JP2002311373A - 光学走査装置 - Google Patents

光学走査装置

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JP2002311373A
JP2002311373A JP2001112631A JP2001112631A JP2002311373A JP 2002311373 A JP2002311373 A JP 2002311373A JP 2001112631 A JP2001112631 A JP 2001112631A JP 2001112631 A JP2001112631 A JP 2001112631A JP 2002311373 A JP2002311373 A JP 2002311373A
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JP
Japan
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optical
light
optical system
deflector
light source
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Application number
JP2001112631A
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English (en)
Inventor
Junichi Ichikawa
順一 市川
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡易で小型の光学走査装置を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 ビームを発生させる単一のLD20と、
1面の反射面を有し、LD20からのビームを反射させ
て偏向させる単一のモノゴンミラー14と、モノゴンミ
ラー14で偏向されたビームを被走査面24R及び被走
査面24Lの上にそれぞれ結像させるFθレンズ系18
R及びFθレンズ系18Lと、を有する。反射面が1面
なので、面倒れ補正を行う光学系を設ける必要がない。
また、1個の光源から発せられたビームを1個のモノゴ
ンミラー14により走査光にして2面の被走査面上を走
査させるので、光学系の構成が簡素である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を形成するた
めに光束を走査させる光学走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる電子写真プロセス(帯電、露
光、現像、転写、定着)を用いたカラー画像形成装置の
1方式として、複数の画像形成ユニットを並列になら
べ、同時に複数色の画像を形成する所謂タンデム方法が
ある。
【0003】一例として特開平10-148775に開
示されているタンデム方式カラー画像形成装置を図19
に示す。このカラー画像形成装置は、YMCKの4色に
対応した4つの感光ドラムに対し、4つの光源から放射
されたビームを回転あるいは揺動する反射面を有する光
偏向器に導き、偏向された光ビームをFθレンズやミラ
ー系を通じて感光ドラム上に結像させる。この方式は各
色毎に光源、光偏向器、光学系で構成される光学走査装
置を4組用いるものに比べて、光偏向器が1つでよいと
いうメリットがある。しかし、光源から光偏向器までの
光学系は依然4色それぞれ専用として4組存在してお
り、この光学系の更なる簡素化が望まれている。
【0004】特開平10-148775では、図19に
示したように、光偏向器にガルバノミラーを用いている
が、複数の反射面を有するポリゴンミラーを用いたもの
も公知である。ポリゴンミラーを用いると、反射面が複
数のため、ポリゴンミラーが1回転する間に複数回走査
することができ高速化に有利である。しかし、反射面間
の面倒れ誤差が存在するため、その影響を補正する所謂
面倒れ補正光学系が必要になる。一方、反射面が1面の
ガルバノミラー(揺動)やモノゴンミラー(回転)の場
合、面倒れ補正光学系は不要になるが、反射面が少ない
(1面しかない)ため高速化が難しい。
【0005】ガルバノミラーやモノゴンミラーの高速化
を計るため、光源に面発光レーザアレイを用いて光源か
ら出射されるビームの本数を多くして高速化を計ること
が特開平8-286136等に開示されている(図2
0)。特開平8-286136では3色用の光源それぞ
れに面発光レーザアレイを使用し、ビーム本数を多くす
ることにより、光偏向器の反射面数が少ないことを補
い、面倒れ補正光学系を不要とし、さらに、高速化も実
現しようというものである。
【0006】しかし、走査光学系に複数ビームを適用す
る場合、従来の1本ビームに用いていた光学系をそのま
ま用いると、BOW差という問題が発生する。図21に
2本のビームAとBで走査したときに発生したBOW差
の影響を示す。BOWとは本来直線になるべき走査線
(図21の点線)が弓なりに反ってしまうことを言う。
そして、複数ビーム光源を用いた場合、各ビームの発光
点位置は光学系の光軸からずれた位置(たいていの場
合、光軸の両側)に配置されるため、各ビームのBOW
の形状が異なることにより、主走査方向の位置によって
副走査方向のビーム間隔が変化するという問題が起こ
る。そのため、複数ビームを適用する光学系には1本ビ
ームを用いる光学系よりも設計上の制約がある。なお、
上述した特開平8-286136等には、その点に関し
ては、ガルバノミラーやモノゴンミラーに複数ビームを
組み合わせたときの光学系について特に詳細な記述はな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮して、構成が簡易で小型の光学走査装置を提供する
ことを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光束を発生させる単一の光源と、1面あるいは2面
の反射面を有し、前記光源からの光束を前記反射面で反
射させて偏向させる単一の光偏向器と、前記光偏向器で
偏向された光束を複数の被走査面の上に結像させる結像
光学系と、を有することを特徴とする。
【0009】光偏向器は、例えばモノゴンミラーや平面
ミラーである。
【0010】反射面が1面の場合、面倒れ補正を行う必
要がないため、面倒れ補正を行う光学系を設ける必要が
なくなる。
【0011】反射面が2面の場合、面倒れ補正を行う光
学系を設けることが必要になるが、走査速度を2倍に上
げることが可能になる。
【0012】結像光学系には一般にFθレンズ系が用い
られている。
【0013】このように、請求項1に記載の発明では、
1個の光源から発せられた光束を1個の光偏向器により
走査光にして複数の被走査面上を走査させているので、
構成が簡素で小型化が可能な光学走査装置が実現され
る。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記複数の被走
査面は、前記光偏向器に入射する光束の両サイド側にそ
れぞれ設けられた2面の被走査面で構成されることを特
徴とする。
【0015】この場合、光偏向器に入射する光束側から
見て、2面の被走査面がほぼ対称な位置に配置されてい
ると良い。これにより、構成が簡素で著しく小型化され
た光学走査装置が実現される。
【0016】ところで、通常、光学走査装置において
は、ビーム(光束)が被走査面上にビームスポットとし
て集光されるようにフォーカス位置を調整する必要があ
り、一般的にはコリメートレンズを光軸方向に移動する
ことによって調整する。しかしながら請求項1や請求項
2に記載の発明では、コリメートレンズを光軸方向に移
動調整すると複数の被走査面に対するフォーカスが同時
に動いてしまう。例えば被走査面が2面の場合、一方の
被走査面が設計よりも遠くに配置され、他方の被走査面
が設計よりも近くに配置されてしまった場合、コリメー
トレンズの調整だけでは両方の被走査面に対してフォー
カスをそれぞれ最適な位置に調整することが出来なくな
る。
【0017】そこで、請求項3に記載の光学走査装置
は、前記結像光学系は、前記光源と前記光偏向器との間
に配置される第1の結像光学系と、前記光偏向器と前記
2面の被走査面との間に配置される第2の結像光学系と
を有し、一方の被走査面に対するフォーカス合わせは前
記第1の結像光学系で調整し、他方の被走査面に対する
フォーカス合わせは前記第2の結像光学系で調整するこ
とを特徴とする。
【0018】まず、一方の被走査面に対しては第1の結
像光学系を調整してフォーカスを合わせ、その後、他方
の被走査面に対しては、第2の結像光学系を構成する光
学部品の全てあるいは一部を前後調整してフォーカスを
合わせる。これにより、2面の被走査面に対するフォー
カスを独立に調整することが出来る。
【0019】請求項4に記載の発明は、光束を発生させ
る複数の光源と、1面あるいは2面の反射面を有し、前
記光源からのそれぞれの光束を前記反射面で反射させて
偏向させる単一の光偏向器と、前記光偏向器で偏向され
たそれぞれの光束を、前記光源に比べて数が多い複数の
被走査面の上にそれぞれ結像させる結像光学系と、を有
することを特徴とする。
【0020】光源を共用させることにより光源の数に比
べて被走査面の数を多くしており、光源の数、及び、光
源から光偏向器にまで光束を導く光学系の数を従来に比
べて大幅に低減することができ、光学走査装置の小型化
が図られる。
【0021】請求項5に記載の発明は、前記複数の被走
査面が、前記光源の2倍の数の被走査面で構成されるこ
とを特徴とする。
【0022】光源の数が2個である場合、例えば、この
2個の光源から発せられる光束が、光偏向器(例えばモ
ノゴンミラー)の反射面の回動軸方向に沿った互いに異
なる位置に照射されるように、光源の配置位置、及び、
光源と光偏向器との間に設けられる結像光学系の配置位
置(すなわち、いわゆる重ね合わせ位置)を調整する。
すなわち、1個の光偏向器を、2本の光束の偏向で共用
させる。これにより、2つの光源(例えばLD)で、4
色に対応する4本の走査光を得ることができる。
【0023】更に、3個めの光源及び結像光学系、4個
めの光源及び結像光学系を更に設けること(すなわち重
ねること)も可能であり、光源の数に対して2倍の数の
被走査面を走査する小型の光学走査装置は、容易に実現
される。
【0024】2組の光学系(すなわち2個の光源と2個
の光学系)を重ねるにあたっては、請求項6に記載の発
明のように、前記光源は略対向する位置に配置されてい
ることが望ましい。これにより、光学走査装置の高さ増
大を抑制することができる。
【0025】ところで、請求項6に記載の発明では、光
偏向器で反射された光束を被走査面上に結像させる結像
光学系(例えばFθレンズ系)が、各走査光ごと(すな
わち各色ごと)に設けられているが、この結像光学系の
数を低減させることができれば、光学走査装置の更なる
小型化が可能になる。
【0026】そこで、請求項7に記載の発明は、前記光
源は、略同一軸上の互いに対向する位置に前記光偏向器
に向けて配置され、かつ、偏光方向が互いに直交してい
る光束を出射する2つの光源であり、前記結像光学系は
偏光ビームスプリッタ面を有しており、前記光偏向器に
よって略同一の光路上に偏向反射される前記2つの光源
からの光束を、前記偏光ビームスプリッタで分離して、
それぞれ異なる被走査面を走査することを特徴とする。
【0027】略同一の光路上に偏向反射された光束は、
偏光ビームスプリッタにより、偏光方向によって、通過
する光束、及び、反射される光束の2本に分離されるの
で、これにより、光偏向器で反射された光束を被走査面
上に結像させる結像光学系(例えばFθレンズ系)の数
を、半減させることができ、また、光学走査装置の高さ
低減(厚み低減)の効果も得られる。
【0028】ところで、このように、反射面が1面のミ
ラー(例えばモノゴンミラー)や2面のミラー(例えば
平面ミラー)を用いた光偏光器で偏向すると、1本のビ
ーム(光束)で2つの被走査面上を走査することが出来
るので、光源やコリメートレンズといった、ビームが光
偏光器に到達する前の部品数を半減させることができる
が、前述したように光偏光器の反射面数が少なくなるの
で、高速化の対策を更に施すことが好ましい。
【0029】そこで、以下に説明する請求項8や請求項
9に記載の発明のように、複数本のビーム(光束)を発
生させる光源を用いると高速化が可能になる。
【0030】請求項8に記載の発明は、複数の光束を発
生させる単一の光源と、1面の反射面を有し、前記光源
からの複数の光束を前記反射面で反射させて偏向させる
単一の光偏向器と、前記光偏向器で偏向された複数の光
束を複数の被走査面の上にそれぞれ結像させる結像光学
系と、を備え、前記結像光学系は、前記光源と前記光偏
向器の間に配置される第1の結像光学系と、前記光偏向
器と前記複数の被走査面との間に配置される第2の結像
光学系と、を有し、前記第1の結像光学系は主走査方向
のみにパワーを有することを特徴とする。
【0031】第1の結像光学系が主走査方向にのみパワ
ーを有することにより、前述した複数ビーム間のBOW
差の発生を抑制することが可能になる。
【0032】なお、請求項1〜7に記載の発明で、請求
項8に記載の発明の光学系を搭載させると、光源やコリ
メートレンズの数を色数よりも削減し、かつ、高速で被
走査面を走査することが可能になる。
【0033】請求項9に記載の発明では、前記光源が複
数本のビームを発する面発光レーザアレイであることを
特徴とする。
【0034】これにより、小型の光源で、互いに平行な
多数のビーム(光束)を効率良く発生させることができ
る。
【0035】また、通常、光学走査装置に用いられる端
面発光レーザは出力光の断面形状が楕円形で、ビームの
偏光方向は楕円の短径方向を向いているため、偏光方向
を変えるために端面発光レーザを90°回転させるとビ
ームの形状も回転してしまうので、同一の光学系を用い
ることが出来なくなってしまう。あるいは、ビームの形
状を変えずに偏光方向を変えるために1/2波長板の追
加が必要になる。ところが、面発光レーザは端面発光レ
ーザとは異なり、出射光束が円形であることから、偏光
方向を変えるためにレーザを回転させてもビームの形状
は変化せず、光学系は偏光方向に係わらず同一のものが
使えるという効果を奏することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げ、本発明の
実施の形態について説明する。
【0037】[第1形態]図1及び図2に示すように、
第1形態に係る光学走査装置10では、1面の反射面1
2を有して回転するモノゴンミラー14を光偏向器とし
て用いている。モノゴンミラー14は反射面12の中央
を回転軸として矢印方向に回転するものとする。
【0038】図2に示すように、モノゴンミラー14の
両側には走査光学系(結像光学系)であるFθレンズ系
18L、18Rが、対象な位置に配置されている。ま
た、光源であるLD20(レーザダイオード)と、LD
20からの発散光を略平行光にするコリメートレンズ2
2とが、Fθレンズ系18L、18Rの光軸に略直交す
る方向を光軸として配置されている。
【0039】図2(a)に示すように、モノゴンミラー
14の反射面12が紙面の右側を向いているときはLD
20からのビームはモノゴンミラー14によって右側方
向に反射され、Fθレンズ系18Rを通り、右側の被走
査面24Rの上に結像している状態でU方向に走査す
る。
【0040】そして、モノゴンミラー14がさらに回転
し、反射面12が左側を向いたときには、図2(b)に
示すように、LD20からのビームは紙面の左側方向に
反射され、左側に配置されたFθレンズ系18Lを通
り、左側の被走査面24LをV方向に走査する。
【0041】従って、光偏向器としてモノゴンミラー1
4を用い、図2に示したように光学系(Fθレンズ系)
を配置すれば、一つのLD20で2つの被走査面24
L、24Rを交互に走査することができる。すなわち、
小型化された光学走査装置が実現される。
【0042】また、光学走査装置10は、上述したよう
に、モノゴンミラー14と被走査面24L、24Rとの
間にFθレンズ系18L、18Rを有し、LD20とモ
ノゴンミラー14との間にコリメートレンズ22を有し
ている。従って、例えば、被走査面24Rに対してはコ
リメートレンズ22を調整してフォーカスを合わせ、そ
の後、被走査面24Lに対するフォーカス位置はFθレ
ンズ系18Lを構成する光学部品の全てあるいは一部を
前後調整して合わせることにより、2つの被走査面24
L、24Rに対するフォーカスを独立に調整することが
できる。これにより、2つの被走査面24L、24Rに
対し、それぞれ最適なフォーカス調整を行うことができ
る。
【0043】[第2形態]次に、第2形態について説明
する。図3〜図5に示すように、第2形態に係る光学走
査装置30では、第1形態で説明したLD20と略対向
する位置に更にLD31が配置されており、2つのLD
の中間位置にモノゴンミラー14が設けられた状態にな
っている。第2形態では、第1形態と同じ構成要素には
同じ符号を付してその説明を省略する。
【0044】第2形態では、LD20から発せられたビ
ームはモノゴンミラー14の反射面12のやや上部で反
射され、LD31から発せられたビームは、反射面12
のやや下部で反射されるように、LD20、LD31の
配置位置が調整されている。すなわち、2本のビームの
照射位置を上下方向(すなわち反射面12の回転軸12
Zに沿った方向)にややずらしている。各被走査面につ
いて、走査されるビームを発するLD、及び、偏向方向
を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】LD20から発せられたビーム20Bは、
モノゴンミラー14で偏向され、モノゴンミラー14の
両サイド側(図5では紙面の左右側)に偏向され、Fθ
レンズ系18L及びFθレンズ系18Rをそれぞれ通過
し、感光体面である被走査面24L及び被走査面24R
でそれぞれ走査される。
【0047】LD30から発せられたビーム31Bも、
同様に、モノゴンミラー14の両サイド側に偏向され、
Fθレンズ系33L、33Rをそれぞれ通過し、感光体
面である被走査面34L及び被走査面34Rでそれぞれ
走査される。すなわち、モノゴンミラー14が一回転す
ると、4つの被走査面で順次走査される。
【0048】このように、2本のビームを反射させて偏
向させることに、1個のモノゴンミラー14を共用して
おり、1個の光偏向器(モノゴンミラー14)を用い
て、2つのLDから発せられたビームで4色分の走査を
行うことができる。従って、面倒れ補正光学系が不要で
あり、構成が簡素な小型のカラー画像形成用の光学走査
装置が実現される。
【0049】なお、1個のLD、1個のコリメートレン
ズ、1個のFθレンズ系、及び、2面の被走査面を1組
の光学系として考えると、第2形態では2組を重ねたも
のであり、更に3組、4組と重ねることも可能である。
すなわち、光源の数に対して2倍の数の被走査面を走査
することが可能である。
【0050】2組の光学系を重ねるにあたっては、図4
に示すように、2個の光源(LD20、LD31)を略
対向する位置に配置したほうが、光学走査装置の高さ増
大を抑制することができ、光学走査装置の小型化の観点
で好ましい。
【0051】[第2形態の変形例]第2形態では、図6
に示すように、表裏の両面側に反射面36、37を有す
る平面ミラー38をモノゴンミラー14に代えて設けて
もよい。これにより、2つのLD20、LD31からの
ビームを両面で同時に反射して走査することができるの
で、走査速度を約2倍に上げることができる。但し、反
射面が2面なので、面倒れ補正光学系を設けることが必
要である。
【0052】[第3形態]第3形態に係る光学走査装置
は、第2形態に比べ、Fθレンズ系を半減させた装置で
ある。第3形態では、第2形態と同様の構成要素には同
じ符号を付してその説明を省略する。
【0053】図7に示すように、本形態に係る光学走査
装置40では、光源として2つのLDを略同一軸上で対
向する位置に配置し、かつ、2つのLDが、偏光方向が
互いに直交しているビーム(光束)を出射するように角
度調整を行っておく。
【0054】そして、2つのLDから発せられて、モノ
ゴンミラー44によって紙面左側方向に反射されたビー
ム、及び、紙面右側方向に反射されたビームの何れにつ
いても、略同一の光路上に偏向反射されるように光路調
整を行っておく。従って、光学走査装置40の配置構成
は、主走査面側から見ると、第2形態で説明した図4と
同じであるが、副走査平面側から見ると、図7に示すよ
うな配置構成になり、モノゴンミラー44は、第2形態
で説明したモノゴンミラー14に比べ、高さhが小さ
い。
【0055】モノゴンミラー44の両サイド側(図7の
紙面左右側)には、偏向されたビームのFθレンズ系4
8L、48Rと、偏光ビームスプリッタ面49を有する
偏光ビームスプリッタ50と、が順次配置されている。
【0056】紙面左側方向に反射されたビームは、偏光
ビームスプリッタ面49によって、反射光と透過光との
2本に分離され、この分離されたビームは、それぞれ、
被走査面24L及び被走査面34Lを走査する。紙面右
側方向に反射されたビームも同様に分離され、被走査面
24R及び被走査面34Rを走査する。
【0057】第3形態では、Fθレンズ系を紙面右側と
紙面左側に1組ずつ、すなわち、モノゴンミラー44と
偏光ビームスプリッタ50との間に1組ずつ設ければよ
いので、図7からも判るように、第2形態に比べてFθ
レンズ系の必要数を半減することができる。また、2つ
のLDが同一平面内、すなわち同じ高さ位置に配置され
ているので、光学走査装置40の高さ低減効果も得られ
る。
【0058】[第4形態]第4形態に係る光学走査装置
は、互いに平行な複数本のビームを発生させる光源を用
いた光学走査装置であり、BOWの発生を抑制してい
る。
【0059】ここで、図8を用いてBOWについて説明
しておく。走査線にBOWを発生させる要因の一つとし
て、回転する反射鏡への副走査方向におけるビーム入射
角がある。図8は回転する反射鏡が回転多面鏡60で描
かれているが、モノゴンミラーであっても同様である。
【0060】副走査方向に角度を有するビームが、回転
している反射鏡に入射すると、反射面の回転に伴って、
反射されるビームの副走査方向の角度が変化し、BOW
となって現れる。そして、複数のビームが異なる角度で
反射鏡に入射すると、異なる量のBOWが発生するた
め、BOW差となって現れる。
【0061】このBOW差の発生を防止するためには、
回転する反射鏡に対して複数本のビームが互いに平行な
状態で入射すればよい。そこで、第4形態では図9のよ
うな光学系を用いる。図9は光源62からモノゴンミラ
ー64までの光学系を示したものであり、図9(a)は
主走査方向への走査、図9(b)が副走査方向への走査
を示している。
【0062】第4形態に係る光学走査装置の特徴は、コ
リメートレンズ66が主走査方向にのみパワーを有する
素子となっていることである。光源62から出射される
発散光は主走査方向においてコリメートレンズ66によ
って平行光となり、モノゴンミラーに入射する。一方、
副走査方向においてコリメートレンズ66はパワーを持
たず、光源62から出射された発散光はそのままモノゴ
ンミラー64に到達する。
【0063】光源62は、複数本の発散光(ビーム)を
発する光源であって、各発散光の中心軸が光源光軸に対
して平行であるように発する。この複数本の互いに平行
なビームがモノゴンミラー64の反射面63に入射する
ので、図8に示したようなBOWを発生させることがな
い。
【0064】特開平8-286136にはコリメートレ
ンズを使わない系と、副走査方向もコリメートするコリ
メートレンズを入れた系が示されているが、主走査方向
において光源から出射されるビームの発散角度に合わせ
てFθレンズを設計することは困難であり、また、副走
査方向をコリメートしてしまうと、光偏向器に入射する
複数ビームが非平行となってしまうためにBOW差が発
生してしまう点が難点である。
【0065】以上説明したように、第4形態に係る光学
走査装置を用いると、モノゴンミラー64で発生するB
OW差を抑制することができる。
【0066】[第5形態]第5形態に係る光学走査装置
は、第4形態に比べ、光源として面発光レーザアレイ7
0(図10参照)を用いており、小型の光源で、互いに
平行な複数本のビームを容易に発生させることができる
装置である。また、図10に示したように、第5形態で
は、Fθレンズ系は第1Fθレンズ71と第2Fθレン
ズ72とで構成されており、これらのレンズの設計にも
考慮している。
【0067】図10(a)に示すように、第5形態に係
る光学走査装置では、光源である面発光レーザアレイ7
0からの発散光がモノゴンミラー74の反射面73に入
射する。その際、コリメートレンズ66が主走査方向に
のみパワーを有するので、主走査方向にのみ平行光にさ
れ、副走査方向については面発光レーザアレイ70から
の発散角が維持されたまま、複数本のビームが反射面7
3に入射する。
【0068】面発光レーザアレイ70からは略円形のビ
ームが出射されるが、光学系の副走査方向の倍率が主走
査方向の倍率よりも小さいため、感光体76の上でのビ
ームスポット径が主走査方向と副走査方向で近い大きさ
になるように、主走査方向よりも副走査方向の幅が狭い
アパチャーをコリメートレンズ66に入れている。従っ
て、図10(b)ではモノゴンミラー上での副走査方向
のビーム幅が小さくなっているが、コリメートレンズ6
6は副走査方向にはパワーを有していない。
【0069】モノゴンミラー74で反射されたビーム
は、主走査方向にのみパワーを有するFθレンズ系(第
1Fθレンズ71及び第2Fθレンズ72)、折り返し
ミラー78、副走査方向にのみパワーを有するシリンド
リカルミラー80、ウィンドウ82を経て感光体76の
上に結像される。光学系の緒言を以下に示す。
【0070】 ・面発光レーザアレイ70からコ リメートレンズ66までの距離 :24.435661mm ・コリメートレンズ66の特性 屈折率 1.674772 中心圧 2.5mm 面形状 主走査方向シリンダ面 第1面 円弧 第2面 非球面 (第1面、第2面についての詳細なデータは表2を参照)
【0071】
【表2】
【0072】 ・コリメートレンズ66からモノ ゴンミラー74までの距離 :25mm ・モノゴンミラー74の 走査角度(画角) :±46.4° ・モノゴンミラー74から第1 Fθレンズ71までの距離 : 19.678711mm ・第1Fθレンズ71の特性 屈折率 1.511080 中心圧 14mm 面形状 主走査方向シリンダ面 第1面曲率半径 −61.50529mm 第2面曲率半径 −63.25219mm ・第1Fθレンズ71と第2 Fθレンズ72の距離 : 11.669305mm ・第2Fθレンズ72の特性 屈折率 1.608924 中心圧 19mm 面形状 主走査方向シリンダ面 第1面曲率半径 ∞mm 第2面曲率半径 −128.35102mm ・第2Fθレンズ72とシリ ンドリカルミラー80の距離 : 124.669145mm ・シリンドリカルミラー80の特性 面形状 副走査方向シリンダ面 曲率半径 154.49668mm 折り返し角度 46.113889° ・シリンドリカルミラー80 から感光体76までの距離 : 69.543mm コリメートレンズの非球面係数は次の式に適用される。
【0073】
【数1】
【0074】上式は主走査方向における光軸からの高さ
hにおけるサグzを示している。
【0075】本形態では、BOW差を発生させないため
に、Fθレンズ系(第1Fθレンズ71及び第2Fθレ
ンズ72)は主走査方向のみパワーを有し、シリンドリ
カルミラー80は副走査方向のみパワーを有すように機
能を分けている。その理由は、主走査方向と副走査方向
両方にパワーを有するレンズ(ミラー)に対してビーム
を光軸から離れた位置を通過させると、BOW差が発生
しやすいためである(図14参照)。
【0076】上記光学系の像面湾曲を図11に示す。横
軸は感光体上の主走査方向位置、縦軸はフォーカス方向
距離である。実線が副走査方向、点線が主走査方向の像
面湾曲を示す。モノゴンミラーの回転軸上に反射面があ
るため、左右対称形状になっている。
【0077】図12にはFθ特性を示す。横軸は感光体
上の主走査方向位置、縦軸は理想的なY=fθの関係か
らのずれ(mm)を示す。
【0078】そして図13には、副走査方向に200μ
mの間隔で光源から出射された2本のビーム間のBOW
差(mm)を示している。図13では、残存するBOW
差は副走査方向の像面湾曲をさらに低減することによっ
て、小さくできる。あるいは、本発明者が提案した特願
2000-28462に記載されているように、シリン
ドリカルミラーを2枚組みとし、複数ビームが感光体に
対して平行に入射するテレセントリック光学系とすれ
ば、BOW差をゼロにすることが可能である。
【0079】以上説明したように、本形態では、図11
〜図13からわかるように、像面湾曲やFθ特性といっ
た基本的な特性に加え、BOW差という複数ビームで発
生する特有の課題も解決していることがわかる。
【0080】[第6形態]第6形態では、第5形態に比
べ、Fθレンズの構成が簡素になっている。
【0081】図15に示すように、本形態に係る光学走
査装置では、Fθレンズ90として非球面の単玉レンズ
を用い、また、コリメートレンズ66に代えて主走査方
向のみパワーを有するカップリングレンズ96を備えて
いる。
【0082】光源である面発光レーザアレイ70からの
発散光は、カップリングレンズ96で主走査方向にのみ
弱い発散光に変換され、副走査方向にはレーザからの発
散角が維持されたまま、一定速度で回転するモノゴンミ
ラー74に入射する。
【0083】第5形態と同様、カップリングレンズ96
には主走査方向と副走査方向の幅が異なるアパチャーを
入れている。
【0084】モノゴンミラー74で反射されたビームは
両面が非球面の単玉のFθレンズ90によって感光体上
(図示せず)に結像される。光学系の緒言を以下に示
す。
【0085】 ・面発光レーザアレイ70からカップ リングレンズ96までの距離 : 22.875354mm ・カップリングレンズ96の特性 屈折率 1.674772 中心圧 2.5mm 面形状 主走査方向シリンダ面 第1面 円弧 第2面 非球面 (第1面、第2面についての詳細なデータは表3を参照)
【0086】
【表3】
【0087】 ・カップリングレンズ96から モノゴンミラー74までの距離 :27.306511mm ・モノゴンミラーの 走査角度(画角) : ±34° ・モノゴンミラー74から Fθレンズ90までの距離 :84.506131mm ・Fθレンズ90の特性 屈折率 1.601637 中心圧 24.910646mm 面形状 非球面 (第1面、第2面についての詳細なデータは表4を参照)
【0088】
【表4】
【0089】 ・Fθレンズ90から 感光体までの距離 :349.383670mm カップリングレンズ96の非球面を表す式は第5形態で
記載した式と同じである。また、Fθレンズ90の非球
面は下式で表される。
【0090】
【数2】
【0091】上式は光軸中心を(0,0)、副走査方向
をx、主走査方向をyとしたとき、座標(x,y)での
サグzを表している。
【0092】図16〜図18に、本形態で用いた光学系
の像面湾曲、Fθ特性、BOW差をそれぞれ示す。いず
れも良好な性能を有していることがわかる。
【0093】従って、本形態により、第5形態に比べて
Fθレンズ系の構成を簡素にしても、充分な画質で画像
を形成できることが判る。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構成が簡易で小型の光学走査装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1形態に係る光学走査装置で、モノゴンミ
ラーによってビームが走査されることを示す斜視図であ
る。
【図2】 図2(a)及び(b)は、何れも、第1形態
に係る光学走査装置で、モノゴンミラーによってビーム
が走査されることを示す平面図である。
【図3】 第2形態に係る光学走査装置で、モノゴンミ
ラーによってビームが走査されることを示す斜視図であ
る。
【図4】 第2形態に係る光学走査装置で、モノゴンミ
ラーによってビームが走査されることを示す平面図であ
る。
【図5】 第2形態に係る光学走査装置の構成を示す側
面図である。
【図6】 第2形態の変形例に係る光学走査装置で、モ
ノゴンミラーによってビームが走査されることを示す斜
視図である。
【図7】 第3形態に係る光学走査装置の構成を示す側
面図である。
【図8】 BOWの発生原因を説明する斜視図である。
【図9】 図9(a)及び(b)は、それぞれ、第4形
態に係る光学走査装置の構成を示す平面図及び側面図で
ある。
【図10】 図10(a)及び(b)は、それぞれ、第
5形態に係る光学走査装置の構成を示す平面図及び側面
図である。
【図11】 第5形態に係る光学走査装置の光学系の像
面湾曲を示すグラフ図である。
【図12】 第5形態に係る光学走査装置の光学系のF
θ特性を示すグラフ図である。
【図13】 第5形態に係る光学走査装置で生じるBO
W差を示すグラフ図である。
【図14】 第5形態で、BOW差が発生し易い状態を
示す斜視図である。
【図15】 図15(a)及び(b)は、それぞれ、第
6形態に係る光学走査装置の構成を示す平面図及び側面
図である。
【図16】 第6形態に係る光学走査装置の光学系の像
面湾曲を示すグラフ図である。
【図17】 第6形態に係る光学走査装置の光学系のF
θ特性を示すグラフ図である。
【図18】 第6形態に係る光学走査装置で生じるBO
W差を示すグラフ図である。
【図19】 従来のカラー画像形成装置を示す斜視図で
ある。
【図20】 従来のカラー画像形成装置を示す斜視図で
ある。
【図21】 BOWが発生したことを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
10 光学走査装置 12 反射面 14 モノゴンミラー(光偏向器) 18L、18R Fθレンズ系(結像光学系) 20 LD(光源) 22 コリメートレンズ(第1の結像光学系) 24L、24R 被走査面 30 光学走査装置 31 LD(光源) 33L、33R Fθレンズ系(第2の結像光学系) 34L、34R 被走査面 36 反射面 37 反射面 38 平面ミラー(光偏向器) 40 光学走査装置 44 モノゴンミラー(光偏向器) 48L、48R Fθレンズ系(結像光学系) 49 偏光ビームスプリッタ面 62 光源 63 反射面 64 モノゴンミラー(光偏向器) 66 コリメートレンズ(第1の結像光学系) 70 面発光レーザアレイ 71 第1Fθレンズ(第2の結像光学系) 72 第2Fθレンズ(第2の結像光学系) 73 反射面 90 Fθレンズ(第2の結像光学系) 96 カップリングレンズ(第1の結像光学系)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 13/00 G02B 13/18 13/18 17/08 A 17/08 B41J 3/00 D H04N 1/113 H04N 1/04 104A Fターム(参考) 2C362 AA03 AA13 AA42 AA47 AA48 BA02 BA03 BA04 BA05 BA14 BA17 BA50 BA83 BA85 BA86 DA06 DA08 DA09 2H045 AB03 AB62 BA22 BA34 BA36 CA33 CA53 CA67 DA02 2H087 KA19 LA22 RA07 TA01 TA03 TA06 5C072 AA03 BA01 BA02 HA02 HA06 HA09 HA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光束を発生させる単一の光源と、 1面あるいは2面の反射面を有し、前記光源からの光束
    を前記反射面で反射させて偏向させる単一の光偏向器
    と、 前記光偏向器で偏向された光束を複数の被走査面の上に
    結像させる結像光学系と、を有することを特徴とする光
    学走査装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の被走査面は、前記光偏向器に
    入射する光束の両サイド側にそれぞれ設けられた2面の
    被走査面で構成されることを特徴とする請求項1に記載
    の光学走査装置。
  3. 【請求項3】 前記結像光学系は、前記光源と前記光偏
    向器との間に配置される第1の結像光学系と、 前記光偏向器と前記2面の被走査面との間に配置される
    第2の結像光学系とを有し、 一方の被走査面に対するフォーカス合わせは前記第1の
    結像光学系で調整し、他方の被走査面に対するフォーカ
    ス合わせは前記第2の結像光学系で調整することを特徴
    とする請求項2に記載の光学走査装置。
  4. 【請求項4】 光束を発生させる複数の光源と、 1面あるいは2面の反射面を有し、前記光源からのそれ
    ぞれの光束を前記反射面で反射させて偏向させる単一の
    光偏向器と、 前記光偏向器で偏向されたそれぞれの光束を、前記光源
    に比べて数が多い複数の被走査面の上にそれぞれ結像さ
    せる結像光学系と、を有することを特徴とする光学走査
    装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の被走査面が、前記光源の2倍
    の数の被走査面で構成されることを特徴とする請求項4
    に記載の光学走査装置。
  6. 【請求項6】 前記光源が、略対向する位置に配置され
    た2つの光源で構成されることを特徴とする請求項5に
    記載の光学走査装置。
  7. 【請求項7】 前記光源は、略同一軸上の互いに対向す
    る位置に前記光偏向器に向けて配置され、かつ、偏光方
    向が互いに直交している光束を出射する2つの光源であ
    り、 前記結像光学系は偏光ビームスプリッタ面を有してお
    り、 前記光偏向器によって略同一の光路上に偏向反射される
    前記2つの光源からの光束を、前記偏光ビームスプリッ
    タで分離して、それぞれ異なる被走査面を走査すること
    を特徴とする請求項5に記載の光学走査装置。
  8. 【請求項8】 複数の光束を発生させる単一の光源と、 1面の反射面を有し、前記光源からの複数の光束を前記
    反射面で反射させて偏向させる単一の光偏向器と、 前記光偏向器で偏向された複数の光束を複数の被走査面
    の上にそれぞれ結像させる結像光学系と、を備え、 前記結像光学系は、前記光源と前記光偏向器の間に配置
    される第1の結像光学系と、 前記光偏向器と前記複数の被走査面との間に配置される
    第2の結像光学系と、を有し、 前記第1の結像光学系は主走査方向のみにパワーを有す
    ることを特徴とする光学走査装置。
  9. 【請求項9】 前記光源が複数本のビームを発する面発
    光レーザアレイであることを特徴とする請求項1〜請求
    項8のうち何れか1項に記載の光学走査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072156A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Samsung Electronics Co Ltd 光走査装置およびそれを用いた画像形成システム
JP2008015219A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置

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