JP2002322237A - ウレットジオン基含有の重付加化合物の溶剤不含及び連続的な製造方法並びにこうして得られる生成物の使用 - Google Patents
ウレットジオン基含有の重付加化合物の溶剤不含及び連続的な製造方法並びにこうして得られる生成物の使用Info
- Publication number
- JP2002322237A JP2002322237A JP2002110833A JP2002110833A JP2002322237A JP 2002322237 A JP2002322237 A JP 2002322237A JP 2002110833 A JP2002110833 A JP 2002110833A JP 2002110833 A JP2002110833 A JP 2002110833A JP 2002322237 A JP2002322237 A JP 2002322237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- groups
- diisocyanate
- reaction
- uretdione
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/70—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
- C08G18/72—Polyisocyanates or polyisothiocyanates
- C08G18/77—Polyisocyanates or polyisothiocyanates having heteroatoms in addition to the isocyanate or isothiocyanate nitrogen and oxygen or sulfur
- C08G18/78—Nitrogen
- C08G18/79—Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/798—Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates containing urethdione groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/08—Processes
- C08G18/0895—Manufacture of polymers by continuous processes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウレットジオン基含有の重付加化合物を、ウ
レットジオン基の開裂を生じずに強力ミキサー中で製造
する。 【解決手段】 遊離のNCO基、部分的に又は全体的に
封鎖されたNCO基又は遊離のNCO基、部分的又は全
体的に封鎖されたNCO基及びヒドロキシル末端基を有
するウレットジオン基含有の重付加化合物を40〜13
0℃の溶融範囲で溶剤不含かつ連続的に製造するにあた
り、強力ミキサー中で A)少なくとも2.0のイソシアネート官能性を有する
少なくとも1種のウレットジオン基含有のポリイソシア
ネート、 B)少なくとも2つのヒドロキシル基及びカルボン酸エ
ステル基、カーボネート基、エーテル基、チオエーテル
基、エステルアミド基、ウレタン基又はアセタール基か
ら選択される少なくとも1つの他の官能基並びに180
〜3500の分子量を有する少なくとも1種のヒドロキ
シル基含有のポリマー、 C)場合により62〜400の分子量を有する少なくと
も1種のジオール、 D)場合によりイソシアネート基に対して反応性の少な
くとも1種の一官能性化合物 を反応させることによって製造する。
レットジオン基の開裂を生じずに強力ミキサー中で製造
する。 【解決手段】 遊離のNCO基、部分的に又は全体的に
封鎖されたNCO基又は遊離のNCO基、部分的又は全
体的に封鎖されたNCO基及びヒドロキシル末端基を有
するウレットジオン基含有の重付加化合物を40〜13
0℃の溶融範囲で溶剤不含かつ連続的に製造するにあた
り、強力ミキサー中で A)少なくとも2.0のイソシアネート官能性を有する
少なくとも1種のウレットジオン基含有のポリイソシア
ネート、 B)少なくとも2つのヒドロキシル基及びカルボン酸エ
ステル基、カーボネート基、エーテル基、チオエーテル
基、エステルアミド基、ウレタン基又はアセタール基か
ら選択される少なくとも1つの他の官能基並びに180
〜3500の分子量を有する少なくとも1種のヒドロキ
シル基含有のポリマー、 C)場合により62〜400の分子量を有する少なくと
も1種のジオール、 D)場合によりイソシアネート基に対して反応性の少な
くとも1種の一官能性化合物 を反応させることによって製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウレットジオン基
含有の重付加化合物の溶剤不含の製造のための新規の方
法に関する。
含有の重付加化合物の溶剤不含の製造のための新規の方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ウレットジオン基含有の重付加化合物は
今日では光安定性及び気候安定性のポリウレタン(PU
R)粉末塗料における架橋剤として使用される。この重
付加化合物のウレットジオン基は熱的硬化の間に遊離イ
ソシアネート基に開裂され、引き続きヒドロキシ官能性
樹脂と架橋して粉末塗料皮膜になる。
今日では光安定性及び気候安定性のポリウレタン(PU
R)粉末塗料における架橋剤として使用される。この重
付加化合物のウレットジオン基は熱的硬化の間に遊離イ
ソシアネート基に開裂され、引き続きヒドロキシ官能性
樹脂と架橋して粉末塗料皮膜になる。
【0003】ウレットジオン基含有の重付加化合物の製
造は原則的に公知である。通常は、これらの化合物は適
当な溶剤の存在下に製造される。理由は重付加化合物の
合成の間でのウレットジオン環の熱的開裂の回避であ
る。ヒドロキシ官能性反応パートナーの存在下における
ウレットジオン環の再開裂は約110℃の温度までで起
こるので、重付加化合物は緩慢な条件下に約60℃で生
成する。ウレットジオン基含有の重付加化合物の溶剤中
での製造は、溶剤もしくは溶剤混合物を後に再び除去せ
ねばならないという不都合のみがないにすぎない。また
長い反応時間並びに高価な特別な溶剤除去のための技術
が必要である。薄膜機(Duennschichter)又はフィルム
押出機は、真空下で約120℃において反応生成物から
溶剤を除去するのに適当である。しかしながら該方法は
非常に高価である。
造は原則的に公知である。通常は、これらの化合物は適
当な溶剤の存在下に製造される。理由は重付加化合物の
合成の間でのウレットジオン環の熱的開裂の回避であ
る。ヒドロキシ官能性反応パートナーの存在下における
ウレットジオン環の再開裂は約110℃の温度までで起
こるので、重付加化合物は緩慢な条件下に約60℃で生
成する。ウレットジオン基含有の重付加化合物の溶剤中
での製造は、溶剤もしくは溶剤混合物を後に再び除去せ
ねばならないという不都合のみがないにすぎない。また
長い反応時間並びに高価な特別な溶剤除去のための技術
が必要である。薄膜機(Duennschichter)又はフィルム
押出機は、真空下で約120℃において反応生成物から
溶剤を除去するのに適当である。しかしながら該方法は
非常に高価である。
【0004】はるかに少ない費用でかつ実質的に容易
に、ウレットジオン基含有の重付加化合物を強力ミキサ
ー、例えば二軸スクリュー押出機中で連続的に製造する
ことができる。該方法の原理は、反応生成物を短時間ウ
レットジオン基含有のポリイソシアネートに関して通例
でない、溶剤不含の製造のために必要な高い温度に加熱
することにある。この短時間の熱的負荷は反応パートナ
ーを均一に混合し、反応させるのに十分である。120
℃〜190℃の範囲の温度は遊離のイソシアネート基へ
と再開裂しない。この方法によって生成物は一定に高い
品質で得られる。
に、ウレットジオン基含有の重付加化合物を強力ミキサ
ー、例えば二軸スクリュー押出機中で連続的に製造する
ことができる。該方法の原理は、反応生成物を短時間ウ
レットジオン基含有のポリイソシアネートに関して通例
でない、溶剤不含の製造のために必要な高い温度に加熱
することにある。この短時間の熱的負荷は反応パートナ
ーを均一に混合し、反応させるのに十分である。120
℃〜190℃の範囲の温度は遊離のイソシアネート基へ
と再開裂しない。この方法によって生成物は一定に高い
品質で得られる。
【0005】このような溶剤不含の方法は、ウレットジ
オン基含有の粉末塗料架橋剤のために公知である。この
ように、EP669353号はヒドロキシル末端基を有
するウレットジオン基含有の重付加化合物の製造を記載
している。使用される3−イソシアナトメチル−3,
5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート(ま
たイソホロンジイソシアネート又は略してIPDI)の
ウレットジオンのための反応パートナーとして直鎖状の
ジオール及び/又は直鎖状のポリエステルポリオールが
使用される。これらの重付加化合物は従って直鎖状に構
成される。EP780417号及びEP825214号
はヒドロキシル基及びウレットジオン基を有する重付加
化合物をウレットジオン、ポリオール及び連鎖延長剤、
例えばポリエステルポリオール又はポリカプロラクトン
から製造することを記載している。ヒドロキシル末端基
を有するこれらの化合物は2より高い官能価を有する。
オン基含有の粉末塗料架橋剤のために公知である。この
ように、EP669353号はヒドロキシル末端基を有
するウレットジオン基含有の重付加化合物の製造を記載
している。使用される3−イソシアナトメチル−3,
5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート(ま
たイソホロンジイソシアネート又は略してIPDI)の
ウレットジオンのための反応パートナーとして直鎖状の
ジオール及び/又は直鎖状のポリエステルポリオールが
使用される。これらの重付加化合物は従って直鎖状に構
成される。EP780417号及びEP825214号
はヒドロキシル基及びウレットジオン基を有する重付加
化合物をウレットジオン、ポリオール及び連鎖延長剤、
例えばポリエステルポリオール又はポリカプロラクトン
から製造することを記載している。ヒドロキシル末端基
を有するこれらの化合物は2より高い官能価を有する。
【0006】EP669354号の教示によれば、前記
方法に従ってポリイソシアネート−ウレットジオンとジ
オール並びに場合によりモノアルコール又はモノアミン
を溶剤不含でかつ連続的に強力ミキサー中で反応させる
ことができる。これらの生成物はNCO末端基、NCO
/OH末端基のいずれかを有するか、又は末端官能性を
有さない。
方法に従ってポリイソシアネート−ウレットジオンとジ
オール並びに場合によりモノアルコール又はモノアミン
を溶剤不含でかつ連続的に強力ミキサー中で反応させる
ことができる。これらの生成物はNCO末端基、NCO
/OH末端基のいずれかを有するか、又は末端官能性を
有さない。
【0007】ウレットジオン基含有のポリイソシアネー
トとジオール及びエステル基及び/又はカーボネート基
を有する連鎖延長剤との反応によってもしくは二量体ジ
オールの使用下に製造されるウレットジオン粉末塗料架
橋剤はEP639598号及びEP720994号に記
載されている。この生成物の製造は溶剤不含で実施する
が、不連続的に行われる。数百キログラムまでのより少
量の低粘度のウレットジオン基含有の化合物のバッチを
前記方法によって問題なく製造できる。経済的な量の生
成物の場合には、生成物溶融物を反応器から取り出すた
めに長時間が必要である。それにより部分的にウレット
ジオン環は開裂される。従って不安定な生成物品質が生
じる。EP1063251号はかかる生成物の製造のた
めの改善された方法を記載している。このために、ウレ
ットジオン基含有の重付加化合物をスタティックミキサ
ーにおいて溶融物で製造する。生成物の滞留時間がタン
ク中での溶剤不含の方法と比較して短いことが有利であ
る。スタティックミキサーは粘性の化合物の混合のため
に比較的長く作られている。従ってウレットジオン基含
有の重付加化合物はその比較的低い粘性にもかかわらず
比較的長く滞留する。依然として顕著なウレットジオン
開裂が生じることになる。
トとジオール及びエステル基及び/又はカーボネート基
を有する連鎖延長剤との反応によってもしくは二量体ジ
オールの使用下に製造されるウレットジオン粉末塗料架
橋剤はEP639598号及びEP720994号に記
載されている。この生成物の製造は溶剤不含で実施する
が、不連続的に行われる。数百キログラムまでのより少
量の低粘度のウレットジオン基含有の化合物のバッチを
前記方法によって問題なく製造できる。経済的な量の生
成物の場合には、生成物溶融物を反応器から取り出すた
めに長時間が必要である。それにより部分的にウレット
ジオン環は開裂される。従って不安定な生成物品質が生
じる。EP1063251号はかかる生成物の製造のた
めの改善された方法を記載している。このために、ウレ
ットジオン基含有の重付加化合物をスタティックミキサ
ーにおいて溶融物で製造する。生成物の滞留時間がタン
ク中での溶剤不含の方法と比較して短いことが有利であ
る。スタティックミキサーは粘性の化合物の混合のため
に比較的長く作られている。従ってウレットジオン基含
有の重付加化合物はその比較的低い粘性にもかかわらず
比較的長く滞留する。依然として顕著なウレットジオン
開裂が生じることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、ウレットジオン基含有の重付加生成物をウレットジ
オン基含有のポリイソシアネート及びヒドロキシル基含
有のポリマー並びに場合により他の成分から製造するた
めの従来の技術の前記の欠点を有さない新規の方法を提
供することである。
は、ウレットジオン基含有の重付加生成物をウレットジ
オン基含有のポリイソシアネート及びヒドロキシル基含
有のポリマー並びに場合により他の成分から製造するた
めの従来の技術の前記の欠点を有さない新規の方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】意想外にも、このような
ウレットジオン基含有の重付加化合物を、ウレットジオ
ン基の再開裂を生じずに強力ミキサー中で製造可能なこ
とが判明した。出発物質の完全な反応を得るために、こ
れらの化合物を110〜190℃の温度に加熱すべきで
ある。しかしながらこの化合物はEP669353号、
EP780417号及びEP825214号からの従来
の技術の生成物よりも低い溶融粘度を有するので、ウレ
ットジオン環はより低い温度で遊離イソシアネートに開
裂するものと見込まれた。これらの化合物は強力ミキサ
ー中のウレットジオンの分解温度より明らかに高い温度
にある高い温度にもかかわらずタンク又はスタティック
ミキサー中での製造の場合のように開裂を示さないこと
は意想外であった。本発明による方法の利点は、強力ミ
キサー中の短い滞留時間によって優れた品質の生成物が
得られることにある。
ウレットジオン基含有の重付加化合物を、ウレットジオ
ン基の再開裂を生じずに強力ミキサー中で製造可能なこ
とが判明した。出発物質の完全な反応を得るために、こ
れらの化合物を110〜190℃の温度に加熱すべきで
ある。しかしながらこの化合物はEP669353号、
EP780417号及びEP825214号からの従来
の技術の生成物よりも低い溶融粘度を有するので、ウレ
ットジオン環はより低い温度で遊離イソシアネートに開
裂するものと見込まれた。これらの化合物は強力ミキサ
ー中のウレットジオンの分解温度より明らかに高い温度
にある高い温度にもかかわらずタンク又はスタティック
ミキサー中での製造の場合のように開裂を示さないこと
は意想外であった。本発明による方法の利点は、強力ミ
キサー中の短い滞留時間によって優れた品質の生成物が
得られることにある。
【0010】従って本発明の対象は、遊離のNCO基、
部分的に又は全体的に封鎖されたNCO基又は遊離のN
CO基、部分的又は全体的に封鎖されたNCO基及びヒ
ドロキシル末端基を有するウレットジオン基含有の重付
加化合物を40〜130℃の溶融範囲で溶剤不含かつ連
続的に製造するにあたり、強力ミキサー中で A)少なくとも2.0のイソシアネート官能性を有する
少なくとも1種のウレットジオン基含有のポリイソシア
ネート、 B)少なくとも2つのヒドロキシル基及びカルボン酸エ
ステル基、カーボネート基、エーテル基、チオエーテル
基、エステルアミド基、ウレタン基又はアセタール基か
ら選択される少なくとも1つの他の官能基並びに180
〜3500の分子量を有する少なくとも1種のヒドロキ
シル基含有のポリマー、 C)場合により62〜400の分子量を有する少なくと
も1種のジオール、 D)場合によりイソシアネート基に対して反応性の少な
くとも1種の一官能性化合物 を反応させることによって製造する方法である。
部分的に又は全体的に封鎖されたNCO基又は遊離のN
CO基、部分的又は全体的に封鎖されたNCO基及びヒ
ドロキシル末端基を有するウレットジオン基含有の重付
加化合物を40〜130℃の溶融範囲で溶剤不含かつ連
続的に製造するにあたり、強力ミキサー中で A)少なくとも2.0のイソシアネート官能性を有する
少なくとも1種のウレットジオン基含有のポリイソシア
ネート、 B)少なくとも2つのヒドロキシル基及びカルボン酸エ
ステル基、カーボネート基、エーテル基、チオエーテル
基、エステルアミド基、ウレタン基又はアセタール基か
ら選択される少なくとも1つの他の官能基並びに180
〜3500の分子量を有する少なくとも1種のヒドロキ
シル基含有のポリマー、 C)場合により62〜400の分子量を有する少なくと
も1種のジオール、 D)場合によりイソシアネート基に対して反応性の少な
くとも1種の一官能性化合物 を反応させることによって製造する方法である。
【0011】少なくとも2.0の平均イソシアネート官
能性を有する本発明により使用されるウレットジオン基
含有のポリイソシアネートA)は任意のジイソシアネー
トから公知の方法で簡単なジイソシアネートのイソシア
ネート基の一部の触媒的二量体化及び有利には引き続い
ての未反応のジイソシアネート過剰を、例えば薄膜蒸留
によって分離することによって得られる。ポリイソシア
ネートA)の製造のためのジイソシアネートは、脂肪
族、脂環式、芳香脂肪族及び/又は芳香族のジイソシア
ネートである。有利な例は、1,4−ジイソシアナトブ
タン、1,6−ジイソシアナトヘキサン(HDI)、2
−メチルペンタメチレンジイソシアネート−1,5(M
PDI)、2,2,4(2,4,4)−トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート(TMDI)、4,4′−
ジイソシアナトジシクロヘキシルメタン(HMDI)、
1,3−及び1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン、
イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ノルボルナ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタン−2,4′及び
/又は−4,4′−ジイソシアネート、キシリレンジイ
ソシアネート又は2,4−及び2,6−トルイレンジイ
ソシアネート並びにこれらの任意の異性体の混合物であ
り、その際、これらのジイソシアネートは単独又は混合
物でポリイソシアネートA)の製造のために使用でき
る。またウレットジオン基含有のポリイソシアネートは
任意に互いに混和性である。
能性を有する本発明により使用されるウレットジオン基
含有のポリイソシアネートA)は任意のジイソシアネー
トから公知の方法で簡単なジイソシアネートのイソシア
ネート基の一部の触媒的二量体化及び有利には引き続い
ての未反応のジイソシアネート過剰を、例えば薄膜蒸留
によって分離することによって得られる。ポリイソシア
ネートA)の製造のためのジイソシアネートは、脂肪
族、脂環式、芳香脂肪族及び/又は芳香族のジイソシア
ネートである。有利な例は、1,4−ジイソシアナトブ
タン、1,6−ジイソシアナトヘキサン(HDI)、2
−メチルペンタメチレンジイソシアネート−1,5(M
PDI)、2,2,4(2,4,4)−トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート(TMDI)、4,4′−
ジイソシアナトジシクロヘキシルメタン(HMDI)、
1,3−及び1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン、
イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ノルボルナ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタン−2,4′及び
/又は−4,4′−ジイソシアネート、キシリレンジイ
ソシアネート又は2,4−及び2,6−トルイレンジイ
ソシアネート並びにこれらの任意の異性体の混合物であ
り、その際、これらのジイソシアネートは単独又は混合
物でポリイソシアネートA)の製造のために使用でき
る。またウレットジオン基含有のポリイソシアネートは
任意に互いに混和性である。
【0012】前記のジイソシアネートからポリイソシア
ネートA)を製造するための触媒としては、基本的にイ
ソシアネート基の二量体化を触媒する全ての公知の化合
物が適当である。例は第3級の有機ホスフィン(US−
PS4614785号、DE−OSS1934763
号、同第3900053号)、トリス(ジアルキルアミ
ノ)ホスフィン(DE−OSS3030513号、同第
3227779号、同第3437635号)、置換ピリ
ジン(DE−OSS1081895号、同第37395
49号)及び置換イミダゾール又はベンズイミダゾール
(EP417603号)である。
ネートA)を製造するための触媒としては、基本的にイ
ソシアネート基の二量体化を触媒する全ての公知の化合
物が適当である。例は第3級の有機ホスフィン(US−
PS4614785号、DE−OSS1934763
号、同第3900053号)、トリス(ジアルキルアミ
ノ)ホスフィン(DE−OSS3030513号、同第
3227779号、同第3437635号)、置換ピリ
ジン(DE−OSS1081895号、同第37395
49号)及び置換イミダゾール又はベンズイミダゾール
(EP417603号)である。
【0013】本発明による方法のために有利なポリイソ
シアネートA)は脂肪族及び/又は脂環式に結合される
イソシアネート基を有するジイソシアネートから製造さ
れるウレットジオン基含有のポリイソシアネートであ
る。
シアネートA)は脂肪族及び/又は脂環式に結合される
イソシアネート基を有するジイソシアネートから製造さ
れるウレットジオン基含有のポリイソシアネートであ
る。
【0014】特に有利には、イソホロンジイソシアネー
ト(IPDI)、2−メチルペンタメチレンジイソシア
ネート−1,5(MPDI)、2,2,4(2,4,
4)−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(T
MDI)及び1,6−ジイソシアナトヘキサン(HD
I)のウレットジオンが使用される。
ト(IPDI)、2−メチルペンタメチレンジイソシア
ネート−1,5(MPDI)、2,2,4(2,4,
4)−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(T
MDI)及び1,6−ジイソシアナトヘキサン(HD
I)のウレットジオンが使用される。
【0015】イソホロンジイソシアネートの使用はイソ
シアヌレート不含のウレットジオンの製造を可能にす
る。このウレットジオンは室温で高粘度であり、106
mPasより大きい粘度を有し、60℃で13 103
mPasの粘度であり、かつ80℃で1.4 103m
Pasの粘度である。遊離のNCO含有率は16.8〜
18.5質量%である、すなわち多少は高い割合のIP
DIのポリウレットジオンが反応生成物中に存在せねば
ならない。モノマー含有率は1質量%である。180〜
200℃に加熱した後の反応生成物の全NCO含有率は
37.5質量%〜37.8質量%である。
シアヌレート不含のウレットジオンの製造を可能にす
る。このウレットジオンは室温で高粘度であり、106
mPasより大きい粘度を有し、60℃で13 103
mPasの粘度であり、かつ80℃で1.4 103m
Pasの粘度である。遊離のNCO含有率は16.8〜
18.5質量%である、すなわち多少は高い割合のIP
DIのポリウレットジオンが反応生成物中に存在せねば
ならない。モノマー含有率は1質量%である。180〜
200℃に加熱した後の反応生成物の全NCO含有率は
37.5質量%〜37.8質量%である。
【0016】自体公知の方法及び触媒での別の脂肪族ジ
イソシアネートの二量体化の間に、副産物としてイソシ
アヌレートが種々の量で形成されるので、使用されるイ
ソシアヌレート含有のポリイソシアネート−ウレットジ
オンのNCO官能性は2〜2.6である。
イソシアネートの二量体化の間に、副産物としてイソシ
アヌレートが種々の量で形成されるので、使用されるイ
ソシアヌレート含有のポリイソシアネート−ウレットジ
オンのNCO官能性は2〜2.6である。
【0017】ヒドロキシル基含有の本発明による方法の
ためのポリマーB)としては、他の官能基を有するポリ
マーが適当である。これは、自体公知の直鎖状又は分枝
鎖状のヒドロキシル基含有のポリエステル、ポリカプロ
ラクトン、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリチオ
エーテル、ポリエステルアミド、ポリウレタン又はポリ
アセタールである。これらは180〜3500の数平均
分子量を有し、50〜900mgKOH/gのヒドロキ
シル価及び2〜5の官能価を有する。
ためのポリマーB)としては、他の官能基を有するポリ
マーが適当である。これは、自体公知の直鎖状又は分枝
鎖状のヒドロキシル基含有のポリエステル、ポリカプロ
ラクトン、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリチオ
エーテル、ポリエステルアミド、ポリウレタン又はポリ
アセタールである。これらは180〜3500の数平均
分子量を有し、50〜900mgKOH/gのヒドロキ
シル価及び2〜5の官能価を有する。
【0018】有利なポリマーB)は180〜3500、
特に250〜2000、殊に300〜1500の分子量
範囲のエステル基、カーボネート基又はエーテル基を有
するポリマーである。かかるポリマーの混合物も同様に
使用できる。
特に250〜2000、殊に300〜1500の分子量
範囲のエステル基、カーボネート基又はエーテル基を有
するポリマーである。かかるポリマーの混合物も同様に
使用できる。
【0019】これらのポリエステルは、例えば他の官能
基を有さないジオール又はポリオールを種々の量のカル
ボン酸又はポリカルボン酸と反応させることによって相
応の無水カルボン酸、低級アルコールの相応のカルボン
酸エステル、ラクトン又はヒドロキシカルボン酸が製造
される。
基を有さないジオール又はポリオールを種々の量のカル
ボン酸又はポリカルボン酸と反応させることによって相
応の無水カルボン酸、低級アルコールの相応のカルボン
酸エステル、ラクトン又はヒドロキシカルボン酸が製造
される。
【0020】ポリエステルB)の製造のために適当なポ
リオール及び脂肪族、脂環式、芳香脂肪族、芳香族及び
/又は複素芳香族のポリカルボン酸、例えばコハク酸、
アジピン酸、コルク酸、アゼライン酸及びセバシン酸、
2,2,4(2,4,4)−トリメチルアジピン酸、ブ
タンテトラカルボン酸、エチレン四酢酸、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸ジメチルエステル、テレフタ
ル酸−ビス−グリコールエステル、マレイン酸、無水マ
レイン酸、二量体又は三量体の脂肪酸が使用される。更
にまたヒドロキシカルボン酸、例えばヒドロキシカプロ
ン酸がこのために挙げられる。ポリエステルポリオール
の製造のために、例示された出発化合物の任意の混合物
を使用してもよい。
リオール及び脂肪族、脂環式、芳香脂肪族、芳香族及び
/又は複素芳香族のポリカルボン酸、例えばコハク酸、
アジピン酸、コルク酸、アゼライン酸及びセバシン酸、
2,2,4(2,4,4)−トリメチルアジピン酸、ブ
タンテトラカルボン酸、エチレン四酢酸、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸ジメチルエステル、テレフタ
ル酸−ビス−グリコールエステル、マレイン酸、無水マ
レイン酸、二量体又は三量体の脂肪酸が使用される。更
にまたヒドロキシカルボン酸、例えばヒドロキシカプロ
ン酸がこのために挙げられる。ポリエステルポリオール
の製造のために、例示された出発化合物の任意の混合物
を使用してもよい。
【0021】有利には、脂肪族の、場合によりアルキル
分枝したポリカルボン酸が使用される。またしかしなが
らラクトンはポリオールとポリエステルポリオールへと
反応する。適当なラクトンは、例えばβ−プロピオラク
トン、γ−ブチロラクトン、γ−及びδ−バレロラクト
ン、ε−カプロラクトン、3,5,5−及び3,3,5
−トリメチルカプロラクトン又はかかるラクトンの任意
の混合物である。
分枝したポリカルボン酸が使用される。またしかしなが
らラクトンはポリオールとポリエステルポリオールへと
反応する。適当なラクトンは、例えばβ−プロピオラク
トン、γ−ブチロラクトン、γ−及びδ−バレロラクト
ン、ε−カプロラクトン、3,5,5−及び3,3,5
−トリメチルカプロラクトン又はかかるラクトンの任意
の混合物である。
【0022】カーボネート基を有するポリマーB)は、
例えばポリオールとジアリールカーボネート、例えばジ
フェニルカーボネート又はホスゲンとの反応によって製
造できる。
例えばポリオールとジアリールカーボネート、例えばジ
フェニルカーボネート又はホスゲンとの反応によって製
造できる。
【0023】ポリエーテルポリオールは多価アルコール
とアルキレンオキシド、例えばエチレンオキシド又はプ
ロピレンオキシドとの反応によって得られる。
とアルキレンオキシド、例えばエチレンオキシド又はプ
ロピレンオキシドとの反応によって得られる。
【0024】ヒドロキシル基を有するポリマーの製造の
ために適当なポリオールは、例えばジオールC)並びに
グリセリン、トリメチロールプロパン、ジトリメチロー
ルプロパン、トリメチロールエタン、ヘキサントリオー
ル−1,2,6、ブタントリオール−1,2,4、1,
3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−イソシアヌ
レート、ペンタエリトリット、マンニット又はソルビッ
トである。
ために適当なポリオールは、例えばジオールC)並びに
グリセリン、トリメチロールプロパン、ジトリメチロー
ルプロパン、トリメチロールエタン、ヘキサントリオー
ル−1,2,6、ブタントリオール−1,2,4、1,
3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−イソシアヌ
レート、ペンタエリトリット、マンニット又はソルビッ
トである。
【0025】ウレットジオン基含有の重付加化合物の製
造のためのジオールC)として、分子量62〜400を
有するPUR化学において慣用に使用される全てのジオ
ールが適当である。例えばエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、例えば1,2−及び1,3−プロパンジオ
ール、2−メチルプロパンジオール−1,3、2,2−
ジメチルプロパンジオール−1,3(ネオペンチルグリ
コール)、ブタンジオール−1,4、ペンタンジオール
−1,5、3−メチルペンタンジオール−1,5、ヘキ
サンジオール−1,6、2,2,4(2,4,4)−ト
リメチルヘキサンジオール、オクタンジオール−1,
8、ドデカンジオール−1,12、トランス−及びシス
−1,4−シクロヘキサンジメタノール、二量体脂肪酸
の水素添加によって得られる二量体ジオール及び/又
は、例えばDE1768313号又はEP072099
4号によるそれらのエステル又はヒドロキシピバル酸ネ
オペンチルグリコールエステルである。
造のためのジオールC)として、分子量62〜400を
有するPUR化学において慣用に使用される全てのジオ
ールが適当である。例えばエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、例えば1,2−及び1,3−プロパンジオ
ール、2−メチルプロパンジオール−1,3、2,2−
ジメチルプロパンジオール−1,3(ネオペンチルグリ
コール)、ブタンジオール−1,4、ペンタンジオール
−1,5、3−メチルペンタンジオール−1,5、ヘキ
サンジオール−1,6、2,2,4(2,4,4)−ト
リメチルヘキサンジオール、オクタンジオール−1,
8、ドデカンジオール−1,12、トランス−及びシス
−1,4−シクロヘキサンジメタノール、二量体脂肪酸
の水素添加によって得られる二量体ジオール及び/又
は、例えばDE1768313号又はEP072099
4号によるそれらのエステル又はヒドロキシピバル酸ネ
オペンチルグリコールエステルである。
【0026】成分B)及びC)の混合比は自由に選択可
能である。有利にはこれらは5:95〜90:10の質
量比で使用される。
能である。有利にはこれらは5:95〜90:10の質
量比で使用される。
【0027】本発明による方法において、場合により更
にイソシアネート基に対して反応性の一官能性の化合物
D)を一緒に使用してもよい。これは、特にモノアルコ
ール、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノー
ル、s−ブタノール、異性体ペンタノール、ヘキサノー
ル、オクタノール及びノナノール、n−デカノール、n
−ドデカノール、n−テトラデカノール、n−ヘキサデ
カノール、n−オクタデカノール、シクロヘキサノー
ル、異性体のメチルシクロヘキサノール並びにヒドロキ
シメチルシクロヘキサン又は簡単な脂肪族もしくは脂環
式のモノアミン、例えばメチルアミン、エチルアミン、
n−プロピルアミン、イソプロピルアミン、異性体ブチ
ルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン及びオクチ
ルアミン、n−ドデシルアミン、n−テトラデシルアミ
ン、n−ヘキサデシルアミン、n−オクタデシルアミ
ン、シクロヘキシルアミン、異性体のメチルシクロヘキ
シルアミン並びにアミノメチルシクロヘキサン、第2級
のモノアミン、例えばジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチ
ルアミン、ジイソブチルアミン、ビス(2−エチルヘキ
シル)アミン、N−メチル−及びN−エチルシクロヘキ
シルアミン並びにジシクロヘキシルアミンである。
にイソシアネート基に対して反応性の一官能性の化合物
D)を一緒に使用してもよい。これは、特にモノアルコ
ール、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノー
ル、s−ブタノール、異性体ペンタノール、ヘキサノー
ル、オクタノール及びノナノール、n−デカノール、n
−ドデカノール、n−テトラデカノール、n−ヘキサデ
カノール、n−オクタデカノール、シクロヘキサノー
ル、異性体のメチルシクロヘキサノール並びにヒドロキ
シメチルシクロヘキサン又は簡単な脂肪族もしくは脂環
式のモノアミン、例えばメチルアミン、エチルアミン、
n−プロピルアミン、イソプロピルアミン、異性体ブチ
ルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン及びオクチ
ルアミン、n−ドデシルアミン、n−テトラデシルアミ
ン、n−ヘキサデシルアミン、n−オクタデシルアミ
ン、シクロヘキシルアミン、異性体のメチルシクロヘキ
シルアミン並びにアミノメチルシクロヘキサン、第2級
のモノアミン、例えばジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチ
ルアミン、ジイソブチルアミン、ビス(2−エチルヘキ
シル)アミン、N−メチル−及びN−エチルシクロヘキ
シルアミン並びにジシクロヘキシルアミンである。
【0028】これらの一官能性化合物D)はイソシアネ
ート基に対して反応性の出発化合物B)及びC)の全質
量に対して40質量%までの量で使用される。
ート基に対して反応性の出発化合物B)及びC)の全質
量に対して40質量%までの量で使用される。
【0029】本発明によれば、ジイソシアネートを使用
してもよい。場合により一緒に使用されるこのジイソシ
アネートは出発化合物A)の製造のために適当な前記の
ジイソシアネートである。これらは出発化合物A)及び
B)の全質量に対して60質量%までを構成してもよ
い。本発明による方法のために適当な混合物は、例えば
触媒的二量体化の後にかつ未反応のジイソシアネートの
分離なく得られるようなジイソシアネート中のウレット
ジオンの溶液である。
してもよい。場合により一緒に使用されるこのジイソシ
アネートは出発化合物A)の製造のために適当な前記の
ジイソシアネートである。これらは出発化合物A)及び
B)の全質量に対して60質量%までを構成してもよ
い。本発明による方法のために適当な混合物は、例えば
触媒的二量体化の後にかつ未反応のジイソシアネートの
分離なく得られるようなジイソシアネート中のウレット
ジオンの溶液である。
【0030】本発明による方法において、ウレットジオ
ン基含有のポリイソシアネートA)は場合により他のジ
イソシアネートを一緒に使用して、ポリマーB)及び場
合によりC)並びに他のイソシアネートに対して反応性
の一官能性化合物D)と反応させる。
ン基含有のポリイソシアネートA)は場合により他のジ
イソシアネートを一緒に使用して、ポリマーB)及び場
合によりC)並びに他のイソシアネートに対して反応性
の一官能性化合物D)と反応させる。
【0031】このために、出発化合物は適当な商慣習上
のポンプを使用して相応の量で連続的に強力ミキサー
に、特に一軸又は多軸スクリュー押出機中に供給され
る。溶剤不含の合成は110℃及び190℃の間の温度
を必要とする。これらの温度は、既に明らかにウレット
ジオンのための再開裂範囲にあるが、遊離のイソシアネ
ート含量が得られず、従って制御の及ばない反応の経過
が観察される。この場合、<5分、有利には<3分、特
に2分の短い反応時間が有利であるとみなされる。
のポンプを使用して相応の量で連続的に強力ミキサー
に、特に一軸又は多軸スクリュー押出機中に供給され
る。溶剤不含の合成は110℃及び190℃の間の温度
を必要とする。これらの温度は、既に明らかにウレット
ジオンのための再開裂範囲にあるが、遊離のイソシアネ
ート含量が得られず、従って制御の及ばない反応の経過
が観察される。この場合、<5分、有利には<3分、特
に2分の短い反応時間が有利であるとみなされる。
【0032】更に短時間の熱的負荷が、反応パートナー
を均一に混合し、更に完全又は十分に反応させるために
十分であることは原則的に当然である。引き続き、平衡
調節に相応して適切に冷却し、必要であれば反応を完全
なものにする。
を均一に混合し、更に完全又は十分に反応させるために
十分であることは原則的に当然である。引き続き、平衡
調節に相応して適切に冷却し、必要であれば反応を完全
なものにする。
【0033】反応生成物を強力ミキサーに別々の生成物
流で供給し、その際、出発成分を最大で100℃、有利
には最大で80℃まで予熱してよい。2つより多い生成
物流であれば、これらを一緒にして供給してもよい。成
分B)及びC)並びに一官能性化合物D)及び触媒を1
つの生成物流にまとめてよい。同様に生成物流の順序を
変更して操作してよく、生成物流の入口位置が異なって
よい。
流で供給し、その際、出発成分を最大で100℃、有利
には最大で80℃まで予熱してよい。2つより多い生成
物流であれば、これらを一緒にして供給してもよい。成
分B)及びC)並びに一官能性化合物D)及び触媒を1
つの生成物流にまとめてよい。同様に生成物流の順序を
変更して操作してよく、生成物流の入口位置が異なって
よい。
【0034】後反応、冷却、粉砕及び沈下(Absackun
g)のために、公知の方法及び技術を使用する。
g)のために、公知の方法及び技術を使用する。
【0035】本発明による方法によって得られるウレッ
トジオン含有の重付加化合物はイソシアネート重付加法
によるポリウレタンプラスチックの製造のための有用な
出発化合物である。これらは、特に熱反応性の開裂を含
まない透明又は顔料着色されたポリウレタン粉末塗料に
おける架橋剤成分として使用される。
トジオン含有の重付加化合物はイソシアネート重付加法
によるポリウレタンプラスチックの製造のための有用な
出発化合物である。これらは、特に熱反応性の開裂を含
まない透明又は顔料着色されたポリウレタン粉末塗料に
おける架橋剤成分として使用される。
【0036】ウレットジオン基含有の重付加化合物の製
造のための本発明による方法を以下に実施例に基づいて
記載する。
造のための本発明による方法を以下に実施例に基づいて
記載する。
【0037】
【実施例】本発明によるプロセス生成物の製造 一般の製造工程 押出機(例えば2軸スクリュー押出機)の第1のハウジ
ングにおいて、IPDI−ウレットジオンを60〜11
0℃の温度で供給し、その際、同時にNCO−反応性成
分(例えばジオール、一官能性アルコール、OH基を有
するオリゴエステル、ラクタムなど)の混合物を25〜
150℃の温度で供給する。両方の物質流の一方は触媒
を含有する。使用される押出機は10個のハウジングか
らなり、これらは5つの加熱領域を介して熱処理され
る。領域1:60〜180℃、領域2:60〜170
℃、領域3:60〜150℃、領域4:80〜150
℃、領域5:60〜160℃。全ての温度は規定温度で
ある。調節は電気加熱もしくは水冷によって行う。ノズ
ルを同様に電気的に加熱する。スクリューの回転数は5
0〜400rpmである。流量は10〜160kg/時
間である。反応生成物を冷却し、破砕し、場合により粉
砕する。
ングにおいて、IPDI−ウレットジオンを60〜11
0℃の温度で供給し、その際、同時にNCO−反応性成
分(例えばジオール、一官能性アルコール、OH基を有
するオリゴエステル、ラクタムなど)の混合物を25〜
150℃の温度で供給する。両方の物質流の一方は触媒
を含有する。使用される押出機は10個のハウジングか
らなり、これらは5つの加熱領域を介して熱処理され
る。領域1:60〜180℃、領域2:60〜170
℃、領域3:60〜150℃、領域4:80〜150
℃、領域5:60〜160℃。全ての温度は規定温度で
ある。調節は電気加熱もしくは水冷によって行う。ノズ
ルを同様に電気的に加熱する。スクリューの回転数は5
0〜400rpmである。流量は10〜160kg/時
間である。反応生成物を冷却し、破砕し、場合により粉
砕する。
【0038】例1 IPDI−ウレットジオン(NCO−遊離含有率17.
7%、NCO潜在含有率20.1%)を1,4−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール及びアジピン酸から
なるジエステルからなる混合物(該混合物のOH価、8
02mgKOH/g)及び2−エチルヘキサノールと反
応させる。触媒として0.1%のジブチルスズ(IV)
ジラウレート(DBTL)を使用する。NCO基とOH
基との比は14モル対16モルであり、その際、分子骨
格はNCOを末端基として有するが、2−エチルヘキサ
ノールで封鎖されている(16モルのOH基の2モルが
2−エチルヘキサノールに由来する)。鎖長はn=7で
ある。
7%、NCO潜在含有率20.1%)を1,4−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール及びアジピン酸から
なるジエステルからなる混合物(該混合物のOH価、8
02mgKOH/g)及び2−エチルヘキサノールと反
応させる。触媒として0.1%のジブチルスズ(IV)
ジラウレート(DBTL)を使用する。NCO基とOH
基との比は14モル対16モルであり、その際、分子骨
格はNCOを末端基として有するが、2−エチルヘキサ
ノールで封鎖されている(16モルのOH基の2モルが
2−エチルヘキサノールに由来する)。鎖長はn=7で
ある。
【0039】生成物において、理論的なNCO遊離含有
率は0%である。実測値は0.23%である。理論的な
NCO潜在含有率は15.1%であり、実際は14.7
%である。
率は0%である。実測値は0.23%である。理論的な
NCO潜在含有率は15.1%であり、実際は14.7
%である。
【0040】例2(比較) 例1からの出発化合物をスタティックミキサー(長さ6
0mm、D6mm、スルツァ社SMX−L)及び管型反
応器からの組合せ中で反応させ、その際管型反応器は二
重マントルによって加熱される3つの別個の容量250
ml、260ml、550mlのセグメントからなる。
流量は6.2kg/時間である。ミキサーの温度は12
0℃であり、コイル1の温度は140℃であり、コイル
2の温度は130℃であり、コイル3の温度は120℃
である。生成物は155℃の温度で生じる。生成物中の
NCO遊離含有率は1.3%(理論値0%)である。N
CO潜在含有率は13.7%(理論値15.1%)であ
る。
0mm、D6mm、スルツァ社SMX−L)及び管型反
応器からの組合せ中で反応させ、その際管型反応器は二
重マントルによって加熱される3つの別個の容量250
ml、260ml、550mlのセグメントからなる。
流量は6.2kg/時間である。ミキサーの温度は12
0℃であり、コイル1の温度は140℃であり、コイル
2の温度は130℃であり、コイル3の温度は120℃
である。生成物は155℃の温度で生じる。生成物中の
NCO遊離含有率は1.3%(理論値0%)である。N
CO潜在含有率は13.7%(理論値15.1%)であ
る。
【0041】比較例は、例1に記載される本発明による
方法により得られるウレットジオン基含有の重付加生成
物は明らかに低いNCO遊離含有率及びより高いNCO
潜在含有率を有することが示される。例2からの生成物
の場合には、従って例1からの生成物に対して、相当の
割合でイソシアネート基を遊離させてウレットジオン基
の開裂を生じる。
方法により得られるウレットジオン基含有の重付加生成
物は明らかに低いNCO遊離含有率及びより高いNCO
潜在含有率を有することが示される。例2からの生成物
の場合には、従って例1からの生成物に対して、相当の
割合でイソシアネート基を遊離させてウレットジオン基
の開裂を生じる。
【0042】例3 IPDI−ウレットジオン(NCO遊離含有率17.5
%、NCO潜在含有率20.3%)を1,6−ヘキサン
ジオール、1,4−ブタンジオール及びアジピン酸から
なるジエステル(該エステルのOH価344kgKOH
/g)及びネオペンチルグリコールカーボネート及び
1,4−ブタンジオールからなるポリカーボネートから
の混合物(OH価363mgKOH/g)と反応させ
る。触媒として、0.2%のジブチルスズ(IV)ジラ
ウレート(DBTL)を使用する。
%、NCO潜在含有率20.3%)を1,6−ヘキサン
ジオール、1,4−ブタンジオール及びアジピン酸から
なるジエステル(該エステルのOH価344kgKOH
/g)及びネオペンチルグリコールカーボネート及び
1,4−ブタンジオールからなるポリカーボネートから
の混合物(OH価363mgKOH/g)と反応させ
る。触媒として、0.2%のジブチルスズ(IV)ジラ
ウレート(DBTL)を使用する。
【0043】NCO基とOH基との比は10モル対12
モルである。“OH混合物”において、1,6−ヘキサ
ンジオールとオリゴエステル及びポリカーボネートとの
モル比は4対1対1である。鎖長はn=5である。
モルである。“OH混合物”において、1,6−ヘキサ
ンジオールとオリゴエステル及びポリカーボネートとの
モル比は4対1対1である。鎖長はn=5である。
【0044】生成物において、理論NCO遊離含有率は
0%である。実測値は0.3%である。理論NCO潜在
含有率は13.9%であり、実際は13.4%である。
0%である。実測値は0.3%である。理論NCO潜在
含有率は13.9%であり、実際は13.4%である。
【0045】例4 IPDI−ウレットジオン(NCO遊離含有率17.4
%、NCO潜在含有率20.4%)をポリカプロラクト
ン(OH価210mgKOH/g)と反応させる。触媒
として0.15%のジブチルスズ(IV)ジラウレート
(DBTL)を使用する。
%、NCO潜在含有率20.4%)をポリカプロラクト
ン(OH価210mgKOH/g)と反応させる。触媒
として0.15%のジブチルスズ(IV)ジラウレート
(DBTL)を使用する。
【0046】NCO基とOH基との比は8モル対6モル
である。鎖長はn=4である。
である。鎖長はn=4である。
【0047】生成物において、理論NCO遊離含有率は
2.4%である。実測値は2.6%である。理論NCO
潜在含有率は11.0%であり、実際は10.7%であ
る。
2.4%である。実測値は2.6%である。理論NCO
潜在含有率は11.0%であり、実際は10.7%であ
る。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J034 AA03 AA06 BA05 BA08 CA02 CA04 CC03 CC26 CC61 CC65 DF01 DF02 DF12 DG00 DG27 DL02 DN01 HA01 HA07 HA11 HC03 HC12 HC17 HC22 HC46 HC52 HC53 HC61 HC64 HC67 HC69 HC71 HC73 JA01 JA19 QA05
Claims (28)
- 【請求項1】 40〜130℃の溶融範囲を有する、遊
離NCO基、部分的又は全体的に封鎖されたNCO基又
は遊離NCO基、部分的もしくは全体的に封鎖されたN
CO基及びヒドロキシル末端基を有するウレットジオン
基含有の重付加化合物を、 A)少なくとも2.0のイソシアネート官能価を有する
少なくとも1種のウレットジオン基含有のポリイソシア
ネート、 B)少なくとも2つのヒドロキシル基及びカルボン酸エ
ステル基、カーボネート基、エーテル基、チオエーテル
基、エステルアミド基、ウレタン基又はアセタール基か
ら選択される少なくとも1つの他の官能基並びに180
〜3500の分子量を有する少なくとも1種のヒドロキ
シル基を有するポリマー、 C)場合により62〜400の分子量を有する少なくと
も1種のジオール、 D)場合によりイソシアネート基に対して反応性の少な
くとも1種の一官能性化合物 の反応によって強力ミキサーにおいて溶剤不含かつ連続
的に製造するための方法。 - 【請求項2】 脂肪族、脂環式、芳香脂肪族及び/又は
芳香族に結合されたイソシアネート基を有するジイソシ
アネート又はそれらの混合物をベースとするポリイソシ
アネートA)を使用する、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 1,4−ジイソシアナトブタン、1,6
−ジイソシアナトヘキサン(HDI)、2−メチルペン
タメチレンジイソシアネート−1,5(MPDI)、
2,2,4(2,4,4)−トリメチルヘキサメチレン
ジイソシアネート(TMDI)、4,4′−ジイソシア
ナトジシクロヘキシルメタン(HMDI)、1,3−及
び1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン、イソホロン
ジイソシアネート(IPDI)、ノルボルナンジイソシ
アネート、ジフェニルメタン−2,4′及び/又はジフ
ェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート又は2,4−及び2,6−トルイレ
ンジイソシアネートをベースとするポリイソシアネート
A)を使用する、請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 イソホロンジイソシアネート、2−メチ
ルペンタメチレンジイソシアネート−1,5、2,2,
4(2,4,4)−トリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネート及び/又は1,6−ジイソシアナトヘキサンを
ベースとするポリイソシアネートA)を使用する、請求
項1から3までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項5】 ポリマーB)として、180〜3500
の数平均分子量、50〜900mgKOH/gのヒドロ
キシル価及び2〜5の官能価を有する直鎖状又は分枝鎖
状のヒドロキシル基を有するポリエステル、ポリカプロ
ラクトン、ポリカーボネート、ポリエーテル、ポリチオ
エーテル、ポリエステルアミド、ポリウレタン又はポリ
アセタールを使用する、請求項1から4までのいずれか
1項記載の方法。 - 【請求項6】 180〜3500の数平均分子量、50
〜900mgKOH/gのヒドロキシル価並びに2〜5
の官能価を有するポリエステル、ポリカプロラクトン又
はポリカーボネートを使用する、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 ジオールC)として、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2−、1,3−プロパンジオール、2−メチルプロ
パンジオール−1,3、2,2−ジメチルプロパンジオ
ール−1,3、ブタンジオール−1,4、ペンタンジオ
ール−1,5、3−メチルペンタンジオール−1,5、
ヘキサンジオール−1,6、2,2,4(2,4,4)
−トリメチルヘキサンジオール、オクタンジオール−
1,8、ドデカンジオール−1,12、トランス−及び
シス−1,4−シクロヘキサンジメタノール、二量体ジ
オール又はヒドロキシピバル酸ネオペンチルグリコール
エステルを単独で又は混合物で使用する、請求項1から
6までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 イソシアネート基に対して反応性の一官
能性化合物D)としてモノアルコール及び/又はモノア
ミンを使用する、請求項1から7までのいずれか1項記
載の方法。 - 【請求項9】 メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノ
ール、s−ブタノール、異性体ペンタノール、ヘキサノ
ール、オクタノール及びノナノール、n−デカノール、
n−ドデカノール、n−テトラデカノール、n−ヘキサ
デカノール、n−オクタデカノール、シクロヘキサノー
ル、異性体メチルシクロヘキサノール、ヒドロキシメチ
ルシクロヘキサン、メチルアミン、エチルアミン、n−
プロピルアミン、イソプロピルアミン、異性体ブチルア
ミン、ペンチルアミン、ヘキシルアミン及びオクチルア
ミン、n−ドデシルアミン、n−テトラデシルアミン、
n−ヘキサデシルアミン、n−オクタデシルアミン、シ
クロヘキシルアミン、異性体メチルシクロヘキシルアミ
ン、アミノメチルシクロヘキサン、ジメチルアミン、ジ
エチルアミン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミ
ン、ジブチルアミン、ジイソブチルアミン、ビス(2−
エチルヘキシル)アミン、N−メチル−及びN−エチル
シクロヘキシルアミン又はジシクロヘキシルアミンを使
用する、請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 反応を一軸スクリュー押出機又は多軸
スクリュー押出機中で実施する、請求項1から9までの
いずれか1項記載の方法。 - 【請求項11】 反応を二軸スクリュー押出機中で実施
する、請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 反応を遊星ローラ押出機中で実施す
る、請求項10記載の方法。 - 【請求項13】 反応をリング押出機中で実施する、請
求項10記載の方法。 - 【請求項14】 反応を強力混練機中で実施する、請求
項1から9までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項15】 強力ミキサー中の温度が190℃まで
である、請求項1から14までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項16】 強力ミキサー中の温度が180℃まで
である、請求項1から15までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項17】 強力ミキサー中の温度が170℃まで
である、請求項1から16までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項18】 強力ミキサーが、混合室の適当な装備
及びスクリュー形状の構成によって一方では同時に激し
く熱交換する場合には激しく迅速な完全混合及び高粘度
の生成物流をもたらし、かつ他方ではできるだけ一定の
滞留時間で長手方向に均一な貫流をもたらす、請求項1
から17までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項19】 反応生成物及び触媒を別々の出発材料
流で強力ミキサーに供給する、請求項1から18までの
いずれか1項記載の方法。 - 【請求項20】 2つより多い出発材料流の場合に、こ
れらを一緒にするか、又は単独で供給する、請求項1か
ら19までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項21】 成分B)、C)及びD)及び/又は触
媒を1つの生成物流にまとめてよい、請求項1から20
までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項22】 ポリイソシアネートA)及び他のジイ
ソシアネート及び/又は触媒を1つの生成物流にまとめ
る、請求項1から20までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項23】 1つ以上の出発材料流が固体からな
る、請求項1から22までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項24】 ポリイソシアネートA)に対して不活
性のフラックスを前記の物質と一緒に出発材料流にまと
める、請求項1から23までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項25】 出発材料流の入口位置を順番に位置的
に変更してかつ時間的にずらして操作する、請求項1か
ら24までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項26】 後反応を追加する、請求項1から25
までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項27】 強力ミキサー及び/又は後反応領域を
通過した生成物の粘度に応じてまず後の充填/貯蔵に十
分な温度にまで更に冷却することによって調製を開始
し、充填/貯蔵に粉砕が前接続されており、その際、適
当な位置での冷却の間に、有利には帯状又はシート状に
生じる生成物に、所望の粒度/顆粒形への後続の粉砕を
準備でき、塵成分を低減できる前スタンピングを実施し
てよい、請求項1から26までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項28】 請求項1から27までのいずれか1項
記載の方法により得られるウレットジオン基含有の重付
加生成物の、透明又は顔料着色された開裂を含まないポ
リウレタン粉末塗料の製造のための使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10118540A DE10118540A1 (de) | 2001-04-14 | 2001-04-14 | Verfahren zur Herstellung von Uretdiongruppen haltigen Polyadditionsverbindungen |
DE10118540.5 | 2001-04-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002322237A true JP2002322237A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=7681543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002110833A Abandoned JP2002322237A (ja) | 2001-04-14 | 2002-04-12 | ウレットジオン基含有の重付加化合物の溶剤不含及び連続的な製造方法並びにこうして得られる生成物の使用 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20020151670A1 (ja) |
EP (1) | EP1249458A1 (ja) |
JP (1) | JP2002322237A (ja) |
CA (1) | CA2381649A1 (ja) |
DE (1) | DE10118540A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10347902A1 (de) * | 2003-10-15 | 2005-05-19 | Degussa Ag | Feste uretdiongruppenhaltige Polyadditionsverbindungen |
DE10347901A1 (de) * | 2003-10-15 | 2005-05-19 | Degussa Ag | Polyurethan-Pulverlackbeschichtungen, welche feste uretdiongruppenhaltige Polyadditionsverbindungen enthalten, und ein Verfahren zu ihrer Herstellung |
DE10348966A1 (de) * | 2003-10-22 | 2005-06-02 | Degussa Ag | Hochreaktive Polyurethan-Pulverlackzusammensetzungen auf Basis epoxidgruppenterminierter, uretdiongruppenhaltiger Polyadditionsverbindungen |
DE102004011004A1 (de) * | 2004-03-06 | 2005-09-22 | Degussa Ag | Verfahren zur Herstellung fester, hochreaktiver Uretdiongruppen haltiger Polyurethanzusammensetzungen |
DE102005013401A1 (de) * | 2005-03-23 | 2006-09-28 | Degussa Ag | Niedrigviskose uretdiongruppenhaltige Polyadditionsverbindungen, Verfahren zur Herstellung und Verwendung |
DE102005013329A1 (de) * | 2005-03-23 | 2006-11-16 | Degussa Ag | Niedrigviskose uretdiongruppenhaltige Polyadditionsverbindungen, Verfahren zur Herstellung und Verwendung |
CN110305294B (zh) * | 2019-07-15 | 2021-04-20 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种存储稳定的含有脲二酮基团的多异氰酸酯的制备方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4327573A1 (de) * | 1993-08-17 | 1995-02-23 | Bayer Ag | Uretdion-Pulverlackvernetzer mit niedriger Schmelzviskosität |
DE4406444A1 (de) * | 1994-02-28 | 1995-08-31 | Huels Chemische Werke Ag | Hydroxyl- und uretdiongruppenhaltige Polyadditionsprodukte und Verfahren zu ihrer Herstellung sowie deren Verwendung zur Herstellung abspaltfreier Polyurethan-Pulverlacke hoher Reaktivität und die danach hergestellten Polyurethan-Pulverlacke |
DE4406445C2 (de) * | 1994-02-28 | 2002-10-31 | Degussa | Verfahren zur Herstellung von uretdiongruppenhaltigen Polyadditionsprodukten und deren Verwendung in Polyurethan-Lacksystemen |
DE19505566A1 (de) * | 1995-02-18 | 1996-08-22 | Huels Chemische Werke Ag | Uretdiongruppenhaltige Polyisocyanate |
DE19804980A1 (de) * | 1998-02-07 | 1999-08-12 | Huels Chemische Werke Ag | Hydroxyl- und uretdiongruppenhaltige Polyisocyanate mit eingebautem HALS-Stabilisator, ein Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung |
DE19925287A1 (de) * | 1999-06-02 | 2000-12-07 | Degussa | Verlaufmittel enthaltende hydroxyl- und uretdiongruppenhaltige Polyadditionsprodukte, ein Verfahren zu ihrer Herstellung sowie deren Verwendung zur Herstellung von Polyurethan-Pulverlacken mit verbessertem Erscheinungsbild |
DE19929064A1 (de) * | 1999-06-25 | 2000-12-28 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung Uretdiongruppen aufweisender Polyadditionsverbindungen |
-
2001
- 2001-04-14 DE DE10118540A patent/DE10118540A1/de not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-02-23 EP EP02004077A patent/EP1249458A1/de not_active Withdrawn
- 2002-02-26 US US10/082,194 patent/US20020151670A1/en not_active Abandoned
- 2002-04-12 CA CA002381649A patent/CA2381649A1/en not_active Abandoned
- 2002-04-12 JP JP2002110833A patent/JP2002322237A/ja not_active Abandoned
-
2003
- 2003-06-16 US US10/461,869 patent/US20040059081A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020151670A1 (en) | 2002-10-17 |
EP1249458A1 (de) | 2002-10-16 |
CA2381649A1 (en) | 2002-10-14 |
DE10118540A1 (de) | 2002-10-17 |
US20040059081A1 (en) | 2004-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6479613B2 (en) | Process for the preparation of polyaddition products containing uretdione groups, and their use in polyurethane coating systems | |
EP1861447B1 (de) | Niedrigviskose uretdiongruppenhaltige polyadditionsverbindungen, verfahren zur herstellung und verwendung | |
JP2008534701A (ja) | 低粘稠なウレトンジオン基含有重付加化合物、その製造及び使用 | |
CA2571226C (en) | Process for the preparation of polyaddition compounds | |
JP3597622B2 (ja) | ウレトジオン基を含有し、二量化ジオールで変性された粉末塗料用架橋剤 | |
US20050119437A1 (en) | Polyurethane powder coatings which contain solid polyaddition compounds containing uretdione groups and a process for their preparation | |
JPH07258380A (ja) | 全部又は部分的にブロックされたポリイソシアネートの製造方法及び該ポリイソシアネートを含有するポリウレタン−粉末塗料及び焼付け塗料 | |
US20040110918A1 (en) | Process for producing polyaddition compounds containing uretdione groups | |
JP2002322237A (ja) | ウレットジオン基含有の重付加化合物の溶剤不含及び連続的な製造方法並びにこうして得られる生成物の使用 | |
CA2296977C (en) | Powder coating crosslinking agents containing uretdione groups and free isocyanate | |
US20040024118A1 (en) | Process for the preparation of urethane (meth) acrylates | |
KR101167730B1 (ko) | 무방출 분말 코팅 가교결합제 | |
US20050085615A1 (en) | Solid polyaddition compounds containing uretdione groups | |
JPH0665344A (ja) | 反応性ポリウレタン | |
KR100640114B1 (ko) | 우렛디온기 및 유리 이소시아네이트기를 함유하는 고관능성 분말 피복 가교 결합제 | |
CA2312462A1 (en) | Epoxy-terminated polyaddition compounds containing uretdione groups, processes for preparing them and their use | |
JPH10101768A (ja) | ヒドロキシル基およびウレトジオン基を有するポリイソシアネート、その製造方法、および分離しない透明かつ顔料着色したポリウレタン粉末塗料 | |
MXPA00000814A (en) | Powder coating crosslinking agents containing uretdione groups and free isocyanate |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041007 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060613 |