JP2002319937A - データ配信システム - Google Patents

データ配信システム

Info

Publication number
JP2002319937A
JP2002319937A JP2001122139A JP2001122139A JP2002319937A JP 2002319937 A JP2002319937 A JP 2002319937A JP 2001122139 A JP2001122139 A JP 2001122139A JP 2001122139 A JP2001122139 A JP 2001122139A JP 2002319937 A JP2002319937 A JP 2002319937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
distribution
data
route table
management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001122139A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Sakai
茂樹 酒井
Tomoichi Hirao
智市 平生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC System Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC System Technologies Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP2001122139A priority Critical patent/JP2002319937A/ja
Publication of JP2002319937A publication Critical patent/JP2002319937A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラフィック状況を監視することなく多数の
端末へデータを配信する。 【解決手段】 管理端末20等それぞれが近傍のクライ
アントを束ねる。配信元端末10は、これらのクライア
ントへのデータ配信の起点となる。配信元端末10と管
理端末20等とはネットワーク100で接続される。配
信元端末は、配信元端末および管理端末の内、配信元端
末から配信されてきたデータを他の管理端末へ配信する
管理端末(復配信元端末)20,30,40を識別する
送信端末ID,各送信端末からの配信順序および送信端
末からのデータを受信する管理端末を識別する受信端末
IDを記載した配信ルートテーブル1Aに従って、特に
復配信元端末20,30へは配信ルートテーブルと共に
データを管理端末20,30,70へ配信する。復配信
元端末20,30も同様に、配信ルートテーブル2Aと
共に、またはデータのみを管理端末40,50,60へ
配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ配信システ
ム、特にサーバクライアント方式のシステムにおいて、
サーバからクライアントへのプログラムあるいは制御デ
ータなど同一の大量のデータを多くのクライアントに配
信するデータ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】サーバクライアント方式のシステムは、
サーバとクライアントによる負荷分散やネットワーク上
のトラフィックの抑制に効果があり、近年、一般的に採
用されるようになってきている。サーバクライアント方
式のシステムでは、すべてのクライアントが同じプログ
ラムで稼働する必要があり、大規模なシステムではクラ
イアント側のプログラムの保守をいかにして行うかが大
きな課題となる。例えば、サーバとクライアントの間で
データ構造に違いが生じたした場合は、短いシステム停
止期間中に全クライアントのプログラムを一斉に置き換
えなければならない。この場合、サーバを起点にしてク
ライアントへ順送りにプログラムを配信すると、配信す
べきプログラムの量、およびクライアントの台数によっ
てはプログラムの配信に長時間を要するケースが予想さ
れ、システムの運用にも悪影響を及ぼすことになりかね
ない。
【0003】この不具合を排除した従来技術の一例が特
開平11-55259に「マルチプロセッサシステムおよびデー
タ転送方法」として記載されている。この技術は、一つ
のサーバが複数のクライアントにデータを分配する場合
に、クライアントをグループ分けして代表クライアント
を設定し、その代表クライアントがそのグループの中で
のサーバの役割を果たすようにしたものである。すなわ
ち、サーバは代表クライアントに順次にデータを送信
し、データを受信した代表クライアントはデータ未受信
のクライアントにデータを供給することにより、データ
送信処理をグループ間で並列に実行する。これによっ
て、システム全体のデータ送信時間を短縮することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、データ受信が完了したクライアント
は他のクライアントがデータ受信未完了であるかを監視
していなければならないため、その分だけ処理の負担が
重くなるという第1の問題点がある。
【0005】また、クライアントへデータを分配する順
序はシステムの処理状況によって定まるため、使用者が
恣意的に指定できないという第2の問題点もある
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ配信シス
テムは、それぞれが近傍のクライアントを束ねる管理端
末(図2の20,30,40,50,60,70,8
0)と、クライアントへのデータ配信の起点となる配信
元端末(図2の10)とをネットワーク(図2の10
0)で接続したデータ配信システムにおいて、配信元端
末は、該配信元端末および管理端末の内、配信元端末か
ら配信されてきたデータを他の管理端末へ配信する管理
端末(復配信元端末)(図2の20,30,40)を識別
する送信端末ID,各送信端末からの配信順序および送
信端末からのデータを受信する管理端末を識別する受信
端末IDを記載した配信ルートテーブル(図2の1A)
に従って、特に復配信元端末(図2の20,30)へは
配信ルートテーブルと共にデータを管理端末(図2の2
0,30,70)へ配信し、復配信元端末(図2の2
0,30)は、特に他の復配信元端末(図2の40)へ
は配信ルートテーブル(図2の2A)と共にデータを管
理端末(図2の40,50,60)へ配信ルートテーブ
ル(2A,3A)に従って配信することを特徴とする。
【0007】本発明では、それぞれが近傍のクライアン
トを束ねる管理端末と、クライアントへのデータ配信の
起点となる配信元端末とをネットワークで接続し、配信
元端末には、該配信元端末および管理端末の内、配信元
端末から配信されてきたデータを他の管理端末へ配信す
る管理端末(復配信元端末)を識別する送信端末ID,
各送信端末からの配信順序および送信端末からのデータ
を受信する管理端末を識別する受信端末IDを記載した
配信ルートテーブルを備えておく。配信元端末は、特に
復配信元端末へは配信ルートテーブルと共にデータを管
理端末へ配信ルートテーブルに従って配信する。復配信
元端末は、特に他の復配信元端末へは配信ルートテーブ
ルと共にデータを管理端末へ配信ルートテーブルに従っ
て配信する。
【0008】本発明は、このように、プログラムあるい
は制御データなど同一の大量のデータを多くのクライア
ントに配信する場合に、多数の端末へのデータの配信を
配信ルートテーブルに基づいて行う構成としたため、従
来のようにネットワークのトラフィック状況を監視する
必要がなくなり処理効率が向上する。
【0009】また、配信ルートテーブルの内容は、デー
タの配信時に設定できるため、多数の端末へデータを配
信すべき配信する順序,タイミング,送受信端末の指定
をシステムの運用者が恣意的に指定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のデータ配信システムは、
データ配信元となる送信端末のID,該送信端末からの
データの配信順序および受信端末のIDを記載した配信
ルートテーブルに基づき、一つの配信元端末を起点にし
て多数の前記受信端末にデータを配信することを特徴と
するものである。
【0011】より詳しくは、それぞれが近傍のクライア
ントを束ねる管理端末と、クライアントへのデータ配信
の起点となる配信元端末とをネットワークで接続したデ
ータ配信システムにおいて、配信元端末は、該配信元端
末および管理端末の内、配信元端末から配信されてきた
データを他の管理端末へ配信する管理端末(復配信元端
末)を識別する送信端末ID,各送信端末からの配信順
序および送信端末からのデータを受信する管理端末を識
別する受信端末IDを記載した配信ルートテーブルに従
って、特に復配信元端末へは配信ルートテーブルと共に
データを管理端末へ配信し、復配信元端末は、特に他の
復配信元端末へは配信ルートテーブルと共にデータを管
理端末へ配信ルートテーブルに従って配信することを特
徴とするものである。
【0012】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0013】図1は、本発明のデータ配信システムの一
実施例を示すブロック図である。このシステムは、複数
のクライアントにプログラムを配信する起点となる配信
元端末10と、9つののクライアント21,22,2
3,31,32,33,41,42および43と、3つ
ののクライアント21,22および23を束ね、配信元
端末10から配信対象のデータを保有できる管理端末2
0と、3つののクライアント31,32および33を束
ね、配信元端末10から配信対象のデータを保有できる
管理端末30と、3つののクライアント41,42およ
び43を束ね、配信元端末10から配信対象のデータを
保有できる管理端末40と、配信元端末10と3つの管
理端末20,30および40とを仲介するネットワーク
100とで構成される。配信対象のデータは、例えば、
クライアントで使用されるプログラムである。
【0014】大規模なサーバクライアントシステムで
は、このように、配信元端末10とクライアント21等
との間に管理端末20等を配置する構成とすることがあ
る。管理端末20等は、近傍のクライアントを配下にし
てデータを保持し、配信元端末10からフ配信されてき
たデータを、そこから配下のクライアントへ配信する。
これによって、サーバ10から全てのクライアントへ一
元的にデータを配信する場合に比べ、ネットワーク10
0のトラフィック量を抑制できる。また、サーバ10か
らのデータ配信とは非同期に配下のクライアントがデー
タを主導的に受信する。これによって、クライアントの
運転状態とは無関係にデータを配信できる。更に、配信
元端末10からの指示により他の管理端末に対するデー
タの“配信元端末”(これを以下、「復配信元端末」と
称する)としても機能できる。図1では、管理端末20
が管理端末30に対する復配信元端末となる例を示して
いる。
【0015】配信元端末10からネットワーク100を
経由して管理端末20へ1次のデータ配信が行われ、次
に、配信元端末10からネットワーク100を経由して
管理端末40への2次のデータ配信が行われると同時
に、管理端末20からネットワーク100を経由して管
理端末30への2次のデータ配信も行われる。また、管
理端末20からクライアント21〜23、管理端末30
からクライアント31〜33、管理端末40からクライ
アント41〜43へのデータ配信も並列して行われ
る。、このように複数組のデータ配信を同時に進行させ
ることにより全ての管理端末20,30および40への
短時間のデータ配信を可能にする。
【0016】管理端末20,30,40からクライアン
ト21〜23,31〜33,41〜43へのデータ配信
は、例えば、クライアントの立上げ時における初期処理
の中に、管理端末からデータを取り込む機能を盛り込む
等により行うことができる。より具体的には、管理端末
のディスクをクライアントのリモートドライブとして設
定し、クライアントの立上げ時にリモートドライブから
クライアントのドライブへデータをコピーする。
【0017】配信元端末10は、例えばサーバであっ
て、配信端末10は、配信対象のプログラムの他に、デ
ータを配信するためのルートを表示した配信ルートテー
ブル1Aを予め格納している。配信ルートテーブル1A
は、また、復配信元端末となる管理端末20にも配信ル
ートテーブル2Aとして格納される。この格納は、配信
元端末10から管理端末20への最初のデータ配信時に
データと共に管理端末20へ配信されることによって行
われる。
【0018】管理端末20は配信されてきたデータと配
信ルートテーブル2Aとを格納できるデータ格納装置を
有し、配下のクライアント21〜23へ、またネットワ
ーク100を介し他の管理端末30へデータを配信する
機能を有する。配信ルートテーブル1A,2Aは、配信
動作を行う配信元端末または管理端末が記述される送信
端末ID,同一の配信端末における他の管理端末への送
信の順序を記述した配信順序および配信先の管理端末の
識別である受信端末IDを一つの要素として構成される
表である。
【0019】なお、管理端末を3つとしたこと、および
各管理端末に接続されるクライアントの個数を3つとし
たことは図面作成上の都合からであり、また各管理端末
に接続されるクライアントの数は同数である必要はな
い。
【0020】本発明の特徴は、配信元端末から管理端末
へのデータ配信を配信ルートテーブルにより行う点にあ
る。そこで、この特徴をより明確化するために、管理端
末の数を増やし、クライアントの図示を省略した他の実
施例(図2に示す)に基づき、図3に示す配信ルートテ
ーブルの例および図4に示すフローチャートを参照しな
がら本発明の動作について説明する。
【0021】図2では、配信元端末10を起点にして、
ネットワーク100経由で7つの管理端末20,30,
40,50,60,70および80にデータを配信する
データ配信システム例を示す。管理端末20,30およ
び40は復配信元端末となるため、配信元端末10に格
納されている配信ルートテーブル1Aが最初のデータ配
信時に配信され、それぞれ配信ルートテーブル2A,3
Aおよび4Aとして格納している。
【0022】1次のデータ配信は、配信元端末10から
管理端末20に対して配信ルートテーブル1Aを伴って
行われるだけである。2次のデータ配信は、配信元端末
10から管理端末30に対して配信ルートテーブル1A
を伴って行われるのと並列に、復配信元端末となった管
理端末20から管理端末40に対して配信ルート端末2
Aを伴って行われる。3次のデータ配信は、配信元端末
10から管理端末70に対して行われるのと並列に、管
理端末20から管理端末60に対してと、管理端末30
から管理端末50に対してと、管理端末40から管理端
末80に対してとが行われる。
【0023】図3は、配信ルートテーブル1A,2
A,,3Aおよび4Aの内容を示す。図3において、送
信端末IDまたは受信端末IDは、図2における配信元
端末または管理端末の参照番号に対応している。この表
からも、上述のように、配信元端末10は管理端末2
0,30,70の順に、管理端末20は管理端末40,
60の順に、管理端末30は管理端末50に、管理端末
40は管理端末80にそれぞれデータを配信することが
分かる。
【0024】図4において、先ず、配信元端末10は配
信ルートテーブル1Aを検索し、送信端末IDに自端末
IDが記述され、かつ配信順序が“1”の要素1を読み
取り(図4のステップS1)、要素1上の受信端末ID
が指す管理端末20に対し配信を決定する(ステップS
2)。そして、データ格納装置からデータを取り出し、
ネットワーク100を介して配信ルートテーブル1Aを
含むデータを管理端末20に配信する(ステップS
3)。管理端末20は、配信されてきたデータと配信ル
ートテーブル1Aとをデータ格納装置に登録する(ステ
ップS4)。以上で1次のデータ配信を終える。
【0025】次に、配信元端末10はデータ格納装置に
登録されている配信ルートテーブル1Aを再び検索し、
送信端末IDが自端末IDで、かつ配信順序が“2”の
要素2を読み取り(ステップS5)、要素2上の受信端
末IDが指す管理端末30に対し配信を決定する(ステ
ップS6)。そして、データ格納装置からデータを取り
出し、ネットワーク100を介して配信ルートテーブル
1Aを含むデータを管理端末30に配信する(ステップ
S7)。配信データを受信した管理端末30はデータ格
納装置に配信されたデータを登録する(図示省略)。
【0026】ステップS4〜S7と並列に、管理端末2
0では以下のステップS8〜S10の処理を行う。管理
端末20は、データ格納装置から配信ルートテーブル2
Aを検索し、送信端末IDが自端末IDで,かつ配信順
序が“1”の要素4を読み取り(ステップS8)、要素
4上の受信端末IDが指す管理端末40に対し配信を決
定する(ステップS9)。そして、データ格納装置から
データを取り出し、ネットワーク100を介して配信ル
ートテーブル2Aを含むデータを管理端末40に配信す
る(ステップS10)。配信データを受信した管理端末
40はデータ格納装置に配信されたデータを登録する
(図示省略)。以上で2次のデータ配信を終える。
【0027】3次のデータ配信については、図示しない
が、1次および2次のデータ配信と同様に、先ず、配信
元端末10はデータ格納装置に登録されている配信ルー
トテーブル1Aを再び検索し、送信端末IDが自端末I
Dで、かつ配信順序が“3”の要素3を読み取り、要素
3上の受信端末IDが指す管理端末70に対し配信を決
定する。そして、データ格納装置からデータを取り出
し、ネットワーク100を介してデータを管理端末70
に配信する。配信データを受信した管理端末70はデー
タ格納装置に配信されたデータを登録する。このとき
は、配信ルートテーブル1Aは配信されない。
【0028】管理端末20は、データ格納装置から配信
ルートテーブル2Aを検索し、送信端末IDが自端末I
Dで,かつ配信順序が“2”の要素5を読み取り、要素
5上の受信端末IDが指す管理端末60に対し配信を決
定する。そして、データ格納装置からデータを取り出
し、ネットワーク100を介してデータを管理端末60
に配信する。配信データを受信した管理端末60はデー
タ格納装置に配信されたデータを登録する。このとき
は、配信ルートテーブル2Aは配信されない。
【0029】管理端末30は、データ格納装置から配信
ルートテーブル3Aを検索し、送信端末IDが自端末I
Dで,かつ配信順序が“1”の要素6を読み取り、要素
6上の受信端末IDが指す管理端末50に対し配信を決
定する。そして、データ格納装置からデータを取り出
し、ネットワーク100を介してデータを管理端末50
に配信する。配信データを受信した管理端末50はデー
タ格納装置に配信されたデータを登録する。このとき
は、配信ルートテーブル3Aは配信されない。
【0030】管理端末40は、データ格納装置から配信
ルートテーブル4Aを検索し、送信端末IDが自端末I
Dで,かつ配信順序が“1”の要素7を読み取り、要素
7上の受信端末IDが指す管理端末80に対し配信を決
定する。そして、データ格納装置からデータを取り出
し、ネットワーク100を介してデータを管理端末80
に配信する。配信データを受信した管理端末80はデー
タ格納装置に配信されたデータを登録する。このとき
は、配信ルートテーブル4Aは配信されない。
【0031】このように、配信元端末10はデータ格納
装置上にある配信ルートテーブル1Aを検索し送信端末
IDが自端末識別である要素を配信順序順に読み出し、
要素上の受信端末IDが指す管理端末に対し、データ格
納装置からデータを取り出しネットワーク100を介し
て配信ルートテーブル1Aを含むデータを配信するとい
う動作を送信端末IDが自端末IDである要素がなくな
るまで繰り返す。なお、最後のデータ配信時には配信ル
ートテーブル1Aは配信されない。
【0032】これと並列に、復配信元端末となった管理
端末は、データ格納装置に配信されてきたデータを登録
して受信動作が完了すると、データ格納装置の配信ルー
トテーブルを検索し送信端末IDが自端末識別である要
素を配信順序順に読み出し、要素上の受信端末IDが指
す管理端末に対し、データ格納装置からデータを取り出
しネットワーク100を介して配信ルートテーブルを含
むデータを配信するという動作を送信端末IDが自端末
IDである要素がなくなるまで繰り返す。なお、最後の
データ配信時には配信ルートテーブルは配信されない。
【0033】次に、配信ルートテーブル1Aはデータ配
信の際に配信元端末10から毎回送られるので、その内
容を変更することによって配信先の範囲を変えることが
できる。例えば、今回配信するaというプログラムは管
理端末20と70にだけに配信するというのであれば、
配信ルートテーブル1Aに受信端末IDとして20と7
0だけを記載すればよい。
【0034】また、ネットワーク100のトラフィック
の状況をみて、配信ルートテーブル1Aの内容を変更す
ることによって、配信する順序,タイミングおよび送受
信端末の組合せを変えることもできる。
【0035】更に、本発明を配信元端末(サーバ)とク
ライアントの間に管理端末が介在しない、単純な構成の
サーバクライアントシステムに適用することもできる。
この場合、配信ルートテーブルの送信端末IDには、サ
ーバ、または復配信元端末として主導的に配信機能を有
するクライアントを指定し、受信端末IDには配信デー
タを受信するだけのクライアントを指定すれば、配信ル
ートテーブルに基づく多次元のデータ配信を実現するこ
とができる。あるいは、配信ルートテーブルの送信端末
IDにはサーバのみを指定し、受信端末IDには配信デ
ータを受信するだけのクライアントを指定すれば、配信
ルートテーブルに基づく1次元のデータ配信を実現する
ことができる。
【0036】本発明の他の実施形態として、以上に説明
したデータ配信方法をコンピュータに実行させるてため
のプログラムが考えられる。そのプログラムは、配信元
端末または復配信元端末を制御して、図4に示したよう
な処理を行わせる。
【0037】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、多数の端末への
データの配信を配信ルートテーブルに基づいて行う構成
としたため、従来のようにネットワークのトラフィック
状況を監視する必要がなくなり処理効率が向上するとい
うことである。
【0038】また、本発明の第2の効果は、配信ルート
テーブルの内容は、データの配信時に設定できるため、
多数の端末へデータを配信すべき配信する順序,タイミ
ング,送受信端末の指定をシステムの運用者が恣意的に
指定できるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ配信システムの一実施例を示す
ブロック図
【図2】本発明のデータ配信システムの動作を説明する
ための要所を例示する図
【図3】図2における配信ルートテーブルの内容を示す
【図4】図2に示した構成の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
10 配信元端末 20,30,40,50,60,70,80 管理端末 21〜23,31〜33,41〜43 クライアント 1A,2A,3A,4A 配信ルートテーブル 100 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平生 智市 広島県広島市南区稲荷町4番1号 中国日 本電気ソフトウェア株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA13 GA19 HA05 HB19 HC01 KA05 LB05 LD05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ配信元となる送信端末のID,該
    送信端末からのデータの配信順序および受信端末のID
    を記載した配信ルートテーブルに基づき、一つの配信元
    端末を起点にして多数の前記受信端末にデータを配信す
    ることを特徴とするデータ配信システム。
  2. 【請求項2】 それぞれが近傍のクライアントを束ねる
    管理端末と、前記クライアントへのデータ配信の起点と
    なる配信元端末とをネットワークで接続したデータ配信
    システムにおいて、 前記配信元端末は、該配信元端末および前記管理端末の
    内、前記配信元端末から配信されてきたデータを他の管
    理端末へ配信する管理端末(復配信元端末)を識別する
    送信端末ID,各送信端末からの配信順序および前記送
    信端末からのデータを受信する管理端末を識別する受信
    端末IDを記載した配信ルートテーブルに従って、特に
    前記復配信元端末へは前記配信ルートテーブルと共に前
    記データを前記管理端末へ配信し、 前記復配信元端末は、特に他の前記復配信元端末へは前
    記配信ルートテーブルと共に前記データを前記管理端末
    へ前記配信ルートテーブルに従って配信することを特徴
    とするデータ配信システム。
  3. 【請求項3】 前記配信ルートテーブルは、データ配信
    の都度に内容を設定するようにした請求項1または請求
    項2に記載のデータ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記配信ルートテーブルの設定は、前記
    ネットワークのトラフィック状況を見て行うようにした
    請求項3に記載のデータ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記クライアントは、当該管理端末から
    主導的に前記データを受信する請求項2ないし請求項4
    のいずれかに記載のデータ配信システム。
  6. 【請求項6】 それぞれが近傍のクライアントを束ねる
    管理端末と、前記クライアントへのデータ配信の起点と
    なる配信元端末とをネットワークで接続し、 前記配信元端末には、該配信元端末および前記管理端末
    の内、前記配信元端末から配信されてきたデータを他の
    管理端末へ配信する管理端末(復配信元端末)を識別す
    る送信端末ID,各送信端末からの配信順序および前記
    送信端末からのデータを受信する管理端末を識別する受
    信端末IDを記載した配信ルートテーブルを備えてお
    き、 前記配信元端末は、特に前記復配信元端末へは前記配信
    ルートテーブルと共に前記データを前記管理端末へ前記
    配信ルートテーブルに従って配信し、 前記復配信元端末は、特に他の前記復配信元端末へは前
    記配信ルートテーブルと共に前記データを前記管理端末
    へ前記配信ルートテーブルに従って配信することを特徴
    とするデータ配信方法。
  7. 【請求項7】 それぞれが近傍のクライアントを束ねる
    管理端末と、前記クライアントへのデータ配信の起点と
    なる配信元端末とをネットワークで接続し、前記配信元
    端末は、該配信元端末および前記管理端末の内、前記配
    信元端末から配信されてきたデータを他の管理端末へ配
    信する管理端末(復配信元端末)を識別する送信端末I
    D,各送信端末からの配信順序および前記送信端末から
    のデータを受信する管理端末を識別する受信端末IDを
    要素として記載した配信ルートテーブルを備えたデータ
    配信システムにおける前記配信元端末および前記管理端
    末におけるプログラムであって、 前記配信元端末は、前記配信ルートテーブルを検索して
    前記送信端末IDに自端末IDが記述された要素を読み
    出す手順と、 該要素上の前記受信端末IDが指定する管理端末に対し
    配信を決定する手順と、 当該要素が前記配信順序の最終でない場合には、前記配
    信ルートテーブルを含むデータを前記ネットワーク経由
    で前記受信端末IDが指定する管理端末に配信する手順
    と、 当該要素が前記配信順序の最終である場合には、前記デ
    ータを前記ネットワーク経由で前記受信端末IDが指定
    する管理端末に配信する手順と、 前記復配信元端末は、前記配信ルートテーブルを検索し
    て前記送信端末IDに自端末IDが記述された要素を読
    み出す手順と、 該要素上の前記受信端末IDが指定する他の管理端末に
    対し配信を決定する手順と、 当該要素が前記配信順序の最終でない場合には、前記配
    信ルートテーブルを含むデータを前記ネットワーク経由
    で前記受信端末IDが指定する管理端末に配信する手順
    と、 当該要素が前記配信順序の最終である場合には、前記デ
    ータを前記ネットワーク経由で前記受信端末IDが指定
    する管理端末に配信する手順とを有することを特徴とす
    るプログラム。
JP2001122139A 2001-04-20 2001-04-20 データ配信システム Pending JP2002319937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001122139A JP2002319937A (ja) 2001-04-20 2001-04-20 データ配信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001122139A JP2002319937A (ja) 2001-04-20 2001-04-20 データ配信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002319937A true JP2002319937A (ja) 2002-10-31

Family

ID=18971899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001122139A Pending JP2002319937A (ja) 2001-04-20 2001-04-20 データ配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002319937A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008099479A1 (ja) * 2007-02-14 2008-08-21 Fujitsu Limited ノード装置、ネットワークシステム、およびネットワークシステムの制御方法
JP2009296595A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Fisher Rosemount Syst Inc 階層同期トポロジ内で情報を同期化する方法、装置、製造品、及びデータネットワーク

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008099479A1 (ja) * 2007-02-14 2008-08-21 Fujitsu Limited ノード装置、ネットワークシステム、およびネットワークシステムの制御方法
JP2009296595A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Fisher Rosemount Syst Inc 階層同期トポロジ内で情報を同期化する方法、装置、製造品、及びデータネットワーク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101997924A (zh) 云存储文件传输协议(cftp)
JP4548146B2 (ja) 状態管理装置および方法およびプログラム
US6810393B2 (en) Information processing apparatus and method, and storage medium
US20070070977A1 (en) Method for delivering data resources
CN112838935A (zh) 一种电子数据交换方法和系统
US20020099773A1 (en) Data communication apparatus and data communication method
JP2002319937A (ja) データ配信システム
JPH10301870A (ja) 通信回線制御システム
JP2896394B2 (ja) ファイルサーバ装置
CN110502485B (zh) 文件创建方法、客户端、元数据服务器及系统
CN112541143A (zh) 异步图片获取方法及系统
WO2014135057A1 (en) Content distribution method, system and server
JP2000242574A (ja) データ転送方法および予定転送先データベース作成方法
JP2000347957A (ja) リモートメンテナンスシステム
JPH09146882A (ja) ログインコンピュータ選択方式
JP2815716B2 (ja) メッセージ送信処理方法
JPH10269246A (ja) 検索情報配信方法
JPS6382042A (ja) 配信制御方式
JPH0773130A (ja) 分散処理システム
JP2003157197A (ja) ダウンロード方法、ダウンロード補助方法及びコンピュータ
JP2003195938A (ja) 分散型制御システム及びその制御装置並びにプログラム
CN113839999A (zh) 基于多集群的设备回调分发方法、系统、设备及存储介质
JPH11316717A (ja) データ転送方式
JP2004054463A (ja) 分散データ管理システム、分散データ取得保持方法、分散データ取得保持プログラムおよびプログラムを記録した記録媒体
JPH1049468A (ja) 蓄積型選択情報分配方法・システム及びカスタマイザ装置及び大規模選択情報分配システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041013