JP2002323143A - 軸封部 - Google Patents

軸封部

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JP2002323143A
JP2002323143A JP2001125849A JP2001125849A JP2002323143A JP 2002323143 A JP2002323143 A JP 2002323143A JP 2001125849 A JP2001125849 A JP 2001125849A JP 2001125849 A JP2001125849 A JP 2001125849A JP 2002323143 A JP2002323143 A JP 2002323143A
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rotating shaft
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Mitsuru Tanigawa
満 谷川
Shigeki Kitamura
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Isamu Masuoka
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Kirin Brewery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸封部の洗浄を容易に行え、しかも、汚れの
付着を未然に防止する。 【解決手段】 本発明では、上記課題を解決するため
に、容体1に挿入された回転軸3とこの回転軸3が挿入
される容体の開口部8との間をシールするシール構造物
20とを備えた軸封部4において、前記シール構造物2
0と前記容体1の内部との間の位置に、前記回転軸3の
外周面と前記開口部8の内面と前記シール構造物20と
で洗浄液が供給される部屋を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンク等の容体に
回転軸が挿入された部分を密封する軸封部を容易に洗浄
すると共に汚れの付着を防止する軸封部に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば醸造用タンク等のように、内容物
を攪拌させながら内容物を収容する必要がある場合、タ
ンクに攪拌装置を設けている。内容物の攪拌は、タンク
本体の外から挿入される回転軸と、タンク本体内でこの
回転軸に設けられた攪拌翼とを備えた攪拌機で、内容物
を攪拌している。このように、タンク等の容体の外から
回転軸が挿入されるタンクでは、この回転軸と当該回転
軸が挿入される開口部との間を密封する軸封部が設けら
れている。
【0003】一方で、食品等の製造のためには攪拌翼、
軸封部などの付属品の洗浄は不可欠である。洗浄のため
には、汚れに対して十分な流速で十分な時間接触させる
必要がある。従来、この軸封部の洗浄は、容体の内部に
設けられた洗浄ノズルにより洗浄液を軸封部に噴射する
などして行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、軸封部
では、回転軸とこの回転軸が挿入される開口部との隙
間、この部分をシールしているメカニカルシール等のシ
ール部と回転軸との隙間などは極めて狭く、また、これ
らにより形成され空間の形状も複雑である。そのため、
タンク本体内に設けられたノズルで軸封部を洗浄した場
合、洗浄液が隙間の奥まで届かず、軸封部全体を洗浄す
ることが困難であった。
【0005】本発明は、かかる間題点に鑑みなされたも
のであり、洗浄を容易に行え、しかも、汚れの付着を未
然に防止できる軸封部を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、容体(1)に挿入された回転軸(3,
40)とこの回転軸(3,40)が挿入される容体の開
口部(8)との間をシールするシール構造物(20)と
を備えた軸封部において、前記シール構造物(20)と
前記容体(1)の内部との間の位置に、前記回転軸
(3,40)の外周面と前記開口部(8)の内面と前記
シール構造物(20)とで洗浄液が供給される部屋を形
成した軸封部を採用した。
【0007】本発明によれば、軸封部(4)を構成して
いる回転軸(3,40)、容体(1)の開口部(8)及
びシール構造物(20)、それぞれに接触するようにし
て洗浄用の部屋(6)を設けたことで、軸封部(4)の
洗浄液への接触時間を効率的に確保でき、軸封部(4)
を容易に洗浄することができる。そして、この洗浄用の
部屋(6)は、その壁面の一部が回転軸(3,40)の
外周面により形成されているため、回転軸(3,40)
を回転させることにより、その外周面を効率的に洗浄で
きる。
【0008】また、本発明では、上記軸封部(4)にお
いて、前記回転軸(3,40)は、前記部屋(6)に対
応する部分(16)の径が相対的に小さく形成さている
ことを特徴としている。
【0009】この発明によれば、軸封部(4)をコンパ
クトに構成しつつも広い洗浄用の部屋(6)を確保でき
る。このため、軸封部(4)を効果的に洗浄できる。ま
た、この径を小さく形成した部分の上方に設けられたシ
ール構造物(20)まで洗浄液を容易に到達させること
ができ、シール構造物(20)をより効果的に洗浄でき
る。
【0010】また、本発明では上記軸封部(4)におい
て、前記回転軸(3,40)は、前記容体(1)の外面
に取り付けられる筒体(10)の内部を貫通して前記容
体(1)に挿入されており、前記シール構造物(20)
は、前記回転軸(3,40)の外周に嵌合してこの回転
軸(3,40)と共に回転する回転環(24)と、前記
筒体(10)の内面に嵌合され、前記回転環(24)を
前記容体側から支持する固定環(29)とから構成さ
れ、前記固定環(29)は、その内面(28a)が容体
側に向けて末広がりとなる斜面にて形成されていること
を特徴とする。
【0011】この発明によれば、シール構造物(20)
の下部に配された固定環(29)の内面(28a)が下
側に向けて末広がりに形成されていることで、シール構
造物(20)の上部の回転環(24)まで、洗浄液を容
易に取り入れることができる。また、逆に内面(28
a)が上方に向け先細り状に形成されているので、部屋
(6)から入り込む洗浄液の勢いを向上させる。
【0012】また、本発明では上記軸封部(4)におい
て、前記回転軸(3,40)の径が小さく形成された部
分(16)の直上には、前記シール構造物(20)の前
記回転環(24)の内周面と、前記回転軸(3,40)
の外周面との間にOリング取り付け部(26)が形成さ
れ、このOリング取り付け部(26)は、前記容体側
(1)に前記回転環(24)の内面を回転軸に向けて張
り出す張り出し部(22a)を有し、この張り出し部
(22a)と前記回転軸(3,40)との間には、前記
Oリング取り付け部(26)に洗浄液を進入させる洗浄
液進入部(26A)が設けられたことを特徴とする。
【0013】一般に、メカニカルシール等のように回転
軸の外周面に嵌合して、当該回転軸と共に回転する回転
環と、回転軸の外周側に設けられたケース等の内面に嵌
合され、回転環を下から支持している固定環とから構成
されるシール構造物にあっては、回転環と回転軸との間
にOリングが取り付けられる。このOリングは、軸封部
のシール性を確保する極めて重要な部品である。
【0014】本発明によれば、Oリング取り付け部(2
6)の下部にかかる洗浄液侵入部(26A)を形成した
ことでOリング(35)の脱落を防止しつつも容易にO
リング(35)の洗浄を行うことができる。
【0015】また、本発明では、上記軸封部(4)にお
いて、前記張り出し部(22a)の先端は、前記Oリン
グ(35)の内周より外側に位置しており、この張り出
し部(22a)の前記Oリング取り付け部側の面は、前
記回転軸(3,40)に向けて下向きに傾斜しているこ
とを特徴とする。
【0016】この発明によれば、洗浄液進入部を十分に
設けることができ、かつ、前記Oリング取り付け部(2
6)側の面は、前記回転軸に向けて下向きに傾斜してい
ることから、Oリング(35)の脱落を防止しつつも、
洗浄部に直接洗浄液を当てることができる。このため、
Oリング取り付け部(26)の洗浄をより効率的に行う
ことができる。
【0017】また、本発明では、上記軸封部(4)にお
いて、洗浄用の前記部屋(6)には洗浄液をこの部屋に
供給する供給路(32,41)が連通されていることを
特徴とする。
【0018】本発明によれば、供給路(32,41)か
ら洗浄用の部屋(6)に洗浄液を供給することができる
ため、容体の内部からノズルにより軸封部(4)に洗浄
液を噴射すること無く容易に軸封部(4)を洗浄でき
る。すなわち、供給路(32,41)から供給された洗
浄液は、シール構造物(20)の狭い隙間、特にOリン
グ取り付け部(26)に容易に進入する。しかも、ノズ
ルにより噴射される洗浄液と違い、この洗浄液は高圧で
ないため、Oリング(35)を損傷させることがない。
【0019】また、本発明では、前記供給路(32,4
1)の延びる方向は、回転軸(3,40)の中心軸から
半径方向外側へ延びる法線方向から外されて形成されて
いることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、供給路(32,41)
の延びる方向は、回転軸(3,40)の法線(L1,L
2)の延びる方向から外されて形成されていることか
ら、供給される洗浄液は、回転軸(3,40)の周囲を
旋回する。この洗浄液の旋回流が軸封部(4)を効果的
に洗浄する。
【0021】また、本発明では上記軸封(4)におい
て、前記部屋(6)を構成する前記開口部(8)は、前
記シール構造物(20)と前記容体(1)内部との間に
て前記容体(1)に対して着脱自在なフランジ(7)に
形成されており、このフランジ(7)には、前記供給路
(32)がその延びる方向を前記回転軸(3)の軸心か
ら外れるようにして前記開口部(8)の半径方向外側か
らこの開口部(8)に連通するように形成されているこ
とを特徴とする。
【0022】本発明によれば、洗浄用の部屋(6)の一
部を構成する開口部(8)を、容体に対して着脱自在な
フランジ(7)により構成したことにより、開口部
(8)の加工を容易に行うことが可能である。また、こ
のフランジ(7)に供給路(32)を設けることにより
供給路(32)の加工自体も容易になる。
【0023】そして、供給路(32)を部屋(6)の外
側から連通されることにより、軸封部の機構そのものを
簡素にできる。
【0024】また、本発明では上記軸封部において、前
記供給路(41)は前記回転軸(40)に形成され、こ
の供給路(41)は、前記回転軸(40)の法線方向か
ら外れる方向に延びていることを特徴とする。
【0025】本発明によれば、洗浄液は回転される回転
軸(40)から供給されるため、洗浄液は遠心力により
付勢され、部屋(6)に進入する流速を加速される。こ
のようにして進入させることにより効率的に部屋(6)
の内部にて旋回流を生じさせることができる。
【0026】さらに、本発明では上記軸封部(4)にお
いて、前記部屋(6)を構成する前記開口部(8)の内
面は、前記容体(1)内部側から前記シール構造物(2
0)側に向けて末広がりとなる斜面にて形成されている
ことを特徴とする。
【0027】本発明によれば、部屋(6)に供給された
洗浄液は、開口部の斜面によりシール構造物(20)側
へ付勢される。このため、洗浄液は、螺旋状に流れて軸
封部(4)のシール構造物(20)に到達する。このよ
うにしてシール構造物(20)まで到達した洗浄液は、
Oリング取り付け部(26)の内部等の狭い部分に極め
て容易に進入し、効率よく洗浄する。しかも洗浄液の流
れが保たれたまま進入するので、洗い落とす作用が効果
的に発揮される。
【0028】また、本発明では、上記軸封部(4)にお
いて、前記供給路(32,41)の軸方向に直交する横
断面の総面積は、前記部屋(6)と前記容体(1)内部
とを連通する隙間の総断面積と同値に形成されているこ
とを特徴とする。
【0029】本発明によれば、供給路(32,41)か
ら部屋(6)に供給される洗浄液の流量と、この部屋
(6)と容体(1)の内部とを連通させている隙間から
容体の内部に流出する洗浄液の流量とのバランスが保た
れる。このため、洗浄用の前記部屋(6)には常に軸封
部を洗浄させるに足りる洗浄液が過不足無く満たされて
いる。
【0030】さらに、本発明では、上記軸封部(4)に
おいて、前記開口部(8)の内面と、前記回転軸(3,
40)の外周面との間に形成される隙間は、前記部屋
(6)と前記容体(1)内部との境界で相対的に狭めら
れていることを特徴とする。
【0031】軸封部(4)に付着する汚れは主に容体内
部から侵入する。この侵入を阻止できれば、軸封部
(4)の洗浄を容易に行うことができる。本発明によれ
ば、部屋(6)と容体(1)内部との境界部分が狭めら
れていることにより、部屋(6)へ汚れが侵入すること
を効果的に防止できる。
【0032】また、上記課題を解決するために本発明で
は、容体(1)に挿入された回転軸(3,40)とこの
回転軸(3,40)が挿入される容体(1)の開口部
(8)との間をシールするシール構造物(20)とを備
えた軸封部(4)において、前記回転軸(3,40)の
外周面、前記開口部(8)の内面及び前記シール構造物
(20)とで形成される空間部に洗浄液を供給する供給
路(32,41)を連通させた軸封部(4)を採用し
た。
【0033】本発明によれば、洗浄の対象となる回転軸
(3,40)と、この回転軸(3,40)が挿入される
容体(1)の開口部(8)との間をシールするシール構
造物(20)とに洗浄液を直接供給することができる。
このため、洗浄効率を向上させることができる。
【0034】さらに、上記課題を解決するために本発明
では、容体(1)に挿入された回転軸(3,40)とこ
の回転軸(3,40)が挿入される容体(1)の開口部
(8)との間をシールするシール構造物(20)とを備
えた軸封部(4)において、この軸封部(4)には、前
記回転軸(3,40)の外周面、前記開口部(8)の内
面及び前記シール構造物(20)とで形成される空間部
から前記容体(1)内部に向けて流体の流れが形成され
ている軸封部(4)を採用した。
【0035】本発明によれば、軸封部(4)に侵入する
汚れを流体の流れが阻止する。このため、軸封部(4)
が汚れることを未然に防止できる軸封部(4)とするこ
とができる。その結果、軸封部(4)の洗浄に要する手
間、時間を大幅に削減することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、攪拌機を備えた醸造用タンクを例にして図面を参照
しながら説明する。
【0037】図1は、本発明の一実施形態にかかる軸封
部を有する醸造用タンクを示している。この醸造用タン
クは略円筒状に形成されていて、内容物を攪拌する攪拌
機2が設けられている。攪拌機2は、図示しない駆動源
と、タンク本体1の上面からタンク本体1の内部に挿入
され、回転駆動される攪拌用の回転軸3と、図示しない
攪拌翼から構成されている。なお、タンク本体1の上面
では、本体内外の通気が防止されるようタンク本体1と
回転軸3との間が密封されるように軸封部4が設けられ
ている。この軸封部4には当該軸封部4の内部を洗浄す
る洗浄液が供給される配管5‥5が接続されている。
【0038】図2及び図3は、醸造用タンクに設けられ
た軸封部4を示している(図2の2点差線で囲んだ部
分)。軸封部4は回転軸3とタンク本体1の内部との間
をシールするためのものであり、洗浄用の部屋6は、こ
の軸封部4並びにその近傍に付着した汚れを洗浄するた
めのものである。
【0039】まず、軸封部4について説明する。図2に
示すように、攪拌部の回転軸3はタンク本体1の上面で
タンク本体1内外を貫通するようにして内部に挿入され
ている。タンク本体1の上面には孔が形成され、この孔
の部分にタンク本体1に対して着脱自在なフランジ7が
取付けられている。このフランジ7の中央部には図の上
側が末広がりとなる開口部8が形成されており、攪拌機
の回転軸3はこの開口部8からタンク本体1の内部に挿
入されている。
【0040】そして、このフランジ7の外面側(図2の
上側)には、軸封部4の外殻をなす筒状のケーシング1
0が設けられている。このケーシング10は、その内部
に上端と下端を貫通する貫通孔11が形成され、その上
端と下端とには半径方向外側に張り出す上フランジ12
と下フランジ13がそれぞれ形成されている。ケーシン
グ10はその貫通孔11の中心がフランジ7の開口部8
の中心と一致されて、下フランジ13がフランジ7にボ
ルト14‥14で締め付けられて取付けられている。
【0041】攪拌機の回転軸3は、このケーシング10
の上方で別途保持されており、このケーシング10の貫
通孔11及びフランジ7の開口部8を貫通して、タンク
本体1に挿入されている。なお、この回転軸3は、ケー
シング10の上下方向の中間部分に対応する部分と、フ
ランジ7の下端に対応する部分とに段15,15が形成
されており、この段15,15同士の間の部分16の軸
径が他の部分に比べて小さく形成されている。
【0042】そして、ケーシング10の貫通孔11に
は、その内周面と回転軸3の外周面との間に形成される
隙間にシール構造物としてのメカニカルシール20が嵌
め込まれ、ケーシング10の下側半分を占めるように軸
封部4を形成している。
【0043】この軸封部4を構成しているメカニカルシ
ール20は、図3に示すように、当該メカニカルシール
20の上部を占める回転環24と、この回転環24の下
側に設けられた固定環29とから構成されている。回転
環24は、リング状の3つの回転リング21,22,2
3が回転軸3の軸方向に重なり合うようにして構成さ
れ、回転軸3の回転と共に回転する。一方、固定環29
は、ケーシング10の内周面に嵌合されており、回転せ
ずに回転環24を下から支持している。
【0044】上段の回転リング21は、回転軸3に形成
された段15の上側の位置で回転軸3の外周部に嵌合し
ており、その下部の内周側には下方に突出するインロー
21aが形成されている。中段の回転リング22はその
上部がこのインロー21aの外周面に嵌まり込むように
して取付けられている。この中段の回転リング22の上
端面と、上段の回転リング21の下面との間には、これ
らの周方向に沿って複数配されたコイルスプリング25
‥25が挟み込まれていている。また、中段の回転リン
グ22の上下方向の中央部には回転軸3に向けて長く張
り出す支持部22aが形成されていると共に、下部にも
短く張り出す嵌合部22bが形成されている。支持部2
2aはその下面が下段の回転リング23の上面に支持さ
れ、嵌合部22bはその内周面が下段の回転リング23
の外周面に嵌合している。そして、中段の回転リング2
2の内面と、回転軸3の外周面との間には、これらと上
段の回転リング21のインロー21aおよび支持部22
aに囲まれるようにしてOリング取り付け部26が形成
され、ここにOリング35が設けられている。このOリ
ング35により、回転軸3とケーシング10との間に形
成される隙間は密封されている。なお、この図3に示す
ように、Oリング取り付け部26は、Oリング35の下
方において、回転軸3の外周面と中段の回転リング22
の支持部22aの先端との間に洗浄液進入部26aが形
成されている。この洗浄液進入部26aは、Oリング3
5の径に比し若干小さく形成されている。このため、洗
浄液進入部26aは、後に述べる洗浄液をこのOリング
の位置まで十分に進入させると共に、Oリング35が脱
落するのを防止している。
【0045】一方、回転環24の下側に位置する固定環
29はケーシング10の貫通孔11の内周面に嵌合する
外側の固定リング28と、この外側の固定リング28の
上部にて、その内周面に取り付けられた内側の固定リン
グ27とから構成されている。内側の固定リング27は
その上面で回転環24の下段の回転リング23を支持し
ている。一方、外側の固定リング28には、その外周部
の上端と下端にOリング30,30がそれぞれ設けら
れ、このOリング30,30により、貫通孔11の内周
面と固定環29の外周面との間に形成される微小な隙間
がシールされている。そして、外側の固定リング28の
内周面は、その下部28aがフランジ7側に向かうに連
れ、末広がりとなるように斜面にて形成されている。
【0046】そして、ケーシング10の貫通孔11の下
端、及びメカニカルシール20の固定環29をなす外側
の固定リング28の下端は、フランジ7の中央に形成さ
れた開口部8の上端部分に一致されるようにしてフラン
ジ7に取り付けられている。
【0047】以上に説明したフランジ7の開口部8の内
面、回転軸3の軸径が小さく形成された部分16の外周
面、及びメカニカルシール20を有する軸封部4によっ
て形成される空間が軸封部4の洗浄用の部屋6である。
そして、フランジ7には、この部屋6に洗浄液を供給す
るための供給路32がこのフランジ7の厚み方向の中央
部で水平に延びるようにして形成され、その先端がフラ
ンジ7の中央に形成された開口部8に連通している。
【0048】以上のように、この醸造用タンクでは軸封
部4とタンク本体1内部との間に洗浄液が供給される部
屋6を形成したので、洗浄液を軸封部4に接触させるの
に必要な流速及び、洗浄液が軸封部4を洗浄するのに必
要な接触時間を確保でき、以下のように軸封部4は容易
に洗浄される。図2に示したように、フランジ7の開口
部8をタンク本体1からメカニカルシール20に向かう
に連れ、末広がりとなるようにその内面を傾斜面として
設け、かつ、供給路32をケーシング10側ではなく、
この開口部8側に連通させたので、内部に供給された洗
浄液は、開口部8の内面によりメカニカルシール20側
へ押し上げられる力を受ける。そのため、洗浄液はメカ
ニカルシール20に到達し、メカニカルシール20と回
転軸3との間に進入して軸封部4を効率よく洗浄する。
【0049】そして、この醸造用タンクでは旋回流を発
生させるため、洗浄用の部屋6に連通する供給路32‥
32は、図4及び図5に示すように、その延びる方向が
回転軸3の軸心からは外れるようにして形成されてい
る。図4はタンク本体1に取り付けらるフランジ7の平
面図であり、図5はこのフランジ7を直径方向に切断し
た断面図である。
【0050】フランジ7は円盤状に形成されており、そ
の中央には上述の開口部8が形成されている。フランジ
7の外周縁よりやや内側には複数のボルト孔33‥33
が周方向に均等に配されるように形成されている。これ
らボルト孔33‥33はこのフランジ7をタンク本体1
の上面にボルト止めする際に使用される。また、開口部
8の半径方向外側には、上述のケーシング10がボルト
締めされるボルト孔3‥34が形成されている。このボ
ルト孔34‥34も、周方向に等分配されるようにして
形成されている。
【0051】そして、洗浄液供給用の供給路32‥32
は、フランジ7外周を周方向に4等分する4ケ所の位置
と開口部8とを連通するように形成されている。当該フ
ランジ7に洗浄液を供給する配管(図1の符号5)は、
フランジ7の外周縁に形成された供給路32‥32の開
口部分32a‥32aに接続される。このフランジ7で
は、供給路32‥32は、開口部8を貫通する回転軸3
外周の接線方向に延びるようにして形成されている。こ
のように、回転軸3の中心軸から半径方向外側に延びる
法線L1‥L1の延びる方向と供給路の延びる方向とを
一致させず、すなわち、回転軸3の軸心を外すようにし
て供給路32‥32を形成することで、洗浄用の部屋6
に供給される洗浄液が部屋6の内部で旋回されやすくな
る。その中でも、このフランジ7のように回転軸3の外
周面の接線方向に形成すれば、効率よく旋回流を発生さ
せることができる。
【0052】なお、洗浄液の部屋6への進入する向きが
回転軸3の回転方向と逆向きとなるように供給路32‥
32の向きを形成すれば、洗浄液の回転軸3に対する相
対速度が速くなり、洗浄力を向上させることができる。
たたし、このことは、洗浄液が部屋6へ進入する向き
と、回転軸の回転方向とを一致さることを妨げるもので
はない。
【0053】かかる供給路32‥32から部屋6の内部
に供給された洗浄液は、図6に示すようにこの部屋6の
内部で螺旋を描きながらメカニカルシール20に押し上
げられる。この醸造用タンクでは、部屋6に供給された
洗浄液が螺旋状に流れながらメカニカルシール20に到
達するので、洗浄液がメカニカルシール20の狭い隙間
に進入し、メカニカルシール20の狭い部分に付着した
汚れは極めて容易に洗い落とされる。
【0054】さらに、回転環22から回転軸に張り出す
支持部22aの先端がOリング35の内周部より半径方
向外側に位置していると共に、回転軸3の支持部22a
と対向している部分16の径が小さく形成されているの
で、洗浄液は、支持部22aと回転軸3との間に形成さ
れる洗浄液進入部26Aから容易にOリング取り付け部
26の奥まで進入できる。このため、図7のハッチング
を付した、Oリング35、回転環24の内面、回転軸3
の外周面に洗浄液が直接あたり、これらに付着している
汚れを効率よく洗浄することができる。
【0055】一方、図5に示すように、開口部8の内周
面は、概ね、回転軸3の外周面と平行をなすように、フ
ランジ7の厚み方向にストレートに形成されている一方
で、下端部8aでは、回転軸3の外周面との間に形成さ
れる隙間の面積が、供給路32‥32の軸方向に直交す
る断面の総断面積と同値となるように形成されている。
このため、洗浄液は、供給量と排出量とのバランスが保
たれ、洗浄に必要かつ十分な量が部屋6の内部に満たさ
れている。
【0056】なお、洗浄用の部屋6に連通する供給路
は、必ずしもフランジ7に形成する必要はなく、別途設
けられた配管を部屋6に直接連通させたり、回転軸に供
給路を設けたり、本体に直接形成しても構わない。
【0057】図8及び図9は、供給路41を攪拌機の回
転軸40に形成した実施形態を示している。なお、これ
らの図において、図2に示した部品と同一の部品につい
ては、同符号を付してその説明を省略する。
【0058】回転軸40に供給路41を形成した場合、
洗浄用の部屋6に連通する部分の延びる方向を回転軸4
0の法線L2‥L2の延びる方向から外して形成すれ
ば、供給される洗浄液が部屋内で螺旋を描くように流れ
る。この図8及び図9に示す実施例にあっては、回転軸
40の中心から放射状に延びる部分41b‥41bを有
する供給路41が設けられている。供給路41は、回転
軸40の中心部で軸方向に延びる縦経路41aと、部屋
6の位置に対応する位置で縦経路41aから部屋6に向
けて水平に延びる水平経路41b‥41bとから形成さ
れている。水平経路41b‥41bの延びる方向は、回
転軸40の法線L2‥L2の延びる方向から外されるよ
うにしてそれぞれ形成されている。
【0059】このように、回転軸40に供給路41‥4
1を形成した場合、図には示していないがスイベルジョ
イントを別途設ける必要があるが、回転する回転軸40
から洗浄液が供給されるため、洗浄液を部屋6の内部で
容易に螺旋流とすることができる。
【0060】以上、軸封部4を洗浄する場合について説
明したが、以下に説明するように、この軸封部4では、
当該軸封部4への汚れ付着の未然防止手段としても使用
することができる。
【0061】例えば、醸造用タンク1で微生物の培養を
している最中に、微生物の培養に悪影響を与えない気体
又は液体を部屋6に供給すれば、この気体又は液体は、
洗浄用の部屋6とタンク本体1内部との境界部分に形成
される小さな隙間を介して、部屋からタンク本体1内部
へ流れる。この気体若しくは液体の流れを利用すれば、
タンクを使用している最中であってもタンク本体1内部
からの汚れの浸入を効果的に防止できる。この部屋6へ
の流体の供給は、ある程度の時間をおいて断続的に行え
ば、微生物の培養の妨げとなることはない。
【0062】以上、醸造用タンクに設けられた軸封部を
例に説明したが、これに限定されるものではなく、例え
ば、食品用、医薬用、化学用タンク、バイオリアクタ
等、衛生上洗浄が不可欠なその他の容体に設けられた軸
封部にも本発明は適用できる。また、固体と液体とを混
合した際、混合する固体により、シール構造物が損傷を
受ける場合がある。このようなものを収容する容体にも
本発明にかかる軸封部は有効である。さらに、タンク以
外にも、ポンプ等の軸封部にも適用できる。
【0063】
【発明の効果】以上、本発明によれば、軸封部に形成さ
れる狭い隙間を確実に洗浄でき、かつ軸封部への汚れの
侵入を効果的に防止できるので、食品を攪拌しながら収
容するタンク等の容体に設けられる軸封部を衛生的に保
持することができる。また、シールの能力を低下させる
ことなく洗浄を行える。さらに、洗浄に要する時間を短
縮することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるタンクの外観の概
要を示す図。
【図2】図1のタンクに設けられた軸封部4及び洗浄用
の部屋6の拡大図。
【図3】図2に示す軸封部4のメカニカルシール20の
拡大図。
【図4】タンク上部に取り付けられたフランジ7の平面
図。
【図5】図4に示すフランジ7の直径方向における断面
図。
【図6】洗浄用の部屋6に供給された洗浄液の流れの状
態を示す図。
【図7】軸封部の洗浄される部分の詳細を示す図。
【図8】回転軸に洗浄液の供給路を設けた実施形態を示
す図。
【図9】図8に示した回転軸の供給路の形成された部分
の横断面図。
【符号の説明】
1 タンク本体 2 攪拌機 3,40 回転軸 4 軸封部 6 部屋 7 フランジ 8 開口部 10 保持部材 20 メカニカルシール 21 上段の回転リング 22 中段の回転リング 23 下段の回転リング 24 回転環 26A 洗浄液進入部 27 内側の固定リング 28 外側の固定リング 29 固定環 32,41 供給路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 英俊 東京都中央区新川2丁目10番1号 麒麟麦 酒株式会社内 (72)発明者 谷川 満 東京都中央区新川2丁目10番1号 麒麟麦 酒株式会社内 (72)発明者 北村 茂樹 東京都中央区新川2丁目10番1号 麒麟麦 酒株式会社内 (72)発明者 増岡 勇 埼玉県戸田市新曽66 佐竹化学機械工業株 式会社内 Fターム(参考) 3B116 AA33 BB87 CD33 3J041 AA01 BA04 BB03 DA03 DA05 4B029 AA02 BB01 CC01 DB01 DG02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容体に挿入された回転軸とこの回転軸が
    挿入される容体の開口部との間をシールするシール構造
    物とを備えた軸封部において、 前記シール構造物と前記容体内部との間の位置に、前記
    回転軸の外周面と前記開口部の内面と前記シール構造物
    とで洗浄液が供給される部屋を形成したことを特徴とす
    る軸封部。
  2. 【請求項2】 前記回転軸は、前記部屋に対応する部分
    の径が相対的に小さく形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の軸封部。
  3. 【請求項3】 前記回転軸は、前記容体の外面に取り付
    けられる筒体の内部を貫通して前記容体に挿入されてお
    り、前記シール構造物は、前記回転軸の外周に嵌合して
    この回転軸と共に回転する回転環と、前記筒体の内面に
    嵌合され、前記回転環を前記容体側から支持する固定環
    とから構成され、前記固定環は、その内面が容体側に向
    けて末広がりとなる斜面にて形成されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の軸封部。
  4. 【請求項4】 前記回転軸の径が小さく形成された部分
    の直上には、前記シール構造物の前記回転環の内周面
    と、前記回転軸の外周面との間にOリング取り付け部が
    形成され、 このOリング取り付け部は、前記容体側に前記回転環の
    内面を回転軸に向けて張り出す張り出し部を有し、この
    張り出し部と前記回転軸との間には、前記Oリング取り
    付け部に洗浄液を進入させる洗浄液進入部が設けられた
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の軸封
    部。
  5. 【請求項5】 前記張り出し部の先端は、前記Oリング
    の内周より外側に位置しており、この張り出し部の前記
    Oリング取り付け部側の面は、前記回転軸に向けて下向
    きに傾斜していることを特徴とする請求項4記載の軸封
    部。
  6. 【請求項6】 洗浄用の前記部屋には洗浄液をこの部屋
    に供給する供給路が連通されていることを特徴とする請
    求項1〜5いずれかに記載の軸封部。
  7. 【請求項7】 前記供給路の延びる方向は、前記回転軸
    の中心軸から半径方向外側へ延びる法線方向から外され
    て形成されていることを特徴とする請求項6記載の軸封
    部。
  8. 【請求項8】 前記部屋を構成する前記開口部は、前記
    シール構造物と前記容体内部との間にて前記容体に対し
    て着脱自在なフランジに形成されており、 このフランジには、前記供給路がその延びる方向を前記
    回転軸の軸心から外れるようにして前記開口部の半径方
    向外側からこの開口部に連通するように形成されている
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の軸封
    部。
  9. 【請求項9】 前記供給路は前記回転軸に形成され、こ
    の供給路は、前記回転軸の外周面の法線方向から外れる
    方向に延びていることを特徴とする請求項6又は請求項
    7に記載の軸封部。
  10. 【請求項10】 前記部屋を構成する前記開口部の内面
    は、前記容体内部側から前記シール構造物側に向けて末
    広がりとなる斜面にて形成されていることを特徴とする
    請求項1〜9いずれかに記載の軸封部。
  11. 【請求項11】 前記供給路の軸方向に直交する横断面
    の総面積は、前記部屋と前記容体内部とを連通する隙間
    の総断面積と同値以上に形成されていることを特徴とす
    る請求項6〜10いずれかに記載の軸封部。
  12. 【請求項12】 前記開口部の内面と、前記回転軸の外
    周面との間に形成される隙間は、前記部屋と前記容体内
    部との境界で相対的に狭められていることを特徴とする
    請求項1〜11いずれかに記載の軸封部。
  13. 【請求項13】 容体に挿入された回転軸とこの回転軸
    が挿入される容体の開口部との間をシールするシール構
    造物とを備えた軸封部において、 前記回転軸の外周面、前記開口部の内面及び前記シール
    構造物とで形成される空間部に洗浄液を供給する供給路
    を連通させたことを特徴とする軸封部。
  14. 【請求項14】 容体に挿入された回転軸とこの回転軸
    が挿入される容体の開口部との間をシールするシール構
    造物とを備えた軸封部において、 この軸封部には、前記回転軸の外周面、前記開口部の内
    面及び前記シール構造物とで形成される空間部から前記
    容体内部に向けて流体の流れが形成されていることを特
    徴とする軸封部。
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