JP2002309824A - 錠止装置 - Google Patents

錠止装置

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JP2002309824A
JP2002309824A JP2001116656A JP2001116656A JP2002309824A JP 2002309824 A JP2002309824 A JP 2002309824A JP 2001116656 A JP2001116656 A JP 2001116656A JP 2001116656 A JP2001116656 A JP 2001116656A JP 2002309824 A JP2002309824 A JP 2002309824A
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JP
Japan
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locking block
operation panel
locking
base
cylinder lock
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JP2001116656A
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English (en)
Inventor
Akira Miyake
晶 三宅
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Original Assignee
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貨物用トラックの施錠操作部材や閂の錠止装
置の構造を簡単にし、かつ作動の信頼性を向上させる。 【解決手段】 扉の外面に装着される基盤11の表面側
に、施解錠操作部材を挿入できる空間を介して、作動盤
13をその厚さ方向に回動可能に支承し、作動盤13の
上端の内面に係止ブロック18を形成すると共に、下端
部に作動盤を貫通するようにシリンダ錠9を装着し、こ
のシリンダ錠9の内筒の内端に断面異形の錠止ブロック
21を装着し、この錠止ブロック21に対向する基盤の
表面に同形の逃げ孔を形成し、解錠時、合鍵及び内筒を
介して錠止ブロック21を逃げ孔に整合させる角度位置
に置く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば貨物用ト
ラックの後方の扉に適した錠止装置に係り、特に、構造
が簡単で確実な作動が期待できる新規な錠止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】貨物用トラックの後方の扉1、1は通常
観音開きになっており、例えば図1に示すように、各扉
の自由側端縁部外面に装着された施錠ロッド2の操作部
材3を上下させ、施錠ロッド2の上端の施錠ピース4を
扉枠の上端に設けられたキャッチャー5に掛け外すこと
により施解錠する。
【0003】そして、上記操作部材3を、これも扉の外
面に装着された錠止装置6によって拘束することにより
扉1、1をロックする。
【0004】上記錠止装置6は、例えば図2に示すよう
に、外ケース7に対し、上端を紙面方向に揺動可能に軸
支された錠止レバー8を設け、この錠止レバー8の上端
裏面側に形成された図示しない爪により操作部材3を拘
束する。
【0005】また、上記錠止レバー8は、図示しない連
動機構により、シリンダ錠9を介して、操作部材3を拘
束し、または解放するように作動する。
【0006】或いは、上記錠止装置6を一方の扉の外面
にのみ装着し、他方の扉には閂の一端を揺動可能に支承
させておき、閂の他端を錠止装置に振り入れることによ
り扉を施錠する(図示せず)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した錠止装置は、
現在実用されているところから見ても、その機能に欠点
があるわけではない。
【0008】この発明は、特に貨物トラックの後方の扉
における錠止装置の構造を合理化し、その機能や性能を
落とすこと無く簡素化し、併せて作動の確実性を向上さ
せ得る新規な錠止装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、扉の外面に装着される基盤と、この基
盤の表面側に、施解錠操作部材を挿入できる空間を介し
て、厚さ方向に回動自在に支承された作動盤と、この作
動盤の回動軸に関して一端部の内面に形成された係止ブ
ロックと、この作動盤の他端部を貫通するようにして装
着されシリンダ錠と、このシリンダ錠の内筒の内端に装
着された断面異形の錠止ブロックと、この錠止ブロック
に対向する基盤の表面に形成された同形の逃げ孔とを有
し、基盤の表面、係止ブロック、作動盤の一端部及び作
動盤の支承部に包囲された空間に操作部材を挿入した状
態で、錠止ブロックを逃げ孔と整合しない角度位置に置
くことにより操作部材を錠止するようにしたことを特徴
とする。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図3乃至図7を参
照して説明する。図3及び図4において符号11は基盤
を示し、この基盤11は例えば細長い矩形の厚い鋳造品
で、図4に示すその裏面を扉の外面に接合させた状態
で、扉を内側から貫通する図示しないビスの先端をねじ
孔12、12に螺合させることにより、基盤11を呼び
付けるようにして扉に装着する。
【0011】なお、この基盤11の裏面側は軽量化のた
め適宜肉が盗まれているが、これはこの発明の必須の構
成ではない。
【0012】上記基盤11の表面側(図3で左側)に
は、外形が例えば細長い矩形の作動盤13がその厚さ方
向に回動可能に支承されている。
【0013】図示の実施例では、図3及び図5に示すよ
うに、基盤11の表面のほぼ中央部に一対の外形U治形
の軸受ブロック14、14が一体に形成されており、こ
れらの軸受ブロック14、14は軽量化のために作動盤
内面に形成された空洞部20に填り込んでいる。
【0014】一方、作動盤13のやや下方の側面を横断
するように形成された段付の軸受孔15に、作動盤13
及び軸受ブロック14、14を貫通するようにして回動
軸16が回動可能に嵌合している。
【0015】上記のように回動軸16及び軸受ブロック
14、14を介して、作動盤13は基盤11に対し厚さ
方向に回動可能に支承されているが、上記回動軸16の
抜け止め及び悪意による回動軸16への攻撃を防止する
ため、軸受孔15の両端の各大径部に蓋プラグ17が圧
入されている。
【0016】一方、作動盤13の回動軸16に関して上
方の内面には、図3及び図5に示すように、横断面形状
が略三角形の係止ブロック18が一体に形成されてい
る。
【0017】図示の実施例では、図3に示すように、係
止ブロック18の内端の稜部が基盤の表面に形成された
溝部(図示せず)に係入するように構成されているが、
この構成はこの発明の必須の要件ではない。
【0018】そして、基盤11の表面、係止ブロック1
8、作動盤13の一端部及び作動盤の支承部に包囲され
た空間に前記操作部材3(図1及び図2参照)が挿入で
きるように、各部の寸法が設定されている。
【0019】なお、図示の実施例では係止ブロック18
の長さ(図5で左右方向の寸法)が作動盤13の幅より
も若干小さめに設定されているが、これは見栄えの問題
で、長さをもう少し短くしてもよいし、また、作動盤1
3とは別体の部材であってもよい。
【0020】他方、回動軸16に関して係止ブロック1
8とは反対側の他端部(図で下端部)には、作動盤13
を貫通するようにして、例えばピンシリンダ錠等のシリ
ンダ錠9が装着されている。
【0021】そして、このピンシリンダ錠18の基盤1
1の表面を臨む内端には、図3及び図6に示すように、
断面が異形(図示の実施例では小判形)の錠止ブロック
21が装着されている。
【0022】また、この錠止ブロック21に対向する基
盤11の下端部には、図6及び図7に示すように、錠止
ブロックの断面形状と同じ異形(小判形)の逃げ孔22
が開口している。
【0023】但し、逃げ孔22の形状は錠止ブロック2
1の断面より少し大きく設定されている。それは、後述
するように錠止ブロック21の逃げ孔22への係入を容
易にするためである。
【0024】また、この錠止装置の施錠時には、図6に
示す逃げ孔22に対し錠止ブロック21が交差するよう
に、換言すれば、縦長の逃げ孔22に対し錠止ブロック
21の断面が横長になるように、また、解錠時には、錠
止ブロック21の断面形状が縦長になって逃げ孔22と
整合するように、シリンダ錠9の作動盤13に対する装
着角度位置が定められている。
【0025】なお、図3、図5及び図7において、符号
23は下方の隙間から悪意による錠止ブロック21への
攻撃を防止するため、基盤11の表面の下端に形成され
た凸条である。
【0026】上記のように構成されたこの発明の一実施
例による錠止装置は、作動盤の前記空洞部20内におけ
る回動軸16に図示しない捩りコイルばねを巻装し、図
3における作動盤13の上端が拡開する方向にも、ま
た、基盤11に近接する方向にも付勢することができる
が、作動盤13を付勢しなくてもこの発明は成立する。
【0027】この錠止装置を施錠するには、合鍵により
シリンダ錠9を操作し、先ず錠止ブロック21と逃げ孔
22とが整合した解錠状態にする。
【0028】この解錠状態において、扉1(図1参照)
を閉めてから操作部材3を下降させて基盤11と作動盤
13との間の空間に挿入し、或いは振り入れ、この状態
でシリンダ錠9を施錠して錠止ブロック21を基盤の逃
げ孔22に対し交差させる。
【0029】もっと一般的に言えば、錠止ブロック21
の断面形状と逃げ孔22のそれとを不整合状態に置く。
【0030】この状態がこの発明による錠止装置の施錠
状態であって、この施錠状態では、操作部材3を自由に
するため作動盤13の係止ブロック18を基盤11から
離間させようとすると、その動きは錠止ブロック21を
介して基盤11に衝止され、作動盤13の一端を開くこ
とができない。
【0031】一方、解錠するときには、合鍵によりシリ
ンダ錠を解錠状態にする。すると、図7に鎖線で示すよ
うに、錠止ブロック21と逃げ孔22とが整合して前者
が後者に係入できるようになるので、施錠部材3を自由
にするため作動盤の一端を開くことが可能になる。
【0032】或いは、作動盤13の一端が開く方向に付
勢されているときには、ばねの弾力により作動盤の一端
が自動的に拡開し、操作部材3が錠止装置から解放され
て自由になる。
【0033】一方、作動盤13の一端が基盤に近接する
方向に付勢されているときには、操作部材3をこの錠止
装置に挿入するとき、係止ブロック18の表面の傾斜面
と総サブ3との間に生じる楔作用により、作動盤13は
自動的に拡開し、操作部材3が係止ブロック18を通過
したとき、付勢力により自動的に口が閉じて施錠され
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、通常の機械装置では外ケースに相当する作動盤が
可動の係止部材を兼ねているので、動きも僅かな板厚方
向の回動であることとも相俟って、錠止装置としての構
成が簡単であり、かつ小型化を図ることができる。
【0035】また、施解錠の切り替えが錠止ブロックの
角度位置の切り替え、という態様で行われるので、錠止
装置としての構成が更に簡単になり、更にまた、長期間
に亘る作動の確実性を期待できる、等種々の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】貨物トラックの荷台の背面を説明するための線
図。
【図2】従来の錠止装置の一例を示す正面図。
【図3】この発明の一実施例による錠止装置の側面図。
【図4】基盤の背面図。
【図5】この発明の一実施例による錠止装置の正面図。
【図6】基盤の逃げ孔と錠止ブロックとの相対位置関係
を説明するための線図。
【図7】この発明の一実施例による錠止装置の錠止機構
を示す一部断面図。
【符号の説明】 9 シリンダ錠 11 基盤 13 作動盤 14 軸受孔 15 軸受孔 16 回動軸 18 係止ブロック 21 錠止ブロック 22 逃げ孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の外面に装着される基盤と、この基盤
    の表面側に、施解錠操作部材を挿入できる空間を介し
    て、厚さ方向に回動自在に支承された作動盤と、この作
    動盤の回動軸に関して一端部の内面に形成された係止ブ
    ロックと、この作動盤の他端部を貫通するようにして装
    着されシリンダ錠と、このシリンダ錠の内筒の内端に装
    着された断面異形の錠止ブロックと、この錠止ブロック
    に対向する基盤の表面に形成された同形の逃げ孔とを有
    し、基盤の表面、係止ブロック、作動盤の一端部及び作
    動盤の支承部に包囲された空間に操作部材を挿入した状
    態で、錠止ブロックを逃げ孔と整合しない角度位置に置
    くことにより操作部材を錠止するようにしたことを特徴
    とする錠止装置。
JP2001116656A 2001-04-16 2001-04-16 錠止装置 Pending JP2002309824A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114572093A (zh) * 2022-03-08 2022-06-03 朱小梅 一种各类物资储放的移动库房

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