JP2002313805A - 薄膜トランジスタの製造方法とそれを用いた液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタの製造方法とそれを用いた液晶表示装置の製造方法

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JP2002313805A
JP2002313805A JP2001118669A JP2001118669A JP2002313805A JP 2002313805 A JP2002313805 A JP 2002313805A JP 2001118669 A JP2001118669 A JP 2001118669A JP 2001118669 A JP2001118669 A JP 2001118669A JP 2002313805 A JP2002313805 A JP 2002313805A
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Tetsuya Kawamura
哲也 川村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】n+領域とn-領域の作り分けのためだけの専用
のフォトリソグラフィー工程を用いることなく、しかも
従来と同レベルの精度でLDD構造を効率よく作ること
により、生産性とコストが改善された薄膜トランジスタ
の製造方法を提供する。 【解決手段】基板1の上に少なくとも半導体薄膜3、ゲ
ート絶縁膜4及びゲート電極5をこの順番に形成した
後、前記半導体薄膜3にn型イオン種を低ドーズで注入
し、その後前記ゲート絶縁膜4及び前記ゲート電極5を
層間絶縁膜23で覆い、続いて前記半導体薄膜3上の前
記ゲート絶縁膜4及び前記層間絶縁膜23の一部を選択
的に除去して開口部24を形成した後、前記開口部24
から前記半導体薄膜3にn型イオン種を高ドーズで注入
する薄膜トランジスタの製造方法とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜トランジスタの
製造方法とそれを用いた液晶表示装置の製造方法に関す
るものであり、とりわけ大版ガラス基板を使用し、半導
体層にはポリシリコン薄膜を用いたトップゲート型(半
導体層の上にゲート電極を形成したタイプ)の薄膜トラ
ンジスタの製造方法及びそれを用いた液晶表示装置の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は液晶表示装置用のn型ポリシリコ
ン薄膜トランジスタの従来の製造方法を示す工程模式断
面図である。先ず、基板1の上にアンダーコート膜2を
形成し、その上に島状に分離されたポリシリコン薄膜3
が形成され、その上にゲート絶縁膜4とゲート電極5が
形成される(図4(a))。次に、n型イオン種を低ド
ーズで注入(6のイオン注入(A))してゲート電極5
の下のチャンネル部の両脇にn-半導体層(n-領域7)
を配置する(図4(b))。液晶表示装置用のn型ポリ
シリコン薄膜トランジスタの場合、チャンネル部の両側
にドーズ量の少ないn-半導体層を配置したLDD(ラ
イトリー・ドープト・ドレイン)構造にすることで信頼
性の向上(ホットキャリア劣化抑制)とOFF電流制御
(OFF電流を小さく抑える)が行なわれている。そこ
で、この場合もゲート電極5より太いフォトレジストパ
ターンでドーピングマスク8を形成し、次にn型イオン
種を高ドーズで注入(9のイオン注入(B))してドー
ピングマスク8の無い部分にn+半導体層(n+領域1
0)を形成し(図4(c))、この後、ドーピングマス
ク8を除去してLDD構造を実現している。この後、層
間絶縁膜11を形成し、先のn+領域10の上のゲート
絶縁膜4と層間絶縁膜11をフォトリソグラフイー工程
により選択的に除去して開口部12を開け(図4
(d))、n+領域との接続と結線のためのソースドレ
イン配線13を形成し、最後に保護膜14を形成して薄
膜トランジスタが完成する(図4(e))。
【0003】そして、数10cm角の大きなガラス基板
に図4に示す薄膜トランジスタを多数作り込んだ薄膜ト
ランジスタアレイ基板を用いて、これにカラーフィル
タ、液晶、偏光板、バックライト、駆動回路等の様々な
部品から液晶表示装置が製造されることになる。
【0004】また、薄膜トランジスタをCMOS構成
(n型とp型の2種のトランジスタを用いたもの)と
し、画面部と周辺駆動回路を同時に形成した薄膜トラン
ジスタアレイも量産されている。
【0005】以上の図4に示した構成と同種の薄膜トラ
ンジスタとしては、例えば、雑誌「フラットパネルディ
スプレイ1995」(日経BP社刊1994年12月9
日発行)203ページ等に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなn-領域
とn+領域が必要なLDD構造を有する薄膜トランジス
タを製造する場合、どうしてもn-領域とn+領域の作り
分けのための工程が複雑になるという問題がある。即
ち、前記図4の例では8のドーピングマスクが必要にな
る。特に、フォトリソグラフィー工程は設備価格も設備
設置面積も大きく、その製造ラインの生産能力を決める
大きな要因となっており、生産性とコストの両面からフ
ォトリソグラフィー工程の使用回数をできるだけ減らし
た製造工程が望まれている。
【0007】そこで、本発明は前記従来の問題を解決す
るため、n+領域とn-領域の作り分けのためだけの専用
のフォトリソグラフィー工程を用いることなく、しかも
従来と同レベルの精度でLDD構造を効率よく作ること
により、生産性とコストが改善された薄膜トランジスタ
の製造方法を実現し、そうして作られた薄膜トランジス
タアレイ基板を用いることにより液晶表示装置の生産を
改善することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の薄膜トランジスタの製造方法は、基板の上
に少なくとも半導体薄膜、ゲート絶縁膜及びゲート電極
をこの順番に形成した後、前記半導体薄膜にn型イオン
種を低ドーズで注入し、その後前記ゲート絶縁膜及び前
記ゲート電極を層間絶縁膜で覆い、続いて前記半導体薄
膜上の前記ゲート絶縁膜及び前記層間絶縁膜の一部を選
択的に除去して開口部を形成した後、前記開口部から前
記半導体薄膜にn型イオン種を高ドーズで注入すること
を特徴とする。
【0009】また、本発明の薄膜トランジスタの製造方
法は、前記n型イオン種の高ドーズでの注入を前記開口
部の周辺部を除いた中央部分に行なうことが好ましい。
【0010】また、本発明の薄膜トランジスタの製造方
法は、基板の上に少なくとも半導体薄膜、ゲート絶縁膜
及びゲート電極をこの順番に形成した後、前記半導体薄
膜にn型イオン種を低ドーズで注入し、その後前記ゲー
ト絶縁膜及び前記ゲート電極を層間絶縁膜で覆い、続い
て前記半導体薄膜上の前記ゲート絶縁膜及び前記層間絶
縁膜の一部を選択的に除去して開口部を形成した後、前
記開口部から前記半導体薄膜にn型イオン種を高ドーズ
で注入することにより、前記開口部又はその近傍にn+
型半導体薄膜を形成し、且つ前記ゲート電極と前記開口
部の間にn-型半導体薄膜を配置し、しかる後前記n+
半導体薄膜と電気的接続を行なうための配線を形成する
ことを特徴とする。
【0011】また、本発明の薄膜トランジスタの製造方
法は、前記半導体薄膜が、ポリシリコン薄膜であること
が好ましい。
【0012】また、本発明の薄膜トランジスタの製造方
法は、前記n+型半導体薄膜と電気的接続を行なうため
の配線を形成する際、前記ゲート電極と前記開口部の間
に配置した前記n-型半導体薄膜の上には前記配線をオ
ーバーラップさせないことが好ましい。
【0013】また、本発明の液晶表示装置の製造方法
は、前記薄膜トランジスタの製造方法で作成した薄膜ト
ランジスタを多数基板上に配置して薄膜トランジスタア
レイ基板を形成し、前記薄膜トランジスタアレイ基板を
液晶表示装置に組み込むことを特徴とする。
【0014】即ち、半導体層との電気的接続をとるため
のn+半導体層上に開口部を設けることはトランジスタ
を作成する上では避けられない必須の工程であるが、開
口部作成時のフォトリソグラフィー工程をn+領域とn-
領域の作り分けにも用いる(開口部のパターンに準じて
+領域を作成する)ことにより、効率よくLDD構造
を作り、結果としてフォトリソグラフィー工程を1回省
略することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本願発明の実
施の形態について説明する。
【0016】(実施の形態1)図1に本発明に関わる、
液晶表示装置用の薄膜トランジスタの製造方法を示す工
程模式断面図を示す。基板1(コーニング社製1737
ガラス基板)にアンダーコート膜2としてCVD法によ
る酸化珪素薄膜を形成する。次に、半導体薄膜としてア
モルファスシリコン薄膜を形成し、レーザー結晶化でポ
リシリコン薄膜3に変換し、それをフォトリソグラフィ
ー工程とエッチング工程により島状の分離パターンとす
る。この上にゲート絶縁膜4を酸化珪素薄膜で形成す
る。さらに、その上にMoWからなるゲート電極5を形
成する(図1(a))。この後、21のイオン注入
(C)でn型イオン種の低ドーズの注入を行ないn-
域22を作成する(図1(b))。ここまでは前記従来
例の図4と同様の工程である。
【0017】この後、層間絶縁膜23をCVD法による
酸化珪素薄膜により形成する。続いて、フォトリソグラ
フィー工程とエッチング工程を行なってゲート絶縁膜4
と層間絶縁膜23を選択的に除去して開口部24を形成
する。この際ゲート電極5と開口部24の距離はLDD
構造に必要なn-領域幅とした。次に、25のイオン注
入(D)でn型イオン種を高ドーズで注入してn+半導
体層(n+領域26)を形成する(図1(c))。この
後、Al合金薄膜を含むソースドレイン配線27を形成
する。最後に、SiNxからなる保護膜28を形成して
薄膜トランジスタを完成する(図1(d))。このとき
ソースドレイン配線27はON電流低下を防ぐため、L
DD構造に必要なn-領域29(ゲート電極下のチャン
ネル領域の両脇にあるn-領域)にオーバーラップさせ
ない構成とした。本発明では、前記従来例の図4で示し
たn+領域とn-領域を作り分けるための専用のドーピン
グマスク8は不要であり、フォトリソグラフィー工程が
1工程減ることになる。しかも、LDD構造のパターン
精度は従来のものと同レベルのものが得られる。
【0018】(実施の形態2)図2に本発明に関わる、
液晶表示装置用の薄膜トランジスタの製造方法を示す工
程模式断面図を示す。本実施の形態は、前記実施の形態
1と異なりCMOS構成(n型とp型)の薄膜トランジ
スタの作成を示している。基板1(コーニング社製17
37ガラス基板)にアンダーコート膜2としてCVD法
による酸化珪素薄膜を形成する。次に、半導体薄膜とし
てアモルファスシリコン薄膜を形成し、レーザー結晶化
でポリシリコン薄膜3に変換し、それをフォトリソグラ
フィー工程とエッチング工程により島状の分離パターン
とする。この上にゲート絶縁膜4を酸化珪素薄膜で形成
する。さらに、その上にMoWからなるゲート電極5を
形成する(図2(a))。ここまでは前記従来例や前記
実施の形態1と同様の工程である。ただし、トランジス
タのしきい値制御のためチャンネルドーピングを行なう
場合もある。
【0019】この後、n型トランジスタ作成領域Aは3
2のp+領域用ドーピングマスクで覆い、31のイオン
注入(E)でp型イオン種の高ドーズの注入を行なって
+領域33を作成する(図2(b))。この後、32
のp+領域用ドーピングマスクを除去して全面にn型イ
オン種の低ドーズ注入を34のイオン注入(F)で行な
い、n型トランジスタ作成領域Aにn-領域35を形成
する(図2(c))。この後、層間絶縁膜38をCVD
法による酸化珪素薄膜により形成し、この後にフォトリ
ソグラフィー工程とエッチング工程を行なってゲート絶
縁膜4と層間絶縁膜38を選択的に除去して開口部37
を形成する。この際、n型トランジスタのゲート電極5
と開口部37の距離はLDD構造に必要なn-領域幅と
した。そして、この開口部37にn型イオン種の36の
イオン注入(G)を行ないn型トランジスタ作成領域A
の開口部中をn+領域39とした(図2(d))。ここ
で、p型トランジスタ作成領域Bのp+領域33の開口
部37はそのままp+特性を示すように各イオン注入
(E)(F)(G)の注入条件を設定した。この後、A
l合金薄膜を含むソースドレイン配線48と保護膜49
を形成して薄膜トランジスタを完成する(図2
(e))。このときソースドレイン配線48はON電流
低下を防ぐため、LDD構造に必要なn-領域(ゲート
電極下のチャンネル領域の両脇にあるn-領域)にオー
バーラップさせない構成とした。本実施の形態でも前記
従来例の図4で示したn+領域とn-領域を作り分けるた
めの専用のドーピングマスク8は不要である。しかも、
LDD構造のパターン精度は従来のものと同レベルのも
のが得られる。
【0020】(実施の形態3)図3に本発明に関わる、
液晶表示装置用の薄膜トランジスタの製造方法を示す工
程模式断面図を示す。本実施の形態も前記実施の形態2
と同様CMOS構成(n型とp型)の薄膜トランジスタ
の作成を示しているが、前記実施の形態2ではp型トラ
ンジスタの開口部をp+領域に保つためにp型イオン種
のイオン注入のドーズ量がどうしても多くなってしまう
ので、本実施の形態ではそれを改善している。前記図2
(c)までは実施の形態2と同じ工程であり、ここでは
説明を省略する。この後、層間絶縁膜41をCVD法に
よる酸化珪素薄膜により形成し、続いてフォトリソグラ
フィー工程とエッチング工程を行なってゲート絶縁膜4
と層間絶縁膜41を選択的に除去して開口部43を形成
する。この際、開口部43をエッチングするときのフォ
トレジスト40に対して約1μmのサイドエッチング部
44ができるようにオーバーエッチングを実施した。そ
して、フォトレジスト40を除去せずにn型イオン種の
42のイオン注入(H)を行なってn型トランジスタ作
成領域Aの開口部中央部分をn+領域45とした(図3
(a))。ここで、p型トランジスタ作成領域Bの開口
部中央部分は高抵抗領域46となるが、開口部43の周
辺部分はフォトレジスト40に遮蔽されてそのままp+
領域47が残ることになる。この後、Al合金薄膜を含
むソースドレイン配線48を形成する。最後に、SiN
xからなる保護膜49を形成し薄膜トランジスタを完成
する(図3(b))。このときソースドレイン配線48
はON電流低下を防ぐため、LDD構造に必要なn-
域(ゲート電極下のチャンネル領域の両脇にあるn-
域)にオーバーラップさせない構成とした。本実施の形
態でも前記従来例の図4で示したn+領域とn-領域を作
り分けるための専用のドーピングマスク8は不要であ
る。しかも、LDD構造のパターン精度は従来のものと
同レベルのものが得られる。
【0021】なお、上記実施の形態1〜3において、基
板1の材質は石英ガラスやプラスチックであってもよ
い。アンダーコート膜2やゲート絶縁膜4や層間絶縁膜
11等の一部には窒化珪素膜を用いてもよい。ポリシリ
コン薄膜3は固相成長法や直接堆積法などを用いたポリ
シリコン薄膜であってもよい。イオン注入は質量分離を
行なわないイオンドーピング法であってもかまわない。
【0022】ところで、ポリシリコン薄膜とソースドレ
イン配線のコンタクト(電気的接続)は、従来であれば
+領域作製の後にポリシリコン薄膜の上層膜(ゲート
絶縁膜及び層間絶縁膜)に開口部を設けるため、特に開
口部形成時にドライエッチングを用いた場合には、どう
しても接続抵抗が大きくなる傾向にあるが、本発明では
開口部形成後、ソースドレイン配線用メタル成膜直前に
+イオン注入を行なうため、イオン注入時に水素処理
プラズマや注入を併せて実施でき、コンタクト抵抗を低
くするのに好都合であるという効果もある。また、特に
断っていないが、ゲート電極やソースドレイン配線のパ
ターンニングにはフォトリソグラフィー工程とエッチン
グ工程が用いられる。また、実際の液晶表示装置用の薄
膜トランジスタ基板ではこの他に画素電極や平坦化用薄
膜の形成などが行われる。
【0023】以上のように実施の形態1〜3で作成した
薄膜トランジスタを多数基板上に配置して薄膜トランジ
スタアレイ基板を形成し、これを用いて液晶表示装置を
作成すれば、その生産性とコストの面で有利に展開でき
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、n
+領域とn-領域の作り分けのためだけに専用のフォトリ
ソグラフィー工程を用いることなく、しかも従来と同レ
ベルの精度でLDD構造を効率よく作ることができるよ
うになり、生産性とコストが改善した薄膜トランジスタ
の製造方法を実現できことになり、そうして作られた薄
膜トランジスタによる薄膜トランジスタアレイ基板を用
いることにより液晶表示装置の生産をも改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に相当する薄膜トラ
ンジスタの製造方法を示す工程模式断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に相当する薄膜トラ
ンジスタの製造方法を示す工程模式断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に相当する薄膜トラ
ンジスタの製造方法を示す工程模式断面図である。
【図4】従来の薄膜トランジスタの製造方法を示す工程
模式断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 アンダーコート膜 3 ポリシリコン薄膜 4 ゲート絶縁膜 5 ゲート電極 6 イオン注入(A) 7,22,35 n-領域 8 ドーピングマスク 9 イオン注入(B) 10,26,39,45 n+領域 11,23,38,41 層間絶縁膜 12,24,37,43 開口部 13,27,48 ソースドレイン配線 14,28,49 保護膜 21 イオン注入(C) 25 イオン注入(D) 29 LDD構造に必要なn-領域 31 イオン注入(E) 32 p+領域用ドーピングマスク 33,47 p+領域 34 イオン注入(F) 36 イオン注入(G) 40 フォトレジスト 42 イオン注入(H) 44 サイドエッチング部 46 高抵抗領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/08 331 H01L 27/08 321N 27/092 321F 29/786 21/90 C Fターム(参考) 2H092 JA25 JA34 JA37 KA04 KA10 MA27 NA27 NA29 4M104 AA01 AA09 BB13 CC05 DD16 DD26 GG09 GG10 HH16 5F033 HH09 HH22 JJ01 JJ09 KK01 NN12 QQ08 QQ09 QQ10 QQ33 QQ37 QQ58 QQ73 RR04 RR06 SS11 VV15 XX33 5F048 AA09 AC01 AC04 BA16 BB09 BB11 BB14 BC06 BF02 BF16 5F110 AA03 AA06 AA07 AA14 AA16 BB02 BB04 CC02 DD01 DD02 DD03 DD13 DD14 EE06 FF02 FF03 GG02 GG13 HJ12 HJ13 HK06 HL06 HL14 HM11 HM15 HM19 NN03 NN05 NN23 NN24 NN35 PP03 QQ03 QQ11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の上に少なくとも半導体薄膜、ゲー
    ト絶縁膜及びゲート電極をこの順番に形成した後、前記
    半導体薄膜にn型イオン種を低ドーズで注入し、その後
    前記ゲート絶縁膜及び前記ゲート電極を層間絶縁膜で覆
    い、続いて前記半導体薄膜上の前記ゲート絶縁膜及び前
    記層間絶縁膜の一部を選択的に除去して開口部を形成し
    た後、前記開口部から前記半導体薄膜にn型イオン種を
    高ドーズで注入することを特徴とする薄膜トランジスタ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記n型イオン種の高ドーズでの注入を
    前記開口部の周辺部を除いた中央部分に行なう請求項1
    に記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 基板の上に少なくとも半導体薄膜、ゲー
    ト絶縁膜及びゲート電極をこの順番に形成した後、前記
    半導体薄膜にn型イオン種を低ドーズで注入し、その後
    前記ゲート絶縁膜及び前記ゲート電極を層間絶縁膜で覆
    い、続いて前記半導体薄膜上の前記ゲート絶縁膜及び前
    記層間絶縁膜の一部を選択的に除去して開口部を形成し
    た後、前記開口部から前記半導体薄膜にn型イオン種を
    高ドーズで注入することにより、前記開口部又はその近
    傍にn+型半導体薄膜を形成し、且つ前記ゲート電極と
    前記開口部の間にn-型半導体薄膜を配置し、しかる後
    前記n+型半導体薄膜と電気的接続を行なうための配線
    を形成することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記半導体薄膜が、ポリシリコン薄膜で
    ある請求項1又は3に記載の薄膜トランジスタの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記n+型半導体薄膜と電気的接続を行
    なうための配線を形成する際、前記ゲート電極と前記開
    口部の間に配置した前記n-型半導体薄膜の上には前記
    配線をオーバーラップさせない請求項3に記載の薄膜ト
    ランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の薄膜ト
    ランジスタの製造方法で作成した薄膜トランジスタを多
    数基板上に配置して薄膜トランジスタアレイ基板を形成
    し、前記薄膜トランジスタアレイ基板を液晶表示装置に
    組み込むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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