JP2002315817A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2002315817A
JP2002315817A JP2001123474A JP2001123474A JP2002315817A JP 2002315817 A JP2002315817 A JP 2002315817A JP 2001123474 A JP2001123474 A JP 2001123474A JP 2001123474 A JP2001123474 A JP 2001123474A JP 2002315817 A JP2002315817 A JP 2002315817A
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JP
Japan
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carrier
water
air
microorganisms
microorganism
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JP2001123474A
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English (en)
Inventor
Tamio Matsuda
民生 松田
Kaori Kimura
かおり 木村
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 担持体への給水及び微生物を担持する機能を
備えた空気清浄機を提供する。 【解決手段】 微生物を担持した担持体14に空気を通
過させることにより前記微生物の分解能をして前記空気
の悪臭を分解・浄化せしめるようにしてなる空気清浄機
において、前記担持体14に適時水分を供給する水分供
給装置40・42を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物を担持した
担持体に空気を通過させることにより前記微生物の分解
能をして前記空気の悪臭成分を分解・浄化せしめるよう
にしてなる空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、微生物を担持した担持体に空気を
通過させることにより前記微生物の分解能をして前記空
気の悪臭成分を分解・浄化せしめるようにしてなる空気
清浄機は、ラニング・コストに優れている点から、注目
を集めており、例えば、特開平9−299743号公報
に開示されている。しかして、この空気清浄機において
は、微生物の生活環境を一定に保つために、微生物を担
持した担持体を円板に形成し、この円板の半分が常時、
水中に位置するように、担持体をモータで回転してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、一律に、微生物に水分を供給することは、意味がな
いばかりでなく、そのために担持体を回転させるモータ
が必要となり、全体構造が複雑となる。
【0004】それ故に、本発明は、かような不具合のな
い空気清浄機を提供することを、その技術的課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するために講じた第1の技術的手段は、微生物を担持
した担持体に空気を通過させることにより前記微生物の
分解能をして前記空気の悪臭成分を分解・浄化せしめる
ようにしてなる空気清浄機において、前記担持体に適時
水分を供給する水分供給装置を設けたことである。
【0006】上記した技術的課題を解決するために講じ
た第2の技術的手段は、ケーシング、前記ケーシング内
に設けられ且つ微生物を担持する担持体、前記担持体の
下部に位置すべく前記ケーシング内に着脱自在に装填さ
れ且つ前記担持体に担持される前記微生物を含有する上
澄み水を収容するトレイ、前記担持体の下部と前記トレ
イの上側との間に画成された空気導入空間、前記担持体
の上側に画成される空気排出空間、一方端部側及び他方
端部側が夫々前記担持上側及び前記上澄み水内に位置す
る散水管、前記担持体内に設けられた吸水率センサ並び
に前記散水管に介設されて前記吸水率センサが示す前記
担持体の吸水率が所定値以下になると作動して前記上澄
み水を吸引して前記担持体の上側から散水するポンプを
備えたことを特徴とする空気清浄機を構成したことであ
る。好ましくは、第2の技術的手段は、第3の技術手段
が示すように、微生物は土壌微生物若しくは微生物製剤
であることが望ましい。
【0007】第1の技術的手段によれば、微生物を担持
する担持体への水分供給を適時に行なうので、水分の常
時供給に伴う構造の複雑化を避けることができる。
【0008】また、第2の技術的手段によれば、担持体
の吸水率に応じて適時に担持体への散水を行なえるの
で、微生物の生活環境を最適に維持でき、延いては、空
気清浄能力を維持できる。しかも、散水に供される上澄
水には微生物が含有されているので、最初の散水は微生
物の担持体への担持の機能も果たすことになり、出荷段
階で微生物の担持体への担持を行なう必要がない。
【0009】また、微生物として土壌微生物若しくは微
生物製剤を採用することにより、ユーザの嗜好に応じた
微生物の入手が可能となり、また、従来は当業者しか扱
えなかった微生物応用機器を一般人でも扱えるようにな
り、実用上多大な効果を奏する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の具体例を、添付図面に基
づいて説明する。
【0011】図1において、空気清浄機10は、筐体状
のケーシング12を備える。ケーシング12内には、微
生物を担持した担持体14が設けられている。具体的に
は、担持体14は、悪臭ないしは汚染空気を吸着・分解
する活性炭その他の物質からなり、上下側部がメッシュ
状に形成され且つケーシング12の内壁に着脱自在に装
着されるカートン(図示略)内に装填されている。しかし
て、ケーシング12の内部においては、担持体14の下
側部分及び上側部分には、夫々、空気導入空間20及び
空気排出空間22が画成される。
【0012】ケーシング12の内部においては、担持体
14の下側には、トレイ30が配設される。このトレイ
30は、図示されない開口部から、ケーシング12の内
に挿脱自在に装填されている。しかして、トレイ30の
内部には所定量の土壌32及びこの土壌32を水溶・放
置することにより生成される上澄み水34が収容されて
いる。具体的には、図示されないトレイ30の上蓋を開
けて土壌32を投入し、水を注入して攪拌して放置すれ
ば、土壌32が堆積・沈殿すると共に上澄み水34が生
成される。その後、上蓋を閉じて、ゆっくり、ケーシン
グ12の内に装填されることになる。
【0013】トレイ30がケーシング12の内に装填さ
れると、散水管40の下端部がトレイ30内の上澄み水
34と連通するようになっている。当業者には自明なの
で詳細な説明は省略するが、トレイ30の内外空間を連
通可能ならしめる開閉弁付きの配管をトレイ30に設
け、この配管は、トレイ30のケーシング12内への装
填完了と同時に、散水管40の下端部と着脱可能に連結
されるようになっている。
【0014】散水管40は、ケーシング12内において
上方向に延在し、水平方向に屈曲され、散水管40の上
端部は、担持体14の上部に位置するようになってい
る。散水管40の上端部の平面形状は、図示こそしない
が、スパイラル状もしくは矩形パルス波形状となってお
り、散水管40に介装されたポンプ42が駆動して上澄
み水34が散水管40の上端部から散水されたときに、
散水された水が担持体14の上部の全面に行き渡るよう
になっている。
【0015】担持体14には、吸水率センサ44が埋設
されている。この吸水率センサ44は、図2に示すよう
にポンプ42と直列接続されたスイッチ46の開閉を司
る制御装置50と接続されている。しかして、担持体1
4の湿度ないしは吸水率が、微生物の生存・繁殖に支障
を来す程度にまで低下すると、制御装置50は、スイッ
チ46を閉成せしめることによりポンプ42を駆動さ
せ、上澄み水34が散水管40の上端部から散水され
る。この散水により担持体14の湿度ないしは吸水率
が、微生物の生存・繁殖に支障を来さない程度にまで達
すると、制御装置50は、スイッチ46を開いて、ポン
プ42の駆動ひいては散水を停止する。
【0016】ケーシング12の上部には、送風ファン5
2が配設されている。送風ファン52は、担持体14に
担持された微生物により吸着・分解されることにより清
浄された空気を吸引し、室内に放出する。しかして、送
風ファン52の空気吸引に伴う微生物の室内への放出を
防止するために、ケーシング12の天板付近に、微生物
フィルタ54が配設されている。送風ファン52は、図
2に示されるように、常時電源56に接続されている。
つまり、図示されない電源プラグがコンセントに挿入さ
れている限り、送風ファン52は回転しつづけるが、ポ
ンプ42は、スイッチ46を介して電源56に接続され
ている。
【0017】尚、土壌32の代わりに、微生物製剤を用
いてもよい。ここにおいて、微生物製剤とは、微生物、
この微生物を担持する担持体及び栄養塩からなり、水分
を加えれば微生物が活性化するものをいう。
【0018】以上述べた構成を備える空気清浄機10の
作用について、以下、説明する。
【0019】まず空気清浄機10が室内の所定位置に設
置された後にトレイ30がケーシング12内に装填さ
れ、次いで、電源プラグがコンセントに接続されると送
風ファン52が回転し、空気清浄機10が作動状態にな
る。
【0020】空気清浄機10の作動開始時には担持体1
4の湿気ないしは吸水率はゼロであるので、その旨を検
知した吸水率センサ44からの信号に依拠して制御装置
50がスイッチ46を閉成せしめることによりポンプ4
2を駆動させる。結果、上澄み水34が散水管40の上
端部から散水され、この散水により上澄み水34に含有
されている微生物が担持体14に担持され、担持体14
の湿度ないしは吸水率が、微生物の生存・繁殖に支障を
来さない程度にまで達する。同時に、その旨を検知した
吸水率センサ44からの信号に依拠して制御装置50が
スイッチ46を開成せしめることによりポンプ42が停
止する。ポンプ42が停止して散水がなされなくなって
も、散水によりもたらされた微生物の生活環境は当面維
持される。これにより、担持体14を通過する空気の悪
臭が担持体14に吸着されて微生物により分解され、空
気清浄がなされ、送風ファン52は、かように清浄され
た空気を吸引し、室内に放出する。
【0021】そして、かような微生物による空気の清浄
が所定時間なされ、これに伴う送風ファン52による空
気吸引が続くと、担持体14が再度乾燥して要求される
吸水率未満に低下するので、散水がなされ、微生物の生
活環境は保全されて、空気清浄能力は維持される。以
下、このような繰り返しがなされて、安定した空気清浄
がなされる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、微
生物を担持する担持体への水分供給を適時に行なうの
で、水分の常時供給に伴う構造の複雑化を避けることが
できる。
【0023】また、担持体の吸水率に応じて適時に担持
体への散水を行なえるので、微生物の生活環境を最適に
維持でき、延いては、空気清浄能力を維持できる。しか
も、散水に供される上澄水には微生物が含有されている
ので、最初の散水は微生物の担持体への担持の機能も果
たすことになり、出荷段階で微生物の担持体への担持を
行なう必要がない。
【0024】更には、微生物として土壌微生物若しくは
微生物製剤を採用することにより、ユーザの嗜好に応じ
た微生物の入手が可能となり、従来は当業者しか扱えな
かった微生物応用機器を一般人でも扱えるようになり、
実用上多大な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気清浄機の具体例の断面図であ
る。
【図2】図1に示す空気清浄機の電気制御回路図であ
る。
【符号の説明】
12 ケーシング 14 担持体 20 空気導入空間 22 空気排出空間 30 トレイ 32 土壌 34 上澄み水 40 散水管(水分供給装置) 42 ポンプ(水分供給装置) 44 吸水率センサ 50 制御装置 52 送風ファン 54 微生物フィルタ 56 電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微生物を担持した担持体に空気を通過さ
    せることにより前記微生物の分解能をして前記空気の悪
    臭成分を分解・浄化せしめるようにしてなる空気清浄機
    において、前記担持体に適時水分を供給する水分供給装
    置を設けたことを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 ケーシング、前記ケーシング内に設けら
    れ且つ微生物を担持する担持体、前記担持体の下部に位
    置すべく前記ケーシング内に着脱自在に装填され且つ前
    記担持体に担持される前記微生物を含有する上澄み水を
    収容するトレイ、前記担持体の下部と前記トレイの上側
    との間に画成された空気導入空間、前記担持体の上側に
    画成される空気排出空間、一方端部側及び他方端部側が
    夫々前記担持上側及び前記上澄み水内に位置する散水
    管、前記担持体内に設けられた吸水率センサ並びに前記
    散水管に介設されて前記吸水率センサが示す前記担持体
    の吸水率が所定値以下になると作動して前記上澄み水を
    吸引して前記担持体の上側から散水するポンプを備えた
    ことを特徴とする空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記微生物は土壌微生物若しくは微生物
    製剤であることを特徴とする、特徴事項2記載の空気清
    浄機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100818346B1 (ko) 2006-12-13 2008-04-01 주식회사 파인라이프 미생물과 음이온을 이용한 공기 정화방법
JP2019209010A (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 有限会社バイオフューチャー 空気浄化装置及び空気浄化方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100818346B1 (ko) 2006-12-13 2008-04-01 주식회사 파인라이프 미생물과 음이온을 이용한 공기 정화방법
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JP7075116B2 (ja) 2018-06-07 2022-05-25 有限会社バイオフューチャー 空気浄化装置

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