JP2002323147A - バタフライバルブの弁体の製造方法 - Google Patents

バタフライバルブの弁体の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁体の流体に接触する接液部全体がフッ
素樹脂で密着状に被覆されており、しかもフッ素樹脂か
らなる被覆層の内側にエラストマー製のバックアップリ
ングを備えた弁体を得る。 【解決手段】 円板状芯金21、該芯金21の外周に沿
って設けられたエラストマー製のバックアップリング2
2および該バックアップリング22を含む芯金21の全
面を被覆するフッ素樹脂製の被覆層23とからなる弁体
20を製造するに当り、芯金21の外周にバックアップ
リング22と同一形状を有する耐熱・水溶性の固体模型
を固定し、この模型を含む芯金21の外周にフッ素樹脂
の被覆層23を成形し、次いで固体模型を水で溶解除去
し、その除去跡にエラストマーを充填してバックアップ
リング22を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管路を流れる流
体を制御するために上記管路の途中に介設されるバタフ
ライバルブの円板状弁体であって、その流体に接触する
表面全体がフッ素樹脂で被覆された弁体の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】溶剤、薬品、油、酸、燃料ガスおよび食
品等の強酸や強アルカリを含む流体を送る管路の途中に
介設されるバタフライバルブとして、その弁箱を構成す
る円筒状バルブ本体の内面および円板状弁板の外面をそ
れぞれフッ素樹脂で被覆したものが知られている。図1
は上記バタフライバルブ10の一例を示し、11はバル
ブ本体、15は弁体である。バルブ本体11は、鉄等の
金属で円筒状に作られ、その内面の中心線に沿って周方
向溝11aが凹設され、この周方向溝11aにゴム等の
エラストマーからなるバックアップリング12の外面側
が嵌め込まれ、このバックアップリング12の内側突出
部を含むバルブ本体11の内面および端面にフッ素樹脂
からなる断面U字形の被覆層13が装着され、被覆層1
3の弾性不足に伴うシール性の低下をバックアップリン
グ12が補っている。一方、弁体15は、鉄等の金属か
らなる円板状の芯金16の外面にフッ素樹脂製の被覆層
17を被着して作られる。
【0003】上記の被覆層13、17を構成するフッ素
樹脂は、耐溶剤性と耐薬品性等の化学的性質に優れてい
るが、使用が1年以上の長期におよぶと、塩素等の分子
量の小さい内部流体がフッ素樹脂の分子間に浸透し、被
覆層13、17を透過する問題がある。この影響を少な
くするため、フッ素樹脂からなる被覆層13、17の厚
みを増大すると、反発弾性に乏しいフッ素樹脂の剛性が
更に高くなってエラストマー製バックアップリング12
がその機能を発揮できなくなり、バルブとしてのシール
性が低下するという問題があった。
【0004】そこで、弁体15の芯金16と被覆層17
との間にもエラストマー製のバックアップリングを取付
けることが試みられたが、フッ素樹脂の成形温度が約3
00℃であるのに対し、エラストマーの耐熱温度が最大
でも200℃であるため、芯金16の外周にエラストマ
ーでバックアップリングを成形した後、その上に被覆層
17をフッ素樹脂で成形することはできなかった。ま
た、被覆層17を別途に成形し、これを貼り付けること
は、密封性に問題があった。なお、特公平4−4414
7号公報には、エラストマー製のバックアップリングを
フッ素樹脂で被覆してリング状とし、これを金属製弁体
の外周に固定することが開示されているが、この場合
は、弁体の外周のみがフッ素樹脂で被覆され、残りの大
部分が被覆されずに露出して流体に接触するため、耐薬
品性に問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、金
属製の弁体の外側に、バックアップリング用の空洞を残
してフッ素樹脂の被覆層を成形し、しかるのち上記の空
洞にエラストマーを充填してバックアップリングを成形
することを可能にし、もってエラストマー製のバックア
ップリングを有し、かつこのバックアップリングを含む
弁体の流体に接触する接液部全体がフッ素樹脂で密着状
に被覆された弁体を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、バタフライバルブの弁体の芯部を構成する円板状芯
金、該芯金の外周に沿って設けられたエラストマー製の
バックアップリングおよび該バックアップリングを含む
芯金の全面を被覆するフッ素樹脂製の被覆層とからなる
弁体を製造するに当り、上記芯金の外周に上記のバック
アップリングと同一形状を有する耐熱・水溶性の固体模
型を固定し、この固体模型を含む芯金の外周にフッ素樹
脂の被覆層を成形し、次いで上記の固体模型を水で溶解
除去し、その除去跡にエラストマーを充填してバックア
ップリングを成形する。
【0007】この発明では、円板状の弁体の芯金外周に
バックアップリングの代わりにバックアップリングと同
形の耐熱・水溶性の固体模型を固定し、その上からフッ
素樹脂の被覆層を成形するので、その成形温度が300
℃程度の高温であっても上記の模型が変形することはな
く、フッ素樹脂からなる所望形状の被覆層が得られる。
そして、上記の固体模型を水で溶解、除去した後、この
除去により芯金と被覆層との間に生じた空洞に被覆層の
耐熱温度よりも低い融点のエラストマーを充填してバッ
クアップリングを成形するので、被覆層が変形したり変
質したりすることはなく、かつ被覆層および芯金に対す
るバックアップリングの密着性が良好となる。
【0008】上記の芯金は、ダクタイル鋳鉄、鋳鋼、炭
素鋼、ステンレス鋼その他の金属で円板状に、かつその
直径方向に弁棒挿入孔を設けた形に製造され、必要に応
じてクロムメッキ等のメッキが施されるが、その外周に
バックアップリングを支持するための凹溝を備えること
が好ましく、これによってバックアップリング用固体模
型の成形と支持が容易になり、かつバックアップリング
の支持も容易になる。
【0009】この発明では、上記芯金の外周にバックア
ップリングに代えて固体模型が固定されるが、この固体
模型の成形材料は、フッ素樹脂の成形時に変形や変質が
生じない程度の耐熱性と、成形後に水に浸漬することで
溶解可能な水溶性とを併有するものであり、代表的な成
形材料として塩化ナトリウム(融点:800℃)が例示
され、所望の形状に圧縮、成形し、温度400〜500
℃で焼成して固体模型を作ることができる。また、塩化
ナトリウムを溶解し、金型内に鋳造することで固体模型
を作ることができる。また、鋳物砂と水溶性凝固剤(例
えば、デンプン等)との混合物を用いることもでき、芯
金の材質に応じて選択される。
【0010】上記の成形材料は、上記の芯金を成形用の
型の一部に用いて、芯金の外周に密着するリング状に成
形して固体模型とすることができる。また、芯金とは別
の型を用いてリング状に成形し、しかるのち芯金に固定
することもできるが、この場合は成形用の型から外した
り、芯金に固定したりするために、リング状の固体模型
を2分割ないし4分割した形に成形し、得られた2個な
いし4個の円弧状セグメントを芯金上でリング状に合わ
せて固体模型とすることができる。
【0011】次いで、上記の芯金を外周の固体模型と共
に金型に固定し、射出成形やトランスファ成形等の熱可
塑性樹脂用成形方法により、上記の芯金および固体模型
の全面を包む被覆層をフッ素樹脂によって成形する。こ
の場合、芯金の弁棒挿通孔には弁棒または弁棒と等しい
太さの支持棒を挿入して金型に固定することができる。
そして、固体模型から突出する弁棒または支持棒の基部
の回りに上記のフッ素樹脂で円筒状の被覆層を形成する
のが好ましく、これによって弁体・弁棒間の隙間に流体
が侵入するのを防ぐことが可能になる。
【0012】被覆層の成形に用いるフッ素樹脂は任意で
あるが、耐熱性の点で、ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)やテトラフルオロエチレン・パーフルオロ
アルコシルビニルエーテル共重合体(PFA)が好まし
い。中でも、PFAは成形が容易な点で特に好ましい。
なお、PTFEおよびPFAの融点は、それぞれ327
℃および260℃であるから、これらのフッ素樹脂で被
覆層を成形する際に前記の固体模型が変質したり、変形
したりすることはない。
【0013】被覆層が成形されると、上記の弁棒または
支持棒を抜き取った後、被覆層と上記の固体模型および
芯金とからなる弁体模型が水中に浸漬され、内側の固体
模型が溶出される。しかるのち、この溶出により形成さ
れた被覆層と芯金との間の空洞に天然ゴム、合成ゴム、
ポリウレタンおよび熱可塑性エラストマー等のエラスト
マーが充填され、必要に応じて架橋処理が施され、しか
るのち冷却されて製品の弁体が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】実施形態1 図2は、バタフライバルブ10の外観を示し、バルブ本
体11は前記同様に円筒状に作られ、その上端および下
端にそれぞれ弁棒用の上部軸受け部11bおよびた下部
軸受け部11cが突設され、上部軸受け部11bから弁
棒14の一端が突出し、この弁棒14の下部に弁体20
が固定されている。なお、上記円筒状のバルブ本体11
は、図4に示すように、その内面にバックアップリング
12およびフッ素樹脂製の被覆層13を前記同様に備え
ている。
【0015】一方、弁体20は、図3および図4に示す
ように、金属、例えばステンレス鋼からなる円板状の芯
金21と、その外周に固定されたエラストマー製のバッ
クアップリング22と、これらを被覆するフッ素樹脂製
の被覆層23とで構成される。なお、上記芯金21の外
周には円周方向の溝21aが凹設され、この溝21aに
リング状のバックアップリング22の内周側が嵌め込ま
れ、その外周側が芯金21の外周から突出する。そし
て、弁棒14は、芯金21およびバックアップリング2
2を貫通して上下に突出し、この上下の突出部の基部を
被覆する円筒部23aおよび23bが上記の被覆層23
に一体に形成される。
【0016】上記弁体20の製造手順を図5によって説
明する。図5(a)において、21は前記の芯金であ
り、外周に前記の溝21a(図3、4参照)が凹設され
ている。32a、32b、32c、32dは、塩化ナト
リウム製のセグメント模型であり、前記のバックアップ
リング22を弁棒14の方向とこれに直交する方向とで
4分割した形の円弧状に成形されている。なお、このセ
グメント模型32a、32b、32c、32dは、実質
的に同じ形状を有しており、温度400〜500℃で焼
成されている。
【0017】上記のセグメント模型32a、32b、3
2c、32dは、芯金21の溝21a(図4参照)に嵌
め込まれ、図5(b)に示すように、1個のリング状の
固体模型32に形成される。このとき、セグメント模型
32a、32b、32c、32dは、それぞれ互いの端
面および溝21aとの接触部において接着剤で接着され
る。なお、上記の固体模型32は、芯金21の外周に直
接成形し、焼成して作ることもできる。
【0018】次いで、図5(c)に示すように、上記の
芯金21および固体模型32に弁棒14を挿通し、これ
をフッ素樹脂の被覆層23を成形するための金型(図示
されていない)に固定し、金型と固体模型32付き芯金
21との間に溶融状態のフッ素樹脂(PFA)を圧入
し、被覆層23を成形し、冷却後に取り出し、弁棒14
を抜き取る。
【0019】弁棒14を抜き取った状態が図5(d)に
示される。この図5(d)において、23は被覆層、2
3a、23bは弁棒14を被覆する円筒部である。な
お、フッ素樹脂の融点は約300℃であるのに対し、塩
化ナトリウムの融点は約800℃であるため、被覆層2
3の成形時に固体模型32が融解することはなく、また
フッ素樹脂は塩化ナトリウムに不活性であるため、被覆
層23に悪影響が生じることはない。
【0020】弁棒14が抜き取られた芯金21、固体模
型32および被覆層23の積層体すなわち弁体模型は、
水、好ましくは温度40〜60℃の温水に浸漬される。
この浸漬により、水が弁棒挿通孔21bの両端から被覆
層23の内側に侵入し、上記の塩化ナトリウムからなる
固体模型32が溶解、流出し、芯金21と被覆層23と
の間に空洞が形成される。そして、この空洞を水で洗浄
し、乾燥した後、この空洞にエラストマーが充填され
る。
【0021】図5(e)において、33は上記の空洞で
ある。そして、弁棒挿通孔21bの上端にエラストマー
Eの圧入パイプ34が嵌装される。この圧入パイプ34
は、下端が底板34aで閉じられ、この底板34aに近
接して左右に吐出口34bを開口したものであり、この
圧入パイプ34を、底板34aの側を先にして被覆層2
3の上側円筒部23aから弁棒挿通孔21bに挿入した
とき、被覆層23と芯金21とが連結されて芯金21と
被覆層23とが所定の位置関係に保持され、かつ吐出口
34bが空洞33に開口する。
【0022】したがって、圧入パイプ34に上端開口か
らエラストマーEを供給し、プランジャー35を挿入す
ることにより、空洞33にエラストマーEが充填され
る。このとき、弁棒挿通孔21bの下端にも上記同様の
圧入パイプ34または弁棒14を嵌装して芯金21と被
覆層23とを上下両端で連結し、両者の位置関係を一層
強固に保持することができる。図5(f)において、2
2はエラストマーEの充填により形成されたバックアッ
プリング、20は目的の弁体である。
【0023】なお、エラストマーEがゴムの場合は、架
橋処理を施すことができるが、エラストマーEの充填温
度および架橋温度は、200℃以下で、被覆層23の耐
熱温度230℃よりも低いので、被覆層23を劣化させ
ることはない。また、上記の圧入時、被覆層23の外側
を金型で支持することにより、被覆層23はエラストマ
ーEの充填圧力に十分耐えることができる。
【0024】得られた弁体20は、図2、図3および図
4に示されたバルブ本体11に取付けてバタフライバル
ブ10として使用することができる。この場合、バルブ
本体11および弁体20が両者共、その接液面の全体が
フッ素樹脂で被覆され、しかもバルブ本体11および弁
体20がそれぞれエラストマーのバックアップリング1
2および22を有するので、弁体20のバックアップリ
ング22が無い場合に比べ、弁体20を閉じた際のシー
ル性が向上、安定する。したがって、フッ素樹脂からな
る被覆層13、23の厚みを増大することが可能にな
り、そのためフッ素樹脂に対し浸透性の高い塩素や苛性
ソーダ等の流体を使用したときの耐久性が向上する。
【0025】
【発明の効果】上記のとおり、この発明は、バタフライ
ブルブの弁体として、その接液面全体がフッ素樹脂で被
覆された完全密封性の弁体を製造することができる。そ
して、フッ素樹脂の被覆層と芯金外周との間にエラスト
マー製のバックアップリングを介在させた弁体が得られ
る。しかも、上記の被覆層およびバックアップリングが
いずれも熱で変形したり変質したりすることがなく、芯
金、バックアップリングおよび被覆層の三者の密着性が
良好な弁体が得られる。
【0026】したがって、得られた弁体は、強酸や強ア
ルカリを含む流体を送る管路の途中に介設されるバタフ
ライバルブの弁体として用い、その耐久性を上げること
ができる。そして、上記の弁体は、バックアップリング
を有するので、この弁体を取付けるバルブ本体がフッ素
樹脂製の被覆層およびエラストマー製のバックアップリ
ングを有する場合、シール性を低下することなく、被覆
層の厚みを増大することができ、そのため耐久性が更に
向上する。
【0027】特に請求項2に係る発明は、被覆層が芯金
および固体模型を貫通する弁棒の突出部を被覆する円筒
部を備えているので、密封性が更に完全になる。また、
請求項3に係る発明は、固体模型を塩化ナトリウムで成
形するので、固体模型の成形および溶解が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバタフライバルブの断面図である。
【図2】実施形態の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】製造工程の説明図である。
【符号の説明】
10:バタフライバルブ 11:バルブ本体、11a:周方向溝、11b、11
c:軸受け部 12:バックアップリング 13、17:被覆層 14:弁棒 15、20:弁体 16:芯金 21:芯金、21a:溝、21b:弁棒挿通孔 22:バックアップリング 23:被覆層、23a、23b:円筒部 32:固体模型、32a、32b、32c、32d:セ
グメント模型 33:空洞 34:圧入パイプ、34a:底板、34b:吐出口 35:プランジャー E:エラストマー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バタフライバルブの弁体の芯部を構成す
    る円板状芯金、該芯金の外周に沿って設けられたエラス
    トマー製のバックアップリングおよび該バックアップリ
    ングを含む芯金の全面を被覆するフッ素樹脂製の被覆層
    とからなる弁体を製造するに当り、上記芯金の外周に上
    記のバックアップリングと同一形状を有する耐熱・水溶
    性の固体模型を固定し、この固体模型を含む芯金の外面
    にフッ素樹脂の被覆層を成形し、次いで上記の固体模型
    を水で溶解除去し、その除去跡にエラストマーを充填し
    てバックアップリングを成形することを特徴とするバタ
    フライバルブの弁体の製造方法。
  2. 【請求項2】 被覆層が芯金および固体模型を貫通する
    弁棒の突出部を被覆する円筒部を備える請求項1に記載
    のバタフライバルブの弁体の製造方法。
  3. 【請求項3】 固体模型が塩化ナトリウムで成形される
    請求項1または2に記載のバタフライバルブの弁体の製
    造方法。
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