2002324734A
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Japan
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gel electrolyte
electrolytic capacitor
forming composition
electrolyte
aluminum electrolytic
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JP2001127951A
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English (en)
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Atsushi Yamashita
篤 山下
Takeshi Fukuda
武司 福田
Kimihiro Watanabe
公浩 渡邉
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゲル状電解質中の重合体成分に対する電解液の
含有量、即ち電解液保持率が高く、従ってイオン伝導性
が高く、しかも従来の製造工程をほぼそのまま使用して
アルミ電解コンデンサーの製造が可能であるゲル状電解
質形成組成物及び該ゲル状電化質形成用組成物を使用し
たアルミ電解コンデンサー用ゲル状電解質の製造方法を
提供する。 【解決手段】重合性モノマー、電解液、及びラジカル重
合開始剤を含有し、前記ラジカル重合開始剤は10時間
半減期温度が50℃〜170℃であるアルミ電解コンデ
ンサー用ゲル状電解質形成組成物とする。アルミ電解コ
ンデンサー用ゲル状電解質の製造方法においては、該ゲ
ル状電解質形成組成物を使用し、加熱工程を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミ電解コンデ
ンサー用ゲル状電解質形成組成物及びアルミ電解コンデ
ンサー用ゲル状電解質の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に製造されているアルミ
電解コンデンサーは、有機溶剤に電解質を溶解した電解
液を使用するものであり、金属製のケース内にゴムシー
ル材等のシール材料を使用して封入されていた。
【0003】しかるに、使用中に、アルミ電解コンデン
サーには、定格より高い電圧が印加される場合があり、
かかる場合にはコンデンサーの温度が上昇して、電解液
を構成する有機溶剤の蒸気圧が高くなり、また電気化学
反応によって水素ガスも発生してコンデンサーの内圧が
上昇する。その結果、コンデンサーの内圧がケースやシ
ールの耐圧限界を超えると、有機溶剤がガス化して水素
ガスと共に噴出するという問題があった。
【0004】また液状の電解液は、形状保持性がなく、
製品の耐漏液性に特別の配慮も必要であり、改善が求め
られていた。
【0005】耐漏液性を改善し、かつ加工の自由度を維
持する技術として電解液を非流動化して上記の要請に対
応する方法があり、架橋したビニル系重合体と電解液を
混合してゲル状電解質とする技術が、特開平5−325
986号公報において開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示された
ゲル状電解質は、重合体を合成した後、精製・乾燥し、
しかる後に電解液を混合するものである。この技術は、
以下の問題点を有している。 (1)ゲル状電解質中の電解液保持率が重合体成分に対
して6〜7倍が限度であって比抵抗の高いポリマー成分
の比率が高く、このためイオン伝導性が低く、コンデン
サー用のゲル状電解質として満足できるものではない。 (2)重合体を製造した後に電解液を混合するため、ゲ
ル状電解質を製造するための製造工程が多く、煩雑であ
り、アルミ電解コンデンサーに適用するには、その種類
に応じて別途サイズの異なるものを製造する必要がある
など、コンデンサーのサイズ変動への対応の自由度が小
さい。
【0007】コンデンサーの製造、加工工程において
は、サイズ、形状の異なるコンデンサーの製造に任意に
対応でき、加工の自由度が高いことから、電極やセパレ
ーターを、所定の構成にてケース内に配設した後に電解
液を所定の空隙に流し込んで密封することによってコン
デンサーが製造されている。ゲル状電解質を使用する場
合においても、同様な自由度の高い加工性が要求され
る。しかるに上記の特開平5−325986号公報記載
の技術ではかかる要請に対応できない。
【0008】本発明の目的は、ゲル状電解質中の重合体
成分に対する電解液の含有量、即ち電解液保持率が高
く、従ってイオン伝導性が高く、耐熱形状安定性を有
し、しかも従来の製造工程をほぼそのまま使用してアル
ミ電解コンデンサーの製造が可能であるゲル状電解質形
成組成物及び該ゲル状電解質形成組成物を使用したアル
ミ電解コンデンサー用ゲル状電解質の製造方法を提供す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のアルミ電解コン
デンサー用ゲル状電解質形成組成物は、重合性モノマ
ー、電解液、及びラジカル重合開始剤を含有し、前記ラ
ジカル重合開始剤は10時間半減期温度が70℃〜15
0℃であることを特徴とする。
【0010】ゲル状電解質形成組成物を上記の構成とす
ることにより、アルミ電解コンデンサーの製造工程にお
いて、従来の電解液と同様に取り扱うことができ、アル
ミ電解コンデンサーの製造において行われる50〜17
0℃、一般的には80〜130℃の加熱により、ゲル状
電解質を形成することができる。
【0011】ラジカル重合開始剤の10時間半減期温度
が50℃未満では、流通過程で夏場などにおいて液温が
上昇すると重合反応が起こって粘度上昇やゲル化が起こ
る場合があり、170℃を超えると、コンデンサーを構
成する部材の耐熱性の見直しや加熱工程の変更が必要と
なり、好ましくない。
【0012】ラジカル重合開始剤の10時間半減期温度
は、100〜150℃であることが、ゲル状電解質形成
組成物の保存安定性とゲル化速度の速さのバランスの観
点から、より好ましい。
【0013】ラジカル重合開始剤の10時間半減期温度
とは、ラジカル重合開始剤を一定温度に加熱して保持し
た場合に、その量が10時間で1/2となる温度をい
い、実測も可能である(日本油脂社、有機過酸化物カタ
ログ)が、半減期を表わす式t 1/2 =(1/kd )ln
2及びArrheniusの式を使用し、高分子データ
ハンドブック(培風館)記載の開始剤の分解速度定数の
データを使用して計算可能である。
【0014】本発明のアルミ電解コンデンサー用ゲル状
電解質形成組成物においては、前記重合性モノマーと前
記電解液とが、電解液/重合性モノマー重量比=6/1
〜15/1にて配合されていることが好ましい。
【0015】電解液/重合性モノマー重量比が6/1未
満の場合には、得られるゲル状電解質のイオン伝導性が
十分ではなくなり、15/1を超えると漏液などの問題
が発生する場合が生じる。
【0016】また本発明のアルミ電解コンデンサー用ゲ
ル状電解質の製造方法は、アルミニウム箔を加工して電
極材とし、該電極材を成形して電極とする電極製造工
程、少なくとも電極をケース内に配設する組立工程、ゲ
ル状電解質形成組成物を含浸する含浸工程、及び加熱工
程とを有し、前記含浸工程は、電極組立工程の後もしく
は組立工程の後に設けられており、前記加熱工程は50
℃〜170℃にて加熱するものであり、前記ゲル状電解
質形成組成物は、重合性モノマー、電解液、及びラジカ
ル重合開始剤を含有し、前記ラジカル重合開始剤は10
時間半減期温度が50℃〜170℃であり、前記加熱工
程にてゲル化してゲル状電解質を形成することを特徴と
する。
【0017】上述の製造方法により、従来の電解液を使
用した製造工程を大きく変更することなく、アルミ電解
コンデンサー内にてイオン伝導性に優れたゲル状電解質
を形成することができる。
【0018】前記含浸工程は、減圧工程を伴うことが好
ましい。コンデンサー内部の電極間等の電解質の必要な
部分に空気を排除してゲル状電解質形成組成物を充填す
ることができる。
【0019】上述の製造方法においては、前記重合性モ
ノマーと前記電解液が、電解液/重合性モノマー重量比
=6/1〜15/1にて配合されていることが好まし
い。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に使用する原料について説
明する。本発明のゲル状電解質を構成する重合性成分と
しては、アクリル系のモノビニルモノマーとアクリル系
のポリビニルモノマーとを使用する。電解液保持率を高
くすることができるという観点から、モノビニルモノマ
ー、ポリビニルモノマーは、それぞれ下記に例示の化合
物を主成分として使用することが好ましい。(メタ)ア
クリレートは、アクリレート、メタクリレートのいずれ
でもよいことを意味する。
【0021】[A]アクリル系のモノビニルモノマーと
しては、アルキル(メタ)アクリレート、アルコキシポ
リエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、アシ
ルポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート等
のポリオキシアルキレンポリオールのモノ(メタ)アク
リレート等が好適な化合物として例示される。
【0022】アルキル(メタ)アクリレートを構成する
アルキル基としては、具体的には、メチル、エチル、n
−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、
t−ブチル、n−,i−,並びにneo−ペンチル、n
−ヘキシル、シクロヘキシル、n−オクチル、2−エチ
ルヘキシル、ラウリル、ステアリル等のアルキル基が例
示される。
【0023】疎水性の、ゲルを形成する場合には、アル
キルモノ(メタ)アクリレートはアルキル基の炭素数が
3以上のアルキルモノ(メタ)アクリレートを主成分と
することが好ましい。
【0024】親水性の大きなゲルを形成するときは、モ
ノビニルモノマーは水酸基含有モノ(メタ)アクリレー
ト、カルボキシル基含有モノ(メタ)アクリレートの少
なくとも1種を主成分として含み、ポリビニルモノマー
は2官能以上の(メタ)アクリレートを主成分として含
む。
【0025】疎水性のゲルとするか、溶媒親和性の大き
なゲルとするかは、用途などに応じて適宜選択される。
【0026】水酸基含有モノ(メタ)アクリレートとし
ては、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、具体
的には、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、
ヒドロキシブチルメタクリレートなどが例示され、ヒド
ロキシアルキル(メタ)アクリレートにエチレンオキサ
イドを開環付加させた構造を有する水酸基末端ポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレートを使用するこ
とが、使用有機溶剤との親和性が高く、電解液保持率の
高いゲル状電解質が得られる点で好ましい。
【0027】カルボキシル基含有モノ(メタ)アクリレ
ートとしては、アクリル酸、メタクリル酸の少なくとも
1種が使用される。
【0028】アルコキシポリエチレングリコール(メ
タ)アクリレートを構成するポリエチレングリコール
(PEG)は、エチレンオキサイドの繰り返し単位数が
1〜70のものが使用される。分子量が大きくなりすぎ
るとゲル強度が低下する。
【0029】[B]アクリル系のポリビニルモノマーと
しては、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ウレタン基含有ポリエチレングリコール(メタ)ア
クリレート等のポリオキシエチレン単位を有する多官能
の(メタ)アクリレートを主成分として使用する。
【0030】ウレタン基を含有ジ(メタ)アクリレート
は、ジイソシアネート化合物等のポリイソシアネート化
合物、活性水素基を有する(メタ)アクリレート、並び
に必要に応じて平均分子量が400〜4000のポリヒ
ドロキシ化合物、好ましくはPEG、を使用して、以下
に例示の方法により製造される。
【0031】(1)2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト等の活性水素基(H* )を有する(メタ)アクリレー
トとジイソシアネート化合物をNCO/H* 当量比=2
にて反応させて、イソシアネート基含有中間体を合成
し、このイソシアネート基含有中間体とポリヒドロキシ
化合物とをNCO/OH当量比=1にて反応させる。 (2)ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
トとポリイソシアネート化合物をNCO/OH当量比=
1にて反応させる。
【0032】本発明のゲル状電解質形成組成物は、ウレ
タン基含有ジ(メタ)アクリレートを合成した後にモノ
ビニルモノマーと混合して製造してもよく、モノビニル
モノマー中でウレタン基を含有ジ(メタ)アクリレート
を合成してもよい。
【0033】ポリビニルモノマーとして使用するポリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレートないしポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレートに使用され
るポリエチレングリコールは、平均分子量が400〜4
000のものが使用される。分子量が大きくなりすぎる
とゲル強度が低下する。
【0034】本発明のゲル状電解質形成組成物の1成分
としては、必要に応じて、本発明のゲル状電解質の特性
を著しく損なわない範囲で必要に応じて他のビニルモノ
マーを併用することは、ゲル状電解質の特性の調整の自
由度が高まり、好ましい。かかるモノマーとしては、公
知の化合物が特に限定なく使用可能であり、具体的に
は、スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン系モノ
マー、塩化ビニル等のハロゲン化ビニル、ビニルエーテ
ル類、酢酸ビニルなどのビニルアルコール誘導体、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、ジビニルベンゼ
ンなどの2官能以上のモノマー等が例示される。これら
のビニルモノマーは単独で使用してもよく、2種以上を
併用してもよい。
【0035】10時間半減期温度が50〜170℃であ
るラジカル重合開始剤としては、ベンゾイルパーオキサ
イド、メチルエチルケトンパーオキサイド、t−ブチル
パーオキシピバレート、ジクミルパーオキサイド、ジt
−ブチルパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキ
サイド、t−ブチルパーオキシベンゾエート等の過酸化
物系重合開始剤、2,2’−アゾビス(2−イソブチロ
ニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、
2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カル
ボニトリル)等のアゾ系重合開始剤等が使用できる。こ
れらのラジカル重合開始剤は単独で使用してもよく、2
種以上を併用してもよい。
【0036】これらの熱重合開始剤の添加量は、ゲル状
電解質が得られる限り限定されるものではないが、電解
質としての電気特性の観点より一般的には反応性成分に
対して0.1〜5重量%である。
【0037】ラジカル重合開始剤は、ゲル状電解質形成
組成物に当初から添加しておいてもよく、使用前に添加
してもよい。
【0038】電解液を構成する有機溶剤は電解質を必要
濃度まで溶解可能なものを使用する。具体的にはカーボ
ネート系溶剤、ラクトン系溶剤、アルコール系溶剤等の
極性の高い、好ましくは常温で液状の有機溶剤が使用さ
れる。
【0039】カーボネート系溶剤としては、エチレンカ
ーボネート、プロピレンカーボネート等が例示される。
【0040】ラクトン系溶剤としては、具体的にはγ−
ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラク
トン、3−メチル−1,3−オキサゾリジン−2−オ
ン、3−エチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン等
が例示される。
【0041】アルコール系溶剤としては、常温で液状の
アルコール類は限定なく使用可能であり、n−ブタノー
ル、i−ブタノール、メチルセロソルブ等のモノアルコ
ール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
エチレングリコール等の多価アルコール類が例示され
る。
【0042】アルミ電解コンデンサー用のゲル状電解質
としては、γ−ブチロラクトン等のラクトン系溶剤ない
しエチレングリコール等のアルコール系溶剤の使用が特
に好ましい。2種以上の有機溶剤を併用する場合には、
混合物が常温で液状であることも好ましい。
【0043】上記の溶剤には、必要に応じてその特性を
損なわない範囲で他の有機溶剤を添加してもよい。かか
る有機溶剤としては、N−メチルピロリドン等のピロリ
ドン系溶剤、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド等のアミド系溶剤、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、ジブ
チルエーテル等のエーテル系溶剤、アセトニトリル、3
−メトキシプロピオニトリル等のニトリル系溶剤、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等のイミダゾリジ
ノン系溶剤、スルフォラン、3−メチルスルフォラン等
のスルフォラン系溶剤等が挙げられる。これらは単独で
使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
これら非水溶剤の内、カーボネート系溶剤、エーテル系
溶剤および環状エーテル系溶剤の使用が特に好ましい。
【0044】本発明のゲル状電解質形成組成物、ゲル状
電解質の構成成分である電解質は、得られるゲル状電解
質の用途等により、アルカリ金属塩、第4級アンモニウ
ム塩、アルカリ土類金属塩等の公知の電解質から限定な
く適宜選択される。
【0045】具体的には、アルカリ金属塩としては、例
えば、LiClO4 、LiSCN、LiBF4 、LiA
sF6 、LiCF3 SO3 、NaI、NaSCN、Na
ClO4 、NaBF4 、NaAsF6 、KSCN等が挙
げられる。第4級アンモニウム塩としては、(CH3
4 NBF4 、(C254 NBF4 、(n−C4
94 NBF4 、(C254 NBr、(C25
4 NClO4 、(n−C 494 NClO4 等が挙げ
られる。また、アルカリ土類金属塩としては、例えば、
Mg(ClO42 、Ca(ClO42 、Mg(BF
42 、Ca(BF42 、フタル酸イミダゾリウム
塩、フタル酸第4級アンモニウム塩等の多塩基酸第4級
アンモニウム塩が挙げられる。これら電解質は単独で使
用してもよく、また2種以上を併用することもできる。
【0046】電解質の有機溶剤への添加量は、電解質と
しての機能を果たす限り特に限定されず、電解質の溶剤
への溶解度にも左右されるが、有機溶剤に対して0.5
〜2mol/Lであり、好ましくは0.7〜1.5mo
l/Lである。
【0047】アルミ電解コンデンサーの製造工程の例を
図1に示した。図1(A)は、アルミニウム箔11にリ
ード線12に接続された端子13を固定して電極材とす
る工程を示したものである。陽極のアルミニウム箔は、
通常高純度アルミニウムを使用し、表面をエッチングし
て酸化皮膜を形成する。陰極のアルミニウム箔は、陽極
に要求されるほど高純度は必要ではなく、酸化皮膜は形
成しておく方が好ましい。
【0048】図1は、アルミニウム箔11にリード線1
2に接続された端子13を固定して電極材とする工程を
示したものである。陽極のアルミニウム箔は、通常高純
度アルミニウムを使用し、表面をエッチングして酸化皮
膜を形成する。陰極のアルミニウム箔は、陽極に要求さ
れるほど高純度は必要ではなく、酸化皮膜は形成してお
く方が好ましい。
【0049】図2は、電極材11A,11Cを、セパレ
ーター15を挟んで巻回して電極形状に成形する電極製
造工程を示したものである。図3は、得られた電極16
の例である。
【0050】本発明のゲル状電解質を使用する場合、電
極間の間隔を保持する部材を使用すれば、ゲル化した後
は、ゲル状電解質がセパレーターとしての機能も果たす
ため、セパレーターを使用しなくてもよい。
【0051】また、セパレーターを使用する場合、含浸
工程は、単1工程ではなく、セパレーターに対してゲル
状電解質形成組成物を別途含浸させる含浸工程を設けた
ものであってもよい。
【0052】図4は、リード線12を有する電極16を
ケース19内に収容し、ゴムシール材18を被せる工程
を示したものである。
【0053】含浸工程は、電極16を形成した後、ケー
スに収容する前、図3の後、もしくは電極をケースに収
容した後、加熱工程の前に行われる。
【0054】加熱工程は、50〜170℃の範囲、一般
的には80〜130℃程度にて1時間程度行われる。ゲ
ル状電解質形成組成物は、この間に重合反応が完了する
ようにラジカル重合開始剤の選択、添加量の調整等を行
うすことが好ましい。
【0055】アルミ電解コンデンサー20は、ケース1
9をかしめにより封止して形成される(図5)。
【0056】
【実施例】以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実
施例等について説明する。
【0057】(実施例1)メトキシポリエチレングリコ
ールモノメタクリレート(商品名:ライトエステル13
0MA,ポリエチレングリコールの重合度=9、共栄社
化学製)0.25g、n−ブチルメタクリレート(ナカ
ライ製)0.07g、ポリエチレングリコールジメタク
リレート(商品名:ライトエステル 9EG,ポリエチ
レングリコールの重合度=9、共栄社化学製)0.5g
を室温で混合して、重合性成分であるモノマー組成物A
を得た。上記の重合性成分A 0.82gに、γ−ブチ
ロラクトン(GBL)に電解質としてフタル酸イミダゾ
リウム塩を1mol/Lとなるように溶解した電解液7
g(電解液/重合性モノマー重量比=8.5/1)、ラ
ジカル重合を開始剤としてt−ブチルパーオキシベンゾ
エート(商品名:パーブチルZ,日本油脂製)0.02
gを添加してゲル状電解質形成組成物(a)を得た。得
られたゲル状電解質形成組成物(a)は、100℃にて
1時間加熱することにより、ゲル状電解質を形成するも
のであった。得られたゲル状電解質は、イオン伝導度
は、5.2×10-3S/cm(20℃)であり、良好な
イオン伝導性を示した。また、このゲル状電解質を12
5℃、1000時間の耐熱性試験を行ったところ、試験
後においてもゲル形状は保持されており、高い耐熱形状
安定性を示した。
【0058】(実施例2)メトキシポリエチレングリコ
ールモノメタクリレート(商品名:ブレンマーPME−
400、ポリエチレングリコールの重合度=9、日本油
脂製)0.25g,n−ブチルメタクリレート(ナカラ
イ製)0.07g、ポリエチレングリコールジメタクリ
レート(商品名:ブレンマーPDE−400、ポリエチ
レングリコールの重合度=9、日本油脂製)0.5gを
室温で混合して、重合性成分であるモノマー組成物Bを
得た。上記の重合性成分B 0.82gに、GBLに電
解質としてフタル酸イミダゾリウム塩を1mol/Lと
なるように溶解した電解液7g(電解液/重合性モノマ
ー重量比=8.5/1)、ラジカル重合開始剤としてパ
ーブチルZを0.02g添加してゲル状電解質形成組成
物(b)を得た。得られたゲル状電解質形成組成物
(b)は、100℃にて1時間加熱することにより、ゲ
ル状電解質を形成するものであった。得られたゲル状電
解質のイオン伝導度は、5.3×10-3S/cm(20
℃)であり、良好なイオン伝導性を示した。またこのゲ
ル状電解質を125℃、1000時間の耐熱性試験を行
ったところ、試験後においてもゲル形状は保持されてお
り、高い耐熱形状安定性を示した。
【0059】コンデンサー中のセパレーターを使用せず
に形成した空隙に本実施例のゲル状電解質形成組成物を
流し込んで加熱・硬化させたところ、イオン伝導度は、
9.3×10-3S/cm(20℃)まで向上した。
【0060】(実施例3)ポリエチレングリコールモノ
メタクリレート(商品名:ブレンマーPE−200,日
本油脂製)0.91g、ポリエチレングリコールジメタ
クリレート(商品名:ライトエステル 9EG,共栄社
化学製)0.09gを混合して、重合性成分であるモノ
マー組成物Cを得た。上記の重合性成分C 1gに、エ
チレングリコールに電解質としてフタル酸第4級アンモ
ニウム塩を1mol/Lとなるように溶解した電解液7
g(電解液/重合性モノマー重量比=7/1)、ラジカ
ル重合開始剤としてt−ブチルパーオキシベンゾエート
(商品名:パーブチルZ,日本油脂製)0.02gを添
加してゲル状電解質形成組成物(c)を得た。得られた
ゲル状電解質形成組成物(c)は、125℃にて1時間
加熱することにより、ゲル状電解質を形成するものであ
った。得られたゲル状電解質のイオン伝導度は、9.2
×10-4S/cm(20℃)であり、良好なイオン伝導
性を示した。また、このゲル状電解質を125℃、10
00時間の耐熱性試験を行ったところ、試験後において
もゲル形状は保持されており、高い耐熱形状安定性を示
した。
【0061】(実施例4)ポリエチレングリコールモノ
メタクリレート(商品名:ブレンマーPE−200,日
本油脂製)0.96g、グリセリンジメタクリレート
(商品名:ライトエステル G−101P,共栄社化学
製)0.04gを混合して、重合性成分であるモノマー
組成物Dを得た。上記の重合性成分D 1gに、エチレ
ングリコールに電解質としてフタル酸第4級アンモニウ
ム塩を1mol/Lとなるように溶解した電解液7g
(電解液/重合性モノマー重量比=7/1)、ラジカル
重合開始剤としてパーブチルZ,0.02gを添加して
ゲル状電解質形成組成物(d)を得た。得られたゲル状
電解質形成組成物(d)は、125℃にて1時間加熱す
ることにより、ゲル状電解質を形成するものであった。
得られたゲル状電解質のイオン伝導度は、9.5×10
-4S/cm(20℃)であり、良好なイオン伝導性を示
すものであった。またこのゲル状電解質を125℃、1
000時間の耐熱性試験を行ったところ、試験後におい
てもゲル形状は保持されており、高い耐熱形状安定性を
示した。
【0062】(実施例5)0.92gのブレンマーPE
−200、トリメチロールプロパントリメタクリレート
(商品名:ライトエステル TMP,共栄社化学製)
0.08gを混合して、重合性モノマー組成物Eを得
た。上記の重合性モノマー組成物E 1gに、エチレン
グリコールに電解質としてフタル酸第4級アンモニウム
塩を1mol/Lとなるように溶解した電解液7g(電
解液/重合性モノマー重量比=7/1)、ラジカル重合
開始剤としてパーブチルZ,0.02gを添加してゲル
状電解質形成組成物(e)を得た。得られたゲル状電解
質形成組成物(e)は、125℃にて1時間加熱熱する
ことにより、ゲル状電解質を形成するものであった。得
られたゲル状電解質のイオン伝導度は、9.3×10-4
S/cm(20℃)であり、良好なイオン伝導性を示し
た。またこのゲル状電解質を125℃、1000時間の
耐熱性試験を行ったところ、試験後においてもゲル形状
は保持されており、高い耐熱形状安定性を示した。
【0063】(実施例6)メタクリル酸0.76gとポ
リエチレングリコールジメタクリレート(商品名:ライ
トエステル 9EG,共栄社化学製)0.24gを混合
して、重合性成分である重合性モノマー組成物Fを得
た。上記の重合性成分F 1gに、エチレングリコール
に電解質としてフタル酸第4級アンモニウム塩を1mo
l/Lとなるように溶解した電解液7g(電解液/重合
性モノマー重量比=7/1)、ラジカル重合を開始剤と
してパーブチルZ,0.02gを添加してゲル状電解質
形成組成物(f)を得た。得られたゲル状電解質形成組
成物(f)は、125℃にて1時間加熱することによ
り、ゲル状電解質を形成するものであった。得られたゲ
ル状電解質のイオン伝導度は、9.7×10-4S/cm
(20℃)であり、良好なイオン伝導性を示した。また
このゲル状電解質を125℃、1000時間の耐熱性試
験を行ったところ、試験後においてもゲル形状は保持さ
れており、高い耐熱形状安定性を示した。
【0064】(実施例7)メトキシポリエチレングリコ
ールモノメタクリレート(商品名:ブレンマーPME−
400,ポリエチレングリコールの重合度=9,日本油
脂製)0.5g、ポリエチレングリコールグジメタクリ
レート(商品名:ブレンマーPDE−400,ポリエチ
レングリコールの重合度=9,日本油脂製)0.5gを
混合して、重合性成分であるモノマー組成物Gを得た。
上記の重合性成分G 1gに、GBLに電解質としてフ
タル酸イミダゾリウム塩を1mol/Lとなるように溶
解した電解液8g(電解液/重合性モノマー重量比=8
/1)、ラジカル重合開始剤として2,2−アゾビスイ
ソブチロニトリルを0.02g添加してゲル状電解質形
成組成物(g)を得た。得られたゲル状電解質形成組成
物(g)は、80℃にて1時間加熱することにより、ゲ
ル状電解質を形成するものであった。得られたゲル状電
解質のイオン伝導度は、5.0×10-3S/cm(20
℃)であり、良好なイオン伝導性を示すものであった。
またこのゲル状電解質を125℃、1000時間の耐熱
性試験を行ったところ、試験後においてもゲル形状は保
持されており、高い耐熱形状安定性を示した。
【0065】(実施例8)ポリエチレングリコールモノ
メタクリレート(商品名:ブレンマーPE−200,ポ
リエチレングリコールの重合度=9,日本油脂製)0.
9g、ポリエチレングリコールグジメタクリレート(商
品名:ブレンマーPDE−400,ポリエチレングリコ
ールの重合度=9,日本油脂製)0.1gを混合して、
重合性成分であるモノマー組成物Hを得た。上記の重合
性成分H 1gに、GBLに電解質としてフタル酸イミ
ダゾリウム塩を1mol/Lとなるように溶解した電解
液8g(電解液/重合性モノマー重量比=8/1)、ラ
ジカル重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイドを
0.02g添加してゲル状電解質形成組成物(h)を得
た。得られたゲル状電解質形成組成物(h)は、90℃
にて1時間加熱することにより、ゲル状電解質を形成す
るものであった。得られたゲル状電解質のイオン伝導度
は、5.1×10-3S/cm(20℃)であり、良好な
イオン伝導性を示すものであった。またこのゲル状電解
質を125℃、1000時間の耐熱性試験を行ったとこ
ろ、試験後においてもゲル形状は保持されており、高い
耐熱形状安定性を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】アルミニウム箔に端子を固定して電極材とする
工程を示した図
【図2】電極材を、セパレーターを挟んで巻回して電極
形状に成形する電極製造工程を示した図
【図3】電極の例を示した図
【図4】リード線を有する電極をケース内に収容し、ゴ
ムシール材を被せる工程を示した図
【図5】アルミ電解コンデンサーの構成を示した図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 公浩 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 4J011 CA05 CA08 CC01 PA06 PA09 PA14 PA36 PA43 PB27 PC02 PC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合性モノマー、電解液、及びラジカル
    重合開始剤を含有し、前記ラジカル重合開始剤は10時
    間半減期温度が50℃〜170℃であることを特徴とす
    るアルミ電解コンデンサー用ゲル状電解質形成組成物。
  2. 【請求項2】 前記重合性モノマーと前記電解液が、電
    解液/重合性モノマー重量比=6/1〜15/1にて配
    合されている請求項1に記載のアルミ電解コンデンサー
    用ゲル状電解質形成組成物。
  3. 【請求項3】 アルミニウム箔を加工して電極材とし、
    該電極材を電極形状に成形して電極とする電極製造工
    程、少なくとも前記電極をケース内に配設する組立工
    程、ゲル状電解質形成組成物を含浸する含浸工程、及び
    加熱工程とを有し、 前記含浸工程は、電極製造工程の後もしくは前記組立工
    程の後に設けられており、前記加熱工程は50℃〜17
    0℃にて加熱するものであり、 前記ゲル状電解質形成組成物は、重合性モノマー、電解
    液、及びラジカル重合開始剤を含有し、前記ラジカル重
    合開始剤は10時間半減期温度が50℃〜170℃であ
    り、前記加熱工程にてゲル化してゲル状電解質を形成す
    るものであることを特徴とするアルミ電解コンデンサー
    用ゲル状電解質の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記含浸工程は、減圧工程を伴うことを
    特徴とする請求項3に記載のアルミ電解コンデンサー用
    ゲル状電解質の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記重合性モノマーと前記電解液が、電
    解液/重合性モノマー重量比=6/1〜15/1にて配
    合されている請求項3又は4に記載のアルミ電解コンデ
    ンサー用ゲル状電解質の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7978457B2 (en) 2006-11-21 2011-07-12 Panasonic Corporation All-solid-state electric double layer capacitor
US11527365B2 (en) * 2016-06-29 2022-12-13 Sanyo Chemical Industries, Ltd. Electrolytic solution for electrolytic capacitor, and electrolytic capacitor

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US7978457B2 (en) 2006-11-21 2011-07-12 Panasonic Corporation All-solid-state electric double layer capacitor
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