JP2002318891A - 製品開発マネジメントシステム、製品開発マネジメント方法、製品信頼性判定システム及び製品信頼性判定方法 - Google Patents

製品開発マネジメントシステム、製品開発マネジメント方法、製品信頼性判定システム及び製品信頼性判定方法

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JP2002318891A
JP2002318891A JP2001125682A JP2001125682A JP2002318891A JP 2002318891 A JP2002318891 A JP 2002318891A JP 2001125682 A JP2001125682 A JP 2001125682A JP 2001125682 A JP2001125682 A JP 2001125682A JP 2002318891 A JP2002318891 A JP 2002318891A
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JP
Japan
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product
reliability
storage device
database storage
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Pending
Application number
JP2001125682A
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English (en)
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Shinobu Wada
しのぶ 和田
Keiichi Kawate
啓一 川手
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Priority to TW091108370A priority patent/TW580624B/zh
Priority to KR10-2002-0022199A priority patent/KR100515862B1/ko
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
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  • Business, Economics & Management (AREA)
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  • Economics (AREA)
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の判断に必要な要素情報をデータベース
上で一元管理し、常に最新の情報が蓄積されたデータベ
ースを用いて最適かつ最速の判断を行うことが出来る製
品開発マネジメントシステム、製品開発マネジメント方
法を提供する。 【解決手段】 受注した製品の仕様情報と、製品の製造
経過における製品検証結果とが記録されている製品デー
タベース17と、製造実績のある製品の実績及び検証結
果が記録されている製品ナレッジデータベース27と、
製品データベース17及び製品ナレッジデータベース2
7を参照して、製造終了後の製品の信頼性を判定する信
頼性判定手段16kと、製品データベース17と、信頼
性判定手段16kで得られた製品の信頼性を参照し、次
の製造工程を承認する承認手段16eを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の技術やリソ
ース情報などをデータベース化し、それらを判断基準と
して製造製品等の開発マネジメントを行う製品開発マネ
ジメントシステム、製品開発マネジメント方法、製品信
頼性判定システム及び製品信頼性判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体製品の製造、機械製品の
製造、システム構築等、製造製品の受注において、顧客
の依頼を受けて、その仕様に応じた製品をオーダーメイ
ドする場合がある。このような場合、製造企業の組織
(カンパニー)の決定として承認者があらゆる状況で判
断を行う。
【0003】具体的には、半導体製品の製品開発におい
ては、(1)投資回収モデルなどの事業収益に関する要
素、(2)市場動向、顧客要求、競合他社状況などのマ
ーケティング要素、(3)製造プロセス、構成回路、使
用材料、パッケージ技術、信頼性などの各種技術的要
素、(4)製造設備適合性、人/資金/ラインキャパ等
のリソースなどの生産性に関する要素を代表的な要素と
して、その他、顧客企業との関係、製品開発の派生効果
としての企業イメージ向上や技術力の実証、企業として
の差別化、グローバルスタンダードとの整合等の複雑な
要素が挙げられる。これらの情報による総合的な判断
は、製品開発の幾つかの分岐点(例えば、受注判断、試
作判断、量産判断、増産判断など)に於いて、定められ
た権限を持つ承認者が承認を行う。
【0004】CS(顧客満足:Customer Satisfactio
n)を得るための大切な要素の一つとして、製品の品質
(信頼性)が挙げられる。従って、承認者が判断を行う
に当たって、この信頼性が非常に大切な要素となる。
【0005】ここでは、製造製品の一例として、半導体
製品の信頼性について述べる。
【0006】半導体製品の品質は、その半導体製品が持
っている機能の品質の良さは勿論のこと、使用過程にお
いても不具合を起こさないという両面性が必要となる。
つまり、半導体製品の品質は、(イ)設計品質(Design
Quality):回路設計(機能)、製品設計(構造品
質)、信頼性設計(時間要因)、(ロ)製造品質(Prod
uction Quality):バラツキ(初期品質)、ロット間変
動(初期品質)が挙げられる。製造品質に起因する特性
でも、時によっては信頼性不良を発生することもある
が、これらも、設計品質の整合性を向上させることで、
回避可能なケースが多い。理想的には、設計時の評価の
完全さを、製造品質から時間的要因を取り除くことが好
ましい。
【0007】又、半導体の劣化要因については、以下の
様なものが挙げられる。
【0008】(イ)半導体基板材料に起因して、微少な
結晶欠陥が特性変動をもたらし、リーク電流の増加、耐
圧の低下、ノイズの増加、メモリの保持時間の変化など
を引き起こす。
【0009】(ロ)高温で処理される過程で新たな欠陥
を発生させる。
【0010】(ハ)外部からの汚染によって長期的に特
性の変動が起こる。
【0011】(ニ)絶縁体の破壊。
【0012】(ホ)微細化と性能向上の追及から、内部
の電解ストレスが厳しくなり、絶縁体の電荷の変動を生
ずる。
【0013】(ヘ)外部浸入水分による劣化、配線の腐
食。
【0014】(ト)接続配線の種種の異種金属の相互拡
散によるボイド、例えばアルミニウムと金の金属間化合
物の生成、半導体チップを納めるパッケージからの応力
による劣化。
【0015】(チ)製造装置の設備不備からくる劣化。
【0016】これらの情報は、障害として製造者に挙げ
られたとしても、その発生原因と障害の関連づけが困難
で明確にすることが出来ない。
【0017】又、製品開発における判断要素について、
個人の報告、会議、個別のシステム等から承認者が総合
的に判断する。この場合、承認者の経験や知識に頼るこ
とが多い。この承認者も、開発過程に応じて変化する場
合も多い。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の承
認者の経験や知識による判断は、製造企業活動の側面か
ら見た問題点と、顧客側面から見た問題点と、大きく分
けて2つに大別される。
【0019】製造企業活動の側面から見ると、以下のよ
うな問題点が挙げられる。
【0020】(イ)ナレッジ蓄積、活用化のための企業
全体ルールや、マクロなシステムが存在しないため、過
去の製品開発における判断と結果の相関、判断に至った
経緯、問題発生事例等のナレッジが再利用されにくい。
【0021】(ロ)各製造企業活動要素毎に分散した組
織が存在するために、情報の更新頻度、情報の確度など
に差が発生する場合があるため、判断に当たり最新かつ
一定品質の情報が提供されない可能性がある。具体的に
は、企業内で開発されている、或いは開発着手の可能性
のある製品の開発リソース(特に技術者)やスケジュー
ル全体がリアルタイムに更新された情報が得られないた
め、更に、それら開発の企業として最適な優先順位付け
がなされ難いことがある。又、承認者の判断に有益な組
織担当者の持つ非定型情報(例えば、客先感触などセン
シティブな営業情報最新やリアルタイムな技術開発状況
とそのリスク、法改正の動向など)が伝わりにくい、或
いは、伝わるために時間を要することがある。
【0022】(ハ)各開発進行段階で、複数専門組織
(製品開発部門、及び製造装置や部品材料等の要素技術
開発部門)が関与するために、製品開発の初期段階で、
将来的な問題発生予測(要素技術の開発スケジュールな
ども含む)が的確に行えない可能性がある。
【0023】特に、半導体製品等の様に、精密かつ複雑
で変更の激しい製造工程が必要とされる製品において
は、確実に良品を製造出来なくなる危険性を有する。常
に、最高品質の製品を最速で開発製造するシステム及び
手法の確立が要求されている。
【0024】上記問題を鑑み、本発明は、製品開発にお
けるマネジメント判断を支援するシステム及び方法を提
供する。
【0025】本発明の目的は、複数の判断に必要な要素
情報をデータベース上で一元管理し、常に最新の情報が
蓄積されたデータベースを用いて、最適かつ最速の判断
に必要な一定品質の情報を提供出来る製品開発マネジメ
ントシステム及び製品開発マネジメント方法を提供する
ことである。
【0026】本発明の他の目的は、過去に開発された製
品の仕様、特性及び信頼性をナレッジとして蓄積し、新
規開発製品の特性や信頼性を開発の早い段階で判定する
製品信頼性判定システム及び製品信頼性判定方法を提供
することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の特徴は、受注した製品の情報が登録
されている製品データベース記憶装置と、製造実績のあ
る製品の情報が登録されている製品ナレッジデータベー
ス記憶装置と、製品データベース記憶装置と製品ナレッ
ジデータベース記憶装置とを参照して、製造後の製品を
想定し、製品が所定の条件を満たすか否かを判定する判
定手段具備する中央処理制御装置とを備える製品開発マ
ネジメントシステムを提供することである。
【0028】本発明の第2の特徴は、受注した製品の情
報を製品データベース記憶装置に登録する受注製品情報
登録ステップと、受注した製品の各製造工程における検
証結果を、製品データベース記憶装置に更に登録する検
証結果登録ステップと、製品データベース記憶装置と製
造実績のある製品の情報が登録されている製品ナレッジ
データベース記憶装置とを参照して、製造後の製品を想
定し、製品が所定の条件を満たすか否かを判定する判定
ステップとを備える製品開発マネジメント方法を提供す
ることである。
【0029】本発明の第3の特徴は、受注した製品の情
報を、製品データベース記憶装置に登録する受注製品情
報登録ステップと、受注した製品の情報が登録された製
品データベース記憶装置と、製造実績のある製品の情報
が記憶されている製品ナレッジデータベース記憶装置と
を参照して、量産後の受注した製品を想定し、受注した
製品の信頼性を判定する第1の信頼性判定ステップと、
第1の信頼性判定ステップで得られた受注した製品の信
頼性を参照して、受注した製品の設計工程の承認を行う
設計工程承認ステップと、設計工程の承認を受けて受注
した製品の設計工程を行い、設計工程の検証結果を製品
データベース記憶装置に更に登録する設計工程検証結果
登録ステップと、設計工程の検証結果が更に登録された
製品データベース記憶装置と、製品ナレッジデータベー
ス記憶装置とを参照して、量産後の受注した製品を想定
し、受注した製品の信頼性を判定する第2の信頼性判定
ステップと、第2の信頼性判定ステップで得られた受注
した製品の信頼性を参照して、受注した製品の量産工程
を承認する量産工程承認ステップとを備える製品開発マ
ネジメント方法を提供することである。
【0030】本発明の第4の特徴は、受注した製品の情
報を、製品データベース記憶装置に登録する受注製品情
報登録ステップと、受注した製品の情報が登録された製
品データベース記憶装置と、製造実績のある製品の情報
が記憶されている製品ナレッジデータベース記憶装置と
を参照して、量産後の受注した製品を想定し、受注した
製品の信頼性を判定する第1の信頼性判定ステップと、
第1の信頼性判定ステップで得られた受注した製品の信
頼性を参照して、受注した製品の設計工程の承認を行う
設計工程承認ステップと、設計工程の承認を受けて受注
した製品の設計工程を行い、設計工程の検証結果を製品
データベースに更に登録する設計工程検証結果登録ステ
ップと、設計工程の検証結果が更に登録された製品デー
タベース記憶装置と、製品ナレッジデータベース記憶装
置とを参照して、量産後の受注した製品を想定し、受注
した製品の信頼性を判定する第2の信頼性判定ステップ
と、第2の信頼性判定ステップで得られた受注した製品
の信頼性を参照して、受注した製品のシミュレーション
工程の承認を行うシミュレーション工程承認ステップ
と、シミュレーション工程の承認を受けて受注した製品
のシミュレーション工程を行い、シミュレーション工程
の検証結果を製品データベースに更に登録するシミュレ
ーション工程検証結果登録ステップと、シミュレーショ
ン工程の検証結果が更に登録された製品データベース記
憶装置と、製品ナレッジデータベース記憶装置とを参照
して、量産後の受注した製品を想定し、受注した製品の
信頼性を判定する第3の信頼性判定ステップと、第3の
信頼性判定ステップで得られた受注した製品の信頼性を
参照して、受注した製品の量産工程を承認する量産工程
承認ステップとを備える製品開発マネジメント方法を提
供することである。
【0031】本発明の第5の特徴は、製造工程毎の基幹
技術の実績が登録された基幹技術認定データベース記憶
装置と、基幹技術毎の技術要素の実績が登録された技術
要素認定データベース記憶装置と、基幹技術認定データ
ベース記憶装置と、技術要素認定データベース記憶装置
とを参照して、製造後の製品を想定し、製品が所定の条
件を満たすか否かの信頼性を判定する信頼性判定手段を
具備する中央処理制御装置とを備える製品信頼性判定シ
ステムを提供することである。
【0032】本発明の第6の特徴は、基幹技術の実績が
登録された基幹技術認定データベース記憶装置を参照し
て、基幹技術の判定を行う基幹技術判定ステップと、基
幹技術毎の技術要素の実績が登録された技術要素認定デ
ータベース記憶装置を参照して、基幹技術毎の技術要素
の判定を行う技術要素判定ステップと、基幹技術判定ス
テップで得られた基幹技術の判定と、技術要素判定ステ
ップで得られた基幹技術毎の技術要素の判定とを受け
て、製造後の製品を想定し、製品が所定の条件を満たす
か否かの信頼性を判定する信頼性判定ステップとを備え
る製品信頼性判定方法を提供することである。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
最良の実施の形態を説明する。以下の図面の記載におい
て、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し
ている。ここでは、製造製品の一例として、半導体製品
についての製品開発マネジメントシステム、製品開発マ
ネジメント方法、製品信頼性判定システム及び製品信頼
性判定方法の実施の形態の一例を示す。
【0034】本発明の製品開発マネジメントシステムに
おける、取引の段階と開発の段階の関係を図2に示す。
取引は、引合段階、受注段階、試作段階を経て、量産段
階まで進む。取引の段階に応じて、客先と話をする担当
者は変化する。具体的には、引合段階では技術にそれほ
ど詳しくない営業が担当者となるが、取引が進むに従
い、徐々に専門的な技術内容が必要になってくる。その
ような場合、客先窓口技術者が客先担当者になる。又、
取引段階や客先担当者の指示に応じて、作業の担当技術
者も変化する。具体的には、引合があってから仕様が固
まった過程では設計を担当する技術者に、設計が固まっ
た段階で製造技術を担当する技術者に、製造技術が固ま
った段階で、製品評価を行う技術者に遷移する。又、作
業は受け渡しで行われるものではなく、仕様の変更や見
直しが随時行われるので、複数の作業者が並行して作業
を行う。又、これらの取引段階に応じて、P1乃至P3
ゲートにおいて、次の段階に進んで良いか、権限を持っ
た承認者がカンパニーデシジョンとして責任を持った承
認を行う。例えば、引合段階から受注段階に進む場合
は、承認者が承認を行い、この承認を受けて、取引は受
注段階となり、製造技術開発が行われる。承認者が受注
段階の承認を行ったことにより、作業の担当技術者にそ
の指示がなされる。これにより、承認者は迅速かつ的確
な指示を与え、担当技術者は、スムーズに開発を行うこ
とが出来る。
【0035】(第1の実施の形態) (システム構成)本発明の第1の実施の形態に係る製品
開発マネジメントシステムのシステム構成図を、図1に
示す。製品開発マネジメントシステムは、管理サーバ1
0、IQS判定サーバ20、ゲートウェイサーバ30、
客先担当者端末41、技術者端末42、承認者端末43
により構成されており、これらの端末は社内LAN(イ
ントラネット)1を介して接続されている。更に、ゲー
トウェイサーバ30はインターネット2に接続されてお
り、インターネット2を介して客先担当者携帯端末44
及び顧客端末45が接続されている。客先担当者携帯端
末44及び顧客端末45が社内LAN2に接続するため
には、ゲートウェイサーバ30、インターネット2、プ
ロバイダーのアクセスポイント等を介して接続される。
又、インターネット2を介さず、直接ゲートウェイサー
バ30を介して社内LAN2に接続しても良い。管理サ
ーバ10は、製品開発マネジメントの管理を行うサーバ
である。管理サーバ10には、受注した製品の仕様や納
期に応じて予め設定されたテスト方法、回路検証等の情
報が記載されている機能検証データベース9、受注した
製品の情報が保存されている製品データベース17、開
発履歴、技術者情報、市場情報等の情報がナレッジとし
て蓄積されているナレッジデータベース18、カンパニ
ースタンダードモデル或いはビジネスユニットスタンダ
ードモデルに対応した製造工程の開発の進捗やリソース
の割り当てを保存している業務管理データベース19が
接続されている。又、IQS判定サーバ20は、既存の
技術情報を元に、新しく開発を行う製品の信頼性を判定
するサーバである。IQS判定サーバ20には、既存の
技術情報が保存されている製品ナレッジデータベース2
7、信頼性の判定基準を保存している判定基準データベ
ース28が接続されている。ゲートウェイサーバ30
は、客先担当者携帯端末44及び顧客端末45が社内L
AN2に接続出来るように仲介するもので、端末承認、
ファイアウォール等の充分なセキュリティシステムが構
築されている。又、端末を認証する場合に、コールバッ
ク機能があればより好ましい。客先担当者端末41、技
術者端末42、承認者端末43、客先担当者携帯端末4
4、顧客端末45は、一般的なパソコン、PDA、携帯
電話等の情報機器である。又、このマネジメントシステ
ムを、インターネット上のよりオープンな環境で利用す
ることも可能である。
【0036】ここで、機能検証データベース9、製品デ
ータベース17、ナレッジデータベース18、業務管理
データベース19、製品ナレッジデータベース27及び
判定基準データベース28は、例えばコンピュータの外
部メモリ装置、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、磁気テープなどの記録媒体に記録
されている。ここで記録媒体とは、具体的には、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−R
OM,MOディスク、カセットテープ、オープンリール
テープなどが含まれる。
【0037】図3は、製品開発マネジメントシステムに
おける各サーバ、端末の関係を示した図である。
【0038】(イ)客先担当者端末41或いは客先担当
者携帯端末44を用いて、管理サーバ10に製造企業の
客先担当者が顧客との話し合いで決定した仕様を入力す
る(a)。この情報を受けて、管理サーバ10は、IQ
S判定サーバ20に、仕様を入力し、IQS判定を依頼
する(b)。管理サーバ10は、IQS判定サーバ20
からIQS判定結果を受信し(c)、その結果を、客先
担当者端末41或いは客先担当者携帯端末44に送信す
る(d)。
【0039】(ロ)管理サーバ10は、仮仕様にて製品
受注OKの判定が出れば、顧客端末45に対し、更に詳
細な仕様確認の問い合わせを行う(e)。
【0040】(ハ)管理サーバ10は、取引の進捗に応
じて、カンパニースタンダードモデル或いはビジネスユ
ニットスタンダードモデルで定められたタイミングで、
承認者44に承認を依頼する(f)。承認者端末43は
それに応じて、承認結果を管理サーバ10に送信する
(g)。この時に、承認者端末43は、必要に応じて管
理サーバ10の機能検証データベース9、製品データベ
ース17、ナレッジデータベース18及び業務管理デー
タベース19を参照することが出来る。更に、IQS判
定サーバ20に依頼して、IQS判定結果を取得しても
良い。又、承認者端末43は、IQSサーバ20におい
て、IQS判定を行う場合の判定基準を登録或いは更新
しても良い(h)。
【0041】(ニ)管理サーバ10は、作業指示を提供
し(i)、技術者端末42は、管理サーバ10に対し、
製造工程の進捗状況の登録を行い、管理サーバ10から
次の作業指示を受信する(j)。又、技術者端末42
は、IQS判定サーバ20に対し、既製造製品の実績を
製品ナレッジデータベース27に登録する(k)。
【0042】このように、機能検証データベース9、製
品データベース17、ナレッジデータベース18、業務
管理データベース19、製品ナレッジデータベース27
及び判定基準データベース28は、客先担当者端末4
1、技術者端末42、承認者端末43、客先担当者携帯
端末44及び顧客端末45により、随時、最新情報に更
新される。
【0043】(管理サーバ)図4は、図3で示した製品
開発マネジメントシステムの機能を達成する管理サーバ
10の機能ブロック図である。管理サーバ10は、入力
装置11、出力装置12、入出力装置13、通信制御装
置14、一時記憶装置15、管理サーバ処理制御装置1
6、機能検証データベース9、製品データベース17、
ナレッジデータベース18、業務管理データベース19
により構成されている。入力装置11は、キーボード、
マウスなどにより、出力装置12は、液晶ディスプレ
イ、CRTディスプレイなどの表示装置、インクジェッ
トプリンタ、レーザープリンタなどの印刷装置等により
構成される。入出力装置13は、外部装置とのインター
フェースで、ここで外部装置とは、CD−ROM、M
O、ZIPなどの記憶装置等である。通信制御装置14
は、社内LAN1に接続するためのインターフェースと
なるものである。一時記憶装置15は、ROM及びRA
Mが組み込まれている。ROMは管理サーバ処理制御装
置16において実行されるプログラムを格納しているプ
ログラムメモリ等として機能し、RAMは管理サーバ処
理制御装置16におけるプログラム実行処理中に利用さ
れるデータ等を格納したり、作業領域として利用される
データメモリ等として機能する。
【0044】管理サーバ処理制御装置16は、製品デー
タベース管理手段16a、ナレッジデータベース管理手
段16b、業務管理データベース管理手段16c、機能
検証データベース管理手段16d、承認手段16e、承
認要素参照手段16f、開発業務管理手段16j、信頼
性判定手段16k、承認者承認手段16l等からなる中
央処理制御装置である。製品データベース管理手段16
a、ナレッジデータベース管理手段16b、業務管理デ
ータベース管理手段16c、機能検証データベース管理
手段16dは、それぞれ製品データベース17、ナレッ
ジデータベース18、業務管理データベース19、機能
検証データベース9を管理するもので、客先担当者端末
41、技術者端末、承認者端末43等からの参照、更新
依頼を処理するものである。承認手段16eは、業務管
理データベース19に記録された取引や開発業務管理に
ついて、カンパニースタンダードモデル或いはビジネス
ユニットスタンダードモデルで定めたタイミングで、承
認を行う手段である。カンパニースタンダードモデル及
びビジネススタンダードモデルについては、後に詳述す
る。
【0045】承認要素参照手段16fは、承認者端末4
3の依頼に応じて、機能検証データベース9、製品デー
タベース17、ナレッジデータベース18、業務管理デ
ータベース19を参照し、更に、IQS判定サーバ20
にIQS判定を依頼することも出来る。承認要素参照手
段16fは、カンパニースタンダードモデル或いはビジ
ネスユニットスタンダードモデルで定められたP1ゲー
トからP3ゲートに応じて、各々P1ゲート承認要素参
照手段16g、P2ゲート承認要素参照手段16h及び
P3ゲート承認要素参照手段16iを備える。P1’ゲ
ートにおいては、P1ゲート承認要素参照手段16gに
基づいて処理が行われる。開発業務管理手段16jは、
業務管理データベース19を監視し、カンパニースタン
ダードモデル或いはビジネスユニットスタンダードモデ
ルが定めるタイミングで、客先担当者端末41、技術者
端末42、承認者端末43等に指示を出す手段である。
信頼性判定手段16kは、IQS判定サーバ20にIQ
S判定を依頼する手段である。具体的には、IQS判定
に必要な条件を送信、IQS判定サーバ20が送信した
判定結果を受信し、IQS判定サーバ20が製品ナレッ
ジデータベース27及び製品データベース17を参照し
てIQS判定を行わせ、その結果を受信し、更にIQS
判定を依頼した端末に判定結果を送信する手段である。
承認者承認手段16lは、承認者端末43に承認手段1
6eで得られた承認結果の承認可否判断を依頼し、その
結果を受信する手段である。承認結果とは、具体的に
は、「次の開発工程に進めても良い」、「仕様の見直し
を行う」などの指示である。更に詳細な担当者からの情
報提供を入手することが出来る。更に、承認者の指示
を、カンパニースタンダードモデル或いはビジネスユニ
ットスタンダードモデルに応じた開発に関する具体的な
指示として送信することが出来る。
【0046】図5は、製品データベース17の具体的な
データ項目を示した図である。即ち、製品データベース
17は、以下の項目により構成されている。
【0047】(イ)仕様情報17a:製品名称、チップ
サイズ、ボディサイズ、外部部材、実装方法等。
【0048】(ロ)製品検証結果17b:立ち上げデー
タ、電気的特性、信頼性等。
【0049】仕様情報17aには、顧客との引合で決定
された仕様の情報が格納され、製品検証結果17bに
は、それぞれの製造工程における製品を検証した結果が
格納される。
【0050】図6は、検証機能データベース9の具体的
なデータ項目を示した図である。即ち、検証機能データ
ベース9は、以下の項目により構成されている。
【0051】(イ)回路検証9a:論理回路、シミュレ
ーション結果、レイアウトデータ検証結果、タイミング
マージン検証結果等。
【0052】(ロ)テスター9b:使用テスター機種、
テストプログラム、電気的マージン等。
【0053】図7は、ナレッジデータベース18の具体
的なデータ項目を示した図である。即ち、ナレッジデー
タベース18は、以下の項目により構成されている。
【0054】(イ)開発履歴キーワード情報18a:技
術該当区分(例えば設計、評価、プロセス等)、成果物
(例えば技術報告書、特許、資格等)、開発時期等。
【0055】(ロ)技術者マップ18b:従業員ID、
氏名、組織グループ(例えば営業技術、設計、応用技
術、製品技術、工場技術等)、スキルレベル、立場(例
えば入社年度、役職、所属部署履歴等)、キャリア情報
(例えばアナログセル従事、0.25μmプロセス開発
従事、TBGAパッケージ開発従事、ISO監査員資格
従事、情報処理資格等)等。ここで、スキルレベルは、
例えば、応用技術部門、設計部門、製品技術部門等に分
けられて判断される。応用技術部門では、「評価作業が
出来る」、「テストプログラムを作成出来る」等のスキ
ルレベルが挙げられる。設計部門では、「レイアウトが
出来る」、「シミュレーションが出来る」等のスキルレ
ベルが挙げられる。製品技術部門では、「不良解析が出
来る」、「事業・ライン計画が出来る」等のスキルレベ
ルが挙げられる。
【0056】(ハ)外部一般情報18c:一般技術、市
場情報等。
【0057】図8は、業務管理データベース19の具体
的なデータ項目を示した図である。即ち、業務管理デー
タベースは以下の項目により構成されている。
【0058】(イ)リソース割り当て情報19a:工程
(タスク)、リソース名、期間、作業時間、承認者名
等。その製品に関わるリソース全般の情報。
【0059】(ロ)進捗管理情報19b:作業進捗。い
つ、誰が、どの作業を実行したか。
【0060】図5乃至図8に示す製品データベース1
7、検証機能データベース9、ナレッジデータベース1
8及び業務管理データベース19のデータ構造を、コン
ピュータ読取可能な記憶媒体に保存しておいても良い。
この記憶媒体をコンピュータシステムによって読み込ま
せ、図4に示した一時記憶装置15に格納し、このデー
タ構造を管理サーバ処理制御装置16で実行しても良
い。ここで、記憶媒体とは、例えば磁気ディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのプログラム
を記録することが出来るような媒体などが含まれる。コ
ンピュータの外部メモリ装置も、ここで言う記録媒体に
含まれる。
【0061】(カンパニースタンダードモデル)承認者
の組織的定義、判断のタイミングと頻度、判断対象とな
る項目、判断の方法に関して、フルスペックモデルをカ
ンパニースタンダードモデル(製造企業内統一ルール)
として定義する。又、製品開発のマネジメントモデル
を、製品開発と、要素技術開発に階層化、モデル化し、
要素技術に関しては更に階層化を行い、各専門組織のオ
ーナシップに基づき定められた環境の元、常に最新の情
報が均一に得ることが出来る。
【0062】図9は、カンパニースタンダードモデルの
一例である。
【0063】(イ)まず、ステップS101において、
商品の企画を行う。
【0064】(ロ)次に、ステップS102において、
商品企画検討会を行う(M1ゲート)。ここで、商品の
企画が決定される。
【0065】(ハ)ステップS103においては、開発
計画の策定を行う。具体的には、設計、前工程、後工
程、製造ラインに関する仕様確認、計画検討を行う。こ
こで、製品の仕様が仮決定される。次にステップS10
4において、事業性判断を行う。ここでは、コストの見
積もりを行い、市場情報と総合して事業性の判断を行
う。
【0066】(ニ)ステップS103及びステップS1
04で得られた結果を基に、ステップS105におい
て、承認者が開発判断を行う(P1ゲート)。承認が得
られなかった場合は、再びステップS103の開発計画
策定及びステップS104の事業性判断を行う。承認が
得られた場合は、ステップS106に進む。
【0067】(ホ)ステップS106においては、概念
設計を行う。概念設計では、顧客との話し合いで決まっ
た仕様を元に社内仕様にフィックスする。ここで、製品
の仕様が確定する。
【0068】(ヘ)ステップS106で得られた結果を
基に、ステップS107において、承認者が認定グレー
ド判定を行う(P1’ゲート)。承認が得られなかった
場合は、再びステップS106の概念設計を行う。承認
が得られた場合は、ステップS108に進む。
【0069】(ト)ステップS108においては、設計
を行う。必要であれば、プロセスシミュレーションや、
デバイスシミュレーションを加えて設計を行う。ここで
は、設計を実行し、設計結果の検証を行う。又、更に開
発計画及び事業性の見直しを行う。
【0070】(チ)ステップS108で得られた結果を
基に、ステップS109において、承認者がマスク作成
判断を行う(P2ゲート)。承認が得られなかった場合
は、再びS108において設計を行う。承認が得られた
場合は、ステップS110に進む。
【0071】(リ)ステップS110においては、詳細
なシミュレーション及びこの詳細なシミュレーションに
基づいた試作を行う。更に、ステップS110の試作で
得られた成果物について、ステップS111において製
品検証、特性評価等の評価を行う。更に、評価結果に基
づいて、製造ラインの整備、事業性の見直しを行う。
【0072】(ヌ)ステップS111で得られた評価を
基に、ステップS112において、承認者は量産判定を
行う。承認が得られなかった場合は、再びステップS1
10のシミュレーション・試作及びステップS111の
評価を行う。承認が得られた場合は、量産体制に入る。
【0073】図10は、カンパニースタンダードモデル
の各ステップで、製品データベース17及び機能検証デ
ータベース9に登録するデータ項目を示した図である。
【0074】(イ)ステップS103の開発計画策定工
程及びステップS104の事業性判断工程においては、
IQS判定結果、ナレッジ情報、製品情報、業務管理情
報、要求仕様、設計仕様、パッケージ仕様、新規性、信
頼性、リソース、試作ライン、設備、チップサイズ、C
D試作、コスト情報、ROI(投資利益率:Return OnI
nvestment)等の情報が製品データベース17cに登録
される。更に、ここで決定した仕様に基づいて、求めら
れる製品の精度に応じてテスト方法、テスト手順、回路
検証方法等のテスト仕様を作成し、機能検証データベー
ス9に登録する。
【0075】(ロ)ステップS106の概念設計工程に
おいては、IQS判定結果、ハードウェア設計仕様(R
TL(設計入力レベル:Register Transfer Level)、
要求仕様/システム仕様整合性等の情報が製品データベ
ース17dに登録される。ここで、決定した仕様につい
て、機能検証データベース9の更新を行う。
【0076】(ハ)ステップS108の設計工程におい
ては、IQS判定結果、設計FMEA(故障モード影響
解析法:Failure Mode & Effects Analysis)、設計検
証結果、開発計画見直し、事業性見直し等の情報が製品
データベース17eに登録される。
【0077】(ニ)ステップS110のサンプル試作工
程及びステップS111の評価工程においては、IQS
判定結果、得意仕様整合性、特性(マージン、歩留
等)、テストプログラム、IQC(製品に含まれる機能
ブロックの信頼性判定)、IQS−QFP判定、MSS
(工場移管用の電気的特性仕様書)、事業性見直し等の
情報が製品データベース17fに登録される。ここで、
QFP(Qualification Forthe Product)とは、IQS
判定における製品認定のことである。
【0078】このように、機能検証データベース9に検
証データが登録され、更に見直しが行われる。
【0079】又、製品データベース17は、業務の進捗
に応じて、製品データベース17c乃至17fで示した
データが蓄積される。これらのデータは、製造前のデー
タについては仕様情報17a、完成した製品の検証結果
については製品検証結果17bに分けられて、それぞれ
格納される。又、製品データベース17c乃至17fに
おいて、IQS判定を行った結果を登録する。各製品デ
ータベース17c乃至17fにおいて登録されるIQS
判定は、製造工程に従って、そのゲート毎に決定或いは
仮決定されたデータの入力に基づいて製造終了後の製品
を想定して、信頼性判定を行った結果である。つまり、
開発フローが終了に近づくに従い、決定された入力デー
タが多くなる。従って、開発フローが終了に近づくに従
い、IQS判定結果の信頼性が高くなる。
【0080】(承認者承認手段による承認者承認方法)
カンパニースタンダードモデルの承認手段及び承認方法
について、図11を用いて説明する。
【0081】図11は、承認者承認手段16lにおける
フローチャートである。
【0082】(イ)承認者の承認が必要になると、ま
ず、ステップS151において、承認者に承認依頼通知
メールを送信する。
【0083】(ロ)ステップS152において、承認者
が在籍していない場合や、一定時間後にメールが帰って
こない場合については、ステップS153において、承
認者からの判断を待てるかどうか、問い合わせる。承認
者の判断を待てる場合は、承認者が判断を行うのを待
つ。承認者からの判断を待てない場合は、ステップS1
54において、電話等で承認者にアクセスし、承認者の
指示内容を取得する。
【0084】(ハ)ステップS154で取得した指示内
容に従って、ステップS155において、承認者からの
指示内容を代理登録、又は、ステップS156におい
て、承認者が指定した代理人の指示内容を代理登録、又
は、承認者にアクセス出来ない場合は、ステップS15
7において、予め定めている代行者の指示内容を代理登
録、のいずれかの処理を行う。
【0085】(ニ)ステップS158において、承認者
は、承認要素参照手段16fによって、承認に必要な要
素を参照する。ステップS159において、承認可否判
断を行う。承認OKの場合は、ステップS160におい
て、次の工程の作業指示を行う。承認NGの場合は、ス
テップS161において、指示を出し、再調整を行った
後、再び承認作業を行う。
【0086】(承認要素参照手段による承認要素参照方
法)次に、承認要素参照手段による承認要素参照方法に
ついて、図12乃至図14を用いて説明する。
【0087】図12乃至図14は、承認要素参照手段1
6fによるフローチャートである。
【0088】図12は、P1ゲート承認要素参照手段1
6gの処理を示すフローチャートである。
【0089】(イ)P1ゲートにおいては、まず、ステ
ップS201において、製品データベース17の仕様情
報17aを参照して、製品仕様を検証する。更に、ステ
ップS202において、機能検証データベース9を参照
して、仕様情報17aや納期などから設計された機能検
証方法について検証を行う。
【0090】(ロ)更に、ステップS203において、
信頼性判定手段16kによって、現在の仕様で製造され
る製品の信頼性を判定する。
【0091】(ハ)更に、ステップS204において、
業務管理データベース19を参照して、スケジュールの
検証を行う。ここでは、人、ライン、物品など各側面か
らの検証判断を行う。
【0092】(ニ)更に、ステップS205において、
ナレッジデータベース18等を参照して、事業性を判断
する。
【0093】(ホ)ステップS206において、ステッ
プS201乃至ステップS205で行われた検証や判定
の結果を基に、P1ゲートとしての総合判定を行う。承
認OKの判定がされた場合は、ステップS207におい
て、設計工程に移る指示を与える。又、承認NGの判定
がされた場合は、ステップS208において、見直し指
示を行い、ステップS208において、問題のあるステ
ップS201〜S205のいずれかに戻る。
【0094】図13は、P2ゲート承認要素参照手段1
6hの処理を示すフローチャートである。
【0095】(イ)P2ゲートにおいては、まず、ステ
ップS221において、製品データベース17を参照し
て、設計の検証を行う。更に、ステップS222におい
て、機能検証データベース9を参照して、設計された製
品が、テスト仕様通りに設計されか、又、検証方法が正
しいかの確認を行う。
【0096】(ロ)更に、ステップS223において、
信頼性判定手段16kによって、現工程までで行われた
設計に基づいて、現在の仕様で製造される製品の信頼性
を判定する。
【0097】(ハ)更に、ステップS224において、
業務管理データベース19を参照して、スケジュールの
検証を行う。ここでは、人、ライン、物品など様々な側
面からの検証判断を行う。
【0098】(ニ)更に、ステップS225において、
ナレッジデータベース18等を参照して、事業性を判断
する。
【0099】(ホ)ステップS226において、ステッ
プS221乃至ステップS225で行われた検証や判定
の結果を基に、P2ゲートとしての総合判定を行う。承
認OKの判定がされた場合は、ステップS227におい
て、シミュレーション・試作工程に移る指示を与える。
又、承認NGの判定がされた場合は、ステップS228
において、見直し指示を行い、ステップS228におい
て、問題のあるステップS221〜S225のいずれか
に戻る。
【0100】図14は、P3ゲート承認要素参照手段1
6iの処理を示すフローチャートである。
【0101】(イ)P3ゲートにおいては、まず、ステ
ップS241において、製品データベース17を参照し
て、試作品の評価を行う。更にステップS242におい
て、機能検証データベース9を参照して、試作された製
品が、テスト仕様通りに作成されたか、又、検証方法が
正しいかの確認を行う。
【0102】(ロ)更に、ステップS224において、
信頼性判定手段16kによって、現工程までで製造され
た試作品が、量産された場合の製品の信頼性を判定す
る。
【0103】(ハ)更に、ステップS225において、
ナレッジデータベース18等を参照して、事業性を判断
する。
【0104】(ニ)ステップS246において、ステッ
プS241乃至ステップS225で行われた検証や判定
の結果を基に、P3ゲートとしての総合判定を行う。承
認OKの判定がされた場合は、ステップS247におい
て、工場へ量産指示を行う。又、承認NGの判定がされ
た場合は、ステップS248において、見直し指示を行
い、ステップS248において、問題のあるステップS
241〜245のいずれかに戻る。
【0105】カンパニースタンダードモデルの処理内容
の順序は、対象となる開発製品の特性に合わせ、より最
適化されたビジネスユニットスタンダードモデルの元と
なる。又、カンパニースタンダードモデル自体も、市場
の変化や技術の進歩等に合わせ、然るべき手順で常にブ
ラッシュアップされる。
【0106】(ビジネスユニットスタンダードモデル)
開発する製品群の特性毎に、不要な判断内容を引き算す
る形で、判断モデルを組織のビジネス区分毎に定義し、
然るべき部門に承認を受けた後に、ビジネスユニットス
タンダードモデル(製品区分における統一ルール)とし
て定義する。
【0107】カンパニースタンダードを、製品の特徴に
合わせて対応させたものが、ビジネスユニットスタンダ
ードモデルである。
【0108】図15乃至図18を用いて、カンパニース
タンダードモデルを半導体製品に適用させたビジネスユ
ニットスタンダードモデルの一例を示す。
【0109】図15は、製品がASIC(Application
Specific Integrated Circuit)の場合のビジネスユニ
ットスタンダードモデルの例である。顧客が一品毎に詳
細な仕様決定を行う、カスタム製品故に、受注判断がキ
ーとなる。
【0110】(イ)まず、ステップS261において、
顧客と引合が行われ、ステップS262において、AS
IC製品の商品企画が行われる。更にステップS263
において、商品企画検討会で話し合いがなされ、仕様が
検討される。
【0111】(ロ)一方、ステップS264において、
製造企業内で開発計画が策定され、ステップS265に
おいて、事業性判断が行われる。これらステップS26
1乃至ステップS265は、それぞれ干渉しあって、判
断される。
【0112】(ハ)次に、ステップS266において仕
様が決定される。この仕様に基づいて、ステップS26
7において、承認者が次の論理設計を行うか否か、承認
を行う。承認NGの場合は、再び、ステップS262の
商品企画或いはステップS264の開発計画策定におい
て、見直しを行う。
【0113】(ニ)ステップS267において承認OK
の場合は、ステップS268において、論理設計、ステ
ップS269において配線設計を行う。
【0114】(ホ)ステップS268及びステップS2
69で行われた設計に基づいて、ステップS270にお
いて、承認者が、次のシミュレーション・試作を行うか
否か、承認を行う。承認NGの場合は、再びステップS
268の論理設計或いはステップS269の配線設計に
おいて、見直しを行う。
【0115】(ヘ)ステップS270において承認OK
の場合は、ステップS271において、シミュレーショ
ン・試作を行い、それについてステップS272におい
て評価を行う。
【0116】(ト)ステップS272で行われた評価に
基づいて、ステップS273において、承認者が量産を
行うか否か、承認を行う。承認NGの場合は、再びステ
ップS271において、シミュレーション・試作の見直
しを行う。承認OKの場合は、工場に量産の指示を出
す。
【0117】図16は、図15のステップS267にお
けるP1ゲート承認要素参照手段16gのフローチャー
トである。
【0118】(イ)まず、ステップS341において、
製品データベース17の仕様情報17aを参照して設計
の仕様を検証する。更に、ステップS342において、
機能検証データベース9を参照して、ASIC製品の製
造仕様の検証を行う。
【0119】(ロ)更に、ステップS343において、
信頼性判定手段16kによって、現在の仕様で製造され
るASIC製品の信頼性を判定する。
【0120】(ハ)更に、ステップS344において、
NRE(ASICベンダーに支払う開発費:Non-Recurr
ing Express)及びTOV(製造原価:Turn Out of Val
ue)の問い合わせを行う。
【0121】(ニ)更に、ステップS345において、
業務管理データベース19を参照して、スケジュールの
検証を行う。
【0122】(ホ)更に、ステップS346において、
ナレッジデータベース18等を参照して、採算性のチェ
ックを行う。
【0123】図17は、製品がCISCROM(Comple
x Instruction Set Computer ReadOnly Memory)の場合
のビジネスユニットスタンダードモデルの例である。既
存のROM回路の組み合わせで顧客仕様を実現するタイ
プの製品につき、短時間でのM1、P1判断への並列処
理がキーとなる。
【0124】(イ)まず、ステップS301において、
顧客と引合が行われ、ステップS302において、CI
SC或いはROM製品の商品企画が行われる。更にステ
ップS303において、商品企画検討会で話し合いがな
され、仕様が検討される。
【0125】(ロ)一方、ステップS304において、
客先担当者が顧客との引合で仕入れた情報を入力し、ス
テップS305において、仕様が仮決定される。ステッ
プS306において、承認者が、ステップS305にお
いて仮決定された仕様に対する可否判断をする。仕様が
承認NGの場合は、ステップS304に戻り、仕様を検
討し、客先担当者が新しい仕様を入力する。
【0126】(ハ)次に、ステップS307において、
顧客が希望納期、使用分野等の使用状況の詳細情報を入
力し、ステップS308において、最終仕様がフィック
スされる。
【0127】(ニ)ステップS308においてフィック
スされた仕様を、ステップS309において、承認者が
承認するか否かを判断する。仕様が承認NGの場合は、
ステップS307において、再び顧客が、希望納期、使
用分野等の使用状況の詳細情報を入力する。
【0128】(ホ)ステップS309において承認者が
承認OKした場合は、ステップS310において、RO
Mを登録し、更にステップS311において、Data
を確認する。
【0129】(ヘ)ステップS311において確認され
たDataについて、ステップS312において、承認
者が可否判断する。仕様が承認NGの場合は、ステップ
S310において、再びROMの登録を行う。
【0130】(ト)ステップS312において承認者が
承認した場合は、ステップS313において試作を行い
を作成したES(Engineer Sample:機能確認用のサン
プル)にて、機能評価を行う。
【0131】(チ)ステップS314におけるES機能
評価結果を受けて、ステップS315において、承認者
が可否判断する。ESが承認NGの場合は、ステップS
313に戻り、再度試作を行う。承認者が承認OKをし
た場合は、工場に量産の指示を出す。
【0132】図18は、図17のステップS306にお
けるP1ゲート承認要素参照手段16gのフローチャー
トである。
【0133】(イ)まず、ステップS381において、
TOVの問い合わせを行い、ステップS382におい
て、採算性のチェックを行う。
【0134】(ロ)更に、製品データベース17の仕様
情報17aを参照して、ステップS383において製造
仕様の検証、ステップS384において使用条件の確認
を行う。
【0135】(ハ)更に、ステップS385において、
信頼性判定手段16kによって、現在の仕様で製造され
るCISC或いはROM製品の信頼性を判定する。
【0136】(ニ)更に、ステップS386において、
業務管理データベース19を参照して、スケジュールの
検証を行う。
【0137】本発明の第1の実施の形態によれば、承認
者の組織的定義、判断のタイミングと頻度、判断対象と
なる項目、判断の方法に関して、フルスペックモデルを
カンパニースタンダードモデル(製造企業内統一ルー
ル)として定義する。又、製品開発のマネジメントモデ
ルを、製品開発と、要素技術開発に階層化、モデル化
し、要素技術に関しては更に階層化を行い、各専門組織
のオーナシップに基づき定められた環境の元、常に最新
の情報が均一に得ることが出来る。更に、開発する製品
群の特性毎に、不要な判断内容を引き算する形で、判断
モデルを組織のビジネス区分毎に定義し、然るべき部門
に承認を受けた後に、ビジネスユニットスタンダードモ
デル(製品区分における統一ルール)として定義する。
更に、全製品開発業務及び要素技術業務をカバーする共
通のプラットフォーム(組織と、運用と、製品開発フロ
ーの定義と、コンピュータ上の各種ツールと、共通の各
種データベースの関連と配置を定義したITシステム)
を実装する。更に、市場変化、技術動向、企業戦略、グ
ローバルスタンダード変遷、問題発生/解決ナレッジ、
リソース管理手法など各要素を取り込んだ形で常に見直
しを行い、リアルタイムモデル改善、実行を行う。更
に、製品毎の開発スタートから、終了までの全行程をマ
クロな視点で責任を持って関しする立場の承認者を定義
し、承認者に最適な報告及び判断サポートを行う。
【0138】本発明の第1の実施の形態によれば、複数
の判断に必要な要素情報をデータベース上で一元管理
し、システムによって最適な報告、判断請求を行うこと
で、最適かつ最速の判断を行うことが出来る。
【0139】又、各企業活動要素毎に分散した組織に一
定スペックの情報の提供及び方法に関するルールを定義
し、システムでサポートすることで最新かつ一定品質の
情報提供を確保する。
【0140】又、製品開発モデルに基づき、開発スター
トの段階で、判断に必要な要素技術情報を各専門組織よ
り収集し、リンクすることで、将来的な問題発生予測
(要素技術開発スケジュールを含む)など的確な開発計
画を策定することが出来る。
【0141】又、製品開発スタート時より、全開発工程
において責任を持って管理する承認者を設定すること
で、マクロな視点での製品開発状況観察(問題発生予
測、リソース管理、要素技術開発スケジュールとの整合
など)と、承認者への最適報告、判断サポートを行うこ
とが出来る。
【0142】又、承認者に、判断に有益な担当者情報
(例えば、客先感触などセンシティブな営業最新情報や
リアルタイムな技術開発状況、法改正の動向など)を効
率的かつ確実に提供することで、最適かつ最速の判断を
行うことが出来る。
【0143】又、階層化された情報、判断モデルによ
り、各専門組織でのモチベーション、オーナ意識を高
め、適切な権限委譲を行うと同時に、担当者の提案、判
断などを重要情報として収集し、提供することで、判断
の質を更に向上する。
【0144】又、企業全体の前回初アイテムと、全リソ
ースを一元管理し、更に企業として合理性のある開発へ
の優先順位付けを行うことで、最適かつ最速の判断を行
うことが出来る。
【0145】又、顧客から見れば、供給されるサービ
ス、製品品質、コストの妥当性、スピード等の面で、常
に均一の性能が保証され、充分な信頼性が得られると判
断することが出来る。
【0146】(第2の実施の形態) (IQS判定サーバ)本発明の第2の実施の形態に係る
製品信頼性判定システムの一実施例について説明する。
【0147】IQS判定とは、製品データベース17及
び製品ナレッジデータベース27を参照して、製造後の
製品を製造過程毎に想定して、その製品が所定の条件を
満たすか否かを判定することである。
【0148】図19は、本発明の第2の実施の形態に係
る製品信頼性判定システムにおけるIQS判定サーバ2
0の詳細を示す機能ブロック図である。ここに示したI
QS判定サーバ20は、図1におけるIQS判定サーバ
20である。IQS判定サーバ20は、入力装置21、
出力装置22、入出力装置23、通信制御装置24、一
時記憶装置25、IQS判定サーバ処理記憶装置26、
製品ナレッジデータベース27、判定基準データベース
28により構成されている。入力装置21は、キーボー
ド、マウスなどにより、出力装置22は、液晶ディスプ
レイ、CRTディスプレイなどの表示装置、インクジェ
ットプリンタ、レーザープリンタなどの印刷装置等によ
り構成される。入出力装置23は、外部装置とのインタ
ーフェースで、ここで外部装置とは、CD−ROM、M
O、ZIPなどの記憶装置等である。通信制御装置24
は、社内LANに接続するためのインターフェースとな
るものである。一時記憶装置25は、ROM及びRAM
が組み込まれている。ROMはIQS判定サーバ処理制
御装置26において実行されるプログラムを格納してい
るプログラムメモリ等として機能し、RAMはIQS判
定サーバ処理制御装置26におけるプログラム実行処理
中に利用されるデータ等を格納したり、作業領域として
利用されるデータメモリ等として機能する。製品ナレッ
ジデータベース27は、既存の技術情報が保存されてい
るデータベースで、判定基準データベース28は、信頼
性の判定基準を保存しているデータベースである。IQ
S判定サーバ処理制御装置26は、製品ナレッジデータ
ベース登録手段26a、IQS判定手段26b、判定基
準データベース更新手段26c等からなる中央処理制御
装置である。製品ナレッジデータベース登録手段26a
は、技術者端末42から、既製造製品の認定された実績
・仕様・使用条件等を製品ナレッジデータベース27へ
の登録を受け付ける手段である。IQS判定手段26b
は、客先担当者端末41、技術者端末42、承認者端末
43等からIQS判定の依頼があった場合に、製品ナレ
ッジデータベース27、製品データベース17、及び判
定基準データベース28を参照して、IQS判定を行う
手段である。IQS判定手段26bは、既に製造された
工程で確定された特性について製品データベース17の
製品検証結果17bを参照した上で、これから製造する
工程で製造する製品の仕様に基づいた特性を予測し、最
終的に製造される製品の信頼性を判定する。判定基準デ
ータベース更新手段26cは、判定基準データベース2
8に記録されている判定の基準を更新する手段である。
【0149】図20は、IQS判定サーバ20の具体的
な入出力・判定方法の概略図である。例えば、客先担当
者端末41から製品発注情報がIQS判定サーバ20に
入力されると、IQS判定サーバ20は、製品ナレッジ
データベース27を参照し、IQS結果を得る。このI
QS結果はIQS判定結果として、客先担当者端末41
に出力される。この時に、最終的なIQS判定結果及び
詳細な判定結果等が表示される。
【0150】(半導体製品の技術認定及び要素技術認
定)ここで、製造製品の一例として、半導体製品を用い
て説明する。技術者端末42等から、製品ナレッジデー
タベース27に、既製造製品の認定された実績・仕様・
使用条件等の登録を行う。
【0151】図21は、半導体製品の信頼性製造工程毎
に行われる信頼性判定及び要素技術を説明する図であ
る。半導体製品の信頼性は、製品仕様及びそのほかの個
別事項、製造ライン、回路設計、パッケージ、ウェーハ
プロセスの製造工程の技術により評価される。即ち、半
導体製品の技術認定は、QFA(アセンブリ技術認定:
Qualification For Assembly Process Technology)、
QFW(ウェーハプロセス技術認定:Qualification Fo
r Wafer Process Technology)、QFC(回路設計認
定:Qualification For the macro-Cell)により構成さ
れる。QFAはアセンブリ工程の技術、QFWはウェー
ハプロセスの技術、QFCは回路設計工程の技術をそれ
ぞれ認定するものである。一方、製造ラインの認定は、
QFL(ライン認定:Qualification For the Line)で
ある。又、要素技術は、QFM(部品材料認定:Qualif
ication For the Material)及びQFE(製造装置認
定:Qualification For the Equipment)により構成さ
れる。QFM及びQFEが認定された後でQFA及びQ
FWが認定されることが好ましい。QFA、QFW、Q
FC及びQFLが認定されると、QFP(製品認定:Qu
alification For the Product)を得ることが出来る。
この様に認定された技術が、製品ナレッジデータベース
登録手段26aにより。基幹技術及び要素技術のデータ
が登録された各データベースに登録される。
【0152】図22は、製品認定における、各製造工程
の技術認定及び要素技術認定の関係を示した図である。
製品認定は、第1層の製品認定51、第2層の基幹技術
認定、第3層の要素技術認定により構成される。要素技
術認定53は、QFM53a及びQFE53bにより構
成される。これらが認定された後、基幹技術認定のQF
A52a及びQFW52bの認定が行われる。或いは、
これらが認定される前提で、基幹技術認定のQFA52
a及びQFW52bの認定が行われても良い。又、QF
Cは、QFDM(Qualification For Design Methodolo
gy:設計手法決定)と相互関係がある。基幹技術認定の
QFA52a、QFW52b、QFC52cが認定され
ると、製品認定51における技術認定51aが行われ
る。技術認定51a及びQFL52eを参照して、QF
P51bを得ることが出来る。
【0153】ここでは、第1層乃至第3層を備える製品
認定を説明したが、第3層の認定項目を更に細分化し、
第4層、第5層と重ねても良い。但し、下層の認定項目
が認定された上で、その一つ上の層の認定項目が認定さ
れるのが好ましい。又、半導体製品の製品認定について
説明したが、勿論他の製品についても同様の方法が適用
可能である。
【0154】(製品ナレッジデータベース)図23に示
すように、製品ナレッジデータベース27には、製造工
程、製造装置及び部品材料についての信頼性ナレッジが
蓄積されている。製品ナレッジデータベース27は、Q
FAデータベース27a、QFWデータベース27b、
QFCデータベース27c、QFLデータベース27
d、QFEデータベース27e及び27g、QFMデー
タベース27f及び27hにより構成されている。図2
3の製品ナレッジデータベース27においては、基幹技
術であるQFAデータベース27a、QFWデータベー
ス27b、QFCデータベース27c、QFLデータベ
ース27dと、基幹技術の要素技術であるQFEデータ
ベース27e及び27g、QFMデータベース27f及
び27hという構成しているが、要素技術を更に階層化
した第2の要素技術のデータベースがあっても良い。更
に、階層化を行い、第3の要素技術のデータベース、第
4の要素技術のデータベース・・・という構成にしても
良い。
【0155】製品ナレッジデータベース27は、製品に
関するあらゆる情報が蓄積されている。この情報の中に
は、障害が発生した製品名やその条件も登録されてい
る。従って、製造しようとする製品の条件を製品ナレッ
ジデータベース27で検索して、検索結果が0件だった
場合は、該当条件で障害が発生していないことも分か
る。
【0156】各データベースに登録されるデータは、製
品の仕様、製品を使用するための条件(保証条件)、製
品の製造条件等のデータが登録される。具体的には、以
下のようなデータ項目が登録されている。
【0157】QFAデータベース27aにおいては、パ
ッケージ名称、ピン数、樹脂、保証温度等の各データが
記録されている。
【0158】QFWデータベース27bにおいては、プ
ロセス種別、メタル層条件、酸化膜厚等の各データが記
録されている。
【0159】QFCデータベース27cにおいては、機
能ブロック回路ラインナップ、保証周波数等の各データ
が記録されている。
【0160】QFLデータベース27dにおいては、ラ
イン、使用条件等の各データが記録されている。又、製
品の試作した結果をラインの情報として、QFLデータ
ベース27dに登録し、認定要素に加えても良い。
【0161】QFEデータベース27e及び27gにお
いては、製造装置、使用条件等の各データが記録されて
いる。
【0162】QFMデータベース27f及び27hにお
いては、ワイヤー、酸化膜材、ウェハー名称等の各デー
タが記録されている。
【0163】QFAデータベース27a、QFWデータ
ベース27b、QFCデータベース27c、QFLデー
タベース27d、QFEデータベース27e及び27
g、QFMデータベース27f及び27hのデータ構造
を、コンピュータ読取可能な記憶媒体に保存しておいて
も良い。この記憶媒体をコンピュータシステムによって
読み込ませ、図14に示した一時記憶装置25に格納
し、このデータ構造をIQS判定サーバ処理制御装置2
6で実行しても良い。ここで、記憶媒体とは、例えば磁
気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ
などのプログラムを記録することが出来るような媒体な
どが含まれる。コンピュータの外部メモリ装置も、ここ
で言う記録媒体に含まれる。
【0164】(IQS判定手段によるIQS判定方法)
次に、図23を用いてIQS判定手段26bの判定順序
を説明する。IQS判定手段26bは、製品ナレッジデ
ータベース27及び製品データベース17を参照して、
信頼性判定を行い、QFP結果を得るものである。
【0165】(イ)まず、図23に示すステップS50
1において客先担当者端末41から製品発注情報が入力
されると、IQS判定手段26bは製品ナレッジデータ
ベース27を参照する。
【0166】(ロ)次に、ステップS502において信
頼性データベースを参照する。そこで、ステップS50
3においてQFAデータベース27aを参照し、更に、
QFEデータベース27e及びQFMデータベース27
fを参照する。これにより、QFA判定結果を得る。次
に、ステップS504においてQFWデータベース27
bを参照し、更にQFEデータベース27g及びQFM
データベース27hを参照する。これにより、QFW判
定結果を得る。次に、ステップS505においてQFC
データベース27cを参照し、QFC判定結果を得る。
次に、ステップS506においてQFLデータベース2
7dを参照し、QFL判定結果を得る。このようにQF
Sの判定結果を取得し、ステップS507において、Q
FP結果を格納する。
【0167】(ニ)ステップS508において、ステッ
プS507で得られたQFS結果を、客先担当者端末4
1にIQS判定結果として返す。IQS判定結果は、
「OK」或いは「NG」のどちらかの結果であるが、
「NG」の場合は、どの判定項目が「NG」だったの
か、判定の詳細を知ることも出来る。
【0168】ここでは、客先担当者端末41がIQS判
定を依頼した場合の判定順序を説明したが、技術者端末
42、承認者端末43等からIQS判定を依頼した場合
の判定順序も同様である。
【0169】図24は、IQS判定手段26bによるQ
FA判定のフローチャートである。図24に示す各ステ
ップでパラメータをキー値として検索し、対象レコード
の絞り込みを行う。対象レコード数が0件になった場
合、検索したパラメータでの製造実績がないので、その
判定結果を出す。
【0170】(イ)まず、ステップS601において、
入力項目のパラメータチェックを行う。QFA判定で必
要な入力項目は、パッケージ名称、実装方法、使用頻
度、パッド選択、実装温度条件、予想耐用年数、保証期
間、客先ベーク要否、チップサイズ(X,Y)、アセン
ブリライン、TjAve(平均ジャンクション温度)、
ICが動作上、保証する最高温度、最大周囲温度であ
る。パラメータの入力が適正でない場合、結果を「個別
判定(パラメータ不足)」として終了する。
【0171】(ロ)次にステップS602において、ア
センブリラインによるデータベースのレコードの絞り込
みを行う。アセンブリラインが不問の場合は、全てのア
センブリラインについて調査を行う。
【0172】(ハ)ステップS603において、対象テ
ーブルにおいて、パッケージ名称でレコードの絞り込み
を行う。対象レコード数が0件の場合、結果を「未AT
PKG」として終了する。
【0173】(ニ)ステップS604において、更にパ
ッケージ寿命で絞り込みを行う。対象レコード数が0件
の場合、結果を「未ATPKG寿命」として終了する。
【0174】(ホ)ステップS605において、パッド
判断で絞り込みを行う。対象レコード数が0件の場合、
結果を「未ATパッド選択」として終了する。
【0175】(ヘ)ステップS606において、PI
(ポリイミド使用有無)を決定する。
【0176】(ト)ステップS607において、チップ
サイズで絞り込みを行う。対象レコード数が0件の場
合、結果を「未ATチップサイズ」として終了する。
【0177】(チ)ステップS608において、実装方
法で絞り込みを行う。実装方法が、局部加熱、TCP
(テープキャリアパッケージング)、ソケットのいずれ
かの場合、結果を「合格」として終了する。
【0178】(リ)ステップS609において、ステッ
プS607の絞り込みレコードから、ベーク判断で絞り
込みを行う。対象レコード数が0件の場合、結果を「未
AT実装条件」として終了する。
【0179】(リ)ステップS610において、更に実
装方法で絞り込みを行う。指定した実装方法で実績があ
る場合、結果を「未AT実装方法」として終了する。
【0180】(ヌ)ステップS611において、実装温
度で絞り込みを行う。対象レコード数が0件の場合、結
果を「未AT実装温度」として終了する。
【0181】(ル)ステップS612において、保証期
間で絞り込みを行う。対象レコード数が0件の場合、結
果を「未AT保証期間」として終了する。
【0182】(ヲ)ステップS612で絞り込んだ結
果、対象レコード数が0件で内場合は、ステップS61
3において、結果を「合格」として終了する。更に、ス
テップS614において、総合判断を行い、QFA判定
を終了する。
【0183】本発明の第2の実施の形態によれば、過去
の製品開発における判断と結果の相関、判断に至った経
緯等をナレッジとしてデータベースに蓄積し、共有、提
供するモデルとリンクすることで、過去の製品開発情報
を有効に活用することが出来る。
【0184】又、それぞれの製造過程毎に信頼性が判断
されるので、信頼性に影響を及ぼす工程、装置及び部品
材料を容易に検出することが出来る。
【0185】又、過去に発生したトラブルを繰り返すこ
とを防ぐことが出来る。
【0186】(その他の実施の形態)上記のように、本
発明は第1及び第2の実施の形態によって記載したが、
この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定す
るものであると理解すべきではない。この開示から当業
者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明
らかとなろう。
【0187】本発明の第1及び第2の実施の形態におい
ては、半導体製品の製品開発について説明したが、その
他の製品についても適用が可能である。又、製品開発に
限らず、ソフトウェアの開発、サービス提供などにも適
用が可能である。適用されるビジネスによって、データ
ベースの項目等が異なるのは勿論である。
【0188】又、本発明の第1及び第2の実施の形態に
おいては、管理サーバ、IQS判定サーバ、ゲートウェ
イサーバと3つのサーバに分割して機能を分担したが、
同一のサーバで同様の機能を実現しても良い。逆に、例
えば、管理サーバで実現されている機能を複数のサーバ
に分割しても良い。本発明で実現される機能と同様であ
れば、いかなるサーバの構成でも構わない。
【0189】又、個々のデータベースは、独立して記憶
装置を持つことなく、一つの大規模な記憶装置に構造的
に構成されていても良い。具体的には、例えば一つのデ
ータベースにおいて、複数のテーブルを備えても良いる
ことにより、同様の機能を実現しても構わない。
【0190】この様な、本発明はここでは記載していな
い様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従っ
て、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請
求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるも
のである。
【0191】
【発明の効果】本発明によれば、複数の判断に必要な要
素情報をデータベース上で一元管理し、常に最新の情報
が蓄積されたデータベースを用いて最適かつ最速の判断
を行い、一定品質の情報を提供出来る製品開発マネジメ
ントシステム及び製品開発マネジメント方法を提供する
ことが出来る。
【0192】又、本発明によれば、過去に開発された製
品の仕様、特性及び信頼性をナレッジとして蓄積し、新
規開発製品の特性や信頼性を開発の早い段階で判定する
製品信頼性判定システム及び製品信頼性判定方法を提供
することでが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る製品開発マネジメント
システムのシステム構成図である。
【図2】本発明の製品開発マネジメントシステムにおけ
る、取引の段階と開発の段階の関係を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係る製品開発マネジメント
システムにおける各サーバ、端末の関係を示した図であ
る。
【図4】第1の実施の形態に係る製品開発マネジメント
システムの機能を達成する管理サーバの機能ブロック図
である。
【図5】第1の実施の形態に係る製品データベースの具
体的なデータ項目を示した図である。
【図6】第1の実施の形態に係る検証機能データベース
の具体的なデータ項目を示した図である。
【図7】第1の実施の形態に係るナレッジデータベース
の具体的なデータ項目を示した図である。
【図8】第1の実施の形態に係る業務管理データベース
の具体的なデータ項目を示した図である。
【図9】第1の実施の形態に係るカンパニースタンダー
ドモデルの一例を示す図である。
【図10】第1の実施の形態に係るカンパニースタンダ
ードモデルの各ステップで、製品データベース及び機能
検証データベースに登録するデータ項目を示した図であ
る。
【図11】第1の実施の形態に係る管理サーバの承認手
段におけるフローチャートである。
【図12】第1の実施の形態に係る管理サーバのP1ゲ
ート承認要素参照手段の処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】第1の実施の形態に係る管理サーバのP2ゲ
ート承認要素参照手段の処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】第1の実施の形態に係る管理サーバのP3ゲ
ート承認要素参照手段の処理を示すフローチャートであ
る。
【図15】製品がASICの場合のビジネスユニットス
タンダードモデルの例を示す図である。
【図16】製品がASICの場合の、図15のステップ
S267におけるP1ゲート承認要素参照手段のフロー
チャートである。
【図17】製品がCISC或いはROMの場合のビジネ
スユニットスタンダードモデルの例を示す図である。
【図18】製品がCISC或いはROMの場合の、図1
7のステップS306におけるP1ゲートの判定処理フ
ローである。
【図19】第2の実施の形態に係る製品信頼性判定シス
テムにおけるIQS判定サーバ20の詳細を示す機能ブ
ロック図である。
【図20】第2の実施の形態に係るIQS判定サーバの
具体的な入出力・判定方法の概略図である。
【図21】第2の実施の形態に係るIQS判定におい
て、半導体製品の製造工程毎に行われる信頼性判定及び
要素技術を説明する図である。
【図22】第2の実施の形態に係るIQS判定におけ
る、各製造工程の技術認定及び要素技術認定の関係を示
した図である。
【図23】第2の実施の形態に係る製品ナレッジデータ
ベースの構成及びIQS判定手段の判定順序を示す図で
ある。
【図24】第2の実施の形態に係るIQS判定手段によ
るQFA判定のフローチャートである。
【符号の説明】
1 社内LAN 2 インターネット 9 機能検証データベース 9a 回路検証 9b テスター 10 管理サーバ 11、21 入力装置 12、22 出力装置 13、23 入出力装置 14、24 通信制御装置 15、25 一時記憶装置 16 管理サーバ処理制御装置 16a 製品データベース管理手段 16b ナレッジデータベース管理手段 16c 業務管理データベース管理手段 16d 機能検証データベース管理手段 16e 承認手段 16f 承認要素参照手段 16g P1ゲート承認要素参照手段 16h P2ゲート承認要素参照手段 16i P3ゲート承認要素参照手段 16j 開発業務管理手段 16k 信頼性判定手段 16l 承認者承認手段 17、17c、17d、17e、17f 製品データベ
ース 17a 仕様情報 17b 製品検証結果 18 ナレッジデータベース 18a 開発履歴キーワード情報 18b 技術者マップ 18c 外部一般情報 19 業務管理データベース 19a リソース割り当て情報 19b 進捗管理情報 20 IQS判定サーバ 26 IQS判定サーバ処理制御装置 26a 製品ナレッジデータベース登録手段 26b IQS判定手段 26c 判定基準データベース更新手段 27 製品ナレッジデータベース 27a QFAデータベース 27b QFWデータベース 27c QFCデータベース 27d QFLデータベース 27e、27g QFEデータベース 27f、27h QFMデータベース 28 判定基準データベース 30 ゲートウェイサーバ 41 客先担当者端末 42 技術者端末 43 承認者端末 44 客先担当者携帯端末 45 顧客端末 51 製品認定 51a 技術認定 51b QFP 52 基幹技術認定 52a QFA 52b QFW 52c QFC 52d QFDM 52e QFL 53 要素認定 53a QFM 53b QFE
フロントページの続き (72)発明者 川手 啓一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5B046 AA08 JA04 KA05

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受注した製品の情報が登録されている製
    品データベース記憶装置と、 製造実績のある製品の情報が登録されている製品ナレッ
    ジデータベース記憶装置と、 前記製品データベース記憶装置と前記製品ナレッジデー
    タベース記憶装置とを参照して、製造後の製品を想定
    し、前記製品が所定の条件を満たすか否かを判定する判
    定手段具備する中央処理制御装置とを備えることを特徴
    とする製品開発マネジメントシステム。
  2. 【請求項2】 前記製品データベース記憶装置及び前記
    製品ナレッジデータベース記憶装置は、同一の記憶装置
    に記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の製
    品開発マネジメントシステム。
  3. 【請求項3】 前記製品データベース記憶装置は、前記
    受注した製品の仕様情報と、前記受注した製品の製造工
    程で得られる検証結果が記憶されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の製品開発マネジメントシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記製品データベース記憶装置は、製造
    工程に従って逐次情報が更新されることを特徴とする請
    求項1乃至3いずれか1項に記載の製品開発マネジメン
    トシステム。
  5. 【請求項5】 前記中央処理制御装置は、前記製品デー
    タベース記憶装置と、前記信頼性判定手段で得られた前
    記受注した製品の信頼性とを参照し、前記受注した製品
    の次の工程への移行を承認する承認手段を更に処理する
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の
    製品開発マネジメントシステム。
  6. 【請求項6】 前記製品データベース記憶装置に記憶さ
    れた前記受注した製品の情報に対応して作成された、機
    能検証情報が登録されている機能検証データベース記憶
    装置を更に備え、 前記承認手段は、前記機能検証データベース記憶装置を
    更に参照することを特徴とする請求項4又は5に記載の
    製品開発マネジメントシステム。
  7. 【請求項7】 前記承認手段は、シミュレーションを行
    うことを承認するシミュレーション工程承認手段と、試
    作を行うことを承認する試作工程承認手段のいずれか一
    つ以上の手段を備えることを特徴とする請求項4乃至6
    いずれか1項に記載の製品開発マネジメントシステム。
  8. 【請求項8】 前記承認手段は、前記受注した製品の設
    計を行うことを承認する設計工程承認手段と、前記受注
    した製品の量産を行うことを承認する量産工程承認手段
    のいずれか1つ以上の手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項4乃至7いずれか1項に記載の製品開発マネジ
    メントシステム。
  9. 【請求項9】 前記中央処理制御装置は、前記製造実績
    のある製品の情報を、前記製品ナレッジデータベース記
    憶装置に登録する製品ナレッジデータベース登録手段を
    更に処理することを特徴とする請求項1乃至8いずれか
    1項に記載の製品開発マネジメントシステム。
  10. 【請求項10】 受注した製品の情報を製品データベー
    ス記憶装置に登録する受注製品情報登録ステップと、 前記受注した製品の各製造工程における検証結果を、前
    記製品データベース記憶装置に更に登録する検証結果登
    録ステップと、 前記製品データベース記憶装置と製造実績のある製品の
    情報が登録されている製品ナレッジデータベース記憶装
    置とを参照して、製造後の製品を想定し、前記製品が所
    定の条件を満たすか否かを判定する判定ステップとを備
    えることを特徴とする製品開発マネジメント方法。
  11. 【請求項11】 前記製品データベース記憶装置と前記
    製品ナレッジデータベース記憶装置とを参照して、量産
    後の前記受注した製品の信頼性を判定し、次の工程への
    移行の承認を行う工程承認ステップを更に備えることを
    特徴とする請求項10に記載の製品開発マネジメント方
    法。
  12. 【請求項12】 前記工程承認ステップは、前記受注し
    た製品のシミュレーション工程の承認を行うシミュレー
    ション工程承認ステップと、前記受注した製品の試作工
    程の承認を行う試作工程承認ステップのいずれか一つ以
    上のステップを備えることを特徴とする請求項10又は
    11に記載の製品開発マネジメント方法。
  13. 【請求項13】 前記工程承認ステップは、前記受注し
    た製品の設計工程の承認を行う設計工程承認ステップ
    と、前記受注した製品の量産工程の承認を行う量産工程
    承認ステップのいずれか一つ以上のステップを更に備え
    ることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項
    に記載の製品開発マネジメント方法。
  14. 【請求項14】 前記工程承認ステップは、前記製品デ
    ータベース記憶装置に登録された前記受注した製品の情
    報に対応して作成された、機能検証情報が登録されてい
    る機能検証データベース記憶装置を更に参照することを
    特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の
    製品開発マネジメント方法。
  15. 【請求項15】 受注した製品の情報を、製品データベ
    ース記憶装置に登録する受注製品情報登録ステップと、 前記受注した製品の情報が登録された前記製品データベ
    ース記憶装置と、製造実績のある製品の情報が記憶され
    ている製品ナレッジデータベース記憶装置とを参照し
    て、量産後の前記受注した製品を想定し、前記受注した
    製品の信頼性を判定する第1の信頼性判定ステップと、 前記第1の信頼性判定ステップで得られた前記受注した
    製品の信頼性を参照して、前記受注した製品の設計工程
    の承認を行う設計工程承認ステップと、 前記設計工程の承認を受けて前記受注した製品の設計工
    程を行い、前記設計工程の検証結果を前記製品データベ
    ース記憶装置に更に登録する設計工程検証結果登録ステ
    ップと、 前記設計工程の検証結果が更に登録された前記製品デー
    タベース記憶装置と、前記製品ナレッジデータベース記
    憶装置とを参照して、量産後の前記受注した製品を想定
    し、前記受注した製品の信頼性を判定する第2の信頼性
    判定ステップと、 前記第2の信頼性判定ステップで得られた前記受注した
    製品の信頼性を参照して、前記受注した製品の量産工程
    を承認する量産工程承認ステップとを備えることを特徴
    とする製品開発マネジメント方法。
  16. 【請求項16】 前記設計工程承認ステップにおいて
    は、更に、前記受注した製品の情報に基づいて作成され
    た検証機能情報を検証し、 前記量産工程承認ステップにおいては、更に、前記設計
    工程の検証結果が前記検証機能情報に基づいて検証され
    たことを確認することを特徴とする請求項15に記載の
    製品開発マネジメント方法。
  17. 【請求項17】 受注した製品の情報を、製品データベ
    ース記憶装置に登録する受注製品情報登録ステップと、 前記受注した製品の情報が登録された前記製品データベ
    ース記憶装置と、製造実績のある製品の情報が記憶され
    ている製品ナレッジデータベース記憶装置とを参照し
    て、量産後の前記受注した製品を想定し、前記受注した
    製品の信頼性を判定する第1の信頼性判定ステップと、 前記第1の信頼性判定ステップで得られた前記受注した
    製品の信頼性を参照して、前記受注した製品の設計工程
    の承認を行う設計工程承認ステップと、 前記設計工程の承認を受けて前記受注した製品の設計工
    程を行い、前記設計工程の検証結果を前記製品データベ
    ースに更に登録する設計工程検証結果登録ステップと、 前記設計工程の検証結果が更に登録された前記製品デー
    タベース記憶装置と、前記製品ナレッジデータベース記
    憶装置とを参照して、量産後の前記受注した製品を想定
    し、前記受注した製品の信頼性を判定する第2の信頼性
    判定ステップと、 前記第2の信頼性判定ステップで得られた前記受注した
    製品の信頼性を参照して、前記受注した製品のシミュレ
    ーション工程の承認を行うシミュレーション工程承認ス
    テップと、 前記シミュレーション工程の承認を受けて前記受注した
    製品のシミュレーション工程を行い、前記シミュレーシ
    ョン工程の検証結果を前記製品データベースに更に登録
    するシミュレーション工程検証結果登録ステップと、 前記シミュレーション工程の検証結果が更に登録された
    前記製品データベース記憶装置と、前記製品ナレッジデ
    ータベース記憶装置とを参照して、量産後の前記受注し
    た製品を想定し、前記受注した製品の信頼性を判定する
    第3の信頼性判定ステップと、 前記第3の信頼性判定ステップで得られた前記受注した
    製品の信頼性を参照して、前記受注した製品の量産工程
    を承認する量産工程承認ステップとを備えることを特徴
    とする製品開発マネジメント方法。
  18. 【請求項18】 前記設計工程承認ステップにおいて
    は、更に、前記受注した製品の情報に基づいて作成され
    た検証機能情報を検証し、 前記シミュレーション工程承認ステップにおいては、更
    に、前記設計工程の検証結果が前記検証機能情報に基づ
    いて検証されたことを確認する前記量産工程承認ステッ
    プにおいては、更に、前記シミュレーション工程の検証
    結果が前記検証機能情報に基づいて検証されたことを確
    認することを特徴とする請求項17に記載の製品開発マ
    ネジメント方法。
  19. 【請求項19】 受注した製品の情報を、製品データベ
    ース記憶装置に登録する受注製品情報登録ステップと、 前記受注した製品の情報が登録された前記製品データベ
    ース記憶装置と、製造実績のある製品の情報が記憶され
    ている製品ナレッジデータベース記憶装置とを参照し
    て、量産後の前記受注した製品を想定し、前記受注した
    製品の信頼性を判定する第1の信頼性判定ステップと、 前記第1の信頼性判定ステップで得られた前記受注した
    製品の信頼性を参照して、前記受注した製品の設計工程
    の承認を行う設計工程承認ステップと、 前記設計工程の承認を受けて前記受注した製品の設計工
    程を行い、前記設計工程の検証結果を前記製品データベ
    ース記憶装置に更に登録する設計工程検証結果登録ステ
    ップと、 前記設計工程の検証結果が更に登録された前記製品デー
    タベース記憶装置と、前記製品ナレッジデータベース記
    憶装置とを参照して、量産後の前記受注した製品を想定
    し、前記受注した製品の信頼性を判定する第2の信頼性
    判定ステップと、 前記第2の信頼性判定ステップで得られた前記受注した
    製品の信頼性を参照して、前記受注した製品のシミュレ
    ーション・試作工程の承認を行うシミュレーション・試
    作工程承認ステップと、 前記シミュレーション・試作工程の承認を受けて前記受
    注した製品のシミュレーション・試作工程を行い、前記
    シミュレーション・試作工程の検証結果を前記製品デー
    タベース記憶装置に更に登録するシミュレーション・試
    作工程検証結果登録ステップと、 前記シミュレーション・試作工程の検証結果が更に登録
    された前記製品データベース記憶装置と、前記製品ナレ
    ッジデータベース記憶装置とを参照して、量産後の前記
    受注した製品を想定し、前記受注した製品の信頼性を判
    定する第3の信頼性判定ステップと、 前記第3の信頼性判定ステップで得られた前記受注した
    製品の信頼性を参照して、前記受注した製品の量産工程
    を承認する量産工程承認ステップとを備えることを特徴
    とする製品開発マネジメント方法。
  20. 【請求項20】 前記設計工程承認ステップにおいて
    は、更に、前記受注した製品の情報に基づいて作成され
    た検証機能情報を検証し、 前記シミュレーション・試作工程承認ステップにおいて
    は、更に、前記設計工程の検証結果が前記検証機能情報
    に基づいて検証されたことを確認する前記量産工程承認
    ステップにおいては、更に、前記シミュレーション・試
    作工程の検証結果が前記検証機能情報に基づいて検証さ
    れたことを確認することを特徴とする請求項19に記載
    の製品開発マネジメント方法。
  21. 【請求項21】 製造工程毎の基幹技術の実績が登録さ
    れた基幹技術認定データベース記憶装置と、 前記基幹技術毎の技術要素の実績が登録された技術要素
    認定データベース記憶装置と、 前記基幹技術認定データベース記憶装置と、前記技術要
    素認定データベース記憶装置とを参照して、製造後の製
    品を想定し、前記製品が所定の条件を満たすか否かの信
    頼性を判定する信頼性判定手段を具備する中央処理制御
    装置とを備えることを特徴とする製品信頼性判定システ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記信頼性判定手段は、前記製造する
    製品の製造実績があった場合は、前記製造実績から信頼
    性を判定し、前記製造後の製品の製造実績がなかった場
    合は、障害が発生していないことを判定することを特徴
    とする請求項21に記載の製品信頼性判定システム。
  23. 【請求項23】 前記信頼性判定手段は、任意の信頼性
    を満たさない判定がなされた場合、前記製造する製品の
    信頼性を悪化させた前記基幹技術及び前記技術要素を特
    定することを特徴とする請求項21又は22に記載の製
    品信頼性判定システム。
  24. 【請求項24】 前記信頼性判定手段は、前記技術要素
    認定データベース記憶装置を参照して前記製造する製品
    の前記技術要素を判定し、次に前記基幹技術認定データ
    ベース記憶装置を参照して前記基幹技術を判定した後、
    前記製品の信頼性を判定することを特徴とする請求項2
    1乃至23いずれか1項に記載の製品信頼性判定システ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記基幹技術に製造ライン技術を含
    み、前記製造する製品を試作した製造ラインの情報も前
    記基幹技術認定データベース記憶装置に登録されること
    を特徴とする請求項21乃至24いずれか1項記載の製
    品信頼性判定システム。
  26. 【請求項26】 基幹技術の実績が登録された基幹技術
    認定データベース記憶装置を参照して、前記基幹技術の
    判定を行う基幹技術判定ステップと、 前記基幹技術毎の技術要素の実績が登録された技術要素
    認定データベース記憶装置を参照して、前記基幹技術毎
    の技術要素の判定を行う技術要素判定ステップと、 前記基幹技術判定ステップで得られた前記基幹技術の判
    定と、前記技術要素判定ステップで得られた前記基幹技
    術毎の技術要素の判定とを受けて、製造後の製品を想定
    し、前記製品が所定の条件を満たすか否かの信頼性を判
    定する信頼性判定ステップとを備えることを特徴とする
    製品信頼性判定方法。
  27. 【請求項27】 前記信頼性判定ステップは、前記製造
    する製品の製造実績があった場合は、前記製造実績から
    信頼性を判定し、前記製造する製品の製造実績がなかっ
    た場合は、障害が発生していないことを判定することを
    特徴とする請求項26に記載の製品信頼性判定方法。
  28. 【請求項28】 前記信頼性判定ステップは、任意の信
    頼性を満たさない判定がなされた場合、前記製造する製
    品の信頼性を悪化させた前記基幹技術及び前記技術要素
    を特定することを特徴とする請求項26又は27に記載
    の製品信頼性判定方法。
  29. 【請求項29】 前記技術要素判定ステップが行われて
    から、前記基幹技術判定ステップが行われることを特徴
    とする請求項26乃至28いずれか1項記載の製品信頼
    性判定方法。
  30. 【請求項30】 前記基幹技術に製造ライン技術を含
    み、前記製造する製品を試作した製造ラインの情報も基
    幹技術認定データベース記憶装置に登録されることを特
    徴とする請求項26乃至29いずれか1項記載の製品信
    頼性判定方法。
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