JP2002313113A - 偏光を利用した自動車前照灯の眩惑防止装置 - Google Patents

偏光を利用した自動車前照灯の眩惑防止装置

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JP2002313113A
JP2002313113A JP2001145649A JP2001145649A JP2002313113A JP 2002313113 A JP2002313113 A JP 2002313113A JP 2001145649 A JP2001145649 A JP 2001145649A JP 2001145649 A JP2001145649 A JP 2001145649A JP 2002313113 A JP2002313113 A JP 2002313113A
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automobile
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Katsuo Konto
勝男 今東
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/12Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of emitted light
    • F21S41/135Polarised

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は夜間の自動車走行時に、道路面に
対して傾いた角度の偏光面を持つ偏光で前方の景色を照
射し、運転者はその反射光を通す偏光フィルタ−で前方
を透視しながら走行することにより、お互いに対向車の
前照灯の光によって受ける眩惑を防止する装置に関する
ものである。 【解決手段】 自動車前照灯の直前に偏光フィルタ−4
aを設置し、運転者はこれによって得られる偏光で夜間
の前方の景色を照射して、車室内に設置した偏光フィル
タ−3aを通して前方を確認しながら走行する。偏光フ
ィルタ−4a及び偏光フィルタ−3aの偏光面は平行で
道路面に対して∠Aの傾きに設定する。∠Aを45度に
設定したとき対向車の前照灯の光に対して最大の眩惑防
止の効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、夜間走行中の自
動車の運転者の目が対向車の前照灯の光によって、眩惑
を受けるのを防止するためのものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用前照灯は、白熱電球から
出た光を、単に反射鏡とレンズによって光束とし、これ
を前方に照射して夜間の前方の景色を確認するものであ
った。これで遠方を十分に照らそうとすると、対向車や
周りの人の目に眩惑を与え、交通事故を招く恐れがある
ので、周囲の状況によって光束の向きを遠方用、手前用
と切り替えながら走行していた。しかし、光束の向きを
手前用に切り替えていても眩惑による交通事故は発生す
るし、遠方用、手前用の切り替え操作は煩わしく、切り
替え忘れによる運転者間のトラブル等が、頻繁に起きて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような前照灯の
光束を遠方用、手前用と切り替える方法より、もっと確
実な眩惑防止の効果を得ると共に、切り替えの煩わしさ
も無くするために本発明を行なった。
【0004】
【課題を解決するための手段】(イ)自動車の運転室内
に前方透視用の偏光フィルタ−3aを設置する。 (ロ)左右前照灯5aの直前に偏光フィルタ−4aを設
置する。 (ハ)偏光フィルタ−3a及び偏光フィルタ−4aは運
転室内から見たとき道路面7に対して∠Aという傾きの
偏光面を共有し、∠Aの角度は45度、又はその直近に
設定する。
【0005】
【発明の実施の形態】夜間走行中の自車1は前照灯5a
を点灯し、偏光フィルタ−4aを通した偏光で前方を照
射している。運転者はこの偏光で照射された前方の景色
を自車運転室内偏光フィルタ−3aを通して確認しなが
ら運転している。この時、偏光フィルタ−4a及び偏光
フィルタ−3aの偏光面は道路面7に対して∠Aという
共通の傾きを持っているので、運転者は偏光を偏光のま
ま反射する反射型の道路標識等も十分に確認しながら走
行できる。次に自車1と同様に偏光フィルタ−を設置し
た対向車2を自車1運転室内に設置した偏光フィルタ−
3aを通して見た場合を説明する。対向車2も左右の前
照灯5bを点灯し、偏光フィルタ−4bを通して自車1
を含む前方を照射しながら、すれ違おうとしている。対
向車2の偏光フィルタ−4bもその偏光面の道路面7に
対する傾きを自車と同じに設定してあるので、自車1か
ら見た対向車2の前照灯5bの、偏光フィルタ−4bを
通した光束の偏光面の道路面7に対する傾きは∠B、の
向きで∠B=∠A≒45度となる。即ち自車1運転室内
の偏光フィルタ−3aの偏光面と対向車2の前照灯5b
の光束の偏光面は直角に近い角度で交錯するのである。
こうなることにより理論的には∠B、の向きの偏光面を
持つ対向車2の前照灯の光束は∠Aの向きの偏光面を持
つ自車1運転室内の偏光フィルタ−3aを通過すること
ができず運転者の目に入らない。実際には偏光フィルタ
−の性能や、∠Aを45度から少しずらして設置するこ
となどにより少しは運転者の目に入るのであるがそれは
ほんの僅かであり、対向車の前照灯はとても暗く見え眩
惑を招くに至らないのである。しかし、車幅灯や方向指
示灯などの保安用灯火6bは偏光フィルタ−4bを通さ
ないので通常の明るさに確認できるものである。説明の
便宜上本件では前照灯5a,5bと、偏光フィルタ−4
a,4bを個別に図示説明しているが実施にあたっては
これを各々一体化して偏光を照射する前照灯として取り
扱うようにすることは云うまでもなく、自車の各偏光フ
ィルタ−の運転席から見た偏光面の道路面7に対する傾
き∠Aを右上がりに図示しているのを左上がりとして対
向車2の偏光面の傾き∠B,を右上がりとしても効果は
同じである。尚、この状態は自車1運転室内の偏光フィ
ルタ−3aの偏光面と対向車2運転室内の偏光フィルタ
−3bの偏光面が∠A=∠Cの傾きで交錯するので明る
い時でも運転者同士がお互いに相手の顔を見ることがで
きず車室内の密室感が強くなり無謀運転を招く恐れが出
てくる、そこで偏光フィルタ−3aの設置にあたっては
現在殆どの自動車に常備されている日遮板の取り付けと
同様にしたり、日遮板と組み合わせたりして前照灯を点
灯しない昼間などは運転者の視界外にたたみ込み、相手
に顔を見せる状態で責任ある運転をするようにするもの
である。本発明の実施に伴って自車1運転室内の偏光フ
ィルタ−3aと同じ偏光の機能を持つ眼鏡を同乗車が着
用すればその同乗車の目も対向車の前照灯の眩しさから
逃れられるし、2輪自動車に於てもヘルメットの風防に
同機能を持たせたものを運転者が装着することにより顕
著な眩惑防止の効果が得られるものである。又、自車1
運転室内の室内後写鏡8に∠Aと反対向きで∠D=∠A
となる偏光面の傾きの偏光の機能を持たすことにより後
続車の前照灯に対しても眩惑防止の効果が得られるので
これも併用するのが良い。自車1運転室内偏光フィルタ
−3aの偏光面の傾きは、道路面7に対する傾きを固定
した自車1前照灯の偏光面の傾きと関係なく運転者がそ
の角度を任意に変更できるように設置することにより、
運転者は自車の視界は少し暗くなるが好みの明るさで対
向車の前照灯を確認できるように調節しながら運転でき
るし、その傾きを道路面7と平行にすれば濡れた道路面
からの反射光に対して、又、太陽の方向に直角にすれば
他の車両等回りの景色からの太陽光の反射光に対しても
眩惑防止の効果が得られ、この偏光フィルタ−3aは昼
間でも活用できるものである。
【0006】
【発明の効果】本発明を全ての自動車に実施することに
より夜間走行中の運転者は自車1運転室内の偏光フィル
タ−3aを通して対向車の前照灯が暗く見える以外は自
車の運転に必要な全ての前方の景色を通常の明るさで確
認でき、対向車から見ても自車の前照灯が暗く見えるの
で前照灯の光束を遠方用、手前用と切り替える操作も要
らず、眩惑の無い安全な走行が楽にでき交通事故の防止
にも大いに役立つ事が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した自動車前部の側面図
【図2】運転者が自車運転室内の偏光フィルタ−3aを
透して対向車を見た図
【符号の説明】
1は自車 2は対向車 3aは自車運転室内の前方透視用偏光フィルタ− 3bは対向車運転室内の前方透視用偏光フィルタ− 4aは自車前照灯用の偏光フィルタ− 4bは対向車の前照灯用の偏光フィルタ− 5aは自車前照灯 5bは対向車の前照灯 6aは自車の保安用灯火 6bは対向車の保安用灯火 7 は道路面 8 は自車運転室内後写鏡 ∠Aは「符号3a」と「符号4a」の偏光面の道路面7
に対する傾き ∠Bは「符号4b」の偏光面の道路面7に対する傾き ∠Cは「符号3b」の偏光面の道路面7に対する傾き ∠Dは「符号8 」の偏光面の道路面7に対する傾き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 101:10 F21M 3/26 F21Y 101:00 3/02 G B60Q 1/04 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光で照射した前方の景色を偏光フィル
    タ−を通して確認する自動車前照灯の眩惑防止装置
  2. 【請求項2】 道路面に対して傾いた角度の偏光面を持
    つ偏光を照射する自動車の前照灯
  3. 【請求項3】 任意に眼前に繰り出したり、視界外にた
    たみ込んだりして、使用、不使用の選択ができるように
    設置した前方透視用の車室内偏光フィルタ−
  4. 【請求項4】 自動車前照灯の偏光面と同じ傾きの偏光
    面を持つ偏光眼鏡
  5. 【請求項5】 「請求項4」と同じ偏光の機能を持つ2
    輪自動車用ヘルメットの風防
  6. 【請求項6】 前照灯の偏光面と反対の傾きの偏光面を
    持つ車室内後写鏡
  7. 【請求項7】 偏光面の傾きを運転者が自由に変更でき
    る前方透視用車室内偏光フィルタ−
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009104977A1 (en) * 2008-02-21 2009-08-27 Dumitru Ionescu Illumination interactive system and antiblinding protection
RU2609278C1 (ru) * 2015-11-12 2017-02-01 Владимир Леонтьевич Крапивин Управляемый противослепящий рассеивающий фильтр (УПРФ)
US10781986B2 (en) 2016-03-31 2020-09-22 3M Innovative Properties Company Low-glare automotive headlight

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WO2017082767A1 (ru) * 2015-11-12 2017-05-18 Владимир Леонтьевич КРАПИВИН Управляемый противослепящий рассеивающий фильтр (упрф)
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