JP2002318318A - 光導波路およびその光導波路の作製方法、その光導波路を用いた光モジュール - Google Patents

光導波路およびその光導波路の作製方法、その光導波路を用いた光モジュール

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JP2002318318A
JP2002318318A JP2001123504A JP2001123504A JP2002318318A JP 2002318318 A JP2002318318 A JP 2002318318A JP 2001123504 A JP2001123504 A JP 2001123504A JP 2001123504 A JP2001123504 A JP 2001123504A JP 2002318318 A JP2002318318 A JP 2002318318A
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optical waveguide
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clad
waveguide
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Toru Sugiyama
徹 杉山
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟性をもつコアおよびクラッド部分とこれ
らを支持する硬質の外枠部分の位置合わせを確実なもの
にする光導波路を提供する。 【解決手段】 コア部101およびクラッド部102を
柔軟かつ透明な材料で形成し、クラッド部102を凹部
104,105を備えた硬質の材料で形成した外枠部1
03で支持する。クラッド部102および外枠部103
とを同一の型で一体的に作製する。コア部101および
クラッド部102を柔軟かつ透明な材料で形成すること
で、他の光部品と端面同士を傷つくことなく接触するこ
とが可能になる。また、硬質材料で形成する外枠部10
3の凹部104、105は、他の光部品との位置合わせ
を容易する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体レーザ、
光ファイバ等の光部品を低損失で光結合するために必要
な光導波路および光導波路の作製方法、この光導波路を
用いた光部品とを光接続するための光モジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】スポットサイズの等しい半導体レーザや
光ファイバ等の光部品間を低損失で光結合する場合、光
部品から出射される光は一定の広がり角をもっているた
め、光部品間の距離が光軸方向で離れるに従って結合効
率は悪くなる。このため低損失で光結合するには光部品
の端面同士は接触していることが望ましい。しかし光部
品を硬質の材料で形成する場合、接触によって端面を傷
つける恐れがある。
【0003】これを回避する方法として、例えば特許第
3059171号公報がある。ここに記載の内容は、半導体レ
ーザと光導波路を光接続するときに、光導波路をシリコ
ーン樹脂のような柔軟かつ透明な材料で形成すること
で、半導体レーザの端面を傷つけることなく半導体レー
ザと光導波路の端面同士を接触させることを可能とす
る。また、光導波路を基板上に実装することを考慮する
と、光導波路と基板に嵌合用の凹凸部を作製しておけ
ば、凹凸部の嵌合により位置合わせを行った状態で基板
に光導波路の実装を可能とする。
【0004】この場合、光導波路全体が柔軟性をもつと
凹凸部が歪むため、位置合わせに時間を要するばかりか
位置合わせ精度が低下し、実装時の取り扱いが難しくな
る問題があった。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】上記した従来の技術で
は、柔軟性をもつコアおよびクラッド部分の確実な位置
合わせが困難なことから、他の光部品への効率的な光の
伝播が実現することができなかった。
【0006】この発明の第1の目的は、柔軟性をもつコ
アおよびクラッド部分とこれらを支持する硬質の外枠部
分の位置合わせを確実なものにする光導波路およびその
作製方法を提供することにある。
【0007】この発明の第2の目的は、柔軟性をもつコ
アおよびクラッド部分とこれらを支持する硬質の外枠部
分の位置合わせを確実なものにする光導波路と半導体レ
ーザ等の光部品とを組み合わせた光モジュールを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明では、柔軟かつ透明の材料から成るコ
ア部およびクラッド部と、硬質の材料から成り嵌合用の
凹凸部をもつ外枠部から構成する光導波路を作製する際
に型成形を用い、成形用の型は光導波路のクラッド部の
逆型と外枠部の逆型とを含む一体状の型とする。またク
ラッド部の逆型部分にはコア部に相当する凸部を設けて
おく。この型に、まずクラッド用の材料を流し込み硬化
させ、その後に外枠用の材料を流し込み硬化させる。型
からクラッドおよび外枠部を外した後、クラッド部に作
製された凹部にコア用の材料を充填し光導波路を完成す
る。
【0009】外枠部に設けた嵌合用の凹凸部とコア部と
の位置関係は一体状の型を用いて作製しているため一定
である。このため外枠部に設けた凹凸部を用いて光導波
路と他の光部品とを嵌合により実装した際、位置ずれの
発生がなく、低損失で光結合を行うことが可能となる。
【0010】また、コア部およびクラッド部を柔軟かつ
透明な材料で形成することで、他の光部品と端面同士を
傷つくことなく接触することが可能になるとともに、嵌
合用の凹凸部をもつ外枠部を硬質の材料で形成すること
で、嵌合を用いて他の光部品との位置合わせが可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は、この発明の光導波路の一実施の形
態について説明するための斜視図である。図1におい
て、101は光の進行方向をテーパ状に形成したコア
部、102はコア部101の側面と下面に対向配置した
クラッド部、103はクラッド部102を支持する外枠
部を示し、この外枠部103にはその上面に位置決め用
の凹部104、105を形成する。
【0013】ここで、コア部101とクラッド部102
は柔軟かつ透明な材料で形成することで、図示しない半
導体レーザ、光ファイバなどの光部品と図1に示す光導
波路と光結合するとき、光部品と光導波路の端面同士が
接触しても光部品の端面を傷つける恐れがない。また、
接触することで低損失の光結合を実現することができ
る。一方、外枠部103は硬質の材料で形成することで
凹部104、105は歪むことはない。この凹部10
4、105を用いた嵌合により他の光部品との位置合わ
せを行うことで、高精度かつ簡易に実装することが可能
となる。
【0014】次に、図2および図3を用いて図1の光導
波路の作製方法について説明する。図2において、20
1〜205は成形用の型を示す。型201はクラッド部
102と外枠部103の形状に従い、それぞれの逆型に
なるように形成する。すなわち、基台201aの中央部
に凹部201bを形成し、その底部に幅がテーパ状に形
成された凸部201cを形成する。凹部201bの両側
には凸部201d,201eをそれぞれ形成する。型2
02〜205は、型201の側面と結合して囲むととも
に、成形のための材料を流し込むための囲み部201f
を得るための枠である。
【0015】図2のA方向での断面を示す図3(a)〜
(e)を用い光導波路の作製手順について説明する。
【0016】図3において、まず(a)型を用意する。
(b)において型にクラッド材を流し込み硬化させクラ
ッド部102を作製する。クラッド材としては硬化後
に、柔軟性と光透過性を有する例えばシリコーン樹脂を
用いる。クラッド材の滴下量は、型201の凸部201
c以上の厚みをもち、かつ凹部201bを溢れない程度
の量を滴下すれば良く、高精度な滴下量の制御は必要な
い。硬化方法はクラッド材が熱硬化タイプの場合には加
熱を行い、紫外線硬化タイプの場合には紫外線を照射し
硬化を行えば良い。
【0017】次に、(c)において硬化されたクラッド
部102の上から外枠材を流し込み硬化し外枠部103
を形成する。外枠部103の材料としては、硬化後に硬
質性を有するものであれば良く光透過性は必要ない。例
えば、プラスチックや金属材料がある。外枠材の滴下量
は、外枠部103全体が一定の厚み以上をもてば良く、
高精度な滴下量の制御は必要ない。
【0018】(d)においてクラッド部102と外枠部
103を型から外した後、(e)クラッド部102に形
成された凹部301にコア材を充填、硬化してコア部1
01を形成し、光導波路を完成する。
【0019】コア材には硬化後、柔軟性をもち、かつ光
透過性をもつ材料を選択すれば良い。例えばシリコーン
樹脂がある。また光導波路として機能するためにコア材
の屈折率はクラッド材の屈折率よりも高くする必要があ
る。コア材の充填方法は、滴下量を高精度に制御できる
のであれば滴下で行っても良いし、クラッド部102上
に蓋をして毛細管現象を利用して充填しても良い。
【0020】以上述べたように、一つの型で光導波路の
クラッド部と外枠部が形成されるので、型さえ高精度に
作製すれば、コア部と外枠部に設けた嵌合用の凹部が位
置ずれを起こすことはなく、凹凸部の嵌合を用いて他の
光部品間と実装することで、低損失で光結合を行うこと
が可能となる。
【0021】また、図2において型201は1つから構
成されているが、型201の作製が困難な場合には複数
のブロックの組み合わせにより型201を構成しても良
い。型201の作製が可能でも型201からクラッド部
102および外枠部103を外すのが困難な場合には、
複数のブロックの組み合わせにより型201を構成して
も良い。ただし、ブロックを組み合わせる際に位置ずれ
が生じる恐れがあるので、1つの型から構成するのが望
ましい。
【0022】また、図3(d)において型から外す際、
クラッド部102と外枠部103が剥がれてしまう場合
には、図4のように予めクラッド部102と外枠部10
3間を固定する止め具401,402を埋め込んで作製
する。これにより光導波路を型から外す際、クラッド部
102と外枠部103が剥がれるのを防止することがで
きる。なお、止め具401,402は光の伝播に影響を
与えないようにコア部101から一定以上離れた位置に
配置する。
【0023】図5は、図1の光導波路を用いて構成した
この発明の光モジュールの実施の形態について説明する
ための分解斜視図であり、図6は図5の光モジュールが
組み立てられた状態のA方向およびB方向での断面図で
ある。
【0024】図5では半導体レーザから出射された光の
スポットサイズを、光ファイバのスポットサイズに変換
するために光導波路を使用する。このため光導波路のコ
アは、両側端面を半導体レーザと光ファイバのスポット
サイズ径にそれぞれ合わせて伝播方向でテーパ状となる
形状を有する。
【0025】図5において、501は図1に示した光導
波路、502は半導体レーザ、503は光ファイバ、5
04は基板、505と506はそれぞれ位置合わせ部材
である。なお、実装後は半導体レーザ502と光導波路
501との端面同士および光導波路501と光ファイバ
503との端面同士はそれぞれ接触することになるが、
図6に示す断面図では接触しない状態で図示してある。
【0026】次に、光モジュールの作製手順について説
明する。まず、基板504上に半導体レーザ502を実
装する。半導体レーザ502の実装には、あらかじめ基
板504上にマーカを作製しておきマーカを参照して位
置合わせを行い実装しても良いし、半田バンプを利用し
て位置合わせを行い実装しても良い。
【0027】次に、基板504上の凹部507と508
に部材505と506をそれぞれ配置し、その上から光
導波路501を置き、光導波路501を半導体レーザ5
02側に移動して半導体レーザの端面と光導波路の端面
を接触させ、その状態で部材505、506および光導
波路501を接着剤等で固定する。ここで、基板上の凹
部507、508、光導波路501の外枠部凹部10
4、105および部材505、506の寸法を実装時に
半導体レーザ502の出射端面と光導波路501のコア
部101の位置が一致するように形成しておく。これに
より凹凸部の嵌合により半導体レーザ502と光導波路
501の位置合わせが可能となる。
【0028】次に、光ファイバ503を基板504上に
設けた凹部509に配置し、光ファイバ503を光導波
路501側に移動して光導波路と光ファイバの端面を接
触させ、その状態で光ファイバ503を接着剤等で固定
する。ここで、凹部509の寸法を光導波路501のコ
ア部101と光ファイバ503のコア部の位置が一致す
るように形成しておく。これにより凹凸部の嵌合により
光導波路501と光ファイバ503の位置合わせが可能
となる。以上述べた工程により光モジュールを完成す
る。
【0029】また、図5の光モジュールでは半導体レー
ザ502からの発熱によって、それぞれの光部品が熱膨
張を起こし位置ずれが生じる可能性がある。特に半導体
レーザ502の出射端の厚みが1μm程度の場合、厚さ
方向で位置ずれを起こすと光結合効率が低下することに
なる。
【0030】このため、図7に示すようにクラッド材の
熱膨張係数に応じて、距離dが一定となるような熱膨張
係数をもつ部材505、506の材料を選択すること
で、温度変化によらず距離dが一定となり、光結合効率
の低下を防止することができる。あるいは半導体レーザ
の出射端の位置が熱膨張によって変化する場合には、そ
の変化量にあわせて部材505、506の材料を選択す
る。
【0031】図8は、この発明の光モジュールの第2の
実施の形態について説明するための分解斜視図である。
図5と同一の構成部分には同一の符号を付してその説明
は省略する。
【0032】図5の実施の形態では位置決めのために光
導波路501に凹部104,105を形成したが、これ
に替えてこの実施の形態では、凸部702、703を、
光導波路5011を基板504上に直接配置する点にあ
る。光モジュールを実装する工程は光導波路5011を
基板504上に直接配置する以外は、図5の実施の形態
と同様である。
【0033】次に、図8の光導波路の作製方法について
説明する。図9は光導波路を作製するための型を示し、
図2と同一部分は同一の符号を付す。型2011は、図
8の光導波路5011のクラッド部と外枠部の形状に従
い、それぞれの逆型になるように形成する。すなわち、
凹部201bの左右の位置に位置決め用の凹部2011
d,2011eを形成する。
【0034】図10の(a)〜(e)は、光導波路50
11の作製手順を示し、図9のA方向での断面図であ
り、その作製手順としては図5の実施の形態と同様であ
る。
【0035】図5の実施の形態では、温度変化による半
導体レーザ502と光導波路501間の厚み方向での位
置ずれを防止するために、光導波路501のクラッド材
の熱膨張係数に応じて、嵌合用の部材505,506の
材料を選択した。
【0036】この実施の形態では、光導波路5011を
直接基板上に配置するため、温度変化に拘わらず光導波
路5011のコア部の高さが一定になるようにクラッド
材の熱膨張係数に応じて外枠材の材料を選択することが
望ましい。この選択が難しい場合には、図11の光導波
路の作製手順に示すように、外枠部1031の凸部10
3a,103bとこれと一体形成される基台103cと
を違う材料を用いて形成し、図12に示すように、クラ
ッド部102と凸部702,703の熱膨張が等しくな
るように凸部702,703の材料を選択して、温度変
化によらず距離dが一定となるようにしても良い。
【0037】図13は、この発明の光導波路の第3の実
施の形態について説明するための斜視図である。この実
施の形態は、コア径の異なる光ファイバ同士を光接続す
るために使用する。
【0038】図13において、1301はコア部、13
02はクラッド部、1303は外枠部を示す。コア部1
301およびクラッド部1302は柔軟かつ透明な材料
で形成し、外枠部1303は硬質の材料で形成する。コ
ア部1301は端面両側の径が異なり、伝播方向でテー
パ状の形状をもつ。外枠部1303には光ファイバを嵌
合するための凹部1304,1305が設けてある。凹
部1304,1305の形状は光ファイバを嵌合した
際、光ファイバのコアと光導波路のコア部1301の位
置が一致するように設定してある。
【0039】図14は図13の光導波路にコア径の異な
る光ファイバ1401と1402を搭載した場合の側面
図である。光ファイバの端面1403,1404は光導
波路1301の外枠部1303に邪魔されずにコア部1
301端面に接触可能とするために、先球状になってい
る。
【0040】次に、この実施の形態の光導波路の作製方
法について図15、図16を用い説明する。
【0041】まず、図15において、1501〜150
5は成形用の型を示す。型1501はクラッド部130
2と外枠部1303の形状に従い、それぞれの逆型にな
るように形成する。すなわち、直方体の基台1501a
の長手方向の中間部の直交した位置に凹部1501bを
形成し、その底部に幅がテーパ状に形成された凸部15
01cを形成する。さらに基台1501aの上面には長
手方向に凸部1501dを形成する。型1502〜15
05は、型1501の側面と結合して囲むとともに、成
形のための材料を流し込むための囲み部1501eを得
るための枠となる。
【0042】図16は光導波路のクラッド部1302お
よび外枠部1303の作製手順を示し、図15のA方向
の断面図を示す。光導波路の作製手順については図2と
同様である。
【0043】図17は、光ファイバ同士を接続するため
に使用するこの発明の光導波路の第4の実施の形態につ
いて説明するための斜視図であり、図13の実施の形態
と同一の構成部分には同一の符号を付してその説明は省
略する。
【0044】この実施の形態と図13との違いは、外枠
部1303上に設けた光ファイバ嵌合用の凹部130
4,1305とクラッド部1302との間に溝170
1、1702を形成し、かつ光ファイバを嵌合した際に
光ファイバの端面が外枠部にぶつからないようにクラッ
ド部1302の下面を低くしている点にある。
【0045】このため、図18のように光導波路に光フ
ァイバ1703,1704を嵌合した際、光ファイバの
端面1705、1706が平面でも光ファイバ170
3,1704と光導波路の端面同士を接触することが可
能となる。
【0046】次に、図17の光導波路の作製方法につい
て説明する。図19は光導波路を作製するための型を示
し、図15と同一部分は同一の符号を付しその説明は省
略する。
【0047】図20はクラッド部1301および外枠部
1303の作製手順を示し、図19のB方向での断面を
示す。図15との違いは、型15011の形状にある。
すなわち、クラッド材の充填部分外側に枠1901、1
902を設けておくことで、図20(b)でクラッド材
を流し込んだ際に、クラッド材が外枠部1303に流れ
込むことを防止する点にある。
【0048】また、熱膨張による光導波路コア部と光フ
ァイバコア間との位置ずれを防止するために、図17の
実施の形態で説明したように、外枠部1303を嵌合用
の凹部1304、1305とそれ以外の部分とを違う材
料を用いて形成し、クラッド部1302と凹部130
4、1305の分の熱膨張が等しくなるようにしても良
い。
【0049】図21は、この発明の光導波路の第5の実
施の形態について説明するための斜視図である。この実
施の形態は、複数本の光ファイバ同士を光接続するため
に使用する。この例では2本の光ファイバからの出力を
1本の光ファイバに光結合するため、コアはY字状にな
っている。
【0050】すなわち、2101はY字形状のコア部、
2102はクラッド部、2103はクラッド部2102
を支持する外枠部を示す。コア部2101およびクラッ
ド部2102は、柔軟かつ透明な材料で形成し、外枠部
2103は硬質の材料で形成する。外枠部2103に
は、光ファイバを嵌合するための凹部2104〜210
6が設けてある。
【0051】図22は、図21の光導波路に光ファイバ
2201〜2103を搭載した場合の上面図を示す。図
21の光導波路の作製方法に関しては型の形状が違うの
みで他の実施の形態と同様なので省略する。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光導波
路はコア部およびクラッド部を柔軟かつ透明な材料で形
成することで、他の光部品と端面同士を傷つけることな
く接触することが可能になるとともに、嵌合部を有する
外枠部を硬質の材料で形成することで、嵌合部を用いて
他の光部品との位置合わせが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光導波路の第1の実施の形態につい
て説明するための斜視図。
【図2】図1に示す光導波路の作製に使用する型につい
て説明するための分解斜視図。
【図3】図1の光導波路の作製手順について説明するた
めの説明図。
【図4】図1に示す光導波路の作製手順の変形例につい
て説明するための説明図。
【図5】図1の光導波路を用いたこの発明の光モジュー
ルの第1の実施の形態について説明するための分解斜視
図。
【図6】図5の光モジュールが組み立てられた状態のそ
れぞれ(A)はA方向の、(B)はB方向の断面図。
【図7】図5に示す光モジュールの熱膨張について説明
するための説明図。
【図8】この発明の光導波路の第2の実施の形態および
この光導波路を用いた光モジュールの第2の実施の形態
について説明するための分解斜視図。
【図9】図8に示す光導波路の作製に使用する型につい
て説明するための分解斜視図。
【図10】図8に示す光導波路の作製手順について説明
するための説明図。
【図11】図8に示す光導波路の他の作製手順について
説明するための説明図。
【図12】図8に示す光モジュールの熱膨張について説
明するための説明図。
【図13】この発明の光導波路の第3の実施の形態につ
いて説明するための斜視図。
【図14】図3に示す光導波路を用いコア径の異なる光
ファイバを接続した状態について説明するための断面
図。
【図15】図3に示す光導波路の作製について使用する
型について説明するための分解斜視図。
【図16】図13に示す光導波路の作製手順について説
明するための説明図。
【図17】この発明の光導波路の第4の実施の形態につ
いて説明するめたの斜視図。
【図18】図17に示す光導波路を用いコア径の異なる
光ファイバを接続した状態について説明するための断面
図。
【図19】図17に示す光導波路の作製に使用する型に
ついて説明するための分解斜視図。
【図20】図17に示す光導波路の作製手順について説
明するための説明図。
【図21】この発明の光導波路の第5の実施の形態につ
いて説明するための斜視図。
【図22】図21に示す光導波路を用いて3本の光ファ
イバを光接続した状態について説明するための断面図。
【符号の説明】
101,1301,2101…コア部 102,1302,2102…クラッド部 103,1303、2103…外枠部 104,105,201b,301,507〜509,
2011d,2011e,1304,1305,150
1b,2104〜2106…凹部 201〜205,2011,1501〜1505,15
011…型 201a,1501a…基台 201c,201d,201e,702,703,15
01c,1501d…凸部 201f,1501e…囲み部 401,402…止め具 501,5011…光導波路 502…半導体レーザ 503,1401,1402,1703,1704,2
201〜2203…光ファイバ 504…基板 505,506…部材 1403,1404,1705,1706…端面 1701、1702…溝 1901,1902…枠

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアおよびクラッドを柔軟かつ透明な材
    料で形成し、前記クラッドを凹または凸部の嵌合部を有
    する硬質の材料で形成した外枠部で支持して構成する光
    導波路において、 前記クラッドおよび前記外枠部とを同一の型で一体的に
    作製してなることを特徴とする光導波路。
  2. 【請求項2】 前記光導波路コア、クラッドの少なくと
    も一方をシリコーン樹脂で形成してなることを特徴とす
    る請求項1に記載の光導波路。
  3. 【請求項3】 金型に硬化後柔軟かつ透明となる第1の
    材料を流し込み、該第1の材料を硬化することによりコ
    ア形状の溝を有するクラッドを成形する工程と、 その上から硬化後硬質となる第2の材料を流し込み、該
    第2の材料を硬化することにより嵌合用の凹または凸部
    をもつ外枠部を成形する工程と、 該クラッドおよび該外枠部とを金型から外す工程と、 該クラッド上に形成した溝に硬化後柔軟かつ透明となる
    第3の材料を流し込み、該第3の材料を硬化することに
    よりコアを作製する工程、とからなることを特徴とする
    光導波路の作製方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光導波路を支持する外枠
    部に形成した第1の嵌合部と、該嵌合部に嵌合する位置
    合わせ用の部材と、表面に光部品を配置するとともに、
    第2の嵌合部を形成した基板とからなる光モジュールに
    おいて、 前記部材を介して前記第1および第2の嵌合部を嵌合し
    て前記光導波路と前記基板を実装することにより、前記
    光導波路と光部品の位置合わせと前記光導波路と前記光
    部品の光接続を行うことを特徴とする光モジュール。
  5. 【請求項5】 前記光導波路と前記光部品間との光結合
    面の位置が温度変化に拘わらず一致する所定の膨張係数
    を有する材料で前記部材を形成したことを特徴とする請
    求項4に記載の光モジュール。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の光導波路を支持する外枠
    部に形成した嵌合用の凸部と、表面に光部品を配置する
    とともに嵌合用の凹部を形成した基板とからなる光モジ
    ュールにおいて、 前記凹凸部の嵌合で前記光導波路を基板に実装すること
    により、前記光導波路と前記光部品の位置合わせを行う
    とともに、前記光導波路と光部品の光結合面同士を接触
    させてなることを特徴とする光モジュール。
  7. 【請求項7】 前記光導波路の外枠部の嵌合用凸部の部
    分とそれ以外の部分とを別の材料で形成し、前記光導波
    路と前記光部品間との光結合面の位置が温度変化に拘わ
    らず一致する所定の膨張係数をもつ材料により、前記光
    導波路のクラッド材と前記凸部を形成してなることを特
    徴とする請求項6に記載の光モジュール。
  8. 【請求項8】 光部品は半導体レーザと光ファイバであ
    り、半導体レーザから出射した光を光導波路を介して光
    ファイバに光結合することを特徴とする請求項4〜7い
    ずれかに記載の光モジュール。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の光導波路を支持する嵌合
    用の凹部を形成した外枠部と、複数本の光ファイバから
    なる光モジュールにおいて、 前記光ファイバを凹部に嵌合することで、前記光ファイ
    バと前記光導波路の位置合わせを行うとともに、前記光
    ファイバと前記光導波路の光結合面同士が接触させてな
    ることを特徴とする光モジュール。
  10. 【請求項10】 前記外枠部の凹部の部分とそれ以外の
    部分とを別の材料で形成し、前記光導波路と前記光ファ
    イバ間との光結合面の位置を温度変化に拘わらず一致す
    る所定の膨張係数をもつ材料で、前記光導波路のクラッ
    ドと前記凹部を構成したことを特徴とする請求項9に記
    載の光モジュール。
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