JP2002314511A - 多重インタフェース盤 - Google Patents

多重インタフェース盤

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JP2002314511A JP2001118458A JP2001118458A JP2002314511A JP 2002314511 A JP2002314511 A JP 2002314511A JP 2001118458 A JP2001118458 A JP 2001118458A JP 2001118458 A JP2001118458 A JP 2001118458A JP 2002314511 A JP2002314511 A JP 2002314511A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重データの各チャネルデータに対する信頼
性の向上させる多重IF盤を提供する。 【解決手段】 多重インタフェース盤において、第1パ
リティ情報を出力する第1チャネル個別パリティ演算部
と、複数データチャネルの第1パリティ情報に対してパ
リティ演算を行って、第2パリティ情報を出力する第1
マルチフレームパリティ演算部と、マルチフレームに第
1及びパリティ情報を挿入するマルチフレーム組立・挿
入部と、第3パリティ情報を出力する第2チャネル個別
パリティ演算部と、受信フレームの第1パリティ情報の
受信データに対してパリティ演算を行って、第4パリテ
ィ情報を出力する第2マルチフレームパリティ演算部
と、第1及び第3パリティ情報を比較する第1比較部
と、第2及び第4パリティ情報を比較する第2比較部
と、第1及び第2比較部の比較結果に基づいて、正常/
異常を判断する判断部とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置内共通データ
であるハイウェイ(HW)と外線のインタフェースを行
い、外線とは一次群インタフェース/二次群インタフェ
ースのようにデータを多重化して送受信する多重インタ
フェース盤(多重IF盤)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信ネットワークでは高速で且つ
高信頼性の要求が高まってきている。高速化のために一
次群インタフェース/二次群インタフェースのようにデ
ータを大容量の伝送媒体に多重化すると共に光ファイバ
を用いた光通信が行われている。高信頼性のために、伝
送路の冗長構成による通信装置の信頼性の向上、パリテ
ィビットの付加による多重データの信頼性の向上が図ら
れている。
【0003】図15は、従来のネットワーク構成例を示
す図である。図15に示すように、ネットワークは、複
数の光伝送装置2#i(i=1,2)、光伝送装置2#
i(i=1,2)間を接続する光伝送路8、光伝送装置
2#iに収容される複数の端末10#ij(i=1,
2,j=1〜n)、光伝送装置2#iに接続される複数
の迂回伝送路12#i(i=1,2)及び光伝送装置2
#i毎に設けられる複数の無線機14#i(i=1,
2)から構成されている。光伝送装置2#iは、多重I
F盤4#i、複数の端末インタフェース盤6#ij(j
=1〜n)、図示しない多重化部及び光インタフェース
部を有する。光伝送路8が正常であって、光伝送路8を
通して光伝送装置2#i(i=1,2)間で通信が可能
であるとき、端末10#1jから送信されたデータは端
末インタフェース盤6#1jで受信され、図示しない多
重化部で多重化される。多重化部で多重化されたデータ
は、図示しない電気/光変換部で光信号に変換されてか
ら光伝送路8に送信される。対局の光伝送装置2#2
は、光伝送路8よりデータを受信すると、図示しない光
/電気変換部より光信号を電気信号に変換する。そし
て、図示しない多重化部は、各チャネルのデータを分離
して、該当チャネルにデータを挿入して、HW3#2に
出力する。端末インタフェース盤6#2jは、該当チャ
ネルのデータをHW3#2より受信して、端末10#2
jにデータを送信する。一方、光伝送路8が故障等であ
って、次のようにして、多重IF盤4#iを通して、通
信が行われる。
【0004】図16は、図15中の多重IF盤4#iの
構成図である。多重IF盤4#iは、装置インタフェー
ス部20#i、CH個別パリティ演算部22#i、マル
チフレーム組立/挿入部24#i、データ閉塞部26#
i、外線インタフェース部28#i、マルチフレーム分
離/パリティ抽出部30#i、CH個別パリティ演算部
32#i、パリティ情報比較/異常検出部34#i及び
データ閉塞部36#iを有する。端末インタフェース盤
6#ijと装置インタフェース部20#iとの間は、H
W3#iにより双方向に接続されている。
【0005】図17は、外線と送受信する多重データの
フレームフォーマットを示す図であり、一例として一次
群インタフェースを示している。図17に示すように、
一次群インタフェースでは、例えば、フレームが8ビッ
ト×24チャネルで構成され、例えば、23チャネルが
データを収容するデータチャネル、1チャネルが各デー
タチャネルに収容されるデータのパリティ情報を収容す
る制御チャネルである。図17中のFがフレームの先頭
を示すフレームビットである。
【0006】図18は、マルチフレームフォーマットを
示す図である。制御チャネルは、例えば、フレームの最
終チャネルCH24である。制御チャネルは、8ビット
から構成されており、4フレーム分の4個の制御チャネ
ルMF1〜MF4により、マルチフレームが構成され
る。マルチフレームの各8ビットMF1〜MF4の先頭
ビットは、マルチフレーム同期を取るためのマルチフレ
ームビット、例えば、’0111’である。Pi(i=
1〜23)は、CH1からCH23のデータに対するC
H個別のパリティ演算結果である。MF1〜MF4の1
ビット目XとMF4の7ビット目Yは予備ビットであ
る。
【0007】図19は、各ブロック間のタイムチャート
である。HW3#i上の信号S2,S3はフレームから
構成される。フレームは、データフレームは装置インタ
フェース部20#iからのフレームパルスに同期してい
る。各フレームは、複数のチャネル(CH1〜CH2
4)及び各チャネル毎の付加チャネル(付加CH)から
構成されている。各チャネルは、所定ビット、例えば、
8ビットからなる。付加チャネルは、例えば、8ビット
からなり、2ビットX1,X2にアラーム信号が設定さ
れ、残り6ビットが予備ビットである。X1は自局のア
ラーム信号が設定される。X2は対向先(相手先)のア
ラーム信号が設定される。端末10#ijはデータを送
信する。端末10#ijを収容する端末インタフェース
盤6#ijは、端末10#ijからデータを受信して、
フレームパルスに同期して、割り当てられたチャネルに
データを挿入すると共に端末10#ijについてのアラ
ーム信号X1を付加チャネルに挿入して、HW3#iに
信号S2を出力する。
【0008】装置インタフェース部20#iは、フレー
ムパルスに同期して信号S2を受信する。フレームの先
頭にFビットを挿入し、信号S2のフレーム中のチャネ
ルCH1〜CH23の各8ビットデータは、チャネルC
H1〜CH23の該当チャネルに挿入して、信号S4を
出力する。また、フレームの先頭にFビットを挿入し、
信号S2のフレーム中の各チャネルの付加チャネルの自
局でのアラーム信号X1のビット値に応じて、24チャ
ネルの内該当チャネルに正常/異常を示す信号を挿入す
る。また、24チャネルの空きチャネルには、固定値、
例えば、オール’0’を挿入して、信号S6を出力す
る。CH個別パリティ演算部22#iは、信号S4を入
力して、各チャネル毎にデータのパリティ演算を行っ
て、マルチフレーム組立/挿入部24#iに出力する。
マルチフレーム組立/挿入部24#iは、フレームの先
頭にFビットを挿入し、フレームパルスに同期して信号
S4を入力して、該当チャネルにデータを挿入する。フ
レームの制御チャネルCH24中のマルチフレームビッ
トに所定ビットを挿入する。更に、CH個別パリティ演
算部22#iよりパリティ演算結果を入力して、該当マ
ルチフレームの中の該当ビット位置に挿入して、信号S
8を出力する。データ閉塞部26#iは、対局警報信号
S6が1個以上のチャネルについて異常を示すとき、F
ビット以外をオール’1’/オール’0’に固定して信
号S10を出力し、それ以外のとき、信号S8をスルー
して信号S10を出力する。外線インタフェース部28
#iは、データ閉塞部26#iより信号S10を入力し
て、迂回伝送路(外線)12#iに送信する。無線機1
4#iは迂回伝送路12#iによりデータを受信する
と、無線伝送路を通して、対局の無線機14#j(j≠
i)に送信する。無線機14#jは無線伝送路よりデー
タを受信すると、迂回伝送路12#jに送信する。
【0009】一方、外線インタフェース部28#jは、
外線インタフェースに従って、迂回伝送路12#jより
信号を受信して、信号S9を出力する。マルチフレーム
分離/パリティ抽出部30#jは、信号S9のマルチフ
レーム中のマルチフレームビットよりマルチフレーム同
期を取り、各チャネルについてのパリティ情報を抽出す
る。CH個別パリティ演算部32#jは、信号S9に収
容される各チャネルのデータのパリティ演算を行う。パ
リティ情報の比較/異常検出部34#jは、マルチフレ
ーム分離/パリティ抽出部30#iより出力される各チ
ャネルのパリティ情報とCH個別パリティ演算部32#
jより入力される該当チャネルのパリティ演算結果とを
比較して、一致であれば、該当チャネルのデータが正常
であることを示すデータを信号S7中の該当チャネルに
挿入し、不一致であれば、該当チャネルのデータが異常
であることを示すデータを信号S7中の該当チャネルに
挿入して、信号S7を出力する。
【0010】データ閉塞部36#jは、信号S9及び自
局警報信号S7を入力して、信号S7が該当チャネルの
データが正常であることを示すとき、該当チャネルのデ
ータをスルーし、データ異常であることを示すとき、該
当チャネルのデータをオール’1’に固定して、信号S
5を出力する。装置インタフェース部20#jは、信号
S5よりデータチャネルに収容されるデータ、信号S7
より自局警報信号をそれぞれ入力して、フレームパルス
に同期して、該当チャネル及び予備チャネルにチャネル
のデータ及び自局警報信号を多重化して、HW3#jに
信号S3を出力する。端末インタフェース盤6#jk
は、フレームパルスに同期して、HW3#jより信号S
3を受信して、該当チャネル及び予備チャネルのデータ
を端末10#jkに送信する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多重化装置では以下の問題点があった。従来、外線側の
多重データにおいて、予め定めたチャネルに多重したパ
リティ情報は、各チャネルに対応したパリティ情報とマ
ルチフレームビットのみで構成され、パリティ情報の保
証はマルチフレーム同期だけである。そのため、外線が
無線伝送路を中継したり、長距離に及び、外部からのノ
イズ、サージなどを受けて、データエラーが発生したと
き、各チャネルに対するパリティ情報の信頼度は極端に
低くなる。そして、発生したデータエラーにより多重さ
れたパリティ情報が反転すると、パリティ情報は単な
る’1’もしくは’0’の値でチャネルデータが正常か
異常かを判断するため、各チャネルのデータ自体が異常
にもかかわらず、パリティ情報のデータエラーにより正
常と判断されてしまうことがあり、データの信頼性に問
題があった。従来のマルチフレーム構成では、各8ビッ
トの制御チャネルの1ビットが空きビットとなってお
り、伝送効率上の問題があった。更に、従来、伝送装置
間の疎通試験等の保守を行う際に、双方の伝送装置に端
末を接続して、互いに確認する以外になく、遠隔保守が
できずに、保守の手間がかかり問題であった。
【0012】本発明は上記を鑑みてなされたものであ
り、多重データの各チャネルデータに対する信頼性の向
上、伝送効率の向上及び遠隔保守が可能な多重IF盤を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1に示すように、多重IF盤38#i(i=
1,2)は、複数の端末インタフェース盤39#ij
(i=1,2,j=1〜n)を収容し、第1チャネル個
別パリティ演算部40#i、第1マルチフレームパリテ
ィ演算部41#i、マルチフレーム組立挿入部42#
i、マルチフレーム分離・抽出部43#i、第2チャネ
ル個別パリティ演算部44#i、第2マルチフレームパ
リティ演算部45#i、第1比較部46#i、第2比較
部47#i及び判断部48#iを具備する。
【0014】多重IF盤38#1から多重IF盤38#
2へフレーム送信するとき、第1チャネル個別パリティ
演算部40#1は、各データチャネル毎に受信データに
対してパリティ演算を行って、第1パリティ情報を出力
する。第1マルチフレームパリティ演算部41#1は、
複数フレーム分の制御チャネルからなるマルチフレーム
中の各マルチフレームパリティビットに該当する複数デ
ータチャネルの第1パリティ情報に対してパリティ演算
を行って、第2パリティ情報を出力する。マルチフレー
ム組立・挿入部42#1は、マルチフレームの該当ビッ
トに第1パリティ情報を挿入し、各マルチフレームパリ
ティビットに該当する第2パリティ情報を挿入する。多
重化装置38#1は、フレームを外線に送信する。
【0015】多重IF盤38#2は、フレームを外線よ
り受信する。マルチフレーム分離・抽出部43#2は、
受信フレームから第1及び第2パリティ情報を分離す
る。第2チャネル個別パリティ演算部44#2は、受信
フレームの各データチャネルの受信データに対してパリ
ティ演算を行って、第3パリティ情報を出力する。第2
マルチフレームパリティ演算部45#2は、受信フレー
ムの各マルチフレームパリティビットに該当する第1パ
リティ情報又は該第1パリティ情報に該当するデータチ
ャネルの受信データに対してパリティ演算を行って、第
4パリティ情報を出力する。第1比較部46#2は、第
1及び第3パリティ情報を比較する。第2比較部47#
2は、第2及び第4パリティ情報を比較する。
【0016】判断部48#2は、第1及び第2比較部の
比較結果に基づいて、各データチャネルの受信データが
正常/異常を判断する。例えば、データチャネルの受信
データ及び当該受信データに関するパリティ情報にエラ
ーが発生して、第1比較部46#2が受信データは正常
であると判断した場合でも、当該パリティ情報に対する
マルチフレームパリティが正常であり、第2比較部47
#2がパリティは異常であると判断したとき、判断部4
8#2が受信データは異常であると判断することによ
り、受信データが異常であるにもかかわらず、正常であ
ると判断ミスをすることが抑制される。そのため、デー
タの信頼性が向上する。
【0017】一方、データチャネルの受信データが正
常、受信データに関するパリティ情報にエラーが発生し
て、第1比較部46#2が受信データは異常であると判
断した場合でも、当該パリティ情報に対するマルチフレ
ームパリティが正常であり、第2比較部47#2がマル
チフレームパリティの該当受信データに対してパリティ
演算を行った演算結果とマルチフレームパリティとを比
較することにより、マルチフレームパリティが正常であ
ると判断したとき、判断部48#2が受信データは正常
であると判断することにより、受信データが正常である
にもかかわらず、異常であるとの判断ミスをすることが
抑制される。そのため、データの信頼性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】第1実施形態 図2は、多重IF盤を含む光伝送装置を用いたネットワ
ーク構成図であり、図15中の構成要素と実質的に同一
の要素には同一の符号を附している。図2中の光伝送装
置50#i中の多重IF盤52#iは、(i)マルチフレ
ーム化された各チャネルのパリティ情報のパリティビッ
トを予備ビットに挿入してフレームを外線に送信するよ
うにしたこと、(ii)外線より受信したフレームについ
て、各チャネルのデータのパリティ演算結果とマルチフ
レームのパリティ情報との比較結果及びマルチフレーム
のパリティ情報のパリティ演算結果とマルチフレームパ
リティビットとの比較結果に従って、各チャネルのデー
タが正常であるか否かを判断するようにしたことが、図
15中の多重IF盤4#iと異なる。
【0019】図3は、図2中の多重IF盤52#iの構
成図であり、図16中の構成要素と実質的に同一の構成
要素には同一の符号を附している。図3に示すように、
多重IF盤52#iは、装置インタフェース部20#
i、CH個別パリティ演算部22#i、マルチフレーム
組立/挿入部62#i、データ閉塞部26#i、外線イ
ンタフェース部28#i、マルチフレーム分離/パリテ
ィ抽出部64#i、CH個別パリティ演算部32#i、
パリティ情報比較/異常検出部34#i、データ閉塞部
36#i、マルチフレームパリティ演算部60#i,6
6#i及び判断部70#iを有する。
【0020】図4は、マルチフレーム組立/挿入部62
#i、データ閉塞部26#i、外線インタフェース部2
8#iの出力信号S20,S21,S22のフォーマッ
トを示す図である。本実施形態では、信号S20−S2
2の制御チャネルCH24から構成されるマルチフレー
ム中の予備ビットであったX1−X4がパリティ情報の
パリティを設定するためのマルチフレームパリティビッ
トとして使用される。
【0021】図5は、マルチフレーム構成図である。図
5に示すように、Xi(i=1〜4)は、マルチフレー
ムMFi(i=1〜4)のパリティビットに対するパリ
ティ演算結果である。即ち、X1はP1−P6に対する
パリティ演算結果、X2はP7−P12に対するパリテ
ィ演算結果、X3はP13−P18に対するパリティ演
算結果、X4はP19−P23(又はY)のパリティ演
算結果である。尚、各Xi(i=1〜4)には、先頭の
マルチフレームビットを演算対象に含めても良い。
【0022】CH個別パリティ演算部22#iは、フレ
ームパルスに従って、マルチフレーム毎に各チャネルの
パリティ演算結果をリセットする。そして、信号S4中
のチャネルCH1〜CH23の各チャネルのデータに対
してパリティ演算を行って、23チャネルのパリティ演
算結果を出力する。マルチフレームパリティ演算部60
#iは、フレームパルスに従って、マルチフレーム毎に
4個のマルチフレームパリティ演算結果をリセットす
る。23チャネルのパリティ演算結果をCH個別パリテ
ィ演算部22#iより入力して、各マルチフレームパリ
ティ情報Xk毎に該当するパリティ演算結果に対してパ
リティ演算を行って、マルチフレームパリティ情報Xk
(k=1〜4)をマルチフレーム組立/挿入部62#i
に出力する。マルチフレーム組立/挿入部62#iは、
次の機能を有する。フレームパルスに同期して、信号
S20中にFビットを設定する。フレームパルスに同
期して、信号S4に収容されている各チャネルのデータ
を信号S20の該当チャネルに挿入する。フレームパ
ルスに同期して、マルチフレーム中のマルチフレームビ
ットを設定する。フレームパルスに同期して、CH個
別パリティ演算部22#iより該当するパリティ情報を
入力して、マルチフレーム中の該当ビットに挿入する。
フレームパルスに同期して、マルチフレームパリティ
演算部62#iより該当するマルチフレームパリティ情
報をマルチフレーム中の該当ビットに挿入する。
【0023】マルチフレーム分離/パリティ抽出部64
#iは、次の機能を有する。Fビットよりフレーム同
期を取る。マルチフレームビットよりマルチフレーム
同期を取る。各フレームの信号S21中のマルチフレ
ームからパリティ情報Pi(i=1〜23)を抽出す
る。信号S21からマルチフレームパリティ情報Xk
を抽出する。マルチフレームパリティ演算部66#i
は、マルチフレーム分離/パリティ抽出部64#iから
出力されるチャネルのパリティ情報Pi(i=1〜2
3)を入力して、P1−P6,P7−P12,P13−
P18,P19−P23毎にパリティ演算を行う。マル
チフレームパリティ情報の比較/異常検出部68#i
は、マルチフレーム分離/パリティ抽出部64#iから
出力されるマルチフレームパリティ情報Xkとマルチフ
レームパリティ演算部66#iから出力される該当する
パリティ演算結果とを比較して、一致ならば、正常(’
0’)、不一致ならば、異常(’1’)の比較結果を出
力する。パリティ情報の比較/異常検出部34#iは、
CH個別パリティ演算部32#iより出力される各チャ
ネルのパリティ演算結果とマルチフレーム分離/パリテ
ィ抽出部64#iから出力される該当チャネルのパリテ
ィ情報Pi(i=1〜23)とを比較して、一致なら
ば、正常(’0’)、不一致ならば、異常(’1’)の
比較結果を出力する。
【0024】判断部70#iは、パリティ情報の比較/
異常検出部34#i及びマルチフレームパリティ情報の
比較/異常検出部68#iから比較結果を入力して、双
方とも正常(’0’)であれば、正常を示す自局警報信
号S7を出力し、いずれかが異常(’1’)であれば、
異常を示す自局警報信号S7を出力する。自局警報信号
S7は、(i)チャネルCH1〜CH23毎に設定、(ii)
各フレームに収容される各マルチパリティビットに該当
するチャネル毎に設定、(iii)マルチフレーム毎に全チ
ャネルついて共通に設定するバリエーションが考えられ
る。
【0025】(i)の場合は、チャネルのパリティ情報の
比較結果が正常且つ該当マルチフレームパリティ情報の
比較結果が正常のとき、当該チャネルのデータが正常で
あると判断され、チャネルのパリティ情報又は該当マル
チフレームパリティ情報の比較結果が異常のとき、当該
チャネルのデータが異常であると判断される。例えば、
パリティ情報P1の比較結果が正常且つマルチフレーム
パリティ情報X1の比較結果が正常のとき、チャネルC
H1のデータが正常、パリティ情報P1が異常又はマル
チフレームパリティ情報X1の比較結果が異常のとき、
チャネルCH1のデータが異常と判断される。
【0026】(ii)の場合は、マルチフレームパリティ情
報の比較結果が正常且つ該当チャネルのパリティ情報の
比較結果が全て正常のとき、当該チャネルのデータが正
常であると判断され、該当マルチフレームパリティ情報
の比較結果が異常又はいずれかの該当チャネルのパリテ
ィ情報の比較結果が異常のとき、該当全チャネルのデー
タが異常であると判断される。例えば、パリティ情報P
1−P6の比較結果が正常且つマルチフレームパリティ
情報X1の比較結果が正常であるとき、チャネルCH1
−CH6が正常、いずれかのパリティ情報P1−P6の
比較結果が異常又はマルチフレームパリティX1の比較
結果が異常のとき、チャネルCH1−CH6のデータが
異常であると判断される。
【0027】(iii)の場合は、マルチフレームについ
て、全マルチフレームパリティ情報Xk(k=1〜4)
の比較結果が正常且つ全チャネルパリティ情報Pi(i
=1〜23)の比較結果が正常であるとき、全チャネル
のデータが正常であると判断され、それ以外のとき、全
チャネルのデータが異常であると判断される。
【0028】データ閉塞部36#iは、自局警報信号S
7から各チャネルについて、正常/異常のいずれである
かを判断する。正常ならば、信号S21の該当チャネル
のデータを信号S5の該当チャネルに挿入する。異常な
らば、該当チャネルのデータをオール’1’/オール’
0’に閉塞する。
【0029】以下、図2のネットワークにおいて、迂回
伝送路12#1,12#2を通して光伝送装置50#1
→50#2へ通信する場合の動作について説明する。端
末10#1jは、データを光伝送装置50#1に送信す
る。端末IF盤6#1jは、データを受信し、フレーム
パルスに同期して、該当チャネルにデータを挿入し、予
備チャネルに自局警報信号を挿入して、信号S2をHW
3#1に出力する。装置インタフェース部20#1は、
フレームパルスに同期して、HW3#1上のチャネル及
び予備チャネルのデータを受信して、信号S4,S6を
出力する。
【0030】CH個別パリティ演算部22#1は、信号
S4を入力して、各チャネル毎にパリティ演算を行っ
て、マルチフレーム組立/挿入部62#1に出力する。
マルチフレームパリティ演算部60#1は、23チャネ
ルのパリティ演算結果をCH個別パリティ演算部22#
1より入力して、各マルチフレームパリティ情報Xk毎
に該当するパリティ演算結果に対してパリティ演算を行
って、マルチフレームパリティ情報Xk(k=1〜4)
をマルチフレーム組立/挿入部62#1に出力する。マ
ルチフレーム組立/挿入部62#1は、信号S20にF
ビットの設定、信号S4に収容されている各チャネルの
データを信号S20の該当チャネルに挿入、信号S20
にマルチフレームビットの設定、CH個別パリティ演算
部22#iより該当するパリティ情報Piをマルチフレ
ームの該当ビットに挿入及びマルチフレームパリティ演
算部62#1より入力した該当するマルチフレームパリ
ティ情報をマルチフレーム中の該当マルチフレームパリ
ティビットに挿入する。
【0031】データ閉塞部26#1は、対局警報信号S
6が1個以上のチャネルについて異常を示すとき、Fビ
ット以外をオール’1’/オール’0’に固定して信号
S22を出力し、それ以外のとき、信号S20をスルー
して信号S22を出力する。外線インタフェース部28
#1は、データ閉塞部26#1より信号S22を入力し
て、迂回伝送路(外線)12#1に送信する。無線機1
4#1は迂回伝送路12#1によりデータを受信する
と、無線伝送路を通して、対局の無線機14#2に送信
する。無線機14#2は無線伝送路よりデータを受信す
ると、迂回伝送路12#2に送信する。
【0032】外線インタフェース部28#2は、外線イ
ンタフェースに従って、迂回伝送路12#2より信号を
受信して、信号S21を出力する。マルチフレーム分離
/パリティ抽出部64#2は、Fビット及びマルチフレ
ームビットよりマルチフレーム同期を取る。そして、各
フレームの信号S21からマルチフレームのチャネルの
データのパリティ情報Pi(i=1〜23)及びマルチ
フレームパリティ情報Xk(k=1〜4)を抽出する。
マルチフレームパリティ演算部66#2は、各マルチフ
レームパリティ情報Xk(k=1〜4)に該当するマル
チフレーム分離/パリティ抽出部64#2から出力され
るチャネルのパリティ情報Pi(i=1〜23)に対し
て、パリティ演算を行う。CH個別パリティ演算部32
#2は、信号S21に収容される各チャネルのデータの
パリティ演算を行う。
【0033】マルチフレームパリティ情報の比較/異常
検出部68#2は、マルチフレーム分離/パリティ抽出
部64#2から出力されるマルチフレームパリティ情報
Xkとマルチフレームパリティ演算部66#2から出力
される該当するパリティ演算結果とを比較して、一致な
らば、正常(’0’)、不一致ならば、異常(’1’)
の比較結果を出力する。パリティ情報の比較/異常検出
部34#2は、CH個別パリティ演算部32#2より出
力される各チャネルのパリティ演算結果とマルチフレー
ム分離/パリティ抽出部64#2から出力される該当チ
ャネルのパリティ情報とを比較して、一致ならば、正常
(’0’)、不一致ならば、異常(’1’)の比較結果
を出力する。
【0034】判断部70#2は、パリティ情報の比較/
異常検出部34#2及びマルチフレームパリティ情報の
比較/異常検出部68#2から比較結果を入力して、双
方とも正常(’0’)であれば、正常を示す自局警報信
号S7を出力し、いずれかが異常(’1’)であれば、
異常を示す自局警報信号S7を出力する。データ閉塞部
36#2は、信号S21及び自局警報信号S7を入力し
て、信号S7が該当チャネルのデータが正常であること
を示すとき、該当チャネルのデータをスルーし、データ
異常であることを示すとき、該当チャネルのデータをオ
ール’1’/オール’0’に固定して、信号S6を出力
する。
【0035】装置インタフェース部20#2は、信号S
5よりチャネルデータ、信号S7より自局警報信号をそ
れぞれ入力して、フレームパルスに同期して、該当チャ
ネル及び予備チャネルにチャネルデータ及び自局警報信
号を多重化して、HW3#2に信号S3を出力する。端
末インタフェース盤6#2kは、フレームパルスに同期
して、HW3#2より信号S3を受信して、該当チャネ
ル及び予備チャネルのデータを端末10#2kに送信す
る。
【0036】以上説明した実施形態によれば、各チャネ
ルに対するパリティ情報をマルチフレーム構成にして多
重したチャネルに対し、更に各マルチフレームに対する
パリティ情報をフレームの予備ビットに付加して送受信
して、データの正常/異常を判断するので多重データの
各チャネルデータに対する信頼性を向上させることがで
き、伝送効率が向上する。尚、マルチフレームパリティ
ビットXk(k=1〜4)と該当するチャネルのパリテ
ィ情報に該当するチャネルのデータについてパリティ演
算を行い、パリティ演算結果とマルチフレームパリティ
ビットXkとを比較して、この比較結果が正常又はチャ
ネルのパリティ情報の比較結果が正常であるとき、チャ
ネルのデータが正常であると判断してもよい。これによ
り、チャネルのパリティ情報がエラー、チャネルのデー
タが正常、マルチフレームパリティビットが正常であれ
ば、チャネルのデータが正常であると判断することがで
きる。
【0037】第2実施形態 図6は、多重IF盤を含む光伝送装置を用いたネットワ
ーク構成図であり、図15中の構成要素と実質的に同一
の要素には同一の符号を附している。図6中の光伝送装
置80#i中の多重IF盤82#iは、マルチフレーム
の予備ビットを用いて、全チャネルのデータの閉塞処理
の制御をするようにした点が図6中の光伝送装置2#i
と異なる。HW3#i等の故障発生によりデータエラー
等が発生しているとき、一括してデータの閉塞処理を指
示する指示ビットをマルチフレームの予備ビットに設け
ることにより、個々のチャネルのデータを閉塞して対局
の光伝送装置に送信した場合に、閉塞データがデータエ
ラーによってデータ化を起こしたとき、受信端末側で正
常なデータであると誤って受信することを防止するため
である。
【0038】図7は、図6中の多重IF盤82#iの構
成図であり、図16中の構成要素と実質的に同一の構成
要素には同一の符号を附している。図7に示すように、
多重IF盤82#iは、装置インタフェース部20#
i、CH個別パリティ演算部22#i、マルチフレーム
組立/挿入部90#i、データ閉塞部26#i、外線イ
ンタフェース部28#i、マルチフレーム分離/パリテ
ィ抽出部30#i、Yビット検出部92#i、CH個別
パリティ演算部32#i、データ閉塞部93#i及びパ
リティ情報の比較/異常検出部94#iを有する。
【0039】図8は、マルチフレーム構成図である。図
8に示すように、マルチフレームの最終ビットYを閉塞
指示ビットとしている。閉塞指示ビットとは、全チャネ
ルのデータを閉塞処理するか否かを制御するためのビッ
トである。例えば、Yビット=’1’であれば、全チャ
ネルのデータを閉塞処理する。Yビット=’0’であれ
ば、全チャネルのデータを閉塞処理しない。マルチフレ
ームの他のビットは、従来と同様である。尚、マルチフ
レームのXビットは予備ビットではなく、第1実施形態
と同様にマルチフレームパリティビットとして用いても
良いし、Yビットではなく4個のXkビットを閉塞指示
ビットとし、各Xkと同一フレームのパリティ情報に該
当する複数チャネル毎にXkによって閉塞指示を行うよ
うにしても良い。
【0040】マルチフレーム組立/挿入部90#iは、
対局警報信号S6が少なくとも1チャネルについて、異
常であることを示すとき、マルチフレームのYビットに
閉塞処理を指示する、例えば、’1’を挿入し、全チャ
ネルについて正常であることを示すとき、Yビットに閉
塞処理をしないことを指示する、例えば、’0’を挿入
することが、図16中のマルチフレーム組立/挿入部2
4#iと異なる。Yビット検出部92#iは、入力され
た信号S31からマルチフレームのYビットを検出し
て、データ閉塞部93#i及びパリティ情報の比較/異
常検出部94#iに出力する。データ閉塞部93#i
は、次の機能を有する。Yビット検出部92#iより
抽出されたYビットが閉塞処理を指示するとき、信号S
5の全チャネルのデータをオール’1’/オール’0’
に閉塞する。尚、閉塞指示ビットをXkとする場合は、
Xkが閉塞処理を指示するとき、Xkに該当するチャネ
ルのデータについて閉塞処理を行う。Yビットが閉塞
処理を指示しないとき、信号S7の各チャネルについて
の異常/正常に従って、データ閉塞部36#iと同様の
処理を行う。
【0041】パリティ情報の比較/異常検出部94#i
は、閉塞指示ビットに拘わらず図16中のパリティ情報
の比較/異常検出部34#iと同様の処理をしても良い
がここでは、次の機能を有する。Yビット検出部92
#iにより抽出されたYビットが閉塞処理を指示すると
き、信号S7の全チャネルについて、異常を示す信号を
挿入する。Yビットが閉塞処理を指示しないとき、C
H個別パリティ演算部32#iの演算結果とマルチフレ
ーム分離/パリティ抽出部30#iから出力されるチャ
ネルのパリティ情報を比較して、マルチフレーム分離/
パリティ抽出部30#iと同様の処理をする。
【0042】以下、図6のネットワークにおいて、迂回
伝送路12#1,12#2を通して光伝送装置80#1
→80#2へ通信する場合の動作について説明する。端
末10#1jは、データを光伝送装置80#1に送信す
る。端末インタフェース盤6#1jは、データを受信し
て、信号S2をHW3#1に出力する。装置インタフェ
ース部20#1は、HW3#1から信号S2を受信し
て、信号S4,S6を出力する。CH個別パリティ演算
部22#1は、信号S4を入力して、各チャネル毎にパ
リティ演算を行って、マルチフレーム組立/挿入部90
#1に出力する。マルチフレーム組立/挿入部90#1
は、信号S30の各チャネルに信号S4の該当チャネル
のデータの挿入、マルチフレームにマルチフレームビッ
ト、パリティ情報Yk(k=1〜23)の挿入、対局警
報信号S6が少なくとも1チャネルについて、異常であ
ることを示すとき、マルチフレームのYビットに閉塞処
理を指示するビット値、例えば、’1’を挿入し、全チ
ャネルについて正常であることを示すとき、Yビットに
閉塞処理をしないことを指示するビット値、例えば、’
0’を挿入して、信号S30を出力する。
【0043】データ閉塞部26#1は、対局警報信号S
6に収容される各チャネルについて、異常/正常に従っ
て、信号S30に収容される該当チャネルのデータを固
定値に閉塞/スルーして、信号S32を出力する。外線
インタフェース部28#1は、データ閉塞部26#1よ
りデータS32を入力して、迂回伝送路(外線)12#
1、無線機14#1、無線伝送路、無線機14#2、迂
回伝送路12#1を通して、光伝送装置80#2に送信
する。
【0044】外線インタフェース部28#2は、外線イ
ンタフェースに従って、迂回伝送路12#2より信号を
受信して、信号S31を出力する。マルチフレーム分離
/パリティ抽出部31#2は、信号S31よりチャネル
のパリティ情報Pk(k=1〜23)を抽出する。Yビ
ット検出部92#2は、信号S31よりマルチフレーム
のYビットを検出する。パリティ情報の比較/異常検出
部94#iは、Yビット検出部92#2により検出され
たYビットが閉塞処理を指示するとき、信号S7の全チ
ャネルについて、異常を示す信号を挿入し、Yビットが
閉塞処理を指示しないとき、CH個別パリティ演算部3
2#iの演算結果とマルチフレーム分離/パリティ抽出
部30#iから出力されるチャネルのパリティ情報を比
較して、マルチフレーム分離/パリティ抽出部30#i
と同様の処理をする。
【0045】データ閉塞部93#2は、Yビット検出部
92#iより抽出されたYビットが閉塞処理を指示する
とき、信号S5の全チャネルのデータをオール’1’/
オール’0’に閉塞し、Yビットが閉塞処理を指示しな
いとき、信号S7の各チャネルについての異常/正常に
従って、データ閉塞部36#2と同様の処理を行う。装
置インタフェース部20#2は、信号S5,S7を入力
して、該当チャネル及び予備チャネルにチャネルデータ
及び自局警報信号を多重化して、HW3#2に信号S3
を出力する。端末インタフェース盤6#2kは、HW3
#2より信号S3を受信して、該当チャネル及び予備チ
ャネルのデータを端末10#2kに送信する。
【0046】以上説明した実施形態によれば、各チャネ
ルに対するパリティ情報をマルチフレーム構成にして多
重したチャネルに対し、全データ閉塞処理を指示するビ
ットを予備ビットに付加することにより、1つ以上のチ
ャネルについて、対局警報信号が異常であることを示す
とき、全データを閉塞するよう予備ビットに設定するこ
とにより、閉塞データがデータエラーにより変化する場
合でも、異常データを正常データとみなして対局側で処
理することが抑制されるので、多重データの各チャネル
データに対する信頼性を向上させることができる。
【0047】第3実施形態 図9は、多重IF盤を含む光伝送装置を用いたネットワ
ーク構成図であり、図6中の構成要素と実質的に同一の
要素には同一の符号を附している。図9中の光伝送装置
100#i中の多重IF盤102#iは、マルチフレー
ムの予備ビットを用いて、パリティアラームのマスクを
制御するようにした点が図6中の光伝送装置2#iと異
なる。HW3#i等の故障発生によりデータエラー等が
発生しているとき、パリティアラームのマスクを指示す
る指示ビットをマルチフレームの予備ビットに設けるこ
とにより、個々のチャネルのデータを閉塞して対局の光
伝送装置に送信した場合に、閉塞データがデータエラー
によってデータ化を起こしたとき、受信端末側で正常な
データであると誤って受信することを防止するためであ
る。
【0048】図10は、図9中の多重IF盤102#i
の構成図であり、図7中の構成要素と実質的に同一の構
成要素には同一の符号を附している。図10に示すよう
に、多重IF盤102#iは、装置インタフェース部2
0#i、CH個別パリティ演算部22#i、マルチフレ
ーム組立/挿入部110#i、データ閉塞部26#i、
外線インタフェース部28#i、マルチフレーム分離/
パリティ抽出部30#i、Yビット検出部112#i、
CH個別パリティ演算部32#i、パリティ情報比較/
異常検出部113#i及びデータ閉塞部114#iを有
する。
【0049】図11は、マルチフレーム構成図である。
図11に示すように、マルチフレームの最終ビットYを
パリティアラームマスク指示ビットとしている。パリテ
ィアラームマスク指示ビットとは、全チャネルのパリテ
ィアラームをマスクするか否かを制御するためのビット
である。例えば、Yビット=’1’であれば、全チャネ
ルのパリティアラームをマスクする。Yビット=’0’
であれば、全チャネルのパリティアラームをマスクしな
い。マルチフレームの他のビットは、従来と同様であ
る。尚、マルチフレームのXビットは予備ビットではな
く、第1実施形態と同様にマルチフレームパリティビッ
トとして用いても良いし、Yビットではなく4個のXk
(k=1〜4)ビットをパリティアラームマスク指示ビ
ットとし、各Xkと同一フレームのパリティ情報に該当
する複数チャネル毎にXkによってパリティアラームの
マスクの指示を行うようにしても良い。
【0050】マルチフレーム組立/挿入部110#i
は、対局警報信号S6が少なくとも1チャネルについ
て、異常であることを示すとき、マルチフレームのYビ
ットにパリティアラームを検出しないことを指示するビ
ット値、例えば、’1’を挿入し、全チャネルについて
正常であることを示すとき、Yビットにパリティアラー
ムの検出を指示するビット値、例えば、’0’を挿入す
る。パリティ情報の比較/異常検出部113#iは、次
の機能を有する。Yビット検出部92#iにより抽出
されたYビットがパリティアラームのマスクを指示する
とき、信号S7の全チャネルについて、パリティアラー
ムをマスクするために、異常を示す信号を挿入する。
Yビットがパリティアラームの検出を指示するとき、C
H個別パリティ演算部32#iの演算結果とマルチフレ
ーム分離/パリティ抽出部30#iから出力されるチャ
ネルのパリティ情報を比較して、マルチフレーム分離/
パリティ抽出部30#iと同様の処理をする。
【0051】データ閉塞部114#iは、閉塞指示ビッ
トに拘わらず図16中のデータ閉塞部36#iと同様の
処理をしても良いが、ここでは次の機能を有する。Y
ビット検出部92より抽出されたYビットがパリティア
ラームのマスクを指示するとき、信号S5の全チャネル
のデータをオール’1’/オール’0’に閉塞する。
Yビットがパリティアラームの検出をすることを指示し
ないとき、信号S7の各チャネルについての異常/正常
に従って、データ閉塞部36#iと同様の処理を行う。
【0052】以上説明した実施形態によれば、各チャネ
ルに対するパリティ情報をマルチフレーム構成にして多
重したチャネルに対し、各チャネルに対するパリティア
ラームを検出しないよう指示するビットを予備ビットに
付加することにより、1つ以上のチャネルについて、対
局警報信号が異常であることを示すとき、各チャネルに
対するパリティアラームを検出しないよう設定すること
により、不要なパリティアラームを検出することがなく
なり、多重データの各チャネルデータに対する信頼性を
向上させることができる。
【0053】第4実施形態 図12は、多重IF盤を含む光伝送装置を用いたネット
ワーク構成図であり、図15中の構成要素と実質的に同
一の要素には同一の符号を附している。伝送装置の疎通
試験等の保守試験では、試験装置から伝送装置に送信し
たテストデータが当該伝送装置を通して対局の伝送装置
に正常に伝送されたかを確認する必要がある。本実施形
態では、マルチフレーム中の予備ビットを保守用ビット
に割り当て、対局伝送装置に保守を指示するビット値を
保守用ビットに設定し、対局伝送装置が保守を指示され
ているとき、送信元の伝送装置にデータを折り返すこと
により対局伝送装置に端末を接続して疎通試験を行うの
ではなく、送信元の伝送装置に接続された試験装置によ
り行うようにしている。
【0054】試験装置118#1jは、迂回伝送路12
#1→無線機14#1→無線伝送路→無線機14#2→
光伝送装置118#2jとの間の遠隔保守を目的とした
疎通試験を行うための試験装置であり、次の機能を有す
る。特定のテストパターンを送信する。光伝送装置
120#iに送信したテストパターンと光伝送装置12
0#iから受信したテストパターンとを比較して、一致
/不一致の比較結果の出力をする。光伝送装置120#
i(i=1,2)の一方、例えば、光伝送装置120#
1がセンタ等に設置され、コンソール等に接続されてい
る。他方の光伝送装置120#jが光伝送装置120#
iより遠隔地に設置されている。
【0055】光伝送装置120#i中の多重IF盤12
2#iは、次の機能を有する。図示しないコンソール
から保守者より保守を指示されたとき、折り返しを指示
する保守用ビット値をマルチフレームの予備ビットに挿
入して、迂回伝送路12#iに送信する。迂回伝送路
12#iよりフレームを受信すると、折り返しが指示さ
れているとき、迂回伝送路12#iに受信したフレーム
信号を折り返す。迂回伝送路12#iより折り返され
たフレームを受信すると、チャネルのパリティ情報の比
較結果にかかわらず、データを閉塞せずにフレームを試
験装置118#ijに送信する。
【0056】図13は、図12中の多重IF盤122#
iの構成図であり、図16中の構成要素と実質的に同一
の構成要素には同一の符号を附している。図13に示す
ように、多重IF盤122#iは、装置インタフェース
部20#i、CH個別パリティ演算部22#i、保守制
御部150#i、マルチフレーム組立/挿入部152#
i、データ閉塞部26#i、外線インタフェース部15
3#i、マルチフレーム分離/パリティ抽出部30#
i、Xビットコード受信部154#i、CH個別パリテ
ィ演算部32#i、パリティ情報の比較/異常検出部3
4#i及びデータ閉塞部158#iを有する。
【0057】図14は、マルチフレームの保守用ビット
を示す図である。保守用ビットは、対局の光伝送装置1
20#jに保守を指示するためのビットであり、例え
ば、マルチフレームの各2ビット目Xk(k=1〜4)
が割り当てられている。保守を示すとき、保守用ビット
のビット値は、例えば、’0101’であり、保守を指
示しないとき、保守用ビットのビット値は、例えば、’
0000’である。マルチフレームの他のビットは、従
来と同様である。保守用ビットは、Xk(k=1〜4)
ではなく、他のビット、例えば、Yビットであっても良
い。
【0058】保守制御部150#iは、次の機能を有す
る。図示しないコンソールから保守が指示されている
とき、(i)マルチフレーム組立/挿入部152#iに
は、保守を指示する信号、(ii)データ閉塞部150#i
には、各チャネルのパリティ情報の異常に拘わらずデー
タ閉塞しないよう指示する信号、(iii)折返し指示部1
56#iには、Xビットコード受信部154#iよりX
ビット検出されても、折り返ししないよう指示する信号
を出力する。図示しないコンソールから保守が指示さ
れていないとき、(i)マルチフレーム組立/挿入部15
2#iには、保守を指示しない信号、(ii)データ閉塞部
150#iには、各チャネルのパリティ情報の応じてデ
ータ閉塞をするよう指示する信号、(iii)折返し指示部
156#iは、Xビットコード受信部155#iよりX
ビット検出されたとき、折り返しするよう指示する信号
を出力する。
【0059】外線インタフェース部153#iは、次の
機能を有する。折返し指示部156#iより折り返し
が指示されているとき、受信信号を送信側の伝送路に折
り返す。例えば、折り返し指示部156#iから出力さ
れる信号を選択信号として、データ閉塞部26#iが出
力した信号S52と迂回伝送路12#iからの受信信号
のいずれかを選択するようにする。選択信号が有効にな
るには、受信信号のマルチフレームの保守用ビットが受
信されて後であるので、受信信号が入力されてから選択
信号が有効になるまでの時間だけ受信信号を遅延する遅
延回路をセレクタの受信信号の入力側に設ける。折返
し指示部156#iより折り返しが指示されていないと
き、データ閉塞部26#iが出力した信号S52をセレ
クタを通して、送信側の伝送路に送信する。
【0060】マルチフレーム分離/パリティ抽出部15
4#iは、次の機能を有する。マルチフレームから各
チャネルのパリティ情報Pk(k=1〜23)を抽出す
る。マルチフレームから保守用ビットを抽出する。X
ビットコード受信部155#iは、マルチフレーム分離
/パリティ抽出部154#iより抽出された保守用ビッ
トが保守を指示するビット値であるとき、保守を指示す
る信号を出力し、保守を指示するビット値でないとき、
保守しないよう指示する信号を出力する。折返し指示部
156#iは、次の機能を有する。Xビットコード受
信部155#iより保守が指示され且つ保守制御部15
8#iより保守が指示されていないとき、折り返しを指
示する信号を出力する。Xビットコード受信部155
#iより保守が指示され且つ保守制御部158#iより
保守が指示されているとき、折り返しをしないよう指示
する信号を出力する。Xビットコード受信部155#
iより保守が指示されていないとき、折り返しをしない
よう指示する信号を出力する。
【0061】データ閉塞部158#iは、次の機能を有
する。保守制御部150#iより保守の指示がされて
いるとき、チャネルの異常に拘わらずデータを閉塞せず
に信号S51の各チャネルのデータを該当チャネルに挿
入して出力する。保守制御部150#iより保守の指
示がされていないとき、各チャネルのパリティ比較結果
が正常/異常に応じて、各チャネルのデータS51を該
当チャネルに挿入/データを閉塞して出力する。以下、
図12のネットワークにおいて、光伝送装置120#1
側から光伝送装置120#2への保守試験を行う場合を
例に光伝送装置120#1及び光伝送装置120#2の
動作説明をする。
【0062】(1) テストパターン送信 コンソール等により多重IF盤122#1中の保守制御
部150#1に保守を指示する。保守制御部150#1
は、保守が指示されると、マルチフレーム組立/挿入部
152#iには、保守を指示する信号、(ii)データ閉塞
部150#iには、各チャネルのパリティ情報の異常に
拘わらずデータ閉塞しないよう指示する信号、(iii)折
返し指示部156#iには、Xビットコード受信部15
4#iよりXビット検出されても、折り返しをしないよ
う指示する信号をそれぞれ出力する。試験装置118#
11は、テストパターンを生成して、光伝送装置120
#1に送信する。端末インタフェース盤6#1jはテス
トパターンを受信して、該当チャネルに信号S2,S3
を挿入する。
【0063】装置インタフェース部20#1は、信号S
2,S3を受信して、信号S4,S6を出力する。マル
チフレーム組立/挿入部152#1は、信号S4の各チ
ャネルのデータを信号S50の該当チャネルに挿入、信
号S50のマルチフレームの該当ビットにパリティ情報
を挿入、信号S50のマルチフレームの保守用ビットX
1〜X4に保守を指示するビット値を挿入する。データ
閉塞部26#1は、信号S6の各チャネルについて正常
/異常に従って、信号S50から信号S52を出力す
る。折返し指示部156#1より折り返ししないよう指
示されているので、外線インタフェース部153#1
は、セレクタより信号S52を選択して、送信側の迂回
伝送路12#1に送信する。テストパターンは、外線の
迂回伝送路12#1、無線機14#1、無線伝送路、無
線機14#2、迂回伝送路12#2を通して、多重IF
盤122#2で受信される。
【0064】(2) テストパターンの折り返し 多重IF盤122#2中の外線インタフェース部153
#2は、迂回伝送路12#2より信号を受信して、信号
S51を出力する。マルチフレーム分離/パリティ抽出
部154#2は、信号S51のマルチフレームに挿入さ
れている各チャネルのパリティ情報及び保守用ビットを
抽出する。Xビットコード受信部155#2は、保守用
ビットが保守用ビット値ならば、保守を指示する信号を
出力し、保守用ビットが保守用ビット値でなければ、保
守しないよう指示する信号を出力する。ここでは、保守
用ビット値が設定されているので、保守を指示する信号
を出力する。折返し指示部156#2は、保守制御部1
50#2及びXビットコード受信部155#2より保守
を指示する信号が出力されているので、折り返しを指示
する信号を出力する。外線インタフェース部153#2
は、折返し指示部1156#2より折り返しが指示され
ているので、受信信号を一定時間遅延して、セレクタよ
り遅延した受信信号を選択して、送信側の迂回伝送路1
2#2に送信する。迂回伝送路12#2に折り返された
テストパターンは、無線機14#2、無線伝送路、無線
機14#1、迂回伝送路12#1を通して、多重IF盤
122#1で受信される。
【0065】(3) 折り返しテストパターンの受信 多重IF盤122#1中の外線インタフェース部153
#1は、迂回伝送路12#1より折り返し信号を受信し
て、信号S51を出力する。マルチフレーム分離/パリ
ティ抽出部154#1は、信号S51のマルチフレーム
に挿入されている各チャネルのパリティ情報及び保守用
ビットを抽出する。Xビットコード受信部155#1
は、保守用ビットに保守用ビット値が設定されているの
で、保守を指示する信号を出力する。折返し指示部15
6#1は、Xビットコード受信部155#1より保守が
指示されているが、保守制御部150#1からは保守し
ないよう指示されているので、折り返しをしないよう指
示する信号を出力する。これにより、外線インタフェー
ス部153#1から折り返された信号を折り返すことが
ないので、同じ信号の折り返しの繰り返しを防止するこ
とができる。比較/異常検出部34#1は、CH個別パ
リティ演算部32#1より出力される各チャネルのパリ
ティ演算結果とマルチフレームのパリティ情報とを比較
して、各チャネルのパリティ情報の異常/正常を判断し
て、信号S7を出力する。データ閉塞部158#1は、
保守が指示されているので、信号S7のチャネルについ
ての正常/異常に拘わらず信号S51の各チャネルのデ
ータを該当チャネルに挿入して、信号S5を出力する。
端末インタフェース盤6#ijは、信号S5,S7を受
信して、信号S3をHW3#1に出力する。端末インタ
フェース盤6#11は、信号S3の該当チャネルのデー
タをHW3#1より受信して、試験装置118#11に
出力する。試験装置118#11は、テストパターンを
端末インタフェース盤6#11より受信して、送信した
テストパターンと受信したテストパターンとを比較し
て、比較結果等を出力する。
【0066】以上説明した実施形態によれば、各チャネ
ルに対するパリティ情報をマルチフレーム構成にして多
重したチャネルに対し、データの折り返しを行うように
指示するビット(コード)を予備ビットに付加すること
で、遠隔保守が可能となる。
【0067】本発明は以下の付記を含むものである。
【0068】(付記1) データチャネルと制御チャネ
ルからなるフレームのデータチャネルに複数の端末イン
タフェース盤が受信した受信データを多重化して外線に
送信し、外線から受信した受信フレームのデータチャネ
ルの受信データを分離して該当する端末インタフェース
盤に送信する多重インタフェース盤において、前記各デ
ータチャネル毎に受信データに対してパリティ演算を行
って、第1パリティ情報を出力する第1チャネル個別パ
リティ演算部と、複数フレーム分の制御チャネルからな
るマルチフレーム中の各マルチフレームパリティビット
に該当する複数データチャネルの前記第1パリティ情報
に対してパリティ演算を行って、第2パリティ情報を出
力する第1マルチフレームパリティ演算部と、前記マル
チフレームの該当ビットに前記第1パリティ情報を挿入
し、前記各マルチフレームパリティビットに該当する第
2パリティ情報を挿入するマルチフレーム組立・挿入部
と、受信フレームから第1及び第2パリティ情報を分離
するマルチフレーム分離・抽出部と、受信フレームの各
データチャネルの受信データに対してパリティ演算を行
って、第3パリティ情報を出力する第2チャネル個別パ
リティ演算部と、前記受信フレームの各マルチフレーム
パリティビットに該当する第1パリティ情報又は該第1
パリティ情報に該当するデータチャネルの受信データに
対してパリティ演算を行って、第4パリティ情報を出力
する第2マルチフレームパリティ演算部と、前記第1及
び第3パリティ情報を比較する第1比較部と、前記第2
及び第4パリティ情報を比較する第2比較部と、前記第
1及び第2比較部の比較結果に基づいて、各データチャ
ネルの受信データが正常/異常を判断する判断部と、を
具備したことを特徴とする多重インタフェース盤。
【0069】(付記2) 前記判断部は、前記各データ
チャネルの受信データに対する第1及び第3パリティ情
報が一致し、且つ当該第1パリティ情報に対する第2及
び第4パリティ情報が一致するとき、正常であると判断
することを特徴とする付記1記載の多重インタフェース
盤。
【0070】(付記3) データチャネルと制御チャネ
ルからなるフレームのデータチャネルに複数の端末イン
タフェース盤が受信した受信データを多重化して外線に
送信し、外線から受信した受信フレームのデータチャネ
ルの受信データを分離して該当する端末インタフェース
盤に送信する多重インタフェース盤において、前記各デ
ータチャネル毎に受信データに対してパリティ演算を行
って、第1パリティ情報を出力する第1チャネル個別パ
リティ演算部と、複数フレームの制御チャネルからなる
マルチフレームの該当ビットに前記第1パリティ情報を
挿入し、データの閉塞又はパリティ情報のマスクを指示
する指示情報を前記マルチフレーム中の指示ビットに挿
入するマルチフレーム組立・挿入部と、受信フレームか
ら第1パリティ情報及び指示情報を分離するマルチフレ
ーム分離・抽出部と、受信フレームの各データチャネル
の受信データに対してパリティ演算を行って、第3パリ
ティ情報を出力する第2チャネル個別パリティ演算部
と、前記第1及び第3パリティ情報を比較する第1比較
部と、前記指示情報がデータの閉塞又はパリティ情報の
マスクを指示しているとき、該当データチャネルの受信
データを固定値にするデータ閉塞又は前記第1比較部の
比較結果をマスクするデータ閉塞・パリティマスク部
と、を具備したことを特徴とする多重インタフェース
盤。
【0071】(付記4) 前記マルチフレーム分離・挿
入部は、前記各データチャネルの受信データに関する異
常情報に基づいて前記指示情報を挿入することを特徴と
する付記3記載の多重インタフェース盤。
【0072】(付記5) データチャネルと制御チャネ
ルからなるフレームのデータチャネルに複数の端末イン
タフェース盤が受信した受信データを多重化して外線に
送信し、外線から受信した受信フレームのデータチャネ
ルの受信データを分離して該当する端末インタフェース
盤に送信する多重インタフェース盤において、前記各デ
ータチャネル毎に受信データに対してパリティ演算を行
って、第1パリティ情報を出力する第1チャネル個別パ
リティ演算部と、保守の制御をする保守制御部と、複数
フレームの制御チャネルからなるマルチフレームの該当
ビットに前記第1パリティ情報を挿入し、前記保守制御
部の制御に基づいて、マルチフレーム中の保守用ビット
に保守情報を挿入するマルチフレーム組立・挿入部と、
受信フレームから第1パリティ情報及び保守情報を分離
するマルチフレーム分離・抽出部と、受信フレームの各
データチャネルの受信データに対してパリティ演算を行
って、第3パリティ情報を出力する第2チャネル個別パ
リティ演算部と、前記第1及び第3パリティ情報を比較
する第1比較部と、受信フレームの保守情報に基づい
て、受信フレームの送信側への折り返しを指示する折返
し指示部と、前記折返し指示部の指示に基づいて、送信
フレーム又は受信フレームを送信する折り返し部と、前
記保守制御部の制御に基づいて、折り返されたフレーム
のデータチャネルの受信データについての前記第1比較
部の比較結果に関わらず、受信フレームの受信データを
前記該当端末インタフェース盤にそのまま出力するデー
タ閉塞部と、を具備したことを特徴とする多重インタフ
ェース盤。
【0073】(付記6) 前記折り返し指示部は、前記
保守制御部の制御に基づいて、折り返されたフレームの
保守情報が保守を指示している場合でも、前記折り返し
部に折り返しを指示しないことを特徴とする付記5記載
の多重インタフェース盤。
【0074】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、各チャネ
ルに対するパリティ情報をマルチフレーム構成にして多
重したチャネルに対し、更に各マルチフレームに対する
パリティ情報をフレームの予備ビットに付加して送受信
して、データの正常/異常を判断するので多重データの
各チャネルデータに対する信頼性を向上させることがで
き、伝送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるネットワーク構成
図である。
【図3】図2中の多重IF盤の構成図である。
【図4】フレームフォーマットを示す図である。
【図5】マルチフレーム構成を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態によるネットワーク構成
図である。
【図7】図6中の多重IF盤の構成図である。
【図8】マルチフレーム構成を示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態によるネットワーク構成
図である。
【図10】図9中の多重IF盤の構成図である。
【図11】マルチフレーム構成を示す図である。
【図12】本発明の第4実施形態によるネットワーク構
成図である。
【図13】図12中の多重IF盤の構成図である。
【図14】マルチフレーム構成を示す図である。
【図15】従来のネットワーク構成図である。
【図16】図15中の多重IF盤の構成図である。
【図17】フレームフォーマットを示す図である。
【図18】マルチフレームフォーマットを示す図であ
る。
【図19】各ブロック間のインタフェースのタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
38#i(i=1,2) 多重インタフェース盤 39#i(i=1,2) 端末インタフェース盤 40#i(i=1,2) 第1チャネル個別パリティ演
算部 41#i(i=1,2) 第1マルチフレームパリティ
演算部 42#i(i=1,2) マルチフレーム組立・挿入部 43#i(i=1,2) マルチフレーム分離・抽出部 44#i(i=1,2) 第2チャネル個別パリティ演
算部 45#i(i=1,2) 第2マルチフレームパリティ
演算部 46#i(i=1,2) 第1比較部 47#i(i=1,2) 第2比較部 48#i(i=1,2) 判断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K014 AA01 AA05 BA02 CA06 EA01 FA01 GA03 HA01 5K069 AA10 BA04 CB04 HA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データチャネルと制御チャネルからなる
    フレームのデータチャネルに複数の端末インタフェース
    盤が受信した受信データを多重化して外線に送信し、外
    線から受信した受信フレームのデータチャネルの受信デ
    ータを分離して該当する端末インタフェース盤に送信す
    る多重インタフェース盤において、 前記各データチャネル毎に受信データに対してパリティ
    演算を行って、第1パリティ情報を出力する第1チャネ
    ル個別パリティ演算部と、 複数フレーム分の制御チャネルからなるマルチフレーム
    中の各マルチフレームパリティビットに該当する複数デ
    ータチャネルの前記第1パリティ情報に対してパリティ
    演算を行って、第2パリティ情報を出力する第1マルチ
    フレームパリティ演算部と、 前記マルチフレームの該当ビットに前記第1パリティ情
    報を挿入し、前記各マルチフレームパリティビットに該
    当する第2パリティ情報を挿入するマルチフレーム組立
    ・挿入部と、 受信フレームから第1及び第2パリティ情報を分離する
    マルチフレーム分離・抽出部と、 受信フレームの各データチャネルの受信データに対して
    パリティ演算を行って、第3パリティ情報を出力する第
    2チャネル個別パリティ演算部と、 前記受信フレームの各マルチフレームパリティビットに
    該当する第1パリティ情報又は該第1パリティ情報に該
    当するデータチャネルの受信データに対してパリティ演
    算を行って、第4パリティ情報を出力する第2マルチフ
    レームパリティ演算部と、 前記第1及び第3パリティ情報を比較する第1比較部
    と、 前記第2及び第4パリティ情報を比較する第2比較部
    と、 前記第1及び第2比較部の比較結果に基づいて、各デー
    タチャネルの受信データが正常/異常を判断する判断部
    と、 を具備したことを特徴とする多重インタフェース盤。
  2. 【請求項2】 前記判断部は、前記各データチャネルの
    受信データに対する第1及び第3パリティ情報が一致
    し、且つ当該第1パリティ情報に対する第2及び第4パ
    リティ情報が一致するとき、正常であると判断すること
    を特徴とする請求項1記載の多重インタフェース盤。
  3. 【請求項3】 データチャネルと制御チャネルからなる
    フレームのデータチャネルに複数の端末インタフェース
    盤が受信した受信データを多重化して外線に送信し、外
    線から受信した受信フレームのデータチャネルの受信デ
    ータを分離して該当する端末インタフェース盤に送信す
    る多重インタフェース盤において、 前記各データチャネル毎に受信データに対してパリティ
    演算を行って、第1パリティ情報を出力する第1チャネ
    ル個別パリティ演算部と、 複数フレームの制御チャネルからなるマルチフレームの
    該当ビットに前記第1パリティ情報を挿入し、データの
    閉塞又はパリティ情報のマスクを指示する指示情報を前
    記マルチフレーム中の指示ビットに挿入するマルチフレ
    ーム組立・挿入部と、 受信フレームから第1パリティ情報及び指示情報を分離
    するマルチフレーム分離・抽出部と、 受信フレームの各データチャネルの受信データに対して
    パリティ演算を行って、第3パリティ情報を出力する第
    2チャネル個別パリティ演算部と、 前記第1及び第3パリティ情報を比較する第1比較部
    と、 前記指示情報がデータの閉塞又はパリティ情報のマスク
    を指示しているとき、該当データチャネルの受信データ
    を固定値にするデータ閉塞又は前記第1比較部の比較結
    果をマスクするデータ閉塞・パリティマスク部と、 を具備したことを特徴とする多重インタフェース盤。
  4. 【請求項4】 前記マルチフレーム分離・挿入部は、前
    記各データチャネルの受信データに関する異常情報に基
    づいて前記指示情報を挿入することを特徴とする請求項
    3記載の多重インタフェース盤。
  5. 【請求項5】 データチャネルと制御チャネルからなる
    フレームのデータチャネルに複数の端末インタフェース
    盤が受信した受信データを多重化して外線に送信し、外
    線から受信した受信フレームのデータチャネルの受信デ
    ータを分離して該当する端末インタフェース盤に送信す
    る多重インタフェース盤において、 前記各データチャネル毎に受信データに対してパリティ
    演算を行って、第1パリティ情報を出力する第1チャネ
    ル個別パリティ演算部と、 保守の制御をする保守制御部と、 複数フレームの制御チャネルからなるマルチフレームの
    該当ビットに前記第1パリティ情報を挿入し、前記保守
    制御部の制御に基づいて、マルチフレーム中の保守用ビ
    ットに保守情報を挿入するマルチフレーム組立・挿入部
    と、 受信フレームから第1パリティ情報及び保守情報を分離
    するマルチフレーム分離・抽出部と、 受信フレームの各データチャネルの受信データに対して
    パリティ演算を行って、第3パリティ情報を出力する第
    2チャネル個別パリティ演算部と、 前記第1及び第3パリティ情報を比較する第1比較部
    と、 受信フレームの保守情報に基づいて、受信フレームの送
    信側への折り返しを指示する折返し指示部と、 前記折返し指示部の指示に基づいて、送信フレーム又は
    受信フレームを送信する折り返し部と、 前記保守制御部の制御に基づいて、折り返されたフレー
    ムのデータチャネルの受信データについての前記第1比
    較部の比較結果に関わらず、受信フレームの受信データ
    を前記該当端末インタフェース盤にそのまま出力するデ
    ータ閉塞部と、 を具備したことを特徴とする多重インタフェース盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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