JP2002322836A

JP2002322836A - ベルト式ドアノブ固定カバー

Info

Publication number: JP2002322836A
Application number: JP2001163458A
Authority: JP
Inventors: Haruko Mototani; 晴子本谷
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2001-04-23
Filing date: 2001-04-23
Publication date: 2002-11-08

Abstract

(57)【要約】【課題】低コストで生産出来、ドアやドアノブに傷を
付けずに装着出来て、ドアノブの固定、解除が簡単に出
来、幼い子供は決して操作出来ない室内専用のドアノブ
固定具の提供。【解決手段】ドアノブに、一回り大きめに成形したド
アノブカバーを装着し、ドア上部に、金具を設置し、ド
アノブカバーとドア上部設置金具をベルトでつなぎ、ベ
ルトの中央に脱着出来る止め具を装着させることによ
り、ドアノブの固定解除を行なう。固定、解除を行なう
止め具の位置は、十分高さがある為、子供は操作出来な
い。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】歩行出来る様になった子供の
いる家庭で、レバーハンドル型のドアノブは子供が指先
を伸ばして難なく開けることが出来る。親が目を離した
隙に部屋を出て行き、浴室や階段、玄関等で思わぬ事故
につながり兼ねない。本発明は、子供がドアを開けられ
ない様にする為のドアノブの固定具に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】全く異なるタイプの物がいくつかある
が、取り付ける為にドアを傷付ける物やカギが必要にな
る物。また、ドアの下に差し込むストッパー等は子供が
気付いて取ってしまう。この様に低コストで傷を付けず
に取付け可能で子供が決して解除出来ない固定具が無
い。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、幼い子供が
決してロック解除することの出来ないドアノブ固定具を
ドアやノブを傷付けることなく取り付けなくてはならな
い。また、室外側からもドアノブを固定出来ること。固
定具は低コストで、脱着が簡単であること。また、固定
具は、色々なデザインのレバーハンドル型ドアノブに装
着出来ること。

【０００４】

【課題を解決するための手段】子供がロック、解除の操
作を出来ない様にする為に、固定具の解除部分をベルト
側に設け、設置する高さを充分に取る。また、解除部分
として上め具をベルトに装着することで、カバーを装着
したままドアノブの固定、解除が簡単に行なえる。室外
側からもドアノブを固定する為に、本発明のドアノブカ
バーをドアの両側に１つずつ装着し、ドアノブ固定ベル
トで連結する。色々なデザインのレバーハンドル型ドア
ノブに対応出来るように、ドアノブカバーを大きめに作
る。但し、ベルトの止め具を解除して部屋を出るとき
に、ドアカバーがドア枠に当たらない様な形に設計す
る。

【０００５】

【実施例】本発明を図面の実施例に基づいて説明する。
図１のように、レバーハンドル型ドアノブに装着するカ
バー１は、根本から把手の先に向かって広がる形に成っ
ており、レバーハンドル型の、どのデザインのノブにも
装着出来る様な長さと厚みになっている。カバー１上部
の中央にはベルト装着部品２が設置されている。カバー
１を２分割し、それぞれの内側に内装体としてスポンジ
３を接着させ二重構造にする。２分割したカバー１を合
わせた時に隙間が生じない様に内側をスポンジ３で充実
させる。図２のように、ベルト４を装着部品２に通して
折り返し、しっかり縫い合わせ確実に固定する。ベルト
４の末端に止め具の差し込み部５を装着し、ベルト４の
長さを調節する。ビス６で止めることでノブ７にカバー
１を装着する。図３のように、ドア上部設置金具８は、
ベルト９を両側に通す形になっており、厚みは１．０ｍ
ｍ程度とし、ビス止めする為の穴を設ける。ベルト９を
ドア上部設置金具８の両側に通して折返し、しっかりと
縫い合わせて確実に固定する。ベルト９の末端をそれぞ
れ止め具の受け部１０に通して折返し、しっかりと縫い
合わせて確実に固定する。図４のように、ドアノブ固定
ベルトをドア上部に設置しビスで固定し、カバー１を両
側のノブに装着する。差し込み部５と、受け部１０を装
着することでドアノブを固定し、外すことで解除するこ
とができる仕組になっている。

【０００６】

【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を有する。取り付ける時に工事
を一切必要とせず、ドア上部にビスで固定する以外、一
切傷を付けずに簡単に取り付けることが出来る。ドア上
部からノブまでの長さや、レバーハンドル型ドアノブの
デザインの違いにも対応出来る。ドアノブの固定、解除
が簡単に出来、子供は決して操作出来ない。室内側、室
外側両側から固定出来るので、親が目を離した隙に子供
が部屋を出て、浴室や階段、玄関等で思わぬ事故が起き
るのを防ぐことが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】ドアノブに装着する直前のドアノブカバーの斜
視図

【図２】ドアノブに装着したドアノブカバーの断面図

【図３】ドアノブ固定ベルトの斜視図

【図４】本発明の使用中の斜視図

【符号の説明】

１ドアノブカバー２ベルト装着部品３スポンジ４ベルト５差し込み部６ビス７ノブ８ドア上部設置金具９ベルト１０受け部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】下記のイ、ロ、ハの構成により成ることを
特徴とするドアノブカバー。イ、室内用のレバーハンドル型ドアノブに装着するカバ
ーを大きめに成形し、ドアノブに確実に装着するため
に、内装体としてスポンジを接着させる。ロ、ビス止めによって脱着が出来るように２パーツに分
割し、カバーの上部の中央には、ベルトを装着する部品
を設置する。ハ、ベルトを装着部に確実に固定し末端に上め具の差し
込み部を装着する。
【請求項２】下記のイ、ロの構成により成ることを特徴
とするドアノブ固定ベルト。イ、ドア上部にビス止めで取り付ける金具は、ベルトを
室内側、室外側両側に装着出来る構造になっており、厚
みはドアの開閉に支障のない範囲であること。ロ、２本のベルトをドア上部設置金具に装着し、末端に
止め具の受け部を装着する。