JP2002314444A - 車載用ディジタル放送受信機 - Google Patents

車載用ディジタル放送受信機

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JP2002314444A
JP2002314444A JP2001114556A JP2001114556A JP2002314444A JP 2002314444 A JP2002314444 A JP 2002314444A JP 2001114556 A JP2001114556 A JP 2001114556A JP 2001114556 A JP2001114556 A JP 2001114556A JP 2002314444 A JP2002314444 A JP 2002314444A
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Tetsuya Ichikawa
哲也 市川
Makoto Shiraki
信 白木
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両走行中はラベルの短縮形を表示し、車両
停車中はラベルすべてを表示する車載用ディジタル放送
受信機を提供する。 【解決手段】 制御部6は、車両走行/停止検出部11
の検出結果に基づき、車両走行中は受信している放送に
付加された表示桁数の少ない受信機用のラベルの短縮形
表記を用いて表示部9へ短縮形のラベルを表示させ、車
両停車中は放送に付加された表示桁数の多い受信機用の
ラベルを表示部9へスクロール表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用ディジタル放
送受信機に係り、特に、表示桁数の少ない表示部を有す
る受信機のラベル表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル放送の実用化が進めら
れている。このディジタル放送では、複数のチャネルを
多重して多数のチャネルを放送することができる。ディ
ジタル放送では、映像、音声の他にデータ等を多重して
放送し、例えば、放送チャネル名、カテゴリ名、放送中
の楽曲名、アルバム名、アーティスト名などのラベル情
報を付加して放送する。
【0003】利用者は、この多数の放送の中から所望の
チャネルを選択し、放送波に付加されたチャネル名、カ
テゴリ名、アルバム名、曲名、アーティスト等のラベル
を受信機の表示部へ表示することができる。
【0004】このようなディジタル放送では、表示桁数
の多い受信機用のラベルと、表示桁数の少ない受信機用
の短縮表記形ラベルとの2つのデータを付加して放送す
るシステムも考えられている。車載受信機のように小さ
なディスプレイだけしか持たない受信機では、短縮表記
形のラベルデータを用いて表示を行い、ディスプレイが
大きく表示桁数の多い受信機では、ラベルデータ全部を
使用して表示を行うようにしている。
【0005】図9は、ラベル情報のデータ例を示す図で
ある。まず先頭にサービスIDが配置され、次に、ラベ
ル名がキャラクタフィールドに配置される。この、キャ
ラクタフィールドには、16文字が割り当てられてお
り、16文字内でカテゴリ名等のラベルが記載される。
その後にキャラクタフラグフィールドがあり、ここに
は、キャラクタフィールドに含まれる16文字を8文字
表示ディスプレイに表示する場合にどの文字を表示すれ
ばよいかを示したデータが記載され、各ビットが各1文
字に対応し、“0”は表示しない、“1”は表示するこ
とを示している。例えば、キャラクタフィールドに“E
NTERTAINMENT___”と記載され、キャラ
クタフラグフィールドが“1110110011001
000”と記載されていた場合、短縮表記形は“ENT
RTNMT”となる。
【0006】表示部の表示文字桁数が少ない受信機は、
上述のキャラクタフラグフィールドのビットが“1”と
なっているビットに対応するキャラクタフィールドの文
字のみを表示することにより、ラベルの短縮形を表示す
るようにしている。ディスプレイ画面が大きく文字表示
桁数の多い受信機は、キャラクタフィールドの文字すべ
てを表示することにより、短縮形ではないラベルのすべ
てを表示するようにしている。
【0007】図10は、従来の受信機の表示例を示す図
であり、図10(a)は、表示桁数の多いディスプレイ
を有する受信機でのカテゴリ名の表示例を示し、図10
(b)は、表示桁数の少ないディスプレイを有する受信
機でのカテゴリ名の表示例を示している。図10(a)
に示すように表示桁数の多い受信機では、ラベルをすべ
て表示し、図10(b)に示すように表示桁数の少ない
受信機では、ラベルの短縮形を表示するようにしてい
る。また、操作部に設けられた表示切り替えキーを押す
ことにより、カテゴリ名表示の他にも、チャネル名や放
送中の曲名、アルバム名、アーティスト名等の表示に切
り替えることも可能となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車載用受信
機では8文字程度の表示桁数の少ないディスプレイしか
持たない受信機の場合、前述のように、放送波に含まれ
る短縮形のラベル表示を行うか、または、短縮形で表示
するのではなく、ラベル名すべてをスクロール表示する
こととなる。車両が走行中、特に運転者は車両を運転中
に表示部のラベル表示がスクロールされていると、表示
部を一瞬だけ見て判断することが難しかった。また、短
縮形のラベル表示では、表示部を一瞬見ただけで何が表
示されているかを知ることはできるが、ラベル表示が短
縮表記形であるために、本来のラベルを知ることができ
なかった。
【0009】また、アーティスト名、アルバム名、曲名
等は、8文字を超えるものが多く、また、放送事業者側
で短縮形のラベルが設定されていない。このため、表示
桁数の少ない受信機では、文字数の多いアーティスト名
やアルバム名、曲名を表示する場合には、スクロール表
示を行うこととなり、ディスプレイを一瞬見ただけでは
分かり難かった。ディスプレイ部の文字表示桁数の少な
い受信機で、アーティスト名、アルバム名、曲名等を表
示したい場合は、文字スクロール表示することとなり、
車両が停車中であれば運転者であってもディスプレイを
注視することができ、容易に表示内容を確認することが
できるが、車両が走行中であるとこれらのアーティスト
名、アルバム名、曲名を確認することが困難であった。
【0010】以上から本発明の目的は、車両の走行/停
止に応じて、車両が走行中は短縮形のラベルを表示し、
車両が停車中はラベルすべてを表示する車載用ディジタ
ル放送受信機を提供することである。
【0011】また、本発明の目的は、車両の走行/停止
に応じて、車両走行中には短縮形のラベルを表示し、車
両停止中にはラベル全部をスクロール表示する車載用デ
ィジタル放送受信機を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、表示桁数の多い受信機用のラベル情報と、表示桁数
の少ない受信機用の短縮形のラベル情報の2つのラベル
情報が付加されたディジタル放送を受信する受信手段
と、ラベルを表示する表示手段とを有する車載用ディジ
タル放送受信機において、前記受信手段により受信した
放送から前記ラベル情報を取得するラベル情報取得手段
と、車両が走行中であるか停車中であるかを検出する車
両走行検出手段と、前記車両走行検出手段の検出結果に
基づいて、走行中は表示桁数の少ない受信機用の短縮形
のラベル情報を用いてラベルを表示させ、停車中は表示
桁数の多い受信機用のラベル情報を用いてラベルを表示
させる制御部とを備えた車載用ディジタル放送受信機に
より達成される。
【0013】すなわち以上のように構成すれば、車両が
走行中であるか停車中であるかに応じて自動的に、車両
が走行中であれば短縮形のラベルを表示し、車両が停車
中であればラベルすべてを表示することができる。
【0014】また、上記課題は本発明によれば、前記制
御部は、前記車両走行検出手段の検出結果に基づいて、
走行中は表示桁数の少ない受信機用の短縮形のラベルを
表示し、停車中は表示桁数の多い受信機用のラベルをス
クロール表示させる車載用ディジタル放送受信機により
達成される。
【0015】また、上記課題は本発明によれば、前記制
御部は、前記車両走行検出手段の検出結果に基づいて、
走行中は表示桁数の少ない受信機用の短縮形のラベルを
表示し、停車中は表示桁数の多い受信機用のラベルを受
信機表示可能桁数毎に分割して所定時間毎に切り替えて
表示させる車載用ディジタル放送受信機により達成され
る。
【0016】また、上記課題は本発明によれば、ラベル
情報が付加されたディジタル放送を受信する受信手段
と、ラベル情報を表示する表示手段とを有する車載用デ
ィジタル放送受信機において、前記受信手段により受信
した放送からラベル情報を取得するラベル情報取得手段
と、放送波に付加されるラベル情報に対応して利用者の
好みの短縮形を設定するラベル短縮形設定手段と、該ラ
ベル短縮形設定手段により設定したラベル短縮形をラベ
ル情報と対応づけて記憶する記憶手段と、車両が走行中
であるか停車中であるかを検出する車両走行検出手段
と、前記車両走行検出手段の検出結果に基づいて、走行
中は前記記憶手段に記憶した短縮形のラベルを表示さ
せ、停車中は放送波に付加されたラベルを用いて表示さ
せる制御部とを備えた車載ディジタル放送受信機により
達成される。
【0017】また、上記課題は本発明によれば、前記制
御部は、前記車両走行検出手段の検出結果に基づいて、
走行中は前記記憶手段に記憶した短縮形のラベルを表示
させ、停車中は前記放送波に付加されたラベルをスクロ
ール表示させる車載用ディジタル放送受信機により達成
される。
【0018】また、上記課題は本発明によれば、前記制
御部は、前記車両走行検出手段の検出結果に基づいて、
走行中は前記記憶手段に記憶した短縮形のラベルを表示
させ、停車中は前記放送波に付加されたラベルを受信機
の表示可能桁数毎に分割して所定時間毎に切り替えて表
示させる車載用ディジタル放送受信機により達成され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(a)第1実施例 図1は、本発明のディジタル放送受信機の要部構成を示
す図である。同図において、1はアンテナ、2はフロン
トエンド部(F/E)、3はベースバンド処理部、4は
データ分離部、5は音声デコード部、6は制御部、7は
アンプ、8はスピーカ、9は表示部、10は操作部、1
1は車両走行/停止検出部である。
【0020】フロントエンド部2は、アンテナ1を介し
て受信した放送波信号の中から所望の受信周波数成分を
抽出すると共に、この抽出した信号に対して周波数変換
を行った中間周波数信号を出力する。
【0021】ベースバンド処理部3は、フロントエンド
部2から出力される中間周波数信号に対して、直交復調
処理、FEC(Forward Error Corr
ection)処理を行って、インターリーブされた送
信データを復調し、さらにこのインターリーブを解いて
元のデータ列に戻し、誤り検出/訂正処理を行ってデー
タ分離部4へ出力する。
【0022】データ分離部4は、ベースバンド処理部3
から入力されるデータ列を音声データ、情報データに分
離して、音声データを音声デコード部5に出力し、情報
データを制御部6へ出力する。チャネルナンバー、チャ
ネル名、曲名、アルバム名、カテゴリ名等が情報データ
にあたる。
【0023】音声デコード部5は、入力される復号デー
タを音声信号にデコードし、音声信号をアンプ7へ出力
し、スピーカ8から音声を出力する
【0024】制御部6は、デジタル放送受信機全体を制
御するものであり、フロントエンド部2による周波数同
調制御や、ベースバンド処理部3、音声デコード部5へ
受信するチャネルの指示制御を行ったり、受信中のチャ
ネルのラベル情報を表示部9へ表示させたりする。
【0025】表示部9は、8文字の表示が可能な表示部
であり、チャネルナンバー、チャネル名、曲名、アルバ
ム名、アーティスト名等を適宜表示するものである。
【0026】操作部10は、受信チャネルの選択操作、
チャネル名、曲名、アルバム名、アーティスト名等のラ
ベル表示の切り替え操作、音量の調整操作等を行う。
【0027】車両走行/停止検出部11は、車両が走行
しているか停止しているかを検出し、制御部6へ検出信
号を出力する。例えば、車両の車速パルスを検出し、車
両の走行/停止を検出する。
【0028】デジタル放送には、チャネル名、カテゴリ
名、曲名、アーティスト名等のテキストデータが付加さ
れて放送されており、例えば、16文字というようにフ
ォーマットが決められてそれぞれのテキストデータが付
加されている。また、チャネル名、カテゴリ名について
は、表示桁数の少ない受信機のために、短縮表記形を示
すデータが一緒に付加されている。例えば、デジタル放
送のラベルデータフォーマットは図9に示すように、
サービスを特定する16ビットのサービス識別子(Se
rvice Identifier)を示すサービスI
Dフィールド、16文字のサービスラベル(1文字/
8ビット)表示するキャラクタフィールド、16文字
のサービスラベルを8文字で短縮表記する場合の使用文
字位置を示す16ビットのキャラクタフラグフィールド
により構成される。キャラクタフラグフィールドのビッ
トが“1”であるものに対応するキャラクタフィールド
の語だけを表示することにより、ラベルを短縮形で表示
することが可能となる。
【0029】図2、図3は本発明のディジタル放送受信
機のラベル表示法を説明する図である。制御部6は、車
両走行/停止検出部11により車両が走行中であると検
出された場合、表示部9へ短縮形のラベルを表示する。
例えば図2に示すように、カテゴリ名の表示が選択され
ている場合には、16文字のデータのカテゴリ名として
付加されている“ENTERTAINMENT___”
の内、前述のキャラクタフラグフィールドのビット
“1”に基づいて、“ENTRTNMNT”と8文字の
短縮形を表示する。一方、車両走行/停止検出部11に
より車両が停止中であると検出された場合には、制御部
6は表示部9へ表示するラベルをスクロール表示する。
例えば、図3に示すように、16文字のデータのカテゴ
リ名“ENTERTAINMENT___”の最初の8
文字を表示し、所定時間毎に一文字ずつスクロールして
ラベル全体を表示さる。
【0030】図4は、第1実施例の車載用ディジタル放
送受信機のラベル表示方法の動作フローを示す図であ
る。車載用受信機で受信中のチャネルに付加されたラベ
ル表示を行っているものとして説明する。また、ここで
は、受信機の表示部の表示桁数は8文字表示のディスプ
レイであるとする。
【0031】制御部6は車両走行/停止検出部11の検
出結果に基づいて、車両が走行中であるのか、停止中で
あるのかを判断する(ステップS101)。
【0032】ステップS101で車両走行中であると判
断された場合、制御部6は、受信中のチャネルに付加さ
れたラベルデータのキャラクタフラグフィールドのビッ
ト“1”に対応するキャラクタフィールドの文字だけを
抜き出してラベルの短縮形を表示部9に表示させる。
【0033】一方、ステップS101で車両停止中であ
ると判断された場合、制御部6は、チャネルに付加され
たラベルデータのキャラクタフィールドの全ての文字を
表示部9へスクロール表示させる。
【0034】以後ステップS101に戻り、車両走行/
停止に応じて、ラベル表示を短縮形表示とスクロール表
示とで切り替えて表示する。
【0035】尚、上記第1実施例の説明では、車両停止
中にラベルをスクロール表示するようにしたが、車両停
止中には、スクロール表示ではなく、図5に示すように
16文字データのラベル“ENTERTAINMENT
___”を、前半の8文字“ENTERTAI”と後半
の8文字“NMENT___”とに分割して、ラベル前
半の8文字とラベル後半の8文字を所定時間毎に交互に
切り替えて表示させるようにしてもよい。
【0036】また、上記実施例の説明では、カテゴリ名
を例に説明を行ったが、チャネル名の場合も同様に、車
両の走行/停止に合わせて、チャネル名のスクロール表
示と短縮形表示で切り替えるようにしてもよい。
【0037】以上のようにすれば、車両の走行/停止に
応じて、車両が走行中は短縮形のラベル表示を行い、車
両が停車中はラベルすべてを表示することができる。こ
のため、車両走行中であっても一目でラベルを確認する
ことができ、また、車両停車中には、ラベル全ての内容
を確認することができる。
【0038】(b)第2実施例 図6は、第2実施例のディジタル放送受信機の要部構成
を示す図である。同図において、1はアンテナ、2はフ
ロントエンド部(F/E)、3はベースバンド処理部、
4はデータ分離部、5は音声デコード部、6’は制御
部、7はアンプ、8はスピーカ、9は表示部、10は操
作部、11は車両走行/停止検出部、12はメモリであ
る。アンテナ1、フロントエンド部2、ベースバンド部
3、データ分離部4、音声デコード部5、アンプ7、ス
ピーカ8、表示部9、操作部10、車両走行/停止検出
部11は、第1実施例で説明のものと同様のものであ
る。
【0039】メモリ12は、放送で送られてくるアーテ
ィスト名、アルバム名、曲名等のラベルと利用者の設定
したラベルの短縮形を記憶しておくものである。例え
ば、放送波に含まれるアーティスト名の文字数が、受信
機の表示部9の表示桁数より多い場合には、利用者は操
作部10を操作して、そのアーティスト名と短縮形を指
定してメモリ11に記憶させる。制御部6’は、ディジ
タル放送受信機全体を制御するものであり、フロントエ
ンド部2による周波数同調制御や、ベースバンド処理部
3、音声デコード部5へ受信するチャネルの指示制御を
行ったり、受信中のチャネルのラベル情報を表示部9へ
表示させたりする。また、利用者の操作部10の操作に
応じて、ラベルの短縮表示形をメモリ12に記憶させた
りする。
【0040】図7に示すように、例えば放送波で送られ
てくるアーティストのラベルデータが“SOUTHER
N_ALL_STARS”であった場合、利用者が、操
作部を操作して短縮表記形“SAS”を指定し、メモリ
12にアーティスト名に対応づけて、利用者の指定した
短縮表記用の文字列を記憶させる。また、短縮表記形の
文字列を記憶するのではなく、短縮表記する場合に表示
させる文字位置を指定するようにして記憶してもよい。
上述の“SOUTHERN_ALL_STARS”の例
でいえば、短縮表記の際に使用する文字を“1”、使用
しない文字を“0”として“100000000100
010000”を短縮表記で使用する文字に対応するビ
ットを“1”として記憶する。こうすれば、少ない容量
のメモリであっても、多くのラベル短縮表記形を記憶す
ることができる。こうして、各ラベルに対して、利用者
がわかり易い短縮表記形をメモリ12に記憶させてお
く。
【0041】第2実施例では、制御部6’は、車両走行
/停止検出部11により車両が走行中であると検出され
た場合、メモリ12を参照して表示するラベルの短縮表
記形を読み出し、表示部9へ短縮表記形でラベルを表示
する。例えば、アーティスト名表示が選択されていて、
放送波に含まれるアーティスト名を示すデータが“AB
CDEFGHIJKLMN”であった場合、その短縮表
記形である“ABCFGMN”を表示部9へ表示させ
る。一方、車両走行/停止検出部11により車両が停車
中であると検出された場合には、制御部6’は表示部へ
ラベル全部をスクロール表示する。例えば、ラベル“A
BCDEFGHIJKLMN”であれば、最初の8文字
“ABCDEFGH”を表示部9へ表示させたあと、1
文字ずつ左へスクロールしてラベルすべてを表示させ
る。
【0042】また、車両停止中は、スクロール表示では
なく、ラベル名を表示可能文字数毎に区切って、所定時
間毎に切り替えて表示することによりラベルすべてを表
示させるようにしてもよい。
【0043】図8は、第2実施例の動作フローを示す図
である。ここでは、予め利用者がメモリ12に複数のア
ーティスト名に対する短縮表記形を登録しているものと
して説明する。
【0044】制御部6’は、車両走行/停止検出部11
の検出結果に基づき、車両が走行中であるか停車中であ
るかを判断する(ステップS201)。
【0045】ステップS201で、車両走行中であると
判断させると、制御部6’は、現在受信中の放送に付加
されているラベル(アーティスト名)を取得し、取得し
たラベルの短縮表記形をメモリ12から読み出して、こ
の短縮形表記のラベルを表示部へ表示させる(ステップ
S202)。例えば、放送に付加されたラベル情報とし
てアーティスト名が“SOUTHERN_ALL_ST
ARS”であった場合、制御部6’は、メモリ12を参
照して、該当する短縮表記形“SAS”を読み出して表
示部9へ表示させる。
【0046】一方、ステップS201で、車両停車中で
あると判断された場合、制御部6’は放送に付加された
ラベル情報のアーティスト名を表示部9へスクロール表
示することで、アーティスト名をすべて表示させる(ス
テップS203)。例えば、放送に付加されるアーティ
スト名を示すラベル情報が“SOUTHERN_ALL
_STARS”であれば、最初の8文字(表示部の表示
可能桁数)を表示してから一文字ずつ左方向にスクロー
ルしてラベル全体を表示するようにする。
【0047】以後、ステップ201に戻り、車両の走行
/停止に応じて、ラベル名の短縮形表示とスクロール表
示を切り替えて行う。
【0048】尚、上記第2実施例の説明においては、ラ
ベル情報がアーティスト名である場合について説明した
が、ラベル情報は曲名、アルバム名であってもよい。ま
た、車両停車中はスクロール表示を行うようにしたが、
ラベルを表示部の表示可能文字数毎に分割し、所定時間
毎に切り替えて表示させることにより、車両停車中はラ
ベルすべてを表示するようにすることも可能である。
【0049】また、メモリ12に短縮形表記が登録され
ていないラベル(アーティスト名、曲名、アルバム名)
であった場合には、走行中はラベルの最初の文字から8
文字(表示部の表示可能桁数)のみを表示し、停車した
際にスクロール表示するようにすることも可能である。
例えば、放送に付加されたアーティスト名を示すラベル
情報が“ABCDEFGHIJKLMN”であった場合
には、車両走行中は最初の8文字“ABCDEFGH”
を表示し、車両停車中はラベルすべてをスクロール表示
する。
【0050】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【0051】
【発明の効果】以上本発明によれば、車両の走行/停止
を検出し、車両走行中はラベルを短縮表記形で表示し、
車両停車中はラベルすべてをスクロール表示するように
したから、車両走行中には一目でラベルを確認すること
ができ、車両停車中にはラベル全体を確認することがで
きる。また、利用者の操作無しに短縮形のラベル表示と
ラベルのスクロール表示とを自動的に切り替えることが
でき、便利である。
【0052】また、本発明によれば、車両の走行/停止
を検出し、車両が停車中にはラベルの短縮表記形で表示
し、車両停車中はラベルを表示部の表示可能桁数毎に分
割して所定時間毎に切り替えて表示するようにしたか
ら、車両走行中には一目でラベルを確認することがで
き、車両停車中はラベルをすべて確認することができ
る。
【0053】また、本発明によれば、予め、アーティス
ト名や曲名等のラベルに対して、利用者の好みの短縮表
記形を対応づけて記憶しておき、車両の走行/停止に応
じて車両が走行中は、記憶していた短縮形表記でラベル
を表示し、車両停車中はラベルすべてを表示するように
したから、車両走行中に短縮表記形を表示した時に、一
目見て内容を把握することが可能となり、また、車両停
車中はラベルすべてを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における車載ディジタル放
送受信機の要部構成を示す図である。
【図2】車両走行中のラベル表示例を示す図である。
【図3】車両停車中のラベルスクロール表示例を示す図
である。
【図4】第1実施例の動作フローを示す図である。
【図5】車両停車中のラベル表示例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例における車載用ディジタル
放送受信機の要部構成を示す図である。
【図7】メモリに記憶するラベルの短縮形表記の説明図
である。
【図8】第2実施例の動作フローを示す図である。
【図9】ラベル情報のデータ例を示す図である。
【図10】従来の受信機のラベル表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・・アンテナ 2・・・フロントエンド部(F/E) 3・・・ベースバンド処理部 4・・・データ分離部 5・・・音声デコード部 6・・・制御部 7・・・アンプ 8・・・スピーカ 9・・・表示部 10・・・操作部 11・・・車両走行/停止検出部 12・・・メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示桁数の多い受信機用のラベル情報
    と、表示桁数の少ない受信機用の短縮形のラベル情報の
    2つのラベル情報が付加されたディジタル放送を受信す
    る受信手段と、 ラベルを表示する表示手段とを有する車載用ディジタル
    放送受信機において、 前記受信手段により受信した放送から前記ラベル情報を
    取得するラベル情報取得手段と、 車両が走行中であるか停車中であるかを検出する車両走
    行検出手段と、 前記車両走行検出手段の検出結果に基づいて、走行中は
    表示桁数の少ない受信機用の短縮形のラベル情報を用い
    てラベルを表示させ、停車中は表示桁数の多い受信機用
    のラベル情報を用いてラベルを表示させる制御部とを備
    えたことを特徴とする車載用ディジタル放送受信機。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記車両走行検出手段の
    検出結果に基づいて、走行中は表示桁数の少ない受信機
    用の短縮形のラベルを表示し、停車中は表示桁数の多い
    受信機用のラベルをスクロール表示させることを特徴と
    する請求項1記載の車載用ディジタル放送受信機。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記車両走行検出手段の
    検出結果に基づいて、走行中は表示桁数の少ない受信機
    用の短縮形のラベルを表示し、停車中は表示桁数の多い
    受信機用のラベルを受信機表示可能桁数毎に分割して所
    定時間毎に切り替えて表示させることを特徴とする請求
    項1記載の車載用ディジタル放送受信機。
  4. 【請求項4】 ラベル情報が付加されたディジタル放送
    を受信する受信手段と、 ラベル情報を表示する表示手段とを有する車載用ディジ
    タル放送受信機において、 前記受信手段により受信した放送からラベル情報を取得
    するラベル情報取得手段と、 放送波に付加されるラベル情報に対応して利用者の好み
    の短縮形を設定するラベル短縮形設定手段と、 該ラベル短縮形設定手段により設定したラベル短縮形を
    ラベル情報と対応づけて記憶する記憶手段と、 車両が走行中であるか停車中であるかを検出する車両走
    行検出手段と、 前記車両走行検出手段の検出結果に基づいて、走行中は
    前記記憶手段に記憶した短縮形のラベルを表示させ、停
    車中は放送波に付加されたラベルを用いて表示させる制
    御部とを備えたことを特徴とする車載用ディジタル放送
    受信機。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、前記車両走行検出手段の
    検出結果に基づいて、走行中は前記記憶手段に記憶した
    短縮形のラベルを表示させ、停車中は前記放送波に付加
    されたラベルをスクロール表示させることを特徴とする
    請求項4記載の車載用ディジタル放送受信機。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記車両走行検出手段の
    検出結果に基づいて、走行中は前記記憶手段に記憶した
    短縮形のラベルを表示させ、停車中は前記放送波に付加
    されたラベルを受信機の表示可能桁数毎に分割して所定
    時間毎に切り替えて表示させることを特徴とする請求項
    4記載の車載用ディジタル放送受信機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229748A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Kenwood Corp 受信装置、プログラム及び受信方法
JP2008017297A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Sharp Corp 受信装置
JP2012137935A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Amano Corp 識別番号照合装置、識別番号選択削除方法およびコンピュータプログラム

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