JP2002318026A - 冷凍車 - Google Patents

冷凍車

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JP2002318026A
JP2002318026A JP2001122682A JP2001122682A JP2002318026A JP 2002318026 A JP2002318026 A JP 2002318026A JP 2001122682 A JP2001122682 A JP 2001122682A JP 2001122682 A JP2001122682 A JP 2001122682A JP 2002318026 A JP2002318026 A JP 2002318026A
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Hiroshi Okamoto
本 宏 岡
Hiroaki Sugiura
浦 廣 陽 杉
Yuichi Ide
出 祐 一 井
Masaki Toyoda
田 正 基 豊
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Toshiba Carrier Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60P3/00Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects
    • B60P3/20Refrigerated goods vehicles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D29/00Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
    • F02D29/04Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto peculiar to engines driving pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D11/00Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators
    • F25D11/003Transport containers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/10Road Vehicles
    • B60Y2200/14Trucks; Load vehicles, Busses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電機の出力の増大に起因する異常な温度上
昇を抑えると共に、断線等の異常もしくは故障を未然に
防止することのできる冷凍車を提供する。 【解決手段】 エンジン(3)によって発電機(4)を
駆動し、この発電機(4)の出力をインバータ装置(1
4)によって可変周波数の交流に変換し、このインバー
タ装置(14)の出力によって、冷凍サイクルを形成す
る圧縮機(16)を可変速駆動する冷凍車において、発
電機の温度を検出する温度検出手段(24)と、温度検
出手段(24)による検出温度が設定値(Ts)を超え
たとき、インバータ装置14の出力周波数fを低く制限
する周波数制御手段(25,26)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンによって
駆動される発電機の出力を、インバータ装置を用いて可
変周波数の交流に変換し、冷凍サイクルを形成する圧縮
機を可変速駆動する冷凍車に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の冷凍車においては、エン
ジンの出力軸及び圧縮機の駆動軸を、プーリ及びベルト
で結合し、エンジンの回転に合わせて圧縮機を駆動して
いた。駆動軸を外部に突出させた圧縮機は開放形圧縮機
と呼ばれ、駆動軸をオイルシール等で封止したとして
も、冷凍サイクル中の冷媒がごく僅かではあるが徐々に
空気中に漏れるという欠点があった。この問題を解決す
るために、例えば、特開2001−56170号公報に
は、エンジンの出力軸に、プーリ及びベルトを介して、
発電機の回転軸を結合し、発電機の出力をインバータ装
置によって交流に変換して密閉形圧縮機を可変速駆動す
る冷凍車が開示されている。
【0003】このような冷凍車に用いられる発電機は交
流発電機である。周知の如く、エンジンの回転数は自動
車の運転状況に応じて変化するため、界磁巻線の電流を
調整する自動電圧調整器を設け、これによって発電機の
出力電圧を略一定に制御している。発電機の出力は整流
器によって直流に変換され、さらに、インバータ装置に
よって可変周波数の交流に変換されて、圧縮機駆動電動
機に供給される。
【0004】一方、冷凍車における冷凍負荷や冷蔵負荷
は庫内温度との差によって決まる。このため、上述した
冷凍車では、設定温度と庫内温度との差に基づいて圧縮
機の回転数を変化させる可変速駆動が行われる。一般
に、冷凍負荷や冷蔵負荷は、外気温の高い真夏において
重くなり、外気温の低い冬季は軽くなる。従って、外気
温が高くなるほど圧縮機の回転数を高める必要がある。
また、圧縮機の消費電力は回転数に略比例するため、外
気温が高いときには界磁巻線に流す電流を大きくして発
電機の出力を高めることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、負荷
の増大に応じて発電電力を大きくした場合、発電機の発
熱量も大きくなり、結果的に発電機の温度は上昇する。
また、発電機の出力を大きくする必要があるのは外気温
の高い時期であるため、発電機の外気への放熱量は小さ
く、外気による冷却効果も低い状態にある。この結果、
発電機の温度が極端に上昇して巻線の断線等の異常もし
くは故障が発生しやすいという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、発電機の出力の増大に起因する異常な温
度上昇を抑えると共に、断線等の異常もしくは故障を未
然に防止することのできる冷凍車を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
エンジンによって駆動される発電機と、この発電機の出
力を可変周波数の交流に変換するインバータ装置とを含
み、このインバータ装置の出力によって冷凍サイクルを
形成する圧縮機を可変速駆動する冷凍車において、発電
機の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段によ
る検出温度が設定値を超えたとき、インバータの出力周
波数を低く制限する周波数制御手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
冷凍車において、周波数制御手段は、温度検出手段によ
る検出温度が設定値を超えたとき、インバータ装置の出
力周波数を所定値に保持することを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
冷凍車において、周波数制御手段は、温度検出手段によ
る検出温度が設定値を超えたとき、インバータ装置の出
力周波数を、所定の時間が経過する毎に所定の周波数だ
け低下させることを特徴とする。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項に記載の冷凍車において、周波数制御手段
は、温度検出手段による検出温度が前記設定値よりも高
い第2の設定値を超えたとき、インバータ装置の出力周
波数をゼロとして圧縮機を停止させることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係
る冷凍車の一実施形態の概略構成図である。この冷凍車
はキャブ1にコンテナ2が結合されている。キャブ1の
運転席(図示を省略)の外底部にエンジン3及び発電機
4が装着され、このエンジン3の出力軸に発電機4の回
転軸が結合されている。そして、運転席の前面に、少な
くとも温度設定が可能な操作部5が設けられている。ま
た、発電機4の温度を検出するための発電機温度センサ
24が設けられている。コンテナ2の前方の一部は、冷
凍室と冷蔵室とが並設されてなる冷凍・冷蔵室6として
区画され、その後部が一般積載室7になっている。
【0012】また、コンテナ2の外側の底部には自動電
圧調整器、整流器、インバータ装置及び制御回路等を格
納する電源ボックス8が装着され、その前部に圧縮機1
6が装着されている。さらに、コンテナ2の外側の前方
上部には冷凍サイクルを構成する凝縮器17が装着さ
れ、冷凍・冷蔵室6の天井部位に蒸発器19が取り付け
られている。また、冷凍・冷蔵室6の温度を検出するた
めの庫内温度センサ21が設けられている。
【0013】図2は図1に示した実施形態中、冷凍サイ
クルを制御する制御装置の全体の構成を示すブロック系
統図であり、図中、図1と同一の符号を付したものはそ
れぞれ同一の要素を示している。ここで、キースイッチ
9をオン操作することによって、エンジン3が始動され
るものとする。このエンジン3には前述した発電機4が
結合されている。発電機4の出力電圧を一定に制御する
ために、その界磁電流を制御する自動電圧調整器10が
設けられている。発電機4の出力端に、スイッチ11を
介して、整流器12が接続され、この整流器12から出
力される脈流が平滑コンデンサ13によって平滑され、
インバータ装置14の直流入力端子に加えられる。
【0014】インバータ装置14は、例えば、IGBT
等のスイッチング素子がブリッジ接続され、これらを所
定の順序に従ってオン、オフ制御することにより、出力
端子から3相交流電圧が出力され、密閉形の圧縮機16
を駆動する圧縮機駆動電動機15に供給される。この圧
縮機16は凝縮器17、膨張弁18及び蒸発器19と共
に周知の冷凍サイクルを構成している。これによって、
図1に示した冷凍・冷蔵室6の冷却が行われる。
【0015】一方、庫内温度センサ21と、操作部5に
設けられ、冷凍・冷蔵室6の温度を設定する温度設定器
22とが目標周波数決定手段23に接続されている。目
標周波数決定手段23はこれら庫内温度センサ21によ
る検出温度と温度設定器22の設定温度との差に基づい
て圧縮機駆動電動機15に供給する電力の周波数を演算
するものである。また、発電機温度センサ24は発電機
4の温度を検出するもので、温度領域検出手段25に接
続されている。この温度領域検出手段25は発電機の温
度が所定の温度範囲にあるか否かを検出するもので、少
なくとも、所定の温度範囲にあるか、これよりも低い
か、あるいは、高いかという3種類の信号を出力するも
のである。出力周波数決定手段26は目標周波数決定手
段23からの目標周波数を温度領域検出手段25の出力
信号に応じて修正を加え、インバータ出力周波数として
インバータ制御回路27に加えるものである。このイン
バータ制御回路27はインバータ出力周波数に応じて3
相PWM電圧を生成するためのオン、オフ信号を生成し
てインバータ装置14を構成するスイッチング素子を制
御するものである。なお、温度領域検出手段25及び出
力周波数決定手段26が本発明の周波数制御手段に対応
している。
【0016】図2に示した自動電圧調整器10、インバ
ータ装置14、インバータ制御回路27の構成及び動
作、並びに冷凍サイクルの動作については周知であるた
めそれらの説明を省略し、発電機4の出力の増大に起因
する異常な温度上昇の抑制について以下に説明する。先
ず、キースイッチ9がオン操作され、エンジン3の始動
に応じて発電機4の発電が開始されると共に、自動電圧
調整器10による発電電圧制御が行われる。ここで、ス
イッチ11をオン操作すると発電機4から出力された交
流が整流器12で整流され、平滑コンデンサ13によっ
て平滑されてインバータ装置14に加えられる。
【0017】一方、庫内温度センサ21によって検出さ
れた庫内温度Taと温度設定器22による設定値Tsと
が目標周波数決定手段23に加えられる。目標周波数決
定手段23はこれらの温度差Ta−Tsに基づき予め定
めた周波数範囲A〜Cの間の対応する目標周波数Fsを
決定して出力する。また、温度領域検出手段25は発電
機温度センサ24によって検出される発電機温度Tgが
予め定めた温度範囲T1,T2,T3(T1>T2>T
3)のどの範囲にあるかを検出し、検出結果を出力周波
数決定手段26に加える。出力周波数決定手段26は温
度領域検出手段25の検出結果に応じて、目標周波数決
定手段23で決定された目標周波数Fsをそのまま出力
したり、修正を加えて出力したり、停止の指令(0H
z)を出力したりする。
【0018】図3は出力周波数決定手段26の概略動作
を説明するための説明図である。ここでは、T1(=1
40℃)、T2(=120℃)、T3(=110℃)の
3個の温度が設定され、発電機の温度TgがT2よりも
低い状態から上昇傾向にある時、T2よりも低い範囲
を、目標周波数決定手段23で決定された目標周波数F
sをそのまま出力する「制限なし」の範囲とし、T2〜
T1の範囲を一定周波数、例えば、40Hzに保持する
「周波数制限」範囲とし、T1を超えたとき「停止」の
範囲とする。また、発電機の温度Tgが一旦T2を超え
た後は、T3〜T1の範囲を「周波数制限」範囲とし、
T3よりも低い範囲を「制限なし」の範囲としている。
このように、「周波数制限」範囲の下限値を、温度の上
昇時とそれ以降とで異ならせた理由は、制御時のハンチ
ングを防止するために周波数にヒステリシス特性を持た
せたものである。
【0019】これらの説明から明らかなように、発電機
4を始動させた後その温度Tgが設定値T2を超えると
インバータ装置14の出力周波数は一定値に制限され、
その後、温度TgがT1を超えると停止され、T3より
も下降すれば目標周波数Fsで運転される。「周波数制
限」範囲の制限値40Hzは、この値に保持すれば、必
要な冷凍能力を発揮し、かつ、発電機4の温度もT1
(140℃)を超えないように選定したものである。
【0020】ところで、図2に示した目標周波数決定手
段23、温度領域検出手段25、出力周波数決定手段2
6等については、それぞれの機能を単一のマイクロコン
ピュータ等のディジタル信号処理装置に持たせることが
できる。図4はこの場合の具体的処理手順を示すフロー
チャートである。ここで、ステップ101では庫内温度
Taと設定温度Tsとの差に基づいてインバータ装置1
4が出力すべき目標周波数Fsを決定する。続いてステ
ップ102にてエンジン3が運転中であるか否かを判定
し、運転中であればステップ103でスイッチ11をオ
ン操作すると共に、自動電圧調整器10での電圧制御動
作を開始する。次のステップ104で発電機4の出力の
有無を判定し、出力有りを条件にしてステップ105に
て発電機温度センサ24による検出温度Tgを読み取
り、続いて、ステップ105で発電機温度Tgが設定値
T1を超えたか否かを判定する。なお、ステップ102
でエンジン3が運転されていないと判定したり、ステッ
プ106で発電機温度Tgが設定値T1を超えていると
判定した場合にはステップ115にて停止、すなわち、
インバータ出力周波数を0Hzとし、ステップ104で
発電機の出力が無いと判定された場合にはステップ10
1〜104の処理が繰り返される。
【0021】次に、発電機温度Tgが設定値T1より低
いと判定された場合には、ステップ107で発電機温度
Tgが設定値T3を超えているか否かを判定し、超えて
いた場合にはステップ108で「周波数制限」範囲にあ
るか否かを示すフラグが立てられているか否かを判定
し、フラグが立てられていないとすればステップ109
にて発電機温度Tgが設定値T2を超えているか否かを
判定し、超えていた場合にはステップ110にて「周波
数制限」範囲にあることを示すヒステリシスフラグを立
てる。
【0022】そして、ステップ108にてフラグが立っ
ていると判定した場合、及び、ステップ110でフラグ
を立てた場合にはステップ111にて現在の目標周波数
Fsが制限周波数f1(=40Hz)よりも低いか否か
を判定し、低い場合には目標周波数Fsをインバータ出
力周波数fに決定し、目標周波数Fsが制限周波数f1
よりも低くない場合にはステップ113でインバータ出
力周波数fを制限周波数f1に決定し、続いて、ステッ
プ114にてインバータ出力周波数fに従って、インバ
ータ装置14を制御する。
【0023】図4に示した処理手順によって、図3を用
いて説明した発電機の温度上昇を抑制する制御が可能と
なる。
【0024】なお、図3及び図4を用いて説明した制御
は、発電機温度Tgが設定値T1より低く、かつ、T2
又はT3を超える範囲でインバータ装置14の出力周波
数を一定値に保持したが、この代わりに、図5に示すよ
うに、一定の時間、例えば、3分を経過するごとに、イ
ンバータ出力周波数fを5Hz低下させるようにすれ
ば、常に低い温度設定値T3に近い領域で運転すること
ができるため、温度設定値T1を超えるというような事
態を確実に防止することができる。
【0025】図6は図5を用いて説明した制御を実現す
るための、マイクロコンピュータ等のディジタル信号処
理装置における具体的処理手順を示すフローチャートで
ある。ここで、ステップ201〜207の処理は図4に
示したステップ101〜107と全く同一であるのでそ
れらの説明を省略する。ステップ207の処理に続くス
テップ208では、周波数低下範囲にある時間を計時す
るタイマTが動作中であるか否かを判定する。ここで、
タイマが動作中でないと判断した場合には、ステップ2
09にて発電機温度Tgが設定値T2を超えているか否
かを判定し、超えていた場合にはステップ212にてタ
イマTを始動させる。その後のステップ213において
は、インバータ出力周波数fを所定値Δf、例えば、5
Hz低下させ、続いて、ステップ214にて、低下させ
たインバータ出力周波数fにてインバータ装置14を運
転する。
【0026】一方、ステップ208にてタイマTが動作
中であると判定した場合には、ステップ210にてタイ
マの計時時間が設定値Tsを超えたか否かを判定し、超
えた瞬間にステップ211にてタイマTをリセットして
ステップ212のタイマ始動処理に移る。もし、ステッ
プ210にてタイマの計時時間が設定時間Tsを経過し
ていないと判定した場合にはステップ215にてインバ
ータ出力周波数fが目標周波数Fs以上であるか否かを
判定し、目標周波数Fs以上である場合にはステップ2
17の処理に進み、反対に、インバータ出力周波数fが
目標周波数Fsよりも低い場合にはステップ214の処
理を実行する。
【0027】次に、ステップ209にて発電機温度Tg
が設定値T2を超えていないと判定した場合には、ステ
ップ216にてインバータ出力周波数fが目標周波数F
s以上であるか否かを判定し、目標周波数Fs以上であ
る場合にはステップ217にてインバータ出力周波数f
が目標周波数Fsになるようにインバータ装置14を運
転し、ステップ218にてタイマTをリセットしてステ
ップ214の処理に進む。また、ステップ216にてイ
ンバータ出力周波数fが目標周波数Fsよりも低いと判
定された場合には、ステップ219にてインバータ出力
周波数fを所定値Δf、例えば、5Hz増加させてステ
ップ214の処理に移る。ステップ219の処理によっ
て、発電機4の始動直後の冷凍能力を大きくして、必要
な温度に迅速に到達させることができる。なお、ステッ
プ202でエンジン3が運転されていないと判定した
り、ステップ206で発電機温度Tgが設定値T1を超
えていると判定した場合にはステップ220にてインバ
ータ出力周波数を0Hzとしてインバータ装置の動作を
停止させる。
【0028】図6に示した処理手順によって、図5を用
いて説明したように、低い温度設定値T3に近い領域で
運転を継続することができるため、温度設定値T1を超
えるというような事態を確実に防止することができる。
【0029】かくして、図3及び図4を用いて説明した
ように、発電機4における所定の温度範囲でインバータ
運転周波数fを一定値、又はそれ以下に保持しても、あ
るいは、図5及び図6を用いて説明したように、発電機
4における所定の温度範囲でインバータ運転周波数を時
間の経過に従って、逐次、低下さるようにしても、発電
機の出力の増大に起因する異常な温度上昇を抑えること
ができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、発電機の出力の増大に起因する異常な温
度上昇を抑えると共に、断線等の異常もしくは故障を未
然に防止することのできる冷凍車を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷凍車の一実施形態の概略構成
図。
【図2】図1に示した実施形態中、冷凍サイクルを制御
する制御装置全体の構成を示すブロック系統図。
【図3】図2に示す出力周波数決定手段の概略動作を説
明するための説明図。
【図4】図3で説明した機能をマイクロコンピュータ等
に持たせた場合の処理手順を示すフローチャート。
【図5】図2に示す出力周波数決定手段の他の概略動作
を説明するための説明図。
【図6】図5で説明した機能をマイクロコンピュータ等
に持たせた場合の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 キャブ 2 コンテナ 3 エンジン 4 発電機 6 冷凍・冷蔵室 12 整流器 14 インバータ装置 15 圧縮機駆動電動機 16 圧縮機 17 凝縮器 19 蒸発器 21 庫内温度センサ 22 温度設定器 23 目標周波数決定手段 24 発電機温度センサ 25 温度領域検出手段 26 出力周波数決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25B 1/00 371 F25B 1/00 371N F25D 11/00 101 F25D 11/00 101D (72)発明者 井 出 祐 一 静岡県富士市蓼原336 東芝キヤリアエン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 豊 田 正 基 静岡県富士市蓼原336 東芝キヤリアエン ジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3G093 AA13 AA16 BA04 DB09 DB26 DB28 EB08 EB09 EC01 FA04 FA08 FB02 FB04 FB06 3L045 AA02 BA02 CA02 DA02 LA06 MA01 MA12 NA01 PA01 PA02 PA03 PA04 PA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンによって駆動される発電機と、こ
    の発電機の出力を可変周波数の交流に変換するインバー
    タ装置とを含み、このインバータ装置の出力によって冷
    凍サイクルを形成する圧縮機を可変速駆動する冷凍車に
    おいて、 前記発電機の温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段による検出温度が設定値を超えたと
    き、前記インバータの出力周波数を低く制限する周波数
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする冷凍車。
  2. 【請求項2】前記周波数制御手段は、前記温度検出手段
    による検出温度が設定値を超えたとき、前記インバータ
    装置の出力周波数を所定値に保持することを特徴とする
    請求項1に記載の冷凍車。
  3. 【請求項3】前記周波数制御手段は、前記温度検出手段
    による検出温度が設定値を超えたとき、前記インバータ
    装置の出力周波数を、所定の時間が経過する毎に所定の
    周波数だけ低下させることを特徴とする請求項1に記載
    の冷凍車。
  4. 【請求項4】前記周波数制御手段は、前記温度検出手段
    による検出温度が前記設定値よりも高い第2の設定値を
    超えたとき、前記インバータ装置の出力周波数をゼロと
    して前記圧縮機を停止させることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載の冷凍車。
JP2001122682A 2001-04-20 2001-04-20 冷凍車 Pending JP2002318026A (ja)

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