JP2002312313A - 通信端末 - Google Patents

通信端末

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JP2002312313A
JP2002312313A JP2002002428A JP2002002428A JP2002312313A JP 2002312313 A JP2002312313 A JP 2002312313A JP 2002002428 A JP2002002428 A JP 2002002428A JP 2002002428 A JP2002002428 A JP 2002002428A JP 2002312313 A JP2002312313 A JP 2002312313A
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Satoshi Inami
聡 稲見
Yoshiko Hirose
宜子 広瀬
Masashige Mizuyama
正重 水山
Atsunobu Kato
淳展 加藤
Munehito Matsuda
宗人 松田
Hidehiko Hata
秀彦 秦
Hiromi Wada
浩美 和田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバにデータを送信する処理の変更を容易
に行うことができ、かつ、端末に格納されるアプリケー
ションのデータ量を低減することのできる通信端末装置
を提供する。 【解決手段】 端末側通信制御部41は、サーバに対し
て、送信データを送信する処理に関する指示が記述され
た指示ファイルの取得を要求する。サーバは、指示ファ
イルの取得要求に応じて指示ファイルを送信する。指示
ファイルを受信した端末側通信制御部41は、アプリケ
ーション実行部42にアプリケーションを実行させると
ともに、指示ファイルを送信データ生成部44に渡す。
指示ファイルを受け取った送信データ生成部44は、指
示ファイルを参照して、生成データ格納部43に格納さ
れている生成データから、サーバに対して送信する送信
データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末に関し、
より特定的には、アプリケーションの実行によって得ら
れるデータをサーバに送信する通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、WWW(World Wid
e Web)サーバおよびクライアントから構成される
システムにおいて、アプリケーションの実行と、サーバ
およびクライアント間のデータ送受信とを関連づけて行
うものがある。すなわち、アプリケーションの実行結果
をサーバに送信したり、端末に格納されているデータを
専用のアプリケーションを用いてサーバ送信するシステ
ムが考えられている。
【0003】上記の例として、端末側で実行されるアプ
リケーションがゲームであり、サーバへのデータ送信処
理がゲームの結果の送信であるシステムが考えられる。
具体的には、端末は、ゲームの実行結果として、ゲーム
の得点をサーバに送信する。ゲームの得点の情報を受信
したサーバは、予め格納しているユーザの成績に関する
情報を更新する。ユーザの成績に関する情報は、Web
ページによって公開されたり、ゲームの得点を送信して
きた端末に対して送信される。
【0004】また、他の例として、端末に格納されてい
るスケジュール情報を、専用のアプリケーションによっ
てサーバにアップロードするシステムがある。このシス
テムは、サーバへのデータ送信処理を行う専用のアプリ
ケーションを用いて、端末に格納されているデータをサ
ーバにアップロードするものである。例えば、端末に格
納されているスケジュール情報や電話帳情報を、サーバ
にアップロードするものが考えられる。
【0005】上記のシステムにおいて、端末からサーバ
へのデータ送信処理の内容は、処理を行うアプリケーシ
ョンの内部で規定されている。すなわち、サーバに対し
てどのようなデータを送信するか、どのような形式で送
信するか、および、どのサーバに送信するか、といった
情報は、予めアプリケーションに組み込まれている。ア
プリケーションは、内部に組み込まれた情報に従って、
サーバへのデータ送信処理を行う。なお、上記のデータ
送信処理は、ユーザの入力によって決定される場合もあ
る。この場合、サーバへ送信するデータの種類、送信形
式、および、送信先のサーバをユーザ自身が指定しなけ
ればならず、ユーザの負担が非常に大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のシステム
では、サーバへのデータ送信処理の内容を変更する場
合、アプリケーション自体を変更する必要がある。なぜ
なら、サーバへのデータ送信処理に関する情報は、アプ
リケーションに組み込まれているからである。アプリケ
ーション自体を変更する必要があるため、サーバへのデ
ータ送信処理の内容を変更するには、各端末ごとに新た
なアプリケーションをインストールすることが必要とな
る。従って、従来のシステムにおいては、サーバへのデ
ータ送信処理の変更は非常に困難であった。
【0007】例えば、ゲームのアプリケーションについ
て、ゲームの得点に加えてプレイヤーの名前をサーバに
送信するように変更しようとする場合、ユーザはアプリ
ケーション自体を再度インストールしなければならな
い。また、サーバに送信する情報を変更する場合だけで
なく、サーバに送信するデータの形式を変更する場合
や、送信すべきサーバ自体を変更する場合も、アプリケ
ーション自体を変更しなければならない。
【0008】さらに、従来の端末に格納されるアプリケ
ーションには、サーバへのデータ送信処理が含まれてい
るので、その分アプリケーションのサイズが大きくな
る。特に、携帯電話のように比較的メモリの小さい端末
にとっては、重要な問題となる。
【0009】それ故に、本発明の目的は、サーバにデー
タを送信する際の処理の変更を容易に行うことができ、
かつ、端末に格納されるアプリケーションのデータ量を
低減することのできる通信端末を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、ネットワークを介してサーバと通信可能な通信
端末であって、アプリケーションを実行するアプリケー
ション実行部と、アプリケーションの実行により生成さ
れる生成データの全部または一部をサーバに対して送信
する処理に関する指示が記述された指示ファイルの取得
要求を、アプリケーションの起動に先立ってまたは起動
後に、サーバに対して行う取得要求部と、取得要求に応
じてサーバから送信されてくる指示ファイルに記述され
た内容に従い、アプリケーションの実行後に、サーバに
対する送信処理を行う送信処理部とを備えている。
【0011】上記第1の発明によれば、アプリケーショ
ンが実行されることに関連づけられて、指示ファイルの
取得要求が行われる。通信端末は、サーバから送信され
てくる指示ファイルにより、サーバに対する送信処理の
内容を決定する。従って、通信端末によるサーバに対す
る送信処理の内容は、指示ファイルの内容を変更するこ
とにより変更が可能となる。それ故、サーバにデータを
送信する際の処理の変更を容易に行うことができる。ま
た、アプリケーション自体には、サーバに対する送信処
理について規定する必要がない。従って、端末に格納さ
れるアプリケーションのデータ量を低減することができ
る。
【0012】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、アプリケーション実行部は、取得要求に応じ
てサーバから送信されてくる指示ファイルが受信された
ことによって、アプリケーションの実行を開始する。
【0013】上記第2の発明によれば、ユーザは、指示
ファイルの取得要求を行うことにより、自動的にアプリ
ケーションを実行することができる。
【0014】第3の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、取得要求部は、Webブラウザを用いて、サ
ーバに格納されている指示ファイルを指定することによ
り、指示ファイルの取得を要求する。
【0015】上記第3の発明によれば、ユーザは、We
bブラウザに対して、リンク情報をクリックする等の単
純な動作を行うだけで、サーバに対する送信処理を行う
ことが可能である。特に通信端末が移動体通信端末の場
合、入力装置が簡易であることが多いので、単純な操作
によりサーバに対する送信処理が実行可能であることは
有効である。
【0016】第4の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、指示ファイルは、サーバに送信すべき送信デ
ータを指定する送信情報指定データを含み、送信処理部
は、送信情報指定データに従い、生成データの内サーバ
に送信すべき送信データを決定する送信データ決定部
と、送信データをサーバに対して送信する送信部とを含
んでいる。
【0017】上記第4の発明によれば、指示ファイルに
含まれる送信情報指定データを変更することにより、サ
ーバに対して送信されるデータを変更することが可能で
ある。従って、サーバは、送信させるデータを容易に変
更することができ、それ故、必要なデータのみを通信端
末に送信させることができる。
【0018】第5の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、指示ファイルは、サーバに対して送信すべき
送信データを送信する形式を指定する送信形式指定デー
タを含み、送信処理部は、送信形式指定データに従い、
送信データの送信形式を決定する送信形式決定部と、送
信形式決定部により決定された送信形式に従って送信デ
ータを送信する送信部とを含んでいる。
【0019】上記第5の発明によれば、指示ファイルに
含まれる送信形式指定データを変更することにより、サ
ーバに対するデータの送信形式を変更することが可能で
ある。従って、サーバ側の処理プログラムが変更され、
処理するデータの形式が変更された場合であっても、通
信端末側のアプリケーションを変更する必要がない。ま
た、複数のサーバがそれぞれ異なる送信形式をサポート
している場合であっても、アプリケーションにおいて各
サーバに対応した送信形式を規定しておく必要がない。
すなわち、サーバが複数存在する場合であっても、各サ
ーバの間で送信形式を統一させる必要がない。
【0020】第6の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、指示ファイルは、送信処理における送信先と
なる送信先サーバを指定する送信先サーバ指定データを
含み、送信処理部は、送信先サーバ指定データにより示
される送信先サーバに対して送信処理を行う。
【0021】上記第6の発明によれば、指示ファイルに
含まれる送信先サーバ指定データを変更することによ
り、送信先のサーバを容易に変更することが可能であ
る。従って、例えば、サーバの処理負荷が大きくなって
きたために複数のサーバに処理を分散させる場合や、サ
ーバのメンテナンスのため一時的に送信先を他のサーバ
に変更する場合であっても、アプリケーションをインス
トールし直す必要がなく、容易に送信先のサーバを変更
することができる。
【0022】第7の発明は、ネットワークを介してサー
バと通信可能な通信端末において用いられるコンピュー
タで実行可能なプログラムであって、アプリケーション
を実行するアプリケーション実行ステップと、アプリケ
ーションの実行により生成される生成データの全部また
は一部をサーバに対して送信する処理に関する指示が記
述された指示ファイルの取得要求を、アプリケーション
の起動に先立ってまたは起動後に、サーバに対して行う
取得要求ステップと、取得要求に応じてサーバから送信
されてくる指示ファイルに記述された内容に従い、アプ
リケーションの実行後に、サーバに対する送信処理を行
う送信処理ステップとを備えている。
【0023】上記第7の発明によれば、アプリケーショ
ンが実行されることに関連づけられて、指示ファイルの
取得要求が行われる。通信端末は、サーバから送信され
てくる指示ファイルにより、サーバに対する送信処理の
内容を決定する。従って、通信端末によるサーバに対す
る送信処理の内容は、指示ファイルの内容を変更するこ
とにより変更が可能となる。それ故、サーバにデータを
送信する際の処理の変更を容易に行うことができる。ま
た、アプリケーション自体には、サーバに対する送信処
理について規定する必要がない。従って、端末に格納さ
れるアプリケーションのデータ量を低減することができ
る。
【0024】第8の発明は、第7の発明に従属する発明
であって、アプリケーション実行ステップは、取得要求
に応じてサーバから送信されてくる指示ファイルが受信
されたことによって、アプリケーションの実行を開始す
る。
【0025】上記第8の発明によれば、ユーザは、指示
ファイルの取得要求を行うことにより、アプリケーショ
ンを実行することができる。
【0026】第9の発明は、第7の発明に従属する発明
であって、取得要求ステップは、Webブラウザを用い
て、サーバに格納されている指示ファイルを指定するこ
とにより、指示ファイルを取得する。
【0027】上記第9の発明によれば、ユーザは、We
bブラウザに対して、リンク情報をクリックする等の単
純な動作を行うだけで、サーバに対する送信処理を行う
ことが可能である。特に通信端末が移動体通信端末の場
合、入力装置が簡易であることが多いので、単純な操作
によりサーバに対する送信処理が実行可能であることは
有効である。
【0028】第10の発明は、第7の発明に従属する発
明であって、指示ファイルは、サーバに送信すべき送信
データを指定する送信情報指定データを含み、送信処理
ステップは、送信情報指定データに従い、生成データの
内サーバに送信すべき送信データを決定する送信データ
決定ステップと、送信データをサーバに対して送信する
送信ステップとを含んでいる。
【0029】上記第10の発明によれば、指示ファイル
に含まれる送信情報指定データを変更することにより、
サーバに対して送信されるデータを変更することが可能
である。従って、サーバは、送信させるデータを容易に
変更することができ、それ故、必要なデータのみを通信
端末に送信させることができる。
【0030】第11の発明は、第7の発明に従属する発
明であって、指示ファイルは、サーバに対して送信すべ
き送信データを送信する形式を指定する送信形式指定デ
ータを含み、送信処理ステップは、送信形式指定データ
に従い、送信データの送信形式を決定する送信形式決定
ステップと、送信形式決定ステップにおいて決定された
送信形式に従って送信データを送信する送信ステップと
を含んでいる。
【0031】上記第11の発明によれば、指示ファイル
に含まれる送信形式指定データを変更することにより、
サーバに対するデータの送信形式を変更することが可能
である。従って、サーバ側の処理プログラムが変更さ
れ、処理するデータの形式が変更された場合であって
も、通信端末側のアプリケーションを変更する必要がな
い。また、複数のサーバがそれぞれ異なる送信形式をサ
ポートしている場合であっても、アプリケーションにお
いて各サーバに対応した送信形式を規定しておく必要が
ない。すなわち、サーバが複数存在する場合であって
も、各サーバの間で送信形式を統一させる必要がない。
【0032】第12の発明は、第7の発明に従属する発
明であって、指示ファイルは、送信処理における送信先
となる送信先サーバを指定する送信先サーバ指定データ
を含み、送信処理ステップは、送信先サーバ指定データ
により示される送信先サーバに対して送信処理を行う。
【0033】上記第12の発明によれば、指示ファイル
に含まれる送信先サーバ指定データを変更することによ
り、送信先のサーバを容易に変更することが可能であ
る。従って、例えば、サーバの処理負荷が大きくなって
きたために複数のサーバに処理を分散させる場合や、サ
ーバのメンテナンスのため一時的に送信先を他のサーバ
に変更する場合であっても、アプリケーションをインス
トールし直す必要がなく、容易に送信先のサーバを変更
することができる。
【0034】第13の発明は、アプリケーションの実行
により生成される生成データをサーバに送信することが
可能な通信端末と、通信端末とネットワークを介して通
信可能なサーバとを含む通信システムであって、サーバ
は、生成データの全部または一部を送信する処理に関す
る指示が記述された指示ファイルを格納する指示ファイ
ル格納部と、通信端末による指示ファイルの取得要求に
応じて、指示ファイルを送信する指示ファイル送信部と
を備え、通信端末は、アプリケーションを実行するアプ
リケーション実行部と、アプリケーションの実行により
生成される生成データの全部または一部をサーバに対し
て送信する処理に関する指示が記述された指示ファイル
の取得要求を、アプリケーションの起動に先立ってまた
は起動後に、サーバに対して行う取得要求部と、取得要
求に応じてサーバから送信されてくる指示ファイルに記
述された内容に従い、アプリケーションの実行後に、サ
ーバに対する送信処理を行う送信処理部とを備えてい
る。
【0035】上記第13の発明によれば、アプリケーシ
ョンが実行されることに関連づけられて、指示ファイル
の取得要求が行われる。通信端末は、サーバから送信さ
れてくる指示ファイルにより、サーバに対する送信処理
の内容を決定する。従って、通信端末によるサーバに対
する送信処理の内容は、指示ファイルの内容を変更する
ことにより変更が可能となる。それ故、サーバにデータ
を送信する際の処理の変更を容易に行うことができる。
また、アプリケーション自体には、サーバに対する送信
処理について規定する必要がない。従って、端末に格納
されるアプリケーションのデータ量を低減することがで
きる。
【0036】第14の発明は、アプリケーションの実行
によって生成される生成データをサーバに送信すること
が可能な通信端末と、ネットワークを介して通信端末と
通信可能なサーバとを含むネットワークシステムにおい
て用いられるデータ送信方法であって、通信端末が生成
データの全部または一部を送信する処理に関する指示が
記述された指示ファイルがサーバにおいて予め格納され
ており、アプリケーションを実行するアプリケーション
実行ステップと、指示ファイルの取得を、アプリケーシ
ョンの起動に先立ってまたは起動後に、サーバに対して
要求する取得要求ステップと、取得要求に応じて、サー
バにおいて予め格納されている指示ファイルを、取得要
求を行った通信端末に対して送信する指示ファイル送信
ステップと、取得要求に応じてサーバから送信されてく
る指示ファイルに記述された内容に従い、アプリケーシ
ョンの実行後に、サーバに対する送信処理を行う送信処
理ステップとを備えている。
【0037】上記第14の発明によれば、アプリケーシ
ョンが実行されることに関連づけられて、指示ファイル
の取得要求が行われる。通信端末は、サーバから送信さ
れてくる指示ファイルにより、サーバに対する送信処理
の内容を決定する。従って、通信端末によるサーバに対
する送信処理の内容は、指示ファイルの内容を変更する
ことにより変更が可能となる。それ故、サーバにデータ
を送信する際の処理の変更を容易に行うことができる。
また、アプリケーション自体には、サーバに対する送信
処理について規定する必要がない。従って、端末に格納
されるアプリケーションのデータ量を低減することがで
きる。
【0038】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る通信端末を含むネットワークシステムの構成を示すブ
ロック図である。図1において、ネットワークシステム
は、通信端末1と、ネットワーク2と、サーバ3とを含
んでいる。サーバ3は、いわゆるWWWサーバである。
また、通信端末1は、携帯電話のような移動体端末であ
ってもよい。なお、図示しないが、ネットワークシステ
ムは、通信端末1の他に複数の通信端末を含んでいる。
また、ネットワークシステムは、サーバ3の他に複数の
サーバを含んでいる。
【0039】サーバ3は、通信端末1からの要求に応じ
て、指示ファイルを通信端末1に対して送信する。指示
ファイルとは、通信端末からサーバへデータを送信する
ための指示情報が記述されたファイルである。すなわ
ち、通信端末は、指示ファイルの内容に従って、どのサ
ーバに対してデータを送信するか、どのような内容のデ
ータを送信するか、および、どのような形式でデータを
送信するかを決定する。なお、指示ファイルの具体例
は、図9に示されている。また、以下の説明において、
指示ファイルにより表される指示に従い通信端末から外
部のサーバに対して送信されるデータを、送信データと
呼ぶ。
【0040】図2は、図1に示す通信端末1のハードウ
ェア構成を示す図である。通信端末1は、CPU11
と、RAM12と、記憶装置13と、通信装置14と、
入力装置15と、表示装置16とを備えている。CPU
11は、RAM12を作業領域として使用し、記憶装置
13に格納されているプログラムを実行する。
【0041】記憶装置13は、ROMやハードディスク
等により構成され、アプリケーション131と、Web
ブラウザ132と、送信データ生成処理プログラム13
3とを格納している。本実施形態においては、アプリケ
ーション131は、もぐら叩きゲームとする。なお、記
憶装置13は、複数のアプリケーションを格納してもよ
い。Webブラウザ132は、サーバ3が保持している
コンテンツを取得し、表示等の処理を行うためのプログ
ラムである。送信データ生成処理プログラム133は、
前述の指示ファイルに従い通信端末1からサーバ3に対
して送信すべき送信データを生成するためのプログラム
である。また、図示しないが、記憶装置13は、アプリ
ケーション131の実行により生成したデータ等を格納
する。
【0042】通信装置14は、ネットワーク2を介し
て、サーバ3との間でデータの送受信を行う。入力装置
15は、例えばキーボードにより構成され、ユーザの指
示を入力する。表示装置16は、例えば液晶ディスプレ
イにより構成され、Webページやアプリケーションに
ついての表示を行う。なお、図1のネットワークシステ
ムに含まれる他の通信端末も、通信端末1と同様の構成
を有する。
【0043】図3は、図1に示すサーバ3のハードウェ
ア構成を示す図である。サーバ3は、CPU31と、R
AM32と、記憶装置33と、通信装置34とを備えて
いる。CPU31は、RAM32を作業領域として使用
し、記憶装置33に格納されているプログラムを実行す
る。
【0044】記憶装置33は、ハードディスク等により
構成され、WWWサーバプログラム331と、送信デー
タ処理プログラム332とを格納している。WWWサー
バプログラム331とは、サーバ3が通信端末1との間
でデータ通信を行うためのプログラムである。送信デー
タ処理プログラム332とは、通信端末1から送信され
た送信データを受信した際の処理を行うためのプログラ
ムである。また、図示しないが、記憶装置33は、通信
端末に送信されるコンテンツおよび通信端末から受信さ
れてくる送信データ等を格納する。
【0045】通信装置34は、ネットワーク2を介し
て、各通信端末との間でデータの送受信を行う。なお、
図1のネットワークシステムに含まれる他のサーバも、
サーバ3と同様の構成を有する。
【0046】図4は、図1に示す通信端末1の機能的な
構成を示すブロック図である。図4において、通信端末
1は、端末側通信制御部41と、アプリケーション実行
部42と、生成データ格納部43と、送信データ生成部
44と、入力部45と、表示部46とを備えている。
【0047】端末側通信制御部41は、コンテンツ取得
処理を行う。コンテンツ取得処理の詳細については、図
6に示されている。端末側通信制御部41は、Webブ
ラウザ132を実行するCPU11およびRAM12
と、通信装置14とによって実現される。また、端末側
通信制御部41は、インターネットに接続するためのプ
ロトコル(典型的には、HTTP(HyperText
Transfer Protocol))を実装し、
ネットワーク2を介してサーバ3とデータ通信を行う。
端末側通信制御部41は、ネットワーク2を介してサー
バ3と接続することにより、サーバ3に格納されている
コンテンツを取得し、所定の処理を行う。また、端末側
通信制御部41は、サーバ3に対して送信データ処理プ
ログラム332を実行するように要求することが可能で
ある。典型的には、送信データ処理プログラム332
は、CGI(Common Gateway Inte
rface)として実現される。
【0048】アプリケーション実行部42は、アプリケ
ーション131を実行するCPU11およびRAM12
によって実現される。ここで、アプリケーション実行部
42によって生成されたデータを、生成データと呼ぶ。
生成データ格納部43は、記憶装置13によって実現さ
れ、上記生成データを格納する。
【0049】送信データ生成部44は、送信データ生成
処理を行う。送信データ生成処理の詳細については、図
8に示されている。なお、送信データ生成部44は、送
信データ生成処理プログラム133を実行するCPU1
1およびRAM12によって実現される。入力部45
は、入力装置35によって実現される。また、表示部4
6は、表示装置36によって実現される。
【0050】図5は、図1に示すサーバ3の機能的な構
成を示すブロック図である。サーバ3は、サーバ側通信
制御部51と、コンテンツ格納部52と、送信データ処
理部53と、送信データ格納部54とを備えている。
【0051】サーバ側通信制御部51は、コンテンツ送
信処理を行う。コンテンツ送信処理の詳細については、
図7に示されている。サーバ側通信制御部51は、WW
Wサーバプログラム331を実行するCPU31および
RAM32と、通信装置34とによって実現される。
【0052】コンテンツ格納部52は、記憶装置33に
よって実現され、コンテンツを格納する。ここで、コン
テンツは、大きく2種類に分けられる。1つは、前述の
指示ファイルである。もう1つは、Webブラウザ13
2によって処理されるデータである。これは、HTML
(HyperText Markup Languag
e)で記述されたWebページが一般的であるが、静止
画や、音楽、映像等であってもよい。
【0053】送信データ処理部53は、通信端末1から
指示ファイルを受信した際の処理を行う。送信データ処
理部53は、送信データ処理プログラム332を実行す
るCPU31およびRAM32によって実現される。送
信データ格納部54は、記憶装置33によって実現さ
れ、送信データを格納する。
【0054】以下、図1に示すネットワークシステムに
おける動作を説明する。ここで、以下においては、通信
端末1とサーバ3との間で動作が行われる場合について
説明する。より具体的には、通信端末1で実行されるア
プリケーション131がもぐら叩きゲームであり、送信
データとしてゲームのハイスコアがサーバ3に対して送
信される場合について説明する。
【0055】まず、端末側通信制御部41は、コンテン
ツ取得処理を行う。図6は、図4に示す端末側通信制御
部41において行われるコンテンツ取得処理の流れを示
すフローチャートである。まず、端末側通信制御部41
は、サーバ3から受信したWebページを、表示部46
を用いて表示する(ステップS61)。ここで、ユーザ
は、入力部45を用いてWebページ上にリンクとして
表示されるアンカー情報を選択する。アプリケーション
を起動する場合、ユーザは、そのアプリケーションと関
連づけられるアンカー情報を選択する。例えば、ユーザ
は、もぐら叩きゲームと関連づけられるアンカー情報を
選択することにより、もぐら叩きゲームを実行すること
ができる。
【0056】次に、端末側通信制御部41は、ユーザに
より選択されたアンカー情報に関連づけられたURL
(Uniform Resource Locato
r)によって指定されるサーバ(本実施形態では、サー
バ3)に対して、コンテンツの取得要求を行う(ステッ
プS62)。取得要求としてサーバ3に対して送信され
るデータには、上記のURLが含まれている。ステップ
S62のコンテンツの取得要求に対して、サーバ3のサ
ーバ側通信制御部51は、コンテンツ送信処理を行う。
以下、サーバ側通信制御部51におけるコンテンツ送信
処理を説明する。
【0057】図7は、図5に示すサーバ側通信制御部5
1において行われるコンテンツ送信処理の流れを示すフ
ローチャートである。まず、サーバ側通信制御部51
は、通信端末1から送信されてくるコンテンツの取得要
求を受信する(ステップS71)。次に、サーバ側通信
制御部51は、受信した取得要求に含まれているURL
に関連づけられたコンテンツを、コンテンツ格納部52
から取得する(ステップS72)。ステップS72にお
いて、サーバ側通信制御部51は、URLが例えば指示
ファイルと関連づけられるものである場合、指示ファイ
ルを取得する。また、URLが例えばWebページと関
連づけられるものである場合、サーバ側通信制御部51
は、Webページのデータを取得する。最後に、サーバ
側通信制御部51は、ステップS72において取得した
コンテンツを、端末31に対して送信して(ステップS
73)、処理を終了する。
【0058】図6の説明に戻り、端末側通信制御部41
は、サーバ3から送信されてくるコンテンツを受信する
(ステップS63)。次に、端末側通信制御部41は、
ステップS63において受信したコンテンツの種別か
ら、どのアプリケーションで処理するかについて判定を
行う(ステップS64)。すなわち、端末側通信制御部
41は、受信したコンテンツが指示ファイルであるか否
かについて判定を行う。ステップS64の判定におい
て、受信したコンテンツが指示ファイルでない場合、す
なわち、Webブラウザ132により処理されるデータ
である場合、端末側通信制御部41は、表示処理を行う
(ステップS65)。具体的には、端末側通信制御部4
1は、ステップS63において受信したコンテンツを表
示部46を用いて表示する。
【0059】一方、ステップS64の判定において、受
信したコンテンツが指示ファイルである場合、端末側通
信制御部41は、アプリケーション実行部42に対し
て、アプリケーション131の起動命令を出力する(ス
テップS66)。次に、端末側通信制御部41は、送信
データ生成部44に対して、受信したコンテンツ、すな
わち、指示ファイルを出力して(ステップS67)、処
理を終了する。以上により、端末側通信制御部41にお
けるコンテンツ取得処理が完了する。
【0060】アプリケーション実行部42は、上記図6
のステップS66の処理によって端末側通信制御部41
から入力されるアプリケーション131の起動命令に応
答して、アプリケーション131の実行を開始する。本
実施形態においては、もぐら叩きゲームの実行が開始さ
れる。さらに、アプリケーション実行部42は、前述の
生成データを、生成データ格納部43に出力する。本実
施形態においては、生成データとして、もぐら叩きゲー
ムのハイスコアおよびゲームの難易度が生成データ格納
部43に出力される。生成データ格納部43は、アプリ
ケーション実行部42から入力される生成データを格納
する。
【0061】送信データ生成部44は、上記図6のステ
ップS67の処理によって端末側通信制御部41から入
力される指示ファイルに応答して、送信データ生成処理
を行う。図8は、図4に示す送信データ生成部44によ
り行われる送信データ生成処理の流れを示すフローチャ
ートである。まず、送信データ生成部44は、端末側通
信制御部41から入力された指示ファイルの解析処理を
行う(ステップS81)。以下、指示ファイルの具体例
について説明する。
【0062】図9は、本実施形態における指示ファイル
の一例を示す図である。なお、図9においては、指示フ
ァイルをXML(eXtensible Markup
language)形式で記述している。図9のよう
に、指示ファイルは、送信情報指定データ91と、送信
形式指定データ92と、送信先サーバ指定データ93と
を含んでいる。送信情報指定データ91には、通信端末
1から送信するデータは何かという情報が記述されてい
る。すなわち、送信情報指定データ91は、送信データ
として送信すべきデータを指定する部分である。図9に
おいては、ゲーム結果としてハイスコア情報を送信デー
タとして送信することが指示されている。
【0063】送信形式指定データ92には、送信するデ
ータを作成するためのフォーマットに関する情報が記述
されている。すなわち、送信形式指定データ92は、送
信データを送信する形式を指定する部分である。図9に
おいては、クエリ形式で送信すること、送信データを送
信する際のコマンド(メソッド)として「GET」を用
いること、および、送信データを圧縮せずに送信するこ
とが指示されている。
【0064】送信先サーバ指定データ93には、送信す
るサーバの位置が記述されている。すなわち、送信先サ
ーバ指定データ93は、送信データを送信するサーバを
指定する部分である。図9においては、「http:/
/game.xxx/regist.xxx」で示され
るサーバ(本実施形態では、サーバ3)に対して、送信
データを送信することが指示されている。なお、指示フ
ァイルを送信するサーバと、送信データを受信するサー
バは、必ずしも一致しない。
【0065】なお、図9においては、指示ファイルは、
XML形式で記述されているが、テキスト形式であって
も、バイナリ情報の羅列であっても構わない。また、指
示ファイルには、アプリケーションの実行時に必要とな
るデータが含まれていてもよい。例えば、アプリケーシ
ョンがスケジュール管理ソフトであり、サーバ3にスケ
ジュール情報が保存されている場合、スケジュール情報
を指示ファイルに含めてもよい。
【0066】図8の説明に戻り、ステップS81におい
ては、送信データ生成部44は、図9に示す指示ファイ
ルから、送信情報指定データ91、送信形式指定データ
92および送信先サーバ指定データ93のそれぞれにつ
いて、送信データの送信処理に必要な情報を抽出して、
記憶しておく。本実施形態においては、送信データ生成
部44は、送信情報指定データ91から、送信データと
してハイスコア情報を送信するという指示情報を記憶す
る。また、送信データ生成部44は、送信形式指定デー
タ92から、送信データを圧縮せずに、かつ、CGIを
示すURLにクエリとして付与して、かつ、HTTPの
メソッドはGETで送信するという指示情報を記憶す
る。また、送信データ生成部44は、送信先サーバ指定
データ93から、送信データを「http://gam
e.xxx/regist.xxx」で示されるサーバ
に対して送信するという指示情報を記憶する。
【0067】次に、送信データ生成部44は、生成デー
タの内、サーバに送信すべき送信データを決定する(ス
テップS82)。具体的には、送信データ生成部44
は、ステップS81において記憶した指示情報を参照し
て、生成データ格納部43に格納されているデータを取
得する。本実施形態においては、送信データ生成部44
は、生成データ格納部43に格納されているハイスコア
情報を取得する。
【0068】次に、送信データ生成部44は、送信デー
タの送信形式を決定する(ステップS83)。具体的に
は、送信データ生成部44は、ステップS81において
記憶した指示情報を参照して、ステップS82において
取得したデータから送信データを生成する。本実施形態
においては、送信データ生成部44は、ステップS82
において取得したハイスコア情報から、圧縮せずにクエ
リ形式で表現される送信データを生成する。なお、生成
を行うプログラムは、送信データ生成部44に予め格納
されている。
【0069】さらに、送信データ生成部44は、送信デ
ータの送信先のサーバを決定して(ステップS84)、
処理を終了する。具体的には、送信データ生成部44
は、ステップS81において記憶した指示情報を参照し
て、送信先のサーバを決定する。前述のように、本実施
形態において、送信先のサーバは、サーバ3であるとす
る。すなわち、図9の送信先サーバ指定データ93にお
いて示されているURLは、サーバ3を指すものとす
る。
【0070】以上のように生成された送信データは、端
末側通信制御部41に出力される。端末側通信制御部4
1は、送信データ生成部44から入力した送信データ
を、ネットワーク2を介してサーバ3に対して送信す
る。具体的には、端末側通信制御部41は、予めサーバ
3に保存されているCGIの位置を示すURLと、送信
データとをクエリ形式で繋げて、ネットワーク2を介し
てサーバ3に送信する。
【0071】送信データを受信したサーバ側通信制御部
51は、送信データ処理部53に送信データを出力す
る。送信データ処理部53は、送信データを入力するこ
とにより所定の処理を行う。本実施形態において、所定
の処理は、送信データの登録処理とする。具体的には、
通信端末1から送信されてきたURLに関連づけられた
CGIプログラムが実行され、URLのクエリ部分を解
析して、送信データ格納部54に対して送信データの登
録が行われる。
【0072】なお、本実施形態においては、送信データ
処理部53において、送信データの登録処理を行った
が、送信データを受信した際の処理は、これに限らな
い。例えば、サーバ3から通信端末に対して何らかのデ
ータを送信するようにしてもよい。すなわち、送信デー
タ処理部53は、送信データに応答して、コンテンツ保
存部52または送信データ格納部54に格納されている
情報を、端末1に送信するようにしてもよい。例えば、
サーバ3は、複数の通信端末から送信データとして受信
したゲームの得点を格納しておき、新たに送信データを
受信した場合、得点に対する順位を算出して通信端末1
に対して送信するようにしてもよい。また、サーバ3の
送信データ処理部53は、単に送信データを受信したこ
とを通知するものであってもよい。
【0073】以上のように、本実施形態においては、通
信端末から送信される送信データをアプリケーションの
結果であるゲームの得点である場合について説明した。
ここで、他の実施形態においては、アプリケーションは
ゲームに限らない。例えば、アプリケーションは、通信
端末に格納されている情報、例えばスケジュール情報を
サーバにアップロードするために用いられるアプリケー
ションであってもよい。
【0074】なお、本実施形態においては、指示ファイ
ルは、送信情報指定データ91と、送信形式指定データ
92と、送信先サーバ指定データ93とを含むものであ
った。ここで、他の実施形態においては、指示ファイル
は、上記の3つのデータの内、少なくとも一つを含むも
のであってもよい。この場合、指示ファイルによって設
定されないデータは、通信端末においてデフォルトで設
定されるようにしてもよい。
【0075】また、通信端末1は、取得した指示ファイ
ルについてデータ認証を行うようにしてもよい。すなわ
ち、通信端末1は、指示ファイルが改ざんされていない
か、または、指示ファイルの送信元が正当なサーバであ
るかどうか等について認証を行うものであってもよい。
これにより、改ざんされた指示ファイルによって、間違
った形式でデータ送信処理が行われることを防止するこ
とができる。また、コンピュータウィルスを含んだ指示
ファイルによって、通信端末1がウィルスに感染するこ
とを防止することができる。
【0076】また、指示ファイルは、アプリケーション
の結果により、異なる指示内容が記述されているもので
あってもよい。例えば、送信データのデータ量が多い場
合、メソッド「POST」により送信し、送信データの
データ量が少ない場合、メソッド「GET」により送信
する、という内容の指示が記述されるものであってもよ
い。また、例えば、アプリケーションが正常に動作した
場合、アプリケーションの実行結果を送信し、アプリケ
ーションが正常に動作しなかった場合、すなわち、エラ
ーの場合、エラーの詳細な結果やエラーの理由を送信す
る、という内容の指示が記述されるものであってもよ
い。さらに、エラーの詳細な結果やエラーの理由が送信
されたことに応じて、サーバがエラーを解消するための
方法を端末に送信するようにすれば、ユーザは、アプリ
ケーションのエラーに対して容易に対応することができ
る。
【0077】なお、本実施形態においては、アプリケー
ション実行部42は、端末側通信制御部41が指示ファ
イルを受信したことを契機として、アプリケーション1
31の実行を開始する。ここで、アプリケーションの起
動タイミングは、送信データ生成部44が生成データを
取得する前であれば、どのようなタイミングであっても
よい。
【0078】なお、本実施形態では、通信端末1におけ
る指示ファイルの取得から送信データの送信までの間
に、ユーザによる入力動作について明記していないが、
データを送信する旨のポップアップ表示等を行うことに
より、処理の間にユーザの確認動作を含めてもよい。
【0079】なお、以上においては、サーバ3と通信端
末1との間で指示ファイルおよび送信データの送受信
を、サーバ3および通信端末1の動作として説明した
が、サーバ3の他のサーバも、サーバ3と同様の動作を
行う。また、通信端末1の他の通信端末も、通信端末1
と同様の動作を行う。
【0080】また、本発明は、プログラムによって実現
し、これを記録媒体に記録して移送することにより、独
立した他のコンピュータシステムで容易に実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る通信端末を含むネッ
トワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す通信端末1のハードウェア構成を示
す図である。
【図3】図1に示すサーバ3のハードウェア構成を示す
図である。
【図4】図1に示す通信端末1の機能的な構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1に示すサーバ3の機能的な構成を示すブロ
ック図である。
【図6】図4に示す端末側通信制御部41において行わ
れるコンテンツ取得処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図7】図5に示すサーバ側通信制御部51において行
われるコンテンツ送信処理の流れを示すフローチャート
である。
【図8】図4に示す送信データ生成部44により行われ
る送信データ生成処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図9】本実施形態における指示ファイルの一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 通信端末 2 ネットワーク 3 サーバ 11,31 CPU 12,32 RAM 13,33 記憶装置 14,34 通信装置 15 入力装置 16 表示装置 41 端末側通信制御部 42 アプリケーション実行部 43 生成データ格納部 44 送信データ生成部 45 入力部 46 表示部 51 サーバ側通信制御部 52 コンテンツ保存部 53 送信データ処理部 54 送信データ格納部 91 送信情報指定データ 92 送信形式指定データ 93 送信先サーバ指定データ 131 アプリケーション 132 Webブラウザ 133 送信データ生成処理プログラム 331 WWWサーバプログラム 332 送信データ処理プログラム
フロントページの続き (72)発明者 水山 正重 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 淳展 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 松田 宗人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 秦 秀彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 和田 浩美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AA08 BE03 5K101 KK02 KK16 LL12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してサーバと通信可能
    な通信端末であって、 アプリケーションを実行するアプリケーション実行部
    と、 前記アプリケーションの実行により生成される生成デー
    タの全部または一部を前記サーバに対して送信する処理
    に関する指示が記述された指示ファイルの取得要求を、
    当該アプリケーションの起動に先立ってまたは起動後
    に、前記サーバに対して行う取得要求部と、 前記取得要求に応じて前記サーバから送信されてくる前
    記指示ファイルに記述された内容に従い、前記アプリケ
    ーションの実行後に、前記サーバに対する送信処理を行
    う送信処理部とを備える、通信端末。
  2. 【請求項2】 前記アプリケーション実行部は、前記取
    得要求に応じて前記サーバから送信されてくる前記指示
    ファイルが受信されたことによって、前記アプリケーシ
    ョンの実行を開始することを特徴とする、請求項1に記
    載の通信端末。
  3. 【請求項3】 前記取得要求部は、Webブラウザを用
    いて、前記サーバに格納されている前記指示ファイルを
    指定することにより、当該指示ファイルの取得を要求す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の通信端末。
  4. 【請求項4】 前記指示ファイルは、前記サーバに送信
    すべき送信データを指定する送信情報指定データを含
    み、 前記送信処理部は、 前記送信情報指定データに従い、前記生成データの内前
    記サーバに送信すべき送信データを決定する送信データ
    決定部と、 前記送信データを前記サーバに対して送信する送信部と
    を含む、請求項1に記載の通信端末。
  5. 【請求項5】 前記指示ファイルは、前記サーバに対し
    て送信すべき送信データを送信する形式を指定する送信
    形式指定データを含み、 前記送信処理部は、 前記送信形式指定データに従い、前記送信データの送信
    形式を決定する送信形式決定部と、 前記送信形式決定部により決定された送信形式に従って
    前記送信データを送信する送信部とを含む、請求項1に
    記載の通信端末。
  6. 【請求項6】 前記指示ファイルは、前記送信処理にお
    ける送信先となる送信先サーバを指定する送信先サーバ
    指定データを含み、 前記送信処理部は、前記送信先サーバ指定データにより
    示される送信先サーバに対して前記送信処理を行うこと
    を特徴とする、請求項1に記載の通信端末。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介してサーバと通信可能
    な通信端末において用いられるコンピュータで実行可能
    なプログラムであって、 アプリケーションを実行するアプリケーション実行ステ
    ップと、 前記アプリケーションの実行により生成される生成デー
    タの全部または一部を前記サーバに対して送信する処理
    に関する指示が記述された指示ファイルの取得要求を、
    当該アプリケーションの起動に先立ってまたは起動後
    に、前記サーバに対して行う取得要求ステップと、 前記取得要求に応じて前記サーバから送信されてくる前
    記指示ファイルに記述された内容に従い、前記アプリケ
    ーションの実行後に、前記サーバに対する送信処理を行
    う送信処理ステップとを備える、データ送信プログラ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記アプリケーション実行ステップは、
    前記取得要求に応じて前記サーバから送信されてくる前
    記指示ファイルが受信されたことによって、前記アプリ
    ケーションの実行を開始することを特徴とする、請求項
    7に記載のデータ送信プログラム。
  9. 【請求項9】 前記取得要求ステップは、Webブラウ
    ザを用いて、前記サーバに格納されている前記指示ファ
    イルを指定することにより、当該指示ファイルの取得を
    要求することを特徴とする、請求項7に記載のデータ送
    信プログラム。
  10. 【請求項10】 前記指示ファイルは、前記サーバに送
    信すべき送信データを指定する送信情報指定データを含
    み、 前記送信処理ステップは、 前記送信情報指定データに従い、前記生成データの内前
    記サーバに送信すべき送信データを決定する送信データ
    決定ステップと、 前記送信データを前記サーバに対して送信する送信ステ
    ップとを含む、請求項7に記載のデータ送信プログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記指示ファイルは、前記サーバに対
    して送信すべき送信データを送信する形式を指定する送
    信形式指定データを含み、 前記送信処理ステップは、 前記送信形式指定データに従い、前記送信データの送信
    形式を決定する送信形式決定ステップと、 前記送信形式決定ステップにおいて決定された送信形式
    に従って前記送信データを送信する送信ステップとを含
    む、請求項7に記載のデータ送信プログラム。
  12. 【請求項12】 前記指示ファイルは、前記送信処理に
    おける送信先となる送信先サーバを指定する送信先サー
    バ指定データを含み、 前記送信処理ステップは、前記送信先サーバ指定データ
    により示される送信先サーバに対して前記送信処理を行
    うことを特徴とする、請求項7に記載のデータ送信プロ
    グラム。
  13. 【請求項13】 アプリケーションの実行により生成さ
    れる生成データをサーバに送信することが可能な通信端
    末と、当該通信端末とネットワークを介して通信可能な
    サーバとを含む通信システムであって、 前記サーバは、 前記生成データの全部または一部を送信する処理に関す
    る指示が記述された指示ファイルを格納する指示ファイ
    ル格納部と、 前記通信端末による前記指示ファイルの取得要求に応じ
    て、当該指示ファイルを送信する指示ファイル送信部と
    を備え、 前記通信端末は、 前記アプリケーションを実行するアプリケーション実行
    部と、 前記アプリケーションの実行により生成される生成デー
    タの全部または一部を前記サーバに対して送信する処理
    に関する指示が記述された指示ファイルの取得要求を、
    当該アプリケーションの起動に先立ってまたは起動後
    に、前記サーバに対して行う取得要求部と、 前記取得要求に応じて前記サーバから送信されてくる前
    記指示ファイルに記述された内容に従い、前記アプリケ
    ーションの実行後に、前記サーバに対する送信処理を行
    う送信処理部とを備える、通信システム。
  14. 【請求項14】 アプリケーションの実行によって生成
    される生成データをサーバに送信することが可能な通信
    端末と、ネットワークを介して当該通信端末と通信可能
    なサーバとを含むネットワークシステムにおいて用いら
    れるデータ送信方法であって、 前記通信端末が前記生成データの全部または一部を送信
    する処理に関する指示が記述された指示ファイルが前記
    サーバにおいて予め格納されており、 前記アプリケーションを実行するアプリケーション実行
    ステップと、 前記指示ファイルの取得を、前記アプリケーションの起
    動に先立ってまたは起動後に、前記サーバに対して要求
    する取得要求ステップと、 前記取得要求に応じて、前記サーバにおいて予め格納さ
    れている指示ファイルを、当該取得要求を行った通信端
    末に対して送信する指示ファイル送信ステップと、 前記取得要求に応じて前記サーバから送信されてくる前
    記指示ファイルに記述された内容に従い、前記アプリケ
    ーションの実行後に、前記サーバに対する送信処理を行
    う送信処理ステップとを備える、データ送信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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