JP2002318021A - 蓄冷器および冷凍機 - Google Patents

蓄冷器および冷凍機

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JP2002318021A JP2001117710A JP2001117710A JP2002318021A JP 2002318021 A JP2002318021 A JP 2002318021A JP 2001117710 A JP2001117710 A JP 2001117710A JP 2001117710 A JP2001117710 A JP 2001117710A JP 2002318021 A JP2002318021 A JP 2002318021A
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cylindrical container
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/003Gas cycle refrigeration machines characterised by construction or composition of the regenerator

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の粒状物によって構成される第1の蓄冷
材と、多数の粒状物によって構成される第2の蓄冷材と
が1つの筒状容器内に充填された蓄冷器を有する冷凍機
では、第1の蓄冷材と第2の蓄冷材とを隔てている仕切
り材が経時的に変形または移動することに起因にして第
1の蓄冷材と第2の蓄冷材とが混合し、その性能が低下
することがある。 【解決手段】 多数の粒状物によって構成される第1の
蓄冷材と第2の蓄冷材とを1つの筒状容器内に充填して
蓄冷器を構成するにあたって、第1の蓄冷材と第2の蓄
冷材との間に仕切り材を配置すると共に、この仕切り材
の両側に該仕切り材の傾きを防止する傾き防止材を配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄冷器および冷凍機
に係り、特に、多数の粒状物によって構成された蓄冷材
を有する蓄冷器、および、多数の粒状物によって構成さ
れた蓄冷材を用いた冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】ギフォード・マクマホン式冷凍機(以
下、「GM冷凍機」と略記する。)、スターリング冷凍
機、パルスチューブ冷凍機等の冷凍機では、内部に蓄冷
材が充填された蓄冷器を利用して、低温を得る。
【0003】例えばGM冷凍機では、蓄冷器を備えたデ
ィスプレーサピストンとこのディスプレーサピストンが
挿入されるシリンダとを有する膨張器に、圧縮された作
動流体(冷媒ガス)を供給し、この作動流体(冷媒ガ
ス)を膨張器内で断熱膨張させて寒冷を得る。
【0004】得ようとする寒冷の温度等に応じて、使用
する膨張器の段数が適宜選定されると共に、蓄冷器に使
用される蓄冷材の種類も適宜選定される。
【0005】例えば、4K程度以下まで冷却することが
できるタイプのGM冷凍機では、一般に、2段ディスプ
レーサが使用される。高温部側に配置される第1段目の
蓄冷器には、例えば、多数の鉛玉によって構成される第
1の蓄冷材と、多数の金属メッシュによって構成される
第2の蓄冷材とが、低温部側からこの順番で充填され
る。低温部側に配置される第2段目の蓄冷器には、例え
ば、粒状の多数の磁性材料によって構成される第1の蓄
冷材と、多数の鉛玉によって構成される第2の蓄冷材と
が、低温部側からこの順番で充填される。
【0006】1つの蓄冷器内に第1および第2の蓄冷材
を充填する場合には、一般に、これら2つの蓄冷材の間
に仕切り材が配置される。この仕切り材は、第1の蓄冷
材と第2の蓄冷材との間にガス流路を確保しつつ、これ
ら第1および第2の蓄冷材を隔て、フェルト製の仕切り
材が多用されている。
【0007】蓄冷器内から蓄冷器外への蓄冷材の流出を
防止するために、上記の仕切り材と同様にして構成され
る流出防止材が、第1の蓄冷材における低温部側の端に
隣接して、また、第2の蓄冷材における高温部側の端に
隣接して、それぞれ配置される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】冷凍機の運転時には、
蓄冷器内の高温部側から低温部側へと、また、低温部側
から高温部側へと、冷媒ガスが高速で繰り返し流通す
る。第1および第2の蓄冷材が充填された蓄冷器では、
冷媒ガスの流通に伴って、第1および第2の蓄冷材を隔
てている仕切り材に外力が働く。
【0009】この外力によって仕切り材が変形したり傾
いたりすると、第1の蓄冷材と第2の蓄冷材とが混合す
ることがある。このような混合が生じると、蓄冷器の性
能、ひいては冷凍機の性能が低下する。
【0010】また、第1の蓄冷材と第2の蓄冷材とを共
に多数の粒状物によって構成する場合、第1の蓄冷材
は、例えば、第2の蓄冷材を構成する粒状物の平均粒径
よりも小さな平均粒径を有する多数の粒状物によって構
成される。
【0011】このようにして構成された第1の蓄冷材と
第2の蓄冷材とが混合すると、蓄冷器の性能が低下す
る。また、蓄冷材全体のかさ体積が減少し、第1の蓄冷
材の低温部側の端に隣接して配置された流出防止材、ま
たは、第2の蓄冷材の高温部側の端に隣接して配置され
た流出防止材が変形したり傾いたりして、蓄冷器内から
蓄冷材が流出することもある。
【0012】蓄冷器からの蓄冷材の流出は、蓄冷器の性
能、ひいては冷凍機の性能を低下させるばかりでなく、
冷凍機の異常動作の要因となる。
【0013】本発明の目的は、性能が低下し難い蓄冷器
を提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、性能が低下し難い冷
凍機を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、長さ方向の一方の端部ないしその近傍および他方の
端部ないしその近傍にそれぞれガス流通口が設けられた
中空の筒状容器と、前記筒状容器内の第1の領域に充填
された多数の粒状物によって構成される第1の蓄冷材
と、前記筒状容器の長さ方向に関して前記第1の領域に
隣り合う第2の領域に充填された第2の蓄冷材と、前記
第1の蓄冷材と前記第2の蓄冷材との間に配置され、こ
れら第1および第2の蓄冷材間にガス流路を確保しつ
つ、前記第1の蓄冷材から前記第2の蓄冷材への前記粒
状物の移動を抑止する仕切り材と、前記仕切り材の両側
に設けられて該仕切り材の傾きを防止する傾き防止材と
を有する蓄冷器が提供される。
【0016】本発明の他の観点によれば、圧縮された冷
媒ガスを生成する圧縮機と、(i) シリンダ、(ii)前記シ
リンダ内に挿入され、該シリンダの一方の端部に第1の
空間を画定すると共に他方の端部に第2の空間を画定し
つつ往復運動を行うピストン、(iii) 前記第1の空間と
前記第2の空間との間に形成されたガス流路、および、
(iv)前記ガス流路内に配置された蓄冷器であって、(a)
長さ方向の一方の端部ないしその近傍および他方の端部
ないしその近傍にそれぞれガス流通口が設けられた中空
の筒状容器と、(b) 前記筒状容器内の第1の領域に充填
された多数の粒状物によって構成される第1の蓄冷材
と、(c) 前記筒状容器の長さ方向に関して前記第1の領
域に隣り合う第2の領域に充填された第2の蓄冷材と、
(d) 前記第1の蓄冷材と前記第2の蓄冷材との間に配置
され、これら第1および第2の蓄冷材間にガス流路を確
保しつつ、前記第1の蓄冷材から前記第2の蓄冷材への
前記粒状物の移動を抑止する仕切り材と、(e) 前記仕切
り材の傾きを防止する傾き防止材とを有する蓄冷器と、
を含み、前記圧縮機から前記圧縮された冷媒ガスの供給
を受ける膨張器とを具備した冷凍機が提供される。
【0017】第1の蓄冷材と第2の蓄冷材とを仕切り材
によって隔てる他に、この仕切り材の傾きを傾き防止材
によって防止することにより、第1の蓄冷材と第2の蓄
冷材との混合を防止することが可能になる。蓄冷器から
の蓄冷材の流出を防止することも可能になる。その結果
として、蓄冷器の性能低下、ひいては冷凍機の性能低下
が抑制される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、実施例による蓄冷器を含
むディスプレーサピストンを概略的に示す断面図であ
る。同図に示すディスプレーサピストン30は、外周面
に螺旋状の溝1aが切られたディスプレーサ筒1と、デ
ィスプレーサ筒1の一方の開放端に装着された下蓋3
と、ディスプレーサ筒1の他方の開放端に装着された上
蓋5とによって構成された筒状容器7を備える。下蓋3
は、ディスプレーサ筒1内と外部とを繋ぐガス流路3a
を有し、上蓋5は、ディスプレーサ筒1内と外部とを繋
ぐガス流路5aを有する。
【0019】第1の蓄冷材8と第2の蓄冷材9とが、下
蓋3側からこの順番で筒状容器7内に充填されて、蓄冷
器を構成している。
【0020】第1の蓄冷材8は、例えばHoCu2 また
はErNi0.9Co0.1等の磁性材料からなる多数の粒状
物8aによって構成された磁性蓄冷材である。粒状物8
a全体の平均粒径は、例えば0.2mm程度であり、個
々の粒状物8aの組成は互いに同一である。
【0021】第2の蓄冷材9は、例えば鉛からなる多数
の粒状物(鉛玉)9aによって構成され、これらの鉛玉
9a全体の平均粒径は、例えば0.4mmである。
【0022】2枚の金属メッシュ10aが下蓋3の内側
表面上に配置され、この金属メッシュ10a上にフェル
ト製の下部流出防止材11が配置される。金属メッシュ
10aは、下部流出防止材11の変形を抑制する支持材
として機能すると同時に、下蓋3と共に、下部流出防止
材11の下蓋3(ガス流路3a)側への移動や傾きを防
止する機能を有する。
【0023】1枚の金属メッシュ10bが下部流出防止
材11上に配置され、この金属メッシュ10bに隣接し
て固定用リング12が配置される。固定用リング12
は、ディスプレーサ筒1の内周面に圧接される。金属メ
ッシュ10bは、下部流出防止材11の変形を抑制する
支持材として機能すると同時に、固定用リング12と共
に、下部流出防止材11の第1の蓄冷材8側への移動や
傾きを防止する傾き防止材13を構成する。
【0024】下部流出防止材11の移動や傾きが防止さ
れることから、この下部流出防止材11は、第1の蓄冷
材8とガス流路3aとの間にガス流路を確保しつつ、第
1の蓄冷材8からガス流路3aへの粒状物8aの流出を
長期に亘って抑止することができる。
【0025】固定用リング15aが第2の蓄冷材9上に
配置される。固定用リング15aは、ディスプレーサ筒
1の内周面に圧接される。第2の蓄冷材9を構成してい
る多数の鉛玉9aの一部は、固定用リング15aの内周
面によって画定される空間内に入り込む。
【0026】1枚の金属メッシュ16aが固定用リング
15a上に配置され、この金属メッシュ16a上にフェ
ルト製の上部流出防止材17が配置される。金属メッシ
ュ16aは、上部流出防止材17の変形を抑制する支持
材として機能すると同時に、固定用リング15aと共
に、上部流出防止材17の第2の蓄冷材9側への移動や
傾きを防止する傾き防止材18aを構成する。
【0027】2枚の金属メッシュ16bが上部流出防止
材17上に配置され、この金属メッシュ16bに隣接し
て固定用リング15bが配置される。固定用リング15
bは、ディスプレーサ筒1の内周面に圧接される。金属
メッシュ16bは、上部流出防止材17の変形を抑制す
る支持材として機能すると同時に、固定用リング15b
と共に、上部流出防止材17の上蓋5側への移動や傾き
を防止する傾き防止材18bを構成する。
【0028】上部流出防止材17の移動や傾きが防止さ
れることから、この上部流出防止材17は、第2の蓄冷
材9とガス流路5aとの間にガス流路を確保しつつ、第
2の蓄冷材9からガス流路5aへの鉛玉9aの流出を長
期に亘って抑止することができる。
【0029】図示のディスプレーサピストン30におい
ては、第1の蓄冷材8と第2の蓄冷材9との間に、第1
の蓄冷材8側から順番に、ディスプレーサ筒1の内周面
に圧接された固定用リング20aと、1枚の金属メッシ
ュ21aと、フェルト製の仕切り材22と、1枚の金属
メッシュ21bと、ディスプレーサ筒1の内周面に圧接
された固定用リング20bとが配置される。
【0030】図2は、固定用リング20a、金属メッシ
ュ21a、仕切り材22、金属メッシュ21bおよび固
定用リング20bを拡大して示す分解斜視図である。
【0031】固定用リング20aは第1の蓄冷材5上に
配置される。第1の蓄冷材5を構成している多数の粒状
物8aの一部は、固定用リング20aの内周面によって
画定される空間内に入り込む。
【0032】金属メッシュ21aは固定用リング20a
上に配置され、この金属メッシュ21a上に仕切り材2
2が配置される。金属メッシュ21aは、仕切り材22
の変形を抑制する支持材として機能すると同時に、固定
用リング20aと共に、仕切り材22の第1の蓄冷材8
側への移動や傾きを防止する傾き防止材23aを構成す
る。
【0033】金属メッシュ21bは仕切り材22上に配
置され、この金属メッシュ21b上に固定用リング20
bが配置される。第2の蓄冷材9を構成している多数の
鉛玉9aの一部は、固定用リング20bの内周面によっ
て画定される空間内に入り込む。金属メッシュ21b
は、仕切り材22の変形を抑制する支持材として機能す
ると同時に、固定用リング20bと共に、仕切り材22
の第2の蓄冷材9側への移動や傾きを防止する傾き防止
材23bを構成する。
【0034】仕切り材22の移動や傾きが防止されるこ
とから、この仕切り材22は、第1の蓄冷材8と第2の
蓄冷材9との間にガス流路を確保しつつ、第1および第
2の蓄冷材8、9間での粒状物8aと鉛玉9aとの混合
を長期に亘って防止することができる。
【0035】このように、ディスプレーサピストン30
では、蓄冷材の流出が長期に亘って防止されると共に、
第1の蓄冷材8と第2の蓄冷材9との混合が長期に亘っ
て防止されることから、その性能が長期に亘って低下し
難い。
【0036】ディスプレーサピストン30の温度は、こ
のディスプレーサピストン30を用いた冷凍機の運転時
と停止時とで大きく変動する。冷凍機の運転時および停
止時のいずれにおいても個々の固定リング12、15
a、15b、20a、20bがディスプレーサ筒1の内
周面に圧接されるように、各固定用リングの大きさおよ
び材質、ならびにディスプレーサ筒1の材質を選定する
ことが好ましい。
【0037】例えば、ディスプレーサ筒1および各固定
用リングは同じ組成のステンレス鋼(SUS304)に
よって作製され、各固定用リングの外径はディスプレー
サ筒1の内径より若干大きき目にされる。各固定用リン
グは、例えば室温下でディスプレーサ筒1内に圧入され
る。
【0038】ディスプレーサピストン30内部での冷媒
ガスの流れを乱さないように、各固定用リングの肉厚
は、できるだけ薄いことが好ましい。固定用リングの肉
厚は、その材質、外径等に応じて適宜選定される。
【0039】次に、実施例による冷凍機について、図3
を参照しつつ説明する。
【0040】図3は、実施例による冷凍機の構成を概略
的に示す。同図に示す冷凍機100は、圧縮された冷媒
ガス(以下、「圧縮冷媒ガス」という。)を生成する圧
縮機40と、圧縮機40から圧縮冷媒ガスの供給を受
け、この圧縮冷媒ガスを断熱膨張させて寒冷を得る膨張
器60と、膨張器60上に配置された動力室90とを備
えた2段式のGM冷凍機である。冷媒ガスとしては、例
えばヘリウムガスが用いられる。
【0041】膨張器60は、2段式のシリンダ70と、
このシリンダ70内に挿入された2段のディスプレーサ
ピストン80とを有する。
【0042】シリンダ70は、内径が相対的に大きい第
1段目のシリンダ部72と、内径が相対的に小さい第2
段目のシリンダ部74と、第2段目のシリンダ部74の
一端を閉塞する冷却ステージ76とを有する。以下、冷
却ステージ76およびその近傍を「低温部」という。
【0043】第2段目のシリンダ部74の他端は第1段
目のシリンダ部72の一端に連接され、第1段目のシリ
ンダ部72の他端につば部78が固着される。以下、第
1段目のシリンダ部72におけるつば部78側の開口お
よびその近傍を「高温部」という。動力室90が高温部
側の開口を塞いでいる。
【0044】第1段目のシリンダ部72および第2段目
のシリンダ部74は、ステンレス鋼のような熱伝導率が
低く気密性の高い剛性材料によって形成され、冷却ステ
ージ76は銅のような熱伝導性の良好な材料によって形
成される。このシリンダ70は、図示を省略した真空容
器内に収められる。
【0045】ディスプレーサピストン80は、第1蓄冷
器(第1ディスプレーサピストン)82と、図1に示し
たディスプレーサピストン30によって構成される第2
蓄冷器(第2ディスプレーサピストン;以下、「第2蓄
冷器30」という。)と、ピストンロッド84とを有す
る。
【0046】第1蓄冷器82は、第1段目のシリンダ部
72内に挿入される。この第1蓄冷器82には、多数の
鉛玉によって構成される第1の蓄冷材と、多数の金属メ
ッシュによって構成される第2の蓄冷材とが、低温部側
からみてこの順番で充填される。第1の蓄冷材と第2の
蓄冷材とは、例えばフェルト製の仕切り材によって互い
に隔てられる。
【0047】第1蓄冷器82の外周面にはシール材8
6、例えば環状のスリッパシール86が装着される。
【0048】第2蓄冷器30は、第1蓄冷器82におけ
る低温部側の端面に連結器具88を介して連結され、第
1段目のシリンダ部72における低温部側の領域から第
2段目のシリンダ部74内にかけて挿入される。第2蓄
冷器30は、下蓋3が冷却ステージ76側に位置するよ
うに配置される。
【0049】ピストンロッド84の一端は第1蓄冷器8
2における高温部側の端面に連結され、他端は、図示を
省略したクランクに接続される。このクランクは、つば
部78上に配置された動力室90内のモータMの回転軸
に接続される。モータMは、ディスプレーサピストン8
0をシリンダ70の軸方向に往復運動させるための動力
を発生する。
【0050】ディスプレーサピストン80は、第2蓄冷
器30における低温部側の端面と冷却ステージ65の内
側底面との間に常に空間S1を、また、第1蓄冷器82
における低温部側の端面と第2段目のシリンダ部におけ
る高温部側の端面との間に常に空間S2を形成しつつ、
往復運動を行う。このとき、第1蓄冷器82における高
温部側の端面と動力室90を画定しているハウジング9
2の底面との間には、常に空間S3が形成される。空間
S1、S2およびS3それぞれの広さは、ディスプレー
サピストン80の往復運動に伴って変化する。
【0051】動力室90内には、2つのバルブV1、V
2を備えたロータリーバルブ装置Vが配設される。ロー
タリーバルブ装置Vは、例えば上記のモータMから動力
の供給を受ける。
【0052】バルブV1、V2それぞれの一端には配管
50が接続され、それぞれの他端には、圧縮機40から
圧縮冷媒ガスの供給を受ける圧縮冷媒ガス供給管52ま
たは膨張器60から排出された冷媒ガスの供給を受ける
冷媒ガス回収管54が接続される。配管50の一端は、
ハウジング92の底に形成された開口92aに接続され
る。
【0053】圧縮機40で生成された圧縮冷媒ガスは、
圧縮冷媒ガス供給管52、ロータリーバルブ装置V(バ
ルブV1)および配管50を介して、開口92aからシ
リンダ70内に供給される。シリンダ70内に供給され
た冷媒ガスは、空間S3、第1蓄冷器82内、空間S
2、第2蓄冷器30内および空間S1に達する。
【0054】シリンダ70内に供給された冷媒ガスは、
所定のタイミングで、開口92aからシリンダ70外へ
排出される。排出された冷媒ガスは、配管50、ロータ
リーバルブ装置V(バルブV2)および冷媒ガス回収管
54を経て、圧縮機40に回収される。圧縮機40に回
収された冷媒ガスは、再利用される。
【0055】シリンダ70内への圧縮冷媒ガスの供給の
タイミングおよびシリンダ70外への冷媒ガスの排出の
タイミングは、例えば、ロータリーバルブ装置Vによっ
て制御される。
【0056】冷凍機100の動作時には、シリンダ70
内への圧縮冷媒ガスの供給とシリンダ70内からの冷媒
ガスの排出とが、ディスプレーサピストン80の往復運
動と所定の位相差の下に繰り返し行われる。ディスプレ
ーサピストン80の往復運動に伴って、空間S1、空間
S2内で吸熱が生じる。
【0057】冷却された冷媒ガスが第2蓄冷器30内お
よび第1蓄冷器82内を通過することによってこれらの
蓄冷器30、82内の蓄冷材が徐々に冷却され、やがて
ほぼ一定の温度となる。このとき、第2蓄冷器30の到
達温度は、第1蓄冷器82の到達温度よりも低い。冷却
ステージ65が例えば4K程度まで冷却される。
【0058】前述したように第2蓄冷器30では、蓄冷
材の流出が長期に亘って防止されると共に、第1の蓄冷
材8(図1参照)と第2の蓄冷材9(図1参照)との混
合が長期に亘って防止されることから、その性能が長期
に亘って低下し難い。
【0059】また、第1蓄冷器82には、前述したよう
に、多数の鉛玉によって構成される第1の蓄冷材と、多
数の金属メッシュによって構成される第2の蓄冷材とが
充填される。第2の蓄冷材を構成する多数の金属メッシ
ュは第1蓄冷器82の長さ方向に積層されて充填され、
第1の蓄冷材と第2の蓄冷材とは仕切り材によって互い
に隔てられる。したがって、第1の蓄冷器82において
も、第1の蓄冷材(鉛玉)と第2の蓄冷材(金属メッシ
ュ)との混合は起こり難い。第1の蓄冷器82の性能
は、長期に亘って低下し難い。
【0060】第1および第2の蓄冷器82および30の
性能が長期に亘って低下し難いことから、冷凍機100
の性能も長期に亘って低下し難い。
【0061】以上、実施例による蓄冷器および冷凍機に
ついて説明したが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
【0062】例えば、蓄冷器用の筒状容器は、ディスプ
レーサ筒と上蓋が一体成形されたものであってもよい。
ディスプレーサ筒の外周面に螺旋状に溝を切ることは必
須ではないが、2段式のディスプレーサピストンにおい
て低温部側に配置される蓄冷器では、ディスプレーサ筒
の外周面に螺旋状に溝を切ることが好ましい。
【0063】図示した蓄冷器30において第1の蓄冷材
を構成する粒状物の材質は、磁性材料に限定されるもの
ではない。蓄冷器に求められる性能や用途等に応じて、
鉛玉等を使用することも可能であろう。また、この第1
の蓄冷材を構成する多数の粒状物は、必ずしも粒径が揃
っていなくてもよい。全体での平均粒径は、その材質お
よび蓄冷器に求められる性能や用途等に応じて、概ね
0.2〜0.5mmの範囲内で適宜選択可能である。
【0064】例えば、2段ディスプレーサを用いて到達
温度が概ね4K以下の極低温冷凍機を構成する場合、2
段ディスプレーサにおける低温部側の蓄冷器では、磁性
材料からなる粒状物によって第1の蓄冷材を構成するこ
とが好ましい。磁性材料の具体例としては、前述したH
oCu2 およびErNi0.9Co0.1の他に、NdInC
2 、SmInCu2 、Er3Ni、Er0.7Ho0.3
i 等が挙げられる。
【0065】このとき、第2の蓄冷材の構成材料は鉛玉
に限定されるものではない。蓄冷器に求められる性能や
用途等に応じて、例えば複数種の磁性材料によって第2
の蓄冷材を構成することも可能であろう。
【0066】第2の蓄冷材を多数の粒状物によって構成
する場合、これら多数の粒状物全体での平均粒径は、そ
の材質および蓄冷器に求められる性能や用途等に応じ
て、概ね0.1〜1.0mmの範囲内で適宜選択可能で
ある。
【0067】なお、本明細書でいう「粒状物」とは、粉
砕粉のように不定形の物、球状物、および、ペレット状
に成形したものを含むものとする。
【0068】仕切り材は、フェルト以外に、多孔性金
属、積層された複数枚の金網等によって作製することも
できる。
【0069】仕切り材の傾きを防止する傾き防止材は、
金属メッシュと固定用リングとによって構成する他、多
数の孔が形成されたパンチングメタルや、扁平形状の金
属リング等によって構成することも可能である。
【0070】固定用リングを用いて傾き防止材を構成す
る場合、固定用リングは、切欠き付きリングであっても
よい。
【0071】固定用リングは、ディスプレーサ筒の内周
面に圧接させる他、接着剤を用いてディスプレーサ筒の
内周面に固着させてもよい。また、ディスプレーサ筒の
内周面に雌ねじを切り、固体用リングの外周面に雄ねじ
を切って、ディスプレーサ筒内に固定用リングを螺入さ
せることでディスプレーサ筒内の所定位置に固定用リン
グを配置してもよい。
【0072】ディスプレーサピストンは、蓄冷器を2台
備えた2段ディスプレーサの他、蓄冷器を1台のみ備え
た1段ディスプレーサであってもよい。3つ以上の蓄冷
器を連結させて3段以上のディスプレーサピストンを構
成することも可能である。
【0073】例えば、図3に示した高温部側の空間S3
と低温部側の空間S1とを繋ぐガス流路をシリンダ70
の外に設け、このガス流路の一部を第1蓄冷器82と第
2蓄冷器30とによって構成することも可能である。こ
の場合、ディスプレーサピストン70に代えて、内部に
ガス流路を有さないピストンが用いられる。蓄冷器を1
台のみ用いる場合についても同様である。
【0074】第1の蓄冷材と第2の蓄冷材との混合を、
1つの仕切り材と、この仕切り材の両側に配置した計2
つの傾き防止材とによって防止した蓄冷器は、GM冷凍
機以外にも、例えばスターリング冷凍機やパルスチュー
ブ冷凍機に使用することができる。
【0075】その他、種々の変更、改良、組み合わせ等
が可能なことは当業者に自明であろう。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば性
能が低下し難い蓄冷器および冷凍機が提供される。装置
寿命の長い冷凍機を得ることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例によるディスプレーサピストンを概略的
に示す断面図である。
【図2】図1に示したディスプレーサピストン内に装填
された金属メッシュ、仕切り材および固定用リングを拡
大して示す分解斜視図である。
【図3】実施例による冷凍機を示す概略図である。
【符号の説明】
7…筒状容器、 8…第1の蓄冷材、 8a…第1の蓄
冷材を構成する粒状物、 9…第2の蓄冷材、 9a…
第2の蓄冷材を構成する粒状物(鉛玉)、 20a、2
0b…固定用リング(固定材)、 21a、21b…金
属メッシュ(支持材)、 22…仕切り材、 23a、
23b…傾き防止材、 30…ディスプレーサピスト
ン、 40…圧縮機、 60…膨張器、 70…シリン
ダ、 80…ディスプレーサピストン、 82…第1蓄
冷器、 100…冷凍機。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向の一方の端部ないしその近傍お
    よび他方の端部ないしその近傍にそれぞれガス流通口が
    設けられた中空の筒状容器と、 前記筒状容器内の第1の領域に充填された多数の粒状物
    によって構成される第1の蓄冷材と、 前記筒状容器の長さ方向に関して前記第1の領域に隣り
    合う第2の領域に充填された第2の蓄冷材と、 前記第1の蓄冷材と前記第2の蓄冷材との間に配置さ
    れ、これら第1および第2の蓄冷材間にガス流路を確保
    しつつ、前記第1の蓄冷材から前記第2の蓄冷材への前
    記粒状物の移動を抑止する仕切り材と、 前記仕切り材の両側に設けられて該仕切り材の傾きを防
    止する傾き防止材とを有する蓄冷器。
  2. 【請求項2】 前記仕切り材が繊維によって構成され、 前記傾き防止材の各々が、前記仕切り材の変形を抑止す
    る支持材と、前記支持材に隣接しつつ、外周面が前記筒
    状容器の内側面に接触する環状の固定材とを含む請求項
    1に記載の蓄冷器。
  3. 【請求項3】 前記第1の蓄冷材が磁性蓄冷材である請
    求項1または請求項2に記載の蓄冷器。
  4. 【請求項4】 前記第2の蓄冷材が粒状物によって構成
    され、該第2の蓄冷材を構成する粒状物の平均粒径が前
    記第1の蓄冷材を構成する粒状物の平均粒径よりも大き
    い請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の蓄冷器。
  5. 【請求項5】 圧縮された冷媒ガスを生成する圧縮機
    と、 (i) シリンダ、(ii)前記シリンダ内に挿入され、該シリ
    ンダの一方の端部に第1の空間を画定すると共に他方の
    端部に第2の空間を画定しつつ往復運動を行うピスト
    ン、(iii) 前記第1の空間と前記第2の空間との間に形
    成されたガス流路、および、(iv)前記ガス流路内に配置
    された蓄冷器であって、(a) 長さ方向の一方の端部ない
    しその近傍および他方の端部ないしその近傍にそれぞれ
    ガス流通口が設けられた中空の筒状容器と、(b) 前記筒
    状容器内の第1の領域に充填された多数の粒状物によっ
    て構成される第1の蓄冷材と、(c) 前記筒状容器の長さ
    方向に関して前記第1の領域に隣り合う第2の領域に充
    填された第2の蓄冷材と、(d) 前記第1の蓄冷材と前記
    第2の蓄冷材との間に配置され、これら第1および第2
    の蓄冷材間にガス流路を確保しつつ、前記第1の蓄冷材
    から前記第2の蓄冷材への前記粒状物の移動を抑止する
    仕切り材と、(e) 前記仕切り材の傾きを防止する傾き防
    止材とを有する蓄冷器と、を含み、前記圧縮機から前記
    圧縮された冷媒ガスの供給を受ける膨張器とを具備した
    冷凍機。
  6. 【請求項6】 前記仕切り材が繊維によって構成され、 前記傾き防止材の各々が、前記仕切り材の変形を抑止す
    る支持材と、前記支持材に隣接しつつ、外周面が前記筒
    状容器の内側面に接触する環状の固定材とを含む請求項
    5に記載の冷凍機。
  7. 【請求項7】 前記第1の蓄冷材が磁性蓄冷材である請
    求項5または請求項6に記載の冷凍機。
  8. 【請求項8】 前記第2の蓄冷材が粒状物によって構成
    され、該第2の蓄冷材を構成する粒状物の平均粒径が前
    記第1の蓄冷材を構成する粒状物の平均粒径よりも大き
    い請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の冷凍機。
  9. 【請求項9】 前記ガス流路が前記ピストン内に形成さ
    れている請求項5〜請求項8のいずれか1項に記載の冷
    凍機。
  10. 【請求項10】 前記ディスプレーサピストンが、2台
    の蓄冷器を含んで構成される請求項9に記載の冷凍機。
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