JP2002320891A - 糊液供給ポンプとそれを備えた自動壁紙糊付機 - Google Patents

糊液供給ポンプとそれを備えた自動壁紙糊付機

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JP2002320891A
JP2002320891A JP2001131380A JP2001131380A JP2002320891A JP 2002320891 A JP2002320891 A JP 2002320891A JP 2001131380 A JP2001131380 A JP 2001131380A JP 2001131380 A JP2001131380 A JP 2001131380A JP 2002320891 A JP2002320891 A JP 2002320891A
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rotor
shaft
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coupling
size
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JP2001131380A
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English (en)
Inventor
Genzo Sano
源蔵 佐野
Kanji Miyaki
完志 宮木
Toshiki Shinkawa
俊樹 新川
Kenichi Maekawa
賢一 前川
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Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Yayoi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糊液に浸漬する糊液供給ポンプに給電線が配
されることのない構成とした糊液供給ポンプを得る。 【解決手段】 ロータの回転により吸引口から吸引した
糊液を吐出口へ送り出すポンプユニットと、駆動源の機
械的回転出力を前記ロータの入力軸に伝達する継手手段
とを備え、前記ポンプユニットを糊液中に浸漬して用い
る糊液供給ポンプであって、前記継手手段が、前記ロー
タの入力軸と該入力軸に対して角度をなす駆動源の出力
軸との間を連結して両軸間の回転の伝達を果たす軸継手
を含んでいるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば容器内で澱粉
を水と混合して得られた澱粉糊を壁紙糊付機に供給する
糊液供給ポンプとそれを備えた自動壁紙糊付機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般的な自動壁紙糊付機で
は、その一例として糊付機本体内に、糊を収容している
糊桶と、互いにギアを介して連動する複数のロールとを
備えたものが一般的に知られている。
【0003】このような自動壁紙糊付機では、本体後部
側からシート状壁装材(以下、クロスという)を取り込
み、複数のロールによって前部方向へ送り出しながら、
駆動モータで糊付けロールを回転駆動させ、クロス裏面
に糊桶内の糊を連続的に塗布する。糊桶内の糊の量が少
なくなった場合には、電動ポンプで補給するか、手作業
で糊を補給する。
【0004】電動ポンプを用いる場合には、糊付機本体
とは独立に設けられた糊補給装置から糊桶内に糊を補給
する。この糊補給装置の一例としては、内部で糊とこれ
を溶解する水とを保持する容器と、この容器内部の糊を
攪拌するための攪拌機構が設けられており、この攪拌機
構で糊を水とよく混合して糊液を調製し、糊補給装置の
容器の底部に設けられた駆動モータ等でポンプを駆動さ
せることにより行う。
【0005】また、手作業での補給は、糊液を調製した
後、これをバケツ等の容器で糊を直接糊桶に補給する
が、このような従来の壁紙糊付機では、糊補給装置は、
使用後の洗浄が困難であるだけでなく、攪拌や供給ポン
プの駆動用モータを備えているので、糊補給装置のサイ
ズが過大となり、またその重量も増大するという問題が
ある。特に、攪拌機構の軸が鉛直方向になっているた
め、糊補給装置が縦長となってしまい、更に、供給ポン
プは容器の底部に設けられるため、サイズがより一層過
大なものとなる。
【0006】更に、現場によっては、従来の過大なサイ
ズの重い糊補給装置を糊付機の供給ホースの届く範囲に
まで運び込むことができず、糊補給装置の設置場所か
ら、糊付機が設置された現場までバケツなどの容器を使
用して手作業で糊を供給しなければならないこともあっ
た。
【0007】また、糊付機本体へ手作業で糊を補給する
場合には、粘性のある糊が容器から流下するのに時間が
係り、作業の能率化が図れないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、糊補給装置
を用いずとも、糊液の調製や使用後の洗浄等に取り扱い
易いバケツ等の容器を用いて糊を自動的に糊付機に供給
することのできる糊液供給ポンプ及び自動壁紙糊付機を
得ること、特に、糊液に浸漬する糊液供給ポンプに給電
線が配されることのない構成とした糊液供給ポンプ及び
自動壁紙糊付機を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明に係る糊液供給ポンプは、ロータの回転により吸引口
から吸引した糊液を吐出口へ送り出すポンプユニット
と、駆動源の機械的回転出力を前記ロータの入力軸に伝
達する継手手段とを備え、前記ポンプユニットを糊液中
に浸漬して用いる糊液供給ポンプであって、前記継手手
段が、前記ロータの入力軸と該入力軸に対して角度をな
す駆動源の出力軸との間を連結して両軸間の回転の伝達
を果たす軸継手を含んでいるものである。
【0010】請求項2に記載された発明に係る糊液供給
ポンプは、請求項1に記載された軸継手がたわみ継手を
含むものである。
【0011】請求項3に記載された発明に係る糊液供給
ポンプは、請求項1に記載された軸継手が可撓性軸材及
びその両端のカップリング部材を備えているものであ
る。
【0012】請求項4に記載された発明に係る自動壁紙
糊付機は、壁装材を搬送する複数のロールと、糊液を貯
えた糊桶と、前記複数のロールによって搬送させる前記
壁装材の一方の面に前記糊桶内の糊液を転写塗布する糊
付ロールと、前記複数のロールのうちの少なくとも一つ
及び前記糊付ロールを回転駆動するための駆動装置と、
糊液供給ポンプと、該糊液供給ポンプを駆動するための
駆動機構とを備えた壁紙糊付機において、前記駆動機構
は前記糊桶の外部に前記駆動装置の動力の一部を機械的
回転出力として取り出す出力軸を備え、前記糊液供給ポ
ンプは、ロータの回転により吸引口から吸引した糊液を
吐出口へ送り出すポンプユニットと、前記出力軸の機械
的回転出力を前記ロータの入力軸に伝達する継手手段と
を備え、前記ポンプユニットは、前記糊桶内に供給され
る供給元の糊液中に浸漬するように配置され、前記継手
手段は、前記ロータの入力軸と前記出力軸との間を角度
をなして連結して両軸間の回転の伝達を果たす軸継手を
含んでいるものである。
【0013】請求項5に記載された発明に係る自動壁紙
糊付機は、請求項4に記載された軸継手がたわみ継手を
含むものである。
【0014】請求項6に記載された発明に係る自動壁紙
糊付機は、請求項4に記載された軸継手が可撓性軸材及
びその両端のカップリング部材を備えているものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の糊液供給ポンプは、ロー
タの回転により吸引口から吸引した糊液を吐出口へ送り
出すポンプユニットと、駆動源の機械的回転出力を前記
ロータの入力軸に伝達する継手手段とを備え、前記ポン
プユニットを糊液中に浸漬して用いる糊液供給ポンプで
あって、前記継手手段が、前記ロータの入力軸と該入力
軸に対して角度をなす駆動源の出力軸との間を連結して
両軸間の回転の伝達を果たす軸継手を含んでいるもので
ある。これにより、糊補給装置を用いずとも、作業者が
糊を調製しやすいバケツ等の容器を用いて糊を自動的に
糊付機に供給することができ、特に糊液に浸漬する糊液
供給ポンプに給電線が配されることのない構成とするこ
とができる。
【0016】即ち、本発明の糊液供給ポンプとしては、
ポンプユニットが糊液中に浸漬される。ポンプユニット
については、これを駆動する駆動源を糊液に浸漬せず、
駆動源の出力軸に対して角度をなすポンプユニットのロ
ータ軸とを軸継手で連結して両軸間の回転の伝達を行
う。この軸継手としては、たわみ継手、自在継手等のよ
うに異なる角度に配された2つの軸を連結するものであ
ればよい。例えば、たわみ継手は、ねじり剛性はあるが
曲げ剛性のごく小さなたわみ性の軸継手であり、自身の
たわみ性を利用する多層より線形のたわみ軸継手や、短
い軸を小型の自在継手などで多数連結した継手などが知
られている。また、樹脂やゴム等の可撓性軸材及びその
両端に出力軸及び入力軸に取付けるためのカップリング
部材を備えているものであっても軽量化のためには好ま
しい。
【0017】本発明のポンプの構造としては、弁を組み
合わせた往復動ポンプ、渦巻ポンプ、軸流ポンプ等が考
慮されるが、糊液は粘度が高く、また、経時的に固化し
て弁等の動作を阻害する難点がある。よって、弁機構を
用いない容積式水力機械の範疇に含まれるベーンポンプ
を用いる。
【0018】ベーンポンプは周知の通り、溝の中で半径
方向に自由に動く平らな長方形の摺接部片(ベーン)を
半径方向に等間隔に持ったロータと、これと偏心させて
囲むケーシング内壁面とからなる。
【0019】吸引口は糊液保持容器内で下方位置にある
ことが好ましいため、好ましくは、本発明の糊液供給ポ
ンプをよりコンパクトにするために、ケーシングとして
は下部に吸引口を開口した筒状体からなり、この筒状体
の内底部にベーンポンプが配置されると共にこのベーン
ポンプの上部から糊液に浸漬されていない駆動源の回転
力を伝動する軸継手を直接又は間接的に連結される。即
ち、軸継手によって充分なトルクを得ることが可能な場
合には、ベーンポンプのロータの軸心に軸継手を直接連
結する。充分なトルクを得ることができない場合には、
ベーンポンプのロータの軸心に軸継手をギアユニットを
介して連結する。
【0020】本糊液供給ポンプで移送される糊液は粘度
が高く、長期間放置しておけば固化する。そのため、あ
まりにも粘度が高い糊液を移送し、しかもロータを高速
に回転させて移送する場合に、バネ等でケーシング内壁
面方向に押圧されている摺接部片(ベーン)の外先端が
スムーズにケーシング内壁面を摺接せずに空回転する現
象が現れることがある。
【0021】この高粘度の糊液による空回転現象を防止
するために本発明では、幾つかの措置を講じている。一
つは、ベーンの外先端を常にケーシング内壁面に摺接さ
せるカム機構をベーンポンプに配した点である。即ち、
カム機構によってベーンの外先端を常にケーシング内壁
面に摺接させるようにしたため、粘度が高い糊液を移送
し、しかもロータを高速に回転させて移送する場合であ
っても、空回転する現象が解消される。また、固化した
糊は剥離することにより接着力が消失するため、糊液が
固化しても、カム機構により強制的にベーンが押し出さ
れ、ケーシング内壁面により強制的にベーンが押し込ま
れることにより、その後の動作には何ら影響を与えな
い。
【0022】本発明でのカム機構としては、ベーンの外
先端を常にケーシング内壁面に摺接させる機構であれば
よい。例えば、ケーシング内底壁面に溝を形成してベー
ンにこの溝に嵌合する突起を突設させ、ロータが回転す
る際にこの溝に沿ってベーンを動かすもの等が考慮され
るが、好ましくは、ロータと共に回動するベーンの後端
に接する、前記ロータに対して不動の板カムにより、前
記ベーンの外先端を常に前記ケーシング内壁面に摺接さ
せるものが選択される。
【0023】空回転現象防止のための別の措置は、カム
機構に加えて、ロータにベーンの内側端部とこのベーン
の回転方向側外周面とを連通する均圧孔を備えることで
ある。この均圧孔は、ベーンの回転方向側外周面とベー
ンの内側端部とを均圧にするため、ベーンの外先端はス
ムーズにケーシング内壁面を摺接することが出来る。
【0024】均圧孔の大きさは、ロータの回転に伴うベ
ーンの移動で、ベーンの回転方向側外周面とベーンの内
側端部とを均圧にする大きさとすればよい。また、均圧
孔はベーンの回転方向側外周面、即ち、糊液の送り出し
の際に高圧側となる回転方向側外周面に連通するため、
ベーンの外先端はスムーズにケーシング内壁面を摺接す
ることが出来る。
【0025】更に、均圧孔の設置位置は、ベーンの回転
方向側外周面とベーンの内側端部とを均圧にする場所で
あれば構わないが、前述の通り、糊液は長期間放置して
おくとより粘度を増し、ついには固化し、均圧孔を閉塞
するおそれがある。従って、好ましくは、均圧孔が、こ
の均圧孔を構成する壁面の一部をベーン壁面とし、この
ベーン壁面の一部を覆うようにベーンを保持する溝に沿
って設けられた溝構造を有する。即ち、均圧孔を構成す
る壁面の一部が可動となるため、糊液の固化に伴う閉塞
を回避できる。
【0026】空回転現象防止のための更に別の措置は、
カム機構に加えて、ロータに対向するベーンの内側端部
同士を連通する連通路と、該連通路にスライド可能に挿
入された該連通路を閉塞する閉塞部材と、該閉塞部材と
ベーンの内側端部の各々とに配された一対のバネ部材と
を備えることである。従って、本発明では、好ましくは
偶数個のベーンを半径方向に等間隔に持ったロータとな
る。これにより、ロータで対向する位置に配されるベー
ンの組が存在することになる。このスライド可能な閉塞
部材により、一対のバネ部材はほぼ均等な押圧力を各々
のベーンに伝えることができ、個別にベーンを押圧する
ことに比べて、特にケーシング内壁面に最も遠い箇所で
のベーンのケーシング内壁面への押圧力が増すこととな
る。
【0027】また、閉塞部材は一方のベーンの内側端部
から他方のベーンの内側端部への糊液の流出を阻害する
ため、ポンプの吐出圧力を低減させることはない。この
閉塞部材としては、一方のベーンの内側端部から他方の
ベーンの内側端部への糊液の流出を阻害するものであれ
ばよい。
【0028】また、前述の通り、糊液は長期間の放置に
よって乾燥して固化し、弁等の動作を阻害する難点があ
る。そこで、ポンプを使用していない時のポンプ内部に
残存する糊液の乾燥による固化を阻害するために、好ま
しくは吸引口を一時的に閉鎖してベーンポンプ内部を外
部から密閉遮断する吸引口閉塞手段を更に備えてもよ
い。
【0029】吸引口閉塞手段としては、少なくともケー
シングに備えられた吸引口を閉塞するものであればよ
い。例えば、脱着可能な蓋部片を別途に用意し、不使用
時には吸引口へ装着し、使用時には取り外すようにして
もよい。例えば、吸引口を含むポンプの一端部全体を覆
うキャップ構造の蓋部片や、吸引口に嵌合する蓋部片等
がある。また、ケーシング内部又は外部に吸引口の全面
を覆う蓋部材をケーシング内壁又は外壁を摺動可能に配
して、不使用時にこの蓋部材を摺動させて吸引口を覆
い、使用時には摺動させて吸引口を覆わない位置に退避
させるようにする。尚、蓋部片や蓋部材が吸引口を覆っ
ている場合にはポンプのモータの駆動が行われないよう
に制御するセンサやスイッチ等の制御機構を配してもよ
い。
【0030】本発明の糊液供給ポンプは、糊液を別の容
器に移送する場合にも用いられるが、壁紙糊付機に備え
ることにより、自動壁紙糊付機を得ることができる。即
ち、壁装材を搬送する複数のロールと、糊液を貯えた糊
桶と、前記複数のロールによって搬送させる前記壁装材
の一方の面に前記糊桶内の糊液を転写塗布する糊付ロー
ルと、前記複数のロールのうちの少なくとも一つ及び前
記糊付ロールを回転駆動するための駆動装置と、糊液供
給ポンプと、該糊液供給ポンプを駆動するための駆動機
構とを備えた壁紙糊付機において、前記駆動機構は前記
糊桶の外部に前記駆動装置の動力の一部を機械的回転出
力として取り出す出力軸を備え、前記糊液供給ポンプ
は、ロータの回転により吸引口から吸引した糊液を吐出
口へ送り出すポンプユニットと、前記出力軸の機械的回
転出力を前記ロータの入力軸に伝達する継手手段とを備
え、前記ポンプユニットは、前記糊桶内に供給される供
給元の糊液中に浸漬するように配置され、前記継手手段
は、前記ロータの入力軸と前記出力軸との間を角度をな
して連結して両軸間の回転の伝達を果たす軸継手を含ん
でいるものである。
【0031】本発明の糊液供給ポンプは好ましくは吐出
口に連通する供給用出口パイプによって糊桶へ糊液が供
給されるため、本発明の軸継手はこのパイプ内部又はパ
イプ外部に並設して配されると取り扱いが容易となる。
また、ポンプユニットを駆動するための駆動機構は、自
動壁紙糊付機とは別個に設けてもよいが、好ましくは、
自動壁紙糊付機の駆動を流用するか、自動壁紙糊付機に
ポンプ駆動源を設置する。
【0032】例えば、自動壁紙糊付機の種々のロールを
駆動する駆動源を糊液供給ポンプの駆動機構にするに
は、糊桶への供給口の近傍のロール、例えば、均しロー
ルの回動軸を出力軸とし、この出力軸にたわみ継手等を
介して、糊液供給ポンプが駆動するようにすればよい。
尚、糊液供給ポンプへの駆動のON/OFF、ポンプの
逆転等については、ロールの回動軸とたわみ軸との間に
ギヤボックスを介して行えばよい。
【0033】
【実施例】図1は本発明の糊液供給ポンプの一実施例の
構成を示す縦断面図である。図2はロータの横断面図で
ある。図3はロータの底面に配されたカム機構の構成を
示す説明図である。本実施例の糊液供給ポンプ(10)は、
ポンプ自体を糊液中に浸漬される浸漬型モータポンプで
ある。
【0034】図に示す通り、糊液供給ポンプ(10)は、ポ
ンプ下部のポンプユニット(11)と上部の継手手段(12)と
からなる。ポンプユニット(11)は、ポンプ下部の側方に
開口した吸引口(13)とこの吸引口(13)の対向位置に設け
られ、供給パイプ(19)に連通した吐出口(14)とを備えた
ケーシング(15)と、該ケーシング(15)内で軸心(18)の周
りに回転するロータ(16)と、前記ケーシング内面に先端
を接触させつつ前記ロータ(16)と共に軸心の周りに回転
する4枚の摺接部片としてのベーン(17)とからなる。
【0035】継手手段(12)としては、ロータ(16)を軸心
(18)の周りに回転するたわみ軸継手(20)が連結されてお
り、このたわみ軸継手(20)は、ギアユニット(29)を介し
て、下部のポンプユニットの軸心(18)と連結される。こ
のたわみ軸継手(20)は、可撓性の供給パイプ(19)の外部
に沿って配されている。
【0036】ロータ(16)は円柱状で、側周面に軸心に平
行に4つの溝(22)が半径方向に均等に穿設され、各々の
溝(22)には、ベーン(17)が装入されている。ケーシング
(15)の内壁もロータの側周面に対向してほぼ円柱状をな
している。このロータ(16)の軸心(18)は、ケーシング(1
5)の中心に対して偏心した位置に配されている。
【0037】図3に示す通り、ロータ(16)の下面にはベ
ーン(17)の外先端を常にケーシング(15)内壁面に摺接さ
せるカム機構が備わっている。具体的なカム機構として
は、ロータ(16)と共に回動するベーン(17)の後端の底部
に各々に接する円形の板カム(23)が配される。この円形
の板カム(23)の中心は、ケーシング(15)の中心に合致さ
せてケーシング(15)内底壁面に固定されており、ロータ
(17)に対して不動となっている。
【0038】前述のように、ロータ(16)はケーシングの
中心に対して偏心した位置に配されているため、ケーシ
ング(15)の中心に中心を合致させた円形の板カム(23)に
より、ベーン(17)の外先端を常にケーシング(15)内壁面
に摺接させることができる。尚、カム機構としては、ベ
ーンの外先端を常にケーシング内壁面に摺接させること
ができるのであればよく、他にはケーシングの内底面及
び内天井面にケーシング(15)の中心と同心円状の溝を形
成し、この溝に遊嵌するピンをベーン(17)の上下端に突
設するカム機構でもよい。
【0039】1つのベーン(17)とロータ(16)の軸心に対
して対向するベーン(17)との間には、ベーン(17)の内側
端部同士を連通する連通路(24)が形成されている。尚、
本実施例では4つのベーン(17)を備えているため、2つ
の連通路(24)を高さ位置を相違させて形成している。こ
の連通路(24)内には、バネ部材(25)を遊嵌してベーン(1
7)の内側端部にガイドするガイドロッド(26)が挿入され
る。
【0040】ガイドロッド(26)の長さはロータ(16)の直
径よりも若干短く、両端部は各々のベーン(17)の内側端
部に形成された挿通孔(27)に挿通され、ベーン(17)の溝
(22)への出入りをスムーズに行うようにガイドする。ガ
イドロッド(26)の中間位置には、閉塞部材として連通路
(24)を塞ぐように拡径となったバネ押さえ部(28)が形成
されている。
【0041】バネ押さえ部(28)を挟んで両側に配された
バネ部材(25)は各々のベーンの内側端部をケーシング(1
5)内壁面に押付けるが、バネ押さえ部(28)は連通路(24)
内をスライドする。これにより、ベーン(17)がロータ(1
6)から最も飛び出した状態であっても、対向するベーン
(17)が引き込んだ状態に合わせてバネ押さえ部(28)及び
ガイドロッド(26)がスライドして両ベーン(17)への押圧
力が均等な位置で留まり、飛び出したベーンの押圧力を
補う。このため、空回転現象が抑制される。
【0042】また、バネ押さえ部(28)は連通路(24)を閉
塞するので、ロータ(16)反対方向への糊液の流出を防ぐ
ことができる。尚、バネ押さえ部(28)はガイドロッド(2
6)と一体にしたが、ガイドロッド(26)を均一口径のロッ
ドとし、このロッド上をスライド可能なワッシャ状の部
材として置換えても何ら問題はない。
【0043】以上のようなカム機構及びバネ機構によ
り、各ロッド(17)は、外先端方向に押圧され、常にケー
シング内壁に当接しつつ内壁上を移動する。これによ
り、ケーシング(15)内壁と、ロータ(16)の側周面と、隣
接する2つのベーン(17)によって、ロータ(16)の周囲の
空間を仕切り、仕切られた空間が吸引口(13)から吐出口
(14)へ移動することにより糊を移送する。
【0044】ロータ(16)の4つの溝(22)には、この溝(2
2)と深さを同一とする溝が並設され、この並設された溝
壁面とベーン(17)の壁面とによって均圧孔(21)が形成さ
れる。この均圧孔(21)は、ベーン(17)の内側端部とこの
ベーン(17)の回転方向側外周面とを連通する。これによ
り、あまりにも粘度が高い糊液を移送し、しかもロータ
を高速に回転させて移送する場合に、バネでケーシング
内壁面方向に押圧されているベーンの外先端がスムーズ
にケーシング内壁面を摺接せずに空回転することを防止
する。また、均圧孔(21)を構成する壁面の一部がベーン
(17)であるため、ロータ(16)の回転に伴いベーン(17)が
動く。従って、糊液の粘度が上がり、ついには固化して
も均圧孔(21)が閉塞し難い特徴を有する。
【0045】図4は本発明の糊液供給ポンプの別の実施
例の構成を示す縦断面図である。図1に示した糊液供給
ポンプとはたわみ軸(20') が供給パイプ(19') の内部に
沿って配されている点が相違する。また、図4にはギア
ユニットの記載はなく、たわみ軸(20') が直接軸心と連
結されている構成である。
【0046】図5は図1に示した糊液供給ポンプを備え
た自動壁紙糊付機の構成を示す説明図である。図に示す
通り、クロス裏面へ糊を転写塗布する糊付けロールで直
接糊桶から糊を引き上げる構成のものを説明するが、糊
付機本体内の複数のロールの配置は一般のものと同様で
あり、ここでは糊付けロール(54)以外のものについては
図示を省いた。
【0047】本装置の糊付機本体(51)は、糊を収容する
下部構体としての糊桶(53)とその上に開閉可能に載置さ
れる上部構体(52)とによって構成される。糊付けロール
(54)は、糊桶(53)の両側側板に回転可能に軸止されてお
り、その回転軸が、ロールの駆動源である電動モータ(6
0)の回転軸にギアユニットを介して連結されている。
【0048】即ち、この糊付けロール(54)の回転軸は糊
桶(53)の側板に軸止されているその他のロールおよび上
部構体(52)に配置されている所定ロールの回転軸とギア
ユニットを介して連動されるものである。従って、従来
の自動壁紙糊付機と同様に、糊付けロール(54)の回転に
伴って、ギアユニットを介して回転運動が伝達された他
のロールも回転し、上下構体間に挟み込まれているクロ
スを後方から前方へ搬送し、その途中で糊付けロール(5
4)上を搬送される際に糊桶(53)から引き上げられた糊が
クロス裏面に転写塗布されるものである。
【0049】また、糊付機本体(51)の外部には、糊液が
収容されている糊液容器(55)と、糊液容器(55)内の糊を
糊桶(53)へ連続的に供給する図1〜図4に示した糊液供
給ポンプ(10)とが設けられている。糊液供給ポンプ(10)
は、糊付機本体(51)側の駆動をたわみ軸継手(20)を介し
て伝動されポンプのロータ(16)を回動することにより、
吸引口(13)から糊液容器(55)内の糊を吸い込み、吐出口
から供給パイプ(19)を介して糊桶(53)内に連通する供給
流路(56)を介して、糊付けロール(54)によるクロス裏面
への糊塗布に基づく糊桶内糊減少量と同等以上の流量
で、糊を糊桶(53)内へ供給するものである。
【0050】図6は図5の自動壁紙糊付機からの駆動力
の伝動を説明する平面図である。図7は図6の正面図で
ある。即ち、図に示す通り、糊付けロール(54)、均しロ
ール(61)、ドクターロール(62)はロールの駆動源(60)の
駆動力を種々のギアを介して回動する。これとは別にド
クターロール(62)の回動軸(63)は2重となり、ポンプ用
駆動モータ(64)の駆動を種々のギアを介して均しロール
(61)の他端の外側に連結されたたわみ軸継手(20)の端部
を回動する。尚、たわみ軸継手(20)と連結する出力軸を
均しロール(61)の他端の外側に配したのは、糊桶(53)へ
の供給流路(56)に近いからである。即ち、たわみ軸継手
(20)は、取り回しを良好にするため、供給パイプ(19)の
内部又は外部に沿って配されるから、たわみ軸継手(20)
と連結する出力軸は糊桶(53)への供給流路(56)に近い位
置が良好である。
【0051】糊桶(53)には、糊桶内の糊液面が所定の上
限液面に達したことを検知する液面センサー(57)が設置
されており、この検知結果を糊液供給ポンプ(10)の駆動
モータ(64)へ出力する。液面センサー(57)は、上記上限
液面位置に下端位置が一致する電極(58)を備え、壁紙糊
付機の運転作業中における糊液容器(55)から糊桶(53)内
への糊の連続供給の時間経過に伴って、糊桶(53)の糊が
増量してその液面が電極(58)に触れると、上限位置まで
糊液面が上昇したことを検知し、その検知信号をモータ
(64)へ出力するものである。モータ(64)は、この出力信
号に応じて糊液供給ポンプ(10)の駆動を停止し、糊の供
給をストップする。
【0052】また、このように糊の供給がストップした
状態で糊塗布作業が進み、糊桶(53)内の糊が使用に伴い
減少して糊液面が電極(58)下端よりも下降すると、液面
センサー(57)は前記液面検知信号を出力しなくなり、モ
ータ(20)は再び糊液供給ポンプ(10)を駆動して糊の供給
を再開する。また、糊付機の洗浄時には、逆転させてポ
ンプ(10)内部及び供給パイプ(19)内部等を洗浄すること
も可能である。
【0053】以上のような液面センサー(57)の検知結果
に基づく動作の繰り返しにより、糊付け運転作業の間
は、常に糊桶(53)内の糊液面が上記上限位置付近に一定
に維持される。従って、本実施形態の自動壁紙糊付機に
おいては、糊付機本体に大がかりな装置を設けて装置を
大型化させずに、簡便な構成において必要以上に糊量が
増大したり減少したりすることなく糊の供給補充が続け
られ、糊付けロール(54)による糊の引き上げ量や転写塗
布量を常に一定に保ち、作業の中断なくクロス裏面への
効率的で均一な糊塗布を進めることができる。
【0054】尚、図6及び図7はドクターロール(62)の
回動軸(63)を2重として、糊付ロール等を駆動する電動
モータとは別個の駆動モータの駆動力を均しロール(61)
の他端の外側にたわみ軸継手を連結する例を開示した
が、他の例としては、自動壁紙糊付機に搭載可能なスリ
ッターに駆動モータを配備してもよい。例えば、自動壁
紙糊付機の後面に装着するスリッターの中央部に駆動モ
ータを配し、この中央部の駆動モータから糊桶への供給
流路の近傍にたわみ継手で出力軸を配してもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、糊補給装置
を用いずとも、作業者が糊を調製しやすいバケツ等の容
器を用いて糊を自動的に糊付機に供給し、特に、糊液に
浸漬する糊液供給ポンプに給電線が配されることのない
構成とした糊供給用電動ポンプ及び自動壁紙糊付機を得
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糊液供給ポンプの一実施例の構成を示
す縦断面図である。
【図2】図1のロータを含む横断面図である。
【図3】ロータの底面に配されたカム機構の構成を示す
説明図である。
【図4】本発明の糊液供給ポンプの別の実施例の構成を
示す縦断面図である。
【図5】図1に示した糊液供給ポンプを備えた自動壁紙
糊付機の構成を示す説明図である。
【図6】図5の自動壁紙糊付機からの駆動力の伝動を説
明する平面図である。
【図7】図6の正面図である。
【符号の説明】
(10)…糊液供給ポンプ、 (11)…ポンプユニット、 (12)…継手手段、 (13)…吸引口、 (14)…吐出口、 (15)…ケーシング、 (16)…ロータ、 (17)…ベーン、 (18)…軸心、 (19)…供給パイプ、 (20)…たわみ軸継手、 (21)…均圧孔、 (22)…溝、 (23)…板カム、 (24)…連通路、 (25)…バネ部材、 (26)…ガイドロッド、 (27)…挿通孔、 (28)…バネ押さえ部(閉塞部材)、 (29)…ギアユニット、 (51)…糊付機本体、 (52)…上部構体、 (53)…糊桶、 (54)…糊付けロール、 (55)…糊液容器、 (56)…供給流路、 (57)…液面センサー、 (58)…電極、 (60)…電動モータ、 (61)…均しロール、 (62)…ドクターロール、 (63)…回動軸、 (64)…駆動モータ、
フロントページの続き (72)発明者 新川 俊樹 富山県高岡市下麻生4649番地 ヤヨイ化学 工業株式会社内 (72)発明者 前川 賢一 富山県高岡市下麻生4649番地 ヤヨイ化学 工業株式会社内 Fターム(参考) 3H040 AA05 BB01 BB14 CC17 DD02 DD07 DD09 DD11 DD32 4F040 AA22 AB01 AC01 BA12 CB11 CB21 CB40 4F042 AA22 CA03 CA04 CB02 CB07 CB18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータの回転により吸引口から吸引した
    糊液を吐出口へ送り出すポンプユニットと、駆動源の機
    械的回転出力を前記ロータの入力軸に伝達する継手手段
    とを備え、前記ポンプユニットを糊液中に浸漬して用い
    る糊液供給ポンプであって、 前記継手手段が、前記ロータの入力軸と該入力軸に対し
    て角度をなす駆動源の出力軸との間を連結して両軸間の
    回転の伝達を果たす軸継手を含んでいることを特徴とす
    る糊液供給ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記軸継手がたわみ継手を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の糊液供給ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記軸継手が可撓性軸材及びその両端の
    カップリング部材を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の糊液供給ポンプ。
  4. 【請求項4】 壁装材を搬送する複数のロールと、糊液
    を貯えた糊桶と、前記複数のロールによって搬送させる
    前記壁装材の一方の面に前記糊桶内の糊液を転写塗布す
    る糊付ロールと、前記複数のロールのうちの少なくとも
    一つ及び前記糊付ロールを回転駆動するための駆動装置
    と、糊液供給ポンプと、該糊液供給ポンプを駆動するた
    めの駆動機構とを備えた壁紙糊付機において、 前記駆動機構は前記糊桶の外部に前記駆動装置の動力の
    一部を機械的回転出力として取り出す出力軸を備え、 前記糊液供給ポンプは、ロータの回転により吸引口から
    吸引した糊液を吐出口へ送り出すポンプユニットと、前
    記出力軸の機械的回転出力を前記ロータの入力軸に伝達
    する継手手段とを備え、 前記ポンプユニットは、前記糊桶内に供給される供給元
    の糊液中に浸漬するように配置され、 前記継手手段は、前記ロータの入力軸と前記出力軸との
    間を角度をなして連結して両軸間の回転の伝達を果たす
    軸継手を含んでいることを特徴とする自動壁紙糊付機。
  5. 【請求項5】 前記軸継手がたわみ継手を含むことを特
    徴とする請求項4に記載の自動壁紙糊付機。
  6. 【請求項6】 前記軸継手が可撓性軸材及びその両端の
    カップリング部材を備えていることを特徴とする請求項
    4に記載の自動壁紙糊付機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000168300A (ja) * 1998-12-03 2000-06-20 Yayoi Kagaku Kogyo Kk 糊補給装置付き壁紙糊付機及び糊補給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000168300A (ja) * 1998-12-03 2000-06-20 Yayoi Kagaku Kogyo Kk 糊補給装置付き壁紙糊付機及び糊補給装置

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