JP2002312433A - 通信システム、通信方法および通信装置 - Google Patents

通信システム、通信方法および通信装置

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JP2002312433A
JP2002312433A JP2001119673A JP2001119673A JP2002312433A JP 2002312433 A JP2002312433 A JP 2002312433A JP 2001119673 A JP2001119673 A JP 2001119673A JP 2001119673 A JP2001119673 A JP 2001119673A JP 2002312433 A JP2002312433 A JP 2002312433A
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JP2001119673A
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Takahiro Sasaki
貴宏 佐々木
Shinya Kimura
真也 木村
Motoki Nakade
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザと事業者双方にメリットのある接続サ
ービスを提供する。 【解決手段】 サブスクライバー1(300)がスポッ
トAにおいて、サービスxを購入する(経路R1)。ス
ポットAでは、サービステーブル202Aを参照するこ
とによって、サブスクライバー1がXポイントを獲得し
たことが分かる。経路R2の処理では、この+Xポイン
トの情報がISP100に送られ、サブスクライバー1
用のポイントテーブル101bにおいて、スポットAに
関してXポイントを加算する。スポットAに関するディ
スカウントレートがαと規定されているので、(α×r
×X)円の金額がスポットAからISP100に移動す
る(経路R3)。ここで、r:1分のISP接続サービ
スに対してISPが課金したい金額(円)であり、α:
スポットAが負担する割合である。獲得したポイントに
応じて無料でISP100に対する接続サービスを利用
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信網例えばイ
ンターネットに接続するのに適用可能な通信システム、
通信方法および通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、PHSや携帯電話などと直接接続
を行う公衆基地局が様々な場所に設置されている。従来
これらの基地局は、販売店などの好意によって設置した
り、場所提供料を支払うことで設置されている。また、
最近では、事業者が経営する喫茶店等で、集客効果を意
図してインターネットの接続用の環境が設置されること
がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基地局の設置を提供し
ている販売店等と通信会社との関係は、基地局の設置料
の支払い程度で終わっているのが現状である。また、イ
ンターネットの接続用の環境を用意する場合でも、接続
に伴う利用料金は、ユーザが負担するのが普通で、ユー
ザにとってのメリットが少なかった。一方、ユーザの使
用料を事業者が全て負担することは、コストの負担の点
から不可能とも言える。
【0004】したがって、この発明の目的は、事業者に
とっては、集客効果を上げることができ、ユーザにとっ
ては、利用料金が少なくて家庭外の場所で接続を行うこ
とが可能な通信システム、通信方法および通信装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、特定のユーザに対応する少
なくとも一つの識別子と、そのユーザが有するポイント
情報とを1以上の事業者毎に記録したデータベースと、
識別子が付けられた端末機と通信することができ、且つ
予め事業者と関連付けられた通信装置と、通信装置と接
続され、他の装置との通信を実現する通信網とを備え、
ユーザが事業者の提供するサービスを購入した場合に、
識別子とサービス購入情報またはサービス購入に応じて
発生したポイント情報を併せて通信装置を介してデータ
ベースに送信し、データベースは、データベースの対応
する項目のポイント情報を更新し、ユーザが識別子が付
けられた端末機と通信装置を介して通信網と通信する場
合に、データベースのポイント情報を参照して接続許否
処理を行うようにした通信システムである。
【0006】請求項6の発明は、ユーザが事業者の提供
するサービスを購入することによってポイントが発生
し、購入したサービスに応じて予め設定した割合でポイ
ントを増加させ、ユーザを特定する識別子とそのユーザ
の事業者に関するポイントが記録されたデータベース
と、通信網への接続サービスを提供する接続装置とを備
え、事業者が管理する環境下では、ユーザが自身のポイ
ントに応じて接続装置を介して無料または極めて低廉な
料金で通信網への接続サービスを受けるようにした通信
方法である。
【0007】請求項8の発明は、特定のユーザに対応す
る少なくとも一つの識別子が付けられた端末機と通信す
ることができ、且つ予め事業者と関連付けられた通信装
置であって、ユーザが事業者の提供するサービスを購入
した場合に、識別子とサービス購入情報またはサービス
購入に応じて発生したポイント情報を併せてデータベー
スに送信し、データベースの対応する項目のポイント情
報が更新され、ユーザが識別子が付けられた端末機を使
用して通信網と通信する場合に、データベースのポイン
ト情報が参照され、参照結果に応じて接続許否処理がな
される通信装置である。
【0008】この発明によれば、ユーザが事業者の提供
するサービスを購入した結果、ポイントを獲得でき、獲
得したポイントに応じたインターネット等の通信網の接
続を無料または極めて低廉な料金で行うことができる。
ユーザは、このようなメリットを受けることを欲するの
で、集客効果があげられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて説明する。図1は、一実施形態のシステムの一例を
示す。このシステムは、参照符号100で示されるサー
バとしてのISP(Internet Service Provider) であ
る。ISP100は、メールサーバ、DNSサーバ、P
roxyサーバ等を備え、通常のインターネット接続機
能を提供すると共に、データベース101と、課金・決
済・認証部102とを備えている。データベース101
には、認証用テーブル101a、ポイントテーブル10
1bおよびディスカウントレートテーブル101cが格
納されている。
【0010】認証用テーブル101aには、会員(以
下、サブスクライバーと称する)毎にルータ機能付き無
線アクセスポイントの識別子と、そのルータ機能付き無
線アクセスポイントに接続される端末機の識別子(I
D)とがグループとして登録されている。一例として、
端末機のIDが1,2,3,4,・・・であれば、サブ
スクライバー1が特定される。勿論、別個のサブスクラ
イバーを特定する別の情報を使用しても良い。ポイント
テーブル101bは、各サブスクライバー毎に各事業者
(スポットと以下称する)で有効なポイントを保持する
ものである。ディスカウントレートテーブルは、各スポ
ットに対して設定したディスカウントレートを保持す
る。ディスカウントレートは、ISP100とスポット
200との間の契約に基づいて設定され、スポットによ
って異なるレートを設定することが可能である。
【0011】参照符号200は、スポットを示す。スポ
ット200は、無線アクセスポイント201、データベ
ース202およびPOS(Point Of Sale)端末203と
を備えている。無線アクセスポイント201は、ルータ
機能を持っている場合とこれを持たない場合との何れも
使用できる。データベース202に対してアクセスする
ことが可能とされ、データベース202を参照して必要
な情報を得ることができる。POS端末203は、有線
または無線で無線アクセスポイント201と接続され、
POS端末203によって読み込まれたデータが無線ア
クセスポイント201に対して送信可能とされている。
【0012】データベース202には、そのスポットで
サブスクライバーに対して提供されたサービス(役務お
よび商品)によって発生するポイント数を示すサービス
テーブル202Aが格納されている。例えばサービスx
を購入すると、Xポイントを獲得できる関係がテーブル
202A上に規定されている。サービステーブル202
Aは、スポットAの場合のテーブルであり、他のスポッ
トBの場合には、サービステーブル202B(図示しな
い)が参照される。さらに、サービステーブル202A
の他にISPに対する接続料金例えば1分間当たりの料
金についての情報を保持している。
【0013】ここで、スポットとは、ISP100に対
する接続サービスを受けることが可能な環境を備えたシ
ョップ等を意味する。一つの店舗でも良いが、好ましく
は、フランチャイズ化された喫茶店グループ、ハンバー
ガーストアのグループ等がスポットに該当する。スポッ
トA,スポットB等の各スポットは、喫茶店グループ、
ハンバーガーショップグループ等のグループに対応して
いる。但し、グループ内でさらに、地域等に基づいてサ
ブグループを形成し、サブグループをスポットと同様に
扱うようにしても良い。なお、以下の説明においては、
スポットがグループのみならず、一つの店をも意味する
用語として使用される。
【0014】ポイントは、ISP100に対する接続サ
ービスを受けることを可能とするものである。簡単な例
としては、1ポイントによって1分間の接続サービスを
受けることができるものと規定されている。さらに、デ
ィスカウントレートは、ISP接続に対して各スポット
が負担する割合を意味している。スポットAに関するデ
ィスカウントレートがα、スポットBに関するディスカ
ウントレートがβ、・・・と規定されている。
【0015】参照符号300は、サブスクライバーを示
す。サブスクライバー300は、スポット200におい
て、ISP100に対しての接続を行う時には、自分に
対して割り当てられている識別子が記録されているIC
カード302を持ち込み、ICカード302を使用する
端末機301に対して装着するようになされる。スポッ
ト200においては、無線アクセスポイント201と端
末機301との間で無線LANが構成されている。端末
機301は、スポット200に備え付けのものに限ら
ず、サブスクライバーが持ち込んだものであっても良
い。無線LANとしては、IEEE802.11,Bl
uetooth,Wireless1394等を使用で
きる。なお、スポット200において、無線LANの代
わりに、または併用して有線のLANを使用しても良
い。
【0016】ISP100とスポット200(例えばグ
ループ内の特定の店)の無線アクセスポイント201と
の間は、ISDN(Integrated Services Digital Netwo
rk)、専用線、ADSL(Asymmetric Digital Subscribe
r Line)等のxDSL(x Digital Subscriber Line) 、
光ファイバー等の双方向アクセスライン400によって
接続されている。ISDNを使用する場合、無線アクセ
スポイント201とISDNの間にDSU(Digital Ser
vice Unit)が挿入される。
【0017】サブスクライバー300は、ICカード3
02を持っていることによって、ISP100と契約し
ている他のスポットにおいても、ICカード302を端
末機に挿入することによって、ISP100との接続サ
ービスを受けることができる。さらに、サブスクライバ
ー300が自分の家庭において、ホームネットワークを
構成している場合もある。
【0018】図1において、参照符号500が家庭を示
し、501がホームネットワークのルータ機能付き無線
アクセスポイントである。家庭500においては、ルー
タ機能付き無線アクセスポイント501を含んで例えば
無線LANからなるホームネットワークが構成されてい
る。好ましくは、無線LANは、スポット200に設置
されているものと同一の方式のものである。有線のLA
Nを使用しても良い。家庭500のルータ機能付き無線
アクセスポイント501とISP100との間は、双方
向のアクセスライン401で接続されている。アクセス
ライン401は、上述したアクセスライン400と同様
のものである。
【0019】さらに、双方向アクセスライン401とし
てケーブルテレビ回線を使用し、ケーブルテレビのサー
ビス会社が接続されることも可能である。サービス会社
は、ケーブルテレビ基地局と、家庭500内に設けられ
たディジタルセットトップボックス(図示しない)を介
してオーディオおよび/またはビジュアルコンテンツを
配信する。このようなケーブルテレビのサービス会社
も、インターネットへの接続サービスを提供するISP
100の一種である。
【0020】ホームネットワークには、パーソナルコン
ピュータ(デスクトップ型またはノート型)、CD(Co
mpact Disc) プレーヤ等のオーディオ機器、チューナ、
ディスプレイ等のテレビジョン関連装置、DVD(Digit
al Versatile Disc またはDigital Video Disc) 装置等
のビデオレコーダ/プレーヤ、携帯型情報機器等が端末
機として接続可能である。さらに、空調装置、冷蔵庫等
の家電製品をホームネットワークに接続することが可能
である。図1では、参照符号502が端末機を示してい
る。端末機502に対しては、使用時にICカード30
2が装着される。
【0021】このICカード302は、スポット200
において、端末機301に装着されるものと同一の識別
子が記録されたICカードである。通常は、一つの識別
子に対して1枚のICカードがISP100によってサ
ブスクライバー300に対して配布される。したがっ
て、サブスクライバー300は、ホームネットワークに
接続される端末機の個数に等しい識別子(すなわち、I
Cカード)をISP100から受け取り、家庭内では、
各端末機に対してICカードを挿入した状態で、端末機
を使用する。
【0022】一例として、認証用テーブル101aに対
する登録処理は、端末機の販売時にISP100と販売
店によってなされる。例えば端末機502をサブスクラ
イバーが購入する時に、自宅のルータ機能付き無線アク
セスポイント501のHGWIDを記録したカードをユ
ーザが店に持参し、販売店が(HGWID:0,ID:
1)の対応関係を示すデータをテーブル101aに登録
する。端末機502と共に、予め(ID:1)が記録さ
れているICカードをサブスクライバーが取得する。
【0023】ホームネットワークに対して接続された端
末機のそれぞれに対して、ISP100から種々のデー
タがルータ機能付き無線アクセスポイント501を介し
て供給される。例えばオーディオデータ、ビデオデータ
等のコンテンツデータがルータ機能付き無線アクセスポ
イント501に供給される。同時に、ホームネットワー
クに接続された端末機同士が通信を行うことが可能とさ
れている。
【0024】スポット200の無線LANにおいて、端
末機301を使用する場合、並びに家庭500のホーム
ネットワークにおいて端末機502を使用する場合にお
いて、正常な動作のためにICカード302を端末機に
それぞれ挿入することが必要とされる。すなわち、IS
P100によって管理されるスポット200の無線LA
N、並びにホームネットワークの場合、端末機が唯一の
IDを持つようにされる。IDは、端末機に対して装着
および離脱自在とされた記録媒体(すなわち、リムーバ
ブルな記録媒体)に対してISP100が予め記録する
ものである。ICカード302は、記録媒体の一例であ
る。
【0025】記録媒体としては、フラッシュメモリに情
報を記録するICカード(メモリカードとも呼ばれる)
に限らず、磁性体に情報を記録する磁気カード、バーコ
ード等の図形的パターンとして情報を記録するプラステ
ィックカードなど、およそ情報を保持することができる
情報記録媒体が使用可能である。なお、ICカード30
2は、IDを保持する機能以外にLANカード等の機能
を持つようにしても良い。スポット200の無線アクセ
スポイント201並びにホームネットワークのルータ機
能付き無線アクセスポイント501も自身の識別子を有
する。
【0026】一例として、ICカード302には、(I
D:1)が記録されている。なお、IDに付された数字
は、IDのそれぞれを特定する意味を持つもので、デー
タの値を意味するものではない。IDのデータ構成とし
ては、ビット長等、所定のフォーマットとされており、
望ましくは暗号化されている。サブスクライバーがホー
ムネットワークに対して新たな端末機を接続しようとす
る場合には、ISP100に新規の識別子を発行しても
らう。すなわち、その識別子が記録されたICカードの
配布を受ける。
【0027】一実施形態では、サブスクライバー毎にル
ータ機能付き無線アクセスポイントの識別子と、それに
接続される端末のIDとがグループとして登録されてい
る認証用テーブル101aが備えられている。この認証
用テーブル101aには、ルータ機能付き無線アクセス
ポイント501のHGWIDと端末機のIDとの対応関
係が登録されている。なお、スポット200に設けられ
た無線アクセスポイント201に対してもHGWIDが
割り当てられている。
【0028】ホームネットワークの無線LANに接続さ
れた端末同士で通信を行う時には、通信の相手側の端末
機は、通信を要求する端末機のIDとルータ機能付無線
アクセスポイント501のHGWIDとをISP100
に送信する。ISP100は、認証テーブル101aを
参照して、同一のグループか否かを判断し、その結果を
ルータ機能付き無線アクセスポイント501を介して通
信の相手側の端末機に返す。その結果を見て、端末機が
セキュリティを確立するか否かを決定する。すなわち、
テーブル101a上に同一グループとして登録されてい
るときには、セキュリティを確立し、そうでなければ、
セキュリティを確立しない。このような端末認証によっ
て通信のセキュリティを確保できる。
【0029】これは、家庭内に限らず、家庭の外例えば
スポット200から端末機301が家庭内の端末機に対
して通信を要求する場合でも同様に成り立つ。端末機3
01が家庭500内の端末機(ID=1以外のもの)に
対し通信を要求すると、端末機は、端末機301のID
(=1)と、ルータ機能付き無線アクセスポイント50
1のHGWID(=0)とをISP100に対して送信
し、これらがグループとして登録されているか否かを問
い合わせ、その結果に基づいてセキュリティを確立す
る。
【0030】さらに、スポット200および家庭500
の何れからもISP100に対して端末機を接続し、I
SP100を介してインターネット上のホームページ等
を閲覧したり、電子メールを送受信することができる。
この場合でも、ICカード302に記録されているID
とルータ機能付き無線アクセスポイントのHGWIDが
ISP100に対して送信される。ISP100は、ル
ータ機能付き無線アクセスポイントのHGWIDを見
て、アクセスがスポット200からか、家庭500から
かを判別できる。
【0031】以下に詳述するように、スポット200で
の接続に対する料金は、接続時間に応じた従量制とされ
ている。しかしながら、家庭500での接続に対する料
金は、従量制に限らず、定額制とすることもできる。
【0032】さらに、この発明の一実施形態について詳
述する。最初に図2および図3を参照してサブスクライ
バー300がスポットA(200A)にてサービスを購
入する時になされる処理について説明する。図2におい
て、経路R1がサブスクライバー1(300)がスポッ
トAにおいて、サービスxを購入する処理を示す。スポ
ットAでは、サービステーブル202Aを参照すること
によって、サブスクライバー1がXポイントを獲得した
ことが分かる。経路R2の処理では、この+Xポイント
の情報がISP100に送られ、サブスクライバー1用
のポイントテーブル101bにおいて、スポットAに関
してXポイントが加算される。
【0033】ISP100のディスカウントレートテー
ブル101cによって、スポットAに関するディスカウ
ントレートがαと規定されているので、(α×r×X)
円の金額がスポットAからISP100に移動する(経
路R3)。ここで、r:1分のISP接続サービスに対
してISPが課金したい金額(円)である。したがっ
て、(r×X)円は、Xポイントを金額に換算したもの
である。また、α:スポットAが負担する割合であり、
(0≦α≦1)である。若し、(α=0)であれば、I
SP100が接続サービス分を全て負担することにな
る。(α=1)であれば、スポットAが接続サービス分
を全て負担することになる。
【0034】図3は、図2の処理をより詳細に説明する
ものである。図の上から下に時間が経過する。また、図
3の上半分は、スポットA(200A)でサブスクライ
バー1がサービスxを購入した場合の処理を表し、その
下半分は、スポットB(200B)でサブスクライバー
1がサービスvを購入した場合の処理を表す。
【0035】スポットAでサブスクライバー1がサービ
スxを購入すると、R11の経路で示すように、POS
端末203A(添え字Aは、スポットAが備えるものを
表す。以下同様)がICカード302に格納されている
IDを読み込む。POS端末203Aが無線アクセスポ
イント201Aに対して、読み込んだIDと共にサブス
クライバー1が購入したサービスxの情報を送信する
(経路R12)。
【0036】無線アクセスポイント201Aは、サービ
ステーブル202Aを参照して、サービスxに対する発
生ポイントの情報を取得する(経路R13)。そして、
経路R14で示すよって、サブスクライバー1がスポッ
トAでXポイントが発生したことをISP100の課金
・決済・認証部102に送信する。課金・決済・認証部
102は、認証が成立したことを確認した上で、サブス
クライバー1に対する課金処理を行う。すなわち、スポ
ットAで購入したサービスxに対する代金の決済がなさ
れ、サブスクライバー1は、キャッシュレスでサービス
xを購入できる。
【0037】経路R15で示すように、課金・決済・認
証部102がポイントテーブル101bのサブスクライ
バー1用のスポットAに関するポイントを+Xする。経
路R16で示すように、課金・決済・認証部102がデ
ィスカウントレートテーブル101cを参照してスポッ
トAに関するディスカウントレートαを取得する。そし
て、経路R17で示すように、ISP100からスポッ
トAに対して、(α×r×X)円の請求が発生する。そ
の結果、経路R18で示すように、スポットAからIS
P100に対して、(α×r×X)円の移動が発生す
る。
【0038】サブスクライバー1がスポットBでサービ
スvを購入した場合も、上述したのと同様の順序で処理
がなされる。サービスvの購入時にPOS端末203B
(添え字Bは、スポットBが備えるものを表す。以下同
様)がICカード302に格納されているIDを読み込
む(経路R21)。POS端末203Bが無線アクセス
ポイント201Bに対して、読み込んだIDおよびサー
ビスvの情報を送信する(経路R22)。サービステー
ブル202Bを参照して、サービスvに対する発生ポイ
ントの情報を取得され(経路R23)、スポットBでV
ポイントが発生したことをISP100に送信する(経
路R24)。認証が成立したことを確認した上で、サブ
スクライバー1に対する課金処理がなされる。
【0039】課金・決済・認証部102がポイントテー
ブル101bのサブスクライバー1用のスポットBに関
するポイントを+Vする(経路R25)。スポットBに
関するディスカウントレートβを取得し(経路R2
6)、ISP100からスポットBに対して、(β×r
×V)円の請求が発生する(経路R27)。その結果、
経路R28で示すように、スポットBからISP100
に対して、(β×r×V)円の移動が発生する。
【0040】なお、各トランザクション時には、スポッ
トA、スポットBおよびISP100が保持する課金テ
ーブルが更新されるのみで、実際のお金の移動は、例え
ば月に一度の決済時に生じる。
【0041】次に、ISP100の会員であるサブスク
ライバーがスポットAにてISP接続サービスを利用す
る場合について説明する。この場合は、さらに二つの場
合に分けられる。その一つは、サブスクライバーがスポ
ットAに関して有効なポイントを持っている場合であ
り、他のものは、有効なポイントを有しない場合であ
る。図4に示すように、サブスクライバー1(300)
が有効なポイントを有している場合では、経路R31で
示すように、スポットA(200A)からISP100
に対してm分の接続サービスを無料または極めて低廉な
料金で利用できる。ISP100は、この接続サービス
の利用に対して、サブスクライバー1のポイントテーブ
ル101bのスポットAの項目(エントリ)のポイント
数をm減ずる。
【0042】一方、サブスクライバー1がスポットAに
関して有効なポイントが無い時では、図5に示すような
処理がなされる。経路R33で示すように、スポットA
において、m分のISP接続を利用する。それによって
(m×R)円の使用料金が発生し、サブスクライバー1
がISP100に対してこの使用料金を支払う(経路R
34)。さらに、ISP100は、スポットAに対して
場所提供料として、(m×(R−α×r)円)を支払う
(経路R35)。ここで、r:1分のISP接続サービ
スに対してISPが課金したい金額(円)であり、α:
スポットAが負担する割合であり、(0≦α≦1)であ
る。若し、(α=0)であれば、ISP100が接続サ
ービス分を全て負担することになる。(α=1)であれ
ば、スポットAが接続サービス分を全て負担することに
なる。
【0043】図6は、スポットAにてサブスクライバー
1がISP接続サービスを利用する場合の処理をより詳
細に説明するものである。以下、時間の流れに沿って順
に説明する。最初にICカード302を端末機301に
挿入する(経路R41)。そして、ISP100に対す
る接続要求を無線アクセスポイント201Aに対して行
う(経路R42)。経路R43で示すように、ISP1
00が正規の会員かどうかをチェックする。正規の会員
であれば、無線アクセスポイント201Aから端末機3
01に対して接続許可が与えられる。
【0044】m分間のISPサービスを利用した後に、
経路R45で示すように、切断要求が端末機301から
無線アクセスポイント201Aに対して送られる。無線
アクセスポイント201Aは、切断要求を受けると、利
用時間が分かるので、サービステーブル202A上に含
まれている接続料金情報(すなわち、1分間当たりの利
用料金がR円)を参照する。無線アクセスポイント20
1AからISP100に対して切断通知がなされる(経
路R46)。この切断通知と共に、スポットAでのIS
P接続料金の情報がISP100に対して送信される。
【0045】ISP100の課金・決済・認証部102
は、経路R47で示すように、サブスクライバー1のポ
イントテーブル101bにおけるスポットAの項目を参
照し、有効ポイントの有無が決定される(ステップS
1)。有効ポイントが十分あれば、スポットAの項目の
ポイント数がm減じられ(経路R48)、サブスクライ
バー1の利用に対して課金がなされない。
【0046】ステップS1において、有効ポイントが不
足していると判断される場合には、、サブスクライバー
1に対して(m×R)円の利用料金が発生する(経路R
49)。この場合には、mがポイント不足分となる。さ
らに、課金・決済・認証部102がディスカウントレー
トテーブル101cを参照し(経路R50)、スポット
Aに対して、場所提供料としての意味を持つ(m×(R
−α×r)円)のペイバックが発生する(経路R5
1)。
【0047】毎月決められた所定の決済日になると、サ
ブスクライバー1からISP100に対して利用料金
(m×R)円が支払われる(経路R52)。また、決済
日において、経路R54で示すように、(m×(R−α
×r)円)がISP100からスポットAに対して移動
する。経路R53は、ISP100の正味の収入を示す
ものである。すなわち、(α×m×r)円がISP10
0の取り分となる。
【0048】図7は、スポットA(200A)の無線ア
クセスポイント201Aがサービステーブル202Aを
参照でき、ISP100がポイントテーブル101bを
参照できることを利用して可能となるサービスを説明す
るものである。スポットAにおいて、サブスクライバー
1がISP接続サービスを利用している最中において、
端末機301の表示、音声等によって、経路R61で示
すような無線アクセスポイント201Aからサブスクラ
イバー1に対してメッセージが提示される。
【0049】このメッセージは、経路R62で示すよう
に、無線アクセスポイント201Aがサブスクライバー
1のポイントテーブル101bを参照することによって
作成されたものである。具体的な例は、「あと、・・・
分、無料接続サービスをご利用いただけます。」、「た
だいまより、接続料金が1分R円となります。接続を続
けますか?」等である。
【0050】図8は、このようなスポットAにおける接
続サービスを受けている時にサブスクライバーに対して
メッセージを与えるための処理を説明するものである。
スポットAでの接続サービスを利用するために、先ず、
経路R71で示すように、ICカード302が端末機3
01に挿入される。端末機301がISPサービスへの
接続要求を無線アクセスポイント201Aに送り(経路
R72)、無線アクセスポイント201AがISP10
0の課金・決済・認証部102との通信を行い、課金・
決済・認証部102がポイントテーブル101bを参照
した結果が無線アクセスポイント201Aに返される
(R73)。
【0051】無線アクセスポイント201Aでは、IS
P100から送信されたデータを見て、ステップS11
では、スポットAに関する有効ポイントの有無を決定す
る。有効ポイントがある場合では、有効ポイントの残り
がある限り、ループがなされる(ステップS14)。有
効ポイントがある場合では、経路R74を経てステップ
S12に処理が移る。有効ポイントがある場合では、
「あと、・・・分、無料接続サービスをご利用いただけ
ます。」のメッセージがサブスクライバー1に対して提
示される。
【0052】ステップS12では、ポイントを使い切ら
ずに接続を終了したか否かが決定される。ポイントを使
い切らずに接続を終了した場合では、経路R75で示す
ように、ループを抜けて切断要求をISP100に対し
て通知する。ISP100では、サブスクライバー1の
スポットAに関するポイントを減ずる更新処理を行う
(経路R76)。ステップS12において、ポイントを
使い切って終了した場合には、ステップS13におい
て、接続が続行されるか否かが決定される。また、ステ
ップS11において、有効ポイントが無いと決定された
場合も、経路R77およびR78を通ってステップS1
3の判定のステップに処理が移る。
【0053】ステップS13において、接続を続行する
か否かをサブスクライバー1が決定する場合に、費用等
を考慮するのに役立つように、「ただいまより、接続料
金が1分R円となります。接続を続けますか?」のメッ
セージがサブスクライバーに提示される。また、接続の
続行を決定するのに無視できない時間がかかることを考
慮して、ステップS13に移行する時には、接続が仮に
切断される。
【0054】ステップS13において、接続を続行しな
いと決定されると、無線アクセスポイント201Aに対
して切断要求が出され(経路R79)、無線アクセスポ
イント201AがISP100に対して、切断要求を通
知する(経路R80)。切断要求の通知を受けたISP
100は、ポイントテーブル101b上の該当項目を更
新する(経路R81)。一方、ステップS13におい
て、接続続行が決定されると、経路R82で示すよう
に、端末機301から無線アクセスポイント201Aに
対して接続続行要求が送られる。それによってさらにm
分間のISP接続の利用がなされる。
【0055】この利用後に、切断要求が無線アクセスポ
イント201Aに送られ(経路R83)、無線アクセス
ポイント201AからISP100に対して切断要求の
通知がなされる(経路R84)。この場合、スポットA
でのISP接続料の情報も合わせて送られる。ISP1
00の課金・決済・認証部102は、サブスクライバー
1に対して、(m×R)円の接続利用料金の請求が発生
する(経路R85)。課金・決済・認証部102は、デ
ィスカウントレートテーブル101cを参照し、スポッ
トAのディスカウントレートαを取得する(経路R8
6)。それによって、ISP100は、スポットAに対
する(m×(R−α×r)円)のペイバックを決定する
(経路R87)。
【0056】毎月決められた所定の決済日になると、サ
ブスクライバー1からISP100に対して利用料金
(m×R)円が支払われる(経路R88)。また、決済
日において、経路R90で示すように、(m×(R−α
×r)円)がISP100からスポットAに対して移動
する。経路R89は、ISP100の正味の収入を示す
ものである。すなわち、(α×m×r)円がISP10
0の取り分となる。
【0057】図9は、ISP100がスポットAの行う
課金の代行決済を行う例を示すものである。サブスクラ
イバー1(300)がスポットAでサービスx(X円)
を購入する(経路R95)。サブスクライバー1は、I
SP100に対してX円を支払う(経路R96)。IS
P100がスポットAの決済を代行する。ISP100
は、課金代行の手数料率をγで表す時に、手数料を差し
引いた金額である((1−γ)×X円)をスポットAに
対して移動する(経路R97)。結局、ISP100
は、(γ×X円)の代行手数料を得ることができ、スポ
ットAが((1−γ)×X円)の売り上げを得ることが
できる。
【0058】図10は、かかる課金代行決済を行う処理
の流れを示す。スポットA(200A)において、サブ
スクライバー1(300)がサービスxを購入する時
に、ICカード302がPOS端末203Aに挿入さ
れ、IDがPOS端末203Aに読み込まれる(経路R
101)。サービスxが経路R102で示すように購入
される。スポットAの無線アクセスポイント201Aか
らISP100の課金・決済・認証部102に対してX
円の課金代行が依頼される(経路R103)。
【0059】ISP100の課金・決済・認証部102
からサブスクライバー1に対して、X円の請求が発生す
る(経路R104)。また、スポットAに対する((1
−γ)×X円)の支払いが発生する(経路R104)。
課金および請求の発生時には、スポットAおよびISP
100が保持する課金テーブルが更新される。毎月決め
られた所定の決済日になると、サブスクライバー1から
ISP100に対して購入料金X円が支払われる(経路
R106)。また、決済日において、経路R108で示
すように、((1−γ)×X円)がISP100からス
ポットAに対して移動する。経路R107は、ISP1
00の手数料収入を示すものである。すなわち、(γ×
X)円がISP100の手数料収入となる。
【0060】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、
利用料金の課金方法として時間課金に限らず、パケット
量課金を適用しても良い。また、購入したサービスに応
じて発生するポイントのテーブルをISP側に備えて、
スポットからは、利用代金の情報のみを受け取るように
しても良い。また、リムーバブルな記録メディアとして
のICカードには、IDが記録されているものと説明し
たが、そのサブスクライバーに関するポイントテーブル
を格納し、サービスを購入した時には、ポイントを増加
させ、ポイントを利用して接続サービスを受けた時に
は、ポイントを減少させるようにしても良い。その結
果、ICカードには、最新のポイントテーブルの内容が
保持されることになる。
【0061】さらに、この発明では、リムーバブルなメ
ディアを使用することを必ずしも必要とするものではな
い。例えば可搬型の装置に内蔵したメディア(例えば不
揮発性メモリ)にIDを予め記録しておく。この装置を
スポットに持ち込み、スポットの無線アクセスポイント
と直接またはスポットの端末機を介して通信を行い、I
Dをスポットの無線アクセスポイントに送るようにして
も良い。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、ユーザが事業者の提
供するサービスを購入した結果、ポイントを獲得でき、
獲得したポイントに応じたインターネット等の通信網の
接続を無料または極めて低廉な料金で行うことができ
る。ユーザは、このようなメリットを受けることを欲す
るので、事業者の経営する店等に出かけることになり、
宣伝効果および集客効果をあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である通信システム構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態においてサブスクライバ
ーがスポットにてサービスを購入した場合の処理を示す
略線図である。
【図3】この発明の一実施形態においてサブスクライバ
ーがスポットにてサービスを購入した場合の処理を示す
フローチャートである。
【図4】この発明の一実施形態においてサブスクライバ
ーがスポットにて接続サービスを利用する場合の処理を
示す略線図である。
【図5】この発明の一実施形態においてサブスクライバ
ーがスポットにて接続サービスを利用する場合の処理を
示す略線図である。
【図6】この発明の一実施形態においてサブスクライバ
ーがスポットにて接続サービスを利用する場合の処理を
示すフローチャートである。
【図7】この発明の一実施形態においてスポットにおけ
る接続サービスの例を示す略線図である。
【図8】この発明の一実施形態においてスポットにおけ
る接続サービスの例を示すフローチャートである。
【図9】この発明の一実施形態においてスポットにおけ
る接続サービスの例を示す略線図である。
【図10】この発明の一実施形態においてスポットにお
ける接続サービスの例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100・・・ISP、101・・・データベース、10
1a・・・認証用テーブル、101b・・・ポイントテ
ーブル、101c・・・ディスカウントレートテーブ
ル、200・・・スポット、201・・・無線アクセス
ポイント、203・・・POS端末、301・・・端末
機、302・・・ICカード、500・・・家庭
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中出 元樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定のユーザに対応する少なくとも一つ
    の識別子と、そのユーザが有するポイント情報とを1以
    上の事業者毎に記録したデータベースと、 上記識別子が付けられた端末機と通信することができ、
    且つ予め事業者と関連付けられた通信装置と、 上記通信装置と接続され、他の装置との通信を実現する
    通信網とを備え、 ユーザが上記事業者の提供するサービスを購入した場合
    に、上記識別子とサービス購入情報またはサービス購入
    に応じて発生したポイント情報を併せて上記通信装置を
    介して上記データベースに送信し、上記データベース
    は、上記データベースの対応する項目のポイント情報を
    更新し、 ユーザが上記識別子が付けられた端末機と上記通信装置
    を介して上記通信網と通信する場合に、上記データベー
    スのポイント情報を参照して接続許否処理を行うように
    した通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記データベースがさらに、上記事業者毎に設定される
    ディスカウントレートのデータベースを含むようにした
    通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記データベースのポイント情報の範囲内で、ユーザが
    無料または極めて低廉な料金で上記通信網と通信するこ
    とを可能とする通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記通信装置がサービスとポイントの変換のデータベー
    スを有し、ポイント情報を上記データベースに送信する
    ようにした通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記識別子がリムーバブルな記録媒体に記録されるよう
    にした通信システム。
  6. 【請求項6】 ユーザが事業者の提供するサービスを購
    入することによってポイントが発生し、購入したサービ
    スに応じて予め設定した割合で上記ポイントを増加さ
    せ、上記ユーザを特定する識別子とそのユーザの上記事
    業者に関するポイントが記録されたデータベースと、 通信網への接続サービスを提供する接続装置とを備え、 上記事業者が管理する環境下では、ユーザが自身のポイ
    ントに応じて上記接続装置を介して無料または極めて低
    廉な料金で通信網への接続サービスを受けるようにした
    通信方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記データベースがさらに、上記事業者毎に設定される
    ディスカウントレートのデータベースを含むようにした
    通信方法。
  8. 【請求項8】 特定のユーザに対応する少なくとも一つ
    の識別子が付けられた端末機と通信することができ、且
    つ予め事業者と関連付けられた通信装置であって、 ユーザが上記事業者の提供するサービスを購入した場合
    に、上記識別子とサービス購入情報またはサービス購入
    に応じて発生したポイント情報を併せて上記データベー
    スに送信し、上記データベースの対応する項目のポイン
    ト情報が更新され、 ユーザが上記識別子が付けられた端末機を使用して通信
    網と通信する場合に、上記データベースのポイント情報
    が参照され、参照結果に応じて接続許否処理がなされる
    通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 上記データベースがさらに、上記事業者毎に設定される
    ディスカウントレートのデータベースを含むようにした
    通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 上記データベースのポイント情報の範囲内で、ユーザが
    無料または極めて低廉な料金で上記通信網と通信するこ
    とを可能とする通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項8において、 サービスとポイントの変換のデータベースを有し、ポイ
    ント情報を上記データベースに送信するようにした通信
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項8において、 識別子がリムーバブルな記録媒体に記録されるようにし
    た通信装置。
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