JP2002310308A - ゲート弁 - Google Patents
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Abstract
弁箱6外部へ延出されるピストンロッド31aにより弁
板34及び弁板支持体15を駆動するようになされたゲ
ート弁5について、ピストンロッド31aが嵌挿される
ように弁箱6に形成された貫通孔6c,53b等を容易
にメンテナンスできるようにする。 【解決手段】 弁板支持体15が閉弁位置にあるとき
に、弁板支持体15及びピストンロッド31a下端部の
クレビス11の結合部61が弁箱6の連通口8よりも内
側に位置するようにして連通口8から弁箱6の外部へ露
出するように構成する。
Description
特に、ハウジング外部からの駆動力によりハウジング内
部の弁体を開閉駆動するようになされたゲート弁に関す
る技術分野に属する。
公報等に開示されるように、隣接する1対の真空容器に
連通する弁箱内に弁板支持体を、その背面に軸支したガ
イドローラで案内しながら昇降可能に配置し、この弁板
支持体の一方の真空容器側の側面に、弁箱と一方の真空
容器との間の連通部を開閉する弁板を平行リンク機構を
介して接離可能に支持し、弁箱内の下部に、弁板支持体
の下降時に弁板に当接して弁板を支持体に対し閉じ方向
に相対移動させる弁板ストッパを設け、弁箱上壁外面
に、該上壁を上下方向に気密状に貫通するピストンロッ
ドを有するシリンダを取り付けて、そのピストンロッド
の下端部を弁箱内の弁板支持体に連結し、シリンダの伸
縮作動により弁板支持体を弁箱内で昇降移動させて弁板
を開閉させ、シリンダの収縮作動により弁板支持体を上
昇させたときには、その弁板支持体と共に弁板を上昇さ
せて弁箱の真空容器との連通部を開き、両真空容器同士
を連通させる一方、シリンダの伸長動作により弁板支持
体を下降させたときには、その途中で、弁板支持体と共
に下降する弁板を弁板ストッパに当接させて平行リンク
機構により弁板支持体から離隔させ、この離隔により弁
板を弁箱と真空容器との連通部の周りに押し付けて両真
空容器同士の連通を遮断するようにした真空ゲート弁は
知られている。
真空ゲート弁では、弁箱の上部壁面に貫通孔が形成され
ており、この貫通孔の内周面にOリング等のシール部材
を介在させた状態でピストンロッドが嵌挿されている。
そして、ゲート弁を開閉させるためにピストンロッドの
昇降が長期間に亘り繰り返されるとシール部材が摩耗す
るために、弁箱内部の気密性が低くなって真空容器内の
圧力が上昇してしまう。このため、定期的にピストンロ
ッドを貫通孔から取り外して、この貫通孔の内周面に設
けられたシール部材を交換するメンテナンスが必要であ
った。
ッドを貫通孔から取り外すために、弁箱を分解した後、
その分解された弁箱からピストンロッドを弁板及び弁板
支持体とともに取り出すことが行われている。
ルトにより締結されて組み立てられているので、その分
解に手間がかかり、上記シール部材の交換作業に要する
労力が極めて大きいという問題がある。
メンテナンスする場合にも、同様に弁箱を分解しなけれ
ばならず、同様の問題が生じる。
であり、その主たる目的とするところは、弁箱内部の弁
体に結合されかつ弁箱外部へ延出される駆動部材により
弁体を駆動するようになされたゲート弁について、その
装置構造に改良を加えることで、ゲート弁を容易にメン
テナンスできるようにすることにある。
めに、請求項1の発明では、ゲート弁として、開口を有
するハウジングと、該ハウジングの内部に設けられ、ハ
ウジングの開口と略平行な方向に沿って開弁位置及び閉
弁位置の間を移動することにより上記ハウジングの開口
を開閉する弁体と、一端が上記弁体に着脱可能に結合さ
れる一方、他端が上記ハウジングの壁面を貫通する貫通
孔を介してハウジングの外部へ延出されて設けられ、上
記弁体を駆動する駆動部材とを備え、上記弁体が閉弁位
置にあるときに、該弁体及び上記駆動部材の結合部が上
記ハウジングの開口よりも内側に位置するように構成さ
れていることを特徴とする。
材との結合部がハウジングの開口からハウジング外部に
露出するので、開口からその結合部における弁体と駆動
部材との着脱作業を容易に行うことができる。従って、
駆動部材を弁体から取り外すためにハウジングを分解す
る必要がないので、貫通孔部分のメンテナンスに要する
労力を大幅に低減させることができる。
において、ハウジングの貫通孔の内周面と駆動部材の外
周面との間をシールするシール部材を備える。このこと
により、シール部材を容易に交換することができるもの
となる。
ート弁において、弁体及び駆動部材は結合部で締結手段
により結合されている。このことにより、弁体及び駆動
部材の好ましい結合手段を具体的に得ることができる。
れか1つのゲート弁において、弁体は、駆動部材に結合
されて開弁位置及び閉弁位置の間を移動可能な弁板支持
体と、上記弁板支持体に接離可能に支持され、弁板支持
体の閉弁位置で該弁板支持体に対し接離してハウジング
の開口を開閉する弁板とから構成されていることを特徴
とする。このことにより、望ましい弁体の構成を具体化
することができる。
を示し、1は前側に位置する第1真空容器、2は第1真
空容器1の後側に隣接する第2真空容器であって、各真
空容器1,2はそれぞれ互いに対向配置された略矩形状
の開口3,4を有する。
器1,2の内部空間(真空空間)同士を連通又は連通遮
断するための真空装置としての真空ゲート弁5が配設さ
れている。この真空ゲート弁5は、両真空容器1,2間
に気密状に挟まれた薄厚矩形状のハウジングとしての弁
箱6を備え、この弁箱6の前壁(図2で左側壁)の下部
には上記第1真空容器1の開口3に対応する前側連通口
7が、また後壁(図2で右側壁)の下部には第2真空容
器2の開口4に対応する後側連通口8がそれぞれ開口さ
れており、この連通口7,8を介して弁箱6内の真空空
間が各真空容器1,2と連通している(以降、図2にお
いて左右方向を前後方向、また同図において紙面に垂直
な方向を左右方向とする)。
の上部には、アクチュエータとしてのエアシリンダ31
が配設されている。すなわち、弁箱6の上壁面6aに固
定支持されたシリンダ台19に載置された状態でボルト
等により締結固定されている。このエアシリンダ31
は、シリンダボディから下方に突出して直線運動をする
駆動部材としての円筒状のピストンロッド31aを有し
ている。
上部に一体的に設けられた案内支持部51を有してお
り、この案内支持部51及び上壁面6aが弁箱6の上部
壁面を構成している。すなわち、弁箱6の上壁面6aに
おける上記エアシリンダ31に対向する位置には、エア
シリンダ31のピストンロッド31aと略同じ径を有す
る開口6cが貫通形成されている。そして、この上壁面
6aの開口6cの周囲には、開口6cに連続しかつ開口
6cと略同じ径のガイド孔53bを有する略円筒状の案
内支持部51がボルト等により締結固定されている。換
言すれば、弁箱6の上部壁面には、上壁面6aの開口6
cと案内支持部51のガイド孔53bとからなる貫通孔
が貫通形成されている。そして、ピストンロッド31a
は、その貫通孔に嵌挿されて気密状態で上下方向に案内
されるようになされている。
の上壁面6aにおける開口6cの周囲にOリング53a
を介してボルト等により締結固定されて上記ガイド孔5
3bを有する略円筒状の摺接部53と、この摺接部53
の上に固着されてガイド孔53bと略同じ径の孔を有す
るリング状の閉塞部54とからなる。さらに、摺接部5
3のガイド孔53bの内周面には周方向に延びる凹溝5
7が形成されており、この凹溝57の上下側には、凹溝
57と略平行に並ぶようにしてシール部材としてのOリ
ング56,56がそれぞれ設けられている。そして、摺
接部53には凹溝57の底部から径方向外側に延びて外
部に連通する注入孔58が形成されており、この注入孔
58から凹溝57へグリース等の潤滑剤を充填してボル
ト等により閉塞するようになされている。また、このガ
イド孔53bの下側部分には、粉塵等の弁箱6内部への
侵入を防止するためのダストシール55が配設されてい
る。これらOリング53a,56及びダストシール55
は、例えばバイトン等からなる。このようにして、Oリ
ング56,56は弁箱6の貫通孔の内周面と、ピストン
ロッド31aの外周面との間をシールするようになされ
ている。
に、水平面たる底面部11bとこの底面部11bから垂
直に下方へ延びる突出部11aとを有するクレビス11
は、ピストンロッド31aの下端部とピン10によりピ
ン結合されて鉛直面内で揺動可能に軸支されている。そ
して、このクレビス11の突出部11aに、上記弁箱6
下部の連通口7,8よりも若干大きくかつ弁箱6内の後
側(第2真空容器2側)にオフセット配置した弁板支持
体15が結合されている。具体的には、弁板支持体15
の前面上部に、前方及び上方に開口する切り欠き部が形
成されており、この切り欠き部にクレビス11の突出部
11aがはめ込まれた状態で、この突出部11aと弁板
支持体15とが3本の六角ボルト60,60,…により
締結されている。換言すれば、本実施形態では、弁板支
持体15及びピストンロッド31aがその下端部のクレ
ビス11で締結手段としての六角ボルト60,60,…
により結合されている。
作動によりピストンロッド31aを昇降させて、弁板支
持体15及び後述の弁板34とから構成される弁体を昇
降させる。言い換えれば、一端が弁体に着脱可能に結合
される一方、他端が弁箱6の貫通孔を介して弁箱6の外
部へ延出されて設けられたピストンロッド31aが弁体
を駆動するようになされている。そして、ピストンロッ
ド31aの駆動によって、弁箱6の内部に設けられた弁
体は、弁箱6の連通口7,8と略平行な方向に沿って開
弁位置及び閉弁位置の間を移動することにより弁箱6の
連通口7,8を開閉するようになされている。
せたときには、弁板支持体15及び弁板34を上昇さ
せ、ゲート弁5を開弁状態とする一方、エアシリンダ3
1を伸長作動させたときには、弁板支持体15及び弁板
34を下降させ、ゲート弁5を閉弁状態とする。
昇降案内する複数種類の案内用ローラ22,24,26
が設けられている。すなわち、図5に示すように、弁板
支持体15の左右側部にはそれぞれ水平左右方向の軸心
を持ったローラ軸21,21が突出して取付固定され、
この各ローラ軸21には、弁箱6の前後壁内面間の間隔
よりも若干小さい外径を有しかつ弁箱6の連通孔7,8
の左右両側の前後壁内面上を転動する前後ガイドローラ
22が回転可能に支持されている。
記弁板支持体15の第2真空容器2側(図2で右側)で
ある後側面の上下端部にはそれぞれ切り欠き部50,5
0,…が、例えば6つずつ設けられている。この上端部
の切り欠き部50,50は、上及び後方向に開口する一
方、下端部の切り欠き部50,50は、下及び後方向に
開口している。そして、これら切り欠き部50,50,
…には、それぞれ水平左右方向に延びるローラ軸23,
23,…が上下に略対応して左右方向に並んだ状態で取
付固定され、この各ローラ軸23には弁箱6の後壁内面
上を転動可能な後側ガイドローラ24が支持されてい
る。
持体15の左右側部の上下端部にはそれぞれ水平前後方
向の軸心を持つローラ軸25,25,…(一方のみを示
す)が取付固定され、この各ローラ軸25に弁箱6の左
右側壁内面上を転動するサイドローラ26が回転可能に
支持されている。そして、これらガイドローラ22,2
4及びサイドローラ26により弁板支持体15が弁箱6
内で前後方向及び左右方向に殆ど位置ずれすることなく
昇降するようになっている。
6内でガイド機構としての前後ガイドローラ22、後側
ガイドローラ24、及びサイドローラ26により案内さ
れて、第1及び第2真空容器1,2の各開口と略平行な
方向に沿って開弁位置及び閉弁位置の間を移動可能とさ
れている。
面)には弁板支持体15と略同じ大きさ(弁箱6下部の
前側連通口7よりも若干大)の弁板34が対なるリンク
を有する平行リンク機構44,44,…を介して接離可
能に支持されている。この弁板34は、弁板支持体15
の閉弁位置で弁板支持体15に対し接離して、第1真空
容器1の開口3つまり弁箱6の前側連通口7を開閉して
第1及び第2真空容器1,2同士を連通又は連通遮断さ
せるものである。そして、その弁板34の前側面外周部
には、例えばバイトン等からなるリング状のシール部材
35が取付固定されており、弁板34が第1真空容器1
の開口3を閉じたときに、弁板34と、その開口3周り
の壁部、つまり、連通口7周りの弁箱6の前壁内面との
間で圧縮されて弁板34及び壁部間をシールするように
なされている。
板34及び弁板支持体15の間に設けられて上記弁板支
持体15の閉弁位置で弁板34及び弁板支持体15が互
いに接離するように支持しており、この弁板34及び弁
板支持体15が接触することによって真空ゲート弁5が
開弁する一方、離隔することによって閉弁するように構
成されている。
うに、弁板支持体15には、弁板支持体15を前後方向
に貫通する複数の開口部16,16,…がそれぞれ略左
右方向に並んだ状態で形成されている。そして、この各
開口部16内に円筒状のリンク軸47が弁板支持体15
の移動方向と直交する水平左右方向が軸心方向となるよ
うに配設されており、リンク45の後端部(弁板支持体
15側の端部)が、このリンク軸47の軸心回りに揺動
可能に軸支されている。
体15の各開口部16に略対応して凹部36が形成され
ている。そして、この各凹部36内に円筒状のリンク軸
46が水平左右方向が軸心方向となるように配設されて
おり、上記各リンク45の前端部(弁板34側の端部)
がこのリンク軸46の軸心周りに揺動可能に軸支されて
いる。そして、上記上下に対応する1対のリンク45,
45で平行リンク機構44,44,…が構成されてお
り、この平行リンク機構44,44,…を介して弁板3
4が弁板支持体15の前側面(第1の真空容器1側の側
面)に接離可能に支持されている。
上記弁板34の前側面における左右側部下端にはそれぞ
れ水平左右方向に延びるローラ軸38,38が取付固定
され、この各ローラ軸38にはストッパローラとしての
弁板前ローラ39が回転可能に支承されている。また、
弁箱6の前壁内面における左右側部の下端には、弁板3
4が弁箱6の前側連通口7を閉じた閉弁状態にあるとき
の上記各弁板前ローラ39に対応して有底の凹部6bが
形成されており、弁板34が前側連通口7を開いた状態
では、弁板前ローラ39は前側連通口7の左右両側の前
壁内面上を転動するが、閉じた状態では、弁板前ローラ
39が弁箱6の凹部6b内にその底面から浮いた状態で
落ち込むようになっている。
板前ローラ39の真下位置にそれぞれ当接部材40,4
0が左右方向に並んだ状態で取り付けられている。この
各当接部材40はブロック状のもので、弁板支持体15
が下降端位置近傍まで下降したときに弁板34詳しくは
弁板前ローラ39に当接して弁板34の下降移動を停止
させ、その後の弁板支持体15の下降移動に伴い、弁板
34を平行リンク機構44,44,…によって弁板支持
体15から離隔する前方向つまり閉じ方向に相対移動さ
せるように案内する。尚、この弁板前ローラ39に代
え、各当接部材40に、弁板34に当接して転動するス
トッパローラを軸支するようにしてもよい。
支持体15の閉弁位置を調節してシール部材35の圧縮
量を調整する調整手段13を備えている。具体的には、
弁箱6内側底部に、ブロック状の支持部材12が固着し
て設けられており、この支持部材12の上面に複数の板
材を弁板支持体15の移動方向に積層して一体化される
積層部材としての調整手段13が載置されている。さら
に、この調整手段13の上面に弁板支持体15の閉弁位
置でこの弁板支持体15に当接するストッパ14が設け
られていて、調整手段13を介して支持部材12にボル
ト10により締結固定されている。つまり、調整手段1
3は、ストッパ14に固定されている。また、支持部材
12、調整手段13及びストッパ14は、それぞれ例え
ばステンレス鋼等からなる。このようにして、調整手段
13は、支持部材12とストッパ14との間に挟まれる
板材の枚数を変更することにより、弁板支持体15のス
トッパ14との当接位置を変更するようになされてい
る。
に係る真空ゲート弁5は、弁体が閉弁位置にあるとき
に、弁体及びピストンロッド31aの結合部61が弁箱
6の連通口8よりも内側に位置するようになされてい
る。
真空ゲート弁5の閉弁時に、弁板支持体15と、ピスト
ンロッド31aの下端部のクレビス11とが六角ボルト
60,60,…により結合されてなる結合部61が、弁
箱6の後側の開口である連通口8の内側に位置してお
り、締結手段としての六角ボルト60,60,…が弁箱
6外部に露出するようになされている。
る。図1で実線、図2及び図6に示す閉弁状態にある真
空ゲート弁5を開くときには、シリンダ31の収縮作動
によりピストンロッド31aを上昇移動させる。このこ
とで、ピストンロッド31a下端にクレビス11を介し
て連結されている弁板支持体15がガイドローラ22,
24により前後方向に、またサイドローラ26により左
右方向にそれぞれ移動規制されて案内されながら弁箱6
内を上昇する。この弁板支持体15の上昇により、弁箱
6と第1真空容器1との間の連通部つまり前側連通口7
を気密状に閉じていた弁板34が平行リンク機構44,
44,…により引き上げられて、その前側連通口7が開
かれる。
クエンド近傍で、図1及び図7で仮想線に示すように弁
板支持体15により弁板34が下端部を弁箱6の連通口
7,8の上端位置に略一致させるように移動して、両真
空容器1,2の内部空間同士が弁箱6内を介して連通状
態となる。
弁5を閉じるときには、シリンダ31の伸長作動により
ピストンロッド31aを下降させる。このことで、弁板
支持体15が、ガイドローラ22,24及びサイドロー
ラ26により移動規制されて案内されながら弁板34と
共に弁箱6内を下降する。そして、弁板支持体15の下
降端位置近傍で弁板34下端の上記各弁板前ローラ39
が当接部材40に当接すると、弁板34のそれ以上の下
降移動が停止され、弁板支持体15のさらなる下降移動
により弁板34が今度は平行リンク機構44,44,…
における各リンク45の立上がり動作により弁板支持体
15から離隔するように前側に移動案内される。
持体15の下端部がストッパ14の上面近傍に達する
と、弁板に設けられているシール部材35が、弁箱6と
第1真空容器1との間の連通部つまり弁箱6の前側連通
口7の周りの壁面に接触する。そして、ガイドローラ2
2,24により後側面を移動規制されている弁板支持体
15がさらに下降することにより、弁板34は弁板支持
体15によりリンク45,45,…を介して前側に押さ
れる。そして、シール部材35の圧縮量が増大される。
パ14の上面に当接して弁板支持体15が閉弁位置に達
することによりこの弁板支持体15の下降が止まって、
シール部材35に所定の圧縮量を付与した状態で、両真
空容器1,2の内部空間同士の連通が弁板34によって
気密シール状態で遮断される。
支持体15とピストンロッド31a下端部のクレビス1
1との結合部61が弁箱6の連通口8から弁箱6の外部
へ露出しているので、連通口8の第2真空容器2側から
結合部61へ六角レンチを直接的に差し入れて結合部6
1の六角ボルト60,60,…を締結又は取り外すこと
ができる。従って、その結合部61における弁板支持体
15とピストンロッド31a下端部のクレビス11との
着脱作業を容易に行うことができる。
持体15から取り外すために弁箱6を分解する必要がな
いので、弁箱6の貫通孔部分のメンテナンスに要する労
力を大幅に低減させることができる。
Oリング56,56が摩耗する前に、容易にOリング5
6,56を交換することができ、第1及び第2真空容器
1,2内の圧力上昇を防止して真空度を高く維持するこ
とができる。
場合には、結合部61からピストンロッド31aととも
に取り外して、容易に交換・修理等のメンテナンスを行
うことができる。
て説明したが、本発明はこれに限らず、その他のゲート
弁について適用することができる。また、軸方向に移動
するピストンロッド31aが駆動部材である場合につい
て説明したが、駆動部材はピストンロッド31aに限ら
ずその他のものであってもよい。例えば、所定の軸心ま
わりに揺動するアーム等を駆動部材としてもよい。
31aにより駆動する弁体を弁板34及び弁板支持体1
5から構成するようにしたが、本発明はこれに限るもの
ではない。つまり、弁体をその他の構成としてもよく、
例えば、1枚の板状のものからなるようにしてもよい。
ピストンロッド31aとをピストンロッド31a下端部
のクレビス11で六角ボルト60,60,…により締結
するようにしたが、その他の結合手段により着脱可能に
結合させるようにしてもよい。
部材35の圧縮量を調整するための調整手段13を弁箱
6内部に配設するようにしたが、本発明は何等これに限
定されるものではなく、このような調整手段13を特に
設けないようにしてもよい。
よると、ゲート弁として、開口を有するハウジングの内
部に設けられ、ハウジングの開口と略平行な方向に沿っ
て開弁位置及び閉弁位置の間を移動することによりハウ
ジングの開口を開閉する弁体と、一端が弁体に着脱可能
に結合される一方、他端がハウジングの壁面を貫通する
貫通孔を介してハウジングの外部へ延出されて設けら
れ、弁体を駆動する駆動部材とを備えるようにして、さ
らに弁体が閉弁位置にあるときに、弁体及び駆動部材の
結合部がハウジングの開口よりも内側に位置するように
構成することにより、閉弁時にハウジングの開口から結
合部における弁体と駆動部材との着脱作業を容易に行う
ことができ、貫通孔部分のメンテナンスに要する労力を
大幅に低減させることができる。
通孔の内周面と駆動部材の外周面との間をシールするシ
ール部材を備えることにより、シール部材を容易に交換
できるものとなる。
ある。
ある。
図である。
断面図である。
図1相当図である。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 開口を有するハウジングと、 上記ハウジングの内部に設けられ、ハウジングの開口と
略平行な方向に沿って開弁位置及び閉弁位置の間を移動
することにより上記ハウジングの開口を開閉する弁体
と、 一端が上記弁体に着脱可能に結合される一方、他端が上
記ハウジングの壁面を貫通する貫通孔を介してハウジン
グの外部へ延出されて設けられ、上記弁体を駆動する駆
動部材とを備え、 上記弁体が閉弁位置にあるときに、該弁体及び上記駆動
部材の結合部が上記ハウジングの開口よりも内側に位置
するように構成されていることを特徴とするゲート弁。 - 【請求項2】 請求項1のゲート弁において、 ハウジングの貫通孔の内周面と駆動部材の外周面との間
をシールするシール部材を備えることを特徴とするゲー
ト弁。 - 【請求項3】 請求項1又は2のゲート弁において、 弁体及び駆動部材は結合部で締結手段により結合されて
いることを特徴とするゲート弁。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つのゲート弁
において、 弁体は、駆動部材に結合されて開弁位置及び閉弁位置の
間を移動可能な弁板支持体と、 上記弁板支持体に接離可能に支持され、弁板支持体の閉
弁位置で該弁板支持体に対し接離してハウジングの開口
を開閉する弁板とから構成されていることを特徴とする
ゲート弁。
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---|---|---|---|
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JP2001112572A JP4306978B2 (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | ゲート弁 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110873198A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-03-10 | 广东生波尔光电技术有限公司 | 应用于真空镀膜设备中的插板阀 |
CN111442103A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-07-24 | 瑟维斯泵阀制造(浙江)有限公司 | 一种高密封耐磨船用闸阀 |
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2001
- 2001-04-11 JP JP2001112572A patent/JP4306978B2/ja not_active Expired - Lifetime
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