JP2002314476A - エレベータ監視システム - Google Patents

エレベータ監視システム

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JP2002314476A
JP2002314476A JP2001111382A JP2001111382A JP2002314476A JP 2002314476 A JP2002314476 A JP 2002314476A JP 2001111382 A JP2001111382 A JP 2001111382A JP 2001111382 A JP2001111382 A JP 2001111382A JP 2002314476 A JP2002314476 A JP 2002314476A
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JP
Japan
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radio wave
relay antenna
phs
base station
synchronization
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JP2001111382A
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English (en)
Inventor
Yutaka Matsueda
豊 松枝
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータ監視用回線にPHSを用いている
ときの通信成功率を向上させることができるエレベータ
監視システムを提供する。 【解決手段】 エレベータ監視装置4に接続され、中継
アンテナ3または公衆基地局2からの電波を検索し、検
索された電波に同期して待ち受けるようにして、PHS
公衆回線網6を介してセンター装置5と通信するPHS
10を備え、エレベータ監視装置からの監視情報をセン
ター装置に送信するようにしたエレベータ監視システム
において、PHS10は、常に中継アンテナ3からの電
波を優先して検索し、検索された中継アンテナ3からの
電波に同期して待ち受けし、中継アンテナからの電波が
検索されない場合は、公衆基地局2からの電波を検索
し、検索された公衆基地局からの電波に同期して待ち受
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータ監視
装置に接続され、中継アンテナまたは公衆基地局からの
電波を検索し、検索された電波に同期して待ち受けるよ
うにして、PHS公衆回線網を介してセンター装置と通
信するPHSを備え、エレベータ監視装置からの監視情
報をセンター装置に送信するようにしたエレベータ監視
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のエレベータ監視システム
を示す構成図である。
【0003】図3に示すように、PHS(personal han
dy phone system:簡易型携帯電話)1は、エレベータ
監視装置4に接続され、エレベータ監視装置4から要求
があったときに、公衆基地局2へPHS無線信号にて発
信し、PHS公衆網6を経由して、監視センター5へ通
知するようになされている。また、中継アンテナ3を窓
際などに設置して、PHS1が公衆基地局2から受信で
きる電波強度が弱い場合に電波の中継を行うようになさ
れている。
【0004】次に、従来のエレベータ監視システムの動
作について、図4に示すPHSの制御内容を示すフロー
チャートを参照して説明する。
【0005】PHS1は、電源をONしたとき(S30
1)、公衆基地局2と中継アンテナ3からの電波が、両
方とも受信できる状態にあるとき、始めに公衆基地局2
からの電波を検索し(S302)、公衆基地局2からの
電波が、中継アンテナ3からの電波より弱くても、公衆
基地局2からの電波に同期して待ち受ける(S30
3)。他方、公衆基地局2からの電波が見つからなかっ
た場合は、中継アンテナ3からの電波を検索し、中継ア
ンテナ3からの電波に同期して待ち受ける。
【0006】この状態からPHS1が発信するときは、
同期している公衆基地局2または中継アンテナ3の電波
を使用して発信し、通信を開始する(S304)。
【0007】このような通信時に、受信電波が規定値よ
りも弱くなった場合には、ハンドオーバーを実行する
(S305)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のエレベータ監視システムにおいて、PHS1
は、一度公衆基地局2に待ち受けてしまうと、受信電波
の強度があらかじめ設定された値以下の電波強度になら
なければ、他の公衆基地局2や中継アンテナ3には切り
替わらない。
【0009】一般的に、このような待ち受けを保持し続
ける電波強度の設定値は、通信中にハンドオーバー(基
地局切り替え)する強度よりも低く設定されているた
め、PHS1は、通信開始直後に、ハンドオーバーを行
ってしまうことが多く発生する。しかし、ハンドオーバ
ーが発生すると、数秒間無音状態となるため、データ通
信を行うエレベータ監視装置と監視センター5との通信
が失敗してしまうことになる(図4のS305参照)。
失敗後、再度発信するときも、PHS1は公衆基地局2
を選択してしまうことになるので、繰り返し通信が失敗
となる。
【0010】この発明は上述した点に鑑みてなされたも
ので、エレベータ監視用回線にPHSを用いているとき
の通信成功率を向上させることができるエレベータ監視
システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タ監視システムは、エレベータ監視装置に接続され、中
継アンテナまたは公衆基地局からの電波を検索し、検索
された電波に同期して待ち受けるようにして、PHS公
衆回線網を介してセンター装置と通信するPHSを備
え、エレベータ監視装置からの監視情報をセンター装置
に送信するようにしたエレベータ監視システムにおい
て、前記PHSは、常に前記中継アンテナからの電波を
優先して検索し、検索された中継アンテナからの電波に
同期して待ち受けし、中継アンテナからの電波が検索さ
れない場合は、前記公衆基地局からの電波を検索し、検
索された公衆基地局からの電波に同期して待ち受けるこ
とを特徴とするものである。
【0012】また、前記PHSは、前記公衆基地局から
の電波に同期して待ち受け状態時に一定時間経過したと
きは、前記中継アンテナからの電波を再度検索し、検索
された中継アンテナからの電波に同期して待ち受けるこ
とを特徴とするものである。さらに、前記PHSは、前
記センター装置と通話中に、受信電波が規定値より弱く
なった場合にハンドオーバーを実行し、通信失敗した場
合に、前記中継アンテナからの電波を優先して検索し、
検索された中継アンテナからの電波に同期して待ち受け
ることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、PHSを用いたエレベー
タ監視システムの全体構成を示すブロック図である。図
1において、図3に示す従来例と同一部分は同一符号を
付してその説明は省略する。新たな符号として、10は
本実施の形態に係るPHSであり、このPHS10は、
中継アンテナ選択機能を持つ。つまり、常に中継アンテ
ナ3からの電波を優先して検索し、検索された中継アン
テナ3からの電波に同期して待ち受けし、中継アンテナ
3からの電波が検索されない場合は、公衆基地局2から
の電波を検索し、検索された公衆基地局2からの電波に
同期して待ち受けるようになされており、また、公衆基
地局2からの電波に同期して待ち受け状態時に一定時間
経過したときは、中継アンテナ3からの電波を再度検索
し、検索された中継アンテナ3からの電波に同期して待
ち受けるようになされている。その他の構成は従来例と
同様である。なお、PHS10は、公衆基地局2から電
波をわずかに受信することができる位置にあるものとす
る。
【0014】次に、本実施の形態に係るエレベータ監視
システムの動作について、図4に示すPHS10の制御
内容を示すフローチャートを参照して説明する。
【0015】PHS10は、電源がONとなったとき
(S201)、始めに、中継アンテナ3からの電波を検
索する(S202)、電波が見つかれば中継アンテナ3
の電波に同期し待ち受ける(S203)。
【0016】始めに中継アンテナ3からの電波が受信で
きなかった場合は、次に公衆基地局2からの電波を検索
する(S204)。電波が見つかれば公衆基地局2の電
波に同期し待ち受ける(S206)。
【0017】中継アンテナ3に同期し待ち受けていると
きに、エレベータ監視装置4が非常通報をしようとPH
S10に発信を指示した場合は、PHS10は、同期中
の中継アンテナ3を使って通信を行う。
【0018】通信が終了したとき、必ず再度、中継アン
テナ3の電波検索から繰り返し行い、中継アンテナ3か
らの電波が見つかれば、同期し待ち受ける(S209→
S202)。
【0019】中継アンテナ3からの電波が見つからなか
った場合で、公衆基地局2からの電波が見つかったとき
は、公衆基地局2からの電波に同期し待ちうける(S2
04→S206)。そして、PHS10は、公衆基地局
2からの電波にて待ち受け状態のままあらかじめ設定さ
れた時間経過したときは、再度中継アンテナを検索する
(S207→S202)。公衆基地局2からの電波に同
期しているときに発信した場合は、公衆基地局2の電波
を使用して通信を行う。
【0020】PHS10は、センター装置5と通話中
に、受信電波が規定値より弱くなった場合にハンドオー
バーを実行し、通信失敗した場合でも、前記中継アンテ
ナ3からの電波を優先して検索し、検索された中継アン
テナ3からの電波に同期して待ち受ける(S208→S
209→S202またはS205)。
【0021】このように、ハンドオーバーが実行され、
エレベータ監視装置4とセンター装置5間の通信が失敗
となった場合でも、本発明により、通信終了したごと
に、始めに中継アンテナ検索を行うため、一次的に基地
局2からの電波が見つからなかった場合でも、中継アン
テナ3を選択できる可能性を高くし、繰り返しハンドオ
ーバーによる失敗の発生を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、常に
PHSで受信する電波の強い中継アンテナを利用して通
信するため、エレベータ遠隔監視用にPHSと中継アン
テナを用いた通信の成功率を向上させることができ、通
信中に電波が弱くなりハンドオーバーとなることを防
ぎ、エレベータ監視装置とセンター装置間の通信が失敗
することを防止できる。
【0023】また、通信終了ごとに電波の検索を行うこ
とにより、一時的に中継アンテナが使用できなくなって
いた場合であってもエレベータ監視装置のリトライ発信
機能により、中継アンテナに切り替わって通信すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の全体構成図である。
【図2】 この発明の動作を説明するためのPHS10
の制御内容を示すフローチャートである。
【図3】 従来例による構成図である。
【図4】 従来例による動作フローチャートである。
【符号の説明】
1,10 PHS、2 公衆基地局、3 中継アンテ
ナ、4 エレベータ監視装置、5 センター装置、6
PHS公衆回線網。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F303 EA03 FA14 3F304 BA26 ED16 5K067 AA33 BB04 EE00 EE02 EE10 JJ17 KK01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ監視装置に接続され、中継ア
    ンテナまたは公衆基地局からの電波を検索し、検索され
    た電波に同期して待ち受けるようにして、PHS公衆回
    線網を介してセンター装置と通信するPHSを備え、エ
    レベータ監視装置からの監視情報をセンター装置に送信
    するようにしたエレベータ監視システムにおいて、 前記PHSは、常に前記中継アンテナからの電波を優先
    して検索し、検索された中継アンテナからの電波に同期
    して待ち受けし、中継アンテナからの電波が検索されな
    い場合は、前記公衆基地局からの電波を検索し、検索さ
    れた公衆基地局からの電波に同期して待ち受けることを
    特徴とするエレベータ監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のエレベータ監視システ
    ムにおいて、 前記PHSは、前記公衆基地局からの電波に同期して待
    ち受け状態時に一定時間経過したときは、前記中継アン
    テナからの電波を再度検索し、検索された中継アンテナ
    からの電波に同期して待ち受けることを特徴とするエレ
    ベータ監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のエレベータ監
    視システムにおいて、 前記PHSは、前記センター装置と通話中に、受信電波
    が規定値より弱くなった場合にハンドオーバーを実行
    し、通信失敗した場合に、前記中継アンテナからの電波
    を優先して検索し、検索された中継アンテナからの電波
    に同期して待ち受けることを特徴とするエレベータ監視
    システム。
JP2001111382A 2001-04-10 2001-04-10 エレベータ監視システム Withdrawn JP2002314476A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008707A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータ装置
JP2008143656A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Mitsubishi Electric Corp エレベータ遠隔監視システム
DE112017002472T5 (de) 2016-05-13 2019-01-24 Mitsubishi Electric Corporation Aufzugüberwachungssystem

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