JP2002319945A - 無線送受信装置 - Google Patents

無線送受信装置

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JP2002319945A JP2001121312A JP2001121312A JP2002319945A JP 2002319945 A JP2002319945 A JP 2002319945A JP 2001121312 A JP2001121312 A JP 2001121312A JP 2001121312 A JP2001121312 A JP 2001121312A JP 2002319945 A JP2002319945 A JP 2002319945A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信網の許容する最大通信速度を生かし
て、信号の伝送が可能な無線送受信装置を提供する。 【解決手段】 複数の装置で無線通信網を構成する無線
送受信装置において、無線通信リンクの確立を図る無線
送受信部と、確立した無線通信リンクを介して信号の伝
送を行う無線送受信部を分離する。両無線送受信部は直
結しても良いし、両無線送受信部を制御するCPUを介
して接続しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信網を構成
し、該無線通信網内において無線通信リンクを確立し、
該無線通信リンクを介して信号の伝送を行う無線送受信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の無線通信機器が1つの無線通信網
を構成し、該無線通信網内において通信リンクを確立し
て信号の送受信を行うシステムとしては、いわゆるブル
ートゥース(Buletooth)無線通信システムが一般に知ら
れている。ブルートゥース(以下、単に「BT」と称す
る)無線通信システムは、極めて近距離に置かれる、例
えば携帯電話とノートパソコン或いは、ステレオ装置と
ヘッドフォンなどの端末機器相互間を、2.4GHz帯
域の微弱電波による無線通信リンクで接続してデータや
音声等の信号を無線伝送するものである。
【0003】BTシステムでは、BTの仕様規格を満足
するモジュール(以下、単に「BTモジュール」と称す
る)を内蔵する情報端末機器(以下、単に「BT機器」
と称する)間で、1対1のいわゆるポイント−ポイント
の信号伝送を行う場合もあるが、一般には、複数のBT
機器が1つのネットワークを構成してネットワーク内に
おける信号伝送を行うことが多い。BTシステムにおい
ては、このような1対nのいわゆるポイント−マルチポ
イントの信号伝送ネットワークをピコネットと称してい
る。
【0004】1のピコネットにはBT機器を最大8台ま
で含めることができ、その内の1つのBT機器が「マス
ター」と呼ばれ、他のBT機器は「スレーブ」と呼ばれ
る。マスターは、そのピコネット内におけるBT無線通
信リンクの形成、及びその他の通信手順を制御するもの
であり、各々のスレーブはマスターとの間でのみ信号の
伝送を行うことができる。
【0005】マスターとスレーブの両機能は、各BT機
器が内蔵するBTモジュールに固定して定められた機能
ではなく、各々のBTモジュールが、かかる双方の機能
を具備しており、必要に応じて双方の機能を使い分ける
ことが可能になっている。但し、1つのピコネット内に
存在するマスターは常に1つのみである。マスターとス
レーブ間の信号伝送の手順は、先ず、双方のBTモジュ
ール間においてBT仕様に基づく無線通信リンクを形成
し、続いて当該無線通信リンクを介して信号の伝送が行
われる。BTモジュール間の信号伝送は、時間軸上にお
けるタイムスロット(625μS)を一単位とし、かか
るタイムスロットを相互に時分割して使用することによ
り行われる。つまり、マスターとスレーブ間の信号伝送
は、送信と受信を相互に行う半二重通信の一種であるT
DD(Time DivisionDuplexing)方式が採用されている。
因みに、無線通信リンクの確立したBTモジュール間に
おける通信速度は最大1Mbpsである。
【0006】また、BT無線通信システムにおける変調
方式として周波数ホッピング型のスペクトラム拡散方式
を採用している。かかる変調方式は、通常の狭帯域変調
方式の搬送波周波数を短時間に切り換えていく方式であ
り、この周波数の切換を周波数ホッピングというのであ
る。BT無線通信システムでは、2.4GHz帯域にお
いて1MHz間隔で79波のホッピング周波数を有して
いる。また、前述のタイムスロット(625μS)毎に
かかる周波数ホッピングを行うので、毎秒1600回の
周波数ホッピングが行われる。
【0007】なお、如何なる順序で、如何なる周波数用
いて周波数ホッピングを行うかの手順をホッピングパタ
ーンといい、各BT機器固有の識別番号に相当するBT
デバイスアドレスと、各BT機器の使用するクロックの
値から、所定の手順に基づいて算出される。当然のこと
であるが、マスターとスレーブが相互にデータの伝送を
行うためには、同一のホッピングパターンを使用する必
要がある。従って、ピコネット内のBT機器が、無線通
信リンクを確立するには、相手側機器のBTデバイスア
ドレスやクロック値を知る必要があり、このため、後述
する「問い合わせ」(Inquiry)や「呼び出し」
(Page)等の通信処理手順において、各BT機器
は、これらの情報を交換するのである。
【0008】一方、ピコネット内においてマスターとな
るBT機器は、常にスレーブとなる1つのBT機器とし
か通信ができない。従って、マスターが複数のスレーブ
と通信を行う場合、マスターは通信を行うスレーブ毎
に、時分割でBT無線通信リンクを確立していく必要が
ある。すなわち、新たにBT無線通信リンクを確立する
には、その都度マスターが、ピコネット内において「呼
び出し」等の通信処理手順を実行する必要がある。ま
た、マスターがピコネット内に在るBT機器を把握する
ためには、「問い合わせ」等の通信処理手順を実施する
必要もある(なお、これら各種の通信処理手順の詳細に
ついては後述する)。
【0009】従って、特定のBT機器間で信号の伝送を
行っている途中に、他のBT機器との通信が必要となっ
た場合、今行っている伝送処理の合間を縫って通信リン
ク確立のための通信処理手順を実行する必要がある。こ
れによって、特定のBT機器間の伝送処理能率が低下す
ることになる。言い換えれば、ピコネットにおいて、例
えばマスターは最大1Mbps相当のリソースをタイム
シェアリングして使用することになる。このため、1の
スレーブとの通信中に、他のBT機器に対する「問い合
わせ」や「呼び出し」等の通信処理手順の実施が必要に
なると、本来の通信処理のデータレートが減少してしま
うことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決するためになされたものであり、ピコネット内に
おける「問い合わせ」や「呼び出し」等の処理を実施し
ても、伝送信号のデータレートの減少が少ない、BTモ
ジュールによる無線送受信装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線通信網を
構成する複数の無線通信機器間の通信手順を管理し、前
記複数の無線通信機器との間で信号の伝送処理を行う無
線送受信装置であって、前記複数の無線通信機器のう
ち、信号伝送のための無線通信リンクが相互に確立して
いる無線通信機器との間で信号の伝送処理を担う第1の
無線送受信部と、前記無線通信リンクが相互に確立して
いる無線通信機器を除く他の無線通信機器との間におい
て、無線通信リンクを確立するまでの準備手順処理を担
う第2の無線送受信部と、を含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に基づく無線送受信装置の
第1の実施形態を図1のブロック図に示す。図1におい
て、BT機器10は、マスターとして機能するとき同図
に示すピコネット全体の通信処理手順の管理を行うもの
であり、BTの汎用モジュールであるメインモジュール
11と、同じくBTの汎用モジュールであるサブモジュ
ール12、及び情報端末機器13から構成されている。
【0013】メインモジュール11とサブモジュール1
2は、各々BTの規格及び仕様を満足するものである。
なお、「メイン」及び「サブ」の名称は、本実施形態の
説明において便宜上付したものである。即ち、両モジュ
ールの物理的な構造は同一であり、両モジュールは、共
にBT仕様を満足する汎用のBT無線通信用モジュール
である。
【0014】また、メインモジュール11とサブモジュ
ール12には、同一のBTデバイスアドレスが設定され
ているものとする。但し、両モジュールは、各々のモジ
ュール内に在るBTプロトコルスタックの上位に位置す
るアプリケーションプログラムがそれぞれ異なってい
る。因みに、BTプロトコルスタックとは、BTモジュ
ールが他のBTモジュールと接続する際の通信処理手順
を多層構造的にサポートするものである。
【0015】つまり、メインモジュール11には、ピコ
ネット内において、BT機器10とBT無線通信リンク
の確立した他のBT機器に内蔵されたBTモジュールと
の間で専ら信号の伝送処理を行うようなソフトウェア
が、アプリケーションプログラムとして構成されてい
る。一方、サブモジュール12には、ピコネット内にお
ける他のBT機器内蔵のBTモジュールと、BT無線通
信リンクを設定する際に必要とされる「問い合わせ」や
「呼び出し」等の通信処理手順を専門に行うようなソフ
トウェアが、アプリケーションプログラムとして構成さ
れている。
【0016】なお、メインモジュール11とサブモジュ
ール12は、各々のBTプロトコルスタックにおいて、
いわゆるベースバンド層もしくはリンク管理層、或いは
その両方において接続されているものとする。また、情
報端末機器13は、例えばノートパソコンやステレオ装
置などのユーザーが直接に操作する情報端末機器であ
り、メインモジュール11のBTプロトコルスタックの
上位に位置するアプリケーションプログラムを介してメ
インモジュール11に接続されている。
【0017】図1に示すピコネット内においては、BT
機器10の他に、BT機器20及び30等が存在する。
これらのBT機器は、BT機器10との間でBT無線通
信リンクの確立し、該通信リンクを介して信号の伝送を
行うのである。なお、BT機器20及び30等に内蔵さ
れるBTモジュールの説明並びに、該BTモジュールに
接続される各種の情報端末機器についての説明は省略す
るが、例えばBT機器10がノートパソコンの場合は、
プリンタやモデム等がBT機器20及び30等の情報端
末機器に相当し、また、BT機器10がステレオやディ
ジタルテレビ等のAV装置の場合には、スピーカーシス
テムやディスプレイ等がこれらに相当する。
【0018】また、BT機器20及び30等の構成は、
BT機器10と同様にメインモジュールとサブモジュー
ルの2つのBTモジュールを具備する構成としても良い
し、また、一般のBT機器のように1つのBTモジュー
ルのみを具備する構成としても良い。続いて、第1の実
施形態に基づく動作を図2〜図7に示すフローチャート
に基づいて説明する。
【0019】先ず、図1のピコネットにおける、BT機
器10による「問い合わせ」処理から説明を行う。因み
に、「問い合わせ」(Inquiry)処理とは、マス
ターとなるBT機器が、ピコネット内に他のどのような
BT機器が存在するかを知らない場合に行う処理であ
る。即ち、「問い合わせ」処理は、マスターが自機の通
信範囲内に所定の同報パケットを連続的に送信し、それ
を受信したスレーブが自機に関する固有情報をマスター
に返送することによって実行される。
【0020】「問い合わせ」処理におけるサブモジュー
ル12の動作を、図2のフローチャートに基づいて説明
する。なお、同フローチャートに示す処理動作は、メイ
ンモジュール11が「問い合わせ」処理の要求をサブモ
ジュール12に発することによって起動される。先ず、
サブモジュール12は、ステップ10で図1に示すピコ
ネット内における「問い合わせ」処理を実行する。
【0021】すなわち、サブモジュール12は、ピコネ
ット内でマスターとなり、ステップ10において同報パ
ケットであるIQ(Inquiry)パケットを一定時間ピコネ
ット内にブロードキャスト送信する。一方、ピコネット
内に在る他のBTモジュールは、このIQパケットを受
信すると自己の属性を明らかにすべく、FHSパケット
をマスターに送信して自己のBTデバイスアドレスやク
ロック等の情報をマスターに通知する。
【0022】サブモジュール12は、ステップ11にお
いてピコネット内の他のBT機器からの応答をチェック
する。応答を受信した場合は、次のステップ12におい
て、その応答により得られた情報をメインモジュール1
1に通知して「問い合わせ」処理を終了する。また、応
答を受信しなかった場合は、ステップ12を経ることな
く図2のフローチャートに示す「問い合わせ」処理を終
了する。
【0023】次に、第1の実施形態におけるサブモジュ
ール12の「問い合わせ走査」処理の動作を図3に示す
フローチャートに基づいて説明する。因みに、「問い合
わせ走査」(Inquiry Scan)処理とは、マ
スターとなるBT機器が「問い合わせ」処理で送信する
IQパケットを、ピコネット内のスレーブ側BT機器が
受信するために行う動作処理を言う。つまり、図3は、
BT機器10が図1に示すピコネット内においてスレー
ブ側のBT機器となった場合の動作を示すものである。
【0024】図3のフローチャートに示す処理は、メイ
ンモジュール11が「問い合わせ走査」処理の要求をサ
ブモジュール12に発することによって起動される。図
3のステップ20において、先ずサブモジュール12
は、「問い合わせ走査」処理を実行する。即ち、サブモ
ジュール12はスレーブとして働き、ピコネット内のマ
スターとなる他のBT機器が同報送信するIQパケット
の受信を試みる。これを具体的に示せば、サブモジュー
ル12は、マスターから送信されるIQパケットの周波
数ホッピング速度と比較して非常に遅い速度で受信周波
数を周波数ホッピングさせ、マスターからのIQパケッ
トが受信できるタイミングを抽出する。
【0025】サブモジュール12は、かかる処理を実行
しつつ所定のタイミングで、メインモジュール11から
「問い合わせ走査」処理の停止要求が来ているか否かを
監視する(ステップ21)。つまり、メインモジュール
11は、ピコネット内のマスターとなった他のBT機器
からの「問い合わせ」に応答しない場合は、かかる停止
要求をサブモジュール12に発する。ステップ21にお
いて、サブモジュール12がこれを検知するとステップ
22に移り、図3に示す「問い合わせ走査」処理を停止
する。
【0026】一方、メインモジュール11から停止要求
が来ていないときは、ステップ30に戻り、サブモジュ
ール12は「問い合わせ走査」処理を繰り返す。次に、
第1の実施形態における「呼び出し」処理の動作につい
て説明する。「呼び出し」(Page)処理とは、マス
ターが前述の「問い合わせ」処理によって自機の周辺に
在るBT機器を認識した後、その中から特定のBT機器
をスレーブとしてピコネット内に参加させる場合に行う
通信処理手順を言う。
【0027】「呼び出し」処理におけるサブモジュール
12の動作を図4のフローチャートに示す。図4の処理
は、前述の図2及び図3に示した「問い合わせ」及び
「問い合わせ走査」処理の場合と同様に、メインモジュ
ール11からの処理要求が発せられることによって起動
される。サブモジュール12は、図4のステップ30に
おいて、メインモジュール11からの情報を基に「呼び
出し」処理を実行する。即ち、サブモジュール12は、
ピコネット内で「呼び出し」の対象となる特定のBT機
器にIDパケットを送信し、該IDパケットに対する受
信確認を相手のBT機器から受け取る処理を実行する。
【0028】次のステップ31において、サブモジュー
ル12は「呼び出し」処理を終了するか否かの判定を行
う。これは、メインモジュール11から「呼び出し」処
理の終了指示が来ているか否かを判定するものであり、
終了指示がきていれば、サブモジュール12は「呼び出
し」処理を終了する。また、「呼び出し」処理を終了し
ない場合はステップ32に移り、「呼び出し」処理の相
手側BT機器からの応答があったか否かを判定する。そ
して、相手機器からの応答があった場合は、ステップ3
3において、相手機器からの応答結果をメインモジュー
ル11に通知して呼び出し処理を終了する。
【0029】一方、ステップ32で相手機器からの応答
が無かった場合、サブモジュール12は、ステップ30
に戻り前述の「呼び出し」処理を繰り返す。続いて、
「呼び出し」処理におけるメインモジュール11の動作
を図5のフローチャートに示す。因みに、図5のメイン
モジュール11の処理は、前述した図4に示すサブモジ
ュール12における「呼び出し」処理と並行して行われ
るものである。
【0030】図5のステップ40において、先ずメイン
モジュール11は、サブモジュール12に対して「呼び
出し」処理の要求を行う。次に、ステップ41に移り
「呼び出し」処理を終了するか否かの判断を行う。かか
る判断は、例えばアプリケーションプログラムを介して
情報端末機器13から送られる指令によって行われるよ
うにしても良い。
【0031】メインモジュール11は、ステップ41で
「呼び出し」処理を終了すると判断した場合ステップ4
2に移り、「呼び出し」処理を終了する旨をサブモジュ
ール12に通知して図5に示す処理を終了する。一方、
ステップ41で「呼び出し」処理を継続すると判断した
場合、メインモジュール11はステップ43に移り、サ
ブモジュール12よりの「呼び出し」処理の結果通知が
なされているか否かを判定する。
【0032】サブモジュール12からの通知があった場
合、即ちサブモジュール12に「呼び出し」処理の対象
となったBT機器からの応答があった場合、メインモジ
ュール11は、応答のあったBT機器との新たな通信処
理が可能かどうかを判断する。そして、通信処理が可能
な場合は、ステップ45において「呼び出し」処理の対
象となったBT機器との接続処理を実行する。
【0033】続いて、第1の実施形態における「呼び出
し走査」処理の動作について説明を行う。「呼び出し走
査」(Page Scan)処理とは、マスターが特定
のスレーブを呼び出すために送信するIDパケットを受
信すべく、当該スレーブが行う処理動作を言う。即ち、
図1に示すBT機器10がピコネット内のスレーブ側機
器となった場合の処理動作となる。
【0034】先ず、「呼び出し走査」処理におけるサブ
モジュール12の動作を、図6のフローチャートに示
す。図6の処理は前述した図2〜図4の処理の場合と同
様に、メインモジュール11からの処理要求(この場合
は「呼び出し走査」処理の要求となる)が発せられるこ
とによって起動される。図6のステップ50において、
サブモジュール12は、先ず「呼び出し走査」処理を実
行する。即ちサブモジュール12は、マスターから「呼
び出し」送信されるIDパケットの周波数ホッピング速
度に較べて極めて遅い速度で受信周波数を周波数ホッピ
ングさせ、IDパケットを受信できるタイミングを抽出
するのである。
【0035】サブモジュール12は、次のステップ51
でメインモジュール11から処理の停止要求が来ている
か否かを判断する。そして、停止要求が来ている場合は
ステップ52に移り、「呼び出し走査」処理を停止して
図6の処理を終了する。一方、メインモジュール11か
らの停止要求が来ていなかった場合は、サブモジュール
12はステップ53に移る。そして、前記ステップ50
の「呼び出し走査」処理において、マスターである他の
BT機器からのピコネットへの接続要求を受信したか否
かを判断する。
【0036】接続要求を受信していた場合、サブモジュ
ール12はステップ54に移り、受信した接続要求をメ
インモジュール11に通知した後ステップ50に戻り、
再び「呼び出し走査」処理を続行する。なお、ステップ
53において、マスターである他のBT機器からの接続
要求を受信していなかった場合、サブモジュール12
は、メインモジュールへの通知を行うことなくステップ
50に戻り、再び「呼び出し走査」処理を続行する。
【0037】続いて、「呼び出し走査」処理におけるメ
インモジュール11の動作を図7のフローチャートに示
す。なお、図7に示す処理は、図6に示したサブモジュ
ール12の「呼び出し走査」処理と併行して行われるも
のである。先ず、図7のステップ60において、メイン
モジュール11は、サブモジュール12に対して前述の
「呼び出し走査」処理を要求する。そして、次のステッ
プ61でかかる処理を終了するか否かを判断する。
【0038】例えば、アプリケーションプログラムを介
してユーザーから処理の中止命令がなされたような場合
には、メインモジュール11は「呼び出し走査」処理を
終了すべく、ステップ62において「呼び出し走査」処
理の停止要求をサブモジュール12に通知して図7の処
理を終了する。一方、「呼び出し走査」処理を継続する
場合はステップ63に移り、サブモジュール12より、
ピコネット内のマスターであるBT機器からの接続要求
が通知されて来ているか否かを判断する。
【0039】接続要求の通知が来ていた場合、メインモ
ジュール11はステップ64において新たな通信処理が
可能かどうか、即ち新たなBT機器と通信処理を行える
余裕があるか否かを判断する。そして、通信処理が可能
な場合はステップ65において、呼び出し対象である他
のBT機器との間でBT無線通信リンクを接続する。そ
の後、メインモジュール11は、次のステップ66にお
いて接続処理が完了したか否かを判定し、接続が終わっ
ていれば、ユーザーに接続が完了した旨の通知を行い
(ステップ67)、接続が完了したマスターのBT機器
との通信を開始して(ステップ68)図7のフローチャ
ートに示す処理を終了する。
【0040】一方、ステップ63において、サブモジュ
ール12より他のBT機器からの接続要求が通知されて
いなかった場合は、ステップ61に戻り前述の処理を繰
り返す。また、ステップ66においてマスターのBT機
器との接続が未完了の場合、メインモジュール11は、
ユーザーに接続が不可なる旨の通知を行い(ステップ6
9)ステップ61に戻る。
【0041】以上、本発明に基づく第1の実施形態につ
いて説明した。かかる実施形態では、ピコネット内にお
ける「問い合わせ」や「呼び出し」等のBT無線通信リ
ンクの設定処理を、BT機器10内のサブモジュール1
2が専ら行うことになる。このため、メインモジュール
11は、ピコネット内でもともと通信を行っているBT
機器があった場合、そのBT機器との間で最大1Mbp
sのデータレートで通信処理を継続することが可能とな
る。
【0042】なお、図1の構成では、メインモジュール
11とサブモジュール12とを、各モジュールのBTプ
ロトコルスタックのベースバンド層において接続し、情
報の授受を行っていたが本実施形態はこれに限定される
ものではない。例えば、両モジュールのBTプロトコル
スタックにおいて、上位のリンク管理層(図示せず)に
よって接続を行っても良いし、これら2層の両方で接続
を行っても良い。さらに、BTプロトコルスタックの上
位に位置するアプリケーションプログラムを介して双方
のモジュールを接続するようにしても良い。
【0043】なお、図1の構成においては、メインモジ
ュール11とサブモジュール12の各々のBTデバイス
アドレスを同一の値であるとして説明を行ったが、本実
施形態はかかる構成に限定されるものではない。例え
ば、装置動作の初期状態において、各々のモジュールが
個別のBTデバイスアドレスを有しており、各々が普通
のBTモジュールとして動作しているが、メインモジュ
ール11からの所定の指示を受けることによって、サブ
モジュール12がメインモジュール11と同一のBTデ
バイスアドレスを使用する構成としても良い。
【0044】また、所定の指示によってメインモジュー
ル11がサブモジュール12のBTデバイスアドレスを
使用するようにしても良いし、さらに、両モジュールが
予め設定された所定の同一BTデバイスアドレスを使用
するようにしても良い。次に、本発明による第2の実施
形態を図8のブロック図に示す。図8において、BT機
器10は、メインモジュール11、サブモジュール1
2、情報端末機器13及びホストCPU14から構成さ
れている。
【0045】ホストCPU14は、主にマイクロコンピ
ュータやROM,RAM等のメモリー素子から構成され
ており、BT機器10の全体の動作を制御するものであ
る。なお、BT機器10におけるその他の構成要素、並
びに図8に示すピコネットに含まれる他のBT機器2
0,30等については、第1の実施形態の場合と同様の
ためその説明は省略する。
【0046】第2の実施形態は、BT機器10内の2つ
のBTモジュールであるメインモジュール11とサブモ
ジュール12とが、各々のBTプロトコルスタック内に
おいて直接に情報の伝達ができない場合の実施形態であ
る。従って、前記2つのBTモジュールとホストCPU
は、各モジュールのプロトコルスタックの上位に構成さ
れているアプリケーションプログラムを介して情報の伝
達を行うことになる。
【0047】ここで言う情報の伝達とは、メインモジュ
ール11からサブモジュール12に対して行う各種の代
理指示や処理動作の要求であり、また、サブモジュール
12からメインモジュール11に対して行う前記処理動
作の代理をした結果の伝達をいう。続いて、第2の実施
形態におけるホストCPU14の処理動作を、図9〜図
11に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0048】先ず、「問い合わせ」処理時におけるホス
トCPU14の動作を図9のフローチャートに基づいて
説明する。図9のステップ70において、ホストCPU
14は、サブモジュール12に対してピコネット内にお
ける「問い合わせ」処理を実行する指示を出す。これに
応じて、BT機器10内のサブモジュール12は、第1
の実施形態で説明したピコネット内における「問い合わ
せ」処理を実行する。
【0049】ホストCPU14は、次のステツプ71で
サブモジュール12を介してピコネット内の他のBT機
器からの応答を受信し、それによって得られた情報をス
テップ72において内部のメモリー素子に保存して「問
い合わせ」処理を終了する。すなわち、ホストCPU1
4は、サブモジュール12をマスターと成し、「問い合
わせ」処理を実行させ、BT機器10の周辺に他のBT
機器が存在するかを確認させる。そして、他のBT機器
からの応答があった場合は、その情報を記憶保存するの
である。
【0050】次に、第2の実施形態における「問い合わ
せ走査」処理時のホストCPU14の動作を図10のフ
ローチャートに基づいて説明する。図10のステップ8
0において、先ずホストCPU14は、サブモジュール
12を「問い合わせ走査」モードに設定する。そして、
次のステップ81においてサブモジュール12は、第1
の実施形態で説明した「問い合わせ走査」処理を実行
し、ピコネット内のマスターからの問い合わせに応答す
る。
【0051】続いて、第2の実施形態における「呼び出
し走査」処理時のホストCPU14の動作について、図
11のフローチャートに基づいて説明する。ホストCP
U14は、先ず図11のステップ90において、サブモ
ジュール12を「呼び出し走査」モードに設定する。そ
して、次のステップ91で「呼び出し走査」処理を終了
するか否かの判断を行う。例えば、情報端末機器13か
らアプリケーションプログラムを介して「呼び出し走
査」処理終了の指令があった場合は、「呼び出し走査」
処理を終了するものと判断してステップ92に移り、サ
ブモジュール12の設定を解除して「呼び出し走査」処
理を終了する。
【0052】一方、ステップ91において「呼び出し走
査」処理を終了しない場合は、ステップ93に移り、
「呼び出し走査」処理の過程においてサブモジュール1
2が、ピコネット内のマスターから接続要求を受信した
か否かを判定する。マスターからの接続要求を受信して
いた場合、ホストCPU14はステップ94に移り、サ
ブモジュール12を介して、マスターからの接続要求を
一旦拒絶する。本実施形態において、BT機器10と他
のBT機器との間でのデータ伝送処理を担うのは、サブ
モジュール12ではなくメインモジュール11である。
このため、メインモジュール11の状況を把握する必要
があり、かかる処置が必要となるのである。
【0053】その後、ホストCPU14はステップ95
において、メインモジュール11が新たなBT機器との
通信処理が可能か否か、即ちメインモジュール11が現
在、ピコネット内の他のBT機器と通信処理中か否かを
判定する。そして、通信処理が可能であればステップ9
6に移り、サブモジュール12の行った「呼び出し走
査」処理において接続要求を受信したBT機器につい
て、今度はメインモジュール11が接続要求を送信す
る。
【0054】その後、ステップ97において、メインモ
ジュール11が新たなBT機器からの応答を受信して該
BT機器との接続処理に入ると、ホストCPU14は、
次のステップ98でかかる接続処理が完了したか否かを
判定する。接続処理が完了した場合、ホストCPU14
は、ステップ99においてユーザーに接続が完了した旨
の通知を行い、更に、ステップ100でメインモジュー
ル11による該BT機器とのデータ通信処理を開始し
て、図11に示す「呼び出し走査」を終了する。
【0055】一方、前記ステップ93において、サブモ
ジュール12が他のBT機器からの接続要求を受信して
いなかった場合は、ステップ91に戻り、サブモジュー
ル12による「呼び出し走査」処理を継続する。また、
前記ステップ95において、メインモジュール11が既
にピコネット内の他のBT機器と通信中であり新たなB
T機器との通信が不可能の場合、或いは前記ステップ9
8において、メインモジュール11と新たなBT機器と
の接続処理が未完了の場合、ホストCPU14はステッ
プ101に移る。そして、今回の「呼び出し走査」処理
において、接続要求を出したマスターとの接続が不可能
なる旨をユーザーに通知して前記ステップ91に戻る。
【0056】以上、本発明に基づく第2の実施形態につ
いて説明した。本実施形態においても先に説明した第1
の実施形態と同様に、ピコネット内におけるBT無線通
信リンクの設定処理をサブモジュール12が専ら行うこ
とになる。このため、前述したいずれの処理において
も、メインモジュール11は、ピコネット内でもともと
通信を行っているBT機器があった場合、そのBT機器
と最大1Mbpsのデータレートで通信処理を継続する
ことが可能となる。
【0057】
【発明の効果】本発明では、複数の装置で無線通信網を
構成する無線送受信装置において、無線通信リンクの確
立を図る無線送受信部と、確立した無線通信リンクを介
して信号の伝送を行う無線送受信部を分離したので、既
に行っている信号伝送処理が無線通信リンク確立処理に
よって妨げられることが無く、無線送受信装置が有する
最大の通信速度を生かして信号の伝送を行うことができ
る。また、逆に、信号伝送処理の遂行のため、無線通信
リンクの確立処理が妨げられることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】第1の実施形態のサブモジュールにおける「問
い合わせ」処理の動作を示すフローチャートである。
【図3】第1の実施形態のサブモジュールにおける「問
い合わせ走査」処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】第1の実施形態のサブモジュールにおける「呼
び出し」処理の動作を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態のメインモジュールにおける
「呼び出し」処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態のサブモジュールにおける「呼
び出し走査」処理の動作を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施形態のメインモジュールにおける
「呼び出し走査」処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明による第2の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】第2の実施形態のホストCPUにおける「問い
合わせ」処理の動作を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態のホストCPUにおける「問
い合わせ走査」処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】第2の実施形態のホストCPUにおける「呼
び出し走査」処理の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,20,30 …ブルートゥース機器 11 …メインモジュール 12 …サブモジュール 13 …情報端末機器 14 …ホストCPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 CC01 DA17 5K034 EE03 HH01 HH02 LL01 5K067 BB21 DD17 EE02 EE25 EE35 GG01 GG11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信網を構成する複数の無線通信機
    器間の通信手順を管理し、前記複数の無線通信機器との
    間で信号の伝送処理を行う無線送受信装置であって、 前記複数の無線通信機器のうち、信号伝送のための無線
    通信リンクが相互に確立している無線通信機器との間で
    信号の伝送処理を担う第1の無線送受信部と、 前記無線通信リンクが相互に確立している無線通信機器
    を除く他の無線通信機器との間において、無線通信リン
    クを確立するまでの準備手順処理を担う第2の無線送受
    信部と、を含むことを特徴とする無線送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の無線送受信部と前記第2の無
    線送受信部とは相互に接続され、 前記第1の無線送受信部は、前記第2の無線送受信部を
    制御する制御信号を生成し、かつ前記第2の無線送受信
    部からの情報信号を取得することを特徴とする請求項1
    に記載の無線送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の無線送受信部及び前記第2の
    無線送受信部の各々に接続され、前記2つの無線送受信
    部の各々を制御する制御信号を生成し、かつ前記2つの
    無線送受信部の各々から情報信号を取得する制御部と
    を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載の無線送
    受信装置。
  4. 【請求項4】 前記無線通信網としてブルートゥース無
    線システムによる無線通信網を使用し、 前記第1の無線送受信部及び前記第2の無線送受信部と
    して個別のブルートゥース・モジュールを使用すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1に記載の
    無線送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の無線送受信部及び前記第2の
    無線送受信部の各々に用いられるブルートゥース・モジ
    ュールは、同一のブルートゥース・デバイスアドレスを
    有することを特徴とする請求項4に記載の無線送受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1の無線送受信部及び前記第2の
    無線送受信部の各々に用いられるブルートゥース・モジ
    ュールは、異なるブルートゥース・デバイスアドレスを
    有し、 所定の制御信号に応じて、前記第2の無線送受信部のブ
    ルートゥース・モジュールは、前記第1の無線送受信部
    のブルートゥース・デバイスアドレスを取り込んで自己
    のブルートゥース・デバイスアドレスとする機能と、 前記第1の無線送受信部のブルートゥース・モジュール
    は、前記第2の無線送受信部のブルートゥース・デバイ
    スアドレスを取り込んで自己のブルートゥース・デバイ
    スアドレスとする機能と、 前記第1の無線送受信部及び前記第2の無線送受信部の
    各々に用いられるブルートゥース・モジュールは、予め
    定めた所定のブルートゥース・デバイスアドレスを取り
    込んで自己のブルートゥース・デバイスアドレスとする
    機能のうち少なくとも1を有することを特徴とする請求
    項4に記載の無線送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の無線送受信部に用いられるブ
    ルートゥース・モジュールは、ブルートゥース・システ
    ムにおける、問い合わせ処理、問い合わせ走査処理、呼
    び出し処理、及び呼び出し走査処理の各処理を実施する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線送受信装置。
  8. 【請求項8】 メインモジュールとサブモジュールの、
    2つのブルートゥース・モジュールを搭載したブルート
    ゥース端末機器が、他のブルートゥース端末機器に対し
    て実施する問い合わせ処理方法であって、 メインモジュールがサブモジュールに対して問い合わせ
    処理の実行を要求する第1の行程と、 前記第1の行程による実行要求に応じて、サブモジュー
    ルが問い合わせ処理を実行する第2の行程と、 前記第2の行程で実行された問い合わせ処理によって得
    られた情報を、サブモジュールがメインモジュールに通
    知する第3の行程と、を含むことを特徴とする問い合わ
    せ処理方法。
  9. 【請求項9】 メインモジュールとサブモジュールの、
    2つのブルートゥース・モジュールを搭載したブルート
    ゥース端末機器が、他のブルートゥース端末機器に対し
    て実施する問い合わせ走査処理方法であって、 メインモジュールがサブモジュールに対して問い合わせ
    走査処理の実行を要求する第1の行程と、 前記第1の行程による実行要求に応じて、サブモジュー
    ルが問い合わせ走査処理を実行する第2の行程と、 メインモジュールからサブモジュールに対して前記問い
    合わせ走査処理の実行停止要求がなされたことを判定す
    る第3の行程と、 前記実行停止要求に応じて、サブモジュールが問い合わ
    せ走査処理を停止する第4の行程と、を含むことを特徴
    とする問い合わせ走査処理方法。
  10. 【請求項10】 メインモジュールとサブモジュール
    の、2つのブルートゥース・モジュールを搭載したブル
    ートゥース端末機器が、他のブルートゥース端末機器に
    対して実施する呼び出し処理方法であって、 メインモジュールがサブモジュールに対して呼び出し処
    理の実行を要求する第1の行程と、 前記第1の行程による実行要求に応じて、サブモジュー
    ルが呼び出し処理を実行する第2の行程と、 前記第2の行程において実行された呼び出し処理の結果
    をメインモジュールに通知する第3の行程と、 メインモジュールにおいて新たなブルートゥース端末と
    の通信処理が可能であるかを判定する第4の行程と、 前記第4の行程で通信が可能であると判定された場合、
    メインモジュールが前記第3の行程でサブモジュールか
    ら通知された呼び出し対象のブルートゥース端末機器と
    通信処理を行う第5の行程と、 前記第4の行程で通信が不可能であると判定された場
    合、メインモジュールが呼び出し処理の停止をサブモジ
    ュールに対して要求する第6の行程と、 前記第6の行程による実行停止要求に応じて、サブモジ
    ュールが呼び出し処理を停止する第7の行程と、を含む
    ことを特徴とする呼び出し処理方法。
  11. 【請求項11】 メインモジュールとサブモジュール
    の、2つのブルートゥース・モジュールを搭載したブル
    ートゥース端末機器が、他のブルートゥース端末機器に
    対して実施する呼び出し走査処理方法であって、 メインモジュールがサブモジュールに対して呼び出し走
    査処理の実行を要求する第1の行程と、 前記第1の行程による実行要求に応じて、サブモジュー
    ルが呼び出し走査処理を実行する第2の行程と、 前記第2の行程において実行された呼び出し走査処理の
    結果をメインモジュールに通知する第3の行程と、 メインモジュールにおいて新たなブルートゥース端末機
    器との通信処理が可能であるかを判定する第4の行程
    と、 前記第4の行程で通信が可能であると判定された場合、
    メインモジュールが前記第3の行程でサブモジュールか
    ら通知された呼び出し対象のブルートゥース端末機器と
    通信処理を行う第5の行程と、 メインモジュールから呼び出し走査処理の停止をサブモ
    ジュールに要求する第6の行程と、 前記第6の行程による停止要求に応じて、サブモジュー
    ルが呼び出し走査処理を停止する第7の行程と、を含む
    ことを特徴とする呼び出し走査処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005008966A1 (ja) * 2003-07-23 2005-01-27 Sony Computer Entertainment Inc. 通信装置、ゲームシステム、接続確立方法、通信方法、アダプタ装置および通信システム
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