JP2002311568A - 位相シフトマスク及びその作製方法 - Google Patents

位相シフトマスク及びその作製方法

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JP2002311568A JP2001117637A JP2001117637A JP2002311568A JP 2002311568 A JP2002311568 A JP 2002311568A JP 2001117637 A JP2001117637 A JP 2001117637A JP 2001117637 A JP2001117637 A JP 2001117637A JP 2002311568 A JP2002311568 A JP 2002311568A
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透 古溝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相シフトマスク作製工程途中で位相差を測
定し、目標とする位相差になるよう制御する。 【解決手段】 位相シフトマスク作製途中に位相差を測
定可能な位相差モニタパターンを作成し、その位相シフ
ト部における透光基板の掘り込み量をレジスト付きの状
態でも段差測定器で測定できるようにする。したがっ
て、その位相シフト部の位相差をAFM等の段差測定器
で測定し、また、この位相シフト部を形成する際の遮光
膜が受けたダメージも考慮して位相差を算出する。これ
により、位相差の算出値に基づいて、追加エッチングを
行い、位相シフトマスクの位相差を制御する。したがっ
て、位相シフトマスクの作製工程途中でも、追加エッチ
ングによる位相差制御を行なうことが可能になり、位相
シフトマスクの作製効率を改善でき、半導体装置の品質
の安定化やコストダウンを図ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程で
必要となる位相シフトマスク及びその作製方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の各種半導体装置の開発において
は、半導体装置の大容量化・小型化の進展に伴い、微細
加工に適した回路パターンの描画が要求されている。そ
の手段として、光源に遠紫外光やレーザー等の短波長光
源を使用する工夫の他に、透光性基板上で隣接するマス
ク部分領域を透過する投影光の位相差を、互いに180
度とすることにより、微細パターンの解像度を向上させ
る技術、すなわち、位相シフト技術を用いた位相シフト
マスクが開発されている。従って、この位相シフトマス
クの技術を実現するには、隣接する2点を透過する投影
光の位相差を測定する技術が必要である。
【0003】そこで、従来より用いられている位相シフ
トマスクの位相差測定には、例えばレーザーテック社製
のMPM−100/248、あるいは溝尻光学社製のp
hase−1等といった位相シフトマスク専用位相差測
定器が開発され、位相差測定の標準機として使用されて
いる。しかし、上記のような位相差測定器では、位相シ
フトマスク作製工程の途中で位相差を測定する必要のあ
る2点のうちの一方にレジストが付いている状態におい
ては、位相差を測定することができないものとなってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の技術で
位相シフトマスクを作製する場合、その作製工程の途中
では、位相差を測定する2点のうちの一方に付いたレジ
ストのために位相差を測定することができず、位相シフ
トマスクの作製工程終了後に位相差を測定する方法しか
なかった。このため、位相シフトマスクの作製終了後に
位相差が目的値よりズレていることが分かり、作製を最
初からやり直さなければならないという不具合が生じて
いた。
【0005】そこで本発明は、上記の問題を解決するた
めのもので、その目的とするところは、位相シフトマス
ク作製工程途中で位相差を測定し、目標とする位相差に
なるよう制御することができる位相シフトマスク及びそ
の作製方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、位相シフト技術を用いて半導体装置の微細パ
ターンを形成するための位相シフトマスクにおいて、前
記位相シフトマスク作製途中のレジスト膜が付着した状
態で、前記位相シフトマスクの位相差を測定するための
位相差モニタパターンを有することを特徴とする。
【0007】また本発明は、位相シフト技術を用いて半
導体装置の微細パターンを形成するための位相シフトマ
スクの作製方法において、前記位相シフトマスク作製途
中のレジスト膜が付着した状態で、前記位相シフトマス
クの位相差を測定するための位相差モニタパターンを設
け、前記位相シフトマスクの位相差を測定して追加加工
を行なうようにしたことを特徴とする。
【0008】本発明の位相シフトマスクによれば、位相
シフトマスク作製途中のレジスト膜が付着した状態で、
位相シフトマスクの位相差を測定するための位相差モニ
タパターンを設けることから、この位相差モニタパター
ンを用いて位相シフトマスクの位相差を作製途中に測定
して追加加工を行なうことができ、目標とする位相差に
なるよう制御することができる。したがって、特性の良
好な位相シフトマスクを容易に得ることが可能となり、
半導体装置の品質の安定化やコストダウンを図ることが
可能となる。
【0009】また本発明の位相シフトマスクの作製方法
によれば、位相シフトマスク作製途中のレジスト膜が付
着した状態で、位相シフトマスクの位相差を測定するた
めの位相差モニタパターンを設け、この位相差モニタパ
ターンを用いて位相シフトマスクの位相差を作製途中に
測定して追加加工を行なうことができ、目標とする位相
差になるよう制御することができる。したがって、位相
シフトマスクの作製効率を改善でき、半導体装置の品質
の安定化やコストダウンを図ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による位相シフトマ
スク及びその作製方法の実施の形態について説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の好適な具
体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されてい
るが、本発明の範囲は、以下の説明において、特に本発
明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限定
されないものとする。本実施の形態は、位相シフトマス
ク作製途中に位相差を測定可能なパターン(すなわち位
相差モニタパターン)を作成し、その位相シフト部の位
相差をAFM(原子間力顕微鏡)等の段差測定器で測定
する。そして、この位相シフト部を形成する際の遮光膜
が受けたダメージも考慮して位相差を算出し、その算出
値に基づいて、追加エッチングを行い、位相シフトマス
クの位相差を制御する。
【0011】以下、このような本実施の形態の具体的な
実施例について順次説明する。 〈第1実施例〉図1は、本発明の第1実施例で用いる位
相差モニタパターンを示す平面図である。本例の位相差
モニタパターン100は、1層目に描画を行なうパター
ン(1層目描画パターン)101と2層目に描画を行な
うパターン(2層目描画パターン)102とを組み合わ
せたものであり、図1(a)は1層目描画パターン10
1を示し、図1(b)は2層目描画パターン102を示
している。また、図1(c)は1層目描画パターン10
1と2層目描画パターン102とを重ね合わせた状態を
示している。図示のように、1層目描画パターン101
は、3つの並列な短冊状のパターン101A、101
B、101Cより構成されている。また、2層目描画パ
ターン102は、1層目描画パターン101よりも幅広
に形成された方形状の4つのパターン102A、102
B、102C、102Dを縦横に2つずつ並列に配置し
たものである。
【0012】そして、1層目描画パターン101の両側
のパターン101A、101Cは、2層目描画パターン
2の下側の2つのパターン102C、102Dと重なる
状態で配置され、1層目描画パターン101の中央のパ
ターン101Bは、2層目描画パターン102の下側の
2つのパターン102C、102Dの中間に重ならずに
配置されている。また、2層目描画パターン102の上
側の2つのパターン102A、102Bは、1層目描画
パターン101と重ならずに配置されている。このよう
な位相差モニタパターン100は、2層目描画パターン
102の上側のパターン102A、102Bで遮光部の
ドライエッチングによるダメージを測定し、下側の2つ
のパターン102C、102Dで位相差測定を行なうも
のである。
【0013】図2は、本実施例による位相差モニタパタ
ーン100の作製工程を示す断面図であり、図2(a)
〜(i)は上述した位相差測定用パターンの作製工程、
図2(a’)〜(g’)及び(g’−1)は上述したダ
メージ測定用パターンの作製工程を示している。まず、
図2(a)に示すように、透光基板3上に遮光膜2を設
け、その上にレジスト膜1を設けたレジスト付きフォト
マスクに、図2(b)に示すようなレジストパターン1
Aを形成する。その後、図2(c)に示すように、塩素
系ガスを用いて遮光膜2をドライエッチングする。次い
で、図2(d)に示すように、レジストパターン1を剥
離して遮光部と透光部とのパターン(1層目描画パター
ン)101を形成する。その後、図2(e)(f)に示
すように、レジスト1を塗布し、2層目描画を行い、2
層目描画パターン102を形成する。
【0014】次いで、図2(g)に示すように、フッ素
系ガスを用いて透光部を目標となる位相差より少なめに
ドライエッングし、位相シフト部5を形成する。ここ
で、AFM等の段差測定器を使用して掘り込み量d1を
測定する。次いで図2(g’)(g’−1)に示すよう
に、FIB(集束イオンビーム)またはレーザービーム
によるエッチングで遮光膜2を剥離することにより、遮
光膜2のダメージ量を考慮した段差d0を段差測定器で
測定する。ここで、d1−d0から透光基板3の掘り込
み量が計算できる。以上の測定結果から、位相シフト部
の位相差を算出することができる。ここで、上記までの
工程から製造しているフォトマスクの状態はレジスト付
きであるので、図2(h)に示すd=d1+d2、すな
わち、d2=d−d1……(式1)となるように、位相
シフト部が目標とする位相差になるようフッ素系ガスの
追加ドライエッチングを行なう。そして、図2(i)に
示すように、目標とする位相差に制御した位相シフトマ
スクを作製する。なお、この図2(i)は、レジスト1
を剥離して作製完了したときの断面を示している。
【0015】次に、上記図2に示す工程以外の工程を用
いる場合について、図3を参照して説明する。図3は、
本実施例による位相差モニタパターン100の他の作製
工程を示す断面図であり、図3(a)〜(j)は上述し
た位相差測定用パターンの作製工程、図3(a’)〜
(h’)及び(h’−1)は上述したダメージ測定用パ
ターンの作製工程を示している。なお、図2に示す構成
と同様の要素については同一符号を用いて説明する。ま
ず、図3(a)(b)に示すように、レジスト付きフォ
トマスクにレジストパターン1Aを形成する。その後、
図3(c)に示すように、塩素系ガスを用いて遮光膜2
をドライエッチングする。ここまでは、図2で説明した
ものと同様である。しかし、次いで図3(d)に示すよ
うに、透光部をフッ素系ガスを用いてドライエッチング
する。ここで、図3(e)に示すようにレジストを剥離
し、段差測定器を使用して段差を測定する。
【0016】その後、図3(f)、(g)に示すよう
に、レジスト1を塗布し、2層目描画を行い、2層目パ
ターン102を形成した。次いで、図3(h)に示すよ
うに、フッ素系ガスを用いて先に掘り込んだ透光部を目
標の位相差より少なめにドライエッチングする。そこ
で、図3(h)に示すd2=d−d1……(式1)とな
るように、図3(e)で段差測定した結果d1と新たに
段差測定した値を差し引いて位相シフト部の位相差を算
出する。その後は、図2(a’)〜(g’−1)の工程
のときと同様に遮光膜のダメージを考慮すると(図3
(h’−1))、d2=d−d1−d0で掘り込み量を
求めることができ、追加エッチング量を決定する。次
に、図3(i)にd=d1+d2+d3……(式2)で
示すように、目標とする位相差に制御した位相シフトマ
スクを作製する。なお、この図3(i)は、レジスト1
を剥離して作製完了したときの断面を示している。
【0017】〈第2実施例〉図4は、本発明の第2実施
例による位相差モニタパターンを示す平面図とその作製
工程の一部を示す断面図である。この第2実施例は、上
述した第1実施例と多少異なる作製工程で遮光膜のダメ
ージ測定用パターンを形成する例である。なお、上述し
た第1実施例と共通する構成については同一符号を付し
て説明する。すなわち、この位相差モニタパターンにお
ける遮光膜のダメージ測定用パターンには、上述した2
層目描画パターン102のダメージ測定用パターン10
2A、102Bの外側に遮光量を少なくした領域102
E、102Fを設けたものである。
【0018】この位相差モニタパターンの作製では、図
4(e’)に示すように、レジスト付フォトマスクにパ
ターンを形成するための露光、現像を行なうとき、露光
量を通常のものと少なくしたもので露光する。なお、図
中の矢印6は通常の露光量、矢印7は通常より少ない露
光量を示している。すると、図4(f’)に示すよう
に、パターン102A、102Bに隣接した部分のレジ
スト膜1に段差を設けることができる。次いで、図4
(g’−1)に示すように、フッ素系ガスによるドライ
エッチングで、パターン102A、102Bにはダメー
ジによる遮光膜2の膜減りが発生し、少ない露光量で露
光した領域102E、102Fには、レジスト1が膜減
りにより剥離された状態になる。なお、露光は電子ビー
ムまたはレーザービーム等によって行ない、露光量に関
しては、選択比等から予め最適値を算出しておくものと
する。ここで、図4(g’−2)に示すように、FIB
等で一部の遮光膜を剥離し、AFM等の段差測定器で遮
光膜のダメージ量、初期膜厚等を測定する。なお、その
他は第1実施例と共通であるものとし、説明は省略す
る。
【0019】以上のように本実施の形態による位相シフ
トマスク及びその作製方法では、位相シフト部における
透光基板の掘り込み量をレジスト付きの状態でも段差測
定器で測定することが可能となり、この測定結果に基づ
いて、位相シフトマスクの作製工程途中で追加エッチン
グによる位相差制御を行なうことが可能になる。なお、
これに付け加えて、上述した位相差モニタパターンを複
数配置することにより、追加エッチング後の掘り込みも
当然のことであるが測定可能である。この結果、位相シ
フトマスクの作製効率を改善でき、特性の良好な位相シ
フトマスクを容易に得ることが可能となるので、半導体
装置の品質の安定化やコストダウンを図ることが可能と
なる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位相シフ
トマスクによれば、位相シフトマスク作製途中のレジス
ト膜が付着した状態で、位相シフトマスクの位相差を測
定するための位相差モニタパターンを設けることから、
この位相差モニタパターンを用いて位相シフトマスクの
位相差を作製途中に測定して追加加工を行なうことがで
き、目標とする位相差になるよう制御することができ
る。したがって、特性の良好な位相シフトマスクを容易
に得ることが可能となり、半導体装置の品質の安定化や
コストダウンを図ることが可能となる。
【0021】また本発明の位相シフトマスクの作製方法
によれば、位相シフトマスク作製途中のレジスト膜が付
着した状態で、位相シフトマスクの位相差を測定するた
めの位相差モニタパターンを設け、この位相差モニタパ
ターンを用いて位相シフトマスクの位相差を作製途中に
測定して追加加工を行なうことができ、目標とする位相
差になるよう制御することができる。したがって、位相
シフトマスクの作製効率を改善でき、半導体装置の品質
の安定化やコストダウンを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による位相差モニタパター
ンを示す平面図である。
【図2】図1に示す位相差モニタパターンを用いた位相
シフトマスクの作製工程を示す断面図である。
【図3】図1に示す位相差モニタパターンを用いた位相
シフトマスクの他の作製工程を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例による位相差モニタパター
ンを示す平面図とその作製工程の一部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
100……位相差モニタパターン、101、101A、
101B、101C……1層目描画パターン、102、
102A、102B、102C、102D……2層目描
画パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H095 BB02 BB03 BB36 BC24 BD02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相シフト技術を用いて半導体装置の微
    細パターンを形成するための位相シフトマスクにおい
    て、 前記位相シフトマスク作製途中のレジスト膜が付着した
    状態で、前記位相シフトマスクの位相差を測定するため
    の位相差モニタパターンを有する、 ことを特徴とする位相シフトマスク。
  2. 【請求項2】 前記位相差モニタパターンは、透光基板
    上に遮光膜を設け、その上に前記レジスト膜を形成した
    位相シフトマスク上に1層目の描画パターンと2層目の
    描画パターンとを形成したものであることを特徴とする
    請求項1記載の位相シフトマスク。
  3. 【請求項3】 前記位相差モニタパターンは、前記2層
    目の描画以降のプロセスにおいて前記遮光膜を露出さ
    せ、その露出部に形成される段差を段差測定器によって
    段差測定するようにしたものであることを特徴とする請
    求項2記載の位相シフトマスク。
  4. 【請求項4】 前記位相差モニタパターンは、エッチン
    グによる前記遮光膜のダメージ量を、一部の遮光膜を剥
    離して段差測定器で段差測定を行なうことにより検出す
    るようにしたものであることを特徴とする請求項2記載
    の位相シフトマスク。
  5. 【請求項5】 位相シフト技術を用いて半導体装置の微
    細パターンを形成するための位相シフトマスクの作製方
    法において、 前記位相シフトマスク作製途中のレジスト膜が付着した
    状態で、前記位相シフトマスクの位相差を測定するため
    の位相差モニタパターンを設け、 前記位相シフトマスクの位相差を測定して追加加工を行
    なうようにした、 ことを特徴とする位相シフトマスクの作製方法。
  6. 【請求項6】 前記位相差モニタパターンは、透光基板
    上に遮光膜を設け、その上に前記レジスト膜を形成した
    位相シフトマスク上に1層目の描画パターンと2層目の
    描画パターンとを形成したものであることを特徴とする
    請求項5記載の位相シフトマスクの作製方法。
  7. 【請求項7】 前記位相差モニタパターンは、前記2層
    目の描画以降のプロセスにおいて前記遮光膜を露出さ
    せ、その露出部に形成される段差を段差測定器によって
    段差測定するようにしたことを特徴とする請求項6記載
    の位相シフトマスクの作製方法。
  8. 【請求項8】 前記位相差モニタパターンは、エッチン
    グによる前記遮光膜のダメージ量を、一部の遮光膜を剥
    離して段差測定器で段差測定を行なうことにより検出す
    るようにしたことを特徴とする請求項6記載の位相シフ
    トマスクの作製方法。
  9. 【請求項9】 前記エッチングは、フッ素系ガスによる
    ドライエッチングであることを特徴とする請求項8記載
    の位相シフトマスクの作製方法。
  10. 【請求項10】 前記遮光膜の剥離には、集束イオンビ
    ームまたはレーザービームによるエッチングを用いるこ
    とを特徴とする請求項8記載の位相シフトマスクの作製
    方法。
  11. 【請求項11】 前記段差測定器の測定結果から位相差
    を算出することを特徴とする請求項7記載の位相シフト
    マスクの作製方法。
  12. 【請求項12】 前記段差測定器には原子間力顕微鏡を
    用いることを特徴とする請求項11記載の位相シフトマ
    スクの作製方法。
  13. 【請求項13】 前記位相差の測定結果に基づいて、前
    記透光基板の追加エッチングを行ない、位相差制御を行
    なうことを特徴とする請求項11記載の位相シフトマス
    クの作製方法。
  14. 【請求項14】 前記追加エッチングは、フッ素系ガス
    によるドライエッチングによって行なうことを特徴とす
    る請求項13記載の位相シフトマスクの作製方法。
  15. 【請求項15】 前記位相差モニタパターンによって前
    記遮光膜のダメージ量を測定する場合に、その位相差モ
    ニタパターンに隣接するレジスト膜の一部を露光、現像
    することにより剥離して、前記遮光膜の初期膜厚からの
    膜減り量を直接測定するようにしたことを特徴とする請
    求項8記載の位相シフトマスクの作製方法。
  16. 【請求項16】 前記露光は電子ビームまたはレーザー
    ビームで行なうことを特徴とする請求項15記載の位相
    シフトマスクの作製方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011370A (ja) * 2004-05-21 2006-01-12 Renesas Technology Corp レベンソンマスク
US7371483B2 (en) 2003-04-25 2008-05-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for manufacturing mask for focus monitoring, and method for manufacturing semiconductor device
JP2012104751A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Dainippon Printing Co Ltd 反射型マスクの製造方法

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