JP2002323698A - 半透過型液晶表示装置 - Google Patents

半透過型液晶表示装置

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JP2002323698A
JP2002323698A JP2001128201A JP2001128201A JP2002323698A JP 2002323698 A JP2002323698 A JP 2002323698A JP 2001128201 A JP2001128201 A JP 2001128201A JP 2001128201 A JP2001128201 A JP 2001128201A JP 2002323698 A JP2002323698 A JP 2002323698A
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crystal display
display device
light
film
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JP2001128201A
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Yasutake Aoki
健剛 青木
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透過モードにて顕著な透過率が向上し、コント
ラストが改善され、色再現性が高く、色純度が高くな
り、反射モードと透過モードの色再現性の両立度を向上
させる。 【解決手段】半透過型液晶表示装置17において、ガラ
ス基板2上に凸部18を多数配列した凸状配列群を形成
し、その上に光通過孔26を有する半透過膜19を被覆
し、さらにカラーフィルタ6、オーバーコート層7、透
明電極8とを形成している。また、ガラス基板3上に透
明電極10と、配向膜11とを順次形成している。そし
て、半透過膜19の光通過孔26を形成した部位に対応
する凸状配列群の樹脂部分を切欠いて切欠部pを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半透過型液晶表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バックライトを使用しない反射型
液晶表示装置の技術が開発されており、薄型、軽量およ
び低消費電力化に優れている。
【0003】反射型液晶表示装置には、後方に配設した
基板の面上に鏡面にした光反射層を設け、前方に配設し
た基板の外側に散乱板を設けた機能分離型と(特開平8
−201802号参照)、後方に配設した基板に対し凹
凸形状の光反射層を形成した散乱反射型とがあるが(特
開平4−243226号参照)、双方の型ともにバック
ライトを用いないことで、周囲の光を有効に利用してい
る。
【0004】たとえば、TNモードやSTNモードの散
乱反射型液晶表示装置1を図18に示す。
【0005】対向するコモン側のガラス基板2とセグメ
ント側のガラス基板3において、ガラス基板2の上にフ
ォトリソ工程により透明樹脂からなるほぼ半球状の凸部
4を多数ランダムに配列してなる凸状配列群を形成し、
この凸状配列群上にAlなどの金属からなる光反射膜5
を被覆し、さらに凸状配列群上に画素ごとに配したカラ
ーフィルタ6を形成し、そして、カラーフィルタ6の上
にオーバーコート層7と透明電極8と配向膜9とを順次
形成している。また、ガラス基板3においては、その上
に多数平行に配列した透明電極10と配向膜11とを順
次形成している。
【0006】そして、ガラス基板2とガラス基板3とを
液晶12を介してシール部材13により貼り合わせる。
さらにガラス基板3の外側に第1位相差フィルム14と
第2位相差フィルム15と偏光板16とを順次形成す
る。
【0007】上記構成の液晶表示装置1においては、太
陽光、蛍光灯などの外部照明による入射光は偏光板1
6、第2位相差フィルム15、第1位相差フィルム14
およびガラス基板3を通過し、液晶12、カラーフィル
タ6などを通して光反射膜5に到達し、光反射膜5にて
光反射され、その反射光が出射される。
【0008】上記構成の反射型液晶表示装置以外に、携
帯情報端末などにおいて、屋外・屋内の双方に使用でき
るSTN型の半透過型液晶表示装置が開発されている。
【0009】この半透過型液晶表示装置によれば、太陽
光、蛍光灯などの外部照明によって反射型の装置として
用いたり、あるいはバックライトを内部照明として装着
して透過型の装置として使用するが、双方の機能を併せ
もたせるために、半透過膜を使用している(特開平8−
292413号参照)。さらにアクティブマトリックス
型半透過型液晶表示装置に同様な目的で半透過膜を使用
することが提案されている(特開平7−318929号
参照)。
【0010】かかる半透過型液晶表示装置においても、
後方に配設した基板の面上に半透過膜を設け、前方に配
設した基板の外側に光散乱板を設けたことで機能分離型
となしたものが知られている。
【0011】また、これら半透過型液晶表示装置に設け
た半透過膜は、アルミニウムなどの金属を蒸着したもの
であって、それをハーフミラーとして使用し、そして、
この金属膜でもって反射型の装置(反射モード)として
用いる場合には反射膜として、他方、透過型の装置(透
過モード)として用いる場合には透過膜として機能させ
ている。
【0012】さらに、かかるハーフミラーの半透過膜を
使用すると、反射率と透過率の双方の機能をともに向上
させることがむずかしいという課題があり、この課題を
解消するために、光透過用ホールを設けた反射膜を上記
の半透過膜として使用した半透過型液晶表示装置が提案
されている(特許第2878231号参照)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような機能分離型の半透過型液晶表示装置においては、
光散乱板(前方散乱フィルムなど)を前方の基板の外側
に配設しているので、とくに反射型の装置として用いた
場合には、周囲光が装置に入射する際に、入射光は進行
方向に散乱すると同時に、光散乱板によって散乱される
光(後方散乱)が生じるという課題がある。
【0014】このような後方散乱は各画素に対するON
/OFFに限らず、常に発生し、そのためにOFFのと
きには後方散乱により黒輝度が高くなり、画質に像ボケ
が発生し、コントラストが低下していた。
【0015】また、上記のような散乱反射型の液晶表示
装置1においては、フォトリソ工程により凸状配列群を
形成するに際し、再現性と量産性を高めるために各凸部
4を隔離させるが、その反面、各凸部4の間に平坦部が
存在し、この平坦部上にも光反射膜5が被覆され、これ
により、凸状配列群の平坦度が上がり、正反射成分が増
大し、その結果、光散乱性が低下していた。
【0016】この課題を解消するために、ふたたびフォ
トリソ工程でもって平坦部上に凸部を設けたり、あるい
は凸状配列群上に樹脂を被覆して滑らかにする技術が提
案されているが、そのような工程を加えることで生産コ
ストが上がっていた。
【0017】その上、半透過型液晶表示装置に用いる半
透過膜については、反射性と透過性との双方を高める技
術がいまだ完成されておらず、さらに開発が望まれてい
た。
【0018】しかも、半透過型液晶表示装置は、反射モ
ードでは入射光はカラーフィルタを2回通過するのに対
し、透過モードでは入射光は1回のみの通過となるが、
反射領域および透過領域の双方ともカラーフィルタ(着
色層)の膜厚は一定であることで、透過モード時におけ
るパネル表示の色純度が、反射モードより劣化し、淡い
色合いになっていた。
【0019】本発明者は、かかる課題を解消するため
に、特願平11−363399号において、内部散乱反
射板を用いた半透過型液晶表示装置を提案した。
【0020】この半透過型液晶表示装置によれば、基板
上に多数の透明樹脂からなる凸状配列群を形成し、この
凸状配列群上に光半透過膜を被覆するが、光半透過膜を
光通過孔を有する金属膜にて形成し、そして、前方散乱
フィルムを取り除いたことで、それに起因する後方散乱
が解消され、高コントラスト化および高視野角を達成し
た画質が実現できた。
【0021】しかしながら、透過モードにおいて、バッ
クライトによる入射光は、光通過孔を通る際に透明樹脂
を通過し、その樹脂の透過率によって光減衰し、いまだ
満足し得る程度にまで、透過モードにおける色純度の低
下が改善されていないことが判明した。
【0022】したがって本発明の目的は反射型の表示モ
ード時において後方散乱によるコントラストの低下をな
くした半透過型液晶表示装置を提供することにある。
【0023】本発明の他の目的は透過モードにて凸状配
列群による光透過性の低下を防ぐなどして、高色純度お
よび高画質を達成した半透過型液晶表示装置を提供する
ことにある。
【0024】本発明のさらに他の目的は凸状配列群によ
る光散乱性を向上させることで、視野角を広くし、これ
によって良好な表示特性をもつ高性能かつ高信頼性の半
透過型液晶表示装置を提供することにある。
【0025】また、本発明の他の目的は生産コストを下
げて、かかる高性能かつ高信頼性の半透過型液晶表示装
置を提供することにある。
【0026】さらにまた、本発明の目的は、凸状配列群
の上に形成する半透過膜を改善することで、かかる目的
を優位に達成した半透過型液晶表示装置を提供すること
にある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の半透過型液晶表
示装置は、基板の一方主面上に多数の透明樹脂製凸部を
ランダムに並べた凸状配列群を形成し、この凸状配列群
上に半透過膜を被覆し、この光半透過膜上に透明電極と
配向層とを順次積層してなる一方部材と、透明基板上に
透明電極と配向層とを順次積層してなる他方部材との間
にネマチック型液晶を介在させてマトリックス状に画素
を配列せしめてなる装置構成であって、前記光半透過膜
が光通過孔を有する金属膜にて形成するとともに、この
光通過孔を形成した部位に対応する透明樹脂製凸部の樹
脂部分を切欠いたことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図でもって詳述す
る。
【0029】半透過型液晶表示装置 図1と図2によりカラー表示用の半透過型液晶表示装置
17を説明する。
【0030】図1は半透過型液晶表示装置17の断面概
略図であり、図2はその要部である光透過膜を形成した
一方部材の拡大断面図である。なお、図18に示す従来
の液晶表示装置1と同一箇所には同一符号を付す。
【0031】2はコモン側のガラス基板(寸法300×
360mm、0.5mm厚)、3はセグメント側のガラ
ス基板(寸法300×360mm、0.5mm厚)であ
って、前記一方部材については、ガラス基板2の一方主
面上に透明樹脂からなるほぼ半球状の凸部18(たとえ
ば、円直径:10μm、高さ:0.4μm)を多数配列
することで、前記液晶表示装置1と同じようなランダム
性の凸状配列群を形成し、この凸状配列群上に光通過孔
を有する金属膜にて形成した前記光半透過膜である半透
過膜19を被覆している。なお、半透過膜19の密着性
を高めるために、SiO2層をたとえば50〜300Å
の厚みでもってその下に形成してもよい。
【0032】上記半透過膜19によれば、光通過孔を有
する金属膜にて形成するが、この光通過孔を形成した部
位に対応する凸部18の樹脂部分を切欠くことで、切欠
部pを形成する。
【0033】この半透過膜19にはクロムやアルミニウ
ム、銀などの金属膜にて遮光性を具備させるとともに、
膜面に前記光通過孔を形成する。このような光通過孔は
その形状に対応したフォトリソ用マスクを使用し、フォ
トリソ技術により形成する。すなわち、金属膜が形成さ
れた膜面に感光性レジストを塗布し、フォトリソ用マス
クを用いて露光し、その後、現像、エッチング、剥離の
各工程を経て形成する。
【0034】そして、このように半透過膜19を被覆し
た凸状配列群上に画素ごとに配したカラーフィルタ6を
形成している。カラーフィルタ6は顔料分散方式、すな
わちあらかじめ顔料(赤、緑、青)により調合された感
光性レジストを基板上に塗布し、フォトリソグラフィに
より形成している。さらにアクリル系樹脂からなるオー
バーコート層7と、多数平行にストライプ状配列したI
TOからなる透明電極8とを形成している。この透明電
極8上に一定方向にラビングしたポリイミド樹脂からな
る配向膜9を形成している。また、各カラーフィルタ6
間にはクロム金属もしくは感光性レジストのブラックマ
トリックスを形成してもよい。
【0035】なお、配向膜9は透明電極8上に直に成膜
形成しているが、配向膜9と透明電極8との間に樹脂や
SiO2などからなる絶縁膜を介在させてもよく、ま
た、オーバーコート層7は設けなくてもよい。さらに半
透過膜19を被覆した凸状配列群上に樹脂やSiO2
らなる平滑膜を形成し、この平滑膜上に画素ごとに配し
たカラーフィルタ6を形成してもよい。
【0036】他方部材については、ガラス基板3上に多
数平行にストライプ状配列したITOからなる透明電極
10と、一定方向にラビングしたポリイミド樹脂からな
る配向膜11とを順次形成している。透明電極10と配
向膜11との間に樹脂やSiO2からなる絶縁層を介在
させてもよい。
【0037】そして、上記構成の一方部材および他方部
材を、たとえば200〜260°の角度でツイストされ
たカイラルネマチック液晶からなる液晶12を介してシ
ール部材13により貼り合わせる。また、両部材間には
液晶12の厚みを一定にするためにスペーサを多数個配
している。
【0038】さらにガラス基板3の外側にポリカーボネ
イトなどからなる第1位相差フィルム14と第2位相差
フィルム15とヨウ素系の偏光板16とを順次形成す
る。これらの配設については、アクリル系の材料からな
る粘着材を塗布することで貼り付ける。
【0039】上記構成の液晶表示装置17においては、
太陽光、蛍光灯などの外部照明による入射光は偏光板1
5、第2位相差フィルム14、第1位相差フィルム13
およびガラス基板3を通過し、液晶12、カラーフィル
タ6などを通して半透過膜19に到達し、半透過膜19
にて光反射され、反射モードとして、その反射光が出射
される。
【0040】かくして本発明の液晶表示装置17におい
ても、光散乱板を使用しないことで、従来のような後方
散乱という課題が解消され、その結果、反射型表示モー
ドのOFF時の明るさが低減し、コントラストが向上し
た。
【0041】そして、この液晶表示装置17では、ガラ
ス基板2の外側にポリカーボネイトなどからなる位相差
フィルム(図示せず)とヨウ素系の偏光板(図示せず)
とを順次形成し、さらにバックライトを配設すること
で、透過型表示モードになる。
【0042】〔一方部材の形成方法〕ガラス基板2上の
凸状配列群の形成方法を図3〜図17により述べる。
【0043】図3と図4は凸状配列群の形成工程図、図
5は凸状配列群を形成するためのフォトマスクの平面
図、図6は他のフォトマスクの平面図である。また、図
7は現像時間と凸状配列群の凹凸高低差との関係を示
し、図8は現像時間の違いによる光感光性樹脂層の形状
変化を示す。図9は凸状配列群の拡大図、図10は凸状
配列群の写真図であって、図11は他の凸状配列群の拡
大図である。さらに図12〜図15は半透過膜の構成を
示す。図16はカラーフィルタ6の形成工程図であり、
図17は光通過孔を形成した半透過膜19において、反
射モードと透過モードに適用する場合の双方の領域を示
す。
【0044】まず、図3と図4に示す工程図でもって凸
状配列群の形成方法を述べる。
【0045】以下、(a)工程〜(i)工程の順にした
がって形成する。
【0046】(a)工程 アクリル系樹脂を主成分とし、溶媒としてジエチレング
リコールメチルエチルエーテルを使用した光感光性樹脂
(商品:PC405H・JSR株式会社製)をスピンコ
ート塗布する。この樹脂の膜厚はスピンナ回転数により
制御でき、本例ではスピンナ回転数を1000rpmに
して2μm程度の厚さのポジ型光感光性樹脂を塗布し
た。
【0047】(b)工程 上記のように塗布された基板を、たとえば90℃の温度
で2分間、ホットプレートによりプリベークした。
【0048】(c)工程 次にフォトリソ用マスクを用いて露光をおこなう。この
露光は基板の法線方向にUVを用いて全面露光する。
【0049】このフォトリソ用マスクを図5または図6
に示す。フォトマスク20はガラス基板21上にCr金
属や酸化鉄などからなる多数の円状スポット22(たと
えば6μm径)をランダム状態に配置したものであり、
画像表示面が5.7インチサイズである場合、一表示面
に対応するガラス基板21上には約5000万個のスポ
ットが配置される。
【0050】また、スポットは円状以外に、図6に示す
フォトマスク23のように、たとえば四角形、五角形、
六角形、さらにそれ以上の多角形スポット24であって
もよいが、見る方向によって散乱特性に違いが生じない
ように円形にするのがよい。そして、このスポット形状
とほぼ同一形状の凸部19が形成される。
【0051】このようにフォトリソ用マスクを用いてU
V露光をおこなうが、そのマスク20、23のスポット
22、24において、それぞれの端部付近では、UVが
広がることで、後述する現像後の凸部では角部がなくな
っている。
【0052】(d)工程 (c)工程である露光を経た後、現像をおこなう。現像
液としては、たとえばJSR株式会社製のPD523A
D(濃度0.05%)を使用する。そして、現像時間を
変えることで現像の進行を加減することができるが、現
像を適度に止めることで、隣り合う各凸部間にて双方の
端部が接続され、連続的に繋がる。
【0053】図7および図8により現像の進行程度によ
る凸部の状態を示す。
【0054】図7において、現像時間による凹凸高低差
を示し、横軸は現像時間(秒)であり、縦軸は凹凸高低
差(μm)であり、黒点は測定データである。
【0055】現像時間が約25秒までは時間の増大する
にしたがって凹凸高低差が大きくなるが、現像時間が約
25秒を超えると、ガラス基板2が露出され、現像によ
る深度が一定になることで凹凸高低差の変動が非常に小
さくなっている。
【0056】図8においては、測定データである黒点の
うち(a)と(b)と(c)について、それぞれのガラ
ス基板2上の凸状配列群の断面形状を示す。
【0057】たとえば、現像時間を20秒にすればよい
が、この現像時間もレジスト塗布量、現像液濃度、プリ
ベーク条件等により適宜変えればよい。
【0058】(e)工程 (c)の露光工程においては、多数の凸部18をランダ
ムに並べた凸状配列群を形成するためであるが、本工程
においては、凸状配列群に対し、前記光通過孔を形成し
た部位に対応する透明樹脂の凸部18の樹脂部分に切欠
部pを形成するために、同様にフォトリソ用マスクを用
いてUV露光をおこなう。
【0059】(f)工程 (e)の露光工程を経た後、(d)工程と同様に現像を
おこない、切欠部pを形成する。
【0060】また、(c)および(e)の露光工程を連
続しておこない、現像工程を一括してもよい。すなわ
ち、凸状配列群の凸部18である凹凸形状の形成と、欠
陥部pを一度の現像工程で形成できる。
【0061】(g)工程 この加熱処理でもって、たとえば低温(130℃、2
分)にて表面形状が大きく変化しない程度に熱溶融させ
る。このような熱ダレを利用することで、さらに滑らか
な表面性状にする。
【0062】(h)工程 次のポストべークでもって、たとえば高温(200℃、
30分)にて全体を硬化させる。
【0063】このように(g)工程によって若干溶解さ
せて表面形状をなめらかにして、凹凸形状に対し微調整
をおこない、ついで(h)工程により硬化させる。
【0064】(i)工程 最後に凸状配列群上にスパッタリングや蒸着法でもって
クロムやアルミニウム、銀などの金属からなる半透過膜
19を、厚み1000Åの金属膜をスパッタリンングと
フォトリソ法とを組合せて形成し、次いでカラーフィル
タ6を塗布形成する。
【0065】なお、上述した凸状配列群の形成工程にお
いては、凸状配列群を形成するための(c)の露光工程
と(d)の現像工程を経た後に、切欠部pを形成すべく
(e)の露光工程と(f)の現像工程をおこなったが、
これに代えて、さきに切欠部pを形成すべく(e)の露
光工程と(f)の現像工程をおこない、次いで凸状配列
群を形成するための(c)の露光工程と(d)の現像工
程をおこなってもよい。
【0066】また、(c)および(e)の露光工程を連
続しておこない、そして、現像工程を一括してもよく、
このようにして凹凸形状形成と欠陥部pを一度の現像工
程で形成できる。
【0067】また、以上の各工程(a)〜(i)を経て
得られた半透過膜19が被覆された凸状配列群に対し、
その表面性状をスキャニングしたり、写真撮影をおこな
った。
【0068】図9はキーエンス製表面形状測定顕微鏡を
用いて、その形状をスキャニングしたものであって、横
軸(X)はスキャニング方向であり、縦軸(Z)は高さ
を示し、各単位はμmである。また、図10は光学式顕
微鏡(オリンパス製BH3MJL)を用いて500倍に
て写真撮影した撮影図である。
【0069】これらの図から明らかなとおり、熱溶融に
より凸部が滑らかな形状になり、さらに隣り合う各凸部
が接続されている。
【0070】半透過型液晶表示装置17においては、凸
状配列群の隣り合う各凸部18を接続させるのがよく、
これによって各凸部18の間に平坦部が存在しなくなっ
て、凸状配列群の平坦度が低下し、正反射成分が減少
し、光散乱性が改善され、その結果、視野角が広くなっ
た。なお、写真にて確認した限りでは、凸状配列群にお
ける隣り合う各凸部18がほぼ全面的に接続されている
が、部分的にわずかに非接続部分があっても光散乱性に
影響がない。
【0071】また、凸状配列群を形成するに当たり、
(g)工程の加熱処理(表面形状が大きく変化しない程
度の熱溶融工程)を除外して、その他の各工程(a)〜
(f)、(h)、(i)でもって形成してもよい。
【0072】このように(g)工程が除かれた形成方法
によって半透過膜19が被覆された凸状配列群を設け、
そして、その表面性状をスキャニングしたところ、図1
1に示すような結果が得られた。熱溶融しない場合に
は、凸部形状は上面に若干平坦部が存在するが、上記の
ように凸状配列群の平坦度は低下し、同様に正反射成分
が減少し、これによって光散乱性が改善され、視野角が
広くなった。
【0073】以下、この(i)工程に関する半透過膜1
9とカラーフィルタ6とを、さらに述べる。
【0074】半透過膜19について 図12〜図15にてパターニングした半透過膜19の形
状を示す。
【0075】半透過膜19は金属膜と光通過孔でもって
光透過性と光反射性の双方の特性を具備しており、しか
も、2枚の偏光板の間に挟んだ時に位相差を生じないよ
うにするとよい。
【0076】この半透過膜19を図12〜図15により
説明する。図12(A)は半透過膜19の拡大平面図で
あり、同図(B)は一画素の拡大平面図である。図13
〜図15は他の半透過膜19の一画素の拡大平面図であ
る。
【0077】図12(A)に示すように、各画素にはそ
れぞれほぼ同じ構成の光通過孔26を形成している。そ
して、図12(B)に示すように個々の画素は光通過孔
26をなす透過領域と、金属膜25が形成される反射領
域と、隣接する画素との隙間となる画素間領域とからな
る。
【0078】半透過膜19はクロムやアルミニウム、銀
などの遮光性のある金属膜25でもって形成し、さらに
金属膜25の面内に光通過孔26を形成するが、この金
属膜25自体に光反射膜としての機能もある。そして、
光通過孔26の面積比率により光透過性と光反射性の双
方の機能を具備させる。たとえば、反射領域と透過領域
との面積比率は75:25にするよい。この比率は、金
属膜をスパッタリング法にて成膜した後のフォトリソ法
において、マスク設計をおこなうことで得られる。
【0079】このような半透過膜19に使用している金
属膜は、その膜厚を300Å以上にするとよく、これに
よって遮光性と光反射性の双方の機能をもたせることが
できる。
【0080】また、光通過孔26の面積を大きくすれ
ば、透過型表示モードに適した構成になり、その面積を
小さくすれば、反射型表示モ−ドに適した構成になる。
【0081】上記半透過膜19の一画素は、図12
(B)に示すような光通過孔26の形状以外に、さまざ
まな形状と光通過孔26を形成してもよく、たとえば、
図13〜図15にて示す。図13の画素と図14の画素
においては、画素領域内を2分し、一方を反射領域とな
し、他方を透過領域としている。図15の画素では円形
の透過領域を形成している。
【0082】また、図12(B)および図13〜図15
にて示す各画素において、反射領域を透過領域に、透過
領域を反射領域というように逆に構成してもよい。
【0083】カラーフィルタ6について 上記のようにパターニングした半透過膜9を形成した
後、図16に示す工程でもってカラーフィルタ6を塗布
形成する。
【0084】同図において、(イ)〜(ホ)の各工程順
に形成する。以下、各工程を述べる。
【0085】(イ)工程 この工程図では、前記パターニングした半透過膜19を
形成した後を示す。
【0086】(ロ)工程 顔料分散方式にしたがって、赤顔料により調合された感
光性レジストを基板上に塗布し、次いでフォトリソグラ
フィにて所定に部位に配設する。図16にてRed形成
と記す。
【0087】(ハ)工程 Green形成として、緑顔料により調合された感光性
レジストを基板上に塗布し、次いでフォトリソグラフィ
にて所定に部位に配設する。
【0088】(ニ)工程 Blue形成として、青顔料により調合された感光性レ
ジストを基板上に塗布し、次いでフォトリソグラフィに
て所定に部位に配設する。
【0089】なお、(ロ)〜(ニ)の各工程について
は、順序が入れ替わってもよい。
【0090】(ホ)工程 アクリル系樹脂を塗布することで、オーバーコート層7
を被覆する。
【0091】かくして上記工程により得られたカラーフ
ィルタ基板においては、図17の要部断面図にて示すよ
うに、カラーフィルタ塗布面をフラットに形成すると、
透過領域でのカラーフルタの膜厚は反射領域でのその膜
厚dより凸部18の樹脂高さの分だけ大きくなる。たと
えば、反射領域のカラーフィルタ膜厚をdとすると、透
過領域のカラーフィルタ膜厚は2dにするとよい。
【0092】たとえば、d=1μmにすることで、反射
領域のカラーフィルタ膜厚を1.0μmにして、透過領
域のカラーフィルタ膜厚を2.0μmにするとよい。
【0093】そして、本発明によれば、上記工程により
得られたカラーフィルタ基板を用いて、図1に示すよう
な本発明の液晶表示装置17が得られる。
【0094】次に本発明者は、図22に示す如くカラー
フィルタ基板を作製し、これでもって図1に示す構成の
液晶表示装置17を作製し、光学特性を測定した。同図
aは比較例のカラーフィルタ基板であり、同図bは本発
明のカラーフィルタ基板である。
【0095】双方とも前述した工程によりガラス基板2
の上にアクリル系樹脂からなる凸部18の凸状配列群を
形成し、その上に厚み250Åのアルミニウム金属膜に
て半透過膜19を被覆し、さらにカラーフィルタ6とア
クリル系樹脂からなるオーバーコート層7とを順次塗布
形成する。
【0096】ただし、双方との間において、本発明の液
晶表示装置にて、切欠部pを形成する以外に、構成上の
差はない。
【0097】また、d=1μmにすることで、反射領域
のカラーフィルタ膜厚を1.0μmにして、透過領域の
カラーフィルタ膜厚を2.0μmにしている。
【0098】そして、これらの液晶表示装置に対し、そ
れぞれ図23に示すように光学特性を測定した。同図a
は反射モードを測定する場合を、同図bは透過モードを
測定する場合を示す。
【0099】反射モードの場合、液晶パネルの上部から
光(C光源)を入射させ、液晶パネルを駆動させた際(白
表示、黒表示、RGB表示(Red、Green、Bl
ue表示)の反射光の反射率、コントラストおよび色域
面積(色再現性)を測定した。
【0100】また、透過モードの場合は、測定対象下部
から光(C光源)を入射させ、液晶パネルを駆動させた際
の透過率、コントラストおよび色域面積を測定した。
【0101】ちなみに、図24にて色域面積の定義を示
すが、色域面積は各RGBの色度点を囲んだ面積であっ
て、この面積が大きくなることに伴い、色再現性が高く
なり、色純度の高いパネル表示が得られる。
【0102】以上のような評価手法にて表1と表2に示
すように、本発明の半透過型液晶表示装置と、比較例で
ある従来の半透過型液晶表示装置の光学特性が得られ
た。
【0103】
【表1】
【0104】
【表2】
【0105】表1においては、Ron、Tonは、それ
ぞれ白表示した場合の反射率、透過率であり、Rof
f、Toffは、それぞれ黒表示した場合の反射率、透
過率である。CRはコントラストを示す。
【0106】表1に示す結果から明らかなとおり、本発
明の液晶表示装置は、従来の液晶表示装置に比べて、透
過モードにて顕著な効果が得られ、従来であれば、2.
24%であることに対し、本発明では2.56%に大き
くなり、約1.15倍に増大している。さらにコントラ
ストについても、反射モードおよび透過モードともに大
きくなっている。
【0107】参考までに、アクリル系樹脂からなる凸部
18の凸状配列群に対する分光特性を図21に示す。同
図の横軸は波長であり、縦軸は透過率(%)である。
【0108】このように凸状配列群を光通過すること
で、約10%程度光吸収が生じる。したがって、本発明
によれば、凸状配列群による光吸収がなく、これによっ
て透過率が増加している。
【0109】また、表2から明らかなとおり、本発明の
液晶表示装置によれば、従来のものと比べて、色域面積
が大きく、これによって色再現性が高く、色純度の高い
パネル表示が得られたことがわかる。
【0110】図19に本発明の液晶表示装置のRGB色
度図を示し、図20に従来の液晶表示装置のRGB色度
図を示す。これらRGB色度および色域面積を比較した
結果、従来では反射モードと透過モードの色域面積が大
きく異なっているのに対し、本発明では反射モードと透
過モードの色域面積がほぼ等しく、色再現性の両立度が
向上している。
【0111】本発明者は、上記の結果について、次のよ
うに考える。すなわち、カラーフィルタの膜厚をdとし
た場合に、従来における入射光のカラーフィルタ通過距
離は、反射モード時は2dであるのに対し、透過モード
はdとなるが、入射光のカラーフィルタ通過距離と色再
現性は比例の関係にあることで、従来の場合、反射・透
過のモードによりカラーフィルタの通過距離が異なるこ
とに起因し、両モードによる色再現性に差が生じ、とく
に透過モードでは、カラーフィルタの通過距離が短いた
めに、色再現性が劣化したと考える。本発明者が表示の
目視観察による評価を行なっても、色が淡く感じられた
ことを確認している。
【0112】一方、本発明の液晶表示装置によれば、透
過領域におけるカラーフィルタ膜厚が反射領域カラーフ
ィルタの膜厚の約2倍程度になっているため、入射光の
カラーフィルタ通過距離は、反射モード、透過モードと
もに2dとなり、これにより、透過モードの色再現性は
向上し、反射モードの色再現性と同等になり、その結
果、両モードによる色再現性に差が生じないと考える。
【0113】このように本発明による液晶表示装置にお
いては、反射モードと透過モードの色再現性の両立度を
向上させることができた。
【0114】また、本発明の液晶表示装置17において
は、半透過膜19を光通過孔26が形成された金属膜2
5にて形成したことで、反射型表示モードにて使用する
場合には、金属膜25に到達した光を反射させ、これに
よって反射性能をもっとも高めることができた。しか
も、透過型表示モードの使用においても、半透過膜19
にて光吸収されることなく、光通過孔26を通過するだ
けであり、そのためにもっとも透過性能を高めることが
できた。
【0115】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
るものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の変更や改善などは何ら差し支えない。
【0116】たとえば、上記の実施形態においては、S
TN型単純マトリックスタイプのカラー液晶表示装置で
もって説明しているが、その他にモノクロのSTN型単
純マトリックスタイプの液晶表示装置であっても、ある
いはTN型単純マトリックスタイプの液晶表示装置であ
っても、さらに双安定型の液晶表示装置でも同様な作用
効果が得られる。
【0117】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の半透過型液晶表
示装置においては、基板上に凸状配列群を形成し、この
凸状配列群上に光通過孔を有する金属膜にて形成した光
半透過膜を被覆し、そして、この光半透過膜の光通過孔
を形成した部位に対応する透明樹脂製凸部の樹脂部分を
切欠いたことで、透過モードにて顕著な透過率が向上
し、さらにコントラストについても、反射モードと透過
モードともに大きくなり、しかも、色域面積が大きくな
って、色再現性が高く、色純度が高くなり、反射モード
と透過モードの色再現性の両立度を向上させることがで
きた。
【0118】また、本発明の半透過型液晶表示装置にお
いては、基板上に多数の透明樹脂製凸部をランダムに並
べた凸状配列群を形成し、この凸状配列群上に半透過膜
を被覆したことで、光散乱板を取り除くことができ、こ
れによって従来の後方散乱が解消され、反射型表示モー
ドのOFF時の明るさが低減し、その結果、コントラス
トが向上した高性能な半透過型液晶表示装置が提供でき
た。
【0119】さらにまた、本発明においては、凸状配列
群を構成する各凸部において、隣り合う各凸部が接続さ
れることで、光散乱性能が向上し、視野角が広くなり、
これによって良好な表示特性をもつ高性能かつ高信頼性
の半透過型液晶表示装置が提供できた。
【0120】しかも、このように各凸部を接続させるに
際し、現像の進行を適度に止めることで容易に達成さ
れ、これによって生産コストを下げることができた。
【0121】その上、本発明の半透過型液晶表示装置に
よれば、半透過膜を光通過孔が形成された金属膜にて形
成したことで、反射型表示モードにて使用する場合に
は、金属膜にて最大の反射性能が得られ、一方の透過型
表示モードにおいても、半透過膜にて光吸収されないこ
とで、最大に透過性能が得られ、これによって双方の機
能を最大に活用することができ、反射型表示モードにて
使用する場合でもOFF時の明るさをもっとも低減で
き、その結果、コントラストがもっとも向上した高性能
な半透過型液晶表示装置が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半透過型液晶表示装置の断面概略図で
ある。
【図2】本発明の半透過型液晶表示装置の要部拡大断面
図である。
【図3】(a)〜(e)は本発明の半透過型液晶表示装
置に係る凸状配列群の形成工程図である。
【図4】(f)〜(i)は本発明の半透過型液晶表示装
置に係る凸状配列群の形成工程図である。
【図5】凸状配列群を形成するためのフォトマスクの平
面図である。
【図6】凸状配列群を形成するための他のフォトマスク
の平面図である。
【図7】凸状配列群を形成する際の現像時間と凸状配列
群の凹凸高低差との関係を示す線図である。
【図8】凸状配列群を形成する際の現像時間の違いによ
る光感光性樹脂層の形状変化を示す図である。
【図9】凸状配列群の拡大図である。
【図10】凸状配列群の写真図である。
【図11】他の凸状配列群の拡大図である。
【図12】(A)は半透過膜の拡大平面図であり、
(B)は各画素の拡大平面図である。
【図13】画素の拡大平面図である。
【図14】画素の拡大平面図である。
【図15】画素の拡大平面図である。
【図16】(イ)〜(ホ)は本発明の半透過型液晶表示
装置に係るカラーフィルタの形成工程図である。
【図17】本発明の半透過型液晶表示装置に係るカラー
フィルタ基板の断面概略図である。
【図18】従来の半透過型液晶表示装置の断面概略図で
ある。
【図19】本発明の液晶表示装置のRGB色度図を示
す。
【図20】従来の液晶表示装置のRGB色度図を示す。
【図21】凸状配列群に対する分光特性を示す線図であ
る。
【図22】aは従来のカラーフィルタ基板の拡大断面図
であり、bは本発明に係るカラーフィルタ基板の拡大断
面図である。
【図23】aは反射モードの測定方法を示す説明図であ
り、bは透過モードの測定方法を示す説明図である。
【図24】色域面積の定義を示す説明図である。
【符号の説明】
2、3…ガラス基板 4、18…凸部 6…カラーフィルタ 7…オーバーコート層 8、10…透明電極 9、11…配向膜 12…液晶 13…シール部材 14…第1位相差フィルム 15…第2位相差フィルム 16…偏光板 17…半透過型液晶表示装置 19…半透過膜 26…光通過孔 p…切欠部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の一方主面上に多数の透明樹脂製凸部
    をランダムに並べた凸状配列群を形成し、この凸状配列
    群上に光通過孔を有する金属膜にて形成した光半透過膜
    を被覆し、この光半透過膜上に透明電極と配向層とを順
    次積層してなる一方部材と、透明基板上に透明電極と配
    向層とを順次積層してなる他方部材との間にネマチック
    型液晶を介在させてマトリックス状に画素を配列せしめ
    てなる半透過型液晶表示装置であって、前記光半透過膜
    の光通過孔を形成した部位に対応する透明樹脂製凸部の
    樹脂部分を切欠いたことを特徴とする半透過型液晶表示
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7663585B2 (en) 2004-05-18 2010-02-16 Funai Electric Co., Ltd. Television apparatus having liquid crystal display
KR20210025703A (ko) * 2012-08-03 2021-03-09 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 반도체 장치

Cited By (3)

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