JP2002312294A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2002312294A
JP2002312294A JP2001117347A JP2001117347A JP2002312294A JP 2002312294 A JP2002312294 A JP 2002312294A JP 2001117347 A JP2001117347 A JP 2001117347A JP 2001117347 A JP2001117347 A JP 2001117347A JP 2002312294 A JP2002312294 A JP 2002312294A
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JP2001117347A
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Satoyuki Urano
智行 浦野
Miyako Sugimoto
美弥子 杉本
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メール情報の送受信機能がある電話装置にお
いて、従来の煩わしいメールに関するユーザー側の操作
負担を軽減し、無駄な操作を減らす電話装置を提供す
る。 【解決手段】 メール情報の送受信機能を備える電話装
置において、送受信されたメール情報の記憶管理を行う
メモリ管理手段を備え、このメモリ管理手段は、ユーザ
ーがメール情報を視覚的に確認できるよう表示される見
えるメモリと、同じく視覚的確認が不可能で表示されな
い見えないメモリと、の両方を備え、構成される電話装
置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話装置に係り、
より詳細には、メール送受信に関連する情報等を記憶管
理するメモリを備える電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話装置、例えば、ユーザーが携帯して
いる携帯電話等において、そのメモリがフル状態になっ
たとすると、この携帯電話はメモリフル表示をしてユー
ザーにフル状態の報知を行う。この状態で更にまたメー
ルを受信した場合では、メモリ中にこのメールを記憶し
て保存することができないので、ユーザーの手によりメ
モリ中にある不要なメールを削除する操作を必要として
いる。
【0003】現状でのメールは、膨大な量の文字数を送
受信することを可能としている。それに伴ない、そのメ
モリ容量もそれなりの大きさが必要である。しかし、電
話装置が備えられるメモリには限度があって、その有限
なメモリを有効に使用することがユーザーにとって不可
欠な状態である。
【0004】携帯電話のような電話装置におけるメール
の使用頻度とその内容を考えると、メールは頻繁に使用
されているものの、そのほとんどが保存を必要としない
ものである。しかし、このようなメールは自動的に携帯
電話内に保存されることになっているため、保存するた
めのメモリがフルの状態になりやすく、こうなるとユー
ザーは自分の手でメール整理の操作をしなければならな
くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ユーザ
ーがメール整理の操作をしなければならない状況になる
と、その操作負担は相当なものとなる。また、一度削除
されたメールに対しては、従来では復旧させる術が存在
しないため、誤って大事なメールを削除した場合にあっ
ては、自分ではその対処が不可能となる。従って、メー
ル入力のやり直しのために相手先に再度送信を依頼し、
新たに取得し直すなど、ニ度三度の手間になる作業が必
要となっている。
【0006】本発明による電話装置は、上記の問題点に
鑑みなされたもので、従来の煩わしい、メールに関する
ユーザー側の操作負担を軽減し、無駄な操作を減らすこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による電話装置
は、上述の課題を解決するために、次のような手段を用
いる。 (1)メール情報の送受信機能を備える電話装置におい
て、この電話装置は、送受信された前記メール情報の記
憶管理を行うメモリ管理手段を備え、このメモリ管理手
段は、このメール情報が視覚表示される第1のメモリ
と、視覚表示されない第2のメモリと、を備えて構成さ
れる電話装置とした。
【0008】(2)(1)において、メール情報は、第1
のメモリに記憶され、このメモリがフル状態になると、
第1のメモリから第2のメモリに移動して記憶されるこ
ととした。 (3)(2)において、メール情報は、これを保存するか
否かを設定する手段を備え、保存すると設定されたメー
ル情報については、第2のメモリに移動させないことと
した。
【0009】(4)(2)または(3)において、保存され
たメール情報を削除できる手段を備え、 削除されたメ
ール情報は、第2のメモリに移動して記憶されることと
した。 (5)(2)〜(4)のいずれかにおいて、第2のメモリが
フル状態となると、第2のメモリにあるメール情報に上
書きして記憶することとした。
【0010】(6)(2)〜(5)のいずれかにおいて、第
1のメモリから第2のメモリへの移動、および/また
は、第2のメモリの上書き保存は、メール情報の大きさ
順・日付順・時間順・ユーザー設定順のいずれかの順番
で行うこととした。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図1乃至図9を参照して本発
明による電話装置の実施の形態を詳細に説明する。ここ
で、図1は本発明の実施の形態としての携帯電話機を示
す機能ブロック図であり、また、図2・図3及び図9は
本発明の実施の形態としての携帯電話機のユーザー操作
を示すフローチャートであり、さらに図4〜8は本発明
の実施の形態としての携帯電話機におけるメモリ構成を
示す説明図である。なお、本実施の形態では、ユーザー
が装置を使用して外部からメール受信をする場合につい
て主に記載するが、これに限らず、ユーザーが外部にメ
ール送信をする場合においても勿論、本発明を適用する
ことができる。
【0012】まず図1を参照すると、本発明による電話
装置を携帯電話機に適用した一実施の形態を示す機能ブ
ロック図が示されている。同図において、アンテナ40
が接続される送受信回路部10は、携帯電話機における
送受信処理を、CPUを内蔵した制御部12に制御され
ることにより行う回路である。すなわち、送受信回路部
10は音声メッセージや文字メッセージまたは各種情報
や制御信号等を変調してアンテナ40より送出したり、
アンテナ40より受信した音声メッセージや文字メッセ
ージまたは各種情報や制御信号等を復調して制御部12
に出力する。本発明にかかるメール情報は、送受信回路
部10を通して外部と送受信がなされ、制御部12によ
り処理がなされる。
【0013】制御部12は、例えばフラッシュメモリ1
4に記憶されたプログラムやデータに従って、キー操作
部24および送受信回路部10からの制御信号により動
作し、送受信回路部10、表示部ドライバ18および音
声処理部26を制御する。また、制御部12はRAM1
6に接続され、RAM16をフラッシュメモリ14に記
憶されたプログラムを実行するときのワークエリアとし
て使用する。フラッシュメモリ14は、メッセージセン
タから受信した文字メッセージや文字パターン(英、数
字も含む)/アイコン(図形)などのフォント情報を記
憶し、さらに電話帳メモリとしても使用され、複数の電
話番号および氏名等を記憶する。
【0014】本実施の形態の携帯電話機において、送受
信されたメール情報は、送受信回路部10を通して制御
部12に送られ、制御部12と連携して接続されるメモ
リであるフラッシュメモリ14に記憶保存され、本発明
のメモリ管理に関する制御や処理の実行がなされる。ま
た、送信されるメール情報は、キー操作部24で入力・
作成された内容、またはこのメモリ14に記憶されてい
る内容が、送受信回路10を通して送信される。このと
き、キー操作部24で入力・作成したメールをこのメモ
リ14に記憶しておくことも可能である。そして、この
フラッシュメモリ14では、ユーザーがメール情報を視
覚的に確認できるよう表示する「見えるメモリ」と、同
じく視覚的確認が不可能で表示されない「見えないメモ
リ」との二つのメモリを備えて構成されていて、メール
の記憶管理がなされる。
【0015】表示部ドライバ18は制御部12の制御に
従って表示部22を駆動してこれの表示を行う。すなわ
ち、表示部ドライバ18は、制御部12からの制御信号
に対応する文字パターン(英文字・数字も含む)やアイコ
ン(図形)パターンをフラッシュメモリ14から読み出
し、表示部22に表示する。本発明にかかる「第1のメ
モリ」はこの表示部22(LCD等)で画面表示がなされ
る。音声処理部26は、スピーカ28およびマイク30
に接続され、制御部12から入力した音声信号を増幅し
てスピーカ28で出力したり、マイク30で入力した音
声信号を増幅して制御部12に出力する処理を行う。
【0016】照明32はキー押下時や着信時等に制御部
12によって点灯・消灯制御がなされ、点灯するとキー
操作部24および表示部22を明るく照明する。バイブ
レータ34は制御部12に接続され、着信時等に振動し
てそれを知らせる。リンガ又はスピーカ36は制御部1
2によって制御され、着信時等に鳴動してそれを知らせ
る。着信LED(着信発光ダイオード)38は制御部12
に接続され、この制御部12による制御の下、着信時等
に点滅してそれを知らせる。
【0017】本実施の形態の携帯電話機の概要を述べれ
ば次のようになる。外部と送受信するメール情報に関す
るメモリとして、ユーザーが見える部分のメモリと、見
えない部分のメモリとの双方を用意する。見える部分の
メモリがフル状態でメール受信した場合、保存をするか
否かのチェックが入っていないメール(すなわち保存し
ないとしたメール)のうちの最も古いメール(日付・時間
の古いメール)を、ユーザーの目に見えないメモリに移
動させる。この場合、メールを受信した時に保存をする
か否かのチェックを入れるためのユーザー設定を設けて
おき、それに従ってデータを保存する。これはメール確
認時に取り外すことも可能である。その後、メール受信
する毎にこの動作を繰り返す。ユーザーの目に見えない
メモリがフルになった場合、例えば、そのメモリにある
最新のメールまたは最も古いメールから上書きをしてい
く。また、ユーザー操作により削除された場合もユーザ
ーの目に見えないメモリに移動させることもできる。そ
の後の動作は、前者のそれと同様にするとよい。
【0018】図2は、本発明による電話装置を携帯電話
機に適用した一実施の形態において、ユーザーが行うメ
ール保護(保存)を設定するための操作を示すフローチャ
ートである。待ち受け画面(ステップ201)から入り、メ
ール部メニューへ突入して(ステップ202)、受信時メー
ル保護を選択する(ステップ203)と、メール保護が設定
されて、保護完了画面(ステップ204)となって操作が終
了する。保護(保存)すると設定されたメール情報は、目
に見えないメモリに移動されず、目に見えるメモリに残
る。
【0019】図3は、本発明による電話装置を携帯電話
機に適用した一実施の形態において、ユーザーが行うメ
ール確認時の保護(保存)解除ルートに関わる操作を示す
フローチャートである。 待ち受け画面(ステップ301)
から入り、メール部メニューへ突入して(ステップ30
2)、メールボックスを選択する(ステップ303)する。こ
の「メールボックス」とは、ユーザーがメール情報を視
覚的に確認できるよう表示されるメモリのことであり、
要するにユーザーの目に見えるメモリのことである。こ
のメールボックスを選択(ステップ303)すると、メッセ
ージ内容表示(ステップ304)がなされ、メッセージ処理
メニュー(ステップ305)が表示される。ここでメニュー
として、例えば、削除(ステップ305a)・保護解除(ステ
ップ305b)・返信(ステップ305c)・転送(ステップ305d)
などと示される。ここで保護が解除されたメール及び図
2のステップ203で保護が設定されていないメール
は、見えないメモリへ移動しても良いとして処理され
る。
【0020】図4および図5は、本発明による電話装置
を携帯電話機に適用した一実施の形態において、見える
メモリ(メールボックスMB1)側がフル状態のときに、さ
らに新規のメールを受信する時の動作を示すメモリ構成
の説明図である。図4に見ると、メールボックスMB1
は、ユーザーの目に第1のメモリから構成されている。
ここでは、最も古いメール11(旧)から最も新しいメー
ル21(新)までが、時系列的に(例えば日付順で)配列さ
れて保存されていているが、空きが全くないメモリフル
の状態となっている。また、ダストボックスDB1は、ユ
ーザーの目に見えないメモリから構成されていて、古い
メール1(旧)から新しいメール9(新)までが時系列的に
配列されて保存されていているものの、空きがまだ残っ
た状態となっている。
【0021】この図4の状態において、新規にメール2
2を受信する場合では、メールボックスMB1は、空きが
全くないので、このままでは新規のメールは入る余地が
ない。よってこのため、最も古いメール11をダストボ
ックスDB1に移動させてメールボックスMB1側に空きをつ
くり、この空きを利用して新規のメール22をメールボ
ックスMB1に記憶して保存することができる。このと
き、メール11が保護されているか否かを判別し、保護
されているとメール12を移動してもよい。図5は、図
4のメモリフル状態において、新規のメール22の保存
動作を実行したメモリ構成図である。この図で、最も古
いメール11をメールボックスMB1側からダストボック
スDB1側に移動させてメモリの空きをつくり、この空き
を利用して新規のメール22をメールボックスMB1内に
記憶して保存する。このとき、メールボックスMB1とダ
ストボックスDB1ともに、メール情報は新しいものから
旧いものへという順序に配列されて保存される。
【0022】図6および図7は、本発明による電話装置
を携帯電話機に適用した一実施の形態において、見える
メモリと見えないメモリの両方共フルの状態で、さらに
新規のメールを受信する時の動作を示すメモリ構成の説
明図である。図6に見ると、メールボックスMB2はユー
ザーの目に見えるメモリから構成され、またダストボッ
クスDB2はユーザーの目に見えないメモリから構成され
ていて、いずれもメール情報で満杯のフル状態を示して
いる。ここでも、最も古いメールから最も新しいメール
までが、時系列的に(例えば日付順で)配列されて保存さ
れていているが、空きが全く見当たらない状態となって
いる。
【0023】この図6の状態において、新規にメール2
3を受信する場合では、メールボックスMB2は、空きが
全くないので、このままでは新規のメールは入る余地が
ない。このため、最も古いメール11をダストボックス
DB2に移動させてメールボックスMB2側に空きをつくりた
いが、ダストボックスDB2もフル状態である。よって、
メールボックスMB2側にある最も古いメール12を移動
させることとし、その書き込み領域を確保するためダス
トボックスDB2内のいずれかのメールに上書きすること
とする。すなわち図6ではその一例として、最も新しい
メール11の上から上書きをしてメール12をそこへ移
動させる。
【0024】図7は新規のメール23の保存が終了した
あとの状態を示すメモリ構成図である。メールボックス
MB2のメール12は移動され、ダストボックスDB2のメー
ル11の上に上書きされたので、メール11の位置に来
る。そして、もとの位置にあったメール11は結果的に
削除されてしまっている。図7に見ると、いずれもメー
ル情報は満杯のフル状態を示しているものの、なくなっ
たメール11を除いて、最も古いメールから最も新しい
メールまでが時系列的に(例えば日付順で)配列されて保
存されていている。この状態でも空きが全く見当たらな
い。
【0025】なお、図6・図7においては、既存のメー
ルに上書きする際、一例として最も新しいメール11の
上から上書きをしたが、上書きの対象となるメールはこ
れに限らず、最も古いメールやユーザーが選択したメー
ルなどでももちろんよく、また、ファイル容量の小さい
ものから順に上書きしてもよい。このように、どのメー
ルに上書きするかは、装置設計者またはユーザーらによ
り適宜に選択して設定されればよいものである。また、
メール保護設定が必要な場合は、メールボックスMB2か
らダストボックスDB2へ移動させるときに、メール保護
設定の有無を判別し、メール保護がされていると、ダス
トボックスDB2への移動は禁止されているので、次に古
いメールのメール保護設定の有無判断へと移行する。更
に、メールボックスMB2がメール保護設定されているメ
ールでフル状態となるとユーザに報知する。このとき、
ユーザは図3の保護解除ルートに従って保護を解除する
ことができる。
【0026】図8は、本発明による電話装置を携帯電話
機に適用した一実施の形態において、見えるメモリ(メ
ールボックスMB3)側がフル状態で、見えないメモリ(ダ
ストボックスDB3)側には空きがある状態であって、見え
るメモリ(メールボックスMB3)に保存してあるメールの
中から、ユーザーがあるメールを選択してこれを削除す
る動作を示すメモリ構成の説明図である。メールボック
スMB3はメールで満杯の状態であるので、メール11を
ユーザーが削除したとする。しかし、装置側ではこのメ
ール11を完全に削除して廃棄するのではなく、ユーザ
ーが見えないメモリ(ダストボックスDB3)に保存してお
くこととする。図8のダストボックスDB3は空きがある
のでここに保存すればよいが、メールで満杯の状態であ
るなら、図6図7に示したようにいずれかのメールの上
にこれを上書きして保存してもよい。
【0027】図9は、本発明による電話装置を携帯電話
機に適用した一実施の形態において、ユーザーが行うメ
ール復旧に関わる各種の操作を示すフローチャートであ
る。初めに待ち受け画面(ステップ901)から入り、メー
ル部メニューへ突入して(ステップ902)、ダストボック
スDB9を選択する(ステップ903)する。このダストボック
スDB9は、ユーザーがメール情報を視覚的に確認できな
い(目に見えない)メモリであり、この中には、ユーザー
が以前に削除処理をした削除済メール情報が保存されて
いる。ユーザーは、このダストボックスDB9を読み込む
ことにより、この中にあるユーザーが削除したメールの
リストから、復旧を希望するメールの内容を表示させ
て、これを確認することができる(ステップ904)。
【0028】ここで、削除済みメールリスト表示(ステ
ップ904)から、ユーザーが復旧を希望するメールを選択
すると、メッセージ処理メニュー(ステップ905)に移行
する。 このステップ905の中から、復旧実行の処理を
選択すると(ステップ906)、対象のメールをメールボッ
クスに移動させ、復旧完了画面(ステップ907)を表示し
て、この処理を終了する。この際、メールボックスが一
杯の場合は上書き確認をユーザーが行い、「YES」選択時
のみ上書き移動させる。このとき、メールボックスのメ
ールと入れ換えてもよい。また、別のルートとして、ス
テップ905の中から、削除の処理を選択すると(ステップ
908)、ダストボックスDB9より対象メールを取り出し
て、暗証番号入力画面(ステップ909)を経て、削除を実
行し、削除完了画面(ステップ910)を表示して、処理を
終了する。
【0029】削除済のメールを表示させる時(ステップ9
04)、何らかのキー操作でメールリストを表示すること
を可能としていて、そのリストメニューを選択すると
「一括削除」と「選択削除」とがある。「一括削除」を
選択する(ステップ915)場合は、暗証番号入力画面(ステ
ップ916)を経て、一括削除を実行し、削除完了画面(ス
テップ917)を表示して、処理を終了する。また、「選択
削除」を選択する(ステップ911)場合は、暗証番号入力
画面(ステップ912)を経て、削除済みメールリストを表
示し(ステップ913)、その中から対象のメールを選択す
ると、選択削除を実行し、削除完了画面(ステップ914)
を表示して、処理を終了する。
【0030】このように本実施の形態によれば、次のよ
うな優れた効果を発揮する。 ・ユーザは、自分で不要なメールを削除する手間がいら
なくなる。 ・有限であるメモリを、有効に利用することが可能とな
る。 ・一度削除してしまったメールを、ユーザーは自分で復
旧することができる。 ・ユーザが取っておきたいメールを保護することもでき
る。
【0031】
【発明の効果】本発明の電話装置によれば、メールに関
するユーザー側の操作負担を軽減し、無駄な操作を減ら
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電話装置を携帯電話機に適用した
実施の形態を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態である携帯電話機におい
て、ユーザーが行うメール保護(保存)を設定するための
操作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態である携帯電話機におい
て、ユーザーが行うメール確認時の保護解除ルートに関
わる操作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態である携帯電話機におい
て、見えるメモリ(メールボックス)側がフル状態で新規
のメールを受信する時の動作を示すメモリ構成の説明図
である。
【図5】本発明の一実施の形態である携帯電話機におい
て、見えるメモリ(メールボックス)側がフル状態で新規
のメールを受信してこれを保存する時の動作を示すメモ
リ構成の説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態である携帯電話機におい
て、見えるメモリと見えないメモリの両方共フルの状態
で、さらに新規のメールを受信する時の動作を示すメモ
リ構成の説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態である携帯電話機におい
て、見えるメモリと見えないメモリの両方共フルの状態
で、さらに新規のメールを受信してこれを保存する時の
動作を示すメモリ構成の説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態である携帯電話機におい
て、見えるメモリ(メールボックス)側がフル状態で、見
えないメモリ(ダストボックス)側には空きがある状態に
あって、見えるメモリ(メールボックス)内に保存してあ
るメールの中から、ユーザーがあるメールを選択してこ
れを削除する動作を示すメモリ構成の説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態である携帯電話機におい
て、ユーザーが行うメール復旧に関してユーザーが行う
各種の操作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 送受信回路部 12 制御部 14 フラッシュメモリ 16 RAM 22 表示部 24 キー操作部 MB メールボックス DB ダストボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04B 7/26 M H04Q 7/38 109T Fターム(参考) 5B018 GA04 HA35 5K027 AA11 BB01 FF22 5K067 AA34 BB04 BB21 DD51 EE02 FF02 KK15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メール情報の送受信機能を備える電話装
    置において、 前記電話装置は、送受信された前記メール情報の記憶管
    理を行うメモリ管理手段を備え、 前記メモリ管理手段は、前記メール情報が視覚表示され
    る第1のメモリと、視覚表示されない第2のメモリと、
    を備え、構成されることを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電話装置において、 メール情報は、第1のメモリに記憶され、このメモリが
    フル状態になると、第1のメモリから第2のメモリに移
    動して記憶されることを特徴とする電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電話装置において、 メール情報は、これを保存するか否かを設定する手段を
    備え、 保存すると設定されたメール情報については、第2のメ
    モリに移動させないことを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の電話装置にお
    いて、 保存されたメール情報を削除できる手段を備え、 削除されたメール情報は、第2のメモリに移動して記憶
    されることを特徴とする電話装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4いずれか1項に記載の電
    話装置において、 第2のメモリがフル状態となると、第2のメモリにある
    メール情報に上書きして記憶することを特徴とする電話
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5いずれか1項に記載の電
    話装置において、 第1のメモリから第2のメモリへの移動、および/また
    は、第2のメモリの上書き保存は、メール情報の大きさ
    順・日付順・時間順・ユーザー設定順のいずれかの順番
    で行うことを特徴とする電話装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7546347B2 (en) 2002-11-13 2009-06-09 Fujitsu Limited Electronic mail receiving method, and device, program and storage medium thereof

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