JP2002316013A - 濾過フィルター - Google Patents

濾過フィルター

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JP2002316013A
JP2002316013A JP2001120006A JP2001120006A JP2002316013A JP 2002316013 A JP2002316013 A JP 2002316013A JP 2001120006 A JP2001120006 A JP 2001120006A JP 2001120006 A JP2001120006 A JP 2001120006A JP 2002316013 A JP2002316013 A JP 2002316013A
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plating sheet
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實 北野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾過効果を損なうことなく、かつ濾過流体圧
等により撓むことなく好適に濾過を行うことができ、さ
らに、濾過時に破れにくく耐久性の高い濾過フィルター
を提供する。 【解決手段】 メッキ法によって微細孔12を有する板
状に形成されたメッキシート11と、前記微細孔12よ
りも大きな孔17を網目状に有する金属多孔板16とが
積層されて、金属多孔板16における孔間の骨格部分が
メッキシート11と接合一体化した構成からなる濾過フ
ィルター10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、濾過フィルター
に関する。
【0002】
【従来の技術】流体(液体または気体)中の微細粒子を
除去する濾過フィルターとして、板状のものが要求され
ることがある。前記板状の濾過フィルターとして、電気
メッキ法により製作される微細孔を有するメッキシート
からなるものが挙げられる。このメッキシートは、その
厚みが40μm〜100μmといった非常に薄いもので
あるため、そのまま単体で濾過フィルターとして用いる
と、濾過する流体の圧力及び濾過時の通過抵抗により、
前記メッキシートが変形または破壊を生じ、前記流体の
濾過効率を低下させてしまう問題があった。
【0003】前記問題を解決するため、前記メッキシー
トの片面に格子状の補強部をメッキで形成したものがあ
る。しかしながら、前記メッキシートの補強部は、20
0μm程度の厚みに迄メッキしなければならないため、
メッキ時間が長くなって濾過フィルターの価格増大を生
じるばかりか、量産性を低下させるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑み提案されたものであって、流体の濾過効率を低下
させることがなく、濾過流体の圧力等によっても変形や
破損を生じ難く、耐久性が高く、しかも量産性に優れ、
さらには、生産コストを抑えることができる濾過フィル
ターを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、メッ
キによって微細孔を有する板状に形成されたメッキシー
トと、前記微細孔よりも大きな孔を網目状に有する金属
多孔板とが積層されて接合一体化していることを特徴と
する濾過フィルターに係る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、金
属多孔板における孔間の骨格部分がメッキシートと接合
されていることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、メッキシートの微細孔における孔径が当該メッキ
シートの一側の面よりも反対側の面で大となっているこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか1項において、微細孔の孔径が大径側のメッキシー
ト片面のみに金属多孔板が積層され接合していることを
特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1から4のいず
れか1項において、メッキシートにおける微細孔の孔径
が5μm〜500μmであることを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項1から5のいず
れか1項において、メッキシートの厚みが40μm〜1
00μm、金属多孔板の厚みが100μm〜500μm
であることを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、請求項1から6のいず
れか1項において、メッキシートと金属多孔板が拡散接
合で接合されていることを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、請求項1〜6のいずれ
か1項において、メッキシートと金属多孔板のそれぞれ
の接合面に、接合用金属がメッキにより形成され、前記
接合用金属の溶着接合によってメッキシートと金属多孔
板が接合されていることを特徴とする。
【0013】請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれ
か1項において、メッキシートがニッケルからなること
を特徴とする。
【0014】請求項10の発明は、請求項8においてメ
ッキシートがニッケル、接合用金属が錫からなることを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る濾
過フィルターの斜視図、図2は図1の一部を拡大して示
す断面図、図3は図1の濾過フィルターの接合前を示す
斜視図、図4はメッキシートにおける微細孔の配置を示
す平面図、図5はメッキシートの製造途中を示す概略断
面図、図6はメッキシートと金属多孔板とを拡散接合に
より接合する場合を示す概略図である。
【0016】図1から図3に示すように、この発明の一
実施例である濾過フィルター10は、メッキシート11
と金属多孔板16とを積層し、接合一体化したものから
なり、流体(液体や気体)の濾過に好適なものである。
【0017】前記メッキシート11は、微細孔12を無
数に有するメッキ板からなり、後述する公知の電気メッ
キ法により製造されたものである。前記微細孔12は、
流体中の微細粒子等を確実に濾過できるようにするた
め、孔径21が5μm〜500μmであるものが好まし
い。
【0018】前記微細孔12の形状は、メッキシート1
1の一側の面よりも反対側の面で大径21aとなるよう
に設けられるのが好ましい。このような孔径状として、
小径21b側の面から濾過流体を濾過フィルター10に
供給すれば、濾過フィルター10への流体の通過抵抗が
小さく、かつ、濾過粒子が微細孔12内に詰まり難く、
長期に渡って良好な濾過性能を維持することができるよ
うになる。また、前記微細孔12の間隔(孔ピッチ)2
2は、微細孔12の孔径21やメッキシート11の厚み
23等によるが、濾過時の流体圧等によるメッキシート
11の破損防止及び優れた濾過効率実現の点から120
μm〜190μmの範囲が特に好ましい。さらに、前記
微細孔12の配置は、図4に示すように、微細孔12が
正三角形の連続パターンを構成するものが好ましい。こ
のような配置とすれば、メッキシート11の強度低下を
少なくしながら、より多くの微細孔12を設けることが
できるようになる。
【0019】前記メッキシート11の厚み23は、該メ
ッキシート11製造時の良好なメッキ効率、濾過時の破
損防止、濾過抵抗の極端な増大防止等から、40μm〜
100μmが好ましい。
【0020】また、前記メッキシート11の材質はメッ
キによる製造可能な適宜の金属とされるが、耐食性に優
れるニッケルを用いれば、濾過フィルター10の耐食性
を良好なものにできる。この実施例におけるメッキシー
ト11は、錆びにくいニッケルメッキ製からなり、厚み
23は60μm、微細孔12の孔径21は20μm、微
細孔12のピッチ22は150μm、微細孔12の数は
5167個/cm2である。
【0021】ここで、前記メッキ法によるメッキシート
11の製造一例について説明する。図5に示すように、
まず、前記メッキシート11における微細孔12の配置
パターンと等しい配置パターンで半球状凹部36が表面
にエッチング形成されたステンレス板等からなるメッキ
原板31を用意する。前記凹部36の間隔(ピッチ)3
7は、前記微細孔12のピッチ22と等しくされる。次
いで、前記凹部36にエポキシ樹脂等の樹脂38を充填
し、加熱等により完全に硬化させた後、樹脂38表面を
研磨等により周囲の表面と面一にする。
【0022】前記のようにして作成したメッキ原板31
をイオン交換水で洗浄し、そのメッキ原板31を、メッ
キ液が収容されたメッキ槽内に浸漬し、周知の電気メッ
キ法の手順にしたがいメッキ面(凹部側表面)32にメ
ッキを行う。前記メッキ液は、メッキ金属に応じた周知
のものが用いられる。ニッケルメッキの場合の一例とし
て、スルファミン酸ニッケル300〜500g/L、塩
化ニッケル5〜15g/L、硼酸40g/L、その他適
宜の助剤からなるニッケルメッキ液を挙げることができ
る。このメッキ時における電流密度、メッキ時間を調整
することにより、前記メッキ面に析出する金属の厚み
(メッキシートの厚み)23を調整することができる。
その際、前記メッキ原板31の凹部36の樹脂部分38
は、メッキされず、凹部36のパターンに応じて孔(メ
ッキシートの微細孔に相当)12が形成される。また、
前記孔径(微細孔の径)21は微細孔12周囲のメッキ
金属の厚み23増加にしたがい徐々に小さくなる傾向が
ある。所定時間電気メッキした後、メッキ原板31をメ
ッキ液から取り出し、メッキ面に形成されている金属メ
ッキシート11をメッキ原板31から剥がせば、一側よ
りも反対側が大径21aとなった微細孔12を無数に有
する前記メッキシート11が得られる。
【0023】前記金属多孔板16は、この濾過フィルタ
ー10の主として強度を高めるものであり、前記メッキ
シート11の微細孔12よりも大きな孔17が多数形成
された金属板からなる。前記孔形状は種々のものとされ
るが、この例の孔17は、10mm×3mmの長方形状
からなり、金属板に公知のパンチング機材により1mm
間隔で網目状に形成されている。
【0024】なお、前記金属多孔板16の材質は、特に
限定されるものではないが、耐食性に優れ、前記メッキ
シート11と好適に接合させることが可能な金属である
ことが好ましい。例えば、ステンレス、ニッケル、鉄類
等が挙げられる。また、該金属多孔板16の厚み26と
しては、100μm〜500μmのものであれば、軽量
性及び適度な柔軟性を有し、さらに強度的にも好適な濾
過フィルター10となり、施工する際にも取り扱いやす
いものとなる。この例の金属多孔板16としては、耐食
性に優れるステンレスからなる厚み200μmのものを
用いている。
【0025】また、前記金属多孔板16は、前記微細孔
12が大径21a側のメッキシート11の片面のみに積
層されて接合一体化されるのが好ましい。このような構
成にすれば、前記微細孔12の小径21b側を濾過流体
の上流側とし、大径21a側及び金属多孔板16側を下
流側となるようにして濾過フィルター10を使用するこ
とにより、濾過流体中の濾過粒子が微細孔12内に詰ま
り難く、しかもメッキシート11に加わる濾過流体の圧
力をメッキシート11よりも下流側となる金属多孔板1
6で支持することができるので、メッキシート11の補
強効果も高くなる。
【0026】前記メッキシート11と金属多孔板16と
の接合は、前記金属多孔板16の孔17間の骨格部分が
メッキシート11と接合されるのが好ましい。このよう
にすれば、メッキシート11の中央部まで金属多孔板1
6と接合でき、補強効果が高いものとなる。
【0027】また、前記メッキシート11と金属多孔板
16との接合は、拡散接合により又は前記メッキシート
11及び金属多孔板16の接合面にメッキ形成された接
合金属の溶着接合によりなされたものが好ましい。まず
拡散接合の場合の一例について説明する。図6に示され
るように、公知の拡散接合装置40における真空釜内4
5で、前記メッキシート11と金属多孔板16とを重ね
合わせた後、真空ポンプ46により釜内45を真空度1
-2Paにする。その後、上下に配置された加圧部4
1,42内のヒータ43,44により釜内45の温度を
850〜900℃にし、その状態で加圧部41,42に
よりメッキシート11と金属多孔板16を加圧する。こ
の場合の加圧力Fとしては、メッキシート11及び金属
多孔板16が、変形しない程度の圧力であることが望ま
しい。この状態で8〜10時間保持し、前記濾過フィル
ター10を得る。
【0028】次に、前記接合金属の溶着接合による場合
を説明する。この場合、前記メッキシート11及び金属
多孔板16よりも融点の低い接合金属をメッキシート1
1及び金属多孔板16の両接合面にメッキする。この例
では、メッキシート11がニッケル、金属多孔板16が
ステンレス、接合金属が錫からなり、該錫のメッキ厚が
10〜15μmとされる。そして、前記ニッケル製メッ
キシート11とステンレス製金属多孔板16を、互いの
接合面(錫メッキの接合金属面)が内側となる(互いに
対向する)ようにして重ね、250℃で60秒加熱して
錫メッキからなる接合金属を溶融させ、その状態でメッ
キシート11と金属多孔板16を加圧ロール等で加圧
し、前記溶融した錫の接合金属により溶着接合させる。
【0029】この錫メッキの溶着を用いる接合一体化に
よれば、その際の加熱温度を、前記拡散接合時の加熱温
度よりも大幅に低くできる。そのため、前記メッキシー
ト11と金属多孔板16の線膨張係数の相違により、前
記拡散接合の場合にあっては、その後の放冷による大な
る温度低下で前記メッキシート11と金属多孔板16の
収縮量が大きく異なり、濾過フィルター10に皺や変形
を生じ易いものであるのに比べ、前記接合金属の溶着接
合を用いる場合には、接合時の加熱温度が低いため、放
冷後のメッキシート11と金属多孔板16の収縮量差が
小さくなり、濾過フィルター10に皺や変形を生じ難く
いものとなる。
【0030】また、この実施例では、前記金属多孔体1
6の周縁には孔の無い取付部18が形成されており、そ
の取付部18を利用して濾過装置に取り付けられるよう
になっている。さらに、前記取付部18には、メッキシ
ート11と金属多孔板16との接合後に形成された取付
孔19が設けられている。またさらに、この実施例で
は、メッキシート11が金属多孔体16の周縁よりも内
側に収まるように、メッキシート11の外形寸法が金属
多孔板16の外形寸法よりも僅かに小さくされており、
それによって、濾過フィルター10の端面に他物体が触
れた際におけるメッキシート11の剥離を確実に防いで
いるが、濾過フィルター10の使用場所等によっては、
逆のサイズにしたり、メッキシート11と金属多孔板1
6の外形を同一寸法としてもよい。
【0031】なお、この発明は、前述した通り、前記メ
ッキシート11と金属多孔板16の材質は、ニッケル及
びステンレスに限定されるものではなく、さらに接合金
属も錫に限定されるものではない。何れも、好適にメッ
キでき、加えて接合金属については、前記メッキシート
11と金属多孔板16よりも低融点であればよい。ま
た、この発明の濾過フィルター10は、この例に挙げた
ような平板に限られることなく、凹凸または、湾曲した
ような形状であっても良い。
【0032】
【発明の効果】以上図示し説明したように、請求項1の
発明によれば、メッキシートが金属多孔体で補強されて
いるため、濾過効率の低下につながるような微細孔の数
を少なくすることや、メッキシートの厚みを増加させる
ことなどを行うこと無く、濾過流体の圧力等によっても
変形や破損を生じ難くでき、耐久性を向上させることが
できる。
【0033】請求項2の発明によれば、金属多孔板の孔
間の骨格部分でメッキシートと接合されているため、メ
ッキシートと金属多孔板との接合一体性が高く、メッキ
シートの補強効果が高い。
【0034】請求項3の発明によれば、メッキシートの
微細孔の孔径がメッキシートの一側の面よりも反対側の
面で大になっているため、微細孔の小径側を濾過流体の
上流側、大径側を濾過流体の下流側とすれば、濾過流体
の濾過粒子が微細孔内に詰まり難くなり、長期に渡って
良好な濾過性能を維持することができる。
【0035】請求項4の発明によれば、微細孔の孔径が
大径側のメッキシート片面のみに金属多孔板が接合され
ているため、重量増加を少なくできるとともに、濾過時
に金属多孔板を下流側として濾過フィルターを使用する
ことにより、メッキシートの補強効果が大にでき、しか
も濾過粒子が微細孔内に目詰まり難くできる。
【0036】請求項5の発明によれば、メッキシートに
おける微細孔の孔径を5〜500μmとすることによっ
て、濾過流体中の微細な濾過粒子を確実に濾過すること
ができるようになる。
【0037】請求項6の発明によれば、メッキシートの
厚みを40μm〜100μm、金属多孔板の厚みを10
0μm〜500μmとすることによって、濾過フィルタ
ーの重量増を少なくし、また濾過効率の低下を防ぎなが
らも補強効果を大にすることができる。
【0038】請求項7の発明によれば、メッキシートと
金属多孔板が拡散接合で接合されているため、補強部を
メッキにより形成する従来技術と比べ、濾過フィルター
の製作時間を短縮することができ、さらに量産性も向上
させることができる。
【0039】請求項8の発明によれば、メッキシート及
び金属多孔板の接合面に接合用金属をメッキで形成し、
該接合溶金属の溶着によってメッキシートと金属多孔板
を接合したものであるため、重量増や皺等の不具合を生
じることなく、耐久性及びコスト的に有利な濾過フィル
ターを得ることができる。
【0040】請求項9の発明によれば、メッキシートが
ニッケル製からなるため、濾過フィルターが錆びにく
く、しかも安価にすることができる。
【0041】請求項10の発明によれば、メッキシート
がニッケル製、接合金属が錫からなるため、濾過フィル
ターが錆び難いのみならず安価になる。、
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る濾過フィルターの斜
視図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す断面図である。
【図3】図1の濾過フィルターの接合前を示す斜視図で
ある。
【図4】メッキシートにおける微細孔の配置を示す平面
図である。
【図5】メッキシートの製造途中を示す概略断面図であ
る。
【図6】メッキシートと金属多孔板とを拡散接合により
接合する場合を示す概略図である。
【符号の説明】
10 濾過フィルター 11 メッキシート 12 微細孔 16 金属多孔板 17 孔 18 取付部 19 取付孔 21 微細孔の孔径 22 微細孔のピッチ 23 メッキシートの厚み 31 メッキ原板 32 メッキ面 36 半球状凹部 37 凹部のピッチ 38 樹脂

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッキによって微細孔を有する板状に形
    成されたメッキシートと、前記微細孔よりも大きな孔を
    網目状に有する金属多孔板とが積層されて接合一体化し
    ていることを特徴とする濾過フィルター。
  2. 【請求項2】 金属多孔板における孔間の骨格部分がメ
    ッキシートと接合されていることを特徴とする請求項1
    に記載の濾過フィルター。
  3. 【請求項3】 メッキシートの微細孔における孔径が当
    該メッキシートの一側の面よりも反対側の面で大となっ
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の濾過
    フィルター。
  4. 【請求項4】 微細孔の孔径が大径側のメッキシート片
    面のみに金属多孔板が積層され接合していることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の濾過フィル
    ター。
  5. 【請求項5】 メッキシートにおける微細孔の孔径が5
    μm〜500μmであることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の濾過フィルター。
  6. 【請求項6】 メッキシートの厚みが40μm〜100
    μm、金属多孔板の厚みが100μm〜500μmであ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の濾過フィルター。
  7. 【請求項7】 メッキシートと金属多孔板が拡散接合で
    接合されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1項に記載の濾過フィルター。
  8. 【請求項8】 メッキシートと金属多孔板のそれぞれの
    接合面に、接合用金属がメッキにより形成され、前記接
    合用金属の溶着接合によってメッキシートと金属多孔板
    が接合されていることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の濾過フィルター。
  9. 【請求項9】 メッキシートがニッケルからなることを
    特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の濾過フ
    ィルター。
  10. 【請求項10】 メッキシートがニッケル、接合用金属
    が錫からなることを特徴とする請求項8に記載の濾過フ
    ィルター。
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