JP2002317662A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JP2002317662A
JP2002317662A JP2001121405A JP2001121405A JP2002317662A JP 2002317662 A JP2002317662 A JP 2002317662A JP 2001121405 A JP2001121405 A JP 2001121405A JP 2001121405 A JP2001121405 A JP 2001121405A JP 2002317662 A JP2002317662 A JP 2002317662A
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Japan
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engine
combustion chamber
exhaust gas
intake
operation amount
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JP2001121405A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Irisawa
泰之 入澤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気ガスを採り込むように構成された内燃機
関において全ての機関運転領域において機関燃焼を安定
して行わせる。 【解決手段】 吸気行程時の燃焼室5内の圧力が基準レ
ベルよりも低い第2の機関運転から吸気行程時の燃焼室
内の圧力が基準レベルよりも高い第1の機関運転に切り
換わったときには予め定められた期間が経過してから吸
気行程において燃焼室内に排気ガスを採り込むための手
段61を作動するための作動量を第1の機関運転実行時
に用いられる作動量とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃焼室内における燃料燃焼温
度を低く維持することにより燃焼室内にて生成されるN
X の量を低減するために燃焼室から排出された排気ガ
スを再び燃焼室内に採り込むようにした内燃機関が例え
ば特開2000−186517号公報に開示されてい
る。当該公報に記載の内燃機関では吸気行程時に排気弁
を開弁して排気通路から排気ガスを燃焼室内の採り込む
ようにしている。
【0003】ところで上述したような内燃機関において
は機関要求に応じて吸気行程時における燃焼室内への排
気ガスの採込みを停止すると共に燃焼室内に吸入される
空気の量を少なくするために吸気通路内に配置されたス
ロットル弁により吸気通路の流路面積を小さくすること
がある。この場合においては吸気行程時における燃焼室
内の圧力は低くなる傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような内燃機
関においては機関運転が吸気行程時における燃焼室内へ
の排気ガスの採込みを再開するべき状態に切り換わると
排気ガスの採込みが再開される。ところがこのように機
関運転が切り換わった直後では吸気行程時における燃焼
室内の圧力は低いままである。このため上述したように
機関運転が切り換わったときに排気ガスの採込みが即座
に再開されると機関運転切換え直後においては予定して
いた量よりも多い量の排気ガスが燃焼室内に採り込まれ
ることとなり、結果として機関燃焼が不安定となる。こ
うした事情に鑑み本発明の目的は排気ガスを採り込むよ
うに構成された内燃機関において全ての機関運転領域に
おいて機関燃焼を安定して行わせることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に一番目の発明では大部分の運転領域において吸気行程
時の燃焼室内の圧力が基準レベルよりも高い状態にて機
関運転が行われる第1の機関運転と、大部分の運転領域
において吸気行程時の燃焼室内の圧力が上記基準レベル
よりも低い状態にて機関運転が行われる第2の機関運転
とを切り換えるための切換え手段と、排気行程時に燃焼
室から排出された排気ガスを該排気行程に続く吸気行程
において燃焼室内に採り込むための排気ガス採込み手段
と、該排気ガス採込み手段を作動させるための作動量を
制御するための制御手段とを具備し、第1の機関運転が
行われているときには上記制御手段により排気ガス採込
み手段を作動するための作動量が第1の作動量とされ、
一方、第2の機関運転が行われているときには上記制御
手段により排気ガス採込み手段を作動するための作動量
が上記第1の作動量よりも小さい第2の作動量とされ、
吸気行程時における燃焼室内の圧力が等しい場合におい
ては上記制御手段により排気ガス採込み手段を作動させ
るための作動量が大きくされると燃焼室内に採り込まれ
る排気ガスの量が多くなるようになっている内燃機関に
おいて、上記切換え手段により機関運転が第2の機関運
転から第1の機関運転に切り換えられたときには機関運
転切換え時から予め定められた期間が経過したときに上
記制御手段により排気ガス採込み手段を作動するための
作動量が第2の作動量から第1の作動量に変更せしめら
れる。すなわち機関運転が第2の機関運転から第1の機
関運転に切り換えられた直後においては予め定められた
期間が経過するまでは排気ガス採込み手段を作動するた
めの作動量は第1の作動量とはされない。
【0006】2番目の発明では1番目の発明において、
上記予め定められた期間中においては排気ガス採込み手
段を作動するための作動量が第2の作動量に維持され
る。3番目の発明では1番目の発明において、上記予め
定められた期間中においては排気ガス採込み手段を作動
するための作動量が第2の作動量から第1の作動量に向
けて徐々に増大せしめられる。
【0007】4番目の発明では1番目の発明において、
上記予め定められた期間が吸気行程時における燃焼室内
の圧力が上記基準レベルとなるまでの期間である。5番
目の発明では1番目の発明において、燃焼室に空気を供
給するための吸気通路内に該吸気通路の流路面積を制御
するためのスロットル弁が配置され、上記第2の機関運
転においては機関空燃比をリッチとするべく該スロット
ル弁により吸気通路の流路面積が小さくされる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明を筒内噴射式火花点
火機関に適用した場合を示している。しかしながら本発
明は圧縮着火式内燃機関に適用することもできる。図1
を参照すると1は機関本体、2はシリンダブロック、3
はシリンダブロック2内で往復動するピストン、4はシ
リンダブロック2上に固定されたシリンダヘッド、5は
ピストン3とシリンダヘッド4との間に形成された燃焼
室、6は吸気弁、7は吸気ポート、8は排気弁、9は排
気ポートを夫々示す。図1に示したようにシリンダヘッ
ド4の内壁面の中央部には点火栓10が配置され、シリ
ンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射弁11が配置さ
れる。またピストン3の頂面上には燃料噴射弁11の下
方から点火栓10の下方まで延びるキャビティ12が形
成されている。
【0009】各気筒の吸気ポート7は夫々対応する吸気
枝管13を介してサージタンク14に連結され、サージ
タンク14は吸気ダクト15およびエアフロメータ16
を介してエアクリーナ(図示せず)に連結される。吸気
ダクト15内にはステップモータ17によって駆動され
るスロットル弁18が配置される。一方、各気筒の排気
ポート9は排気マニホルド19に連結され、この排気マ
ニホルド19は酸化触媒または三元触媒20を内蔵した
触媒コンバータ21および排気管22を介してNOX
収剤23を内蔵したケーシング24に連結される。
【0010】電子制御ユニット31はディジタルコンピ
ュータからなり、双方向性バス32を介して相互に接続
されたRAM(ランダムアクセスメモリ)33、ROM
(リードオンリメモリ)34、CPU(マイクロプロセ
ッサ)35、入力ポート36および出力ポート37を具
備する。エアフロメータ16は吸入空気量に比例した出
力電圧を発生し、この出力電圧が対応するAD変換器3
8を介して入力ポート36に入力される。排気マニホル
ド19には空燃比を検出するための空燃比センサ28が
配置され、この空燃比センサ28の出力信号が対応する
AD変換器38を介して入力ポート36に入力される。
またNOX 吸収剤23を内蔵したケーシング24の出口
に接続された排気管25内にも空燃比を検出するための
空燃比センサ29が配置され、この空燃比センサ29の
出力信号が対応するAD変換器38を介して入力ポート
36に入力される。
【0011】またアクセルペダル40にはアクセルペダ
ル40の踏込み量に比例した出力電圧を発生する負荷セ
ンサ41が接続され、負荷センサ41の出力電圧は対応
するAD変換器38を介して入力ポート36に入力され
る。クランク角センサ42は例えばクランクシャフトが
30度回転する毎に出力パルスを発生し、この出力パル
スが入力ポート36に入力される。CPU35ではこの
クランク角センサ42の出力パルスから機関回転数が計
算される。一方、出力ポート37は対応する駆動回路3
9を介して点火栓10、燃料噴射弁11、およびステッ
プモータ17に接続される。
【0012】次に図2および図3を参照して排気弁をリ
フトさせるための排気弁リフト機構について説明する。
なお図2、図4〜図6を参照した以下の説明では図面に
おいて上方を上とし、下方を下として参照する。図2に
おいて50は排気弁8の上端に取り付けられたリフタ、
51はリフタ50とシリンダヘッド4の壁面との間に配
置されたコイルバネ、52はリフタ51の上面に当接す
るインナボディ、53はインナボディ52の上面に当接
するインナボディである。また図2において54はカム
シャフト、55はカムシャフト54に取り付けられた一
対のカム、56はこれらカム55間のカムシャフト54
に取り付けられたカムである。一対のカム55は後述す
るように内燃機関の排気行程において排気弁8を開弁す
るためのカムであり、以下の説明ではカム55をメイン
カムと称する。一方、カム56は後述するように内燃機
関の吸気行程において排気弁8を開弁することができる
カムであり、以下の説明ではカム56をサブカムと称す
る。図3に示したようにメインカム55は最大でリフト
量L1だけ排気弁8をリフトすることができるノーズ5
5’を有する。一方、サブカム56は最大で上記リフト
量L1よりも小さいリフト量L2だけ排気弁8をリフト
することができるノーズ56’を有する。
【0013】さらに図2において57はメインカム55
が当接するメインリフタ、58はサブカム56に当接す
るサブリフタ、59はサブリフタ58とインナボディ5
2との間に配置されたコイルバネ、60はメインリフタ
57とサブリフタ58との間の連結関係を制御するため
の制御プレート、61は制御プレート60の位置を制御
するべく該制御プレート60に油圧を供給するための油
圧回路、62は制御プレート60とメインリフタ57の
内壁面との間に配置されたコイルバネである。
【0014】本実施例の排気弁リフト機構においてコイ
ルバネ51は排気弁8が閉弁する方向へとインナボディ
50を付勢する。コイルバネ59はサブリフタ58とメ
インリフタ57とを連結することができる位置に向かっ
てサブリフタ58を付勢する。コイルバネ62はメイン
リフタ57とサブリフタ58との間の連結状態を解除す
る方向へと制御プレート60を付勢する。なお油圧回路
61から供給される油圧はメインリフタ57とサブリフ
タ58とを連結する方向へと制御プレート60を付勢す
る。
【0015】次に図2〜図7を参照して本実施例の排気
弁リフト機構の動作について説明する。油圧回路61か
ら油圧が供給されると制御プレート60がコイルバネ6
2の付勢力に抗してメインリフタ57とサブリフタ58
とを連結する方向へと付勢される。この場合には図2に
示したように排気行程においてメインカム55によりメ
インリフタ57が下方へと押し下げられ、これにより排
気弁8が開弁せしめられ、さらに図4に示したように排
気行程に続く吸気行程においてサブカム56によりサブ
リフタ58が下方へと押し下げられ、これにより制御プ
レート60を介して排気弁8が開弁せしめられる。この
ように油圧回路61から制御プレート60に油圧が供給
されている場合における排気弁8のリフト特性は図7
(A)に示されている。
【0016】一方、油圧回路61からの油圧供給が停止
されると制御プレート60がコイルバネ62によりメイ
ンリフタ57とサブリフタ58との間の連結が解除され
る。この場合には図5に示したように排気行程において
メインカム55によりメインリフタ57が下方へと押し
下げられ、これにより排気弁8が開弁せしめられるが排
気行程に続く吸気行程においては図6に示したようにサ
ブカム56によりサブリフタ58が下方へと押し下げら
れても排気弁8は開弁されない。このように油圧回路6
1から制御プレート60への油圧供給が停止されている
場合における排気弁8のリフト特性は図7(B)に示さ
れている。
【0017】このように本実施例によれば制御プレート
60への油圧供給の有無を制御することにより吸気行程
において排気弁8を開弁させるか否かを制御することが
でき、吸気行程において排気弁8を開弁させたときには
排気通路(詳細には排気マニホルド19)から燃焼室5
内に排気ガスが採り込まれる。すなわち一般的な表現を
すれば本実施例は吸気行程時に燃焼室内に排気ガスを取
り込むための手段を具備する。
【0018】次に図8(A)を参照して図1に示した内
燃機関の燃料噴射制御について説明する。なお図8
(A)において縦軸は機関負荷Q/N(吸入空気量Q/
機関回転数N)を表しており、横軸は機関回転数Nを表
している。図8(A)において実線X1 よりも低負荷側
の運転領域では成層燃焼が行われる。すなわちこのとき
には図1に示したように圧縮行程末期に燃料噴射弁11
からキャビティ12内に向けて燃料Fが噴射される。こ
の燃料はキャビティ12の内周面により案内されて点火
栓10周りに混合気を形成し、この混合気が点火栓10
によって着火燃焼せしめられる。このとき燃焼室5内に
おける平均空燃比はリーンとなっている。
【0019】一方、図8(A)において実線X1 よりも
高負荷側の領域では吸気行程中に燃料噴射弁11から燃
料が噴射され、このときには均一混合気燃焼が行われ
る。なお実線X1 と鎖線X2 との間ではリーン空燃比の
もとで均一混合気燃焼が行われ、鎖線X2 と鎖線X3
の間では理論空燃比のもとで均一混合気燃焼が行われ、
鎖線X3 よりも高負荷側ではリッチ空燃比のもとで均一
混合気燃焼が行われる。
【0020】ところで成層燃焼が行われるときに吸気行
程において燃焼室内に空気のみを吸入すると燃焼室5内
の空燃比が非常にリーンとなり、したがって燃料燃焼時
において燃焼室5内に空気が過剰に存在することにな
り、このためNOX が発生しやすいので本実施例では以
下のようにして燃焼室5内におけるNOX の発生を抑制
する。すなわち本実施例では成層燃焼が行われていると
きには油圧回路61から制御プレート60に油圧を供給
し、吸気行程において排気マニホルド19から燃焼室5
内へ排気ガスを採り込むようにする。排気ガスは多量の
不活性ガスを含んでおり、この不活性ガスは燃料燃焼時
に燃焼熱を吸収するので結果として燃料の燃焼は比較的
低い温度にて行われる。一般的には燃焼室5内における
燃料燃焼温度が低いほど燃焼室5内にてNOX の発生量
が少なくなるので本実施例のように成層燃焼が行われて
いるときに排気ガスを燃焼室5内に導入するようにすれ
ばNOX の発生量を少なく抑制することができる。また
リーン空燃比のもとで均一混合気燃焼が行われるときに
も上述した理由と同様の理由から吸気行程において排気
ガスを燃焼室5内に採り込むようにする。
【0021】一方、理論空燃比またはリッチ空燃比のも
とで均一混合気燃焼が行われているときにはそもそもN
X の発生量が少ないので吸気行程において燃焼室5内
に排気ガスを採り込む必要がない。そこで本実施例では
理論空燃比またはリッチ空燃比のもとで均一混合気燃焼
が行われるときには油圧回路61から制御プレート60
への油圧供給を停止し、メインリフタ57とサブリフタ
58との間の連結を解除する。斯くして本実施例によれ
ば全ての機関運転領域においてNOX の発生量を少なく
することができる。
【0022】なお本発明では空燃比を理論空燃比とする
のに必要な基本燃料噴射量TAUが図8(B)に示した
ように機関負荷Q/Nおよび機関回転数Nの関数として
マップの形で予めROM34内に記憶されており、基本
的にはこの基本燃料噴射量TAUに補正係数Kを乗算す
ることによって最終的な燃料噴射量TAUO(=K・T
AU)が算出される。この補正係数Kは図8(C)に示
したように機関負荷Q/Nおよび機関回転数Nの関数と
してマップの形で予めROM34内に記憶されている。
この補正係数Kの値はリーン空燃比のもとで燃焼が行わ
れる図8(A)の鎖線X2 よりも低負荷側の運転領域で
は1.0よりも小さく、リッチ空燃比のもとで燃焼が行
われる図8(A)の鎖線X3 よりも高負荷側の運転領域
では1.0よりも大きくなる。またこの補正係数Kは鎖
線X2 と鎖線X3 との間の運転領域では1.0とされ、
このとき空燃比は理論空燃比となるように空燃比センサ
28の出力信号に基づいてフィードバック制御される。
【0023】ところで上述したように本実施例では成層
燃焼が行われるとき、或いはリーン空燃比のもとで均一
混合気燃焼が行われるとき(以下、これら成層燃焼が行
われる機関運転とリーン空燃比のもとで均一混合気燃焼
が行われる機関運転をまとめて第1の機関運転と称す
る。)には吸気行程において排気弁8が開弁せしめられ
て燃焼室5内に排気ガスが採り込まれ、一方、理論空燃
比またはリッチ空燃比のもとで均一混合気燃焼が行われ
るとき(以下、これら理論空燃比のもとで均一混合気燃
焼が行われる機関運転と、リッチ空燃比のもとで均一混
合気燃焼が行われる機関運転とをまとめて第2の機関運
転と称する。)には吸気行程において排気弁8は開弁さ
れない。すなわち上述した制御によれば機関運転が第2
の機関運転から第1の機関運転に切り換えられたときに
は油圧回路61から制御プレート60に油圧が供給さ
れ、吸気行程にて排気弁8が開弁せしめられる。しかし
ながら本実施例ではこのように機関運転が第2の機関運
転から第1の機関運転に切り換えられたときには以下の
理由から上述した制御ではなく特別な制御を行う。
【0024】すなわち成層燃焼が行われるときには燃料
噴射弁11から噴射された燃料を点火栓10近傍に確実
に集める必要があることから燃料噴射時に燃焼室5内に
おいて吸入空気に乱流が形成されていないことが重要で
ある。そこで本実施例では成層燃焼が行われているとき
にはスロットル弁18の開度は最大とされ、スロットル
弁18下流側に大きな負圧が形成されないようにされ
る。すなわち吸気行程における燃焼室5内の圧力は比較
的高く維持される。なおこのように成層燃焼が行われる
ときには燃料噴射弁11から噴射された燃料はほとんど
全て点火栓10近傍に集まるので燃焼室5内に吸入せし
められる空気の量が多くても燃料は点火栓10により良
好に燃焼せしめられる。
【0025】またリーン空燃比のもとで均一混合気燃焼
が行われるときには多量の空気を燃焼室内に吸入する必
要があることからスロットル弁18の開度は比較的大き
くされ、したがってこの場合にもスロットル弁11下流
側に大きな負圧が形成されることはなく、吸気行程にお
ける燃焼室5内の圧力は比較的高く維持される。このよ
うに成層燃焼が行われるとき、或いはリーン空燃比のも
とで均一混合気燃焼が行われるとき、すなわち第1の機
関運転が行われるときには吸気行程における燃焼室5内
の圧力は比較的高い。すなわち第1の機関運転が行われ
ているときには大部分の機関運転領域において吸気行程
時の燃焼室内の圧力は或る基準レベル以上となってい
る。したがって吸気行程における排気弁8のリフト特性
は燃焼室5内の圧力が基準レベルよりも高いことを前提
として決められる。すなわち吸気行程において排気弁8
が開弁される度合は燃焼室5内の圧力が基準レベルより
も高いときに所望の量の排気ガスが燃焼室5内に採り込
まれるように設定される。
【0026】一方、理論空燃比またはリッチ空燃比のも
とで均一混合気燃焼が行われるとき、すなわち第2の機
関運転が行われるときには燃焼室5内に吸入する空気の
量を制御する必要があることからスロットル弁18の開
度は適切な開度に制御される。このときスロットル弁1
8下流側には比較的大きな負圧が形成されるので吸気行
程における燃焼室5内の圧力も比較的低い。すなわち第
2の機関運転が行われているときには大部分の機関運転
領域において吸気行程時の燃焼室内の圧力は基準レベル
以下となっている。ここで機関運転が第1の機関運転に
切り換えられるとスロットル弁18の開度は比較的大き
くされるがスロットル弁18下流側の圧力は機関運転切
換え直後においては基準レベルよりも低いままである。
この場合に吸気行程において排気弁8が開弁せしめられ
ると所望量以上の排気ガスが燃焼室5内に採り込まれる
こととなり、燃焼室5内における燃料の燃焼が安定せ
ず、場合によっては燃料燃焼の失火などが引き起こされ
る。
【0027】そこで本実施例では機関運転が第2の機関
運転から第1の機関運転に切り換えられた直後において
は油圧回路61から制御プレート60への油圧供給を停
止した状態を維持し、スロットル弁18下流側の圧力が
基準レベルまで上昇し、したがって吸気行程における燃
焼室5内の圧力が基準レベルまで上昇してから制御プレ
ート60に油圧を供給し、吸気行程において排気ガスを
燃焼室5内に取り入れるようにする。すなわち制御プレ
ート60を作動するために油圧回路60を作動させる量
を作動量と称すると機関運転が第2の機関運転から第1
の機関運転に切り換えられたときにはこの作動量は機関
運転切換え時から予め定められた期間が経過するまでは
第2の機関運転における作動量に維持され、予め定めら
れた期間が経過したときに第1の機関運転における作動
量とされる。これによれば機関運転が上述したように切
り換えられた直後に所望量以上の排気ガスが燃焼室内に
採り込まれることがないので結果として全ての機関運転
において燃料燃焼が安定して行われることとなる。
【0028】また別の実施例としては吸気行程において
排気弁8を開弁する度合を連続的に変えることができる
ように排気弁リフト機構が構成されている場合には機関
運転が第2の機関運転から第1の機関運転に切り換えら
れたときに排気弁リフト機構を作動するための作動量を
徐々に大きくすることにより排気弁8の開弁度合を徐々
に増大し、吸気行程における燃焼室5内の圧力が基準レ
ベルとなったときに排気弁リフト機構を作動するための
作動量が第1の機関運転における作動量とされ、斯くし
て排気弁8の開弁度合が第1の機関運転における開度と
なるようにしてもよい。
【0029】次に図9〜図12を参照して本発明の上述
した実施例を実施するための制御について説明する。図
9は機関運転を制御するために実行されるルーチンを示
している。図9を参照するとまず初めにステップ100
において図8(B)に示したマップから基本燃料噴射量
TAUが算出される。次いでステップ101ではNO X
吸収剤23からNOX を放出すべきことを示すNOX
ラグがリセットされているか否かが判別される。NOX
フラグは図9に示したルーチンに従ってNOX吸収剤2
3からNOX を放出するべきときにセットされ、NOX
吸収剤23からのNOX の放出が終了したときにリセッ
トされるフラグである。ステップ101においてNOX
フラグがリセットされているとき、すなわちNOX 吸収
剤23からNOX を放出する必要がないときにはステッ
プ102に進んで図8(C)に示したマップから補正係
数Kが算出される。次いでステップ103では基本燃料
噴射量TAUに補正係数Kを乗算することによって最終
的な燃料噴射量TAUO(=K・TAU)が算出され、
この噴射量TAUOでもって燃料噴射が行われる。
【0030】一方、ステップ101においてNOX フラ
グがリセットされていると判別されたときにはステップ
104に進んでリッチ補正係数KR が算出される。次い
でステップ105では基本燃料噴射量TAUにリッチ補
正係数KR を乗算することによって最終的な燃料噴射量
TAUO(=KR ・TAU)が算出され、この噴射量T
AUOでもって燃料噴射が行われる。このときリーン空
燃比のもとでの成層燃焼、またはリーン空燃比のもとで
の均一混合気燃焼、または理論空燃比のもとでの均一混
合気燃焼からリッチ空燃比のもとでの均一混合気燃焼に
切り換えられ、それによってNOX 吸収剤23からのN
X の放出作用が開始される。
【0031】図10は図9のルーチンにて用いられるN
X フラグを制御するために実行されるルーチンであ
る。図10においては初めにステップ200において図
11に示したマップから単位時間当りのNOX 吸収量N
Aが算出される。ここで機関から排出されるNOX 量は
機関の運転状態が定まるとほぼ定まり、したがってNO
X 吸収剤23にその時々で吸収されるNOX 量も機関の
運転状態が定まるとほぼ定まる。したがって本実施例で
は機関運転状態に応じた単位時間当りのNOX 吸収剤2
3へのNOX 吸収量NAを予め実験により求めておき、
このNOX 吸収量NAが機関負荷Q/Nおよび機関回転
数Nの関数として図11に示すようにマップの形で予め
ROM34内に記憶されている。なお成層燃焼またはリ
ーン空燃比のもとで均一混合気燃焼が行われるときには
NOX がNOX 吸収剤23に吸収されるのでこのような
運転領域ではNAの値は正となり、理論空燃比またはリ
ッチ空燃比のもとで均一混合気燃焼が行われるときには
NOX 吸収剤23からNOXが放出されるのでこのよう
な運転領域ではNAの値は負となる。次いでステップ2
01ではNOX 吸収量NAをΣNOXに加算することに
よってNOX 吸収剤23に吸収されていると推定される
総NOX 吸収量ΣNOXが算出される。
【0032】次いでステップ202においてNOX フラ
グがリセットされているか否か、すなわち現在、NOX
吸収剤23からNOX を放出するための処理が行われて
いるか否かが判別される。ステップ202においてNO
X フラグがリセットされていると判別されたときにはス
テップ203に進んで総NOX 吸収量ΣNOXが許容上
限値NOXmax を越えたか否かが判別される。ΣNOX
>NOXmax であると判別されたとき、すなわちNOX
吸収剤23からNOX を放出すべきであるときにはステ
ップ204に進んでNOX フラグがセットされる。この
ときには図19に示したルーチンに従ってNOX 吸収剤
23からNOX が放出され還元せしめられる。一方、ス
テップ203においてΣNOX≦NOXmax であると判
別されたとき、すなわちNOX 吸収剤23のNOX 吸収
能力に未だ余裕があるときにはルーチンを終了する。
【0033】一方、ステップ202においてNOX フラ
グがセットされていると判別されたときにはステップ2
05に進んで総NOX 吸収量ΣNOXが許容下限値NO
Xmin より少なくなったか否かが判別される。ここでの
許容下限値NOXmin は典型的には零である。ステップ
205においてΣNOX<NOXmin であると判別され
たときには既にNOX 吸収剤23から十分な量のNOX
が放出されているのでステップ206に進んでNOX
ラグがリセットされる。この場合にはNOX 吸収剤23
からのNOX の放出が終了せしめられる。一方、ステッ
プ205においてΣNOX≧NOXmin であると判別さ
れたときには未だNOX 吸収剤23から十分な量のNO
X が放出されていないのでそのままルーチンが終了せし
められる。この場合にはNOX 吸収剤23からのNOX
の放出が継続される。すなわちこのルーチンによればN
X 吸収剤23に吸収されているNOX の量が許容上限
値を超えたときにNOX 吸収剤23からのNOX の放出
が開始され、許容下限値を下回ったときにこのNOX
収剤23からのNOX の放出が終了せしめられる。
【0034】図12は燃焼室内への排気ガスの採込みの
有無を制御するためのルーチンを示す。図12では初め
にステップ300において機関運転が燃焼室5内に排気
ガスを採り込むべき状態にあるか否か、すなわち成層燃
焼が行われているか、或いはリーン空燃比のもとで均一
混合気燃焼が行われているか、すなわち第1の機関運転
が行われているか否かが判別される。ステップ300に
おいて第1の機関運転が行われていると判別されたとき
にはステップ301に進む。一方、ステップ300にお
いて第1の機関運転が行われていないと判別されたと
き、すなわち理論空燃比またはリッチ空燃比のもとでの
均一混合気燃焼が行われているとき、すなわち第2の機
関運転が行われているときにはステップ307に進んで
油圧回路61から制御プレート60への油圧供給が停止
され、次いでステップ308において切換フラグがセッ
トされる。切換フラグはこのように燃焼室5内への排気
ガスの採込みが停止されたときにセットされ、後述する
ように機関運転が第2の機関運転から第1の機関運転に
切り換えられてから一定期間が経過したときにリセット
されるフラグである。
【0035】ステップ301では切換フラグがセットさ
れているか否かが判別される。ステップ301において
切換フラグがセットされているとき、すなわち機関運転
が第2の機関運転から第1の機関運転に切り換わった直
後においてはステップ302に進んでカウンタtがカウ
ントアップされ、次いでステップ303においてカウン
タtが所定値t0を超えているか否かが判別される。こ
こでの所定値t0は機関運転が第2の機関運転から第1
の機関運転に切り換わってから吸気行程における燃焼室
5内の圧力が基準レベルにまで上昇するのにかかる時間
である。すなわちステップ303では機関運転が第2の
機関運転から第1の機関運転に切り換えられてから予め
定められた期間が経過したか否かが判別される。
【0036】ステップ303においてt≦t0であると
判別される間はステップ302に戻ってカウンタtがカ
ウントアップされ続け、ステップ303においてt>t
0であると判別されるとステップ304に進んで切換フ
ラグがリセットされ、次いでステップ305においてカ
ウンタtがクリアされる。そして次のルーチンのときに
はステップ301において切換フラグがリセットされて
いると判別されるのでこのときにはステップ306に進
んで油圧回路61から制御プレート60に油圧が供給さ
れる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば機関運転が第2の機関運
転から第1の機関運転に切り換えられた直後においては
排気ガス採込み手段を作動するための作動量は第2の作
動量よりも大きい第1の作動量とはされない。すなわち
機関運転が第2の機関運転から第1の機関運転に切り換
えられた直後においては燃焼室内の圧力が基準レベルよ
りも低く、このときに排気ガス採込み手段の作動量を大
きくすると所定量以上の排気ガスが燃焼室内に流入して
機関燃焼が安定しないが本発明によれば予め定められた
期間が経過してから排気ガス採込み手段の作動量が大き
くされるので機関燃焼は安定した状態に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の全体図である。
【図2】排気弁を開弁するための機構を示す図である。
【図3】排気弁を開弁するための機構のカムを示す図で
ある。
【図4】排気弁を開弁するための機構を示す図である。
【図5】排気弁を開弁するための機構を示す図である。
【図6】排気弁を開弁するための機構を示す図である。
【図7】排気弁の開弁動作を示したタイムチャートであ
る。
【図8】基本燃料噴射量、補正係数等を示す図である。
【図9】機関の運転を制御するためのフローチャートで
ある。
【図10】NOX フラグを制御するためのフローチャー
トである。
【図11】NOX 吸収量のマップを示す図である。
【図12】EGRを制御するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11…燃料噴射弁 23…NOX 吸収剤 29…NOX アンモニアセンサ 30…空燃比センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 25/07 F02M 25/07 550G 550R 570 570A Fターム(参考) 3G062 AA01 AA10 BA04 BA05 CA06 GA01 GA04 GA05 GA06 GA17 3G092 AA01 AA06 AA09 AA11 AB02 BA01 BA05 BA06 BA07 BB04 DA02 DA04 DC03 DF04 DF06 EA11 EA17 EA22 EA27 EC10 FA05 FA21 GA03 GA14 HA06X HA13X HB01Z HD07X HE01Z HF08Z 3G301 HA01 HA04 HA15 HA19 JA04 KA06 KA11 LA01 LB04 LC04 MA01 MA14 NC04 NE06 NE13 NE14 NE15 PA11Z PB03Z PD08Z PE01Z PF03Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大部分の運転領域において吸気行程時の
    燃焼室内の圧力が基準レベルよりも高い状態にて機関運
    転が行われる第1の機関運転と、大部分の運転領域にお
    いて吸気行程時の燃焼室内の圧力が上記基準レベルより
    も低い状態にて機関運転が行われる第2の機関運転とを
    切り換えるための切換え手段と、排気行程時に燃焼室か
    ら排出された排気ガスを該排気行程に続く吸気行程にお
    いて燃焼室内に採り込むための排気ガス採込み手段と、
    該排気ガス採込み手段を作動させるための作動量を制御
    するための制御手段とを具備し、第1の機関運転が行わ
    れているときには上記制御手段により排気ガス採込み手
    段を作動するための作動量が第1の作動量とされ、一
    方、第2の機関運転が行われているときには上記制御手
    段により排気ガス採込み手段を作動するための作動量が
    上記第1の作動量よりも小さい第2の作動量とされ、吸
    気行程時における燃焼室内の圧力が等しい場合において
    は上記制御手段により排気ガス採込み手段を作動させる
    ための作動量が大きくされると燃焼室内に採り込まれる
    排気ガスの量が多くなるようになっている内燃機関にお
    いて、上記切換え手段により機関運転が第2の機関運転
    から第1の機関運転に切り換えられたときには機関運転
    切換え時から予め定められた期間が経過したときに上記
    制御手段により排気ガス採込み手段を作動するための作
    動量が第2の作動量から第1の作動量に変更せしめられ
    ることを特徴とする内燃機関。
  2. 【請求項2】 上記予め定められた期間中においては排
    気ガス採込み手段を作動するための作動量が第2の作動
    量に維持されることを特徴とする請求項1に記載の内燃
    機関。
  3. 【請求項3】 上記予め定められた期間中においては排
    気ガス採込み手段を作動するための作動量が第2の作動
    量から第1の作動量に向けて徐々に増大せしめられるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  4. 【請求項4】 上記予め定められた期間が吸気行程時に
    おける燃焼室内の圧力が上記基準レベルとなるまでの期
    間であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  5. 【請求項5】 燃焼室に空気を供給するための吸気通路
    内に該吸気通路の流路面積を制御するためのスロットル
    弁が配置され、上記第2の機関運転においては機関空燃
    比をリッチとするべく該スロットル弁により吸気通路の
    流路面積が小さくされることを特徴とする請求項1に記
    載の内燃機関。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005003536A1 (ja) * 2003-07-01 2005-01-13 Tokudaiji Institute Of Automotive Culture Inc. ディーゼルエンジンの排気浄化装置並びに制御手段
JP2009085086A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用負荷制御機構

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WO2005003536A1 (ja) * 2003-07-01 2005-01-13 Tokudaiji Institute Of Automotive Culture Inc. ディーゼルエンジンの排気浄化装置並びに制御手段
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