JP2002313449A - 圧接端子 - Google Patents
圧接端子Info
- Publication number
- JP2002313449A JP2002313449A JP2001119193A JP2001119193A JP2002313449A JP 2002313449 A JP2002313449 A JP 2002313449A JP 2001119193 A JP2001119193 A JP 2001119193A JP 2001119193 A JP2001119193 A JP 2001119193A JP 2002313449 A JP2002313449 A JP 2002313449A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press contact
- terminal
- wire
- electric wire
- side plates
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- Pending
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、電線に強固に取付けることができ
るようにして電線の信頼性を向上させることができる圧
接端子を提供するものである。 【解決手段】 Vスロット12bと接続部12aの間に変形
圧接部13を設け、変形圧接部13を、Vスロット12bと接
続部12aの間の底面14の両側面から突出する一対の側板
15、16と、側板15、16の突出方向先端部に一体的に設け
られ、対向する側板に向かって突出するピン部材15a、
15bから構成し、底板14を凸状に変形させることによ
り、側板15、16が離隔するように撓んだ状態にする。
るようにして電線の信頼性を向上させることができる圧
接端子を提供するものである。 【解決手段】 Vスロット12bと接続部12aの間に変形
圧接部13を設け、変形圧接部13を、Vスロット12bと接
続部12aの間の底面14の両側面から突出する一対の側板
15、16と、側板15、16の突出方向先端部に一体的に設け
られ、対向する側板に向かって突出するピン部材15a、
15bから構成し、底板14を凸状に変形させることによ
り、側板15、16が離隔するように撓んだ状態にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接端子に関し、
詳しくは、電線の心線を端子に電気的に強固に固着する
ことができる圧接端子に関する。
詳しくは、電線の心線を端子に電気的に強固に固着する
ことができる圧接端子に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電線の端部に圧着端子または圧
接端子が設けられており、この端子を電気機器やコネク
タに接続することにより、電線を信号の伝達媒体等とし
て用いている。前者の圧着端子は、電線の心線をビニー
ルチューブから剥き出してこの心線に圧着端子を圧着す
るものであり、このものにあっては、端子の固定力が安
定する反面、心線を剥き出すための作業が発生するた
め、端子の取付け工数が増大するという欠点がある。
接端子が設けられており、この端子を電気機器やコネク
タに接続することにより、電線を信号の伝達媒体等とし
て用いている。前者の圧着端子は、電線の心線をビニー
ルチューブから剥き出してこの心線に圧着端子を圧着す
るものであり、このものにあっては、端子の固定力が安
定する反面、心線を剥き出すための作業が発生するた
め、端子の取付け工数が増大するという欠点がある。
【0003】一方、後者の圧接端子は、図3に示すよう
に、心線1aおよび心線1aを被覆するビニールチュー
ブ1bから構成された電線1の端部に圧接端子2を取付
け、圧接端子2の圧接部2aに電線1を圧接して圧接部
2aをビニールチューブ1bを通して心線1aに点接触
させることにより、電線1と圧接端子2を電気的に接続
するようになっている。
に、心線1aおよび心線1aを被覆するビニールチュー
ブ1bから構成された電線1の端部に圧接端子2を取付
け、圧接端子2の圧接部2aに電線1を圧接して圧接部
2aをビニールチューブ1bを通して心線1aに点接触
させることにより、電線1と圧接端子2を電気的に接続
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の圧接端子2にあっては、心線1aを圧接部2
aに点圧接するようになっていたため、心線1aと圧接
部2aの接触点が少なく、圧接端子2と電線1の固定力
が非常に弱く、電線1としての信頼性が低いという問題
があった。
うな従来の圧接端子2にあっては、心線1aを圧接部2
aに点圧接するようになっていたため、心線1aと圧接
部2aの接触点が少なく、圧接端子2と電線1の固定力
が非常に弱く、電線1としての信頼性が低いという問題
があった。
【0005】そこで本発明は、電線に強固に取付けるこ
とができるようにして電線の信頼性を向上させることが
できる圧接端子を提供することを目的としている。
とができるようにして電線の信頼性を向上させることが
できる圧接端子を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、絶縁体からなる被覆部材に被覆された心
線を有する電線の端部に取付けられ、相手側部材に接続
される接続部および該接続部と一体的に設けられ、前記
被覆部材を通して前記心線に接触する圧接部とを有する
圧接端子において、前記圧接部と接続部の間に変形圧接
部を設け、該変形圧接部は、前記圧接部と接続部の間の
底面の両側面から突出する一対の側板と、該一対の側板
の突出方向先端部に一体的に設けられ、対向する側板に
向かって突出するピン部材とを有し、前記底板を凸状に
変形させることにより、前記一対の側板が離隔するよう
に前記本体が撓んだ状態にあることを特徴としている。
決するために、絶縁体からなる被覆部材に被覆された心
線を有する電線の端部に取付けられ、相手側部材に接続
される接続部および該接続部と一体的に設けられ、前記
被覆部材を通して前記心線に接触する圧接部とを有する
圧接端子において、前記圧接部と接続部の間に変形圧接
部を設け、該変形圧接部は、前記圧接部と接続部の間の
底面の両側面から突出する一対の側板と、該一対の側板
の突出方向先端部に一体的に設けられ、対向する側板に
向かって突出するピン部材とを有し、前記底板を凸状に
変形させることにより、前記一対の側板が離隔するよう
に前記本体が撓んだ状態にあることを特徴としている。
【0007】その場合、電線を抱え込むようにして圧接
端子を電線に取付けた後、圧接部に電線を取付けて圧接
したときに、電線で凸部を押圧すると、側板が近接する
ように変形するため、ピン部材が被覆部材を突き破って
心線に当るようにして側板が電線を抱え込むことによ
り、電線に固定される。
端子を電線に取付けた後、圧接部に電線を取付けて圧接
したときに、電線で凸部を押圧すると、側板が近接する
ように変形するため、ピン部材が被覆部材を突き破って
心線に当るようにして側板が電線を抱え込むことによ
り、電線に固定される。
【0008】この結果、圧接端子によって電線の心線と
端子の接触点が増大するとともに、圧接端子が電線を端
子に取付ける際の補強部材の役割を果すことになり、電
線を圧接端子に強固に取付けることができ、電線の信頼
性を向上させることができる。
端子の接触点が増大するとともに、圧接端子が電線を端
子に取付ける際の補強部材の役割を果すことになり、電
線を圧接端子に強固に取付けることができ、電線の信頼
性を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0010】図1、2は本発明に係る圧接端子の一実施
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【0011】まず、構成を説明する。図1において、11
は電線であり、この電線11は心線11aと心線11aを被覆
するビニールチューブ(被覆部材)11bから構成されて
いる。
は電線であり、この電線11は心線11aと心線11aを被覆
するビニールチューブ(被覆部材)11bから構成されて
いる。
【0012】また、符号12は圧接端子であり、このかし
め部12a、Vスロット(圧接部)12bおよび端子(相手
側部材)等に接続される接続部12cから構成されてい
る。
め部12a、Vスロット(圧接部)12bおよび端子(相手
側部材)等に接続される接続部12cから構成されてい
る。
【0013】また、Vスロット12bと接続部12cの間に
は変形圧接部13が設けられており、この変形圧接部13
は、Vスロット12bと接続部12cの間の底板14の両側面
から突出する一対の側板15、16と、板15、16の突出方向
先端部に一体的に設けられ、対向する側板15、16に向か
って突出するピン部材15a、16bとから構成されてお
り、底板14を凸状に変形することにより、側板15、16が
離隔するように撓んでいる。
は変形圧接部13が設けられており、この変形圧接部13
は、Vスロット12bと接続部12cの間の底板14の両側面
から突出する一対の側板15、16と、板15、16の突出方向
先端部に一体的に設けられ、対向する側板15、16に向か
って突出するピン部材15a、16bとから構成されてお
り、底板14を凸状に変形することにより、側板15、16が
離隔するように撓んでいる。
【0014】なお、図2において、符号20は圧接端子12
を電線11に取付けるための治具である。
を電線11に取付けるための治具である。
【0015】次に、圧接端子の取付け方法を説明する。
【0016】まず、図2(a)に示すように、電線11の
端部を抱え込むようにして圧接端子12を電線11に取付け
た後、端子12を治具20の凹部20aの上方に位置させる。
この状態でVスロット12bに電線11を取付けて圧接した
ときに、圧接端子12および電線11が凹部20aに挿入され
る。
端部を抱え込むようにして圧接端子12を電線11に取付け
た後、端子12を治具20の凹部20aの上方に位置させる。
この状態でVスロット12bに電線11を取付けて圧接した
ときに、圧接端子12および電線11が凹部20aに挿入され
る。
【0017】このとき、電線11によって底板14の凸部が
押圧され、側板15、16が近接するように変形するため、
ピン部材15a、16aがビニールチューブ11bを突き破っ
て心線11aに当るようにして電線11を抱え込むことによ
り、電線11に固定される(図2(b)参照)。なお、こ
のときにVスロット12bもビニールチューブ11bを突き
破って心線11aに当る。
押圧され、側板15、16が近接するように変形するため、
ピン部材15a、16aがビニールチューブ11bを突き破っ
て心線11aに当るようにして電線11を抱え込むことによ
り、電線11に固定される(図2(b)参照)。なお、こ
のときにVスロット12bもビニールチューブ11bを突き
破って心線11aに当る。
【0018】この結果、変形圧接部13によって電線11の
心線11aと端子12の接触点が増大するとともに、圧接端
子12が電線11に取付ける際の補強部材の役割を果すこと
になり、電線11を圧接端子12に強固に取付けることがで
き、電線11の信頼性を向上させることができる。
心線11aと端子12の接触点が増大するとともに、圧接端
子12が電線11に取付ける際の補強部材の役割を果すこと
になり、電線11を圧接端子12に強固に取付けることがで
き、電線11の信頼性を向上させることができる。
【0019】なお、本実施形態では、変形圧接部13を圧
接端子12と一体に設けているが、変形圧接部を圧接端子
12と別体に設けても良い。
接端子12と一体に設けているが、変形圧接部を圧接端子
12と別体に設けても良い。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、変形圧接
部によって電線の心線との接触点が増大するとともに、
圧接端子が電線を端子に取付ける際の補強部材の役割を
果すことになり、電線を圧接端子に強固に取付けること
ができ、電線の信頼性を向上させることができる。
部によって電線の心線との接触点が増大するとともに、
圧接端子が電線を端子に取付ける際の補強部材の役割を
果すことになり、電線を圧接端子に強固に取付けること
ができ、電線の信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明に係る圧接端子の一実施形態を示す図で
あり、(a)は端子と電線の分解図、(b)は同図
(a)のA方向矢視図である。
あり、(a)は端子と電線の分解図、(b)は同図
(a)のA方向矢視図である。
【図2】一実施形態の圧接端子の取付け手順を示す図で
ある。
ある。
【図3】(a)は従来の端子と電線の分解図、(b)は
従来の端子と電線を接続した状態を示す図である。
従来の端子と電線を接続した状態を示す図である。
11 電線 11a 心線 11b ビニールチューブ(被覆部材) 12 圧接端子 12b Vスロット(圧接部) 12c 接続部 13 変形圧接部 14 底板 15、16 側板 15a、16a ピン部材
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁体からなる被覆部材に被覆された心線
を有する電線の端部に取付けられ、相手側部材に接続さ
れる接続部および該接続部と一体的に設けられ、前記被
覆部材を通して前記心線に接触する圧接部とを有する圧
接端子において、 前記圧接部と接続部の間に変形圧接部を設け、 該変形圧接部は、前記圧接部と接続部の間の底面の両側
面から突出する一対の側板と、該一対の側板の突出方向
先端部に一体的に設けられ、対向する側板に向かって突
出するピン部材とを有し、 前記底板を凸状に変形させることにより、前記一対の側
板が離隔するように前記本体が撓んだ状態にあることを
特徴とする圧接端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119193A JP2002313449A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 圧接端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119193A JP2002313449A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 圧接端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002313449A true JP2002313449A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18969450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001119193A Pending JP2002313449A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 圧接端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002313449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113949232A (zh) * | 2021-10-15 | 2022-01-18 | 苏州南新电机有限公司 | 一种电机引线压铆工艺 |
-
2001
- 2001-04-18 JP JP2001119193A patent/JP2002313449A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113949232A (zh) * | 2021-10-15 | 2022-01-18 | 苏州南新电机有限公司 | 一种电机引线压铆工艺 |
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