JP2002324175A - 運送仲介方法 - Google Patents

運送仲介方法

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JP2002324175A
JP2002324175A JP2001128469A JP2001128469A JP2002324175A JP 2002324175 A JP2002324175 A JP 2002324175A JP 2001128469 A JP2001128469 A JP 2001128469A JP 2001128469 A JP2001128469 A JP 2001128469A JP 2002324175 A JP2002324175 A JP 2002324175A
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Yasuhiro Nishimura
泰洋 西村
Hajime Suetsugu
肇 末續
Koji Sugihara
孝司 杉原
Toshiyasu Kojima
利泰 児島
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運送サービスを受ける顧客の利便性や運送会
社側の運送効率を高め、運送サービスの低コスト化を図
ること。 【解決手段】 荷送人クライアント1001 により荷物
の運送条件を荷送人に入力させ、運送条件に合致する運
送会社毎の運賃を荷送人に提示し、複数の運送会社の中
から運送委託先としての運送会社を荷送人に選択させ、
選択された運送会社の運送会社クライアント3001
インターネット200を介して運送業務を発注するメイ
ン制御部530を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運送サービスを受
ける顧客(荷送人および荷受人)と複数の運送会社との
間の運送仲介を行う運送仲介方法に関するものであり、
特に、顧客の利便性や運送会社側の運送効率を高めるこ
とができ、運送サービスの低コスト化を図ることができ
る運送仲介方法に関するものである。
【0002】近時、荷物の運送を担う物流システムの発
達により、配達時間帯の指定サービスや、集荷サービス
が行われるようになり、顧客の利便性が格段に向上して
いる。その一方で、運送会社の顧客獲得競争も激化して
おり、運送会社各社では、運賃の値下げ、サービス内容
の拡充にしのぎを削っている。
【0003】しかしながら、従来では、運送会社毎に運
賃体系、サービス内容が多種多様化しているため、複数
の運送会社の中から顧客にとって最適な運送会社を選択
するのに時間、労力がかかるという問題があった。この
ことから、従来より、かかる問題を効果的に解決するた
めの手段、方法が切望されていた。
【0004】
【従来の技術】上述したように、従来の物流システムで
は、運送会社毎に運賃体系やサービス内容が多種多様化
している。従って、運送会社では、宣伝広告費用をかけ
て、運賃体系やサービス内容を各種電子メディア、紙メ
ディアを介して告知し、同業他社との差別化戦略を展開
している。
【0005】一方、荷物の運送を運送会社に委託する荷
送人は、緊急度、荷物の特性に応じて、運賃体系やサー
ビス内容を運送会社毎に個別に問い合わせ、最適と思わ
れる運送会社に対して当該荷物の運送業務を委託してい
る。
【0006】また、運送委託の際、荷送人は、当該荷物
の配送先である荷受人の名称、住所、電話番号や、荷送
人の名称、住所、電話番号や、希望配達日時、荷物情報
等を伝票(原票/送り状)に記入する必要がある。そし
て、上記伝票が付された荷物は、委託先の運送会社の担
当者により集荷された後、荷送人の住所を管轄する支店
から荷受人の住所を管轄する別の支店経由で、荷受人に
配達される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、従来では、荷送人が運賃体系やサービス内容を運
送会社毎に個別に問い合わせ、複数の運送会社の中から
最適と思われる運送会社を選択している旨を述べた。
【0008】ここで、荷送人が複数の運送会社に対して
個別に上記問い合わせを行うことは、時間と手間が非常
にかかる。従って、実際には、特定の運送会社に対して
継続的に運送業務を委託するのが通常である。
【0009】このことから、従来では、他の運送会社の
ほうが運賃が安価でサービス内容が充実している場合で
あっても、その事実を荷送人が知らないため損をすると
いう事態が頻繁に発生しているものと推察される。すな
わち、従来では、各運送会社に関する情報が散在してお
り、荷送人が有益な情報を効果的に得る手段が無いた
め、利便性が低いという問題があった。
【0010】また、従来では、運送会社に運送を委託す
る毎に、荷送人が伝票に荷送人情報、荷受人情報および
荷物情報等を記入しなければならず、委託数が増えるに
従って、伝票記入の手間がかかるという問題があった。
【0011】また、従来では、予め、荷受人に荷物の配
達日時を通知する手段を運送会社側で持っていないた
め、荷受人が当該配達日時を知っている場合に比べて、
荷受人の不在による再配達が多くなるため、運送効率が
上がらず、人件費が高くつくという問題があった。
【0012】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
運送サービスを受ける顧客の利便性や運送会社側の運送
効率を高めることができ、運送サービスの低コスト化を
図ることができる運送仲介方法を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、荷物の運送条件を荷送人に入力させる運
送依頼情報入力工程と、前記運送条件をキーとして、複
数の運送会社から提供されたそれぞれの運賃の情報を格
納する運賃情報データベースを検索し、検索結果として
運送会社毎の運賃を前記荷送人に提示する運賃提示工程
と、前記複数の運送会社の中から運送委託先としての運
送会社を前記荷送人に選択させる運送会社選択工程と、
前記荷送人により選択された前記運送会社へ運送業務を
発注する運送業務発注工程とを含むことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、荷送人により入力され
た運送条件をキーとして、運送会社毎の運賃を荷送人に
提示し、複数の運送会社の中から荷送人により選択され
た運送会社へ運送業務を発注するようにしたので、従来
のように荷送人が個別的に運送会社に問い合わせていた
場合に比べて、運送サービスを受ける荷送人の利便性を
高めることができるとともに、運賃比較による低コスト
化を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かる運送仲介方法の一実施の形態について詳細に説明す
る。
【0016】図1は、本発明にかかる一実施の形態の構
成を示すブロック図である。同図には、荷送人クライア
ント1001 〜100n 、運送会社クライアント300
1 〜300m 、荷受人クライアント4001 〜400s
および運送仲介装置500のそれぞれがインターネット
200に接続されてなる運送仲介システムが図示されて
いる。なお、同図においては、説明を簡単にするため
に、インターネット接続上必要な通信装置(ターミナル
アダプタ、ルータ、ファイアウォール等)の図示が省略
されている。
【0017】荷送人クライアント1001 〜100n
は、運送会社に荷物の発送を依頼する荷送人側にそれぞ
れ設置されたn台のコンピュータ装置であり、TCP/
IP(Transmission Control Protocol/Internet Proto
col)に従って、後述する運送仲介装置500にインタ
ーネット200を介してアクセスする。これらの荷送人
クライアント1001 〜100n のそれぞれは、コンピ
ュータ本体、ディスプレイ、キーボード、マウス等から
構成されている。同図では、荷送人クライアント100
1 は、荷送人としてのF株式会社に設置されている。
【0018】また、荷送人クライアント1001 〜10
n は、運送会社の選択、荷送人の住所、氏名等の詳細
情報の入力等に用いられる。さらに、荷送人クライアン
ト1001 〜100n には、メーラ(図示略)およびブ
ラウザが備えられている。このメーラは、図示しないメ
ールサーバを介して電子メールを送信/受信するための
機能を提供する。
【0019】この電子メールの送信/受信には、SMT
P(Simple Mail Transfer Protocol)やPOP3(Pos
t Office Protocol version 3)が利用される。ブラウ
ザは、運送仲介装置500により提供される各種画面
(図17〜図21参照)を閲覧するためのコンピュータ
プログラムである。
【0020】運送会社クライアント3001 〜300m
は、A運送会社〜Z運送会社にそれぞれ設置されたm台
のコンピュータ装置であり、TCP/IPに従って、後
述する運送仲介装置500にインターネット200を介
してアクセスする。これらの運送会社クライアント30
1 〜300m のそれぞれは、コンピュータ本体、ディ
スプレイ、キーボード、マウス等から構成されている。
また、運送会社クライアント3001 〜300m は、運
送仲介装置500への運送情報の登録や、運送依頼通知
の受信等に用いられる。
【0021】ここで、運送会社クライアント3001
300m は、A運送会社〜Z運送会社に独自に構築され
た運送管理システムにそれぞれ接続されている。この運
送管理システムは、運賃情報データベース、運送エリア
情報データベースや顧客情報データベース等に基づい
て、運送の受託、配車、管理等を行うためのシステムで
ある。また、運送会社クライアント3001 〜300m
は、上記運送管理システムで用いられる運送エリア情報
ファイル3101 〜310m を備えている。
【0022】図2は、図1に示した運送エリア情報ファ
イル3101 および3102 の構成を示す図である。運
送エリア情報ファイル3101 および3102 は、荷物
の集荷エリアおよび配達エリアを識別するための運送エ
リア情報から構成されている。すなわち、運送エリア情
報は、荷送人および荷受人の住所を含む地域を識別する
ための情報である。
【0023】具体的には、運送エリア情報ファイル31
1 は、A運送会社で用いられており、「仕分けコー
ド」、「市町村コード」、「電話番号」および「郵便番
号」というフィールド等を備えている。ここで、一実施
の形態においては、運送エリア情報ファイル3101
に、例えば、「東京都千代田区大手町1丁目××」とい
うような具体的な住所情報を格納するようにしてもよ
い。「仕分けコード」は、A運送会社の独自のルールに
より設定された、運送エリアを識別するための情報であ
る。従って、「仕分けコード」は、A運送会社以外の運
送会社では通用しない。
【0024】「市町村コード」は、行政が中心になって
全国の各地域を市町村単位で識別するためのコードであ
り、A運送会社〜Z運送会社で共通に利用可能なコード
である。「電話番号」は、電話番号の先頭桁(数桁)に
より全国の各地域を識別するための情報である。「郵便
番号」は、郵便番号により全国の各地域を識別するため
の情報である。
【0025】なお、A運送会社では、上述した「仕分け
コード」〜「郵便番号」のうち、「仕分けコード」を用
いて運送業務を遂行している。他のB運送会社〜Z運送
会社においても、A運送会社と同様にして、各運送会社
独自の「仕分けコード」が運送業務に用いられている。
【0026】運送エリア情報ファイル3102 は、B運
送会社で用いられており、A運送会社と同様にして、
「仕分けコード」、「市町村コード」、「電話番号」お
よび「郵便番号」というフィールド等を備えている。こ
こで、一実施の形態においては、運送エリア情報ファイ
ル3102 にも上述した運送エリア情報ファイル310
1 と同様にして具体的な住所情報を格納するようにして
もよい。
【0027】図1に戻り、荷受人クライアント4001
〜400s は、上述した荷送人からの荷物を受け取る複
数の荷受人側にそれぞれ設置されたs台のコンピュータ
装置であり、TCP/IPに従って、後述する運送仲介
装置500にインターネット200を介してアクセスす
る。
【0028】これらの荷受人クライアント4001 〜4
00s のそれぞれは、コンピュータ本体、ディスプレ
イ、キーボード、マウス等から構成されている。同図で
は、荷受人クライアント4001 は、荷受人としての株
式会社ブルーライトに設置されている。また、荷受人ク
ライアント4001 〜400s は、荷物の受け取り依頼
通知の受信等に用いられる。
【0029】運送仲介装置500は、荷送人、運送会社
および荷受人との間における運送に関する業務をインタ
ーネット200上で仲介する装置である。運送仲介装置
500において、通信制御部510は、TCP/IPに
従ってインターネット200を介して荷送人クライアン
ト1001 〜100n 、運送会社クライアント300 1
〜300m および荷受人クライアント4001 〜400
s との間の通信を制御する。制御部520は、運送仲介
機能を実現するための各種制御を行う。
【0030】具体的には、制御部520は、メイン制御
部530、メール制御部540、登録制御部550およ
び画面生成部560から構成されている。メイン制御部
530は、運送仲介に関する制御を実行する。このメイ
ン制御部530の動作の詳細については後述する。メー
ル制御部540は、電子メールの送受信を制御する。登
録制御部550は、後述する各種データベースへの情報
登録に関する制御を実行する。画面生成部560は、後
述する各種画面(図17〜図21参照)を生成する。バ
ス570は、運送仲介装置500の各部を接続する。
【0031】運送会社情報データベース600は、運送
仲介装置500に登録されているA運送会社〜Z運送会
社に関する運送会社情報を格納するデータベースであ
る。具体的には、運送会社情報データベース600は、
図3に示したように、「運送会社コード」、「運送会社
名称」、「運送会社住所」、「運送会社郵便番号」、
「運送会社電話番号」、「運送会社FAX番号」および
「運送会社Eメール」というフィールド等を備えてい
る。
【0032】「運送会社コード」は、運送会社を識別す
るためのコードである。「運送会社名称」は、運送会社
の名称に関する情報である。「運送会社住所」は、運送
会社(本社)の住所に関する情報である。「運送会社郵
便番号」は、運送会社の郵便番号に関する情報である。
「運送会社電話番号」は、運送会社の電話番号に関する
情報である。「運送会社FAX番号」は、運送会社のフ
ァクシミリ番号に関する情報である。「運送会社Eメー
ル」は、運送会社の電子メールアドレスに関する情報で
ある。
【0033】図1に戻り、支店情報データベース610
は、A運送会社〜Z運送会社のそれぞれの支店に関する
支店情報を格納するデータベースである。これらの支店
は、全国各地に点在しており、運送エリアにおける集荷
および配達を担当する。すなわち、運送会社において
は、荷送人が属する運送エリアを管轄する支店(発支店
という)により荷物が集荷された後、運送会社のネット
ワークを通じて、荷受人が属する運送エリアを管轄する
支店(着支店という)に荷物が運送される。そして、当
該荷物は、着支店の運送担当者により荷受人に配達され
る。
【0034】支店情報データベース610は、図4に示
したように、「運送会社コード」、「支店コード」、
「支店名称」、「支店住所」、「支店電話番号」および
「支店FAX番号」というフィールド等を備えている。
「運送会社コード」は、運送会社を識別するためのコー
ドであって、運送会社情報データベース600の「運送
会社コード」と対応している。「支店コード」は、「運
送会社コード」に対応する運送会社の支店を識別するた
めのコードである。
【0035】「支店名称」は、支店の名称に関する情報
である。「支店住所」は、支店の住所に関する情報であ
る。「支店電話番号」は、支店の電話番号に関する情報
である。「支店FAX番号」は、支店のファクシミリ番
号に関する情報である。
【0036】図1に戻り、運賃情報データベース620
は、A運送会社〜Z運送会社のそれぞれの運賃体系に関
する運賃情報を格納するデータベースである。具体的に
は、運賃情報データベース620は、図5に示したよう
に、「運送会社コード」、「荷送人仕分けコード」、
「荷送人市町村コード」、「荷受人仕分けコード」、
「荷受人市町村コード」、「重量」、「サイズ」および
「運賃」というフィールド等を備えている。
【0037】「運送会社コード」は、運送会社を識別す
るためのコードであって、運送会社情報データベース6
00の「運送会社コード」と対応している。「荷送人仕
分けコード」は、当該運送会社で用いられている仕分け
コード(図2参照)であって、荷送人の住所に対応する
運送エリアを識別するためのコードである。「荷送人市
町村コード」は、市町村コード(図2参照)であって、
荷送人の住所に対応する運送エリアを識別するためのコ
ードである。
【0038】「荷受人仕分けコード」は、当該運送会社
で用いられている仕分けコード(図2参照)であって、
荷受人の住所に対応する運送エリアを識別するためのコ
ードである。「荷受人市町村コード」は、市町村コード
(図2参照)であって、荷受人の住所に対応する運送エ
リアを識別するためのコードである。「重量」は、運賃
の算定対象である荷物の重量に関する情報である。
【0039】「サイズ」は、運賃の算定対象である荷物
のサイズ(縦+横+高さ)に関する情報である。「運
賃」は、「荷送人仕分けコード」および「荷受人仕分け
コード」により特定される運送距離、「重量」および
「サイズ」により算定される当該荷物の運賃に関する情
報である。この「運賃情報」は、「荷送人仕分けコー
ド」(または「荷送人市町村コード」)と、「荷受人仕
分けコード」(または「荷受人市町村コード」)と、
「重量」と、「サイズ」との組み合わせ毎に設定される
ものであり、運送会社毎に設定されているため、運送会
社間でバラツキが生じる場合が多い。
【0040】また、一実施の形態において、運送会社
が、積載量の異なる複数種類のトラックやオートバイ
(バイク便)等を用いた複数の運送サービスを提供して
いる場合には、運賃情報データベース620に運送サー
ビスを識別するための運送サービスコードを持たせて、
運送サービス毎に異なる運賃を設定するようにしてもよ
い。
【0041】図1に戻り、運送エリア情報データベース
630は、運送仲介装置500で用いられる運送エリア
情報と、A運送会社〜Z運送会社のそれぞれ用いられる
運送エリア情報とをそれぞれ格納するデータベースであ
る。具体的には、図6に示したように、運送エリア情報
データベース630は、運送エリア情報マスタ631、
A運送会社用エリア情報テーブル6321 、B運送会社
用エリア情報テーブル6322 、・・・から構成されてい
る。
【0042】運送エリア情報マスタ631は、運送仲介
装置500で用いられる運送エリア情報を格納するマス
タであり、「市町村コード」、「電話番号」、「郵便番
号」および「独自コード」というフィールド等を備えて
いる。
【0043】「市町村コード」は、行政が中心になって
全国の各地域を市町村単位で識別するための情報であ
り、A運送会社〜Z運送会社で共通に利用可能なコード
である。「電話番号」は、電話番号の先頭桁(数桁)に
より全国の各地域を識別するための情報である。「郵便
番号」は、郵便番号により全国の各地域を識別するため
の情報である。
【0044】「独自コード」は、運送仲介サービスを提
供する会社により独自に設定された、運送エリアを識別
するためのコードであり、運送仲介装置500における
共通コードとして利用される。従って、共通という観点
からすれば、「独自コード」は、「市町村コード」と同
様の性質を備えている。
【0045】なお、以下では、共通のコードとして、
「市町村コード」を用いる場合について説明するが、こ
の「市町村コード」に代えて「独自コード」を用いても
構わない。但し、一実施の形態においては、共通のコー
ドである「市町村コード」と「独自コード」とが必ずし
も1対1で対応するものでは無く、例えば、一つの市町
村コードで示される運送エリア(地域)をさらに細分化
して複数の独自コードを設定することも可能である。
【0046】A運送会社用エリア情報テーブル6321
は、A運送会社で用いられるA運送会社用エリア情報を
格納するテーブルであり、「市町村コード」、「仕分け
コード」および「運送会社コード」というフィールド等
を備えている。「市町村コード」は、運送エリア情報マ
スタ631の「市町村コード」と同義である。「仕分け
コード」は、運送エリア情報ファイル3101(図2参
照)の「仕分けコード」と同義であり、A運送会社のみ
で用いられるコードである。「運送会社コード」は、A
運送会社を識別するためのコードである。
【0047】B運送会社用エリア情報テーブル6322
は、B運送会社用エリア情報を格納するテーブルであ
り、「市町村コード」、「仕分けコード」および「運送
会社コード」というフィールド等を備えている。
【0048】「市町村コード」は、運送エリア情報マス
タ631の「市町村コード」と同義である。「仕分けコ
ード」は、運送エリア情報ファイル3102(図2参
照)の「仕分けコード」と同義であり、B運送会社のみ
で用いられるコードである。「運送会社コード」は、B
運送会社を識別するためのコードである。
【0049】図1に戻り、顧客情報データベース640
は、運送仲介を利用する顧客(荷送人および荷受人)に
関する顧客情報を格納するデータベースである。具体的
には、顧客情報データベース640は、図7に示したよ
うに、「顧客コード」、「顧客名称」、「顧客住所」、
「顧客電話番号」、「担当者」および「Eメール」とい
うフィールド等を備えている。
【0050】「顧客コード」は、顧客を識別するための
コードである。「顧客名称」は、顧客の名称(会社名、
個人名)に関する情報である。「顧客住所」は、顧客の
住所に関する情報である。「顧客電話番号」は、顧客の
電話番号に関する情報である。「担当者」は、顧客が会
社である場合の担当者に関する情報である。「Eメー
ル」は、顧客の電子メールアドレスに関する情報であ
る。また、一実施の形態では、顧客情報データベース6
40に、前述した情報の他に、各顧客の利用状況を管理
するための利用に応じたポイント情報等を備えるように
してもよい。
【0051】図1に戻り、運送依頼情報データベース6
50は、荷送人からの荷物の運送依頼に関する運送依頼
情報を格納するデータベースである。具体的には、運送
依頼情報データベース650は、図8に示したように、
「運送依頼番号」、「荷送人住所」、「荷送人市町村コ
ード」、「荷送人電話番号」、「集荷希望日」、「集荷
希望時間」、「荷受人住所」、「荷受人市町村コー
ド」、「配達希望日」、「配達希望時間」、「荷物情
報」、「個数」、「サイズ」、「重量」、「運賃」、
「保険」および「その他」というフィールド等を備えて
いる。
【0052】「運送依頼番号」は、運送の依頼順に採番
され、運送依頼を識別するための番号である。「荷送人
住所」は、荷送人の住所に関する情報である。「荷送人
市町村コード」は、荷送人の住所に対応する市町村コー
ドである。「荷送人電話番号」は、荷送人の電話番号に
関する情報である。「集荷希望日」は、運送会社が荷送
人から荷物を集荷する日付に関する情報である。「集荷
希望時間」は、集荷の時間帯に関する情報である。
【0053】「荷受人住所」は、荷受人の住所に関する
情報である。「荷受人市町村コード」は、荷受人の住所
に対応する市町村コードである。「配達希望日」は、荷
物の配達日に関する情報である。「配達希望時間」は、
荷物の配達時間帯に関する情報である。「荷物情報」
は、荷物の種別、内容等に関する情報である。
【0054】「個数」は、当該荷物の個数に関する情報
である。「サイズ」は、当該荷物のサイズ(縦+横+高
さ)に関する情報である。「重量」は、当該荷物の重量
に関する情報である。「運賃」は、荷送人が希望する運
賃の範囲に関する情報である。「保険」は、運送中の荷
物に掛けられる保険に関する情報である。「その他」
は、特記事項等に関する情報である。
【0055】図1に戻り、運送委託情報データベース6
60は、荷送人からの運送依頼を受けて、運送仲介装置
500から運送会社への当該運送業務の委託に関する運
送委託情報を格納するデータベースである。
【0056】具体的には、運送委託情報データベース6
60は、図9に示したように、「運送依頼番号」、・・
・、「その他」、「運送委託番号」、「顧客コード」、
「荷送人住所詳細」、「荷送人電話番号」、「荷送人名
称」、「荷送人担当者」、「荷送人Eメール」、「荷受
人住所詳細」、「荷受人電話番号」、「荷受人名称」、
「荷受人担当者」、「荷受人Eメール」、「運送会社コ
ード」、「運送会社名称」、「発支店コード」、「着支
店コード」、「配達予定日」、「配達予定時間」および
「支払い方法」というフィールド等を備えている。
【0057】「運送依頼番号」、・・・、「その他」は、
運送依頼情報データベース650(図8参照)の「運送
依頼番号」、・・・、「その他」と同義である。「運送委
託番号」は、運送が委託される毎に採番され、運送委託
を識別するための番号である。「顧客コード」は、顧客
(荷送人)を識別するための情報であって、顧客情報デ
ータベース640の「顧客コード」と対応している。
「荷送人住所詳細」は、荷送人の住所の詳細に関する情
報である。
【0058】「荷送人電話番号」は、荷送人の電話番号
に関する情報である。「荷送人名称」は、荷送人の名称
(会社名または個人名)に関する情報である。「荷送人
担当者」は、荷送人が会社である場合に当該運送の担当
者に関する情報である。「荷送人Eメール」は、荷送人
の電子メールアドレスに関する情報である。「荷受人住
所詳細」は、荷受人の住所の詳細に関する情報である。
【0059】「荷受人電話番号」は、荷受人の電話番号
に関する情報である。「荷受人名称」は、荷受人の名称
(会社名または個人名)に関する情報である。「荷受人
担当者」は、荷受人が会社である場合の当該運送の担当
者に関する情報である。「荷受人Eメール」は、荷受人
の電子メールアドレスに関する情報である。「運送会社
コード」は、運送委託先の運送会社を識別するためのコ
ードであって、運送会社情報データベース600の「運
送会社コード」と対応している。
【0060】「運送会社名称」は、運送委託先の運送会
社の名称に関する情報である。「発支店コード」は、荷
送人から荷物を集荷する発支店を識別するための支店コ
ード(図4参照)である。「着支店コード」は、当該荷
物を荷受人に配達する着支店を識別するための支店コー
ド(図4参照)である。「配達予定日」は、当該荷物を
荷受人に配達する予定日に関する情報である。「配達予
定時間」は、当該荷物を荷受人に配達する予定時間帯に
関する情報である。「支払い方法」は、荷送人から運送
会社への運賃の支払い方法に関する情報である。
【0061】また、運送委託情報データベース660
は、運送依頼中の荷物に関する情報(図示しない情報も
含む)を全て備えている。また、一実施の形態において
は、運送委託情報データベース660に、荷送人の「顧
客コード」と同様にして、荷受人についても顧客コード
を備えるようにしてもよい。
【0062】図1に戻り、運送実績情報データベース6
70は、運送仲介装置500で用いられる委託済みの運
送の実績に関する運送実績情報と、運送委託先の各運送
会社で用いられる運送実績情報とをそれぞれ格納するデ
ータベースである。具体的には、運送実績情報データベ
ース670は、図10に示したように、運送実績情報マ
スタ671、A運送会社用運送実績情報テーブル672
1 、B運送会社用運送実績情報テーブル6722 、・・・
から構成されている。
【0063】運送実績情報マスタ671は、運送仲介装
置500で用いられる運送実績情報を格納するマスタで
ある。この運送実績情報マスタ671は、図11に示し
たように、「運送依頼番号」、「荷送人市町村コー
ド」、「荷受人市町村コード」、「運送サービスコー
ド」、「運送委託番号」、「依頼年月日」、「着荷
日」、「着荷時間」、「配達予定日」、「配達予定時
間」、「顧客コード」、「荷送人名称」、・・・、「支払
い方法」、「運送ステータス」および「運送ステータス
備考」というフィールド等を備えている。また、運送実
績情報マスタ671は、運送会社コード等(図示略)も
備えている。
【0064】「運送依頼番号」、「荷送人市町村コー
ド」および「荷受人市町村コード」は、運送依頼情報デ
ータベース650(図8参照)の「運送依頼番号」、
「荷送人市町村コード」および「荷受人市町村コード」
と同義である。「運送サービスコード」は、運送サービ
スを識別するためのコードである。「運送委託番号」
は、運送委託情報データベース660(図9参照)の
「運送委託番号」と同義である。
【0065】「依頼年月日」は、荷送人から運送依頼さ
れた日付に関する情報である。「着荷日」は、当該荷物
が着支店に到着する日付に関する情報である。「着荷時
間」は、当該荷物が着支店に到着する時間帯に関する情
報である。「配達予定日」は、当該荷物が荷受人に配達
される予定日に関する情報である。「配達予定時間」
は、当該荷物が荷受人に配達される予定時間帯に関する
情報である。「顧客コード」は、顧客を識別するための
コードであって、顧客情報データベース640の「顧客
コード」と対応している。「荷送人名称」、・・・、「支
払い方法」は、運送委託情報データベース660(図9
参照)の「荷受人名称」、・・・、「支払い方法」と同義
である。
【0066】「運送ステータス」は、当該荷物の運送状
態(正常、異常または運送終了等)を表す情報である。
異常の例としては、交通事情等により予定よりも配達が
遅延する場合等が挙げられる。「運送ステータス備考」
は、「配送ステータス」が異常である場合の詳細情報
(例えば、渋滞により1時間、配達が遅延)に関する情
報である。また、図示されていないが、運送実績情報マ
スタ671には、運送依頼や運送委託情報内に含まれて
いる荷物情報や、運送会社が配送のために手配した運送
車両等に関する手配情報等も含まれている。
【0067】図10に戻り、A運送会社用運送実績情報
テーブル6721 は、運送実績情報マスタ671の運送
実績情報に、A運送会社で用いられる「仕分けコード」
が付加されてなるA運送会社用運送実績情報を格納する
テーブルである。具体的には、図12に示したように、
「仕分けコード」、「運送依頼番号」、「荷送人市町村
コード」、「荷受人市町村コード」、「運送サービスコ
ード」、・・・、「運送ステータス」および「運送ステー
タス備考」というフィールド等を備えている。
【0068】「仕分けコード」は、A運送会社で用いら
れる「仕分けコード」(運送エリア情報ファイル310
1 :図2参照)と同義である。「運送依頼番号」〜「運
送ステータス備考」は、運送実績情報マスタ671(図
11参照)の「運送依頼番号」〜「運送ステータス備
考」と同義である。
【0069】つぎに、一実施の形態の動作について説明
する。はじめに、一実施の形態の動作の概要を図13に
示したフローチャートを参照しつつ説明する。以下で
は、図1に示したF株式会社(荷送人)から運送仲介装
置500を介してA運送会社に荷物の運送を委託し、こ
のA運送会社が株式会社ブルーライト(荷受人)へ荷物
を配達する場合を一例にとって説明する。
【0070】図13に示したステップSA1では、A運
送会社〜Z運送会社からそれぞれ提供される運送会社情
報、支店情報、運賃情報等が、運送会社情報データベー
ス600(図3参照)、支店情報データベース610
(図4参照)、運賃情報データベース620(図5参
照)等に登録される。ステップSA2では、運送仲介装
置500に対して、荷送人(F株式会社)から匿名にて
運送依頼が申し込まれる。
【0071】ステップSA3では、運送仲介装置500
より、運送依頼内容および運賃情報データベース620
に基づいて、委託候補として複数の運送会社が荷送人に
提示される。ステップSA4では、提示された複数の運
送会社のうち委託先の運送会社(同図では、A運送会
社)が荷送人により選択された後、荷送人により実名に
て委託手続きが行われる。
【0072】ステップSA5では、運送仲介装置500
により、後述する伝票の印刷に必要な伝票情報(荷送人
情報、荷受人情報、荷物情報、集荷希望日時、配達希望
日時等)が送信され、A運送会社に対して運送業務が発
注される。ステップSA6では、A運送会社により当該
運送業務が受託され、委託情報として受け付けた情報に
運送車両の手配情報等を付加した受託情報が運送仲介装
置500に通知される。ステップSA7では、運送仲介
装置500により、荷送人に対して発注確認が通知され
る。ステップSA8では、運送仲介装置500より、荷
受人(株式会社ブルーライト)に対して当該荷物の受け
取り依頼が通知される。
【0073】ステップSA9では、A運送会社により、
運送仲介装置500からの伝票情報に基づいて運送用の
伝票が印刷される。ここで、一実施の形態では、例え
ば、ステップSA6で運送会社が受託したタイミングで
伝票を印刷するようにしてもよい。ステップSA10で
は、A運送会社により荷送人の荷物が集荷される。ステ
ップSA11では、集荷された荷物がA運送会社により
運送される。ステップSA12では、A運送会社より、
運送ステータス(正常または異常)を表す運送ステータ
ス情報が運送仲介装置500へ送信される。
【0074】この場合には、運送会社から自発的に運送
ステータス情報を送信してもらうのではなく、運送仲介
装置500が定期的(または不定期)に運送状況を問い
合わせ、それに対する返信として各運送会社側からの運
送ステータスを受信してもよい。
【0075】ステップSA13では、運送仲介装置50
0により、運送ステータスが異常(例えば、配達遅延)
である場合、その旨が途中経過として荷送人へ通知され
る。ステップSA14では、A運送会社により当該荷物
が荷受人に配達される。ステップSA15では、A運送
会社より、当該荷物に関する運送が終了した旨が運送仲
介装置500に通知される。
【0076】ステップSA16では、運送仲介装置50
0より、当該荷物に関する運送が終了した旨が荷送人に
通知される。ステップSA17では、A運送会社から荷
送人へ運賃が請求される。ステップSA18では、A運
送会社より、運賃実績情報が運送仲介装置500に要求
される。ステップSA19では、運送仲介装置500よ
り、運送実績情報がA運送会社に送信される。
【0077】つぎに、一実施の形態の具体的な動作につ
いて、図14〜図16に示したフローチャートおよび図
17〜図28を参照しつつ詳述する。図14に示したス
テップSB1では、運送会社情報データベース600
(図3参照)、支店情報データベース610(図4参
照)、運賃情報データベース620(図5参照)および
運送エリア情報データベース630(図6参照)のそれ
ぞれに情報を登録する初期登録処理が実行される。
【0078】具体的には、運送仲介装置500の登録制
御部550は、運送会社クライアント3001 〜300
m からA運送会社〜Z運送会社にそれぞれ対応する運送
会社情報ファイル(図示略)をインターネット200を
介して受信すると、これらの運送会社情報ファイルに含
まれる運送会社情報を運送会社情報データベース600
(図3参照)に登録する。
【0079】また、運送仲介装置500の登録制御部5
50は、運送会社クライアント3001 〜300m から
A運送会社〜Z運送会社にそれぞれ対応する支店情報フ
ァイル(図示略)をインターネット200を介して受信
すると、これらの支店情報ファイルに含まれる支店情報
を支店情報データベース610(図4参照)に登録す
る。
【0080】また、運送仲介装置500の登録制御部5
50は、運送会社クライアント3001 〜300m から
A運送会社〜Z運送会社にそれぞれ対応する運賃情報フ
ァイル(図示略)をインターネット200を介して受信
すると、これらの運賃情報ファイルに含まれる運賃情報
を運賃情報データベース620(図5参照)に登録す
る。
【0081】また、運送仲介装置500の登録制御部5
50は、運送会社クライアント3001 〜300m から
A運送会社〜Z運送会社にそれぞれ対応する運送エリア
情報ファイル3101 〜310m (図2参照)および運
送会社コードをインターネット200を介して受信する
と、これらの運送エリア情報ファイル3101 〜310
m に含まれる運送エリア情報、運送会社コードおよび運
送エリア情報マスタ631(図6参照)に基づいて、図
6に示したA運送会社用エリア情報テーブル6321
B運送会社用エリア情報テーブル6322 、・・・を作成
または更新する。
【0082】具体的には、運送会社クライアント300
1 (A運送会社)からインターネット200を介して図
26に示した運送エリア情報ファイル3101 およびA
運送会社に対応する運送会社コードを受信すると、登録
制御部550は、運送エリア情報ファイル3101 に含
まれる「市町村コード」をキーとして、運送エリア情報
マスタ631を検索する。
【0083】つぎに、登録制御部550は、検索結果が
一致したものに関して、「市町村コード」、「仕分けコ
ード」および「運送会社コード」というフィールド等を
備えるA運送会社用エリア情報テーブル6321 を作成
または更新した後、運送エリア情報データベース630
(図6参照)に登録する。
【0084】同様にして、運送会社クライアント300
2(B運送会社)からインターネット200を介して図
26に示した運送エリア情報ファイル3102 およびB
運送会社に対応する運送会社コードを受信すると、登録
制御部550は、運送エリア情報ファイル3102 に含
まれる「市町村コード」をキーとして、運送エリア情報
マスタ631を検索する。なお、一実施の形態では、市
町村コードをキーとした場合について記述しているが、
この市町村コードに代えて独自コードをキーとしても構
わない。
【0085】つぎに、登録制御部550は、検索結果が
一致したものに関して、「市町村コード」、「仕分けコ
ード」および「運送会社コード」というフィールド等を
備えるB運送会社用エリア情報テーブル6322 を作成
または更新した後、これを運送エリア情報データベース
630(図6参照)に登録する。
【0086】図14に戻り、ステップSB2では、メイ
ン制御部530は、荷送人クライアント1001 〜10
n のうちいずれかの荷送人クライアント(荷送人)か
ら運送依頼の申し込み要求が有るか否かを判断し、申し
込み要求が有るまで、判断結果を「No」として同判断
を繰り返す。
【0087】ここで、例えば、荷送人クライアント10
1(F株式会社)から、株式会社ブルーライト(荷受
人)への荷物の運送に関する申し込みが有ると、メイン
制御部530は、ステップSB2の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSB3では、メイン制御部530
は、荷送人から匿名での申し込みを受け付ける匿名申し
込み処理を実行する。
【0088】具体的には、図15に示したステップSC
1では、メイン制御部530は、図17に示した匿名申
し込み画面800を荷送人クライアント1001 の表示
部(図示略)に表示させる。匿名申し込み画面800
は、荷送人(この場合、F株式会社)が匿名で運送の申
し込みを行うための画面である。この匿名申し込み画面
800には、荷物の発地情報、着地情報および荷物情報
を入力するための匿名申し込み情報入力欄801、検索
実行ボタン802等が表示されている。
【0089】発地情報は、荷送人の住所、荷送人の電話
番号頭6桁、および荷物の引き取り希望日時である。着
地情報は、荷受人の住所(市町村)、荷受人の電話番号
頭6桁、および荷物の届け希望日時である。荷物情報
は、当該荷物の種別を表す荷物情報、個数、サイズ(縦
+横+高さ)、重量、運賃の範囲、保険情報およびその
他である。
【0090】図15に戻り、ステップSC2では、F株
式会社(図1参照)の担当者が荷送人クライアント10
1 を操作して、匿名申し込み情報入力欄801に各情
報を入力する。ステップSC3では、メイン制御部53
0は、検索実行ボタン802が押下されたか否かを判断
し、検索実行ボタン802が押下されるまで、判断結果
を「No」として同判断を繰り返す。ここで、上記担当
者により検索実行ボタン802が押下されると、メイン
制御部530は、ステップSC3の判断結果を「Ye
s」とする。
【0091】ステップSC4では、メイン制御部530
は、住所/市町村コード変換テーブル(図示略)を参照
して、ステップSC2で入力された荷送人の住所を荷送
人市町村コードに、荷受人の住所を荷受人市町村コード
にそれぞれ変換する。つぎに、メイン制御部530は、
上記荷送人市町村コード、荷受人市町村コード、ステッ
プSC2で入力された重量およびサイズをキーとして、
運賃情報データベース620(図5参照)を検索する。
この検索結果は、上述した運送条件に適合する委託先の
運送会社、運賃等である。
【0092】また、先にも述べたように、運賃情報デー
タベース620に複数の運送サービスを識別するための
運送サービスコードが含まれていれば、検索条件に適合
した運送サービスの名称等を得ることが可能である。
【0093】ステップSC5では、メイン制御部530
は、上記荷送人市町村コードおよび荷送人市町村コード
(運送区間)をキーとして、運送委託情報データベース
660(図9参照)を検索する。ステップSC6では、
ステップSC5の検索結果において、上述した運送依頼
に関する運送区間と同一の運送区間が運送委託情報デー
タベース660に存在するか否かを判断し、この場合、
判断結果を「No」とする。
【0094】ステップSC7では、メイン制御部530
は、ステップSC4の検索結果に基づいて、図18に示
した運送委託先選択画面810を荷送人クライアント1
00 1 の表示部(図示略)に表示させる。この運送委託
先選択画面810には、上述した運送条件に合致する複
数の運送会社、運送区間、サイズ、運賃からなる委託先
情報811と、複数の運送会社にそれぞれ対応してお
り、運送委託先としての上記複数の運送会社の中から委
託先の運送会社を選択するための委託ボタン812〜8
15とが表示されている。ここで、一実施の形態では、
運送委託先選択画面810に、前述した運送サービスの
種別を表す情報を委託先情報811と共に表示してもよ
い。
【0095】ここで、委託先情報811における運賃
は、運賃情報データベース620(図5参照)の「運
賃」に対応する定価運賃である。なお、一実施の形態で
は、必ずしも定価運賃が表示される訳ではなく、定価運
賃の他に後述する割引運賃(ステップSC8)が表示さ
れる場合がある。
【0096】図14に戻り、ステップSB4では、メイ
ン制御部530は、図18に示した委託ボタン812〜
815のうちいずれか一つの委託ボタンが押下されたか
否かを判断し、委託ボタンが押下されるまで、判断結果
を「No」として同判断を繰り返す。そして、F株式会
社の担当者は、得意先の運送会社であるか、最も運賃が
安い運送会社であるか等を選択基準として委託先情報8
11から、当該荷物の運送業務を委託すべき運送会社を
選択する。
【0097】この場合、例えば、担当者は、A運送会社
〜D運送会社の中からA運送会社を選択し、このA運送
会社に対応する委託ボタン812を押下する。これによ
り、メイン制御部530は、ステップSB4の判断結果
を「Yes」とする。ステップSB5では、登録制御部
550は、匿名申し込み情報入力欄801(図17参
照)に入力された情報を運送依頼情報として運送依頼情
報データベース650(図8参照)に登録する。
【0098】ステップSB6では、メイン制御部530
は、図19に示した詳細情報入力画面820を荷送人ク
ライアント1001 の表示部(図示略)に表示させる。
この詳細情報入力画面820は、荷送人が実名で運送に
関する詳細情報を入力するための画面である。この詳細
情報入力画面820には、荷送人情報入力欄821、荷
受人情報入力欄822、荷物情報823および委託確定
ボタン824が表示されている。
【0099】荷送人情報入力欄821は、荷送人に関す
る住所詳細、電話番号、名称、担当者名およびEメール
アドレス等を入力するための欄である。荷受人情報入力
欄822は、荷受人に関する住所詳細、電話番号、名
称、担当者名およびEメールアドレスを入力するための
欄である。荷物情報823は、匿名申し込み情報入力欄
801(図17参照)に入力された荷物に関する情報で
ある。委託確定ボタン824は、当該運送会社への運送
業務の委託を確定させるためのボタンである。
【0100】ステップSB7では、荷送人(F株式会
社)の担当者は、荷送人クライアント1001 を操作し
て、荷送人情報入力欄821および荷受人情報入力欄8
22(図19参照)に詳細情報を入力する。ステップS
B8では、メイン制御部530は、委託確定ボタン82
4が押下されたか否かを判断し、委託確定ボタン824
が押下されるまで、判断結果を「No」として同判断を
繰り返す。ここで、委託確定ボタン824が押下される
と、メイン制御部530は、ステップSB8の判断結果
を「Yes」とする。
【0101】ステップSB9では、メイン制御部530
は、図20に示した委託内容確認画面830を荷送人ク
ライアント1001 の表示部(図示略)に表示させる。
この委託内容確認画面830は、ステップSB7で入力
された詳細情報を担当者に確認させるための画面であ
る。この委託内容確認画面830には、荷送人情報83
1、荷受人情報832、荷物情報833および内容確認
ボタン834が表示されている。
【0102】これらの荷送人情報831および荷受人情
報832は、図19に示した荷送人情報入力欄821お
よび荷受人情報入力欄822にそれぞれ入力された詳細
情報である。荷物情報833は、荷物情報823(図1
9参照)に対応している。内容確認ボタン834は、委
託内容確認画面830における情報(委託内容)が正し
いことが確認された場合に押下されるボタンである。
【0103】図14に示したステップSB10では、メ
イン制御部530は、内容確認ボタン834が押下され
たか否かを判断し、内容確認ボタン834が押下される
まで、判断結果を「No」として同判断を繰り返す。そ
して、荷送人の担当者により内容確認ボタン834が押
下されると、メイン制御部530は、ステップSB10
の判断結果を「Yes」とする。
【0104】ステップSB11では、メイン制御部53
0は、図21に示した最終確認画面840を荷送人クラ
イアント1001 の表示部(図示略)に表示させる。こ
の最終確認画面840は、荷送人の担当者に運送業務に
関する委託内容を最終確認させるための画面である。
【0105】この最終確認画面840には、荷送人情報
841、荷受人情報842、荷物情報843、運送情報
844および最終確認ボタン845が表示されている。
これらの荷送人情報841、荷受人情報842および荷
物情報843は、前述した荷送人情報831、荷受人情
報832および荷物情報833(図20参照)に対応し
ている。
【0106】運送情報844は、委託先の運送会社、支
店、電話番号、運送区間、運賃および約款に関する情報
である。最終確認ボタン845は、最終確認画面840
における情報(委託内容)が正しいことが最終的に確認
された場合に押下されるボタンである。
【0107】ステップSB12では、メイン制御部53
0は、最終確認ボタン845が押下されたか否かを判断
し、最終確認ボタン845が押下されるまで、判断結果
を「No」として同判断を繰り返す。ここで、荷送人の
担当者により最終確認ボタン845が押下されると、メ
イン制御部530は、ステップSB12の判断結果を
「Yes」とする。
【0108】ステップSB13では、登録制御部550
は、最終確認画面840の情報に基づいて、運送委託情
報を運送委託情報データベース660(図9参照)に登
録する。また、登録制御部550は、当該荷送人および
荷受人に関する情報を顧客情報として顧客情報データベ
ース640(図7参照)に登録する。ステップSB14
では、メイン制御部530は、運送委託情報データベー
ス660から上記運送委託情報を取得し、これをインタ
ーネット200を介して、委託先のA運送会社に対応す
る運送会社クライアント3001 へ送信するという発注
処理を実行する。
【0109】ステップSB15では、メイン制御部53
0は、委託先のA運送会社から受託通知が有るか否かを
判断し、通知が有るまで、判断結果を「No」として同
判断を繰り返す。そして、上記運送委託情報が運送会社
クライアント3001 に受信されると、A運送会社の担
当者は、運送委託情報を確認し、当該運送業務を受託す
る。
【0110】これにより、A運送会社では、荷物を運送
するための運送車両等の手配や、荷送人に対応する運送
エリアを管轄する発支店に対して荷物を集荷する指示を
出すとともに、荷受人に対応する運送エリアを管轄する
着支店に対して荷受人に配達するための指示を出す。ま
た、A運送会社の担当者は、運送会社クライアント30
1 を操作して、運送実績情報マスタ671(図11参
照)に対応する運送実績情報とともに受託通知情報を運
送仲介装置500へ送信する。
【0111】そして、上記運送実績情報および受託通知
情報が受信されると、メイン制御部530は、ステップ
SB15の判断結果を「Yes」とする。ステップSB
16では、登録制御部550は、受信された運送実績情
報を運送実績情報マスタ671(図11参照)に登録す
る。
【0112】ステップSB17では、メール制御部54
0は、運送委託情報に基づいて図22に示した発注確認
メール850を作成する。この発注確認メール850に
は、委託先の運送会社、運賃、集荷日時、運送仲介サー
ビスの担当者、委託内容等の情報が記載されている。
【0113】そして、メール制御部540は、インター
ネット200を介して、荷送人(F株式会社)の担当者
宛に発注確認メール850を送信する。この発注確認メ
ール850が荷送人クライアント1001 に受信される
と、荷送人の担当者は、運送手続きが完了したことを認
識する。
【0114】ステップSB18では、メール制御部54
0は、運送委託情報に基づいて図23に示した受け取り
依頼メール860を作成する。この受け取り依頼メール
860には、荷送人、配達日時、運送仲介サービスの担
当者、荷送人の委託内容等の情報が記載されている。
【0115】そして、メール制御部540は、インター
ネット200を介して、荷受人(株式会社ブルーライ
ト)の担当者宛に受け取り依頼メール860を送信す
る。この受け取り依頼メール860が荷受人クライアン
ト4001 に受信されると、荷受人の担当者は、F株式
会社(荷送人)から荷物が届くことを認識する。
【0116】ステップSB19では、メイン制御部53
0は、運送会社クライアント300 1 からの運送ステー
タス情報を受信したか否かを判断し、運送ステータス情
報を受信するまで、判断結果を「No」とする。なお、
一実施の形態では、メール制御部540が運送会社クラ
イアント3001 に運送状況を問い合わせるための問い
合わせメールを送信し、この問い合わせメールに対する
返信メールを受信したか否かを判断してもよい。
【0117】ステップSB21では、メイン制御部53
0は、運送会社クライアント300 1 からの運送終了情
報を受信したか否かを判断し、運送終了情報を受信する
まで、判断結果を「No」として、ステップSB19の
判断を行う。
【0118】ここで、荷送人(F株式会社)から荷受人
(株式会社ブルーライト)への荷物の運送中において、
交通渋滞により配達が1時間遅延する状況になると、運
送会社クライアント3001 からは、運送ステータス情
報(1時間遅延)が運送仲介装置500へ送信される。
この運送ステータス情報を受信すると、メイン制御部5
30は、図11に示した運送実績情報マスタ671の
「運送ステータス」を「正常」から「異常」に、「運送
ステータス備考」を「なし」から「交通渋滞により1時
間配達遅延」にそれぞれ更新した後、ステップSB19
の判断結果を「Yes」とする。
【0119】ステップSB20では、メール制御部54
0は、上記運送ステータス情報に基づいて、図24に示
した途中経過メール870を作成する。この途中経過メ
ール870には、運送会社、配達遅延理由、配達遅延時
間、運送仲介サービスの担当者、運送委託内容に関する
情報等が記載されている。
【0120】つぎに、メール制御部540は、荷送人
(F株式会社)宛に途中経過メール870をインターネ
ット200を介して送信する。この途中経過メール87
0が荷送人クライアント1001 に受信されると荷送人
の担当者は、当該荷物の配達が遅延していることを認識
する。
【0121】そして、荷受人(株式会社ブルーライト)
に荷物が配達されると、運送会社クライアント3001
からは、運送終了情報が運送仲介装置500へ送信され
る。この運送終了情報を受信すると、メイン制御部53
0は、ステップSB21の判断結果を「Yes」とす
る。
【0122】ステップSB22では、メール制御部54
0は、図25に示した運送終了メール890を作成す
る。この運送終了メール890には、運送会社、荷送人
への配達が終了した旨の報告、運送仲介サービスの担当
者、運送仲介サービスの利用に対するお礼に関する情報
が記載されている。つぎに、メール制御部540は、運
送終了メール890を荷送人(F株式会社)宛にインタ
ーネット200を介して送信する。この運送終了メール
890が荷送人クライアント1001 に受信されると、
荷送人(F株式会社)の担当者は、荷物が荷受人(株式
会社ブルーライト)に無事届けられたことを認識する。
【0123】ステップSB23では、メイン制御部53
0は、A運送会社用運送実績情報テーブル6721(図
12参照)を作成し、これを運送実績情報データベース
670(図10参照)に登録する。具体的には、メイン
制御部530は、図28に示した運送実績情報マスタ6
71から、上述した運送依頼に対応する運送依頼番号を
キーとして、該当レコードを検索する。
【0124】つぎに、メイン制御部530は、検索結果
のレコードにおける「運送会社コード」(図11、図9
参照)をキーとして、複数のA運送会社用エリア情報テ
ーブル6321 、・・・の中から対応するものを検索す
る。この場合の検索結果は、A運送会社用エリア情報テ
ーブル6321 である。
【0125】つぎに、メイン制御部530は、運送実績
情報マスタ671の「荷送人市町村コード」をキーとし
て、A運送会社用エリア情報テーブル6321 の「仕分
けコード」を参照する。つぎに、運送実績情報マスタ6
71におけるA運送会社に関する運送実績情報をA運送
会社用運送実績情報として、このA運送会社運送実績情
報に「仕分けコード」を付加することによりA運送会社
用運送実績情報テーブル6721 (図12参照)を作成
し、これを運送実績情報データベース670(図10参
照)に登録する。
【0126】また、ステップSB23では、例えば、バ
ッチ処理として運送実績情報マスタ671から運送会社
コード(図示略)をキーとして、各運送会社毎の情報を
抽出し、これに仕分けコードを付加してもよい。
【0127】そして、運送会社クライアント3001
ら運送実績情報を要求されると(ステップSA18:図
13参照)、メイン制御部530は、A運送会社用運送
実績情報テーブル6721 からA運送会社用運送実績情
報を取得し、これをインターネット200を介して運送
会社クライアント3001 へ送信する(ステップSA1
9:図13参照)。このA運送会社用運送実績情報を受
信すると、運送会社クライアント3001 は、運送管理
システム(図示略)のデータベースにA運送会社用運送
実績情報を登録または更新する。
【0128】つぎに、図15に示したステップSC6の
判断結果が「Yes」になる場合、すなわち、ステップ
SC5の検索結果において、運送依頼に関する運送区間
と同一の運送区間が運送委託情報データベース660
(図9参照)に存在する場合について、図27を参照し
つつ説明する。
【0129】図27は、一実施の形態における運賃割引
処理を説明する図である。同図では、第1の荷送人と第
2の荷送人とが、偶然、同一時間帯に同一区間運送の荷
物の集荷が行われるように運送依頼をかけた場合に、第
2の荷送人にかかる運賃が第1の荷送人にかかる運賃よ
りも割り引かれる例について説明する。
【0130】まず、図27に示した(1)では、第1の
荷送人は、2001/04/089:00に運送仲介装
置500にアクセスし、前述した動作を経て、図15に
示したステップSC3で検索実行ボタンを押下する。こ
の場合の第1の荷送人の運送依頼の主な内容を以下に示
す。
【0131】(第1の荷送人の運送依頼内容) ・荷物の引き取り日時:2001/04/10 午後 ・運送区間:大手町〜横浜西区 ・荷物情報:機械部品 ・重量:1t
【0132】(2)では、運送委託先を決定する前の処
理として、運送区間として上記大手町〜横浜西区を含む
他の委託が有るかがチェックされる。具体的には、メイ
ン制御部530により、前述したステップSC5(図1
5参照)の処理が実行された後、ステップSC6の判断
が行われる。この場合、メイン制御部530は、ステッ
プSC6の判断結果を「No」として、前述したステッ
プSC7以降の処理を実行する。
【0133】これにより、図27に示した(3)では、
A運送会社を含む複数の運送会社が運送委託先の候補と
して第1の荷送人に提示される。(4)では、第1の荷
送人により、運送委託先としてA運送会社が決定され
る。この場合、A運送会社から提示された運賃は、31
500円である。
【0134】(5)では、A運送会社側は、第1の荷送
人の荷物(1t)に対応させて、例えば、2t車を1台
配車する。ここで、当該2t車においては、1tの荷物
のみが積載されるため、残り1t分の積載余裕がある。
すなわち、2t車の積載率は、50%である。(6)で
は、A運送会社より、運送実績情報の一部としての手配
情報が運送仲介装置500に送信される。
【0135】そして、(7)では、第2の荷送人は、2
001/04/08 13:00に運送仲介装置500
にアクセスし、前述した動作を経て、図15に示したス
テップSC3で検索実行ボタンを押下する。この場合の
第2の荷送人の運送依頼の主な内容を以下に示す。
【0136】(第2の荷送人の運送依頼内容) ・荷物の引き取り日時:2001/04/10 午後 ・運送区間:大手町〜横浜西区 ・荷物情報:機械部品 ・重量:1t
【0137】ここで注意すべきは、上記第2の荷送人の
運送依頼内容における運送区間、荷物の引き取り日時
が、偶然にも第1の荷送人の運送依頼内容における運送
区間、荷物の引き取り日時と同一である点である。
(8)では、運送委託先を決定する前の処理として、運
送区間として上記大手町〜横浜西区を含む他の委託が有
るかがチェックされる。
【0138】具体的には、メイン制御部530により、
前述したステップSC5(図15参照)の処理が実行さ
れた後、ステップSC6の判断が行われる。この場合、
メイン制御部530は、第1の荷送人にかかる運送区間
(大手町〜横浜西区)と第2の荷送人にかかる運送区間
(大手町〜横浜西区)とが同一であるとともに、荷物の
引き取り日時が同一であるため、ステップSC6の判断
結果を「Yes」とする。
【0139】この場合、図27に示した(9)では、割
引運賃の案がA運送会社に確認された後、A運送会社
(割引運賃)を含む複数の運送会社が運送委託先の候補
として第2の荷送人に提示される。
【0140】具体的には、図15に示したステップSC
8では、メイン制御部530は、運賃割引処理を実行す
る。すなわち、図16に示したステップSD1では、メ
イン制御部530は、同一の運送区間および引き取り日
時であった運送委託情報の運送依頼番号をキーとして、
運送実績情報マスタ671を検索し、手配された運送車
両の積載可能量と、荷物の重量とから積載率を算出す
る。
【0141】ここで、運送対象の荷物の同一運送区間、
引き取り日時および手配された運送車両の運送実績情報
が複数の場合には、それらの荷物の重量を合算して、積
載率が算出される。そして、メイン制御部530は、算
出された当該運送区間における積載率と、予め設定され
た例えば以下のような運賃割引率テーブルとを参照し
て、運賃割引情報を生成する。
【0142】
【0143】2t車に対して1tの荷物のみが割り当て
られていると、積載率は、50%であるため、運賃割引
率は、36.5%となる。従って、割引運賃は、例え
ば、31500円(定価運賃)に63.5%(100%
−36.5%)を乗じた結果である20000円(割引
運賃)となる。運賃割引情報には、上記割引運賃(20
000円)の情報が含まれている。なお、運賃の割引率
は、積載率以外の条件として、例えば、運送車両に積載
される荷物の個数等に対応するものであってもよい。
【0144】そして、メイン制御部530は、インター
ネット200を介して割引運賃情報を運送会社クライア
ント3001 (A運送会社)へ送信する。ステップSD
2では、メイン制御部530は、A運送会社から運賃割
引回答通知を受けたか否かを判断し、運賃割引回答通知
を受けるまで、判断結果を「No」として同判断を繰り
返す。この運賃割引回答通知は、A運送会社が上述した
運賃割引を許可するか否かの通知である。なお、運送会
社からの運賃割引回答通知は、リアルタイムで行われる
ことが望ましい。
【0145】ここで、インターネット200を介してA
運送会社より運賃割引回答通知を受けると、メイン制御
部530は、ステップSD2の判断結果を「Yes」と
する。ステップSD3では、メイン制御部530は、A
運送会社により運賃割引が許可されたか否かを判断す
る。この判断結果が「No」である場合、すなわち、A
運送会社により運賃割引が許可されなかった場合、図1
5に示したステップSC7では、メイン制御部530
は、定価運賃(31500円)をA運送会社の運賃とす
る運送委託先選択画面810を表示させる。
【0146】一方、図16に示したステップSD3の判
断結果が「Yes」である場合、すなわち、A運送会社
により割引運賃が許可された場合、図15に示したステ
ップSC9では、メイン制御部530は、割引運賃(2
0000円)をA運送会社の運賃とする運送委託先選択
画面(図示略)を表示させる。
【0147】ここで、割引運賃の案が運送仲介装置50
0側で作成されるが、最終的にどのような運賃に設定す
るかは、各運送会社に委ねられている。従って、例え
ば、一実施の形態では、A運送会社は、割引運賃に対す
る可否を通知する際に、運送仲介装置500側で作成さ
れた割引運賃の案を修正した割引運賃を回答してもよ
い。
【0148】つぎに、図27に示した(10)では、第
2の荷送人により、複数の運送会社の中から最も運賃が
安い運送委託先としてA運送会社が決定される。この場
合、A運送会社から提示された運賃は、20000円
(割引運賃)である。
【0149】(11)では、A運送会社側は、第1の荷
送人の荷物(1t)に対して配車した2t車の残スペー
スに第2の荷送人の荷物を積載するため、別途の配車を
しない。すなわち、この時点で2t車の積載率は、10
0%とされる。(12)では、A運送会社より、前述し
た運送ステータス情報(上記積載率100%の情報も含
む)が運送仲介装置500に送信される。
【0150】以上説明したように、一実施の形態によれ
ば、荷送人により入力された運送条件(図17参照)を
キーとして、運送委託先選択画面810(図18参照)
で運送会社毎の運賃を荷送人に提示し、複数の運送会社
の中から荷送人により選択された運送会社へ運送業務を
発注するようにしたので、従来のように荷送人が個別的
に運送会社に問い合わせていた場合に比べて、運送サー
ビスを受ける荷送人の利便性を高めることができるとと
もに、運賃比較による低コスト化を図ることができる。
【0151】また、一実施の形態によれば、図26に示
したように仕分けコードを市町村コードまたは独自コー
ドに変換し、図28に示したように、運送実績情報マス
タ671で上記市町村コードに基づいて荷物の運送実績
情報を管理し、運送会社からの要求に応じて、該運送会
社に対応する仕分けコードを付加したA運送会社用運送
実績情報テーブル6721 を該運送会社に通知するよう
にしたので、各運送会社が自社の業務ルールに変更を加
えることなく運送実績情報を取得できるため、運送会社
側の利便性を高めることができる。
【0152】また、一実施の形態によれば、運送会社で
運送に関する伝票の作成(図13:ステップSA9)に
必要な伝票作成情報を該運送会社に通知(図13:ステ
ップSA5)するようにしたので、従来のように荷送人
側で伝票を作成する手間を省くことができるため、荷送
人の利便性をさらに高めることができる。
【0153】また、一実施の形態によれば、運送会社か
ら通知される運送車の積載率等に応じた割引運賃を荷送
人に提示するようにしたので、例えば、積載率が低い場
合、すなわち、運送車両の積載量に余裕がある場合に運
賃を割り引くことが可能となり、さらに低コストで運送
サービスを提供することができるとともに、割引運賃に
よる運送委託数の増加が見込めるため運送会社側の運送
効率を高めることができる。
【0154】また、一実施の形態によれば、図16を参
照して説明したように、変更後の運賃を運送会社に提示
し、該運送会社から変更の許可を得た場合に、変更後の
運賃を荷送人に提示するようにしたので、柔軟な運賃体
系を実現することができ、顧客へのサービスの質を高め
ることができる。
【0155】また、一実施の形態によれば、荷物の荷受
人に対して荷物の受け取り依頼を通知するようにしたの
で、荷受人の利便性を高めることができるとともに、荷
受人の在宅率が高まることが見込まれるため、再配達率
が低くなり、運送会社側の運送効率を高めることができ
る。
【0156】以上本発明にかかる一実施の形態について
図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの
一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれ
る。
【0157】例えば、前述した一実施の形態において
は、前述した運送仲介装置500の機能を実現するため
の運送仲介プログラムを図29に示したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体1000に記録して、この記録媒
体1000に記録された運送仲介プログラムを同図に示
したコンピュータ900に読み込ませ、実行することに
より、運送仲介に関する一連の処理を実行するようにし
てもよい。
【0158】同図に示したコンピュータ900は、上記
運送仲介プログラムを実行するCPU910と、キーボ
ード、マウス等の入力装置920と、各種データを記憶
するROM(Read Only Memory)930と、演算パラメ
ータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)94
0と、記録媒体1000から運送仲介プログラムを読み
取る読取装置950と、ディスプレイ、プリンタ等の出
力装置960と、各部を接続するバスBUとから構成さ
れている。
【0159】CPU910は、読取装置950を経由し
て記録媒体1000に記録されている運送仲介プログラ
ムを読み込んだ後、運送仲介プログラムを実行すること
により、前述した、運送仲介に関する一連の処理を実行
する。なお、記録媒体1000には、光ディスク、フロ
ッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等の可搬
型の記録媒体が含まれることはもとより、ネットワーク
のようにデータを一時的に記録保持するような伝送媒体
も含まれる。
【0160】(付記1)荷物の運送条件を荷送人に入力
させる運送依頼情報入力工程と、前記運送条件をキーと
して、複数の運送会社から提供されたそれぞれの運賃の
情報を格納する運賃情報データベースを検索し、検索結
果として運送会社毎の運賃を前記荷送人に提示する運賃
提示工程と、前記複数の運送会社の中から運送委託先と
しての運送会社を前記荷送人に選択させる運送会社選択
工程と、前記荷送人により選択された前記運送会社へ運
送業務を発注する運送業務発注工程と、を含むことを特
徴とする運送仲介方法。 (付記2)前記複数の運送会社で独自に設定され運送エ
リアを識別するための独自運送エリア情報を、前記複数
の運送会社で共通に使用可能であって前記運送エリアを
識別するための共通運送エリア情報に変換する変換工程
と、前記共通運送エリア情報に基づいて前記荷物の運送
実績情報を管理する運送実績情報管理工程と、前記運送
会社からの要求に応じて、該運送会社に対応する独自運
送エリア情報を付加した運送実績情報を該運送会社に通
知する通知工程と、を含むことを特徴とする付記1に記
載の運送仲介方法。 (付記3)前記運送業務発注工程では、運送会社で運送
に関する伝票の作成に必要な伝票作成情報を該運送会社
に通知することを特徴とする付記1または2に記載の運
送仲介方法。 (付記4)前記運送会社から通知される運送車の積載率
を管理する積載率管理工程を含み、前記運賃提示工程で
は、前記積載率に応じた運賃を荷送人に提示することを
特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の運送仲介
方法。 (付記5)前記運賃提示工程では、前記積載率が所定率
以下である場合、値引運賃を荷送人に提示することを特
徴とする付記4に記載の運送仲介方法。 (付記6)前記運賃提示工程では、変更後の運賃を前記
運送会社に提示し、該運送会社から変更の許可情報を受
信した場合に、該変更後の運賃を前記荷送人に提示する
ことを特徴とする付記4または5に記載の運送仲介方
法。 (付記7)前記荷物の荷受人に対して荷物の受け取り依
頼を通知する受け取り依頼通知工程を含むことを特徴と
する付記1〜6のいずれか一つに記載の運送仲介方法。 (付記8)荷物の運送条件を荷送人に入力させる運送依
頼情報入力手段と、前記運送条件をキーとして、複数の
運送会社から提供されたそれぞれの運賃の情報を格納す
る運賃情報データベースを検索し、検索結果として運送
会社毎の運賃を前記荷送人に提示する運賃提示手段と、
前記複数の運送会社の中から運送委託先としての運送会
社を前記荷送人に選択させる運送会社選択手段と、前記
荷送人により選択された前記運送会社へ運送業務を発注
する運送業務発注手段と、を備えたことを特徴とする運
送仲介装置。 (付記9)コンピュータを、荷物の運送条件を荷送人に
入力させる運送依頼情報入力手段、前記運送条件をキー
として、複数の運送会社から提供されたそれぞれの運賃
の情報を格納する運賃情報データベースを検索し、検索
結果として運送会社毎の運賃を前記荷送人に提示する運
賃提示手段、前記複数の運送会社の中から運送委託先と
しての運送会社を前記荷送人に選択させる運送会社選択
手段、前記荷送人により選択された前記運送会社へ運送
業務を発注する運送業務発注手段、として機能させるた
めの運送仲介プログラム。
【0161】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
荷送人により入力された運送条件をキーとして、運送会
社毎の運賃を荷送人に提示し、複数の運送会社の中から
荷送人により選択された運送会社へ運送業務を発注する
ようにしたので、従来のように荷送人が個別的に運送会
社に問い合わせていた場合に比べて、運送サービスを受
ける荷送人の利便性を高めることができるとともに、運
賃比較による低コスト化を図ることができるという効果
を奏する。
【0162】また、本発明によれば、独自運送エリア情
報を共通運送エリア情報に変換し、上記共通運送エリア
情報に基づいて荷物の運送実績情報を管理し、運送会社
からの要求に応じて、該運送会社に対応する独自運送エ
リア情報を付加した運送実績情報を該運送会社に通知す
るようにしたので、各運送会社が自社の業務ルールに変
更を加えることなく運送実績情報を取得できるため、運
送会社側の利便性を高めることができるという効果を奏
する。
【0163】また、本発明によれば、運送会社から通知
される運送車の積載率に応じた運賃を荷送人に提示する
ようにしたので、例えば、積載率が低い場合、すなわ
ち、運送車両の積載量に余裕がある場合に運賃を割り引
くことが可能となり、さらに低コストで運送サービスを
提供することができるとともに、割引運賃による運送委
託数の増加が見込めるため運送会社側の運送効率を高め
ることができるという効果を奏する。
【0164】また、本発明によれば、変更後の運賃を運
送会社に提示し、該運送会社から変更の許可情報を受信
した場合に、該変更後の運賃を荷送人に提示するように
したので、柔軟な運賃体系を実現することができ、顧客
へのサービスの質を高めることができるという効果を奏
する。
【0165】また、本発明によれば、荷物の荷受人に対
して荷物の受け取り依頼を通知するようにしたので、荷
受人の利便性を高めることができるとともに、荷受人の
在宅率が高まることが見込まれるため、再配達率が低く
なり、運送会社側の運送効率を高めることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示した運送エリア情報ファイル3101
および3102 の構成を示す図である。
【図3】図1に示した運送会社情報データベース600
の一例を示す図である。
【図4】図1に示した支店情報データベース610の一
例を示す図である。
【図5】図1に示した運賃情報データベース620の一
例を示す図である。
【図6】図1に示した運送エリア情報データベース63
0の一例を示す図である。
【図7】図1に示した顧客情報データベース640の一
例を示す図である。
【図8】図1に示した運送依頼情報データベース650
の一例を示す図である。
【図9】図1に示した運送委託情報データベース660
の一例を示す図である。
【図10】図1に示した運送実績情報データベース67
0の一例を示す図である。
【図11】図10に示した運送実績情報マスタ671の
一例を示す図である。
【図12】図10に示したA運送会社用運送実績情報テ
ーブル6721 の一例を示す図である。
【図13】同一実施の形態の動作概要を説明する図であ
る。
【図14】同一実施の形態の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図15】図14に示した匿名申し込み処理を説明する
フローチャートである。
【図16】図15に示した運賃割引処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図17】同一実施の形態における匿名申し込み画面8
00の一例を示す図である。
【図18】同一実施の形態における運送委託先選択画面
810の一例を示す図である。
【図19】同一実施の形態における詳細情報入力画面8
20の一例を示す図である。
【図20】同一実施の形態における委託内容確認画面8
30の一例を示す図である。
【図21】同一実施の形態における最終確認画面840
の一例を示す図である。
【図22】同一実施の形態における発注確認メール85
0の一例を示す図である。
【図23】同一実施の形態における受け取り依頼メール
860の一例を示す図である。
【図24】同一実施の形態における途中経過メール87
0の一例を示す図である。
【図25】同一実施の形態における運送終了メール89
0の一例を示す図である。
【図26】図14に示した初期登録処理を説明する図で
ある。
【図27】同一実施の形態における運賃割引処理を説明
する図である。
【図28】同一実施の形態における運送会社用運送実績
情報テーブルの作成処理を説明する図である。
【図29】同一実施の形態の変形例の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1001 〜100n 荷送人クライアント 200 インターネット 3001 〜300m 運送会社クライアント 4001 〜400s 荷受人クライアント 500 運送仲介装置 510 通信制御部 520 制御部 530 メイン制御部 540 メール制御部 550 登録制御部 560 画面生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 61/00 210 B65G 61/00 210 (72)発明者 杉原 孝司 広島県広島市南区段原南一丁目3番53号 株式会社富士通中国システムズ内 (72)発明者 児島 利泰 広島県広島市南区段原南一丁目3番53号 株式会社富士通中国システムズ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物の運送条件を荷送人に入力させる運
    送依頼情報入力工程と、 前記運送条件をキーとして、複数の運送会社から提供さ
    れたそれぞれの運賃の情報を格納する運賃情報データベ
    ースを検索し、検索結果として運送会社毎の運賃を前記
    荷送人に提示する運賃提示工程と、 前記複数の運送会社の中から運送委託先としての運送会
    社を前記荷送人に選択させる運送会社選択工程と、 前記荷送人により選択された前記運送会社へ運送業務を
    発注する運送業務発注工程と、 を含むことを特徴とする運送仲介方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の運送会社で独自に設定され運
    送エリアを識別するための独自運送エリア情報を、前記
    複数の運送会社で共通に使用可能であって前記運送エリ
    アを識別するための共通運送エリア情報に変換する変換
    工程と、前記共通運送エリア情報に基づいて前記荷物の
    運送実績情報を管理する運送実績情報管理工程と、前記
    運送会社からの要求に応じて、該運送会社に対応する独
    自運送エリア情報を付加した運送実績情報を該運送会社
    に通知する通知工程と、を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の運送仲介方法。
  3. 【請求項3】 前記運送会社から通知される運送車の積
    載率を管理する積載率管理工程を含み、前記運賃提示工
    程では、前記積載率に応じた運賃を荷送人に提示するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の運送仲介方
    法。
  4. 【請求項4】 前記運賃提示工程では、変更後の運賃を
    前記運送会社に提示し、該運送会社から変更の許可情報
    を受信した場合に、該変更後の運賃を前記荷送人に提示
    することを特徴とする請求項3に記載の運送仲介方法。
  5. 【請求項5】 前記荷物の荷受人に対して荷物の受け取
    り依頼を通知する受け取り依頼通知工程を含むことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の運送仲介
    方法。
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