JP2002322563A - プラズマ化学蒸着装置における放電電極の構造 - Google Patents

プラズマ化学蒸着装置における放電電極の構造

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JP2002322563A JP2001127098A JP2001127098A JP2002322563A JP 2002322563 A JP2002322563 A JP 2002322563A JP 2001127098 A JP2001127098 A JP 2001127098A JP 2001127098 A JP2001127098 A JP 2001127098A JP 2002322563 A JP2002322563 A JP 2002322563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高高周波(VHF)を利用するプラズマ化学
蒸着装置において、定在波、シースキャパシタンス、セ
ルフクリーニング用NFガス流れの不均一などで生じ
るプラズマ発生状況の不均一を防止し、大面積でプラズ
マ発生状況が均一となるようなプラズマ化学蒸着装置に
おける放電電極の構造の提供。 【解決手段】 ラダー型放電電極軸方向に対して垂直方
向にクロスバーを挿入し、定在波の形を変えてプラズマ
を均一化させること、電極径を小さくしてシースキャパ
シタンスを減少させ、定在波波長を増加させて放電電極
における電圧分布を均一化すること、放電電極を左右方
向に分割して電極左右方向の電力バランスを図ることな
どにより、定在波、シースキャパシタンス、セルフクリ
ーニング用NFガス流れの不均一などで生じるプラズ
マ発生状況の不均一などを防止し、大面積でのプラズマ
発生状況を均一とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池や薄膜ト
ランジスタなどに用いられるアモルファスシリコン、微
結晶シリコン、多結晶薄膜シリコン、窒化シリコンなど
の半導体の製膜や半導体膜のエッチング、及び、これら
製膜によってチェンバ内に堆積したアモルファスシリコ
ン(a−Si)のNFガスのプラズマによるフッ素ラ
ジカルクリーニング(セルフクリーニング)などに用い
られるプラズマ化学蒸着装置(Plasma Chem
ical Vapour Deposition)にお
ける、放電電極の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】太陽電池や薄膜トランジスタなどに用い
られるアモルファスシリコン(以下a−Siと称す
る)、微結晶シリコン、多結晶薄膜シリコン、窒化シリ
コンなどの半導体の製膜や半導体膜のエッチングを行っ
たり、これら製膜によってチェンバ内に堆積したシリコ
ンを、NFガスでセルフクリーニングするために用い
られるプラズマ化学蒸着装置における高周波プラズマ発
生装置には、平行平板型電極を用いたものと、ラダー型
電極を用いたものの2種類がある。
【0003】図6は平行平板型電極を用いた装置の一構
成例で、プラズマ化学蒸着装置1内に基板加熱支持手段
6を設置して電気的に接地し、この基板加熱支持手段6
と対向させて例えば20mm離した位置に平板電極60
を設置する。そして平板電極60に、外部の高周波電源
61をインピーダンス整合器62、および同軸ケーブル
63を介して接続し、さらに基板加熱支持手段6と対向
する面と反対側に不要なプラズマが生成しないようにア
ースシールド5を設置する。
【0004】そして、例えば200℃に設定した基板加
熱支持手段6上にa−Si薄膜を製膜する基板7を設置
し、ガス導入管64からシラン(SiH)ガスを例え
ば流速50sccmで導入し、真空排気管65に接続し
た図示しない真空ポンプ系の排気速度を調整すること
で、プラズマ化学蒸着装置1内の圧力を例えば100m
Torrに調節する。そして、高周波電力が効率良くプ
ラズマ発生部に供給されるようにインピーダンス整合器
62を調整して高周波電源61から高周波電力を供給す
ると、基板7と平板電極60の間にプラズマ66が発生
し、このプラズマ66の中でシラン(SiH)が分解
して基板7表面にa−Si模が製膜される。そのため、
例えば10分間程度この状態で製膜を行うことにより、
必要な厚さのa−Si膜が製膜される。
【0005】図7はラダー型電極70を用いた装置の一
構成例を示し、図8は、ラダー型電極70の構造がよく
分かるように図7のA方向から描いた図である。ラダー
型電極については、例えば特開平4−236781号公
報に詳細に述べられ、またラダー型電極を発展させた電
極形状として、複数の電極棒を平行に並べた電極群を2
つ直行させて配置させた網目状の電極を用いた構造が特
開平11−111622号公報に報告されている。
【0006】この図7における高周波プラズマ発生装置
においては、プラズマ化学蒸着装置1内に基板加熱支持
手段6(図8には図示していない)を設置して電気的に
接地し、基板加熱支持手段6と対向して例えば20mm
離した位置にラダー型電極70を設置する。ラダー型電
極70には、外部の高周波電源61をインピーダンス整
合器62および同軸ケーブル63を介して接続し、基板
加熱支持手段6と対向する面と反対側に不要なプラズマ
が生成しないようにアースシールド5が設置してある。
【0007】そして、例えば200℃に設定した基板加
熱支持手段6上にa−Si膜を製膜する基板7を設置
し、ガス供給管からシラン(SiH)ガスを例えば流
速50sccmで導入する。そしてプラズマ化学蒸着装
置1内の圧力を、図示しない真空排気管に接続した真空
ポンプ系の排気速度で例えば100mTorrに調整す
る。この状態で高周波電力をラダー型電極70に供給す
ると、基板7とラダー型電極70の間にプラズマ71が
発生するから、高周波電力が効率良くプラズマ71の発
生部に供給されるようにインピーダンス整合器5を調整
する。するとプラズマ71中ではシラン(SiH)が
分解し、基板7にa−Si膜が製膜されるから、例えば
10分程度この状態で製膜を行うことにより、必要な厚
さのa−Si膜が製膜される。
【0008】この図7の構成例は図6の構成例と比較
し、第一に電極として平板電極を用いずに円形断面の電
極捧を梯子型に組んだラダー型と呼ばれる電極を用いて
いるため、電極棒の間を原料のシラン(SiH)ガス
が自由に流れて原料供給が均一に行われ、第二に給電を
電極の1箇所に行うのではなく、72で示した複数(こ
こでは4点)箇所で行うことで、プラズマが均一に発生
できるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようにプラズマ化
学蒸着装置における高周波プラズマ発生装置は構成され
ているが、現在、上記技術を用いて作製される太陽電池
用薄膜半導体、フラットパネルディスプレイ用薄膜トラ
ンジスタなどは、大面積(例えば1.5×1.2m程
度)・高速製膜による低コスト化、および、低欠陥密
度、高結晶化率などの高品質化が求められ、また、この
ような大面積の製膜によってチェンバ内に堆積したa−
SiのNFガスによるセルフクリーニングも、製膜と
同様大面積・高速化が要求されている。
【0010】そしてこれら要求を満たす新しいプラズマ
生成方法として、高周波電源の高高周波化(30〜80
0MHz)がある。該高高周波化により製膜速度の高速
化と高品質化が両立されることが、例えば文献Mat.
Res.Soc.Symp.Proc.Vol.42
4,pp.9,1997に記されている。特に、a−S
iに代る新しい薄膜として注目されている微結晶Si薄
膜の高速高品質製膜に、この高高周波が適していること
が最近分かってきている。
【0011】ところがこの高高周波による製膜は、均一
大面積製膜が難しいという欠点がある。これは、高高周
波の波長が電極サイズと同程度のオーダー以下であるこ
とから、電極両端から高高周波を互いに向かい合う方向
に供給することによる電極上定在波の発生、電極端など
で生じる反射波を主因とする電極上定在波の発生、浮遊
インダクタンスの存在による電圧分布への影響、プラズ
マと高周波との相互干渉、周波数増加に伴うシースキャ
パシタンス増加による定在波長の減少などでプラズマが
不均一となり、結果、製膜が不均一になるためである。
そのため、製膜における膜厚分布が、中央部において大
きく薄くなるという結果が生じる。また、セルフクリー
ニングに用いるNFプラズマは、NFガスが負性ガ
ス(電子を付着しやすい性質)であるため、プラズマ自
体が非常に不安定であると共に、ガス流れ(下流側にプ
ラズマ発生)や電極間隔の相違によって分布が不均一に
なる。
【0012】このうち、平行平板電極を用いた場合の代
表例として示した図6の構成例においては、電極サイズ
が30cm×30cmを越え、または、周波数が30M
Hzを越えると、上記定在波の影響が顕著となり、半導
体製膜上最低限必要な製膜膜厚均一性±10%の達成が
困難になる。
【0013】一方、ラダー型電極を用いた場合の代表例
としてあげた図7、図8は、ラダー型電極を用いている
ことに加え、1点給電では顕著に生じてしまう定在波
を、4点に給電することにより低減したことを特徴とす
るものである。しかしながら、この場合でも、電極サイ
ズが30cmを越え、または、周波数が80MHzを越
えると均一な製膜の実現が難しくなってくる。
【0014】以上のような問題は学会でも注目され、こ
れまでに例えば文献Mat.Res.Soc.Sym
p.Proc.Vol.377,pp.27,1995
に記されているように、平行平板の給電側と反対側にロ
スのないリアクタンス(コイル)を接続することが提案
されている。これは、定在波の電極端からの反射条件を
変えることで、定在波の波形の中で分布が比較的平らな
部分、例えば正弦波の極大付近を電極上に発生させて、
電極に生じる電圧分布を少なくするものである。しかし
ながら、この方法は定在波を根本から無くすのではな
く、正弦波のうち平らな部分が電極上に発生するように
するだけであるため、均一部分が得られるのは波長の1
/8程度までであり、それを越える範囲の均一化は原理
的に不可能である。
【0015】また、大面積で均一なプラズマを発生する
ための電極構造として、特開2000−3878号公
報、特開2000−58465号公報、特開2000−
323297号公報などに示された技術があるが、これ
らは最大80cm×80cm程度の電極に対応している
だけであり、本発明が目指しているような1.5m×
1.2mというような大面積には対応できない。そのた
め、プラズマ化学蒸着装置において高高周波を用いてプ
ラズマを発生させる場合、従来の技術では、1m×1m
を越えるような非常に大きな基板を対象として、大面積
で均一なプラズマを発生させ、均一処理を行うことはで
きなかった。
【0016】なお、本発明の類似技術として、2つの異
なる高周波を2つの放電電極にそれぞれ供給する技術が
あり、例えば、M.Noisan,J.Pelleti
er,ed.,”Microwave Excited
Plasmas”、Technology,4,se
cond impression,pp.401,El
sevier Science B.V.1999に詳
述されている。
【0017】しかし、この技術の目的は、1つの高周波
をプラズマ生成のために、他方の高周波を絶縁性基板の
表面バイアス電圧制御のために用い、基板への活性イオ
ン等の流入量、および入射エネルギーを制御することで
あり、本発明のように1m×1mを越えるような非常に
大きな基板を対象として大面積において均一なプラズマ
を発生させ、均一処理を行う目的とは全く異なるもので
ある。
【0018】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、高高周波(VHF)を利用するプラ
ズマ化学蒸着装置において、定在波、シースキャパシタ
ンス、セルフクリーニング用NFガス流れの不均一な
どで生じるプラズマ発生状況の不均一を防止し、大面積
でプラズマ発生状況が均一となるようなプラズマ化学蒸
着装置における放電電極の構造を提供することが課題で
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明においては、ラダー型放電電極において電極軸方
向に対して垂直方向にクロスバーを挿入し、定在波の形
を変えてプラズマを均一化させる、電極の径を小さくし
てシースキャパシタンスを減少させて定在波波長を増加
させ、放電電極における電圧分布を均一化する、放電電
極を左右方向に分割し、電極左右方向の電力バランスを
図る等の方法でプラズマの発生状況が大面積で均一とな
るようにした。
【0020】そのため本発明においては、請求項1に記
載したように、プラズマ化学蒸着装置におけるプラズマ
発生用のラダー型放電電極の構造であって、前記ラダー
型放電電極の軸方向に対して垂直方向へクロスバーを付
加し、定在波形状を変化させて発生するプラズマを均一
化させたことを特徴とする。
【0021】このようにすることにより、定在波の形状
が変化してプラズマ領域が拡大され、発生するプラズマ
が均一化される。
【0022】そして請求項2に記載した発明は、プラズ
マ化学蒸着装置におけるプラズマ発生用のラダー型放電
電極の構造であって、前記ラダー型放電電極軸方向に対
して垂直方向へクロスバーを付加し、かつ、定在波波長
を増加させる範囲で前記ラダー型放電電極径を小さく
し、発生するプラズマを均一化することを特徴とする。
【0023】このように放電電極径を小さくすること
で、電極の周りに発生するシースキャパシタンスを減少
させることができ、定在波波長が増加してプラズマ領域
が拡大され、発生するプラズマが均一化される。
【0024】そしてこのクロスバーは、請求項3に記載
したように、ラダー型放電電極の軸方向中点を中心に対
称位置に対で設けることで、放電電極両端に設けた給電
部から同一距離とし、効果を大きくすると共に、電極径
を小さくした場合の機械的強度の補強の役割を持たせる
ことができる。
【0025】そしてこの放電電極は、請求項4に記載し
たように、プラズマ化学蒸着装置におけるプラズマ発生
用放電電極の構造であって、前記放電電極を軸方向に対
して垂直方向に複数に分割し、放電電極左右方向の電力
バランスを図ってプラズマ密度の偏重を低減するように
したことを特徴とする。
【0026】このように放電電極を軸方向に対して垂直
方向に複数に分割することにより、NFガスのように
放電が不安定なガスが片側に偏って流れた際に生じる放
電の集中によるプラズマの集中を押さえ、放電電極全面
にわたって均一な放電を得ることができる。
【0027】そして分割した放電電極の給電部は、各分
割単位で安定して放電がおこなわれるよう請求項5に記
載のように、前記分割した放電電極毎に給電部を設ける
ことが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。
【0029】図1は、本発明になる放電電極構造を有し
たプラズマ化学蒸着装置の一実施例概略ブロック図、図
2は本発明になる放電電極構造の実施例を示した概略
図、図3は本発明になる放電電極構造の一実施例を説明
するための図、図4は放電電極の給電部に、同一周波数
の高周波と異なった周波数の高周波を0:1から9:1
までの10種の比率で給電したときのプラズマ発生状況
の説明図、図5は給電部へ同一周波数を給電する際、一
方の高周波の位相を他方の位相とずらした場合の説明図
である。
【0030】図1において、1は内部が気密に作られた
プラズマ化学蒸着装置、2は放電電極、3、4は放電電
極2へ高周波を給電するための第1と第2の給電部、5
は不要なプラズマが生成しないように設けたアースシー
ルド、6は放電電極2から例えば20〜34mm程度離
して設置し、基板7を保持、加熱するための図示してい
ない機構と加熱するためのヒータを内蔵している加熱支
持手段、8は図示しないガス供給源に連通し、例えば製
膜のためのシラン(SiH)ガスやセルフクリーニン
グのためのNFガスなどの反応ガス9を導入するため
のガス導入管、10は排気管、11はプラズマ化学蒸着
装置1内の内圧を1×10−6Torr程度まで真空排
気可能な真空ポンプ、12、13は第1と第2の高周波
電源A、Bを構成するRFアンプ、14は例えば60M
Hzの高周波(RF)を発振して高周波電源(RFアン
プ)Aと切り替えスイッチ16に送ると共に、どちらか
の高周波を位相変調することができるフェーズシフター
を有した第1の高周波(RF)発振器、15は例えば5
8.5MHzの高周波(RF)を発振すると共に、この
周波数を例えば58.5MHzから59.9MHz、あ
るいは60.1MHzから61.5MHzのように変動
可能に構成したした第2の高周波(RF)発振器、16
は第1と第2の高周波発振器14、15からの高周波を
受け、これを切り替えて高周波電源B13に供給する切
り替えスイッチ、17は、切り替えスイッチ16による
第1と第2の高周波発振器14、15からの高周波の切
り替えに際し、これらの高周波の時間割合、すなわちデ
ューティ比を変化させるファンクションジェネレータで
ある。図2において20、21、23、24、25、2
6、28、29はラダー型電極2に付加したクロスバ
ー、図3における30はラダー型放電電極の1つの電極
を示したもの、31、32は高周波を放電電極30に給
電する給電用ケーブル、33はDCバイアス電源であ
る。
【0031】このうち第1の高周波発振器14は、例え
ば60MHzの高周波を発振してこれを高周波電源A1
2、切り替えスイッチ16に送り、第2の高周波発振器
15は例えば58.5MHzの高周波を発振して切り替
えスイッチ16に送る。そしてこの切り替えスイッチ1
6は、第1の高周波発振器14から送られてきた60M
Hzと第2の高周波発振器15から送られてきた58.
5MHzの高周波を一定サイクルで切り替え、高周波電
源B13に送る。そのため高周波電源A12は、60M
Hzの高周波を第1の給電部3に給電し、高周波電源B
13は、一定サイクルで切り替わる60MHzと58.
5MHzの高周波を第2の給電部4に給電する。
【0032】そして、この切り替えスイッチ16による
第1の高周波発振器14から送られてきた60MHzと
第2の高周波発振器15から送られてきた58.5MH
zの高周波の切り替えは、ガス圧やガス種などのガス条
件に応じたファンクションジェネレータ17からの信号
で、その時間割合、すなわちデューティ比を変化できる
ようになっている。また第1の高周波発振器14は、内
部にフェーズシフターを有し、高周波電源A12、また
は切り替えスイッチ16のいずれかに送る高周波を、他
方に送る高周波とは位相をずらせられるようにしてあ
り、更に第2の高周波発振器15は、その発振周波数を
例えば58.5MHzから59.9MHz、あるいは6
0.1MHzから61.5MHzのように変動可能に構
成してある。
【0033】一方このプラズマ化学蒸着装置1の放電電
極2は、図2(A)に示したように例えばラダー型に構
成され、第1の給電部3、第2の給電部4は、図のよう
に放電電極2の両端部に黒丸で示した例えば8ポイント
ずつで構成する。なお、この給電部3、4は8ポイント
のみに限らず、4ポイント、16ポイントなど、必要に
応じてポイント数を設定できる。
【0034】そして図2(B)は、本発明における放電
電極構造の第1の実施例を示したもので、このラダー型
放電電極2の軸方向中心に対して対称な位置にクロスバ
ー20、21を付加したものである。このようにクロス
バー20、21を付加することにより、定在波の形状が
変化してプラズマ領域が拡大して発生するプラズマが均
一化される。なお、この図2(B)においてはクロスバ
ーを2本として示したが、この本数は2本だけに限るこ
となく任意の本数とすることができる。
【0035】また図2(C)は、本発明における放電電
極構造の第2の実施例を示したもので、放電電極2を左
右にn個に分割し、それぞれに給電部3、3、……
、4、4、……4を設けたものである。こそ
してこの図に示したように、各分割単位毎にクロスバー
23、24、25、26、28、29を設けても良い。
このように放電電極を軸方向に対して垂直方向に複数に
分割することにより、放電電極左右方向の電力バランス
が図られ、NFガスのように放電が不安定なガスが片
側に偏って流れた場合、プラズマがその部分に集中して
電力を消費し、他の部分のプラズマが少なくなってしま
うのを防止し、放電電極全面にわたって均一な放電を得
ることができる。また、クロスバーを付加することによ
り、定在波の形状が変化してプラズマ領域が拡大して発
生するプラズマが均一化されるので、分割したことと相
まって、より均一なプラズマを得ることができる。な
お、この図2(C)においては本発明をラダー型電極の
場合を例に説明したが、電極は平板型でも良く、この場
合はクロスバーは付加しない。また、分割数も8分割だ
けに限られるものではなく、任意の数に分割可能であ
る。
【0036】さらに図3は、本発明における放電電極構
造の第3の実施例を説明するための図であり、放電電極
30の給電部3、または4へ高周波を給電する給電用ケ
ーブル21、22は、出口の軸方向をラダー型電極30
の第1と第2の給電部3、4を結ぶ方向(軸方向)と一
致させて接続し、またこの放電電極30には、DCバイ
アス電源23からDCバイアスを印加してある。そして
本発明においては、ラダー型電極30の径を例えば6m
m程度に小さくし、シースキャパシタンスを減少させて
定在波波長を増加させ、プラズマ領域を拡大して発生す
るプラズマを均一化するようにした。シースキャパシタ
ンスというのは、プラズマが生成される過程でラダー型
電極30の周りにシースと呼ばれる電子の集まりがで
き、この電子の集まりで一種の絶縁を保ったような状態
が生じて直流的な電流が流れず、あたかもコンデンサが
電極の周りにあるような状態になることをいう。そし
て、このシースキャパシタンスが大きくなると定在波波
長が小さくなり、プラズマの発生にムラが生じる。
【0037】この定在波波長は、放電電極2内の高周波
電圧の伝搬速度vに比例しており、そしてこの伝搬速度
vは下記(1)式で表される。
【数1】 上記(1)式において、Lはラダー型電極の機械的幾何
学的形状で発生するインダクタンスで一定である。Cは
前記したシースキャパシタンスで、これは下記(2)式
で表される。 C=ε×(s/d)…… (2) (s:面積、d:シースキャパシタンスの距離) そのため、ラダー型電極30の径が小さくなるとこのd
が小さくなり、シースキャパシタンスCが小さくなる。
すると(1)式により、放電電極30内の高周波電圧の
伝搬速度vが大きくなり、それに伴って定在波の波長が
大きくなってプラズマが均一に発生する領域が増大す
る。
【0038】但し、このようにラダー型電極30の径を
小さくすると、本発明が目指している1.5m×1.2
mのような大面積の場合には機械的な強度が減少する。
そのため本発明においては、前記図2の(B)、(C)
のようにクロスバーを併用することで、補強を行ってい
る。
【0039】また、前記したように放電電極2の給電部
3、または4へ高周波を給電する給電用ケーブル31、
32の出口軸方向を放電用ラダー型電極30の軸方向と
一致させて接続すると、給電パワーがスムーズにラダー
型電極30に入ってゆき、電流リターン距離が最小化さ
れて給電部での電力ロスが低減し、プラズマ領域の拡大
を図ることができる。なお、この給電用ケーブル31、
32は同軸ケーブル、平行平板、平行線など、どのよう
な形状のものでも良い。また、この放電電極2にDCバ
イアス電源33からDCバイアスを印加すると放電電極
2のシースキャパシタンスを減少させることができ、電
圧分布が均一化の方向に向かって定在波波長を増加さ
せ、プラズマ密度を平均化させることができる。
【0040】このように構成した本発明のプラズマ化学
蒸着装置1を用い、a−Si、微結晶シリコン、多結晶
薄膜シリコン、窒化シリコンなどの半導体の製膜や、こ
れらの製膜によってチェンバ内に堆積したa−SiのN
ガスによるセルフクリーニングなどを行う場合、例
えば製膜においては、200℃に設定した加熱支持手段
6に基板7を取り付け、ガス導入管8からシラン(Si
)ガスなどの反応ガス9を例えば流速50sccm
で導入し、排気管10に接続した真空ポンプ11の排気
速度を調整することで、プラズマ化学蒸着装置1内の圧
力を例えば100mTorrに調節する。
【0041】そして、第1の高周波発振器14からは例
えば60MHzの高周波を、第2の高周波発振器15か
らは例えば58.5MHzの高周波を、それぞれ高周波
電源A12、切り替えスイッチ16に送る。そしてこの
切り替えスイッチ16により、第1の高周波発振器14
から送られてきた60MHzと第2の高周波発振器15
から送られてきた58.5MHzの高周波を一定サイク
ルで切り替え、高周波電源B13に送る。すると高周波
電源A12は、60MHzの高周波を第1の給電部3に
給電し、高周波電源B13は、一定サイクルで切り替わ
る60MHzと58.5MHzの高周波を第2の給電部
4に給電する。
【0042】すると放電電極2と基板7との間にプラズ
マが発生し、ガス導入管8から導入されたシラン(Si
)ガスなどの反応ガス9が分解し、基板7上にa−
Siが製膜されてゆく。なお、前記したNFガスによ
るプラズマ化学蒸着装置1内のセルフクリーニングも全
く同様であり、NFガスがプラズマによって分解して
フッ素ラジカルになり、クリーニングが行われる。
【0043】そしてこのとき発生したプラズマは、第1
と第2の給電部3、4に同じ60MHzの高周波が給電
された時と、第1の給電部3に60MHzの高周波、第
2の給電部4に58.5MHzという具合に異なる周波
数の高周波が給電された時とでは、図4に示したように
その発生状況が異なる。すなわちこの図4に示したグラ
フは、前記したようにプラズマ化学蒸着装置1にシラン
(SiH)ガスなどの反応ガス9を導入し、放電電極
2の第1と第2の給電部3、4に同じ周波数(60MH
z)の高周波を給電した時間と、異なる周波数の高周波
を給電(第1の給電部3に60MHz、第2の給電部4
に58.5MHzを給電)した時間の比を、0:10か
ら9:1までの10パターンで変化させ、プラズマの発
生状況を調べたものである。
【0044】この図4において、横軸は第1の給電部3
(0cm)からの距離を示し、右端(110cm)が第
2の給電部4に相当する。縦軸はプラズマの電圧相対値
で、この値が高いほどプラズマ密度が高くなる。図中a
の線は、給電した周波数が異なる場合の時間を10と
し、同一周波数を給電した場合の時間を0、すなわち給
電した周波数が異なる場合のみのプラズマ発生状況を示
し、bの線は同じく異なる周波数9に対して同じ周波数
が1の場合で、以下同様にnの線は異なる周波数1に対
して同じ周波数が9の場合である。
【0045】このグラフからわかるように、第1と第2
の給電部3、4に異なる周波数を給電したaでは、放電
電極2の両端部、すなわち給電部3、4付近で最もプラ
ズマ密度が高く、中央部で最もプラズマ密度が低くなっ
ている。それに対し、第1と第2の給電部3、4に同じ
周波数を給電した割合が最も高いnでは、放電電極2の
中央部で最もプラズマ密度が高く、中央部から両端の給
電部3、4に近付くに従って低くなり、給電部3、4付
近でまた多少高くなっている。そして、第1と第2の給
電部3、4に異なる周波数を給電する時間と、同一周波
数を給電する時間を5対5の同じとしたfでは、このa
とnのプラズマ発生状況が足し合わされ、放電電極2の
両端部でプラズマ密度が多少高くなっているが、中央部
の広範囲で均一なプラズマ発生状況となっている。
【0046】すなわちこの図4のグラフは、60MHz
という高高周波において放電電極2の両端の給電部3、
4に同一周波数の高周波を給電した場合は中央部でプラ
ズマ密度が高くなり、異なる周波数の高周波を給電した
場合は中央部の密度が低くなることを示しており、これ
を適宜なサイクルで交互に行うことで、大面積において
プラズマ発生状況を均一化できる。なおこの給電部3、
4に同一周波数と異なる周波数の高周波を交互に給電す
るサイクルは、1Hzから10MHzまでほぼ同一の効
果が得られた。
【0047】そしてこの状態において、さらに第2の高
周波発振器15の発振周波数を、例えば58.5MHz
から59.9MHz、あるいは60.1MHzから6
1.5MHzのように、同位相のまま時間的に変動させ
てやる。するとこの周波数の変動によってプラズマ発生
状況を意図的に変えることができ、プラズマ密度をさら
に平均化することができる。
【0048】また、第1の高周波発振器14に含まれる
フェーズシフターにより、高周波電源A12、または切
り替えスイッチ16のいずれかに送る高周波を、他方に
送る高周波に対して位相をずらしてやる。すると、例え
ば図5に50の実線で示したように、位相がずれていな
い時に放電電極2の中央部でプラズマ密度が低くなる給
電状態においては、位相をずらすことによって、プラズ
マ密度の低い位置を51、または52の破線、または一
点鎖線で示したように左右にずらすことができる。その
ため、時間平均で見るとさらに広範囲でプラズマ密度を
均一化できる。
【0049】また、ガス圧やガス種などのガス条件が変
化した場合は、ファンクションジェネレータ17から切
り替えスイッチ16に信号を送り、切り替えスイッチ1
6に送られてくる第1の高周波発振器14からの高周波
と、第2の高周波発振器15からの高周波の高周波電源
B13へのそれぞれの送出時間比、すなわちデューティ
比(Duty比)を図4に示したように変化させる。こ
のようにすることで、放電電極2の第1と第2の給電部
3、4における同一周波数の高周波が給電される時間
と、異なった周波数の高周波が給電される時間の比(デ
ューティ比)が変化し、それによって図4に示したよう
にプラズマの発生状況の比を種々に変化させることがで
きる。
【0050】これは、ガス圧、ガス種などのガス条件に
よって同じデューティ比でもプラズマの発生状況が異な
ることに対処するためのもので、放電がおきやすいガス
条件の場合、放電電極2の両端部3、4から給電した電
力は放電電極2の中央部に達する前に放電してしまい、
中央部での放電が少なくなる。そのため、図4における
aのグラフのように放電電極2の中央部でプラズマ発生
密度が低くなるから、この場合は、同一周波数の高周波
を給電する時間を長くし、逆に中央部のプラズマ密度が
高くなったときは同一周波数の高周波を給電する時間を
短くする。これによって、ガス圧、ガス種類などのガス
条件が変化しても、中央部のプラズマ密度がコントロー
ルでき、さらに均一化することが可能となる。
【0051】なお、以上説明してきた方法で製膜やセル
フクリーニングを実施する際、製膜速度やセルフクリー
ニング速度等の条件を満たす範囲で、均一なプラズマが
発生しやすいN、Ar、Kr、Xe等のガスを適正比
(0.1〜25%程度)注入してやると、さらに均一な
製膜が実現できる。
【0052】そしてこのような製膜やクリーニングにお
いて、本発明におけるプラズマ化学蒸着装置における放
電電極は、前記したようにラダー型放電電極軸方向に対
して垂直方向にクロスバーを挿入し、定在波の形を変え
てプラズマを均一化させること、電極径を小さくしてシ
ースキャパシタンスを減少させ、定在波波長を増加させ
て放電電極における電圧分布を均一化すること、放電電
極を左右方向に分割して電極左右方向の電力バランスを
図ることなどにより、定在波、シースキャパシタンス、
セルフクリーニング用NFガス流れの不均一などで生
じるプラズマ発生状況の不均一などを防止し、さらに大
面積でのプラズマ発生状況を均一とすることができる。
【0053】
【発明の効果】以上記載の如く本発明によるプラズマ化
学蒸着装置における放電電極構造によれば、定在波、シ
ースキャパシタンス、セルフクリーニング用NFガス
流れの不均一などで生じるプラズマ発生状況の不均一を
防止し、大面積でプラズマ発生状況を均一とすることが
できる。また、圧力条件、流量条件などのガス条件が変
わった場合でもハードをさわることなく、高速で均一な
製膜、均一なセルフクリーニングをおこなうことが可能
となり、大面積製膜における製膜製品の歩留まりの向
上、コスト低減という大きな成果を得ることができ、さ
らに、ハード調整が少ないため初期調整が容易となって
ランニングコストも低減できるなど、大きな効果をもた
らすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる放電電極の構造を有したプラズ
マ化学蒸着装置の一実施例概略ブロック図である。
【図2】 本発明になる放電電極の構造の実施例を示し
た概略図である。
【図3】 本発明になる放電電極の構造を説明するため
の図である。
【図4】 放電電極の給電部に、同一周波数の高周波と
異なった周波数の高周波を0:10から9:1までの1
0種の比率で給電したときのプラズマ発生状況の説明図
である。
【図5】 給電部へ同一周波数を給電する際、一方の高
周波の位相を他方の位相とずらした場合の説明図であ
る。
【図6】 従来の平行平板型電極を用いたプラズマ化学
蒸着装置の一構成例である。
【図7】 従来のラダー型電極を用いたプラズマ化学蒸
着装置の一構成例である。
【図8】 従来のラダー型電極の構造を説明するための
図である。
【符号の説明】
2 放電電極 3 第1の給電部 4 第2の給電部 20〜29 クロスバー
フロントページの続き (72)発明者 真島 浩 長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 高塚 汎 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内 (72)発明者 山内 康弘 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内 Fターム(参考) 4G075 AA30 BC01 BC06 BD14 CA47 EB41 EC21 4K030 AA06 BA29 BA30 BA40 BB03 FA03 KA15 KA30 LA15 LA16 5F045 AA08 AB04 AC01 AC02 AE09 CA13 CA15 DP03 DQ10 EB06 EH04 EH06 5F051 AA05 BA12 CA16 CA23 CA40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマ化学蒸着装置におけるプラズマ
    発生用のラダー型放電電極の構造であって、 前記ラダー型放電電極の軸方向に対して垂直方向へクロ
    スバーを付加し、定在波形状を変化させて発生するプラ
    ズマを均一化させたことを特徴とするプラズマ化学蒸着
    装置における放電電極構造。
  2. 【請求項2】 プラズマ化学蒸着装置におけるプラズマ
    発生用のラダー型放電電極の構造であって、 前記ラダー型放電電極軸方向に対して垂直方向へクロス
    バーを付加し、かつ、定在波波長を増加させる範囲で前
    記ラダー型放電電極径を小さくし、発生するプラズマを
    均一化することを特徴とするプラズマ化学蒸着装置にお
    ける放電電極構造。
  3. 【請求項3】 前記クロスバーを、ラダー型放電電極の
    軸方向中点を中心に対称位置に対で設けたことを特徴と
    する請求項1、または2に記載したプラズマ化学蒸着装
    置における放電電極構造。
  4. 【請求項4】 プラズマ化学蒸着装置におけるプラズマ
    発生用放電電極の構造であって、 前記放電電極を軸方向に対して垂直方向に複数に分割
    し、放電電極左右方向の電力バランスを図ってプラズマ
    密度の偏重を低減するようにしたことを特徴とするプラ
    ズマ化学蒸着装置における放電電極構造。
  5. 【請求項5】 前記分割した放電電極毎に給電部を設け
    たことを特徴とする請求項4に記載したプラズマ化学蒸
    着装置における放電電極構造。
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