JP2002319884A - 多重無線通信機器 - Google Patents

多重無線通信機器

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JP2002319884A
JP2002319884A JP2001125158A JP2001125158A JP2002319884A JP 2002319884 A JP2002319884 A JP 2002319884A JP 2001125158 A JP2001125158 A JP 2001125158A JP 2001125158 A JP2001125158 A JP 2001125158A JP 2002319884 A JP2002319884 A JP 2002319884A
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transmission signal
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JP2001125158A
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English (en)
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Motoharu Muto
元治 武藤
Kozo Kawai
幸三 河井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の送信機からいかなるタイミングで信号
を送信しても、受信機は各々の送信機から送信される信
号を確実に受け取ることができる多重無線通信機器を供
給する。 【解決手段】 送信機11〜1nから受信機4へ送信す
る各送信信号列は伝送すべき情報を有する情報信号列を
含んでおり、送信機11〜1nは、互いに異なる周期で
送信信号列を送信機11〜1nの個数n(以後、識別数
nと呼ぶ)以上の回数繰り返し非同期で送信する。さら
に、送信周期は、送信機11〜1nのうちいずれか2つ
の送信機からなる全ての組み合わせにおいて、組み合わ
せた2つの送信機から識別数n以上の回数繰り返し送信
される互いの情報信号列が、2つ以上一部でも重ならな
いように、各送信機11〜1nの送信周期を決める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム機器などの
コントローラの操作情報や、人体および本体と距離があ
る位置にある複数のセンサ情報などを、無線を使って低
コストで確実に送信を行う多重無線通信機器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】複数の送信機を、人体、装置などの1つ
の物体(人体、装置)につなげた場合、物体の動作に連
動して各々の送信機から全く同タイミングで信号が送信
される可能性は十分考えられる。そのような場合を含
め、従来から複数の送信機を持つ多重無線通信機器で
は、受信機で正確に信号を識別するための送信方法とし
て、周波数多重方式や時分割多重方式が用いられてき
た。
【0003】周波数多重方式は、各々の送信機の送信周
波数を変えることによって、他の複数の送信機からの混
信を防ぎ、複数の送信機からの同時送信時でも各々の信
号を受信できるが、周波数帯域の分離抽出のための多数
のフィルターが受信機側に必要となり、コストが高くな
る傾向がある。
【0004】時分割多重方式は、各々の送信機が互いに
同期を取ることによって、タイミングを計りながら信号
を送信するが、同期を取るための受信部が送信機にも必
要となるために送信機の大型化やコスト高が懸念されて
いた。
【0005】また特開昭64−24536号公報では、
各々の送信機において情報ビットを非同期で複数回送信
し、さらに各々の送信機で複数回送信する周期を異なる
ように設定することにより、非同期にも関わらず、信号
が重なる確率を下げ、正確に送信する確率を上げる方法
が開示されている。しかし、この方法では、送信機の信
号ビットが重なる確率が下がるだけであり、必ずしも正
確に受信できるものではない。さらに送信機の信号ビッ
トが重なる確率を下げるためには、情報ビットを繰り返
し送信する回数を増やさなければならず、送信機を持つ
機器に対する受信機を持つ機器の応答性が悪くなるとい
う欠点があった。
【0006】次に、従来の非同期通信の動作について図
12を用いて説明する。従来の複数の送信機はお互いに
送信タイミングを合わせずに各々の信号S25,S26
を送信するため、信号S25の送信信号列N25と信号
S26の送信信号列N26とは同時に送信されることが
ある。すると、受信機では、2つの送信信号列N25,
N26が重なった信号N27を受信してしまい、元の信
号が分からなくなり、送信された情報が破壊されてしま
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事由に
鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の送信機
からいかなるタイミングで信号を送信しても、受信機は
各々の送信機から送信される信号を確実に受け取ること
ができる多重無線通信機器を供給することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、受信
機と、前記受信機へ片方向非同期で信号を送信する2つ
以上の送信機とを備え、前記送信機は、他の送信機とは
異なる送信周期で、伝送すべき情報を有する情報信号列
を含む送信信号列を、前記送信機の個数である識別数以
上の回数繰り返し送信し、前記送信機のうちいずれか2
つの送信機からなる全ての組み合わせで、前記いずれか
2つの送信機が前記識別数以上の回数繰り返して送信し
た前記情報信号列は、互いの前記情報信号列と2つ以上
重ならないことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記送信機は、送信信号列長を他の送信機と異なる
自然数倍した送信周期で、前記送信信号列を前記識別数
以上の回数繰り返し送信し、前記送信機のうちいずれか
2つの送信機の前記自然数からなる全ての組み合わせ
で、前記2つの自然数の最小公倍数が、前記2つの自然
数のうちいずれか小さい方の自然数と前記識別数との積
以上であることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、前記送信機は、他の送信機とは異なる送信
周期で、前記送信信号列を前記識別数と同じ回数だけ繰
り返し送信することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項2または3の発
明において、前記2つの自然数の最小公倍数が、前記2
つの自然数のうちいずれか小さい方の自然数と前記識別
数との積以上であることを満たす前記各送信機の前記自
然数からなる複数の組のうち、前記送信機の送信周期の
最大値が最小である組を選択したことを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれ
かの発明において、前記情報信号列は、誤り検出機能、
または誤り検出・訂正機能を備えることを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記誤り検出機能は、前記情報信号列が、2つ以上
のビットより構成されて前記ビットのうち1つのビット
だけが1であるビット群を少なくとも1つ以上有して成
ることを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれ
かの発明において、前記送信信号列は、前記情報信号列
を構成するビットが連続して0となる最大のビット数に
1を加えたビット数以上の0からなるビット群を前記情
報信号列より後ろに付加して構成されることを特徴とす
る。
【0015】請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれ
かの発明において、前記送信信号列は、前記情報信号列
長と同じビット数以上の0からなるビット群を前記情報
信号列より後ろに付加して構成されることを特徴とす
る。
【0016】請求項9の発明は、請求項1乃至8いずれ
かの発明において、前記送信機は、前記送信信号列を前
記識別数以上の回数繰り返し送信した後、信号を送信し
ない休止区間を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項10の発明は、請求項9の発明にお
いて、最も長い送信周期を有する送信機の前記休止区間
は、2番目に長い送信周期を有する送信機の送信開始か
ら、前記送信信号列を前記識別数以上の回数繰り返し送
信し、最後に送信した前記送信信号列が有する情報信号
列を送信するまでの時間以上を有する区間とし、最も長
い送信周期を有する送信機以外の送信機の前記休止区間
は、最も長い送信周期を有する送信機の送信開始から、
前記送信信号列を前記識別数以上の回数繰り返し送信
し、最後に送信した前記送信信号列が有する情報信号列
を送信するまでの時間以上を有する区間とすることを特
徴とする。
【0018】請求項11の発明は、請求項1乃至10い
ずれかの発明において、前記全ての送信機は、前記送信
信号列を前記識別数以上の回数繰り返し送信したときの
最後に送信した送信信号列が有する情報信号列に、最後
に送信した情報信号列であることを示す情報を付加した
ことを特徴とする。
【0019】請求項12の発明は、請求項10の発明に
おいて、最も長い送信周期を有する送信機のみが、前記
送信信号列を前記識別数以上の回数繰り返し送信したと
きの最後に送信した送信信号列が有する情報信号列に、
最後に送信した情報信号列であることを示す情報を付加
したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】(実施形態1)図1に示すように本実施形
態の多重無線通信機器は、機器31〜3nと、受信機4
と、本体7とから構成される。
【0022】機器31〜3nは、送信機11〜1nと、
操作部(またはセンシング部)21〜2nとを備えて、
操作部21〜2nで入力された信号を送信機11〜1n
によって受信機4に送信する。
【0023】受信機4は、受信部5と処理部6とを備え
て、受信部5にて受信した信号を処理部6によって本体
7に伝送するための信号に変換するものであり、送信機
11と受信機4との間の通信手段としては、赤外線を用
いた赤外線通信や、電波を用いた無線通信が考えられ
る。
【0024】本体7は、受信機4からの信号によって動
作するものである。
【0025】次に本実施形態の動作について説明する。
従来の多重無線通信機器では、従来例で説明したよう
に、複数の送信機から同時に信号を送信した場合、信号
が重なることにより元の信号が分からなくなり、送信さ
れた情報が破壊されてしまうという問題点があった。
【0026】そして、送信機11〜1nから受信機4へ
送信する各送信信号列は伝送すべき情報を有する情報信
号列を含んでおり、本実施形態では、送信機11〜1n
は、互いに異なる周期で送信信号列を送信機11〜1n
の個数n(以後、識別数nと呼ぶ)以上の回数繰り返し
非同期で送信する。さらに、送信周期は、送信機11〜
1nのうちいずれか2つの送信機からなる全ての組み合
わせにおいて、組み合わせた2つの送信機から識別数n
以上の回数繰り返し送信される互いの情報信号列が、2
つ以上一部でも重ならないように、各送信機11〜1n
の送信周期を決める。
【0027】このようにして決められた送信周期を有す
る送信機11〜1nにおいては、ある1つの送信機が情
報信号列を識別数n以上の回数繰り返し送信した情報信
号列群に、残った他の送信機が送信した情報信号列が各
々重なったとしても、少なくとも1つの情報信号列は、
他の送信機が送信した情報信号列と重ならずに残るた
め、受信機4では、他の情報信号列と重ならない情報信
号列を必ず受信することができる。
【0028】特に赤外線通信では、よく用いられる搬送
波の周波数帯は30KHz〜40KHzと狭いため周波
数変調をかけにくく、本実施形態の前記のような信号フ
ォーマットによって、容易に多重赤外線通信を行うこと
ができる。また、有線通信であっても、コスト低減のた
めに、送信機に同期をとるための受信機機能をつけたく
ない場合にも、本実施形態の前記のような信号フォーマ
ットを用いることによって容易に多重通信を行うことが
できる。
【0029】また、送信する情報としては、ゲーム機の
コントローラのように、本体7を動かす情報を送信した
り、センサ等で入力された情報のように情報の用意がで
きたら送信を行うという用途に用いることができる。
【0030】なお、受信した信号を分離する識別作業
は、本体7内にあるマイコンまたはCPUで行ってもよ
いが、受信機4にさらにマイコン等を備えて処理を行っ
てもよい。
【0031】次に、本実施形態の送信機11〜1nの各
送信周期を容易に検討できる方法について説明する。
【0032】まず、送信機11〜1nの送信周期は、各
々の送信信号列長を自然数倍にしたものとし、その自然
数は送信機11〜1nで互いに異なっているものとす
る。送信機11〜1nのうちいずれか2つの送信機から
なる全ての組み合わせにおいて、組み合わせた2つの送
信機の各々の送信周期を形成する2つの自然数の最小公
倍数が、2つの自然数のうちいずれか小さい方の自然数
と識別数nとの積以上であれば、その組み合わせた2つ
の送信機が各々送信した送信信号列の情報信号列は、互
いに2つ以上重ならない。ここで、送信機11〜1nか
らの各信号は、信号長単位でずれた場合のみ認識・成立
する。
【0033】次に送信機11〜14を備える識別数4の
場合を例にして、以下、具体的に説明する。
【0034】まず、図2(a)は、送信機11が送信す
る、送信信号列長の3倍の送信周期T1毎の送信信号列
N1から構成される信号S1と、送信機12が送信す
る、送信信号列長の4倍の送信周期T2毎の送信信号列
N2から構成される信号S2と、送信機13が送信す
る、送信信号列長の5倍の送信周期T3毎の送信信号列
N3から構成される信号S3と、送信機14が送信す
る、送信信号列長の7倍の送信周期T4毎の送信信号列
N4から構成される信号S4とを示し、送信機11〜1
4は、各送信周期T1〜T4で識別数4と同じ数である
4回以上繰り返して送信信号列N1〜N4を各々送信し
ており、送信信号列N1〜N4は、伝送すべき情報を有
する情報信号列から各々構成されている。
【0035】このとき、送信機11〜14の各々の送信
周期T1〜T4を形成する自然数は、各々3,4,5,
7であり、送信機11〜14が送信する各信号S1〜S
4の送信周期の検討結果は、以下のようになる。
【0036】自然数の組み合わせ3,4の場合は、識別
数×最少自然数=12、最小公倍数=12、したがって
(識別数×最少自然数)=最小公倍数となり、条件成立
となる。自然数の組み合わせ3,5の場合は、識別数×
最少自然数=12、最小公倍数=15、したがって(識
別数×最少自然数)<最小公倍数となり、条件成立とな
る。自然数の組み合わせ3,7の場合は、識別数×最少
自然数=12、最小公倍数=21、したがって(識別数
×最少自然数)<最小公倍数となり、条件成立となる。
自然数の組み合わせ4,5の場合は、識別数×最少自然
数=16、最小公倍数=20、したがって(識別数×最
少自然数)<最小公倍数となり、条件成立となる。自然
数の組み合わせ4,7の場合は、識別数×最少自然数=
16、最小公倍数=28、したがって(識別数×最少自
然数)<最小公倍数となり、条件成立となる。自然数の
組み合わせ5,7の場合は、識別数×最少自然数=2
0、最小公倍数=35、したがって(識別数×最少自然
数)<最小公倍数となり、条件成立となる。したがっ
て、送信機11〜14が各々送信した送信信号列N1〜
N4の各情報信号列のうち、組み合わせた2つの送信機
が各々送信した送信信号列の情報信号列は、2つ以上重
ならない。
【0037】また、図2(b)に示すように、送信信号
列N1は、送信信号列N2,N3,N4と各々1箇所で
のみ重なり、少なくとも1つ以上の送信信号列N1には
他の送信信号列N2〜N4は重ならず、受信機4は送信
信号列N1が有する情報信号列を正しく受信することが
できる。ここで、×印のついた送信信号列は受信時に情
報信号列が破損する送信信号列を示す。なお、図2
(a),(b)に示す例は一例であり、全てを満たす自
然数の組み合わせは1組だけでなく、多数存在する
(例:自然数 1,3,4,7の場合等)。
【0038】次に、送信機11〜14が各々送信する信
号S1〜S4の各送信信号列N1〜N4の各送信周期を
形成する自然数が、図3に示すように各々3,4,5,
6の場合の送信周期の検討結果は、以下のようになる。
【0039】自然数の組み合わせ3,4の場合は、識別
数×最少自然数=12、最小公倍数=12、したがって
(識別数×最少自然数)=最小公倍数となり、条件成立
となる。自然数の組み合わせ3,5の場合は、識別数×
最少自然数=12、最小公倍数=15、したがって(識
別数×最少自然数)<最小公倍数となり、条件成立とな
る。自然数の組み合わせ3,6の場合は、識別数×最少
自然数=12、最小公倍数=6、したがって(識別数×
最少自然数)>最小公倍数となり、条件不成立となる。
自然数の組み合わせ4,5の場合は、識別数×最少自然
数=16、最小公倍数=20、したがって(識別数×最
少自然数)<最小公倍数となり、条件成立となる。自然
数の組み合わせ4,6の場合は、識別数×最少自然数=
16、最小公倍数=12、したがって(識別数×最少自
然数)>最小公倍数となり、条件不成立となる。自然数
の組み合わせ5,6の場合は、識別数×最少自然数=2
0、最小公倍数=30、したがって(識別数×最少自然
数)<最小公倍数となり、条件成立となる。
【0040】したがって、図3に示すように、送信信号
列長の6倍の送信周期を有する信号S4の送信信号列N
4には、送信信号列長の3倍の送信周期を有する信号S
1の送信信号列N1が2つ重なり、残った送信信号列N
1には送信信号列N2,N3が重なって、送信信号列N
1を正しく受信できない場合がある。また、送信信号列
長の4倍の送信周期を各々有するS2の送信信号列N2
が、送信信号列N4に2つ重なる場合もあり、この場合
も同様に送信信号列N1を正しく受信できない。ここ
で、×印のついた送信信号列は受信時に情報信号列が破
損する送信信号列を示す。
【0041】また、全体の信号長を最も短くするために
は、送信機11〜14は、送信信号列N1〜N4を、各
送信周期で識別数の数4だけ繰り返して各々送信すれば
よい。また、送信周期を形成する自然数の多数ある組み
合わせのうち、最も大きな自然数の値が最も小さくなる
組を選ぶことにより、信号長が最も短くなり単位時間あ
たりに送信できる情報の数を多くすることができる。
【0042】さらに、受信機4が受信した段階でノイズ
や複数の情報信号列が重なった場合、受信機4内で信号
を認識するためには、情報信号列自身にパリティビット
などの誤り検出、または誤り検出・訂正機能を付加する
ことによって、受信機4内で受信した信号が正しいかど
うかの判定・修復を行うことができる。
【0043】(実施形態2)本実施形態の多重無線通信
機器は、実施形態1に示す図1と同様の構成であり、説
明は省略する。
【0044】本実施形態の送信信号列は、伝送すべき情
報を有する情報信号列から構成され、この情報信号列
は、スタートビットと、2つ以上のビットより構成さ
れ、それらのビットのうち1つのビットだけが1である
少なくとも1つ以上のビット群とを有しており、各ビッ
ト群に対応する情報は、例えばどの送信機から送信され
たか分かるようにする「送信機番号」や、「操作情報」
などが考えられる。
【0045】図4(a),(b),(c)は、送信機が
4個、各々の送信機が送信する送信内容(操作情報)が
2通りある場合の送信信号列を示しており、図4(a)
に示すように送信信号列はスタートビットと、送信機番
号11〜14を表す4ビットのビット群と、操作情報
A,Bを表す2ビットのビット群とからなる情報信号列
から構成され、各ビット群では、各々のビットに送信機
番号または操作情報を割り当てて、1つのビットだけを
「1」としており、図4(b)は、各々の送信機番号1
1〜14と、操作情報A,Bとの組み合わせに対応した
各々の送信信号列を示している。
【0046】このようにすることによって、受信機4で
は、各ビット群毎に「1」の数をカウントして、例えば
図4(c)に示す情報信号列のように、各ビット群毎の
「1」の数が1個以外である場合には、信号の重なり、
またはノイズが入ったと認識して、誤りを簡単に検出す
ることができる。
【0047】また、各ビット群では1つのビットだけを
「0」としてもよく、この場合には各ビット群毎に
「0」の数をカウントし、「0」の数が1個以外である
場合には、信号の重なり、またはノイズが入ったと認識
して、誤りを簡単に検出することができる。
【0048】(実施形態3)本実施形態の多重無線通信
機器は、実施形態1に示す図1と同様の構成であり、説
明は省略する。
【0049】本実施形態の送信信号列は、情報信号列を
構成する全てのビットパターンの中で最も長く「0」が
連続して続くビット数+1個以上の「0」(以後、禁止
信号列と呼ぶ)を、情報信号列の後ろに付加して構成さ
れる。図5(a)は、図4(a)に示す実施形態2の情
報信号列の後ろに禁止信号列を付加した例を示してお
り、図4(a)に示す情報信号列では、最も長く「0」
が続くビット数は4ビットなので、禁止信号列長におい
て「0」が連続して続くビット長は5ビット以上とな
る。
【0050】例えば、図5(b)のように、送信機番号
11,操作情報Bである信号S5と、送信機番号12,
操作情報Bである信号S6とを、「0」が連続して6ビ
ット続く禁止信号列を挟んで受信した受信機4は、受信
信号S7において、禁止信号列の「0」を受信した後の
「1」がスタートビットM1であることが容易に分か
り、もし、5ビット以上の「0」が無ければそれは送信
機が信号をまだ送信中であるということが分かる。この
ように情報信号列の後ろに禁止信号列を付加することに
よって、受信機4では受信した信号の中からスタートビ
ットを容易に見分けることができる。
【0051】また、情報信号列に誤り検出機能、訂正機
能があれば、受信機4が禁止信号列受信中に他の送信機
からの信号を受信した場合には、少なくとも先に受信し
ていた信号のスタートビットを認識でき、さらに情報信
号列で誤りを検出しなければ遅れて受信した情報信号列
の情報も有効となって認識することができる。
【0052】例えば図6に示すように、送信機番号1
1,操作情報Bである信号S8、および送信機番号1
4,操作情報Bである信号S9が前後して送信された場
合と、送信機番号11,操作情報Bである信号S10、
および送信機番号12,操作情報Bである信号S11が
前後して送信された場合とでは、受信機4は同様の信号
S12を受信して、スタートビットM2と、実施形態2
と同様の誤り検出機能とによって、先に受信した信号は
送信機番号11,操作情報Bであると認識できるが、遅
れて受信した信号は、スタートビットを確認できず、信
号の内容が信号S9と信号S11との2パターンが考え
られて識別することができない。
【0053】(実施形態4)本実施形態の多重無線通信
機器は、実施形態1に示す図1と同様の構成であり、説
明は省略する。
【0054】本実施形態の送信信号列は、図7(a)〜
(e)に示すように、情報信号列と、情報信号列の後ろ
に付加した実施形態3と同様の禁止信号列と、禁止信号
列の後ろに付加した情報信号列と同じビット数の「0」
からなる拡張情報信号列とから構成されており、このよ
うな送信信号列で構成された信号S13,S14の各送
信信号列N13,N14が互いに最も隣接する場合の動
作について以下説明する。
【0055】送信のタイミングによって2つの送信機か
らの各信号S13,S14が若干ずれて、各送信信号列
N13,N14が重なった場合でも、情報信号列と同じ
ビット数の「0」からなる拡張情報信号列を情報信号列
の後ろに付加することによって、2つの送信機が各送信
信号列N13,N14を識別数以上の回数繰り返し各々
送信したときに、一方の送信機が送信した信号の情報信
号列に重なる情報信号列は、いかにずれても1つしか存
在せず、一方の信号が他方の信号の情報信号列を壊すこ
とはなく、受信機4では各信号の情報信号列を少なくと
も1つは認識することができる。
【0056】また、図7にて実線で囲んだ送信信号列
は、情報信号列が他の情報信号列と重なって破壊・無効
となり、一点鎖線で囲んだ送信信号列は、誤り検出機能
で誤りを検出しなければ有効である。
【0057】なお、本実施形態の送信信号列N13,N
14には、実施形態3と同様に禁止信号列を含んでいる
が、禁止信号列を用いない場合にも同様の効果を得るこ
とができる。
【0058】(実施形態5)本実施形態の多重無線通信
機器は、実施形態1に示す図1と同様の構成であり、説
明は省略する。
【0059】実施形態1乃至4で説明した多重無線通信
機器では、図8に示すように、識別数4のシステムにお
いて、短い送信周期(送信信号列N15の3倍の送信周
期)で送信1回目と2回目とを連続して送信した送信信
号列N15で構成された信号S15は、信号S15とほ
ぼ同時期に長い送信周期(送信信号列N16の7倍の送
信周期)で送信した送信信号列N16で構成された信号
S16の送信信号列N16を2つ以上破壊して、信号S
16を受信できない可能性がある。ここで、×印のつい
た送信信号列は受信時に情報信号列が破損する送信信号
列を示す。
【0060】そこで、本実施形態では、送信信号列N1
5,N16を識別数と同じ4回繰り返し送信した後、信
号を送信しない休止区間を設けることによって、送信周
期が短い信号が連続して送信されることによって、送信
周期が長い信号の情報信号列と、送信周期が短い信号の
情報信号列とが2つ以上重なる可能性を無くすことがで
きる。
【0061】次に、この休止区間を含めた信号長を短く
することについて図9(a)〜(c)を用いて説明す
る。
【0062】まず、図9(a)のように、4つの送信機
から信号S17〜S20が各々送信されており、信号S
17〜S19の各休止区間を、送信周期が最も長い信号
S20の最初の送信信号列の先頭から、その送信信号列
を識別数である4と同じ回数である4回繰り返し送信し
た最後の送信信号列の情報信号列の最後(禁止信号列,
拡張情報信号列は含まない)までの時間を有する区間a
とし、送信周期が最も長い送信信号S20の送信信号列
の休止区間のみ、2番目に送信周期が長い送信信号S1
9の最初の送信信号列先頭から、その送信信号列を識別
数である4と同じ回数である4回繰り返し送信した最後
の送信信号列の情報信号列の最後までの時間を有する区
間bとすれば、例えば図9(c)に示すように送信周期
が最も短い信号S17の送信信号列N17と送信周期が
最も長い信号S20の送信信号列N20とは、2つ以上
重なることはなく、受信機4では信号S20の情報信号
列を少なくとも1つは認識することができる。ここで、
×印のついた送信信号列は受信時に情報信号列が破損す
る送信信号列を示す。
【0063】また、実施形態1で説明した、信号の重な
りによる誤り検出、訂正機能を有する情報信号列を持つ
場合では、休止区間aを、送信周期が最も長い信号S2
0の送信信号列の最初の情報信号列の先頭から、その送
信信号列を識別数である4と同じ回数である4回繰り返
し送信した最後の情報信号列の先頭までの時間を有する
区間a´とし、休止区間bを、2番目に送信周期が長い
送信信号S19の送信信号列の情報信号列の先頭から、
その送信信号列を識別数である4と同じ回数である4回
繰り返し送信した最後の情報信号列の先頭までの時間を
有する区間b´としても同様の効果を得ることができ
る。
【0064】また、各々の休止区間は、区間a,b,a
´,b´以上の区間であればよい。
【0065】なお、実施形態1と同様な送信信号列長の
自然数倍の送信周期を有する信号でなくても、同様の効
果を得ることができる。
【0066】(実施形態6)本実施形態の多重無線通信
機器は、実施形態1に示す図1と同様の構成であり、説
明は省略する。
【0067】本実施形態の送信信号列は、図10(a)
に示すように、スタートビットと、送信機番号を表す4
ビットのビット群と、操作情報を表す2ビットのビット
群と、送信信号列を識別数以上繰り返し送信して最後に
送信した送信信号列が有する情報信号列であることを表
す2ビットの最終情報信号列とから構成され、最終情報
信号列は、2ビット目が立つと最終情報信号列であり、
1ビット目が立つと最終ではないことを示す。
【0068】ここで、送信機が送信信号列の送信を開始
してから、同じ動作の送信信号列を識別数以上の回数繰
り返し送信するまでを1アクションとする。
【0069】図10(b)に示すように、ある送信機が
送信する信号S21の1アクションは、4個の送信信号
列N21(N21a〜N21d)から構成されており、
受信機4には、1アクション内で同一の送信信号列N2
1が複数回入力される。タイミングによっては、この送
信機が送信した送信信号列N21の間に他の送信機が送
信した信号S22の送信信号列N22(N22a〜N2
2d)が受信機4に入力される場合がある。この場合、
受信機4は、送信信号列N21−N22−N21という
信号を受信するのだが、受信機4では、1番目の送信信
号列N21と2番目の送信信号列N21とが同一のアク
ション内で発生したものか否かを区別することができな
い。
【0070】そこで、本実施形態においては、受信機4
は、ある送信信号列を受信してから、最終情報信号列の
2ビット目が立っている最後の送信信号列を受信するま
では同一アクション内で発生した信号であるとみなす処
理を行う。
【0071】例えば、図10(b)において、受信機4
は、受信した信号S23に対して、1番目の送信信号列
N22bを受信してから、最後の送信信号列N22dを
受信するまでの送信信号列N22b,N22c,N22
dは同一アクション内で発生した信号であるとみなし、
送信信号列N21についても同様にして、同一アクショ
ン内で発生した送信信号列を容易に認識することができ
る。(ここで、送信信号列N21a,N22aは互いに
重なっているので認識することができない。)ただし、
何らかの原因で最終情報信号列が識別できない場合を考
え、同一アクション内で発生した信号であると認識する
期間を一定時間以内に限定する必要があり、その期間
は、少なくともその送信機の1アクション内において1
番目の送信信号列の送信後から最後の送信信号列の送信
後までの期間T10,T11以上とすればよい。
【0072】また、同一アクション内で発生した送信信
号列であるか否かを判定する方法としては、送信信号列
内に何番目の送信信号列であるか等の情報を入れてもよ
いが、全体の信号長は長くなってしまう。
【0073】この期間T10,T11は、実施形態5で
説明した休止区間に対して、最も長い送信周期を有する
信号以外は休止区間よりも十分短いため、最終情報信号
列を付加しなくても休止区間中に同一アクション内であ
るとみなす区間が終わってしまう。
【0074】しかし、図11に示すように、最も長い送
信周期を有する送信機の休止区間は、2番目に送信周期
が長い送信機の1アクション内の最初の送信信号列の先
頭から、最後の送信信号列の情報信号列の最後までの時
間を有しているため、1アクションで最後に送信された
送信信号列N24dだけ受信できた場合(×印のついた
送信信号列N24a,N24b,N24cは受信時に情
報信号列が破損する送信信号列を示す)、送信信号列N
24dを受信してから期間T12の間は、1アクション
での信号と認識するため、同一の送信機が1アクショ
ン、2アクションと続けて送信してきた場合、2アクシ
ョンで送信された最初の送信信号列の情報信号列N24
a´も1アクションの動作で送信されたものと認識して
しまう。
【0075】そこで、全ての送信機の信号に最終情報信
号列を付加するのではなく、最も長い送信周期を有する
送信機の信号にのみ最終情報信号列を付加しても同一ア
クション内で発生した送信信号列であるか否かを判定す
ることができ、且つ信号長を短くすることができる。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明は、受信機と、前記受信
機へ片方向非同期で信号を送信する2つ以上の送信機と
を備え、前記送信機は、他の送信機とは異なる送信周期
で、伝送すべき情報を有する情報信号列を含む送信信号
列を、前記送信機の個数である識別数以上の回数繰り返
し送信し、前記送信機のうちいずれか2つの送信機から
なる全ての組み合わせで、前記いずれか2つの送信機が
前記識別数以上の回数繰り返して送信した前記情報信号
列は、互いの前記情報信号列と2つ以上重ならないの
で、複数の送信機からいかなるタイミングで信号を送信
しても、受信機は各々の送信機から送信される信号を確
実に受け取ることができるという効果がある。
【0077】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記送信機は、送信信号列長を他の送信機と異なる
自然数倍した送信周期で、前記送信信号列を前記識別数
以上の回数繰り返し送信し、前記送信機のうちいずれか
2つの送信機の前記自然数からなる全ての組み合わせ
で、前記2つの自然数の最小公倍数が、前記2つの自然
数のうちいずれか小さい方の自然数と前記識別数との積
以上であるので、各送信機が送信する送信信号列の送信
周期の無限にある組み合わせの中から、請求項1の効果
を奏する組み合わせを容易に得ることができるという効
果がある。
【0078】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、前記送信機は、他の送信機とは異なる送信
周期で、前記送信信号列を前記識別数と同じ回数だけ繰
り返し送信するので、送信機が送信する信号長を短くす
ることができるという効果がある。
【0079】請求項4の発明は、請求項2または3の発
明において、前記2つの自然数の最小公倍数が、前記2
つの自然数のうちいずれか小さい方の自然数と前記識別
数との積以上であることを満たす前記各送信機の前記自
然数からなる複数の組のうち、前記送信機の送信周期の
最大値が最小である組を選択したので、請求項1の効果
を奏する送信信号列の送信周期の組み合わせの中から、
最も信号長が短くなる組み合わせを容易に選択すること
ができるという効果がある。
【0080】請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれ
かの発明において、前記情報信号列は、誤り検出機能、
または誤り検出・訂正機能を備えるので、受信した信号
のノイズや重なりを容易に検出することができるという
効果がある。
【0081】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記誤り検出機能は、前記情報信号列が、2つ以上
のビットより構成されて前記ビットのうち1つのビット
だけが1であるビット群を少なくとも1つ以上有して成
るので、非常に簡単に誤り検出機能を実現でき、且つ受
信機での誤りチェックも簡単なアルゴリズムで行うこと
ができるという効果がある。
【0082】請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれ
かの発明において、前記送信信号列は、前記情報信号列
を構成するビットが連続して0となる最大のビット数に
1を加えたビット数以上の0からなるビット群を前記情
報信号列より後ろに付加して構成されるので、受信機
は、受信した信号の中からスタートビットを容易に見分
けることができるいう効果がある。
【0083】請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれ
かの発明において、前記送信信号列は、前記情報信号列
長と同じビット数以上の0からなるビット群を前記情報
信号列より後ろに付加して構成されるので、送信のタイ
ミングにより2つの送信機からの信号が若干ずれて、各
々の送信機からの情報信号列が重なった場合でも、少な
くとも1つの情報信号列は正しく認識できるいう効果が
ある。
【0084】請求項9の発明は、請求項1乃至8いずれ
かの発明において、前記送信機は、前記送信信号列を前
記識別数以上の回数繰り返し送信した後、信号を送信し
ない休止区間を設けたので、絶え間無く連続して送信す
る場合でも、受信機は各々の送信機から送信される信号
を確実に受け取ることができるという効果がある。
【0085】請求項10の発明は、請求項9の発明にお
いて、最も長い送信周期を有する送信機の前記休止区間
は、2番目に長い送信周期を有する送信機の送信開始か
ら、前記送信信号列を前記識別数以上の回数繰り返し送
信し、最後に送信した前記送信信号列が有する情報信号
列を送信するまでの時間以上を有する区間とし、最も長
い送信周期を有する送信機以外の送信機の前記休止区間
は、最も長い送信周期を有する送信機の送信開始から、
前記送信信号列を前記識別数以上の回数繰り返し送信
し、最後に送信した前記送信信号列が有する情報信号列
を送信するまでの時間以上を有する区間とするので、最
も短い休止区間を定めて信号長を短くすることができ、
受信機側からみた送信機の反応速度を上げることができ
るという効果がある。
【0086】請求項11の発明は、請求項1乃至10い
ずれかの発明において、前記全ての送信機は、前記送信
信号列を前記識別数以上の回数繰り返し送信したときの
最後に送信した送信信号列が有する情報信号列に、最後
に送信した情報信号列であることを示す情報を付加した
ので、本発明のように同一の情報を有した送信信号列が
1つの信号として繰り返し送信される場合にでも、受信
機側では、受信した信号が1つの信号内の同一情報であ
るか否かを認識することができるという効果がある。
【0087】請求項12の発明は、請求項10の発明に
おいて、最も長い送信周期を有する送信機のみが、前記
送信信号列を前記識別数以上の回数繰り返し送信したと
きの最後に送信した送信信号列が有する情報信号列に、
最後に送信した情報信号列であることを示す情報を付加
したので、最も長い送信周期を有する送信機以外の送信
機が送信する信号長を短くすることができ、受信器側か
らみた送信器の反応速度を上げることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態1の信号を示す第1の図であ
る。
【図3】本発明の実施形態1の信号を示す第2の図であ
る。
【図4】本発明の実施形態2の送信信号列を示す図であ
る。
【図5】本発明の実施形態3の信号を示す図である。
【図6】本発明の実施形態3の信号の送受信状態を示す
図である。
【図7】本発明の実施形態4の信号を示す図である。
【図8】本発明の実施形態1乃至4の信号を示す図であ
る。
【図9】本発明の実施形態5の信号を示す図である。
【図10】本発明の実施形態6の信号を示す第1の図で
ある。
【図11】本発明の実施形態6の信号を示す第2の図で
ある。
【図12】従来例の信号を示す図である。
【符号の説明】
11〜1n 送信機 21〜2n 操作部 31〜3n 機器 4 受信機 7 本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321C 9/14 9/14 A Fターム(参考) 5K028 AA11 BB06 CC02 KK01 5K033 AA02 CB01 DA01 DA17 EA02 5K048 AA06 BA09 DA03 DB01 DB04 EA01 EB02 FA04 HA04 5K067 AA13 AA33 CC01 EE00 EE72 GG03 HH23 HH25

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信機と、前記受信機へ片方向非同期で
    信号を送信する2つ以上の送信機とを備え、前記送信機
    は、他の送信機とは異なる送信周期で、伝送すべき情報
    を有する情報信号列を含む送信信号列を、前記送信機の
    個数である識別数以上の回数繰り返し送信し、前記送信
    機のうちいずれか2つの送信機からなる全ての組み合わ
    せで、前記いずれか2つの送信機が前記識別数以上の回
    数繰り返して送信した前記情報信号列は、互いの前記情
    報信号列と2つ以上重ならないことを特徴とする多重無
    線通信機器。
  2. 【請求項2】 前記送信機は、送信信号列長を他の送信
    機と異なる自然数倍した送信周期で、前記送信信号列を
    前記識別数以上の回数繰り返し送信し、前記送信機のう
    ちいずれか2つの送信機の前記自然数からなる全ての組
    み合わせで、前記2つの自然数の最小公倍数が、前記2
    つの自然数のうちいずれか小さい方の自然数と前記識別
    数との積以上であることを特徴とする請求項1記載の多
    重無線通信機器。
  3. 【請求項3】 前記送信機は、他の送信機とは異なる送
    信周期で、前記送信信号列を前記識別数と同じ回数だけ
    繰り返し送信することを特徴とする請求項1または2記
    載の多重無線通信機器。
  4. 【請求項4】 前記2つの自然数の最小公倍数が、前記
    2つの自然数のうちいずれか小さい方の自然数と前記識
    別数との積以上であることを満たす前記各送信機の前記
    自然数からなる複数の組のうち、前記送信機の送信周期
    の最大値が最小である組を選択したことを特徴とする請
    求項2または3記載の多重無線通信機器。
  5. 【請求項5】 前記情報信号列は、誤り検出機能、また
    は誤り検出・訂正機能を備えることを特徴とする請求項
    1乃至4いずれか記載の多重無線通信機器。
  6. 【請求項6】 前記誤り検出機能は、前記情報信号列
    が、2つ以上のビットより構成されて前記ビットのうち
    1つのビットだけが1であるビット群を少なくとも1つ
    以上有して成ることを特徴とする請求項5記載の多重無
    線通信機器。
  7. 【請求項7】 前記送信信号列は、前記情報信号列を構
    成するビットが連続して0となる最大のビット数に1を
    加えたビット数以上の0からなるビット群を前記情報信
    号列より後ろに付加して構成されることを特徴とする請
    求項1乃至6いずれか記載の多重無線通信機器。
  8. 【請求項8】 前記送信信号列は、前記情報信号列長と
    同じビット数以上の0からなるビット群を前記情報信号
    列より後ろに付加して構成されることを特徴とする請求
    項1乃至7いずれか記載の多重無線通信機器。
  9. 【請求項9】 前記送信機は、前記送信信号列を前記識
    別数以上の回数繰り返し送信した後、信号を送信しない
    休止区間を設けたことを特徴とする請求項1乃至8いず
    れか記載の多重無線通信機器。
  10. 【請求項10】 最も長い送信周期を有する送信機の前
    記休止区間は、2番目に長い送信周期を有する送信機の
    送信開始から、前記送信信号列を前記識別数以上の回数
    繰り返し送信し、最後に送信した前記送信信号列が有す
    る情報信号列を送信するまでの時間以上を有する区間と
    し、最も長い送信周期を有する送信機以外の送信機の前
    記休止区間は、最も長い送信周期を有する送信機の送信
    開始から、前記送信信号列を前記識別数以上の回数繰り
    返し送信し、最後に送信した前記送信信号列が有する情
    報信号列を送信するまでの時間以上を有する区間とする
    ことを特徴とする請求項9記載の多重無線通信機器。
  11. 【請求項11】 前記全ての送信機は、前記送信信号列
    を前記識別数以上の回数繰り返し送信したときの最後に
    送信した送信信号列が有する情報信号列に、最後に送信
    した情報信号列であることを示す情報を付加したことを
    特徴とする請求項1乃至10いずれか記載の多重無線通
    信機器。
  12. 【請求項12】 最も長い送信周期を有する送信機のみ
    が、前記送信信号列を前記識別数以上の回数繰り返し送
    信したときの最後に送信した送信信号列が有する情報信
    号列に、最後に送信した情報信号列であることを示す情
    報を付加したことを特徴とする請求項10記載の多重無
    線通信機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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