JP2002324344A - スピンドルモータのターンテーブル及びその製造方法 - Google Patents
スピンドルモータのターンテーブル及びその製造方法Info
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- JP2002324344A JP2002324344A JP2001127077A JP2001127077A JP2002324344A JP 2002324344 A JP2002324344 A JP 2002324344A JP 2001127077 A JP2001127077 A JP 2001127077A JP 2001127077 A JP2001127077 A JP 2001127077A JP 2002324344 A JP2002324344 A JP 2002324344A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で、スピンドルモータのターンテ
ーブルよりクランパーを吸引保持するリングマグネット
の離脱を確実に防止する。 【解決手段】 ターンテーブル2はスピンドルモータの
シャフト1に固着され、有底環状溝4にはリング状マグ
ネット3が嵌挿されている。このリング状マグネット3
は、環状穴5を内周壁を形成するボス部2bに嵌挿固着
されたスリーブ5により固定されている。
ーブルよりクランパーを吸引保持するリングマグネット
の離脱を確実に防止する。 【解決手段】 ターンテーブル2はスピンドルモータの
シャフト1に固着され、有底環状溝4にはリング状マグ
ネット3が嵌挿されている。このリング状マグネット3
は、環状穴5を内周壁を形成するボス部2bに嵌挿固着
されたスリーブ5により固定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク保持用の
クランパーを吸着するスピンドルモータのターンテーブ
ルに関する。
クランパーを吸着するスピンドルモータのターンテーブ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ディスクを載置して回転させ
るスピンドルモータのターンテーブルに於いて、スピン
ドルモータのシャフトに扁平なターンテーブルを固定
し、このターンテーブルの媒体載置面に記録ディスクを
載置して回転し、媒体に対して情報を書き込み又は読み
出していた。然し乍ら、記録ディスクを載置したターン
テーブルは、高速で回転するので、ディスクに僅かな面
内の重心のずれや反り等が有ると遠心力によって該面内
に於けるディスクの回転中心がずれ、やがてピックアッ
プが該ディスクのトラックより離脱してしまう。それ
故、記録ディスクの拘束力をより増す為に、ターンテー
ブルの中央部に有底環状穴を設け、その有底環状穴の底
部にリング状マグネットを嵌挿して接着し、磁性体から
なるクランパーをリング状マグネットで吸引し記録ディ
スクをリング状マグネットの方向に圧接していた。
るスピンドルモータのターンテーブルに於いて、スピン
ドルモータのシャフトに扁平なターンテーブルを固定
し、このターンテーブルの媒体載置面に記録ディスクを
載置して回転し、媒体に対して情報を書き込み又は読み
出していた。然し乍ら、記録ディスクを載置したターン
テーブルは、高速で回転するので、ディスクに僅かな面
内の重心のずれや反り等が有ると遠心力によって該面内
に於けるディスクの回転中心がずれ、やがてピックアッ
プが該ディスクのトラックより離脱してしまう。それ
故、記録ディスクの拘束力をより増す為に、ターンテー
ブルの中央部に有底環状穴を設け、その有底環状穴の底
部にリング状マグネットを嵌挿して接着し、磁性体から
なるクランパーをリング状マグネットで吸引し記録ディ
スクをリング状マグネットの方向に圧接していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、このように
構成されたディスククランプ機構を備えたターンテーブ
ルでは、記録ディスク着脱時の磁気吸引作用による衝撃
の発生、又は、スピンドルモータの高速回転による振動
や衝撃発生等により、接着部は、接着剤の量、硬化時
間、加工圧、温度等の接着条件により接着強度が変わり
環状穴の底部に固着されたリング状マグネットが環状穴
の底部から剥がれてしまう危険性がある。又、有底環状
穴の外壁にターンテーブルと一体に形成される押え爪
は、形状的に制約が有り、許容応力にも限界が生じ、前
記の振動や衝撃に耐えられなくなって破壊されたり、環
状穴の底部に嵌着されたリング状マグネットが環状穴の
底部から脱離されてしまう危険性がある。このように、
リング状マグネットがターンテーブルの環状穴から離脱
すると、クランプ機能が不完全になり、記録ディスクか
らデータが読み取れなくなってしまったり、記録ディス
クが機器から取り出せなくなったり、記録ディスクが損
傷する恐れがあった。
構成されたディスククランプ機構を備えたターンテーブ
ルでは、記録ディスク着脱時の磁気吸引作用による衝撃
の発生、又は、スピンドルモータの高速回転による振動
や衝撃発生等により、接着部は、接着剤の量、硬化時
間、加工圧、温度等の接着条件により接着強度が変わり
環状穴の底部に固着されたリング状マグネットが環状穴
の底部から剥がれてしまう危険性がある。又、有底環状
穴の外壁にターンテーブルと一体に形成される押え爪
は、形状的に制約が有り、許容応力にも限界が生じ、前
記の振動や衝撃に耐えられなくなって破壊されたり、環
状穴の底部に嵌着されたリング状マグネットが環状穴の
底部から脱離されてしまう危険性がある。このように、
リング状マグネットがターンテーブルの環状穴から離脱
すると、クランプ機能が不完全になり、記録ディスクか
らデータが読み取れなくなってしまったり、記録ディス
クが機器から取り出せなくなったり、記録ディスクが損
傷する恐れがあった。
【0004】そこで、本発明は、上記の問題点を解決し
て、簡単な構造で有るが堅牢で、常に安定し信頼性の有
るクランプ力を維持出来るディスククランプ機構を備え
たターンテーブルを提供しようというものである。
て、簡単な構造で有るが堅牢で、常に安定し信頼性の有
るクランプ力を維持出来るディスククランプ機構を備え
たターンテーブルを提供しようというものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するに
は、請求項1に記載の発明のように、中央部に形成した
穴の底部にリング状マグネットを備えたスピンドルモー
タのターンテーブルに於いて、該リング状マグネット
は、該リング状マグネットの中心孔周辺部を機械的手段
により固定したことにより達成出来る。尚、請求項2に
記載の発明のように、前記機械的手段は、前記穴を環状
穴として該環状穴の内周壁を外周部とするボス部の該外
周部に該リング状マグネットの中心孔周辺部を押圧する
ようにスリーブを嵌挿し固着することにより達成出来
る。
は、請求項1に記載の発明のように、中央部に形成した
穴の底部にリング状マグネットを備えたスピンドルモー
タのターンテーブルに於いて、該リング状マグネット
は、該リング状マグネットの中心孔周辺部を機械的手段
により固定したことにより達成出来る。尚、請求項2に
記載の発明のように、前記機械的手段は、前記穴を環状
穴として該環状穴の内周壁を外周部とするボス部の該外
周部に該リング状マグネットの中心孔周辺部を押圧する
ようにスリーブを嵌挿し固着することにより達成出来
る。
【0006】又、請求項3に記載の発明のように、前記
リング状マグネットは、該穴の中心孔に挿通された該モ
ータシャフトの端部に圧入された金属材料よりなるスリ
ーブの機械的手段により固定したことにより達成出来
る。
リング状マグネットは、該穴の中心孔に挿通された該モ
ータシャフトの端部に圧入された金属材料よりなるスリ
ーブの機械的手段により固定したことにより達成出来
る。
【0007】前述のターンテーブルの製造は、請求項1
0の発明のように、片側端部に円盤状のフランジを有す
るスリーブにリング状マグネットを固着するとともに、
該ターンテーブルを挿通した該モータシャフトの端部に
圧入することにより達成出来る。
0の発明のように、片側端部に円盤状のフランジを有す
るスリーブにリング状マグネットを固着するとともに、
該ターンテーブルを挿通した該モータシャフトの端部に
圧入することにより達成出来る。
【0008】従って、本発明は、簡単な構造で有るが堅
牢で、常に安定し信頼性の有るクランプ力を維持出来る
ディスククランプ機構を備えたターンテーブルを提供し
ようというものである。
牢で、常に安定し信頼性の有るクランプ力を維持出来る
ディスククランプ機構を備えたターンテーブルを提供し
ようというものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
を示すターンテーブルの断面図である。図2は、図1に
示したスリーブを説明する外観斜視図である。図1に於
いて、スピンドルモータのシャフト1にはターンテーブ
ル2が固着され、ターンテーブル2の中央部に形成され
た有底環状穴4にはリング状マグネット3が嵌挿されて
いる。このリング状マグネット3は、環状穴4の内周壁
を外周部とするボス部2bを嵌挿し固着したスリーブ5
により固定されている。尚、ターンテーブルの材質はこ
こでは合成樹脂製よりなるが、金属製であれば剛性及び
加工精度面で合成樹脂製より優れた特性を得ることが出
来る。
に従って説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
を示すターンテーブルの断面図である。図2は、図1に
示したスリーブを説明する外観斜視図である。図1に於
いて、スピンドルモータのシャフト1にはターンテーブ
ル2が固着され、ターンテーブル2の中央部に形成され
た有底環状穴4にはリング状マグネット3が嵌挿されて
いる。このリング状マグネット3は、環状穴4の内周壁
を外周部とするボス部2bを嵌挿し固着したスリーブ5
により固定されている。尚、ターンテーブルの材質はこ
こでは合成樹脂製よりなるが、金属製であれば剛性及び
加工精度面で合成樹脂製より優れた特性を得ることが出
来る。
【0010】尚、図2は樹脂又は金属等からなるスリー
ブ5の外観を示す斜視図である。この、ボス部2bとス
リーブ5の固着は、圧入又は圧入と接着剤の併用、又は
超音波接合等により行う。従って、リングマグネット3
を環状穴4の底部に接着等をしなくてもリングマグネッ
ト3を確実に環状穴5の底部に固定しておくことが出来
る。更に、スリーブ5はシャフト1の端部側5aが細く
なるようテーパーが付けられているので、中心孔を有す
るクランパー金具の凸部(特に図示しない)をリング状
マグネット3の有る環状穴4に確実に引き寄せ嵌挿させ
るガイドの役割を持たせることが出来る。
ブ5の外観を示す斜視図である。この、ボス部2bとス
リーブ5の固着は、圧入又は圧入と接着剤の併用、又は
超音波接合等により行う。従って、リングマグネット3
を環状穴4の底部に接着等をしなくてもリングマグネッ
ト3を確実に環状穴5の底部に固定しておくことが出来
る。更に、スリーブ5はシャフト1の端部側5aが細く
なるようテーパーが付けられているので、中心孔を有す
るクランパー金具の凸部(特に図示しない)をリング状
マグネット3の有る環状穴4に確実に引き寄せ嵌挿させ
るガイドの役割を持たせることが出来る。
【0011】図3は、本発明の第2の実施の形態を示す
ターンテーブルの断面図である。図4は、図3に示した
スリーブを説明する外観斜視図である。図3に於いて、
合成樹脂よりなるターンテーブル6はスピンドルモータ
のシャフト1に固着され、ディスクが載置される側には
凹状穴7が設けられている。又リング状マグネット10
を固着した非金属材料からなり一端にフランジ8aを有
するスリーブ8は、前記凹状穴7の底部に圧接するよう
にシャフト1に圧入されている。尚、リングマグネット
10とスリーブ8との固着は、リング状マグネット10
の中央孔部10aをスリーブ8の円筒部8bに圧入し固
着している。尚、固着の他の方法としては、リング状マ
グネット10の中央孔部10aとスリーブ8の円筒部8
bを接着剤で接着するか、リング状マグネット10の平
面部をスリーブ8のフランジ部8aに接着するか、又は
この接着と前記の圧入を併用して固定してもよい。
ターンテーブルの断面図である。図4は、図3に示した
スリーブを説明する外観斜視図である。図3に於いて、
合成樹脂よりなるターンテーブル6はスピンドルモータ
のシャフト1に固着され、ディスクが載置される側には
凹状穴7が設けられている。又リング状マグネット10
を固着した非金属材料からなり一端にフランジ8aを有
するスリーブ8は、前記凹状穴7の底部に圧接するよう
にシャフト1に圧入されている。尚、リングマグネット
10とスリーブ8との固着は、リング状マグネット10
の中央孔部10aをスリーブ8の円筒部8bに圧入し固
着している。尚、固着の他の方法としては、リング状マ
グネット10の中央孔部10aとスリーブ8の円筒部8
bを接着剤で接着するか、リング状マグネット10の平
面部をスリーブ8のフランジ部8aに接着するか、又は
この接着と前記の圧入を併用して固定してもよい。
【0012】尚、スリーブ8は非金属材料で形成されて
いるので、リング状マグネット10を接着剤で接着した
強度と信頼性は、合成樹脂でなるターンテーブル面に該
リング状マグネットを接着した場合よりも格段に高いも
のが得られる。又、金属材料からなるスリーブ8は、シ
ャフト1に圧入されているので、樹脂よりなるターンテ
ーブル6のシャフト1からの抜け防止の機能も持ち、又
シャフト1はスピンドルモータを構成するローターヨー
ク9に圧入固着されているので、スリーブ8をターンテ
ーブル6に圧接するように圧入すればターンテーブル6
は常に安定した位置を保つことが出来る。
いるので、リング状マグネット10を接着剤で接着した
強度と信頼性は、合成樹脂でなるターンテーブル面に該
リング状マグネットを接着した場合よりも格段に高いも
のが得られる。又、金属材料からなるスリーブ8は、シ
ャフト1に圧入されているので、樹脂よりなるターンテ
ーブル6のシャフト1からの抜け防止の機能も持ち、又
シャフト1はスピンドルモータを構成するローターヨー
ク9に圧入固着されているので、スリーブ8をターンテ
ーブル6に圧接するように圧入すればターンテーブル6
は常に安定した位置を保つことが出来る。
【0013】図5は、本発明の第3の実施の形態を示す
ターンテーブルの断面図である。この発明の構成は基本
的に前記第2の実施の形態と同じであるが、異なる部分
は前記第2の形態の構成に於いて、リング状マグネット
10を接着剤による接着、又は圧入をしないでスリーブ
8の円筒部8bに嵌挿し、円筒端部8cをかしめてリン
グ状マグネット10の外周縁部を固定したものである。
このかしめによる固着法は、接着にかかる作業や接着放
置時間の中止、及びかしめによる周縁部面を押さえるこ
とによる固着の信頼性の向上が得られる。
ターンテーブルの断面図である。この発明の構成は基本
的に前記第2の実施の形態と同じであるが、異なる部分
は前記第2の形態の構成に於いて、リング状マグネット
10を接着剤による接着、又は圧入をしないでスリーブ
8の円筒部8bに嵌挿し、円筒端部8cをかしめてリン
グ状マグネット10の外周縁部を固定したものである。
このかしめによる固着法は、接着にかかる作業や接着放
置時間の中止、及びかしめによる周縁部面を押さえるこ
とによる固着の信頼性の向上が得られる。
【0014】図6は、本発明の第4の実施の形態を示す
ターンテーブルの断面図である。図7は、図6に示した
スリーブを説明する一部切断した外観斜視図である。
尚、この発明の基本的構成は、第2の実施例と同じであ
る。図6において、リング状マグネット12を固着した
非磁性金属材料からなるフランジ11aの外周縁部に円
筒部11bを有するスリーブ11は、前記凹状穴7の底
部に圧接されるようにシャフト1に圧入されている。
尚、リング状マグネット12とスリーブ11との固着
は、リング状マグネット11をスリーブ11の円筒部1
1bに嵌着して該スリーブ11の円筒部端部11cをか
しめリング状マグネット12の外周縁部を固着してい
る。
ターンテーブルの断面図である。図7は、図6に示した
スリーブを説明する一部切断した外観斜視図である。
尚、この発明の基本的構成は、第2の実施例と同じであ
る。図6において、リング状マグネット12を固着した
非磁性金属材料からなるフランジ11aの外周縁部に円
筒部11bを有するスリーブ11は、前記凹状穴7の底
部に圧接されるようにシャフト1に圧入されている。
尚、リング状マグネット12とスリーブ11との固着
は、リング状マグネット11をスリーブ11の円筒部1
1bに嵌着して該スリーブ11の円筒部端部11cをか
しめリング状マグネット12の外周縁部を固着してい
る。
【0015】図8は、本発明の第5の実施の形態を示す
ターンテーブルの断面図である。図9は、図8に示した
スリーブを説明する一部切断した外観斜視図である。
尚、この発明の基本的構成は、第2の実施例と同じであ
る。図8に於いて、リング状マグネット15を固着した
非磁性金属材料からなるフランジ14aの外周縁部に円
筒部14bを有するスリーブ14は、前記凹状穴7の底
部に圧接されるようにシャフト1に圧入されている。こ
の、リング状マグネット15とスリーブ14との固着
は、リング状マグネット15をスリーブ14のフランジ
円筒部14b内に嵌着して円筒部端部14dをかしめリ
ング状マグネット15の外周縁部を固着している。尚、
同時にスリーブ14の端部14cをかしめリング状マグ
ネット15の内周縁部を押さえればリング状マグネット
15は更に強力に固定する事が出来る。
ターンテーブルの断面図である。図9は、図8に示した
スリーブを説明する一部切断した外観斜視図である。
尚、この発明の基本的構成は、第2の実施例と同じであ
る。図8に於いて、リング状マグネット15を固着した
非磁性金属材料からなるフランジ14aの外周縁部に円
筒部14bを有するスリーブ14は、前記凹状穴7の底
部に圧接されるようにシャフト1に圧入されている。こ
の、リング状マグネット15とスリーブ14との固着
は、リング状マグネット15をスリーブ14のフランジ
円筒部14b内に嵌着して円筒部端部14dをかしめリ
ング状マグネット15の外周縁部を固着している。尚、
同時にスリーブ14の端部14cをかしめリング状マグ
ネット15の内周縁部を押さえればリング状マグネット
15は更に強力に固定する事が出来る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明のように、中央部に形成した穴の底部にリング状マ
グネットを備えたスピンドルモータのターンテーブルに
於いて、該リング状マグネットは、該リング状マグネッ
トの中心孔周辺部を機械的手段により固定したことによ
りモータ駆動中及びクランパーの引き外し時に於いても
不意にリング状マグネットが離脱することを防止出来、
又信頼性の高いスピンドルモータのターンテーブルを提
供出来る。尚、請求項2に記載の発明のように、前記機
械的手段は、前記穴を環状穴として該環状穴の内周壁を
外周部とするボス部の該外周部に該リング状マグネット
の中心孔周辺部を押圧するようにスリーブを嵌挿し固着
することにより確実に固定出来る。
発明のように、中央部に形成した穴の底部にリング状マ
グネットを備えたスピンドルモータのターンテーブルに
於いて、該リング状マグネットは、該リング状マグネッ
トの中心孔周辺部を機械的手段により固定したことによ
りモータ駆動中及びクランパーの引き外し時に於いても
不意にリング状マグネットが離脱することを防止出来、
又信頼性の高いスピンドルモータのターンテーブルを提
供出来る。尚、請求項2に記載の発明のように、前記機
械的手段は、前記穴を環状穴として該環状穴の内周壁を
外周部とするボス部の該外周部に該リング状マグネット
の中心孔周辺部を押圧するようにスリーブを嵌挿し固着
することにより確実に固定出来る。
【0017】又、請求項3に記載の発明のように、前記
リング状マグネットは、該穴の中心孔に挿通された該モ
ータシャフトの端部に圧入された非磁性金属材料よりな
るスリーブの機械的手段により固定したことにより、モ
ータ駆動中及びクランパーの引き外し時に於いても不意
にリング状マグネットが離脱することを防止出来、又信
頼性の高いスピンドルモータのターンテーブルを提供出
来る。
リング状マグネットは、該穴の中心孔に挿通された該モ
ータシャフトの端部に圧入された非磁性金属材料よりな
るスリーブの機械的手段により固定したことにより、モ
ータ駆動中及びクランパーの引き外し時に於いても不意
にリング状マグネットが離脱することを防止出来、又信
頼性の高いスピンドルモータのターンテーブルを提供出
来る。
【0018】又、前述のターンテーブルの製造は、請求
項10の発明のように、非磁性金属材料からなる端部に
フランジを有するスリーブにリング状マグネットを固着
するとともに、更に該ターンテーブルを挿通した該モー
タシャフトの端部に圧入することにより簡単に前記ター
ンテーブルを組み立てすることが出来る。
項10の発明のように、非磁性金属材料からなる端部に
フランジを有するスリーブにリング状マグネットを固着
するとともに、更に該ターンテーブルを挿通した該モー
タシャフトの端部に圧入することにより簡単に前記ター
ンテーブルを組み立てすることが出来る。
【0019】従って、本発明は、簡単な構造で有るが堅
牢で、常に安定し信頼性の有るクランプ力を維持出来る
ディスククランプ機構を備えたターンテーブルを提供す
ることが出来る。
牢で、常に安定し信頼性の有るクランプ力を維持出来る
ディスククランプ機構を備えたターンテーブルを提供す
ることが出来る。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すターンテーブ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図2】図1に示したスリーブを説明する外観図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すターンテーブ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図4】図3に示したスリーブを説明する外観図であ
る。
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すターンテーブ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示すターンテーブ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図7】図6に示したスリーブを説明する一部切断をし
た外観斜視図である。
た外観斜視図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態を示すターンテーブ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図9】図8に示したスリーブを説明する一部切断をし
た外観斜視図である。
た外観斜視図である。
1 シャフト 2、6 ターンテーブル 3 リング状マグネット 4 環状穴 5 スリーブ
Claims (10)
- 【請求項1】 中央部に形成した穴の底部にリング状マ
グネットを備えたスピンドルモータのターンテーブルに
於いて、該リング状マグネットは、該リング状マグネッ
トの中心孔周辺部を機械的手段によりターンテーブルに
固定したことを特徴とするスピンドルモータのターンテ
ーブル。 - 【請求項2】 前記機械的手段は、前記穴を環状穴とし
て該環状穴の内周壁を外周部とするボス部の該外周部に
該リング状マグネットの中心孔周辺部を押圧するように
スリーブを嵌挿し固着したことを特徴とする請求項1に
記載のスピンドルモータのターンテーブル。 - 【請求項3】 中央部に形成した穴の底部にリング状マ
グネットを備えたスピンドルモータのターンテーブルに
於いて、該リング状マグネットは、該穴の中心孔に挿通
されたモータシャフトの端部に圧入された非磁性金属材
料よりなるスリーブにより固定したことを特徴とするス
ピンドルモータのターンテーブル。 - 【請求項4】 前記スリーブは、その一端にフランジを
有するスリーブとしたことを特徴とする請求項3に記載
のスピンドルモータのターンテーブル。 - 【請求項5】 前記スリーブは、フランジの外周縁に該
スリーブのシャフトに挿通される円筒部と同方向に立ち
上がった円筒状外側部を有するスリーブとしたことを特
徴とする請求項3に記載のスピンドルモータのターンテ
ーブル。 - 【請求項6】 前記スリーブは、フランジの外周縁に該
スリーブのシャフトに挿通される円筒部と反対方向に立
ち上がった円筒状外側部を有するスリーブとしたことを
特徴とする請求項3に記載のスピンドルモータのターン
テーブル。 - 【請求項7】 前記スリーブ及び、又はフランジにリン
グ状マグネットを接着により固定したことを特徴とする
請求項4乃至請求項6に記載のスピンドルモータのター
ンテーブル。 - 【請求項8】 前記スリーブの円筒部内にリング状マグ
ネットを圧入して固定したことを特徴とする請求項4乃
至請求項6に記載のスピンドルモータのターンテーブ
ル。 - 【請求項9】 前記スリーブの円筒部内にリング状マグ
ネットを嵌着し該円筒部の端部をかしめてリング状マグ
ネットの周縁部を固定したことを特徴とする請求項4乃
至請求項6に記載のスピンドルモータのターンテーブ
ル。 - 【請求項10】 中央部に形成した穴の底部にリング状
マグネットを備えたスピンドルモータのターンテーブル
の製造方法に於いて、前記穴の底部に前記リング状マグ
ネットを固定する機械的手段は、非磁性材から成り端部
にフランジを有するスリーブに該リング状マグネットを
固着するとともに該ターンテーブルを挿通し、更に該モ
ータシャフトに圧入したことを特徴とする請求項3に記
載のスピンドルモータのターンテーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001127077A JP2002324344A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | スピンドルモータのターンテーブル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001127077A JP2002324344A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | スピンドルモータのターンテーブル及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002324344A true JP2002324344A (ja) | 2002-11-08 |
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ID=18976009
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001127077A Pending JP2002324344A (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | スピンドルモータのターンテーブル及びその製造方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2002324344A (ja) |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001127077A patent/JP2002324344A/ja active Pending
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